JPH077834A - ユーティリティ分配システム、ユーティリティ支柱及びユーティリティ床構造体 - Google Patents
ユーティリティ分配システム、ユーティリティ支柱及びユーティリティ床構造体Info
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- JPH077834A JPH077834A JP6104078A JP10407894A JPH077834A JP H077834 A JPH077834 A JP H077834A JP 6104078 A JP6104078 A JP 6104078A JP 10407894 A JP10407894 A JP 10407894A JP H077834 A JPH077834 A JP H077834A
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/02—Details
- H02G3/04—Protective tubing or conduits, e.g. cable ladders or cable troughs
- H02G3/0493—Service poles
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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- H02G3/28—Installations of cables, lines, or separate protective tubing therefor in conduits or ducts pre-established in walls, ceilings or floors
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/28—Installations of cables, lines, or separate protective tubing therefor in conduits or ducts pre-established in walls, ceilings or floors
- H02G3/283—Installations of cables, lines, or separate protective tubing therefor in conduits or ducts pre-established in walls, ceilings or floors in floors
- H02G3/285—Installations of cables, lines, or separate protective tubing therefor in conduits or ducts pre-established in walls, ceilings or floors in floors in modular floors, e.g. access floors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Floor Finish (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、容易に再構成し得るユーティリ
ティ分配システムを提供することを目的とする。 【構成】 ユーティリティ分配システム1は、建築物の
床3の上に支持されると共にユーティリティ導管7、8
を通すための配線路4、5と作業所を支えるための床面
6とが形成された組立式の床構造体2と、ユーティリテ
ィ支柱9a〜9dとを備えており、ユーティリティ導管
4、5を床構造体2の配線路4、5からユーティリティ
支柱9a〜9dの脚部10の開口部を通して引出し、ユ
ーティリティ・アウトレット12に接続することによ
り、ユーティリティが作業所に分配される。
ティ分配システムを提供することを目的とする。 【構成】 ユーティリティ分配システム1は、建築物の
床3の上に支持されると共にユーティリティ導管7、8
を通すための配線路4、5と作業所を支えるための床面
6とが形成された組立式の床構造体2と、ユーティリテ
ィ支柱9a〜9dとを備えており、ユーティリティ導管
4、5を床構造体2の配線路4、5からユーティリティ
支柱9a〜9dの脚部10の開口部を通して引出し、ユ
ーティリティ・アウトレット12に接続することによ
り、ユーティリティが作業所に分配される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、仕切りのない開放的
なオフィス等の計画におけるユーティリティの分配シス
テムに関し、特に組み立て式の床構造とユーティリティ
支柱の配設とに関するものである。
なオフィス等の計画におけるユーティリティの分配シス
テムに関し、特に組み立て式の床構造とユーティリティ
支柱の配設とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】各作業場所において、照明装置、空調設
備、安全保障装置等の物理的設備を含み且つ通信装置、
コンピュータその他のデータ処理装置、電子表示装置等
のユーティリティを支持することに対するユーザーの要
望が次第に増大しているため、最近のオフィスは次第に
高度に複雑になっている。このような複雑な電子設備の
オフィスが出現した結果、容易に再構成可能として、多
様なオフィス全般にユーティリティを分配することが次
第に要望されるようになった。ここで、「ユーティリテ
ィ」とは、安全保障装置、電源設備、信号及びまたは通
信装置、空調設備、水その他の流体の配管、及びこれに
類した他の供給設備等から供給され、作業所で使用され
る広範囲の資源、信号等を含む意味の用語として用いら
れている。特に、建築コストの上昇に伴って、建築物の
床スペースの効率的な使用に対する要求も、高まりつつ
ある。オフィスのコストを全体的に削減するために、仕
切りのない解放的なオフィスの計画が開発されている
が、容易に再構成出来るモジュール家具システムを備え
た建築物において広く開放された床スペースを一般に取
り入れており、特定ユーザーの要求の変化とテナント毎
の異なる要求とに応えようとするものである。
備、安全保障装置等の物理的設備を含み且つ通信装置、
コンピュータその他のデータ処理装置、電子表示装置等
のユーティリティを支持することに対するユーザーの要
望が次第に増大しているため、最近のオフィスは次第に
高度に複雑になっている。このような複雑な電子設備の
オフィスが出現した結果、容易に再構成可能として、多
様なオフィス全般にユーティリティを分配することが次
第に要望されるようになった。ここで、「ユーティリテ
ィ」とは、安全保障装置、電源設備、信号及びまたは通
信装置、空調設備、水その他の流体の配管、及びこれに
類した他の供給設備等から供給され、作業所で使用され
る広範囲の資源、信号等を含む意味の用語として用いら
れている。特に、建築コストの上昇に伴って、建築物の
床スペースの効率的な使用に対する要求も、高まりつつ
ある。オフィスのコストを全体的に削減するために、仕
切りのない解放的なオフィスの計画が開発されている
が、容易に再構成出来るモジュール家具システムを備え
た建築物において広く開放された床スペースを一般に取
り入れており、特定ユーザーの要求の変化とテナント毎
の異なる要求とに応えようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】高価なオフィスをより
有効に使用するために、従来の個室方式のオフィスの代
わりに、仕切りのないオフィスにこのようなモジュール
家具システムを備えて、高給の知的労働者を養おうとす
る試みが行われている。しかし、このような知的労働者
の最高の作業効率を確保するためには、作業所には、上
述したような各種ユーティリティと設備とが備えられて
いなければならない。このような作業所は、ユーザーの
絶えず変化する要求を効果的に満足させるために再構成
が容易に出来なければならないので、広い解放的オフィ
スの計画におけるユーティリティの分配と制御とが、オ
フィス家具工業界への大きな挑戦として出現している。
容易に他の配置に再構成出来るモジュール家具システム
には、それぞれ固有の特徴があり、これが、ユーティリ
ティの適切な分配の達成を非常に困難にしているという
問題点があった。この発明はこのような問題点を解消す
るためになされたもので、容易に再構成可能でユーティ
リティを適切に分配することができるユーティリティ分
配システムを提供することを目的とする。また、この発
明は、このような分配システムに用いられるユーティリ
ティ支柱並びにユーティリティ床構造体を提供すること
も目的としている。
有効に使用するために、従来の個室方式のオフィスの代
わりに、仕切りのないオフィスにこのようなモジュール
家具システムを備えて、高給の知的労働者を養おうとす
る試みが行われている。しかし、このような知的労働者
の最高の作業効率を確保するためには、作業所には、上
述したような各種ユーティリティと設備とが備えられて
いなければならない。このような作業所は、ユーザーの
絶えず変化する要求を効果的に満足させるために再構成
が容易に出来なければならないので、広い解放的オフィ
スの計画におけるユーティリティの分配と制御とが、オ
フィス家具工業界への大きな挑戦として出現している。
容易に他の配置に再構成出来るモジュール家具システム
には、それぞれ固有の特徴があり、これが、ユーティリ
ティの適切な分配の達成を非常に困難にしているという
問題点があった。この発明はこのような問題点を解消す
るためになされたもので、容易に再構成可能でユーティ
リティを適切に分配することができるユーティリティ分
配システムを提供することを目的とする。また、この発
明は、このような分配システムに用いられるユーティリ
ティ支柱並びにユーティリティ床構造体を提供すること
も目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係るユーティ
リティ分配システムは、建築物の床の上に接して支持さ
れると共に少なくとも一つのユーティリティ導管を通す
ための配線路を形成している中空部と少なくとも一つの
作業所を支えるために形成された床面とを有する組立式
の床構造体と、前記床構造体から作業所へユーティリテ
ィを分配するためのユーティリティ支柱とを備え、前記
ユーティリティ支柱は、前記床構造体に取り付けられて
前記ユーティリティ支柱をほぼ直立して支持すると共に
前記配線路の上方に位置して前記配線路に通じる開口部
が形成された脚部と、前記ユーティリティ支柱に取り付
けられ且つユーティリティを選択的に分配するために使
用されるユーティリティ・アウトレットと、外方に向か
って開放された面を有して少なくとも一つのユーティリ
ティ導管を保持すると共に前記ユーティリティ・アウト
レットと前記脚部の開口部との間を連続的に伸長し且つ
これらを通ぜしめている第1のユーティリティ・チャン
ネルとを有し、ユーティリティ導管を前記床構造体の配
線路から前記ユーティリティ支柱の脚部の開口部を通し
て引出し、前記ユーティリティ支柱の開放面に挿入して
前記ユーティリティ・チャンネル内に配置し、前記ユー
ティリティ・アウトレットに接続することにより、ユー
ティリティを作業所に分配するものである。
リティ分配システムは、建築物の床の上に接して支持さ
れると共に少なくとも一つのユーティリティ導管を通す
ための配線路を形成している中空部と少なくとも一つの
作業所を支えるために形成された床面とを有する組立式
の床構造体と、前記床構造体から作業所へユーティリテ
ィを分配するためのユーティリティ支柱とを備え、前記
ユーティリティ支柱は、前記床構造体に取り付けられて
前記ユーティリティ支柱をほぼ直立して支持すると共に
前記配線路の上方に位置して前記配線路に通じる開口部
が形成された脚部と、前記ユーティリティ支柱に取り付
けられ且つユーティリティを選択的に分配するために使
用されるユーティリティ・アウトレットと、外方に向か
って開放された面を有して少なくとも一つのユーティリ
ティ導管を保持すると共に前記ユーティリティ・アウト
レットと前記脚部の開口部との間を連続的に伸長し且つ
これらを通ぜしめている第1のユーティリティ・チャン
ネルとを有し、ユーティリティ導管を前記床構造体の配
線路から前記ユーティリティ支柱の脚部の開口部を通し
て引出し、前記ユーティリティ支柱の開放面に挿入して
前記ユーティリティ・チャンネル内に配置し、前記ユー
ティリティ・アウトレットに接続することにより、ユー
ティリティを作業所に分配するものである。
【0005】また、この発明に係るユーティリティ支柱
は、組み立て式の床構造体から作業所へユーティリティ
を分配するためのユーティリティ支柱であって、前記床
構造体の上に取り付けられて前記ユーティリティ支柱を
ほぼ直立して支持すると共に前記床構造体の配線路の上
方に位置してこの配線路に通じる開口部が形成された脚
部と、前記ユーティリティ支柱に取り付けられ且つユー
ティリティを選択的に分配するためのユーティリティ・
アウトレットと、外方に向かって開放された面を有して
少なくとも一つのユーティリティ導管を保持すると共に
前記ユーティリティ・アウトレットと前記脚部の開口部
との間を連続的に伸長し且つこれらを通ぜしめているユ
ーティリティ・チャンネルとを備え、ユーティリティ導
管を前記床構造体の配線路から前記ユーティリティ支柱
の脚部の開口部を通して引出し、前記ユーティリティ支
柱の開放面に挿入して前記ユーティリティ・チャンネル
内に配置し、前記ユーティリティ・アウトレットに接続
することにより、ユーティリティを作業所に分配するも
のである。
は、組み立て式の床構造体から作業所へユーティリティ
を分配するためのユーティリティ支柱であって、前記床
構造体の上に取り付けられて前記ユーティリティ支柱を
ほぼ直立して支持すると共に前記床構造体の配線路の上
方に位置してこの配線路に通じる開口部が形成された脚
部と、前記ユーティリティ支柱に取り付けられ且つユー
ティリティを選択的に分配するためのユーティリティ・
アウトレットと、外方に向かって開放された面を有して
少なくとも一つのユーティリティ導管を保持すると共に
前記ユーティリティ・アウトレットと前記脚部の開口部
との間を連続的に伸長し且つこれらを通ぜしめているユ
ーティリティ・チャンネルとを備え、ユーティリティ導
管を前記床構造体の配線路から前記ユーティリティ支柱
の脚部の開口部を通して引出し、前記ユーティリティ支
柱の開放面に挿入して前記ユーティリティ・チャンネル
内に配置し、前記ユーティリティ・アウトレットに接続
することにより、ユーティリティを作業所に分配するも
のである。
【0006】この発明に係るユーティリティ床構造体
は、互いに隣接しつつ格子状に床面に接触して支持され
ると共にほぼU字形の断面形状を有し且つ床構造体をほ
ぼ連続的に伸長する主配線路の少なくとも一部を形成す
る基部を有する少なくとも一つの床受け板と、前記床受
け板上に支持されて前記主配線路をほぼ閉封し且つその
上の床面の少なくとも一部を構成する少なくとも一つの
剛性のカバープレートと、互いに隣接する前記床受け板
の間に伸長してこれらを接続する少なくとも一つの接続
ブリッジとを備え、前記接続ブリッジは、前記床受け板
の基部の上方に間隔を隔てて配置されてその下に下部コ
ネクター配線路を形成し且つ前記カバープレートの下方
に間隔を隔てて配置されてその上に下部コネクター配線
路にほぼ垂直に指向した上部コネクター配線路を形成す
る分離プレートを含み、下部コネクター配線路は前記主
配線路と結合して第1のユーティリティを受納し保持す
るために使用される第1のユーティリティ配線路を構成
し、上部コネクター配線路は前記主配線路と結合して第
2のユーティリティを受納し保持するために使用される
第2のユーティリティ配線路を構成し、第1及び第2の
ユーティリティが互いに物理的に分離されつつ前記床構
造体を通して送られるものである。
は、互いに隣接しつつ格子状に床面に接触して支持され
ると共にほぼU字形の断面形状を有し且つ床構造体をほ
ぼ連続的に伸長する主配線路の少なくとも一部を形成す
る基部を有する少なくとも一つの床受け板と、前記床受
け板上に支持されて前記主配線路をほぼ閉封し且つその
上の床面の少なくとも一部を構成する少なくとも一つの
剛性のカバープレートと、互いに隣接する前記床受け板
の間に伸長してこれらを接続する少なくとも一つの接続
ブリッジとを備え、前記接続ブリッジは、前記床受け板
の基部の上方に間隔を隔てて配置されてその下に下部コ
ネクター配線路を形成し且つ前記カバープレートの下方
に間隔を隔てて配置されてその上に下部コネクター配線
路にほぼ垂直に指向した上部コネクター配線路を形成す
る分離プレートを含み、下部コネクター配線路は前記主
配線路と結合して第1のユーティリティを受納し保持す
るために使用される第1のユーティリティ配線路を構成
し、上部コネクター配線路は前記主配線路と結合して第
2のユーティリティを受納し保持するために使用される
第2のユーティリティ配線路を構成し、第1及び第2の
ユーティリティが互いに物理的に分離されつつ前記床構
造体を通して送られるものである。
【0007】
【作用】この発明においては、建築物の床の上に組立式
の床構造体が設置されると共にこの床構造体にユーティ
リティ支柱が取り付けられ、ユーティリティ導管を床構
造体の配線路からユーティリティ支柱の脚部の開口部を
通して引出してユーティリティ・チャンネル内に配置
し、ユーティリティ・アウトレットに接続することによ
り、ユーティリティが適切に作業所に分配される。
の床構造体が設置されると共にこの床構造体にユーティ
リティ支柱が取り付けられ、ユーティリティ導管を床構
造体の配線路からユーティリティ支柱の脚部の開口部を
通して引出してユーティリティ・チャンネル内に配置
し、ユーティリティ・アウトレットに接続することによ
り、ユーティリティが適切に作業所に分配される。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。ここで、以下の説明に使用される用語「上
部」、「下部」、「右」、「左」、「後部」、「前
部」、「垂直」、「水平」及びそれらの派生語は、例え
ば図1及び2に示される実施例に関するものである。し
かし、本発明は、これらに限定されるものではなく、本
発明の概念に属する他の手段及び方法をも有すると理解
されなければならない。図1において、参照番号1は、
仕切りのない解放的なオフィスの計画、及び他の同様な
設置並びに環境に使用するために特に設計された、本発
明の一実施例に係るユーティリティ分配システムを示し
ている。図示の実施例において、ユーティリティ分配シ
ステム1は、建築物の床3の上に支持されるように構成
された組み立て式床構造体2を含んでいる。この床構造
体2は、ユーティリティ導管7及び8を通すための配線
路4及び5を形成する中空構造物と、その上に作業所が
配置される床面6とを有する。なお、用語「ユーティリ
ティ導管」は、エアーダクト、流体配管、電線、光フア
イバー・ケーブルなどの2点間でユーティリティを伝送
するための各種の器具あるいは装置として用いられてい
る。図示された配置システム1は、少なくとも一つのユ
ーティリティ支柱9を含んでおり、ユーティリティ支柱
9は、床構造体2に取り付けられてこのユーティリティ
支柱9をほぼ直立方向に支持するための脚部10を有し
ている。図2に示されるように、ユーティリティ支柱9
の脚部10の上部には、少なくとも一つの配線路4、5
に通じる開口部11が形成されている。少なくとも一つ
のユーティリティ・アウトレット12がユーティリティ
支柱9に取り付けられており、電力、通信信号、調整空
気、調整水等のうち選択されたユーティリティがそこか
ら分配される。ユーティリティ支柱9は、それぞれ外方
に向かって開かれた面17を有すると共にその内部を一
つ以上のユーティリティ導管7または8が通り得るよう
な形状を成した、ユーティリティ・チャンネル13〜1
6を有している。各ユーティリティ・チャンネル13〜
16は、対応するユーティリティ・アウトレット12と
脚部10の対応する開口部11との間を接続するように
連続的に伸長しており、これにより、隣接するユーティ
リティ支柱9の脚部10の開口部11を通して配線路4
及び5から選択されたユーティリティ導管7及び8を引
き出し、さらに、接続すべきユーティリティ・アウトレ
ット12に隣接する面17内に挿入することにより、ユ
ーティリティ支柱9のユーティリティ・チャンネル13
〜16内に配置することが出来る。
て説明する。ここで、以下の説明に使用される用語「上
部」、「下部」、「右」、「左」、「後部」、「前
部」、「垂直」、「水平」及びそれらの派生語は、例え
ば図1及び2に示される実施例に関するものである。し
かし、本発明は、これらに限定されるものではなく、本
発明の概念に属する他の手段及び方法をも有すると理解
されなければならない。図1において、参照番号1は、
仕切りのない解放的なオフィスの計画、及び他の同様な
設置並びに環境に使用するために特に設計された、本発
明の一実施例に係るユーティリティ分配システムを示し
ている。図示の実施例において、ユーティリティ分配シ
ステム1は、建築物の床3の上に支持されるように構成
された組み立て式床構造体2を含んでいる。この床構造
体2は、ユーティリティ導管7及び8を通すための配線
路4及び5を形成する中空構造物と、その上に作業所が
配置される床面6とを有する。なお、用語「ユーティリ
ティ導管」は、エアーダクト、流体配管、電線、光フア
イバー・ケーブルなどの2点間でユーティリティを伝送
するための各種の器具あるいは装置として用いられてい
る。図示された配置システム1は、少なくとも一つのユ
ーティリティ支柱9を含んでおり、ユーティリティ支柱
9は、床構造体2に取り付けられてこのユーティリティ
支柱9をほぼ直立方向に支持するための脚部10を有し
ている。図2に示されるように、ユーティリティ支柱9
の脚部10の上部には、少なくとも一つの配線路4、5
に通じる開口部11が形成されている。少なくとも一つ
のユーティリティ・アウトレット12がユーティリティ
支柱9に取り付けられており、電力、通信信号、調整空
気、調整水等のうち選択されたユーティリティがそこか
ら分配される。ユーティリティ支柱9は、それぞれ外方
に向かって開かれた面17を有すると共にその内部を一
つ以上のユーティリティ導管7または8が通り得るよう
な形状を成した、ユーティリティ・チャンネル13〜1
6を有している。各ユーティリティ・チャンネル13〜
16は、対応するユーティリティ・アウトレット12と
脚部10の対応する開口部11との間を接続するように
連続的に伸長しており、これにより、隣接するユーティ
リティ支柱9の脚部10の開口部11を通して配線路4
及び5から選択されたユーティリティ導管7及び8を引
き出し、さらに、接続すべきユーティリティ・アウトレ
ット12に隣接する面17内に挿入することにより、ユ
ーティリティ支柱9のユーティリティ・チャンネル13
〜16内に配置することが出来る。
【0009】図示された実施例において、床構造体2
(図3)は、従来の建築物の床の上に直接に支持される
ように設計された組み立て式の構造体である。床構造体
2は、複数の床の基部部材または床受け板24〜27を
含み、これらの床受け板は、相互に隣接し床面6の上に
格子状に配列されて支持されている。各床受け板24〜
27は、ほぼU字状の形状をなしており、床構造体2の
全体にほぼ連続的に伸長している配線路4、5の少なく
とも一部を形成している基部を有する。剛体のカバープ
レート28は、相互に隣接した配列で床受け板24〜2
7上に支持され、ほぼ配線路4、5を取り囲み、その上
に連続した床面6を形成している。複数の接続ブリッジ
29(分離チャンネル)が隣接する床受け板24〜27
の間に伸長し、それらを物理的に相互接続するように取
り付けられている。接続ブリッジ29は、それぞれ、隣
接する床受け板24〜27の基部の上方に間隔を隔てて
配置されてその下に下部コネクター配線路31を形成す
る分離プレート30(ウェブ、図25及び26)を有し
ている。下部コネクター配線路31は、配線路4と結合
して、電源導管7などの第1のタイプのユーティリティ
をそこに収容するために使用される。接続ブリッジ29
の分離プレート30は、カバープレート28(図30,
31)の下方に距離をおいて位置しており、その上に、
下部コネクター配線路31にほぼ直角に指向した上部コ
ネクター配線路32を形成している。上部コネクター配
線路32は、配線路5と結合して、通信または信号の導
管8などの第2のタイプのユーティリティをそこに収容
し、保持するために使用される。このようにして、電源
導管7と信号導管8とは、それらの間の物理的及びまた
は機能的干渉を防止するために物理的に相互に分離しつ
つ床構造体2を貫通している。床受け板24〜27は、
多種の異なる形状と形態とをとることが出来るが、図示
の実施例においては、床構造体2は、X字状の床受け板
24、T字状の床受け板25、L字状の床受け板26、
及び斜めの床受け板27を有し、これらのすべては、さ
らに詳細に後述するように、接続ブリッジ29により相
互に接続され、カバープレート28により覆われてい
る。
(図3)は、従来の建築物の床の上に直接に支持される
ように設計された組み立て式の構造体である。床構造体
2は、複数の床の基部部材または床受け板24〜27を
含み、これらの床受け板は、相互に隣接し床面6の上に
格子状に配列されて支持されている。各床受け板24〜
27は、ほぼU字状の形状をなしており、床構造体2の
全体にほぼ連続的に伸長している配線路4、5の少なく
とも一部を形成している基部を有する。剛体のカバープ
レート28は、相互に隣接した配列で床受け板24〜2
7上に支持され、ほぼ配線路4、5を取り囲み、その上
に連続した床面6を形成している。複数の接続ブリッジ
29(分離チャンネル)が隣接する床受け板24〜27
の間に伸長し、それらを物理的に相互接続するように取
り付けられている。接続ブリッジ29は、それぞれ、隣
接する床受け板24〜27の基部の上方に間隔を隔てて
配置されてその下に下部コネクター配線路31を形成す
る分離プレート30(ウェブ、図25及び26)を有し
ている。下部コネクター配線路31は、配線路4と結合
して、電源導管7などの第1のタイプのユーティリティ
をそこに収容するために使用される。接続ブリッジ29
の分離プレート30は、カバープレート28(図30,
31)の下方に距離をおいて位置しており、その上に、
下部コネクター配線路31にほぼ直角に指向した上部コ
ネクター配線路32を形成している。上部コネクター配
線路32は、配線路5と結合して、通信または信号の導
管8などの第2のタイプのユーティリティをそこに収容
し、保持するために使用される。このようにして、電源
導管7と信号導管8とは、それらの間の物理的及びまた
は機能的干渉を防止するために物理的に相互に分離しつ
つ床構造体2を貫通している。床受け板24〜27は、
多種の異なる形状と形態とをとることが出来るが、図示
の実施例においては、床構造体2は、X字状の床受け板
24、T字状の床受け板25、L字状の床受け板26、
及び斜めの床受け板27を有し、これらのすべては、さ
らに詳細に後述するように、接続ブリッジ29により相
互に接続され、カバープレート28により覆われてい
る。
【0010】図4〜6に関し、図示されたX字状の床受
け板24は、剛体で且つほぼU字状の断面形状を有し、
X字状の基部36と四組の直立側壁37とを有してい
る。X字状の床受け板24は、受け板基部36の各外隅
に隣接して配置された四つの台座38を有し、その上に
カバープレート28が支持されるように構成されてい
る。各台座38は、ほぼ六角形の平面形状で、六つの側
壁39を有すると共に、正方形状に配置された四個の貫
通する止め孔41が形成された上部受け座40を有して
いる。X字状の床受け板24に形成された直立側壁37
は、それぞれその上縁43に沿ったアングル状フランジ
42を有しており、このアングル状フランジ42は上縁
43から約45度の角度で下方に伸長している。各アン
グル状フランジ42は、対応する接続ブリッジ29を取
り付けるための、垂直に指向した止め孔44を有する。
側壁37の上縁43は、接続ブリッジ29の取り付け部
をアングル状フランジ42上に受けるために、対応する
台座38の上部受け座40より予め選定された距離だけ
下方に位置しており、これにより、より詳細に後述する
ように、X字状の床受け板24の内部空間が下部コネク
ター配線路31と上部コネクター配線路32との間で分
離または分割される。図示の実施例において、側壁37
の上縁43は、対応する台座38の垂直方向のほぼ中間
に位置している。
け板24は、剛体で且つほぼU字状の断面形状を有し、
X字状の基部36と四組の直立側壁37とを有してい
る。X字状の床受け板24は、受け板基部36の各外隅
に隣接して配置された四つの台座38を有し、その上に
カバープレート28が支持されるように構成されてい
る。各台座38は、ほぼ六角形の平面形状で、六つの側
壁39を有すると共に、正方形状に配置された四個の貫
通する止め孔41が形成された上部受け座40を有して
いる。X字状の床受け板24に形成された直立側壁37
は、それぞれその上縁43に沿ったアングル状フランジ
42を有しており、このアングル状フランジ42は上縁
43から約45度の角度で下方に伸長している。各アン
グル状フランジ42は、対応する接続ブリッジ29を取
り付けるための、垂直に指向した止め孔44を有する。
側壁37の上縁43は、接続ブリッジ29の取り付け部
をアングル状フランジ42上に受けるために、対応する
台座38の上部受け座40より予め選定された距離だけ
下方に位置しており、これにより、より詳細に後述する
ように、X字状の床受け板24の内部空間が下部コネク
ター配線路31と上部コネクター配線路32との間で分
離または分割される。図示の実施例において、側壁37
の上縁43は、対応する台座38の垂直方向のほぼ中間
に位置している。
【0011】図7〜10に関し、図示されたT字状の床
受け板25は、剛体で且つほぼU字形の断面形状を有
し、T字形の基部48と三組の直立した側壁49とを有
している。T字状の床受け板25は、基部48の内隅に
隣接した二つの台座50を有しており、その上にカバー
プレート28が支持されるように構成されている。各台
座50は、ほぼ六角形の平面形状で、六個の側壁51を
有すると共に、正方形状に配置された四個の貫通してい
る止め孔53が形成された上部受け座52とを有してい
る。T字状の床受け板25に形成された直立側壁49
は、それぞれその上縁55に沿ったアングル状フランジ
54を有しており、このアングル状フランジ54は上縁
55から約45度の角度で下方に伸長している。各アン
グル状フランジ54は、対応する接続ブリッジ29を取
り付けるための、垂直に指向した止め孔56を有する。
側壁49の上縁55は、接続ブリッジ29の取り付け部
をアングル状フランジ54上に受けるために、対応する
台座50の上部受け座52より予め選定された距離だけ
下方に位置しており、これにより、より詳細に後述する
ように、T字状の床受け板25の内部空間が下部コネク
ター配線路31と上部コネクター配線路32との間で分
離または分割される。図示の実施例において、側壁49
の上縁54は、対応する台座50の垂直方向のほぼ中間
に位置している。支持チャンネル57が、受け板基部4
8の外縁に沿って伸長しており、側壁58と、端部壁5
9と、台座50の上部受け座52とほぼ同じ高さに位置
している上部フランジ60とを有している。支持チャン
ネル57の上部フランジ60は、その上にカバープレー
ト28を支持するような形状をなしており、カバープレ
ート28を接続するための四つの垂直に指向した貫通止
め孔61を有する。
受け板25は、剛体で且つほぼU字形の断面形状を有
し、T字形の基部48と三組の直立した側壁49とを有
している。T字状の床受け板25は、基部48の内隅に
隣接した二つの台座50を有しており、その上にカバー
プレート28が支持されるように構成されている。各台
座50は、ほぼ六角形の平面形状で、六個の側壁51を
有すると共に、正方形状に配置された四個の貫通してい
る止め孔53が形成された上部受け座52とを有してい
る。T字状の床受け板25に形成された直立側壁49
は、それぞれその上縁55に沿ったアングル状フランジ
54を有しており、このアングル状フランジ54は上縁
55から約45度の角度で下方に伸長している。各アン
グル状フランジ54は、対応する接続ブリッジ29を取
り付けるための、垂直に指向した止め孔56を有する。
側壁49の上縁55は、接続ブリッジ29の取り付け部
をアングル状フランジ54上に受けるために、対応する
台座50の上部受け座52より予め選定された距離だけ
下方に位置しており、これにより、より詳細に後述する
ように、T字状の床受け板25の内部空間が下部コネク
ター配線路31と上部コネクター配線路32との間で分
離または分割される。図示の実施例において、側壁49
の上縁54は、対応する台座50の垂直方向のほぼ中間
に位置している。支持チャンネル57が、受け板基部4
8の外縁に沿って伸長しており、側壁58と、端部壁5
9と、台座50の上部受け座52とほぼ同じ高さに位置
している上部フランジ60とを有している。支持チャン
ネル57の上部フランジ60は、その上にカバープレー
ト28を支持するような形状をなしており、カバープレ
ート28を接続するための四つの垂直に指向した貫通止
め孔61を有する。
【0012】図11〜13に関し、図示されたL字状の
床受け板26は、剛体で且つほぼU字形の断面形状を有
し、L字形の基部65と二組の直立した側壁66とを有
している。L字状の床受け板26は、基部65の内隅に
隣接した一つの台座67を有しており、その上にカバー
プレート28が支持されるように構成されている。台座
67は、ほぼ六角形の平面形状で、六個の側壁68を有
すると共に、正方形状に配置された四個の貫通している
止め孔70が形成された上部受け座69とを有してい
る。L字状の床受け板26に形成された直立側壁66
は、それぞれその上縁72に沿ったアングル状フランジ
71を有しており、このアングル状フランジ71は上縁
72から約45度の角度で下方に伸長している。各アン
グル状フランジ71は、対応する接続ブリッジ29を取
り付けるための、垂直に指向した止め孔73を有する。
側壁66の上縁72は、接続ブリッジ29の取り付け部
をアングル状フランジ71上に受けるために、台座67
の上部受け座69より予め選定された距離だけ下方に位
置しており、これにより、より詳細に後述するように、
L字状の床受け板26の内部空間が下部コネクター配線
路31と上部コネクター配線路32との間で分離または
分割される。図示の実施例において、側壁66の上縁7
2は、台座67の垂直方向のほぼ中間に位置している。
一対の支持チャンネル74及び75が、受け板基部65
の外縁に沿って伸長しており、側壁76と、端部壁77
と、台座67の上部受け座69とほぼ同じ高さに位置し
ている上部フランジ78とを有している。支持チャンネ
ル74及び75の上部フランジ78は、その上にカバー
プレート28を支持するような形状をなしており、カバ
ープレート28を接続するための垂直に指向した貫通止
め孔79を有する。
床受け板26は、剛体で且つほぼU字形の断面形状を有
し、L字形の基部65と二組の直立した側壁66とを有
している。L字状の床受け板26は、基部65の内隅に
隣接した一つの台座67を有しており、その上にカバー
プレート28が支持されるように構成されている。台座
67は、ほぼ六角形の平面形状で、六個の側壁68を有
すると共に、正方形状に配置された四個の貫通している
止め孔70が形成された上部受け座69とを有してい
る。L字状の床受け板26に形成された直立側壁66
は、それぞれその上縁72に沿ったアングル状フランジ
71を有しており、このアングル状フランジ71は上縁
72から約45度の角度で下方に伸長している。各アン
グル状フランジ71は、対応する接続ブリッジ29を取
り付けるための、垂直に指向した止め孔73を有する。
側壁66の上縁72は、接続ブリッジ29の取り付け部
をアングル状フランジ71上に受けるために、台座67
の上部受け座69より予め選定された距離だけ下方に位
置しており、これにより、より詳細に後述するように、
L字状の床受け板26の内部空間が下部コネクター配線
路31と上部コネクター配線路32との間で分離または
分割される。図示の実施例において、側壁66の上縁7
2は、台座67の垂直方向のほぼ中間に位置している。
一対の支持チャンネル74及び75が、受け板基部65
の外縁に沿って伸長しており、側壁76と、端部壁77
と、台座67の上部受け座69とほぼ同じ高さに位置し
ている上部フランジ78とを有している。支持チャンネ
ル74及び75の上部フランジ78は、その上にカバー
プレート28を支持するような形状をなしており、カバ
ープレート28を接続するための垂直に指向した貫通止
め孔79を有する。
【0013】図14〜17に関し、図示された斜めの床
受け板27は、剛体で且つほぼU字形の断面形状を有
し、W字形の基部84と二組の直立した側壁85とを有
している。斜めの床受け板27は、基部84の内隅に隣
接した一つの台座86を有しており、その上にカバープ
レート28が支持されるように構成されている。台座8
6は、ほぼ六角形の平面形状で、六個の側壁87を有す
ると共に、正方形状に配置された四個の貫通している止
め孔89が形成された上部受け座88とを有している。
斜めの床受け板27に形成された直立側壁85は、それ
ぞれその上縁91に沿ったアングル状フランジ90を有
しており、このアングル状フランジ90は上縁91から
約45度の角度で下方に伸長している。各アングル状フ
ランジ90は、対応する接続ブリッジ29を取り付ける
ための、垂直に指向した止め孔92を有する。側壁85
の上縁91は、接続ブリッジ29の取り付け部をアング
ル状フランジ90上に受けるために、台座86の上部受
け座88より予め選定された距離だけ下方に位置してお
り、これにより、より詳細に後述するように、斜めの床
受け板27の内部空間が下部コネクター配線路31と上
部コネクター配線路32との間で分離または分割され
る。図示の実施例において、側壁85の上縁91は、台
座86の垂直方向のほぼ中間に位置している。支持チャ
ンネル93が、受け板基部84の外縁に沿って伸長して
おり、側壁94と、端部壁95と、台座86の上部受け
座88とほぼ同じ高さに位置している上部フランジ96
とを有している。支持チャンネル93の上部フランジ9
6は、その上にカバープレート28を支持するような形
状をなしており、カバープレート28を接続するための
垂直に指向した貫通止め孔97を有する。
受け板27は、剛体で且つほぼU字形の断面形状を有
し、W字形の基部84と二組の直立した側壁85とを有
している。斜めの床受け板27は、基部84の内隅に隣
接した一つの台座86を有しており、その上にカバープ
レート28が支持されるように構成されている。台座8
6は、ほぼ六角形の平面形状で、六個の側壁87を有す
ると共に、正方形状に配置された四個の貫通している止
め孔89が形成された上部受け座88とを有している。
斜めの床受け板27に形成された直立側壁85は、それ
ぞれその上縁91に沿ったアングル状フランジ90を有
しており、このアングル状フランジ90は上縁91から
約45度の角度で下方に伸長している。各アングル状フ
ランジ90は、対応する接続ブリッジ29を取り付ける
ための、垂直に指向した止め孔92を有する。側壁85
の上縁91は、接続ブリッジ29の取り付け部をアング
ル状フランジ90上に受けるために、台座86の上部受
け座88より予め選定された距離だけ下方に位置してお
り、これにより、より詳細に後述するように、斜めの床
受け板27の内部空間が下部コネクター配線路31と上
部コネクター配線路32との間で分離または分割され
る。図示の実施例において、側壁85の上縁91は、台
座86の垂直方向のほぼ中間に位置している。支持チャ
ンネル93が、受け板基部84の外縁に沿って伸長して
おり、側壁94と、端部壁95と、台座86の上部受け
座88とほぼ同じ高さに位置している上部フランジ96
とを有している。支持チャンネル93の上部フランジ9
6は、その上にカバープレート28を支持するような形
状をなしており、カバープレート28を接続するための
垂直に指向した貫通止め孔97を有する。
【0014】床受け板24〜27は、成形金属シート、
成型プラスチック、その他の同様な構造物から形成さ
れ、電源導管7と信号導管8などの各種電線を効果的に
相互に絶縁することができる。床受け板24〜27は、
そのモジュール構造により、カバープレート28を支持
するために剛性を有しているが、建築物の床面6が厳密
に水平でなくとも、その床面6に適合される。
成型プラスチック、その他の同様な構造物から形成さ
れ、電源導管7と信号導管8などの各種電線を効果的に
相互に絶縁することができる。床受け板24〜27は、
そのモジュール構造により、カバープレート28を支持
するために剛性を有しているが、建築物の床面6が厳密
に水平でなくとも、その床面6に適合される。
【0015】図18〜22に関し、図示された接続ブリ
ッジ29は、剛体で且つほぼU字形の断面形状を有して
おり、平坦な分離プレート30と、分離プレート30の
相対する一対の側縁から伸長する一対の側部フランジ1
02と、分離プレート30の相対する他の一対の側縁か
ら直立している一対の上部フランジ103とを有してい
る。側部フランジ102は、分離プレート30に対して
約45度の角度で指向すると共に分離プレート30に沿
ってほぼ連続的に伸長し、それぞれが、床受け板24〜
27を接続するために垂直に貫通した一組の止め孔10
4を有する。上部フランジ103は、分離プレート30
に対してほぼ垂直に指向しており、分離プレート30の
側縁に沿ってほぼ連続的に伸長している。床受け板24
〜27と同様に、接続ブリッジ29は、成形金属シー
ト、成型プラスチック、その他の同様な構造物から形成
され、電源導管7と信号導管8などの各種電線を効果的
に相互に絶縁することができる。
ッジ29は、剛体で且つほぼU字形の断面形状を有して
おり、平坦な分離プレート30と、分離プレート30の
相対する一対の側縁から伸長する一対の側部フランジ1
02と、分離プレート30の相対する他の一対の側縁か
ら直立している一対の上部フランジ103とを有してい
る。側部フランジ102は、分離プレート30に対して
約45度の角度で指向すると共に分離プレート30に沿
ってほぼ連続的に伸長し、それぞれが、床受け板24〜
27を接続するために垂直に貫通した一組の止め孔10
4を有する。上部フランジ103は、分離プレート30
に対してほぼ垂直に指向しており、分離プレート30の
側縁に沿ってほぼ連続的に伸長している。床受け板24
〜27と同様に、接続ブリッジ29は、成形金属シー
ト、成型プラスチック、その他の同様な構造物から形成
され、電源導管7と信号導管8などの各種電線を効果的
に相互に絶縁することができる。
【0016】図23〜27に関し、床構造体2は次のよ
うに組み立てられている。床受け板24〜27が選択さ
れ、例えば図2及び3に示された配置のように、建築物
の床面6上に所望の形態に配列される。T字状の床受け
板25が床構造体2の周辺または外周部付近に配置さ
れ、L字状の床受け板26が床構造体2の直角な隅に配
置される。斜めの床受け板27は床構造体2の周辺部に
置かれるが、この床構造体2は他の側部に対し45度の
角度で位置している一つの側部を有している。X字状の
床受け板25は、通常床構造体2の内側に配置される。
床構造体2は、建築物の床3の全範囲を覆うように配置
されるか、または、そのオフィス計画についてその構成
上の重要度から配置される一つ以上のユーティリティ受
け座を設置するために、選択された範囲だけを覆うよう
に構成することが出来る。
うに組み立てられている。床受け板24〜27が選択さ
れ、例えば図2及び3に示された配置のように、建築物
の床面6上に所望の形態に配列される。T字状の床受け
板25が床構造体2の周辺または外周部付近に配置さ
れ、L字状の床受け板26が床構造体2の直角な隅に配
置される。斜めの床受け板27は床構造体2の周辺部に
置かれるが、この床構造体2は他の側部に対し45度の
角度で位置している一つの側部を有している。X字状の
床受け板25は、通常床構造体2の内側に配置される。
床構造体2は、建築物の床3の全範囲を覆うように配置
されるか、または、そのオフィス計画についてその構成
上の重要度から配置される一つ以上のユーティリティ受
け座を設置するために、選択された範囲だけを覆うよう
に構成することが出来る。
【0017】このすべての実施態様において、図23に
示されるように、床受け板24〜27(図23〜27)
は、それらの対応する基部の端縁が互いに隣接して配列
されるように、建築物の床に配置される。次に、接続ブ
リッジ29が、図24及び25に示されるように、隣接
した床受け板24〜27間の接合部上に配置される。各
接合部において、接続ブリッジ29の側部フランジ10
2は、図24〜26に示されるX字状受け板の側壁37
のアングル状フランジ42等の、対応する受け板の側壁
のアングル状フランジで受け止められて配置される。さ
らに、図27に示されるように、隣接する床受け板24
〜27を選択された方向に強固に相互接続するために、
止め金108が、接続ブリッジ29の止め孔104を通
り、アングル状フランジ42の止め孔44に挿入され
る。
示されるように、床受け板24〜27(図23〜27)
は、それらの対応する基部の端縁が互いに隣接して配列
されるように、建築物の床に配置される。次に、接続ブ
リッジ29が、図24及び25に示されるように、隣接
した床受け板24〜27間の接合部上に配置される。各
接合部において、接続ブリッジ29の側部フランジ10
2は、図24〜26に示されるX字状受け板の側壁37
のアングル状フランジ42等の、対応する受け板の側壁
のアングル状フランジで受け止められて配置される。さ
らに、図27に示されるように、隣接する床受け板24
〜27を選択された方向に強固に相互接続するために、
止め金108が、接続ブリッジ29の止め孔104を通
り、アングル状フランジ42の止め孔44に挿入され
る。
【0018】図25及び26に明確に示されているよう
に、二つの隣接する床受け板24〜27への接続ブリッ
ジ29の取り付けは、これらを物理的に接続するだけで
はなく、床構造体2の全体に伸長している二つのユーテ
ィリティ配線路4及び5の接続部分を形成するのに役立
っている。例えば、図23に示された二つのX字状床受
け板24が接続ブリッジ29により相互接続されると、
図26に示されるように、受け板の基部36の相互接続
された脚部105は、分離プレート30により囲まれ、
基部36、側壁37及び分離プレート30は結合して、
ここでは下部コネクター配線路31として示されてい
る、完全に囲まれた配線路を形成する。下部コネクター
配線路31は、他の床受け板24〜27の内部領域によ
り形成されたユーティリティ配線路4と直接に通じてい
る。接続ブリッジ29は、下部コネクター配線路31の
上に直接且つ互いに直角方向に配置された上部コネクタ
ー配線路32の一部も形成している。上部コネクター配
線路32も、床構造体2が形成された後には、分離プレ
ート30、互いに対向する上部フランジ103、及びカ
バープレート28により完全に囲まれる。上部コネクタ
ー配線路32は、カバープレート28の下で且つ床受け
板24〜27の外部の空間により形成されたユーティリ
ティ配線路5と直接に通じている。図示の実施例におい
て、ユーティリティ配線路4は電源導管7を床構造体2
に通すように設計されており、ユーティリティ配線路5
はデータ及びまたは通信ケーブルを床構造体2に通すよ
うに設計されている。
に、二つの隣接する床受け板24〜27への接続ブリッ
ジ29の取り付けは、これらを物理的に接続するだけで
はなく、床構造体2の全体に伸長している二つのユーテ
ィリティ配線路4及び5の接続部分を形成するのに役立
っている。例えば、図23に示された二つのX字状床受
け板24が接続ブリッジ29により相互接続されると、
図26に示されるように、受け板の基部36の相互接続
された脚部105は、分離プレート30により囲まれ、
基部36、側壁37及び分離プレート30は結合して、
ここでは下部コネクター配線路31として示されてい
る、完全に囲まれた配線路を形成する。下部コネクター
配線路31は、他の床受け板24〜27の内部領域によ
り形成されたユーティリティ配線路4と直接に通じてい
る。接続ブリッジ29は、下部コネクター配線路31の
上に直接且つ互いに直角方向に配置された上部コネクタ
ー配線路32の一部も形成している。上部コネクター配
線路32も、床構造体2が形成された後には、分離プレ
ート30、互いに対向する上部フランジ103、及びカ
バープレート28により完全に囲まれる。上部コネクタ
ー配線路32は、カバープレート28の下で且つ床受け
板24〜27の外部の空間により形成されたユーティリ
ティ配線路5と直接に通じている。図示の実施例におい
て、ユーティリティ配線路4は電源導管7を床構造体2
に通すように設計されており、ユーティリティ配線路5
はデータ及びまたは通信ケーブルを床構造体2に通すよ
うに設計されている。
【0019】選択された床受け板24〜27が図23〜
27に示されるように接続ブリッジ29により相互接続
された後で且つカバープレート28の組み立ての前に、
最初のユーティリティ設置が床構造体2において行われ
る。図示の実施例において、計画された各作業所にユー
ティリティを供給するために、あるいは作業所となり得
る位置にユーティリティを供給するために、電源導管7
と信号導管8がユーティリティ配線路4及び5内にそれ
ぞれ設置される。図1〜3に示された床構造体2におい
て、信号ケーブル8は、上部コネクター配線路32を通
って、若干ジグザグ状に、隣接する床受け板24〜27
の間の建築物の床の上、あるいは選択された接続ブリッ
ジ29の分離プレート30の上を通すことにより、配線
路5内に容易に敷設することが出来る。電源導管7は、
下部コネクター配線路31を通って、格子状に、床受け
板24〜27の内部に載置し、選択された接続ブリッジ
29の分離プレート30の下を通すことにより、配線路
4内に敷設することが出来る。設置法として、電線を下
部コネクター配線路31に通すのを防止するために、接
続ブリッジ29が取り付けられる前に電源導管7を床受
け板24〜27内に敷設することも出来る。
27に示されるように接続ブリッジ29により相互接続
された後で且つカバープレート28の組み立ての前に、
最初のユーティリティ設置が床構造体2において行われ
る。図示の実施例において、計画された各作業所にユー
ティリティを供給するために、あるいは作業所となり得
る位置にユーティリティを供給するために、電源導管7
と信号導管8がユーティリティ配線路4及び5内にそれ
ぞれ設置される。図1〜3に示された床構造体2におい
て、信号ケーブル8は、上部コネクター配線路32を通
って、若干ジグザグ状に、隣接する床受け板24〜27
の間の建築物の床の上、あるいは選択された接続ブリッ
ジ29の分離プレート30の上を通すことにより、配線
路5内に容易に敷設することが出来る。電源導管7は、
下部コネクター配線路31を通って、格子状に、床受け
板24〜27の内部に載置し、選択された接続ブリッジ
29の分離プレート30の下を通すことにより、配線路
4内に敷設することが出来る。設置法として、電線を下
部コネクター配線路31に通すのを防止するために、接
続ブリッジ29が取り付けられる前に電源導管7を床受
け板24〜27内に敷設することも出来る。
【0020】図28〜31に関し、図示されたカバープ
レート28は、それぞれほぼ正方形の平面形状の剛体の
基部プレート112を有し、基部プレート112の各隅
に垂直方向に貫通する四個の止め孔113が形成されて
いる。各基部プレート112は、相対している側縁11
4〜117と、平面で相互に平行な上面118及び下面
119とを有している。図28に示された実施例におい
て、カーペット120等の床被覆物が、基部プレート1
12の上面118に接着されている。基部プレート11
2は、撓むことなく、その上にかかる重量を支えること
が出来るように、金属シート、プラスチック、その他の
同様な材料から形成される。
レート28は、それぞれほぼ正方形の平面形状の剛体の
基部プレート112を有し、基部プレート112の各隅
に垂直方向に貫通する四個の止め孔113が形成されて
いる。各基部プレート112は、相対している側縁11
4〜117と、平面で相互に平行な上面118及び下面
119とを有している。図28に示された実施例におい
て、カーペット120等の床被覆物が、基部プレート1
12の上面118に接着されている。基部プレート11
2は、撓むことなく、その上にかかる重量を支えること
が出来るように、金属シート、プラスチック、その他の
同様な材料から形成される。
【0021】カバープレート28は、図1及び3に示さ
れるように、選択された床受け板24〜27の上に組み
立てられて床構造体2を完全に囲む。カバープレート2
8は、床受け板24〜27の上に並んで配置され、作業
所及びまたはほかの家具が設置される、連続的な床面6
を形成する。図29〜31に示されたX字状の床受け板
24において、カバープレート28は、台座38の四つ
の上部受け座40の上に配置されている。止め金124
が、基部プレート112の四つの止め孔113のそれぞ
れに挿入され、その下の上部受け座40の止め孔41に
強固に取り付けられる。同様に、カバープレート28
は、床受け板25〜27に取り付けられ、T字状の床受
け板25の支持チャンネル57、L字状の床受け板26
の二つの支持チャンネル74及び75、斜めの床受け板
27の支持チャンネル93等の、対応するチャンネルに
接続される。
れるように、選択された床受け板24〜27の上に組み
立てられて床構造体2を完全に囲む。カバープレート2
8は、床受け板24〜27の上に並んで配置され、作業
所及びまたはほかの家具が設置される、連続的な床面6
を形成する。図29〜31に示されたX字状の床受け板
24において、カバープレート28は、台座38の四つ
の上部受け座40の上に配置されている。止め金124
が、基部プレート112の四つの止め孔113のそれぞ
れに挿入され、その下の上部受け座40の止め孔41に
強固に取り付けられる。同様に、カバープレート28
は、床受け板25〜27に取り付けられ、T字状の床受
け板25の支持チャンネル57、L字状の床受け板26
の二つの支持チャンネル74及び75、斜めの床受け板
27の支持チャンネル93等の、対応するチャンネルに
接続される。
【0022】カバープレート28は、床構造体2の上部
支持面6を形成するだけでなく、床受け板24〜27上
の床領域と建築物の床3の残りの開放領域とを含む床空
間を囲んでいる。その結果、配線路4及び5は、どちら
も完全に囲まれ、配線路4及び5の交差を許容する接続
ブリッジ29により相互に分離され、物理的絶縁と分離
を維持している。現存の建築物の床が電気的隔壁として
規格を満たさないと地方法規が規定している場合、特に
ユーティリティ配線路5に関してユーティリティ分配能
力を改善するために、床構造体2の組み立ての前に絶縁
材のシートを建築物の床に敷設することが出来る。
支持面6を形成するだけでなく、床受け板24〜27上
の床領域と建築物の床3の残りの開放領域とを含む床空
間を囲んでいる。その結果、配線路4及び5は、どちら
も完全に囲まれ、配線路4及び5の交差を許容する接続
ブリッジ29により相互に分離され、物理的絶縁と分離
を維持している。現存の建築物の床が電気的隔壁として
規格を満たさないと地方法規が規定している場合、特に
ユーティリティ配線路5に関してユーティリティ分配能
力を改善するために、床構造体2の組み立ての前に絶縁
材のシートを建築物の床に敷設することが出来る。
【0023】開示されたユーティリティ分配システム1
(図1)は、床構造体2と相互に協働して各種作業所へ
ユーティリティを分配するユーティリティ支柱9も有す
る。図32〜38に関し、図示されたユーティリティ支
柱9のそれぞれは、チャンネル状の伸長した支柱部12
6と、カバープレート28と同様の形状の脚部10とを
有しており、これによりカバープレート28が床受け板
24〜27から取り外され、その位置にユーティリティ
支柱9の脚部10が取り付けられる。ユーティリティ支
柱9は、好適には、床構造体2に直立して取り付けるた
めの剛性のある構造を有し、多様な要求と用途に適応す
るために、複数の異なる長さまたは高さのものが準備さ
れる。図35に関し、ユーティリティ支柱9の脚部10
は、カバープレート28と同様に全体がほぼ正方形の平
面形状を有し、側縁130〜133と、上面134及び
下面135とにより形成されている。ユーティリティ支
柱9の脚部10の各側縁130〜133には、そのほぼ
中間または中心部に開口領域あるいは切り欠き領域31
〜34が形成されている。この開口あるいは切り欠き領
域31〜34は、ほぼU字形の平面形状に形成された基
底縁137と側縁136とにより区画されている。ユー
ティリティ支柱9の脚部10は、カバープレート28上
の止め孔113の配列と同一で、その各隅を貫通して垂
直に指向している止め孔139を有している。
(図1)は、床構造体2と相互に協働して各種作業所へ
ユーティリティを分配するユーティリティ支柱9も有す
る。図32〜38に関し、図示されたユーティリティ支
柱9のそれぞれは、チャンネル状の伸長した支柱部12
6と、カバープレート28と同様の形状の脚部10とを
有しており、これによりカバープレート28が床受け板
24〜27から取り外され、その位置にユーティリティ
支柱9の脚部10が取り付けられる。ユーティリティ支
柱9は、好適には、床構造体2に直立して取り付けるた
めの剛性のある構造を有し、多様な要求と用途に適応す
るために、複数の異なる長さまたは高さのものが準備さ
れる。図35に関し、ユーティリティ支柱9の脚部10
は、カバープレート28と同様に全体がほぼ正方形の平
面形状を有し、側縁130〜133と、上面134及び
下面135とにより形成されている。ユーティリティ支
柱9の脚部10の各側縁130〜133には、そのほぼ
中間または中心部に開口領域あるいは切り欠き領域31
〜34が形成されている。この開口あるいは切り欠き領
域31〜34は、ほぼU字形の平面形状に形成された基
底縁137と側縁136とにより区画されている。ユー
ティリティ支柱9の脚部10は、カバープレート28上
の止め孔113の配列と同一で、その各隅を貫通して垂
直に指向している止め孔139を有している。
【0024】図34に最もよく示されているように、ユ
ーティリティ支柱9の支柱部126は、ほぼX字状の横
断面形状を有し、平坦で互いに直角に交差する二組みの
平行な壁142〜145を備えている。交差する壁14
2〜145は、四つのほぼU字形状の取り付けチャンネ
ル148〜151と、四つのほぼV字形状のユーティリ
ティ・チャンネル13〜16とを含む、外方に指向して
開いた複数のチャンネルを形成している。四つの取り付
けチャンネル148〜151は外方へ放射状に相対して
指向しており、隣接する取り付けチャンネル148〜1
51の間に位置しているユーティリティ・チャンネル1
3〜16も同様に外方へ放射状に相対して指向してい
る。取り付けチャンネル148は壁セグメント154〜
156により形成され、取り付けチャンネル149は壁
セグメント157〜159により形成され、取り付けチ
ャンネル150は壁セグメント160〜162により形
成され、取り付けチャンネル151は壁セグメント16
3〜165により形成されている。ユーティリティ・チ
ャンネル13は壁セグメント154と165とにより形
成され、ユーティリティ・チャンネル14は壁セグメン
ト155と157とにより形成され、ユーティリティ・
チャンネル15は壁セグメント159と160とにより
形成され、ユーティリティ・チャンネル16は壁セグメ
ント162と163とにより形成されている。四つの三
角形状のガセット・チャンネル166は、支柱部126
の下部を脚部10に接続しており、チャンネル166の
それぞれは、脚部10の隅の止め孔139が形成され且
つ放射状に整列している一組の側壁167を含んでい
る。図35に示されるように、ユーティリティ・チャン
ネル13〜16の下端は、ユーティリティ支柱脚部10
の対応する開口領域31〜34に整合して接続してお
り、取り付けチャンネル148〜151の開放端部は、
支柱脚部10の対応するガセット・チャンネル166の
側壁167と位置整合されている。
ーティリティ支柱9の支柱部126は、ほぼX字状の横
断面形状を有し、平坦で互いに直角に交差する二組みの
平行な壁142〜145を備えている。交差する壁14
2〜145は、四つのほぼU字形状の取り付けチャンネ
ル148〜151と、四つのほぼV字形状のユーティリ
ティ・チャンネル13〜16とを含む、外方に指向して
開いた複数のチャンネルを形成している。四つの取り付
けチャンネル148〜151は外方へ放射状に相対して
指向しており、隣接する取り付けチャンネル148〜1
51の間に位置しているユーティリティ・チャンネル1
3〜16も同様に外方へ放射状に相対して指向してい
る。取り付けチャンネル148は壁セグメント154〜
156により形成され、取り付けチャンネル149は壁
セグメント157〜159により形成され、取り付けチ
ャンネル150は壁セグメント160〜162により形
成され、取り付けチャンネル151は壁セグメント16
3〜165により形成されている。ユーティリティ・チ
ャンネル13は壁セグメント154と165とにより形
成され、ユーティリティ・チャンネル14は壁セグメン
ト155と157とにより形成され、ユーティリティ・
チャンネル15は壁セグメント159と160とにより
形成され、ユーティリティ・チャンネル16は壁セグメ
ント162と163とにより形成されている。四つの三
角形状のガセット・チャンネル166は、支柱部126
の下部を脚部10に接続しており、チャンネル166の
それぞれは、脚部10の隅の止め孔139が形成され且
つ放射状に整列している一組の側壁167を含んでい
る。図35に示されるように、ユーティリティ・チャン
ネル13〜16の下端は、ユーティリティ支柱脚部10
の対応する開口領域31〜34に整合して接続してお
り、取り付けチャンネル148〜151の開放端部は、
支柱脚部10の対応するガセット・チャンネル166の
側壁167と位置整合されている。
【0025】ユーティリティ・チャンネル13〜16
(図36〜38)のそれぞれは、ほぼ三角形の横断面形
状を有し、電線、ケーブル、及び配管などの一つ以上の
ユーティリティ導管を受容し保持するために使用されて
いる。取り付けチャンネル148〜151は、ほぼ正方
形の横断面形状を有し、図示された二連の電力アウトレ
ット168、通信接続ブロック169、及びその他の同
様の器具などの一つ以上のユーティリティ・アウトレッ
ト12を受容し保持するために使用されている。取り付
けチャンネル148〜151は、それぞれ、全長にわた
ってほぼ開放されているので、各ユーティリティ・チャ
ンネルは、垂直に重ねられた形でそこに配置された複数
のユーティリティ・アウトレットを受容することが出来
る。
(図36〜38)のそれぞれは、ほぼ三角形の横断面形
状を有し、電線、ケーブル、及び配管などの一つ以上の
ユーティリティ導管を受容し保持するために使用されて
いる。取り付けチャンネル148〜151は、ほぼ正方
形の横断面形状を有し、図示された二連の電力アウトレ
ット168、通信接続ブロック169、及びその他の同
様の器具などの一つ以上のユーティリティ・アウトレッ
ト12を受容し保持するために使用されている。取り付
けチャンネル148〜151は、それぞれ、全長にわた
ってほぼ開放されているので、各ユーティリティ・チャ
ンネルは、垂直に重ねられた形でそこに配置された複数
のユーティリティ・アウトレットを受容することが出来
る。
【0026】図36〜38に関し、ユーティリティ支柱
9に形成された各ユーティリティ・チャンネル13〜1
6は、チャンネルを選択的に閉封する、取り外し可能な
カバー170〜173を有する。図示の実施例におい
て、各カバー170〜173は、一組の内方へ傾斜した
側部フランジ174を有しており、このフランジ174
は、対応するチャンネル壁142〜145の外端と相互
に係合して、前記カバーをスナップロック動作でユーテ
ィリティ支柱9へ脱着可能に取り付ける。図示のユーテ
ィリティ支柱9は、ユーティリティ・チャンネル13〜
16の下端を覆うように配置された、四つの台形状の脚
カバー178も有している。各脚カバー178(図3
6)は、対応するチャンネル・カバー170〜173の
底部に隣接して伸長している上縁179と、支柱脚10
の上面134に沿って伸長している下縁180と、ガセ
ット状の側壁167の自由端に沿って伸長している一組
の側縁181とを有しており、これにより、対応するユ
ーティリティ・チャンネル13〜16に整合されている
各支柱部126の下部を覆っている。脚カバー178
は、ユーティリティ支柱9へ脱着可能に取り付けられて
おり、床構造体2内の配線路4及び5への迅速なアクセ
スを可能にしている。ユーティリティ支柱9は、支柱部
126の上端に接続された上部キャツプ182も有して
おり、ユーティリティ支柱13〜16と取り付けチャン
ネル148〜151のそれぞれの上端を閉封している。
9に形成された各ユーティリティ・チャンネル13〜1
6は、チャンネルを選択的に閉封する、取り外し可能な
カバー170〜173を有する。図示の実施例におい
て、各カバー170〜173は、一組の内方へ傾斜した
側部フランジ174を有しており、このフランジ174
は、対応するチャンネル壁142〜145の外端と相互
に係合して、前記カバーをスナップロック動作でユーテ
ィリティ支柱9へ脱着可能に取り付ける。図示のユーテ
ィリティ支柱9は、ユーティリティ・チャンネル13〜
16の下端を覆うように配置された、四つの台形状の脚
カバー178も有している。各脚カバー178(図3
6)は、対応するチャンネル・カバー170〜173の
底部に隣接して伸長している上縁179と、支柱脚10
の上面134に沿って伸長している下縁180と、ガセ
ット状の側壁167の自由端に沿って伸長している一組
の側縁181とを有しており、これにより、対応するユ
ーティリティ・チャンネル13〜16に整合されている
各支柱部126の下部を覆っている。脚カバー178
は、ユーティリティ支柱9へ脱着可能に取り付けられて
おり、床構造体2内の配線路4及び5への迅速なアクセ
スを可能にしている。ユーティリティ支柱9は、支柱部
126の上端に接続された上部キャツプ182も有して
おり、ユーティリティ支柱13〜16と取り付けチャン
ネル148〜151のそれぞれの上端を閉封している。
【0027】作業中に、ユーティリティ支柱9は、次の
ようにして、床構造体2上のすべての所望の位置に組み
立てられる。カバープレート28が選択された床受け板
24〜27の上に事前に組み立てられているものとする
と、まず、止め金124を外してカバープレート28を
その下の床受け板から離すことにより、ユーティリティ
支柱9を設置したい位置に配置されたカバープレート2
8を取り外す。次に、ユーティリティ支柱9が選択さ
れ、図39に示される配置のように、脚基部プレートが
下方の床受け板に突き当たって支持されるように、ユー
ティリティ支柱9の脚部10が、取り外されたカバープ
レート28によって空いた空間に置かれる。次に、ユー
ティリティ支柱9を床構造体2に強固に取り付けるため
に、止め金185がユーティリティ支柱9の脚10の各
隅にある止め孔139に挿入される。ユーティリティ・
アウトレット12が、ユーティリティ支柱9の取り付け
チャンネル148〜151に装着される。
ようにして、床構造体2上のすべての所望の位置に組み
立てられる。カバープレート28が選択された床受け板
24〜27の上に事前に組み立てられているものとする
と、まず、止め金124を外してカバープレート28を
その下の床受け板から離すことにより、ユーティリティ
支柱9を設置したい位置に配置されたカバープレート2
8を取り外す。次に、ユーティリティ支柱9が選択さ
れ、図39に示される配置のように、脚基部プレートが
下方の床受け板に突き当たって支持されるように、ユー
ティリティ支柱9の脚部10が、取り外されたカバープ
レート28によって空いた空間に置かれる。次に、ユー
ティリティ支柱9を床構造体2に強固に取り付けるため
に、止め金185がユーティリティ支柱9の脚10の各
隅にある止め孔139に挿入される。ユーティリティ・
アウトレット12が、ユーティリティ支柱9の取り付け
チャンネル148〜151に装着される。
【0028】取り付けチャンネル148〜151は、互
いにある程度物理的及びまたは機能的に干渉し得るユー
ティリティを物理的に分離するように、いくつかのタイ
プのユーティリティ・アウトレット12に対応して、好
適に事前に割り当てられているか、または指定されてい
る。例えば、図示の取り付けチャンネル148と150
は電力アウトレット168などの電力アウトレット器具
のために割り当てられ、他方の取り付けチャンネル15
1と149は信号ブロック169などの通信ジャンクシ
ョン、その他の信号装置のために割り当てられている。
同様に、ユーティリティ・チャンネル13〜16は、電
源線と信号ケーブルなどのいくつかのタイプのユーティ
リティに対応して、好適に事前に割り当てられている
か、または指定されている。図示のユーティリティ・チ
ャンネル14と16は、電源線7のために割り当てら
れ、他方のユーティリティ・チャンネル13と15は、
信号ケーブル8または導体のために割り当てられてい
る。いずれの場合も、所望の各種ユーティリティ・アウ
トレット12のそれぞれは、好適に上記の事前指定の構
成に従って、対応する取り付けチャンネル148〜15
2に取り付けられる。
いにある程度物理的及びまたは機能的に干渉し得るユー
ティリティを物理的に分離するように、いくつかのタイ
プのユーティリティ・アウトレット12に対応して、好
適に事前に割り当てられているか、または指定されてい
る。例えば、図示の取り付けチャンネル148と150
は電力アウトレット168などの電力アウトレット器具
のために割り当てられ、他方の取り付けチャンネル15
1と149は信号ブロック169などの通信ジャンクシ
ョン、その他の信号装置のために割り当てられている。
同様に、ユーティリティ・チャンネル13〜16は、電
源線と信号ケーブルなどのいくつかのタイプのユーティ
リティに対応して、好適に事前に割り当てられている
か、または指定されている。図示のユーティリティ・チ
ャンネル14と16は、電源線7のために割り当てら
れ、他方のユーティリティ・チャンネル13と15は、
信号ケーブル8または導体のために割り当てられてい
る。いずれの場合も、所望の各種ユーティリティ・アウ
トレット12のそれぞれは、好適に上記の事前指定の構
成に従って、対応する取り付けチャンネル148〜15
2に取り付けられる。
【0029】図2に最も良く示されているように、ユー
ティリティ支柱9が床構造体2に取り付けられる場合、
ユーティリティ・チャンネル13〜16は、その下のユ
ーティリティ配線路4及び5と位置整合するように指向
される。さらに詳細には、ユーティリティ・チャンネル
13〜16のうちの互いに向き合っている一つの組はユ
ーティリティ配線路4に開放され、他方の組はユーティ
リティ配線路5に開放される。図2に示されたシステム
において、ユーティリティ配線路4は電源導管7に割り
当てられ、ユーティリティ配線路5は通信線、データ線
等を含む信号導管8に割り当てられている。従って、ユ
ーティリティ支柱9は、ユーティリティ・チャンネル1
6とU字形状の脚部開口33とが配線路4の前面側に通
じ、ユーティリティ・チャンネル14とU字形状の脚部
開口31とが配線路4の後面側に通じるように、X字状
の床受け板24上に指向されている。さらに、この向き
では、ユーティリティ・チャンネル15とU字形状の脚
部開口32が配線路5の前面側に通じ、ユーティリティ
・チャンネル13とU字形状の脚部開口34が配線路5
の後面側に通じている。電源導管7と信号導管8は、電
源導管7に関する図39に示された床配置、または電源
導管7と信号導管8に関する図2に示された側部配置を
含む、各種の異なる方法で床構造体2へ配設される。
ティリティ支柱9が床構造体2に取り付けられる場合、
ユーティリティ・チャンネル13〜16は、その下のユ
ーティリティ配線路4及び5と位置整合するように指向
される。さらに詳細には、ユーティリティ・チャンネル
13〜16のうちの互いに向き合っている一つの組はユ
ーティリティ配線路4に開放され、他方の組はユーティ
リティ配線路5に開放される。図2に示されたシステム
において、ユーティリティ配線路4は電源導管7に割り
当てられ、ユーティリティ配線路5は通信線、データ線
等を含む信号導管8に割り当てられている。従って、ユ
ーティリティ支柱9は、ユーティリティ・チャンネル1
6とU字形状の脚部開口33とが配線路4の前面側に通
じ、ユーティリティ・チャンネル14とU字形状の脚部
開口31とが配線路4の後面側に通じるように、X字状
の床受け板24上に指向されている。さらに、この向き
では、ユーティリティ・チャンネル15とU字形状の脚
部開口32が配線路5の前面側に通じ、ユーティリティ
・チャンネル13とU字形状の脚部開口34が配線路5
の後面側に通じている。電源導管7と信号導管8は、電
源導管7に関する図39に示された床配置、または電源
導管7と信号導管8に関する図2に示された側部配置を
含む、各種の異なる方法で床構造体2へ配設される。
【0030】図3に関し、ユーティリティ支柱9は、床
構造体2上の複数の位置に取り付けることが出来る。こ
れには、図示のユーティリティ支柱9aのように、単一
のX字形状床受け板24の四つの台座38上であって、
対応する基部36の中心部の直上への取り付け、または
ユーティリティ支柱9bのように、T字形状の床受け板
25とX字形状の床受け板24の隣接した脚部105の
間であって、接続ブリッジ29の直上への取り付け、あ
るいはユーティリティ支柱9cのように、四つの隣接し
たX字形状の床受け板24の四つの台座38上であっ
て、建築物の空いた床の直上への取り付け等がある。こ
れらの取り付けのそれぞれにおいて、ユーティリティ支
柱9のユーティリティ・チャンネル13〜16は、床構
造体2のユーティリティ配線路4及び5と接続し、電源
導管7と信号導管8とをそこに通すことが出来る。
構造体2上の複数の位置に取り付けることが出来る。こ
れには、図示のユーティリティ支柱9aのように、単一
のX字形状床受け板24の四つの台座38上であって、
対応する基部36の中心部の直上への取り付け、または
ユーティリティ支柱9bのように、T字形状の床受け板
25とX字形状の床受け板24の隣接した脚部105の
間であって、接続ブリッジ29の直上への取り付け、あ
るいはユーティリティ支柱9cのように、四つの隣接し
たX字形状の床受け板24の四つの台座38上であっ
て、建築物の空いた床の直上への取り付け等がある。こ
れらの取り付けのそれぞれにおいて、ユーティリティ支
柱9のユーティリティ・チャンネル13〜16は、床構
造体2のユーティリティ配線路4及び5と接続し、電源
導管7と信号導管8とをそこに通すことが出来る。
【0031】ユーティリティ導管7と8は、次のように
して、床構造体2内の対応する配線路4及び5から選択
されたユーティリティ・アウトレット12に通される。
まず、選択されたカバープレート28をユーティリティ
支柱の脚部10の周辺から取り外して、その下の配線路
4及び5を露出させ、どのユーティリティ導管7及び8
を使用できるかを調べる。ユーティリティ導管7及び8
が選択され、これを選択されたユーティリティ・チャン
ネル13〜16に接続された開口領域31〜34に通
す。これにより、選択されたユーティリティ導管7及び
8は、選択されたユーティリティチャンネル13〜16
内へ送られる。ユーティリティ導管7及び8は、開放さ
れた面17を通して対応するユーティリティ・アウトレ
ット12に隣接した位置へ挿入することにより、選択さ
れたユーティリティ・チャンネル13〜16内に容易に
配設される。ユーティリティ・チャンネルと選択された
ユーティリティ・アウトレットとの間に位置する支柱部
126の壁に開孔が形成されており、これにより選択さ
れたユーティリティ導管は、ユーティリティ・アウトレ
ット内に挿入され、接続され得る。このように、各ユー
ティリティ・アウトレット12が対応するユーティリテ
ィ導管7または8と接続された後、チャンネル・カバー
170〜173が、各ユーティリティ・チャンネル13
〜16の上に取り付けられ、脚カバー178が支柱部1
26の基部に取り付けられる。
して、床構造体2内の対応する配線路4及び5から選択
されたユーティリティ・アウトレット12に通される。
まず、選択されたカバープレート28をユーティリティ
支柱の脚部10の周辺から取り外して、その下の配線路
4及び5を露出させ、どのユーティリティ導管7及び8
を使用できるかを調べる。ユーティリティ導管7及び8
が選択され、これを選択されたユーティリティ・チャン
ネル13〜16に接続された開口領域31〜34に通
す。これにより、選択されたユーティリティ導管7及び
8は、選択されたユーティリティチャンネル13〜16
内へ送られる。ユーティリティ導管7及び8は、開放さ
れた面17を通して対応するユーティリティ・アウトレ
ット12に隣接した位置へ挿入することにより、選択さ
れたユーティリティ・チャンネル13〜16内に容易に
配設される。ユーティリティ・チャンネルと選択された
ユーティリティ・アウトレットとの間に位置する支柱部
126の壁に開孔が形成されており、これにより選択さ
れたユーティリティ導管は、ユーティリティ・アウトレ
ット内に挿入され、接続され得る。このように、各ユー
ティリティ・アウトレット12が対応するユーティリテ
ィ導管7または8と接続された後、チャンネル・カバー
170〜173が、各ユーティリティ・チャンネル13
〜16の上に取り付けられ、脚カバー178が支柱部1
26の基部に取り付けられる。
【0032】図1に関し、本発明の一つの実施態様にお
いて、ユーティリティ支柱9が、選択されたユーティリ
ティが望まれる位置に隣接して床構造体2に自由に配置
されている。例えば、ユーティリティ支柱9aは、パネ
ル構造方式の家具システム190に使用されるために配
置されており、対応する作業台面を貫通し、及び/また
は隣接して立てられる。また、ユーティリティ支柱9
は、隣接した仕切りパネル(図示せず)の側面の間に配
置され、パネルシステムの両側でアクセス可能なアウト
レット12を備えた柱として機能する。あるいは、図示
のユーティリティ支柱9bは、移動テーブルシステム1
92の係止柱として使用される。
いて、ユーティリティ支柱9が、選択されたユーティリ
ティが望まれる位置に隣接して床構造体2に自由に配置
されている。例えば、ユーティリティ支柱9aは、パネ
ル構造方式の家具システム190に使用されるために配
置されており、対応する作業台面を貫通し、及び/また
は隣接して立てられる。また、ユーティリティ支柱9
は、隣接した仕切りパネル(図示せず)の側面の間に配
置され、パネルシステムの両側でアクセス可能なアウト
レット12を備えた柱として機能する。あるいは、図示
のユーティリティ支柱9bは、移動テーブルシステム1
92の係止柱として使用される。
【0033】本発明のさらに他の実施態様において、ユ
ーティリティ支柱9は、家具システムへ物理的に組み込
むことができる。例えば、図に示されたユーティリティ
支柱9cは、テーブル面193を支えるために使用され
る。あるいは、図のユーティリティ支柱9dは、本願と
同一出願人による米国特許出願第774,563号に示
される仕切りシステム194の支持柱として使用されて
いる。また、ユーティリティ支柱9は、本願と同一出願
人による米国特許出願第819,396号に示される作
業モジュール配置の直立支柱として使用することができ
る。ユーティリティ支柱9は、仕切りパネルの支持台、
家具ユニット支持台などの広範囲な他ののタイプの家具
用途品を支持するためにも使用することが出来る。
ーティリティ支柱9は、家具システムへ物理的に組み込
むことができる。例えば、図に示されたユーティリティ
支柱9cは、テーブル面193を支えるために使用され
る。あるいは、図のユーティリティ支柱9dは、本願と
同一出願人による米国特許出願第774,563号に示
される仕切りシステム194の支持柱として使用されて
いる。また、ユーティリティ支柱9は、本願と同一出願
人による米国特許出願第819,396号に示される作
業モジュール配置の直立支柱として使用することができ
る。ユーティリティ支柱9は、仕切りパネルの支持台、
家具ユニット支持台などの広範囲な他ののタイプの家具
用途品を支持するためにも使用することが出来る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ユーティリティの適切な分配がなされると共に容易
に再構成し得るユーティリティ分配システムが実現でき
る。
ば、ユーティリティの適切な分配がなされると共に容易
に再構成し得るユーティリティ分配システムが実現でき
る。
【図1】本発明を具体化したユーティリティ分配システ
ムの部分斜視図である。
ムの部分斜視図である。
【図2】カバープレートが取り除かれた状態の床構造体
と一つのユーティリティ支柱を示す部分斜視図である。
と一つのユーティリティ支柱を示す部分斜視図である。
【図3】ユーティリティ分配システムの部分平面図であ
る。
る。
【図4】床構造体のX字形状床受け板の斜視図である。
【図5】X字形状床受け板の側面図である。
【図6】X字形状床受け板の平面図である。
【図7】床構造体のT字形状床受け板の斜視図である。
【図8】T字形状床受け板の正面図である。
【図9】T字形状床受け板の平面図である。
【図10】T字形状床受け板の側面図である。
【図11】床構造体のL字形状床受け板の斜視図であ
る。
る。
【図12】L字形状床受け板の側面図である。
【図13】L字形状床受け板の平面図である。
【図14】床構造体の対角線状床受け板の斜視図であ
る。
る。
【図15】斜めの床受け板の側面図である。
【図16】斜めの床受け板の平面図である。
【図17】斜めの床受け板の正面図である。
【図18】床構造体の接続ブリッジの斜視図である。
【図19】接続ブリッジの正面図である。
【図20】接続ブリッジの平面図である。
【図21】図20の線XXI−XXIに沿った接続ブリ
ッジの断面図である。
ッジの断面図である。
【図22】図20の線XXII−XXIIに沿った接続
ブリッジの断面図である。
ブリッジの断面図である。
【図23】一組のX字形状の床受け板を示す平面図であ
る。
る。
【図24】接続ブリッジとX字形状の床受け板を示す部
分断面図である。
分断面図である。
【図25】図23に示されたX字形状の床受け板の部分
断面図である。
断面図である。
【図26】図23に示されたX字形状の床受け板の部分
断面図である。
断面図である。
【図27】接続ブリッジにより相互に接続された複数の
各種タイプの床受け板の部分平面図である。
各種タイプの床受け板の部分平面図である。
【図28】床構造体のカバープレート部分の平面図であ
る。
る。
【図29】カバープレートとX字形状の床受け板の部分
断面図である。
断面図である。
【図30】図29に示されたX字形状の床受け板とカバ
ープレートとの部分断面図である。
ープレートとの部分断面図である。
【図31】図30の線XXXI−XXXIに沿った床構
造体の断面図である。
造体の断面図である。
【図32】ユーティリティ支柱の正面図である。
【図33】ユーティリティ支柱の側面図である。
【図34】図32の線XXXIV−XXXIVに沿った
ユーティリティ支柱の水平断面図である。
ユーティリティ支柱の水平断面図である。
【図35】図32の線XXXV−XXXVに沿ったユー
ティリティ支柱の断面図である。
ティリティ支柱の断面図である。
【図36】ユーティリティ支柱と床構造体の部分断面図
である。
である。
【図37】図36の線XXXVII−XXXVIIに沿
ったユーティリティ支柱の断面図である。
ったユーティリティ支柱の断面図である。
【図38】図36の線XXXVIII−XXXVIII
に沿ったユーティリティ支柱の断面図である。
に沿ったユーティリティ支柱の断面図である。
【図39】ユーティリティ支柱が取りつけられた床構造
体の部分平面図である。
体の部分平面図である。
1 ユーティリティ分配システム 2 床構造体 3 建築物の床 4、5 配線路 7、8 ユーティリティ導管 9 ユーティリティ支柱 10 脚部 24〜27 床受け板 28 カバープレート 30 分離プレート 31 下部コネクター配線路 32 上部コネクター配線路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス・ジー・フェルドポーシュ アメリカ合衆国、ミシガン州、ヘイスティ ングズ、センター・ロード 1824 (72)発明者 フレデリック・エス・フェイクス アメリカ合衆国、ミシガン州、グリーンヴ ィル、フェンウィック・ロード 3692
Claims (24)
- 【請求項1】 建築物の床の上に接して支持されると共
に少なくとも一つのユーティリティ導管を通すため第1
の配線路を形成している中空部と少なくとも一つの作業
所を支えるために形成された床面とを有する組立式の床
構造体と、 前記床構造体から作業所へユーティリティを分配するた
めのユーティリティ支柱とを備え、 前記ユーティリティ支柱は、前記床構造体に取り付けら
れて前記ユーティリティ支柱をほぼ直立して支持すると
共に前記第1の配線路の上方に位置して前記第1の配線
路に通じる第1の開口部が形成された脚部と、前記ユー
ティリティ支柱に取り付けられ且つユーティリティを選
択的に分配するために使用されるユーティリティ・アウ
トレットと、外方に向かって開放された面を有して少な
くとも一つのユーティリティ導管を保持すると共に前記
ユーティリティ・アウトレットと前記脚部の第1の開口
部との間を連続的に伸長し且つこれらを通ぜしめている
第1のユーティリティ・チャンネルとを有し、 ユーティリティ導管を前記床構造体の第1の配線路から
前記ユーティリティ支柱の脚部の開口部を通して引出
し、前記ユーティリティ支柱の開放面に挿入して前記第
1のユーティリティ・チャンネル内に配置し、前記ユー
ティリティ・アウトレットに接続することにより、ユー
ティリティを作業所に分配することを特徴とするユーテ
ィリティ分配システム。 - 【請求項2】 前記ユーティリティ支柱は、前記第1の
ユーティリティ・チャンネルから物理的に分離され且つ
前記ユーティリティ支柱に沿って連続的に伸長する外方
へ指向した開放面を有し、前記床構造体からユーティリ
ティを供給するために前記脚部の第2の開口部と通じて
いる第2のユーティリティ・チャンネルを含むことを特
徴とする請求項1に記載のユーティリティ分配システ
ム。 - 【請求項3】 前記床構造体の中空部は、前記第1の配
線路と物理的に分離され且つ少なくとも一つのユーティ
リティ導管を通すための第2の配線路を形成することを
特徴とする請求項2に記載のユーティリティ分配システ
ム。 - 【請求項4】 前記第1のユーティリティ・チャンネル
は前記第1の配線路に通じ、前記第2のユーティリティ
・チャンネルは前記第2の配線路に通じ、第1及び第2
のユーティリティが互いに物理的に分離されつつ前記床
構造体と前記ユーティリティ支柱とを経て送られること
を特徴とする請求項3に記載のユーティリティ分配シス
テム。 - 【請求項5】 前記ユーティリティ支柱は、家具を支え
るに十分な剛性を有することを特徴とする請求項4に記
載のユーティリティ分配システム。 - 【請求項6】 さらに、前記ユーティリティ支柱に支持
され且つ前記ユーティリティ・アウトレットと操作可能
に接続された電気器具を有する家具ユニットを含むこと
を特徴とする請求項5に記載のユーティリティ分配シス
テム。 - 【請求項7】 前記第1及び第2のユーティリティ・チ
ャンネルは、それぞれ自らのチャンネルを選択的に閉じ
る脱着自在のカバーを含むことを特徴とする請求項6に
記載のユーティリティ分配システム。 - 【請求項8】 前記床面は、ほぼ連続した床領域を形成
するように格子状に配列された複数のカバープレートを
備えたことを特徴とする請求項7に記載のユーティリテ
ィ分配システム。 - 【請求項9】 前記ユーティリティ支柱の脚部は、少な
くとも一つの前記カバープレートの代わりに置き換えら
れるような形状に形成されたことを特徴とする請求項8
に記載のユーティリティ分配システム。 - 【請求項10】 前記床構造体の中空部は、前記第1の
配線路と物理的に分離され且つ少なくとも一つのユーテ
ィリティ導管を通すように構成された第2の配線路を形
成することを特徴とする請求項1に記載のユーティリテ
ィ分配システム。 - 【請求項11】 前記ユーティリティ支柱は、家具を支
えるに十分な剛性を有することを特徴とする請求項1に
記載のユーティリティ分配システム。 - 【請求項12】 さらに、前記ユーティリティ支柱に支
持され且つ前記ユーティリティ・アウトレットと操作可
能に接続された電気器具を有する家具ユニットを含むこ
とを特徴とする請求項11に記載のユーティリティ分配
システム。 - 【請求項13】 前記第1のユーティリティ・チャンネ
ルは、自らのチャンネルを選択的に閉じる脱着自在のカ
バーを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーティ
リティ分配システム。 - 【請求項14】 前記床面は、ほぼ連続した床領域を形
成するように格子状に配列された複数のカバープレート
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のユーティリ
ティ分配システム。 - 【請求項15】 前記ユーティリティ支柱の脚部は、少
なくとも一つの前記カバープレートの代わりに置き換え
られるような形状に形成されたことを特徴とする請求項
14に記載のユーティリティ分配システム。 - 【請求項16】 前記床構造体は、相互に隣接して格子
状に配置され且つ前記床面を支持するための複数の床受
け板を含むことを特徴とする請求項1に記載のユーティ
リティ分配システム。 - 【請求項17】 前記床構造体は、互いに隣接する前記
床受け板の間に伸長し且つこれらの床受け板を物理的に
接続するために取り付けられる複数の接続ブリッジを含
むことを特徴とする請求項16に記載のユーティリティ
分配システム。 - 【請求項18】 各床受け板は、ほぼU字形の断面形状
を有し且つ前記第1の配線路の少なくとも一部を形成す
る基部を有することを特徴とする請求項17に記載のユ
ーティリティ分配システム。 - 【請求項19】 各接続ブリッジは、互いに隣接する床
受け板の基部の上方に間隔を隔てて配置され且つその下
に前記第1の配線路の一部を構成する下部コネクター配
線路を形成する分離プレートを含むことを特徴とする請
求項18に記載のユーティリティ分配システム。 - 【請求項20】 前記接続ブリッジは、それぞれ、対応
する分離プレートを上方に位置する前記カバープレート
の下に間隔を隔てて配置し且つその上に前記第2の配線
路の一部を構成する上部コネクター配線路を形成するこ
とを特徴とする請求項19に記載のユーティリティ分配
システム。 - 【請求項21】 組み立て式の床構造体から作業所へユ
ーティリティを分配するためのユーティリティ支柱であ
って、 前記床構造体の上に取り付けられて前記ユーティリティ
支柱をほぼ直立して支持すると共に前記床構造体の配線
路の上方に位置してこの配線路に通じる開口部が形成さ
れた脚部と、 前記ユーティリティ支柱に取り付けられ且つユーティリ
ティを選択的に分配するためのユーティリティ・アウト
レットと、 外方に向かって開放された面を有して少なくとも一つの
ユーティリティ導管を保持すると共に前記ユーティリテ
ィ・アウトレットと前記脚部の開口部との間を連続的に
伸長し且つこれらを通ぜしめているユーティリティ・チ
ャンネルとを備え、ユーティリティ導管を前記床構造体
の配線路から前記ユーティリティ支柱の脚部の開口部を
通して引出し、前記ユーティリティ支柱の開放面に挿入
して前記ユーティリティ・チャンネル内に配置し、前記
ユーティリティ・アウトレットに接続することにより、
ユーティリティを作業所に分配することを特徴とするユ
ーティリティ支柱。 - 【請求項22】 ユーティリティ床構造体であって、 互いに隣接しつつ格子状に床面に接触して支持されると
共にほぼU字形の断面形状を有し且つ床構造体をほぼ連
続的に伸長する主配線路の少なくとも一部を形成する基
部を有する少なくとも一つの床受け板と、 前記床受け板上に支持されて前記主配線路をほぼ閉封し
且つその上の床面の少なくとも一部を構成する少なくと
も一つの剛性のカバープレートと、 互いに隣接する前記床受け板の間に伸長してこれらを接
続する少なくとも一つの接続ブリッジとを備え、前記接
続ブリッジは、前記床受け板の基部の上方に間隔を隔て
て配置されてその下に下部コネクター配線路を形成し且
つ前記カバープレートの下方に間隔を隔てて配置されて
その上に下部コネクター配線路にほぼ垂直に指向した上
部コネクター配線路を形成する分離プレートを含み、下
部コネクター配線路は前記主配線路と結合して第1のユ
ーティリティを受納し保持するために使用される第1の
ユーティリティ配線路を構成し、上部コネクター配線路
は前記主配線路と結合して第2のユーティリティを受納
し保持するために使用される第2のユーティリティ配線
路を構成し、 第1及び第2のユーティリティが互いに物理的に分離さ
れつつ前記床構造体を通して送られることを特徴とする
ユーティリティ床構造体。 - 【請求項23】 さらに、前記床構造体に支持されると
共にアウトレットを有し且つ第1及び第2のユーティリ
ティをアウトレットに接続するために前記第1及び第2
のユーティリティ配線路に整合するチャンネルを有する
少なくとも一つのユーティリティ支柱を備えたことを特
徴とする請求項22に記載のユーティリティ床構造体。 - 【請求項24】 ユーティリティ床構造体において;床
面上に並列した状態で接触して支持されると共に床面か
ら所定の高さに位置する支持部を有する複数の基部部材
と、 前記基部部材の支持部の上に並列した状態で支持される
と共に床面との間に複数のユーティリティを通すための
ほぼ閉じられた空間部を形成する複数の剛性カバーと、 前記空間部内に配置される複数の分離チャンネルとを備
え、各分離チャンネルは、互いに隣接する前記支持部間
に位置する一対の垂直なフランジが形成されてほぼ逆U
字形の断面形状を有すると共に前記支持部の高さより低
い高さに配置された水平なウェブを有し、 第1のユーティリティが第1の配線路を形成する第1の
支持部列の間に送られ、第2のユーティリティが第2の
配線路を形成する第2の支持部列の間に送られ、前記分
離チャンネルは前記第1及び第2のユーティリティのう
ちの少なくとも一方の上に配置されて前記第1及び第2
の配線路を互いに物理的に分離していることを特徴とす
るユーティリティ床構造体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/063,463 US5794392A (en) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | Utility distribution system for open office plans and the like |
US08/063463 | 1993-05-18 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH077834A true JPH077834A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=22049374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6104078A Pending JPH077834A (ja) | 1993-05-18 | 1994-05-18 | ユーティリティ分配システム、ユーティリティ支柱及びユーティリティ床構造体 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (5) | US5794392A (ja) |
EP (1) | EP0683554B1 (ja) |
JP (1) | JPH077834A (ja) |
AU (1) | AU685088B2 (ja) |
CA (1) | CA2123665A1 (ja) |
DE (1) | DE69406426T2 (ja) |
ES (1) | ES2109607T3 (ja) |
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