JPH04105415U - 床下配線用プレハブケーブル - Google Patents

床下配線用プレハブケーブル

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JPH04105415U
JPH04105415U JP1505291U JP1505291U JPH04105415U JP H04105415 U JPH04105415 U JP H04105415U JP 1505291 U JP1505291 U JP 1505291U JP 1505291 U JP1505291 U JP 1505291U JP H04105415 U JPH04105415 U JP H04105415U
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JP
Japan
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cable
branch
floor
power supply
wiring
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Pending
Application number
JP1505291U
Other languages
English (en)
Inventor
邦明 板垣
勝男 遠藤
Original Assignee
清水建設株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 OA機器用に床下配線される給電ケーブルの
現場における配線工事を、給電ケーブルをプレハブ製と
し、接続を簡易にして、合理化を図ると共に、機器配置
の変更に対応させる。そのとき、ケーブルはユニット化
されたものとする。 【構成】 ユニット10、20は、建築物1の柱7の配
置に応じてモデュールmを設定した長さに形成すると共
に、幹線ケーブル4の端末41に接続される基端11側
には差込み式のコネクター12を有し、機器5の接続側
では、小モデュールnに設定した3分岐または4分岐の
位置に分岐ケーブル14を有して、工場加工製品によっ
て構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は一般に、事務室等の床を、自動化した機器に備えて二重床に構成した ときの床下配線に使用される給電ケーブルに係り、とくに、機器の配置に応じて プレハブして形成されるプレハブケーブルの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】] 一般に、いわゆるOA化された事務室等においては、電子計算機用のアクセス フロアに準じて、高さが10〜15cmほどの二重床が形成され、OAフロアと称 されて、このようなOA機器のための配線はすべて床下で行うようにしている。
【0003】 しかし、床下でのこれらの配線は縦横無尽に配線されて、管理が行われていな いため、一部に知られているように、ケーブル自体の工事はプレハブによって合 理化されていても、事務所内の機器の配置に変更が生じると、配線をすべて引き なおしているのが現状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の配線工事においては、上記のようなOA機器に対応する技術があるが、 業務内容の変更や、事務効率の改善のために機器の配置に変化が生ずることが避 けられず、その都度配線の改修工事を必要とし、ケーブルの配線替えが行われ、 そのうえ、それらの改修工事には、電気工事業者が必要となり、多大の工費と工 期が必要であり、その改善が課題となっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記のような従来のOAフロアにおける配線の現状に鑑み、各種の 問題を一掃すると共に、プレハブの利点を活用することができるプレハブケーブ ルを提供することを目的として創案されたものであって、事務室等の床を、自動 化した機器に備えて二重床に構成したときの床下配線に使用される給電ケーブル において、当該ケーブルは、建築物の柱の配置に応じてモデュールを設定した長 さに形成すると共に、幹線ケーブルの端末に接続される基端側には差込み式のコ ネクターを有し、機器の接続側では、小モデュールに設定した3分岐または4分 岐の位置に分岐ケーブルを有して、工場加工製品のユニットケーブルとして構成 したものであることを特徴としている。
【0006】 従って、本考案によれば、配線工事の当初において、幹線ケーブルへの基端の 接続が、差込みのコネクターによって容易に構成することができるばかりでなく 、予め設定したモデュールによる作業の合理化が達成され、その後の機器移動の 事情が生じても、改修工事に際して容易かつ迅速な対応が可能になり、事務室で の機能を低下させることなく、従来の欠陥をすべて排除することができる。
【0007】
【実施例】
本考案の床下配線用プレハブケーブルを、一実施例を示す図面に基づいて詳細 に説明する。図1は、本考案の床下配線用プレハブケーブルを、事務所建築物の 標準階に適用したときの実施例の平面図である。 本実施例において、1は事務所建築物、2はその標準階の事務室であり、3は その床面に構成された二重床の床面である。事務室2は建築物1の規模とOA機 器の自由な配置のために広く構成してあり、その一側には給電のための幹線ケー ブル4が配設してあってその端末41が事務室2側に臨ませてある。図2は一般 的なOA機器5と床下配線の給電ケーブル6との接続を示す斜視図である。 建築物1の柱7以外の事務室2の各種の付属部分8ついては、一般説明および 給電ケーブル6の配置ならびに説明を省略する。
【0008】 次に、床面3には、適宜の机51が設置され、OA機器5が使用される。その ための給電ケーブル6は、幹線ケーブル4から分岐されて、図示の例では事務室 2を横断する方向に、柱7の1スパンに2列ずつ配置されている。本考案では、 給電ケーブル6は工場加工によって形成されたユニットケーブル(以下ユニット という)10によって形成され、そのユニット10はすべて、例えば、柱7のス パンに応じて設定されたモデュールmを有し、幹線ケーブル4に接続される基端 11は、差込みコネクター12によって接続されている。
【0009】 このユニット10はまた、図3にも詳細に示すように、先端13までの間に小 モデュールnを設定してあり、そのモデュールnごとに分岐ケーブル14を分岐 させて、工場加工で構成してある。この分岐ケーブル14のパターンは、基端部 を含めて、ユニット10の中間でモデュールnごとに一定して両側に分岐構成し てあり、ユニット10の先端13までに、3分岐または4分岐型に統一して準備 されていて、それらの分岐ケーブル14の先端には、床面3に設置するターミナ ル(コンセント)15が固着してあり、床面3を切り欠いて設置する。従って、 ケーブル自体は周知のように複線構成であり、各素線は機種別に色分けされ、被 覆部分も他の色彩によって区別されて管理される。使用しない分岐ケーブル14 では、その端末を絶縁キャップを使用して処理しておく。
【0010】 上記のように構成されるケーブル6は、図1、図2で見られるように、幹線4 が事務室2の周囲に限られず、前記のユニット10の延長方向に位置する事務室 2の範囲に対しては、ユニット10に平行して分岐幹線42として配設されてお り、遠方に位置するOA機器5に対して他のユニット20を接続するだけで給電 するようになっている。従って、ユニット20は実質的にはユニット10と同等 のものである。
【0011】 次に、ユニット10、20の実際の配線について図4によって説明する。図4 はユニットケーブル10等の配線に使用する専用のケーブルダクト(以下単にダ クトという)30を示し、ダクト30は概して、溝型に構成されるが、特徴はそ の長さがユニット10に対応して、同様にモデュール化されていることである。 ダクト30の構成はまず、幹線ケーブル4用に、電源種別の単位ダクト31を 平行に形成し、これらを適宜切り欠きして、ユニット10、20用の単位ダクト 32を分岐する。
【0012】 各単位ダクトには、図5の図a、b、cに示すように、継手部材33、継手補 強部材34、ダクトカバー35等の部品を使用するが、各部品の組付けには、図 dに示すように、ボルト、ねじ類を使用せず、弾性を利用した嵌着や押し込み等 によることにし、溝型で短尺の継手部材33やダクトカバー35は開口端を外方 に拡開して成形してある。なお、継手部材33にはアース線を取り付けることが でき、図eには、分岐ケーブル14の取りだしの切欠36が示されている。
【0013】
【作 用】
本考案の床下配線用プレハブケーブルの作用を、その施工方法、使用方法に基 づいて説明する。まず、幹線ケーブル4または42が事務室2の基本計画に従っ て、複線構成で配設され、端末41が事務室2に臨んで二重床3内に配置される 。ついで、端末41部分から、ケーブルダクト30を配置し、そのモデュールに 従って単位ダクト31、32を配置する。ついで、ユニット10を端末41から 順次に、コネクター12によって接続配線する。
【0014】 ユニット10等は、設定されたモデュールm、nに従って分岐数に従うパター ンを選定し、すべて工場加工によって製作され、事務室2の工事場所では、差込 みコネクター12を幹線4の端末41に接続するだけで配線が完了する。ユニッ ト10一本だけでカバーしきれない事務室2の床面3では、分岐幹線42を使用 すれば、配線作業は全く同様であり、各分岐ケーブル14は事務室2のOA機器 5の配置に従って、最寄りのものを使用すればよい。 これらの諸作業は、管理された色彩仕様によって整然と秩序よく、しかも容易 に実施することができ、従って、工事の当初だけでなく、OA機器の配置や機種 に変更が生じたときの改修工事も、同様に容易に実施することができる。
【0015】
【考案の効果】
本考案の床下配線用プレハブケーブルは、事務室等の床を、自動化した機器に 備えて二重床に構成したときの床下配線に使用される給電ケーブルにおいて、当 該ケーブルは、建築物の柱の配置に応じてモデュールを設定した長さに形成する と共に、幹線ケーブルの端末に接続される基端側には差込み式のコネクターを有 し、機器の接続側では、小モデュールに設定した3分岐または4分岐の位置に分 岐ケーブルを有して、工場加工製品のユニットケーブルとして構成したものであ るから、プレハブのケーブルを使用するものでありながら、とくに、モデュール を設定してユニットに形成したプレハブケーブルが、同様にモデュールに従って 形成したダクトの中で整然と、しかも幹線ケーブルの端末に差し込むだけで配線 が行われ、とくに、OA化された事務室にありがちな、配置の変更、機種の変更 等に即応することができる。
【0016】 しかも、各ユニットケーブルはすべて工場製作によって量産に適して廉価であ り、取扱いも従来のケーブルに比して簡便であるから、特殊技能の電気工事業者 を必要としないばかりでなく、ねじや溶接による継手がないから、作業時間が短 縮され、OA事務室における多数の複雑な配線に対処することができ、現場工事 に貢献するところが多大であり、極めて有用な画期的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の床下配線用プレハブケーブルを、事務
所建築物の標準階に適用したときの実施例の平面図であ
る。
【図2】床の一部を切り欠いて示すOA機器の配置を示
す斜視図である。
【図3】ユニットケーブルを説明する詳細図である。
【図4】ケーブルダクトの説明図である。
【図5】図aは継手部材の斜視図である。 図bは継手補強部材の斜視図である。 図cはダクトカバーの斜視図である。 図dは各部材の組付け状態を示す説明図である。 図eは分岐ケーブルの取りだし状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 建築物 2 事務室 3 二重床の床面 4 幹線ケーブル 5 OA機器 6 給電ケーブル 7 柱 8 付属部分 10、20 ユニットケーブル 11 基端 12 差込みコネクター 13 先端 14 分岐ケーブル 15 ターミナル 30 ケーブルダクト 31、32 単位ダクト 33 継手部材 34 継手補強部材 35 ダクトカバー 36 取りだし切欠 41 幹線ケーブルの端末 42 分岐幹線 51 机 m、n モデュール

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 事務室等の床を、自動化した機器に備え
    て二重床に構成したときの床下配線に使用される給電ケ
    ーブルにおいて、当該ケーブルは、建築物の柱の配置に
    応じてモデュールを設定した長さに形成すると共に、幹
    線ケーブルの端末に接続される基端側には差込み式のコ
    ネクターを有し、機器の接続側では、小モデュールに設
    定した3分岐または4分岐の位置に分岐ケーブルを有し
    て、工場加工製品のユニットケーブルとして構成したも
    のであることを特徴とする床下配線用プレハブケーブ
    ル。
  2. 【請求項2】 給電ケーブルが、そのモデュールに対応
    して形成すると共に、ねじ類を使用しないで組付けた専
    用のケーブルダクト内に配設されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の床下配線用プレハブケーブル。
JP1505291U 1991-02-22 1991-02-22 床下配線用プレハブケーブル Pending JPH04105415U (ja)

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JP1505291U JPH04105415U (ja) 1991-02-22 1991-02-22 床下配線用プレハブケーブル

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JP (1) JPH04105415U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06197433A (ja) * 1992-12-22 1994-07-15 Matsushita Electric Works Ltd 電力配線統合hub
JP2020112012A (ja) * 2019-01-17 2020-07-27 三洋工業株式会社 床配線用構造、その形成方法、及び床配線構造用セット

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