JPH07101970B2 - 天井配線システム - Google Patents

天井配線システム

Info

Publication number
JPH07101970B2
JPH07101970B2 JP61040007A JP4000786A JPH07101970B2 JP H07101970 B2 JPH07101970 B2 JP H07101970B2 JP 61040007 A JP61040007 A JP 61040007A JP 4000786 A JP4000786 A JP 4000786A JP H07101970 B2 JPH07101970 B2 JP H07101970B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
ceiling
cable
bars
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61040007A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62201009A (ja
Inventor
雅弘 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP61040007A priority Critical patent/JPH07101970B2/ja
Publication of JPS62201009A publication Critical patent/JPS62201009A/ja
Publication of JPH07101970B2 publication Critical patent/JPH07101970B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、天井裏面に照明器具、配線ケーブル、空調ダ
クト等を配設した天井配線システムに関するものであ
る。
[背景技術] 従来、配線ケーブルを天井に配線する方式として、直敷
設方式がある。この直敷設方式は、ケーブルをそのまま
天井内に敷設する方法で、場合によっては必要箇所を金
具等で支持するものである。ケーブルの整理、保護の点
で望ましい方式とはいえないが、増設時への対応や個別
の机やパネル等への配線に適しているとはいえる。かか
る方式の場合は、ケーブルの整理、保護の点で問題があ
る。
また、他の方式としてはケーブルラック方式がある。こ
れは、ケーブルラックを天井裏に敷設しておき、必要に
応じてケーブルをその上に乗せていく方式である。この
方式はケーブルを上乗せできるため、大量のケーブルが
敷設可能で、また、ケーブルがまとめて敷設されるた
め、その点検整理や管理が容易である上に、任意の箇所
でケーブルを取り出すこととあわせれば、優れた配線方
式とはいえる。しかし、ケーブルの敷設にあたっては天
井裏で作業しなければならないので、ケーブルラックに
沿っていくつも設けた天井点検口を開けるか、照明器具
(下面開放など)を外して作業しなければならない。ま
た、ケーブルが山積みに敷設された場合には、不要ケー
ブルの撤去が難しい。従って、かかる方式では、天井点
検口を多数設ける必要があり、また不要ケーブルの撤去
が難しいという問題がある。
次に、配線ダクト方式というのがある。この方式はケー
ブルラック方式と似ているが、天井裏に金属製配線ダク
トを設け、この中にケーブルを敷設するものである。こ
の方式は一般に、主たる配線経路での配線システムとし
て利用されるが、電源配線については要所要所に取り出
し用タップを設ければ、個別配線システムにも利用でき
る。しかし、この方式では、配線の増設が難しかった
り、配線の取り出し場所が限定されるという問題があ
る。
更に他の配線方式として、配管方式というのがある。こ
れは、天井裏に予め電線管(金属管)を電気シャフトや
分電盤などから、執務室内の必要な場所(例えばコンピ
ュータ端末器室など)まで敷設しておく方式である。こ
の方式は一般に、主たる配線経路となる部分に用いられ
ることが多く、要所にプールボックスを設けておけば、
通線は比較的容易である。しかし、敷設する配管のサイ
ズや本数に制限があるため、配線の増設が難しく、ま
た、敷設されたケーブル類が配管内にあるため、配線の
取り出し場所は、接続ボックス類等の箇所に限定される
など、柔軟性に欠けるという問題がある。
また、従来の配線方式の問題としては以下のようなもの
がある。すなわち、業務変更に応じ、OA端末機器の移動
が月1回程度あり、そのため、所謂フロア配線では対応
できないものであり、また、種々の配線が天井裏に集中
し、施工時、メンテナンス時に配線系統がわからないと
いう問題がある。
[発明の目的] 本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、オ
フィスの成長、変化に対して対応でき、用途に応じたバ
リエーション展開ができる天井配線システムを提供する
ことを目的としたものである。
[発明の開示] (構 成) 本発明は、天井面に複数のTバーを格子状または縞状に
配置し、これらTバー間に形成される空間に天井材を配
設した天井システムにおいて、隣合う略平行な2本のT
バー間に両Tバーの長手方向に略等間隔で架設した複数
個の取付足と、Tバーの長手方向に沿って並ぶように両
Tバー間に配設し各取付足から垂設した吊りボルトを介
して取付足に着脱自在に取り付けた複数の照明器具と、
電源等の屋内配線と弱電流配線とに分けて配線し取付足
によりそれぞれ支持した配線用ケーブルと、取付足によ
り支持された空調ダクトとを備えて成ることを特徴とす
るものである。
(実施例1) 以下、本発明の一実施例を図面により説明する。第1図
は天井配線システムの構成図を示すものであり、まず、
第1図に示す全体構成と施工方法について説明する。多
数の吊りボルト1がスラブ(図示せず)から野緑を構成
するTバーの配設位置に合わせて垂設されている。この
吊りボルト1のピッチは照明器具2に部分は略330mm
(図中のa)、天井材3の部分は略1500mm(図中のb)
としている。上記各ピッチに合わせてメインTバー4が
配置されて吊りボルト1により吊設される。また、メイ
ンTバー4と格子状になるようにクロスTバー5がメイ
ンTバー4にジョイントされている。これらメインTバ
ー4及びクロスTバー5の設備を設置する場所にはコ字
型の取付足6が、メインTバー4やクロスTバー5の長
手方向に沿って設置され、そのピッチは略500mmであ
る。なお、取付足6はTバー4,5の長手方向に沿ってス
ライドするようにしてある。吹出口、吸込口等の空調設
備を予定した位置に設置する。メインTバー4の長手方
向に沿って断面が円形の空調ダクト7を施設する。この
空調ダクト7は取付足6の上に載置されて吊りボルト1
に固定されている。空調ダクト7と室内との連絡は、メ
インTバー4間の要所に設けてあるジャンクションボッ
クス8を介して立下げダクト9により行なっている。こ
の立下げダクト9は、パーティション等で使われるパネ
ルで構成されているものである。尚、天井材3は室内側
から取り外し可能となっている。
次に、配線工事がされる。照明器具2に電源を供給する
強電配管10と、電話、OA機器等の通信線等の弱電配管11
とは分離して施設する。これら強電配管10、弱電配管11
は空調ダクト7と同様にメインTバー4の長手方向に沿
って取付足6の側片の内側に形成されている載置片12上
に配線される。また、室内側との連絡は、ジャンクショ
ンボックス8を介して立下げダクト9で行なわれる。こ
のようにしてメイン配線Mが施工されるものである。
また、このメイン配線Mに直交してサブ配線Sが行なわ
れるが、メイン配線Mとサブ配線Sとが交差する所には
ジャンクションボックス8が設けてある。サブ配線S
は、クロスTバー5間に取着される取付足6はメインT
バー4の場合と同様に設けられている。強電配管10及び
弱電配管11も同様に配線してある。尚、縞状にメインT
バー4だけを用いて構成してもよい。
第2図は照明器具2の部分を示すものであり、以下詳述
する。尚、強電配管や弱電配管は第1図の場合と異なら
しめている。すなわち、吊りボルト1により吊設されて
いるメインTバー4間にコ字型の取付足6が跨がるよう
に載置され、取付足6の側片下部に設けた固定片13とビ
ス14により取付足6がメインTバー4に固定されること
になる。取付足6の上片の中央にはボルト15がナット16
により取着され、このボルト15の途中部分にはケーブル
ラック17がナット18により上下動自在に取着されてい
る。また、ボルト15の下部には照明器具2の本体ケース
19の天板に挿通してナット20にて固定し、照明器具2を
ボルト15により吊設している。ケーブルラック17は強電
配管10を構成する電源線等のケーブル10aが図の左側に
配線され、また、図の右側には弱電配管11を構成する電
話線,通信線等のケーブル11aが配線されている。これ
ら、強電配管10と弱電配管11とはボルト15を境に分離し
てケーブルラック17に収められている。また、ケーブル
ラック17はケーブル(電線)10a,11aの増設、補修、変
更の際に、ケーブル10a,11aの区別がしやすいように隔
壁17aにより仕切られている。
ケーブルラック17の上下の位置は、ナット18で自由に行
なえるものである。つまり、屋内側からナット18を回動
させることで、ケーブルラック17の上げ下げが可能であ
り、補修の際にはケーブルラック17を第3図に示すよう
に下げ、平常時は取付足6の上片に当たるまで上げるよ
うにしている。すなわち、第3図に示すように、取付、
補修等の工事を行なう時は、ケーブルラック17を下げる
とケーブル10a,11aが下がってくるので、工事が行ない
易く、また、第4図に示すように、工事完了後はケーブ
ルラック17を上げると、ケーブル10a,11aも上がり、次
の照明器具2の取付作業がし易くなるものである。尚、
取付足6は等間隔(例えば500〜1000mm)でメインTバ
ー4に配設されている。
次に、照明器具2の取付方法ないし構造について説明す
る。第1図及び第5図において、照明器具2は2つの取
付足6に取り付けられているボルト15により吊設されて
いるものであり、ボルト15は点灯回路部を内蔵した本体
ケース19の天板にナット20で取り付ける。上方の電源線
10bを本体ケース19の側面に取着してある端子台24に結
線を行なう。本体ケース19をナット20により所定の高さ
に調整する。そして、反射板23を、下面にソケット25を
取着し本体ケース19の両端に形成されている固定片21に
ビス22により室内側から取り付ける。尚、空調ダクト7
は第2図に示すように、針金7a等を用いて吊りボルト1
に固定して取着される。このように、メインTバー4に
等間隔に取付足6を設け、その取付足6に照明器具2、
各種ケーブル10a,11a、空調ダクト7を取り付けられる
ようにしているので、空調ダクト7の工事、配線工事、
照明器具工事を別々に行なうことができる。しかも、照
明器具2の反射板23を固定片21から外して反射板23を取
付足6から取り外せば、この取付足6は架設した両Tバ
ー4間からケーブル10a,11aと空調ダクト7とが露出
し、両Tバー4間が作業口として開放されることにな
る。すなわち、ケーブル10a,11aと空調ダクト7とにつ
いて点検、整理等のメンテナンス作業や、取り出し、増
設等に伴うレイアウトの変更作業を上記作業口から行え
ばよく、このような作業が容易になる。しかも、照明器
具2をTバー4に取り付けるために用いた取付足6にケ
ーブル10a,11aと空調ダクト7とを取り付けているの
で、ケーブル10a,11aと空調ダクト7とをそれぞれTバ
ー4に取り付けるための個別の取付部材が不要であり、
照明器具2とケーブル10a,11aと空調ダクト7とを取り
付ける取付部材として取付足6を共用することができ
る。また、照明器具2の真上にケーブルラック17を設
け、このケーブルラック17が天井下面から上下動可能で
あるので、ケーブル10a,11aの整理、取り出し、増設が
容易となるものである。
第6図は照明器具2の電源接続用の端子台24をケーブル
ラック17の下面に取り付けた場合の実施例を示すもので
ある。かかる場合、端子台24の接続部に送り配線用の電
源線10bと、照明器具2からの電源接続線2aを夫々接続
するものである。従って、端子台24をケーブルラック17
に取り付け、配線工事の時に電源線10bの結線を端子台2
4を介して行なっておくと、照明器具2の電源線の結像
を行なう時に、電源接続線2aを端子台24に差し込むだけ
で簡単に行なえるものである。
第7図及び第8図はケーブルラック17間にケーブル受け
金具26を配設した実施例を示すものである。すなわち、
ケーブルラック17の両側にはスリット穴27が一対形成さ
れており、両ケーブルラック17間に架橋される一対のケ
ーブル受け金具26の両端には上記スリット穴27に挿入係
止される係止片28が一体に下方に折曲形成されている。
このケーブル受け金具26は、ケーブルラック17とケーブ
ルラック17の中間部でケーブル10a,11aが垂れたり、バ
ラバラになるのを防ぐものである。つまり、このケーブ
ル受け金具26でケーブル10a,11aを受けるようにしたも
のであり、強電配管10と弱電配管11とを夫々受けるよう
に一対のケーブル受け金具26を形成している。ケーブル
受け金具26の係止片28をケーブルラック17のスリット穴
27に引っ掛けるように挿入係止し、第7図のように、両
ケーブル受け金具26をケーブルラック17間に架橋する。
このケーブル受け金具26は室内側から取り付けるもので
ある。また、ケーブル受け金具26の底面には多数の孔29
を穿孔したパンチング板を用いると、下方から孔29を介
してケーブル10a,11aの配置が見えるので工事が容易と
なるものである。
(実施例2) ところで、上記実施例1では、空調ダクト7が配線の上
部にあるので、空調ダクト7の補修等がしにくかった
り、配線を取付足6内部のケーブルラック17内に収める
ので、スペースが限られていたり、強電配管10(屋内配
線)と、弱電配管(通信線等の弱電配線)が接近してい
るということがある。すなわち、実施例1のケーブルラ
ック17の代わりに、取付足6の側片6aにL型の引掛金具
30を外側に向けて取着したものである。両側の引掛金具
30に屋内配線用のケーブル(電線管または電線)10a
と、弱電配線用のケーブル(電線管または電線)11aと
が分離して配線される。尚、ケーブル10a,11aが垂れる
ようであれば、引掛金具30にバンド、金具等で固定する
ようにする。また、空調ダクト7は実施例1と同様に吊
りボルト1に固定している。
(実施例3) 第10図は上記実施例1,2において、反射板23が強電配線
部分と弱電配線部分とに対応して片側づつ開くようにし
たものである。すなわち、反射板23を2分割して幅方向
の中央に蝶番31で接続し、この蝶番31により片側の反射
板23aまたは23bを開くことができるようにしている。例
えば、反射板23の真上に配線している弱電配線のケーブ
ル11aまたは強電配線のケーブル10aのどちらか一方を補
修、増設等でさわりたい時、また、本体ケース19内の安
定器とか電源を結線する時は、片方の反射板23aまたは2
3bを固定しているビス22を2本外すだけで反射板23が回
転して容易に開けることができ、補修等を行なうことが
できる。従って、強電配線と弱電配線とを夫々分離して
行なえるので、配線の点検、取り出し時に強電配線と弱
電配線とが混合しにくいものである。
(実施例4) 第11図は第4実施例を示し、金属製の取付足6を筒状に
形成し、この取付足6の内面に断熱材32を施設して空調
ダクト7として利用したものである。照明器具2のとこ
ろでは、反射板23及び本体ケース19の上面に断熱材32a
を施設している。この実施例では強電配線、弱電配線の
ケーブル10a,11aを本体ケース19で分離し、本体ケース1
9の上面に設けてケーブルラック17bで配線している。ま
た、照明器具2の上面に配設している断熱材32aは上方
へ上がるようにしており、点検時等においては断熱材32
aを上げて点検を行なうようにしている。取付足6で形
成された空調ダクト7は、ジャンクションボックス8か
ら吹出口または吸込口まで連続して施工されており、ま
た、吸気と排気の空調ダクト7は別個に設けられてお
り、各々のジャンクションボックス8に連結している。
吹出口33又は吸込口34は反射板23に開けたスリット穴も
しくは反射板23とメインTバー4との間の隙間を利用し
ている。この実施例では、取付足6の下端の揺動自在に
設けたベーン35により吹出口33として利用している。こ
の場合、ベーン35の先端が反射板23の端部に近接してい
るが、吹き出しによる風によりベーン35が外側に押され
て吹出口33を形成するものである。他方、取付足6の下
端に取着されたベーン35と反射板23との間の隙間を吸込
口34又は吹出口として利用している。このように、各種
ケーブル10a,11aの配線を照明器具2と断熱材32aとの間
に行なっているので、照明器具2を取り外すと、空調ダ
クト7及び配線の点検、整理、増設、取り出しが容易に
でき、また、照明器具2、ケーブル10a,11a類が空調ダ
クト7内に納まっているので、外力により破損しにく
く、しかも、空調ダクト7と一体型になっているので、
省スペースとなり、天井ふところが少ない所でも施工で
きるものである。
(実施例5) 第12図は第5実施例を示し、取付足6で形成された空調
ダクト内に1つ又は複数個の仕切板36を設けたものであ
る。すなわち、上部に断熱材32を設けた仕切板36はボル
ト15にナット37により上下に移動自在に取り付けられて
おり、仕切板36の両側は空調ダクトの内面に密着してい
る。仕切板36の上下はナット37を回転させることで行な
う。この仕切板36によって、空調機器の能力、必要な風
量、風道の断面積を調整することができ、また、仕切板
36を複数個設けることで、空調ダクト内の複数に別れた
風道を吸気と排気等の別の風道として利用できるもので
ある。1本の空調ダクト7で吸気、排気等の複数の用途
に対応できるものであり、また、仕切板36が天井下面か
ら上下できるので、増設、配置変更の際に風量の調整が
容易にできるものである。
第13図は天井配線システムを用いたオフィスの透視図を
示すものであり、各種OA機器42に電源線や情報線を天井
裏に配線されているケーブルより立下げダクト9を介し
て供給するようにしてある。
[発明の効果] 本発明は上述のように、天井面に複数のTバーを格子状
または縞状に配置し、これらTバー間に形成される空間
に天井材を配設した天井システムにおいて、隣合う略平
行な2本のTバー間に両Tバーの長手方向に略等間隔で
架設した複数個の取付足と、Tバーの長手方向に沿って
並ぶように両Tバー間に配設され各取付足から垂設した
吊りボルトを介して取付足に着脱自在に取り付けた複数
の照明器具と、電源等の屋内配線と弱電流配線とに分け
て配線され取付足によりそれぞれ支持された配線用ケー
ブルと、取付足により支持された空調ダクトとを備えて
おり、両Tバーに沿って配線用ケーブルと空調ダクトと
を取付足に取り付けているので、照明器具を取り外すこ
とにより、配線用ケーブルと空調ダクトの点検、整理、
管理が容易である上に照明器具ライン上の任意の箇所
で、配線用ケーブル、空調ダクトを取り出すことができ
る利点を有するものである。とくに、隣合う略平行な2
本のTバー間に架設した複数個の取付足と、各取付足か
ら垂設した吊りボルトを介して両Tバー間で取付足に着
脱自在に取り付けた照明器具と、取付足により照明器具
よりも上方で支持した配線用ケーブルおよび空調ダクト
とを備えているので、照明器具を取付足から取り外せ
ば、この取付足を架設した2本のTバー間から配線用ケ
ーブルと空調ダクトとが露出し、これらの2本のTバー
間を作業口として利用することができ、配線用ケーブル
と空調ダクトとのメンテナンス作業や、レイアウトの変
更作業を上記作業口から行えばよく、このような作業が
容易になるという効果がある。しかも、照明器具をTバ
ーに取り付ける取付足によって配線用ケーブルと空調ダ
クトとがTバーに取り付けられているので、配線用ケー
ブルと空調ダクトとをそれぞれTバーに取り付けるため
の個別の取付部材が不要であり、照明器具と配線用ケー
ブルと空調ダクトとをTバーに取り付ける取付部材とし
て1個の取付足を共用することになり、構成要素の増加
を防止し、施工作業を容易にすることができるという効
果を奏する。従って、オフィスのレイアウト変更にも容
易に対処でき、用途に応じたバリエーション展開ができ
るものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例の天井システムの構成図、第2
図は同上の照明器具ラインの断面図、第3図及び第4図
は同上のケーブルの配線工事を示す説明図、第5図は同
上の照明器具の取付状態を示す分解斜視図、第6図は同
上の照明器具の他の実施例を示す分解斜視図、第7図及
び第8図は同上のケーブルラックのバリエーションを示
す斜視図、第9図は同上の第2実施例の配線状態を示す
斜視図、第10図は同上の第3実施例の照明器具ラインの
断面図、第11図は同上の第4実施例の照明器具ラインの
断面図、第12図は同上の第5実施例の照明器具ラインの
断面図、第13図は天井配線システムを用いたオフィスの
透視図である。 1は吊りボルト、2は照明器具、3は天井材、4はメイ
ンTバー、5はクロスTバー、6は取付足、7は空調ダ
クト、10a,11aはケーブル、17はケーブルラック、23は
反射板、33は吹出口、34は吸込口、36は仕切板を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F24F 13/02 G H02G 3/26 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井面に複数のTバーを格子状または縞状
    に配置し、これらTバー間に形成される空間に天井材を
    配設した天井システムにおいて、隣合う略平行な2本の
    Tバー間に両Tバーの長手方向に略等間隔で架設した複
    数個の取付足と、Tバーの長手方向に沿って並ぶように
    両Tバー間に配設し各取付足から垂設した吊りボルトを
    介して取付足に着脱自在に取り付けた複数の照明器具
    と、電源等の屋内配線と弱電流配線とに分けて配線し取
    付足によりそれぞれ支持した配線用ケーブルと、取付足
    により支持された空調ダクトとを備えて成ることを特徴
    とする天井配線システム。
  2. 【請求項2】照明器具の真上の吊りボルトの部分に配線
    用ケーブルを分割して取り付けるためのケーブルラック
    を設け、このケーブルラックを天井下面から上下動可能
    としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の天
    井配線システム。
JP61040007A 1986-02-25 1986-02-25 天井配線システム Expired - Fee Related JPH07101970B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61040007A JPH07101970B2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25 天井配線システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61040007A JPH07101970B2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25 天井配線システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62201009A JPS62201009A (ja) 1987-09-04
JPH07101970B2 true JPH07101970B2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=12568851

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61040007A Expired - Fee Related JPH07101970B2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25 天井配線システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07101970B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009249856A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Toyota Motor Corp 建物

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01137502A (ja) * 1987-11-24 1989-05-30 Shimizu Corp 照明システム
JP2003009364A (ja) * 2001-06-19 2003-01-10 Itoki Co Ltd 配線装置
DE102005045453A1 (de) * 2005-09-22 2007-04-05 H. Lüdi + Co. AG Gas- und Energiesysteme Mediendecke, insbesondere für Labors, sowie Verfahren zur Montage einer solchen
JP2007311248A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Toshiba Lighting & Technology Corp 防爆環境用照明システム
JP4851291B2 (ja) * 2006-10-06 2012-01-11 大成建設株式会社 設備ユニット

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5727646A (en) * 1980-07-26 1982-02-15 Nippei Toyama Corp Transfer device
JPS5823847U (ja) * 1981-08-05 1983-02-15 オムロン株式会社 紙葉集積装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009249856A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Toyota Motor Corp 建物

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62201009A (ja) 1987-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4596095A (en) Underfloor cable tray assembly
US4500796A (en) System and method of electrically interconnecting multiple lighting fixtures
US5477649A (en) Raised floor cable trough system
JPH04228746A (ja) 電化壁パネルシステム
JPH077834A (ja) ユーティリティ分配システム、ユーティリティ支柱及びユーティリティ床構造体
JPS5854478B2 (ja) 照明器具の電気的接続及び切替装置
JPH04265347A (ja) 簡易間仕切り壁
JPH07101970B2 (ja) 天井配線システム
US3243754A (en) Supporting and feeding system for pendant fluorescent lighting fixtures and the like
US3353472A (en) Dropped ceiling ventilator apparatus
US10961720B1 (en) Stand structure for a double-layer elevated floor
TWM622198U (zh) 懸掛式管路之高架地板系統
KR20080068318A (ko) 배선 덕트의 연결구
US3267332A (en) Adapter wall construction
TWM585813U (zh) 高架地板結構
JPH0540671Y2 (ja)
RU1791888C (ru) Электропроводка цеха с переставл емым технологическим оборудованием
JP3343306B2 (ja) 厨房器取付金具兼配管配線ユニット
JP2850759B2 (ja) 配線ダクト装置
JPH05171732A (ja) システム天井
JPH04169654A (ja) 二重床システム
US3687056A (en) Ceiling structure ii
JPS604217Y2 (ja) 展示パネル
JPS62201010A (ja) 天井配線システム
JPH11217904A (ja) 壁面設備ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees