JPH0736535U - 壁パネル配線構造 - Google Patents

壁パネル配線構造

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JPH0736535U
JPH0736535U JP6291293U JP6291293U JPH0736535U JP H0736535 U JPH0736535 U JP H0736535U JP 6291293 U JP6291293 U JP 6291293U JP 6291293 U JP6291293 U JP 6291293U JP H0736535 U JPH0736535 U JP H0736535U
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JP
Japan
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wiring
wall panel
wiring structure
structure according
power cable
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Application number
JP6291293U
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English (en)
Inventor
政則 福井
洋典 野田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リフォーム等にともなう配線変更が容易な、
省施工性で、信頼感の高い配線を実現する。 【構成】 ルームユニットを構成する壁パネル部(1)
の配線において、壁パネル部(1)内には、電源ケーブ
ルの接続部としてのジョイントボックス(21)等が配
置され、壁パネル部には点検窓が配置されるとともに、
配線器具(7)への配線がこのジョイントボックス(2
1)等からなされる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、壁パネル配線構造に関するものである。さらに詳しくは、この考 案は、室内リフォーム、家具や家電製品の配置変更等にともなう配線作業が容易 な、新しい壁パネル配線構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、室内において配線器具、照明器具等に配線を行う場合にはたとえば図5 に示したように、天井部(ア)等に設置した分電盤より直接配設器具等に配線を 行うか、あるいは、任意の位置に配置したジョイントボックス等の電源接続部( イ)に分電盤(ウ)よりケーブルを接続し、この接続部(イ)から、配線(エ) を介して、壁面(オ)の接続点(カ)で連結したスイッチやコンセント等の配線 器具(キ)へと接続している。このような事情は、近年の壁パネルによって構成 するルームユニットでの配線においても同様である。
【0003】 実際の壁パネルにより構成されるルームユニットでの配線について、その施工 手順をみると、床、天井部のスラブ面の墨出し、床、天井部の敷桟固定、および 配管の後に、天井部配線によるジョイントボックス等の接続部(イ)の固定と、 この接続部と分電盤との間のケーブル敷設を行い、壁パネルの設置に続いて壁パ ネルへの立下げ配線を行う。
【0004】 この配線において、ジョイントボックス等の接続部(イ)から、配線器具(キ )への接続ケーブル敷設が行われる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のルームユニットの壁パネル配線においては、室内のリフ ォーム等を行う場合には、ジョイントボックス等の接続部(イ)の移動と、配線 器具(キ)への配線を再度行わなければならないという不都合があり、配線作業 には大きな問題があった。このため、リフォーム等には柔軟に対応することがで きなかった。
【0006】 しかもまた、実際の作業においては、壁パネルへの立下げ配線によるジョイン トボックス等から配線器具のコンセントボックス等への配線は電気工事士の作業 となるためルームユニットの施工業者との間の作業調整も面倒になるという欠点 があった。 そこで、この考案は、以上の通りの従来の配線構造の欠点を解消し、室内リフ ォーム、家具や家電製品の配置変更等にともなう配線作業が容易な、新しい配線 構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の課題を解決するものとして、ルームユニットを構成する壁 パネル部の配線において、壁パネル部内には電源ケーブルの接続部が配置されて おり、壁パネル部には点検窓が配置され、配線器具への配線がこの接続部よりな されることを特徴とする壁パネル配線構造を提供する。
【0008】 また、この考案は、上記配線構造において、壁パネル部に電路を設けることや 、この電路内にジョイントボックス等の接続部を配置すること、さらには、壁パ ネル部には接続部より配線された配線器具が装着され、その取付位置にはパネル 切欠き部が配置されていること等をその一つの態様としている。 電源ケーブル接続部については、特に限定されることはないが、たとえばハー ネスコネクター、ジョイントボックス、分岐ケーブル等が例示される。
【0009】
【作用】
この考案の配線構造においては、壁パネル部内にジョイントボックス等の接続 部を配置しているため、室内リフォーム等によって配線変更する場合にも、従来 のように接続部そのものの再配置の必要はなく、また、再配置されたジョイント ボックス等の接続部から改めて配線器具に配線を行うという面倒な作業は全く必 要のないものとなる。
【0010】 しかも、壁パネル部として接続部、さらには電路のみを有するもの等を適宜に 配置してルームユニットを構成することにより室内の壁構成そのものを容易に改 変することができ、その構成そのものの自由度も大きなものとなる。
【0011】
【実施例】
以下、図面に沿ってこの考案の壁パネル配線構造について説明する。 図1は、この考案の構造の一例を示したものであって、ルームユニットを構成 する壁パネル部(1)内に、電源ケーブルの接続部としてハーネスコネクタ(2 )を配置し、このハーネスコネクタ(2)には、天井部の分電盤(3)からケー ブル(4)を連結し、かつ、壁パネル内の配線(5)によって、パネル切欠き部 (6)に設けた、スイッチボックスやコンセントボックス等の配線器具(7)に 接続している。
【0012】 また、ハーネスコネクタ(2)の装着位置には点検窓(8)が設けられ、随時 、この接続部の点検ができるようにしている。なお、図1の例では分電盤(3) からは照明器具(9)への配線も行われている。 この構造においては、室内リフォーム、あるいはルームユニットの構成そのも のの変更に際しても、ハーネスコネクター(2)が壁パネル部(1)内に配置さ れているため、従来のように、ジョイントボックス等の再配置やそこから配線器 具への再配線も必要がない。
【0013】 同様の配線変更が容易なこの考案の構造を例示したものが図2である。 この例においては、壁パネル部(1)内に、分電盤(3)からの電源ケーブル の接続部としてのジョイントボックス(21)を配置している。そして、壁パネ ル部(1)に取付けた配線器具(7)は、配線(5)によって、コネクター、連 結端子等の接続端子(10)を介してジョイントボックス(21)に連結される 。
【0014】 この構造においても、ルームユニット単位での、移動、移設に対し、ジョイン トボックス(21)の移動の必要がなく、自由度の高い配線方式が可能となる。 壁パネル部(1)においては、ルームユニットの矩体を構成するものとして、 全体の配置の適宜な個所に複数の接続部を設け、これを電路によってケーブル連 結してもよい。図3はその例を示したものである。
【0015】 この図3の例では、壁パネル部(1)の複数の位置に接続部としてのジョイン トボックス(21)が配置され、かつ、このジョイントボックス(21)と電源 ケーブル(11)とは、壁パネル部(1)の電路(12)内に配置されてもいる 。ジョイントボックス(21)の配置位置には前記同様の点検窓(8)が取付け られている。
【0016】 そして、ジョイントボックス(21)からは、配線器具への配線(5)が引出 されて壁パネル部(1)内に配設されるとともに、天井部アウトレット(13) からも、配線(14)が引出され得るようにしている。 また、図3の例では、矩体を構成する柱(15)内に分電盤(16)が配置さ れ、ジョイントボックス(21)に、電路(12)内のケーブル(11)を通じ て連結されている。
【0017】 天井部アウトレット(13)からの配線(14)の取出しは、間仕切りパネル 設置により、間仕切りパネルの各所への配線にも有効に対応することのできる手 段となる。また、矩体の変更のないリフォームにおいても、同様である。 また、この考案においては、上記の電路(12)は、図4に例示したように、 壁パネル本体(100)とともに壁パネル部(1)を形成するように、別体とし てもよい。つまり、図4の例のように、床ライナー(17)および天井ライナー (18)を施工した後に、天井ライナー(18)の下部に、別体としての電路( 12)を設け、この電路(12)内にジョイントボックス(21)およびケーブ ル(11)を配置し、予め、工場内で生産した配線器具(7)と配線(5)を設 けた壁パネル本体(100)を取付け、ジョイントボックス(21)と配線(5 )とを結線することができる。
【0018】 この構造によっても、従来のように天井部配線の必要は全くないため、配線自 由度は高く、前記の例と同様に、電気工事士の作業でなくとも、ルームユニット 施工、そのリフォーム作業の一環としての配線が可能となる。 省施工性で、信頼の高い配線が可能になる。 なお、以上の説明においては壁パネル部(1)については詳しく説明していな いが、この壁パネル部(1)、さらには壁パネル本体(100)や電路(12) については、金属や木質フレーム体によって構成される各種のパネル構造、ある いは筒体構造が適宜に採用され得ることは多言を要しない。
【0019】 その他、具体的な細部の点についても様々な態様が可能でもある。
【0020】
【考案の効果】
この考案により、以上詳しく説明した通り、室内リフォーム、家具や家電製品 の配置変更等にともなう配線作業が容易となり、配線の自由度は大きなものとな る。省施工性で、信頼感の高い配線が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハーネスコネクターを用いたこの考案の一例を
示した概要斜視図である。
【図2】ジョイントボックスを用いたこの考案の一例を
示した概要斜視図である。
【図3】電路を配置した例を示した斜視図と部分拡大斜
視図である。
【図4】天井ライナー下部の電路を配置した例を示した
概要斜視図である。
【図5】従来の壁パネル配線構造を例示した概要斜視図
である。
【符号の説明】
1 壁パネル部 100 壁パネル本体 2 ハーネスコネクター 21 ジョイントボックス 3 分電盤 4 ケーブル 5 配線 6 パネル切欠き部 7 配線器具 8 点検窓 9 照明器具 10 接続端子 11 ケーブル 12 電路 13 天井部アウトレット 14 配線 15 柱 16 分電盤 17 床ライナー 18 天井ライナー

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルームユニットを構成する壁パネル部の
    配線において、壁パネル部内には電源ケーブルの接続部
    が配置されており、壁パネル部には点検窓が配置され、
    配線器具への配線がこの接続部よりなされることを特徴
    とする壁パネル配線構造。
  2. 【請求項2】 複数の接続部を連結する電路が壁パネル
    部内に配置されている請求項1の配線構造。
  3. 【請求項3】 ルームユニットを構成する柱もしくは壁
    パネル部内に分電盤が配設され、壁パネル部内に設けた
    電路により電源ケーブル接続部と連結されている請求項
    1または2の配線構造。
  4. 【請求項4】 ルームユニットを構成する壁パネルの配
    線において、壁パネル部内には電源ケーブル接続部が配
    置され、この接続部より配線接続された配線器具が壁パ
    ネル部に装着されるとともに、配線器具の取付位置には
    パネル切欠き部が配置されている請求項1の配線構造。
  5. 【請求項5】 電源ケーブル接続部はハーネスコネクタ
    ーからなる請求項1の配線構造。
  6. 【請求項6】 電源ケーブル接続部はジョイントボック
    スからなる請求項1の配線構造。
  7. 【請求項7】 電源ケーブル接続部は分岐ケーブルから
    なる請求項1の配線構造。
  8. 【請求項8】 電源ケーブルとその接続部とは壁パネル
    本体とは別体の電路内に配設されている請求項1の配線
    構造。
  9. 【請求項9】 電路が天井ライナー下部に配設されてい
    る請求項8の配線構造。
JP6291293U 1993-11-24 1993-11-24 壁パネル配線構造 Pending JPH0736535U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018221947A1 (ko) * 2017-05-31 2018-12-06 (주)상건 접속점을 측벽에 배치시킨 전기 배선 구조 및 건축물 시공 방법

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