JPH10108341A - 住宅の配線方法 - Google Patents

住宅の配線方法

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Publication number
JPH10108341A
JPH10108341A JP25825396A JP25825396A JPH10108341A JP H10108341 A JPH10108341 A JP H10108341A JP 25825396 A JP25825396 A JP 25825396A JP 25825396 A JP25825396 A JP 25825396A JP H10108341 A JPH10108341 A JP H10108341A
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JP
Japan
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wiring
wiring unit
unit
zone
efficiency
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JP25825396A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Ujita
喜晴 氏田
Katsuji Sumita
勝司 住田
Takahiro Yoshikawa
隆裕 好川
Makoto Nakayama
誠 中山
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National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線図作成の能率が向上し、配線ユニットの
製造効率が高く、かつその在庫管理の能率が高い高い住
宅の配線方法を提供する。 【解決手段】 住宅の平面配置上で、その空間の機能等
により一定の範囲を区切って複数のゾーンK…を定める
とともにこのゾーンK…毎に必要な配線機能の種類とそ
の個数を予め設定し、この設定された配線機能を充足す
る配線機器および導線を予めまとめた配線ユニットK−
1…を用い、ゾーンK…毎に配線を施工する。このよう
に、住宅の空間を機能等により一定の範囲を区切ってゾ
ーンK…を定めると共にこのゾーンK…毎に必要な配線
機能の種類とその個数を予め設定するものであるため、
電気工事の積算および配線図作成の能率向上と標準化が
図れる。また、配線ユニットK−1…の種類をを標準設
定できるので、その製造効率や在庫管理の能率が高く、
また電気工事の能率も良くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅の配線方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅の配線方法においては、住宅
のプランに応じて分岐回路を設定し、回路毎に必要な配
線機能の種類とその個数に応じて配線機器やケーブル種
類および長さを決定した上で配線図を作成し、それを基
にして配線ユニットを邸別に発注している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、住宅の
配線方法では、上記のように邸別に配線図を作成し配線
ユニットを発注しなければならなかったので、配線図作
成の能率が悪く配線ユニットの製造効率が低下するとい
う問題があった。また、配線ユニットが邸別に必要とな
るため種類が多くなり在庫管理にも問題点があった。
【0004】したがって、この発明の目的は、配線図作
成の能率が向上し、配線ユニットの製造効率が高く、か
つその在庫管理の能率が高い住宅の配線方法を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の住宅の配
線方法は、住宅の平面配置上で、その空間の機能等によ
り一定の範囲を区切って複数のゾーンを定めるとともに
このゾーン毎に必要な配線機能の種類とその個数を予め
設定し、この設定された配線機能を充足する配線機器お
よび導線を予めまとめた配線ユニットを用い、ゾーン毎
に配線を施工することを特徴とする。
【0006】このように、住宅の空間を機能等により一
定の範囲を区切ってゾーンを定めると共にこのゾーン毎
に必要な配線機能の種類とその個数を予め設定するもの
であるため、電気工事の積算および配線図作成の能率向
上と標準化が図れる。また、配線ユニットの種類を標準
設定できるので、その製造効率や在庫管理の能率が高
く、また電気工事の能率も良くなる。
【0007】請求項2記載の住宅の配線方法は、請求項
1において、ゾーン毎に予め設定する必要な配線機能の
種類とその個数を変えた複数種の配線ユニットを用意
し、その中で選択して使用する。このように、ゾーン毎
に複数種の配線ユニットを用意しているので、住宅のプ
ラン設計や仕様設定上の選択の自由性が大きくなり、様
々なニーズに適合できる。また、増改築等の間取り変更
の際、必要な配線機能の種類とその個数が変化しても、
配線ユニットの品種の取り替えで簡単に対応できる。
【0008】請求項3記載の住宅の配線方法は、請求項
1または2において、配線ユニットの中に、予め設定し
たところのゾーン毎に必要な配線機能の種類とその個数
以外に、予備の配線機器および導線を併せ設けた。この
ように、配線ユニットの中に予備の配線機器および導線
を併せ設けたので、電気配線工事の完了後や竣工後にお
いて、電気機器を追加する必要が生じた場合に、予備の
配線機器および導線により簡単に対応できる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態の住宅の配
線方法を図1ないし図27に基づいて説明する。図1お
よび図2はこの発明の実施の形態の住宅の配線方法によ
り配線した住宅の平面図を示している。この住宅は平面
配置上でその空間を機能等により一定の範囲を区切って
複数のゾーンを定め、ゾーン毎に配線を施工している。
配線工事に際しては、分電盤1より導出された配線にジ
ョイントボックス2を介して接続された配線ユニットが
用いられる。この配線ユニットは、ゾーン毎に必要な配
線機能の種類とその個数を予め設定しておき、この設定
された配線機能を充足する配線機器および導線を予めま
とめたものである。また、ゾーンとして、キッチンユニ
ットK、バスサニタリユニットB、玄関・廊下・1階ト
イレG、リビング・ダイニングL、1階居室R、階段・
2階廊下・2階トイレS、主寝室M、子供部屋Cが設定
されている。各ゾーンの構成について説明する。
【0010】キッチンユニットKは、工場で組み立てら
れ現場へ輸送される。このキッチンユニットKに使用さ
れる配線ユニットは、図3に示すように、K−1の1品
種である。同図において、4は冷蔵庫、5は流し元灯、
6はファン、7は勝手口の照明器具、8は勝手口の照明
器具7のスイッチ、9はオートフットウォーマ、10は
リビングダイニングのコンセント、11はコンセント、
12はキッチンの引っ掛けシーリング、13は引っ掛け
シーリング12のスイッチである。この配線ユニットK
−1の長さは5.0mであり、各ケーブルは工場で壁内
通線まで行う。配線ユニットK−1は1品種のため配線
器具の追加、変更はできない。
【0011】バスサニタリユニットBは、キッチンユニ
ットKと同様に工場で組み立てられ現場へ輸送される。
このバスサニタリユニットBに使用される配線ユニット
は、図4に示すようにB−1の1品種である。同図にお
いて、15はファン、16は浴室の照明器具、17はフ
ァン15と浴室の照明器具16のスイッチ、18は給湯
機、19は洗濯機、20はサニタリ、21はサニタリ2
0のスイッチである。この配線ユニットB−1の長さは
4.5mであり、各ケーブルは工場で壁内通線まで行
う。配線ユニットB−1は1品種のため配線器具の追
加、変更はできない。また、図1において、洗濯機19
の図示を省略した。
【0012】玄関・廊下・1階トイレGに使用される配
線ユニットは、図5ないし図8に示すように、G−1,
G−2,G−3,G−4の4品種である。配線ユニット
G−1を示す図5において、23は廊下のコンセント、
24は廊下灯、25は廊下灯24のスイッチ、26はホ
ール灯、27はホール灯26のスイッチ、28は玄関
灯、29は玄関灯28のスイッチ、30はトイレのコン
セント、31はあかりファンである。この場合、玄関灯
29、ホール灯27のスイッチ25,27は片切スイッ
チを標準とし、3路スイッチ等への変更は現場対応とす
る。また、廊下灯24のスイッチ25は3路スイッチを
標準とし、その他への変更は現場対応とする。また、こ
の配線ユニットG−1の長さは6.5mであり、予備の
配線機器および導線(以下、予備線と呼ぶ)32を併せ
設けてある。施工時には、予備線32を除く配線ユニッ
トG−1の各ケーブルを現場で配線し、予備線32はジ
ョイントボックス2の近くに巻いて置かれる。
【0013】また、配線ユニットG−2は、図6に示す
ように、配線ユニットG−1仕様に加えて、納戸の引っ
掛けシーリング34とそのスイッチ35が付加してあ
る。この配線ユニットG−2の長さは7.0mである。
また、配線ユニットG−3は、図7に示すように、配線
ユニットG−1仕様において廊下灯24のスイッチ25
を4路スイッチとしている。この配線ユニットG−3の
長さは7.5mである。また、配線ユニットG−4は、
図8に示すように、配線ユニットG−3仕様に加えて、
納戸の引っ掛けシーリング34とそのスイッチ35が付
加してある。この配線ユニットG−3の長さは8.0m
である。図1では、配線ユニットG−1を用いている。
【0014】リビング・ダイニングLに使用される配線
ユニットは、図9および図10に示すように、L−1,
L−2の2品種である。配線ユニットL−1を示す図9
において、37は深呼吸ファン、38はセンサーファ
ン、39はオートエアターン、40はインターホン、4
1はコンセント、42a,43aは引っ掛けシーリン
グ、42b,43bは引っ掛けシーリング42a,43
aのスイッチである。この場合、照明は、2ヵ所を標準
とし、また片切スイッチを標準とし、3路スイッチ等へ
の変更は現場対応とする。また、この配線ユニットL−
1の長さは6.0mであり、予備線43を併せ設けてあ
る。施工時には、予備線43を除く配線ユニットL−1
の各ケーブルを現場で配線し、予備線43はジョイント
ボックス2の近くに巻いて置かれる。また、配線ユニッ
トL−2は、図10に示すように、配線ユニットL−1
仕様に加えて、コンセント44が付加してある。この配
線ユニットL−2の長さは7.0mである。
【0015】1階居室Rに使用される配線ユニットは、
図11に示すように、R−1の1品種である。同図にお
いて、46はコンセント、47は引っ掛けシーリング、
48は引っ掛けシーリング47のスイッチである。この
場合、配線ユニットR−1の長さは4.5mであり、予
備線49を併せ設けてある。この予備線49は縁側照明
が必要な場合に使用する。施工時には、予備線49を除
く配線ユニットR−1の各ケーブルを現場で配線し、予
備線49はジョイントボックス2の近くに巻いて置かれ
る。図1では、配線ユニットR−1を用い、かつ予備線
49を使用している。
【0016】階段・2階廊下・2階トイレSに使用され
る配線ユニットは、図12ないし図15に示すように、
S−1,S−2,S−3,S−4の4品種である。配線
ユニットS−1を示す図12において、51は廊下灯、
52は廊下灯51のスイッチ、53は階段灯、54は階
段灯53のスイッチ、55は手すりあかり、56はコン
セント、57はトイレのコンセント、58はあかりファ
ンである。この場合、廊下灯51、階段灯53のスイッ
チ52,54は、3路スイッチを標準とし、その他への
対応は現場対応とする。また、この配線ユニットS−1
の長さは6.5mであり、予備線59を併せ設けてあ
る。施工時には、予備線59を除く配線ユニットS−1
の各ケーブルを現場で配線し、予備線59はジョイント
ボックス2の近くに巻いて置かれる。
【0017】また、配線ユニットS−2は、図13に示
すように、配線ユニットS−1仕様に加えて、納戸ある
いはホビーコーナの引っ掛けシーリング61とそのスイ
ッチ62が付加してある。この配線ユニットS−2の長
さは7.0mである。また、配線ユニットS−3は、図
14に示すように、配線ユニットS−1仕様において廊
下灯51のスイッチ52を4路スイッチとしている。こ
の配線ユニットS−3の長さは7.5mである。また、
配線ユニットS−4は、図15に示すように、配線ユニ
ットS−3仕様に加えて、納戸の引っ掛けシーリング6
1とそのスイッチ62が付加してある。この配線ユニッ
トS−3の長さは8.0mである。図2では、配線ユニ
ットS−2を用いている。なお、手すりあかり55の図
示を省略した。
【0018】主寝室Mに使用される配線ユニットは、図
16ないし図19に示すように、M−1,M−2,M−
3,M−4の4品種である。配線ユニットM−1を示す
図16において、64はコンセント、65は引っ掛けシ
ーリング、66は引っ掛けシーリング65のスイッチで
ある。この配線ユニットM−1の長さは、6.0mであ
り、予備線67を併せ設けてある。施工時には、予備線
67を除く配線ユニットM−1の各ケーブルを現場で配
線し、予備線67はジョイントボックス2の近くに巻い
て置かれる。
【0019】また、配線ユニットM−2は、図17に示
すように、配線ユニットM−1仕様に加えて、クローゼ
ットの引っ掛けシーリング69とそのスイッチ70が付
加してある。また、配線ユニットM−3は、図18に示
すように、配線ユニットM−1仕様に加えて、コンセン
ト71、照明器具72、照明器具72のスイッチ73が
付加してある。スイッチ73は3路スイッチである。ま
た、配線ユニットM−4は、図19に示すように、配線
ユニットM−1仕様に加えて、クローゼットの引っ掛け
シーリング69とそのスイッチ70、照明器具72、照
明器具72のスイッチ73、コンセント71が付加して
ある。また、配線ユニットM−2,M−3,M−4の長
さは全て6.0mである。図2では、配線ユニットM−
4を用いている。なお、照明器具72とスイッチ73の
図示を省略した。
【0020】子供部屋Cに使用される配線ユニットは、
図20ないし図22に示すように、C−1,C−2,C
−3の3品種である。配線ユニットC−1を示す図20
において、74はコンセント、75a,76aは引っ掛
けシーリング、75b,76bは引っ掛けシーリング7
5a,76aのスイッチである。この配線ユニットC−
1の長さは、7.5mであり、予備線77を併せ設けて
ある。この場合、1部屋につき照明1ヵ所、コンセント
3ヵ所を標準とする。また、この配線ユニットC−1は
2部屋用である。施工時には、予備線77を除く配線ユ
ニットC−1の各ケーブルを現場で配線し、予備線77
はジョイントボックス2の近くに巻いて置かれる。
【0021】また、配線ユニットC−2は、図21に示
すように、配線器具を数を少なくした1部屋用である。
この配線ユニットC−2の長さは5.0mである。ま
た、配線ユニットC−3は、図22に示すように、配線
ユニットC−2仕様に加えて、クローゼットの引っ掛け
シーリング78とそのスイッチ79が付加してある。こ
の配線ユニットC−3の長さは5.5mである。図2で
は、配線ユニットC−1を使用している。
【0022】上記の配線ユニットは、建物のプランによ
って使用するものが決まっている。表1〜表3は配線ユ
ニットの明細を示している。例えば、プランNo. 1
は、間口が7P×9P(P=90cm)、入口がS
(南)の建物の場合、配線ユニットは、K−1,B−
1,G−2,L−2,S−1,M−1,C−1を使用す
る。Nは北、EWは東西に入口があることを示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】 プランNo. 19,24,25において、C−2は南西
の子供部屋用、C−3は北東の子供部屋と納戸用であ
る。プランNo. 22において、C−2は南東の子供部
屋用、C−3は北東の子供部屋と納戸用である。プラン
No. 26において、C−2は南東の子供部屋用、C−
3は北西の子供部屋と納戸用である。プランNo. 27
において、C−2は北東の子供部屋用、C−3は南西の
子供部屋と納戸用である。プランNo. 58,59,6
0において、C−2は南西の子供部屋用、C−3は南中
の子供部屋と納戸用である。また、図1および図2はプ
ランNo. 46に近い構成である。
【0026】つぎに、配線方法について説明する。図2
3は配線方法の概念を示している。この場合、設備ユニ
ットK,Bは、工場にて配線および配線器具本体(プレ
ートカバーを除く)の取付けまで行う。Pで囲んだ部分
は工場内でできる作業である(プレ配線システム)。こ
の場合、配線ユニットK−1,B−1は、必要な本数の
ケーブルの一端をジョイントボックスに接続したもの
で、コンセント等の配線器具を接続する前の状態をい
う。81は配線付外壁パネル又は袖壁パネル、82は配
線器具、照明器具、スイッチ、コンセント等を示す。ま
た、矢印83は屋外配線工事を示す。
【0027】また、配線方法の作業明細については、図
24ないし図26に示した (1)〜(16)の順でゾーンK…
毎に行う。図面では (1),(2) …に相当する作業をそれ
ぞれ, …で示す。 (1)〜(8) は工場で行い、その内
の (1)〜(6) は設備ユニットに関する作業で、 (7)と
(8) は外壁、袖壁、玄関間仕切に関する作業である。図
24において、(1) は配線ユニットの取付けを示し、配
線ユニットを図面の指示位置に固定する。(2) はケーブ
ル延線を示し、配線ユニットの各ケーブル90を図面指
示に従い延線する。(3) は照明、換気扇等の器具接続を
示し、器具本体を設備ユニット内の機器本体と直結す
る。(4) は器具取付けを示し、器具本体を固定する。
(5) は分電盤の接続、取付けを示し、電源線を分電盤と
接続し、分電盤を固定する。(6) は壁内ケーブル87と
配線ユニットの接続を示し、壁内ケーブル87の上端部
と配線ユニットのケーブル90を接続する。また、図2
5は袖壁パネルで図26は玄関間仕切パネルを示してい
る。(7) はマロー用穴加工を示し、配線器具の取付け位
置に合わせてパネル内装材を穴加工する。この場合、照
明スイッチ用の穴85と一般コンセント用の穴86を設
けている。(8) は壁内通線を示し、パネル上端部から加
工穴まで余長も含め壁内にケーブル87を通す。
【0028】また、図24において、 (9)〜(16)は現場
で行う作業である。(9) は配線ユニットの取付けを示
し、図面の指示位置に固定する。(10)はケーブル延線を
示し、配線ユニットの各ケーブル90を図面指示に従い
延線する。(11)は照明、専用器具等の器具接続を示し、
現場取付けの照明、専用器具(手すりあかり、トイレフ
ァン等)と配線ユニットのケーブル90を接続する。(1
2)は器具取付けを示し、器具本体を固定する。(13)は壁
内ケーブル87と配線ユニットの接続を示し、図27に
示すように、壁内ケーブル87の上端部と配線ユニット
のケーブル90を差込ジョイント89を用いて接続す
る。(14)は配線器具(スイッチ、コンセント)の接続、
固定を示し、内装側の加工穴から出されたケーブルと配
線器具を接続し固定する。(15)は電源線の延長、分電盤
接続を示し、各配線ユニットの電源線を延長送り線91
と接続し、分電盤と接続する。(16)は専用線接続(クー
ラー、レンジ等)を示し、機器と分電盤をケーブルで接
続する。
【0029】以上のようにこの実施の形態によれば、住
宅の空間を機能等により一定の範囲を区切ってゾーンK
…を定めると共にこのゾーンK…毎に必要な配線機能の
種類とその個数を予め設定し、この設定された配線機能
を充足する配線機器および導線を予めまとめた配線ユニ
ットK−1…を用い、ゾーンK…毎に配線を施工するの
で、電気工事の積算および配線図作成の能率向上と標準
化が図れる。また、配線ユニットK−1…の種類を標準
設定できるので、その製造効率や在庫管理の能率が高
く、また電気工事の能率も良くなる。
【0030】また、ゾーンK…毎に複数種の配線ユニッ
トK−1…を用意しているので、住宅のプラン設計や仕
様設定上の選択の自由性が大きくなり、様々なニーズに
適合できる。また、増改築等の間取り変更の際、必要な
配線機能の種類とその個数が変化しても、配線ユニット
K−1…の品種の取り替えで簡単に対応できる。また、
配線ユニットK−1…の中に予備の配線機器および導線
を併せ設けたので、電気配線工事の完了後や竣工後にお
いて、電気機器を追加する必要が生じた場合に、予備の
配線機器および導線により簡単に対応できる。
【0031】
【発明の効果】この発明の住宅の配線方法によれば、住
宅の空間を機能等により一定の範囲を区切ってゾーンを
定めると共にこのゾーン毎に必要な配線機能の種類とそ
の個数を予め設定するものであるため、電気工事の積算
および配線図作成の能率向上と標準化が図れる。また、
配線ユニットの種類を標準設定できるので、その製造効
率や在庫管理の能率が高く、また電気工事の能率も良く
なる。
【0032】請求項2では、ゾーン毎に複数種の配線ユ
ニットを用意しているので、住宅のプラン設計や仕様設
定上の選択の自由性が大きくなり、様々なニーズに適合
できる。また、増改築等の間取り変更の際、必要な配線
機能の種類とその個数が変化しても、配線ユニットの品
種の取り替えで簡単に対応できる。請求項3では、配線
ユニットの中に予備の配線機器および導線を併せ設けた
ので、電気配線工事の完了後や竣工後において、電気機
器を追加する必要が生じた場合に、予備の配線機器およ
び導線により簡単に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の住宅の配線方法により
配線した住宅の1階の配線図である。
【図2】この発明の実施の形態の住宅の配線方法により
配線した住宅の2階の配線図である。
【図3】配線ユニットK−1の構成図である。
【図4】配線ユニットB−1の構成図である。
【図5】配線ユニットG−1の構成図である。
【図6】配線ユニットG−2の構成図である。
【図7】配線ユニットG−3の構成図である。
【図8】配線ユニットG−4の構成図である。
【図9】配線ユニットL−1の構成図である。
【図10】配線ユニットL−2の構成図である。
【図11】配線ユニットR−1の構成図である。
【図12】配線ユニットS−1の構成図である。
【図13】配線ユニットS−2の構成図である。
【図14】配線ユニットS−3の構成図である。
【図15】配線ユニットS−4の構成図である。
【図16】配線ユニットM−1の構成図である。
【図17】配線ユニットM−2の構成図である。
【図18】配線ユニットM−3の構成図である。
【図19】配線ユニットM−4の構成図である。
【図20】配線ユニットC−1の構成図である。
【図21】配線ユニットC−2の構成図である。
【図22】配線ユニットC−3の構成図である。
【図23】この発明の住宅の配線方法の概念図である。
【図24】この発明の実施の形態の住宅の配線方法の手
順を示す説明図である。
【図25】袖壁パネル内に通線する説明図である。
【図26】玄関専用間仕切パネル内に通線する説明図で
ある。
【図27】壁内ケーブルと配線ユニットの接続を示す説
明図である。
【符号の説明】
K,B,G,L,R,S,M,C ゾーン K−1 配線ユニット B−1 配線ユニット G−1,G−2,G−3,G−4 配線ユニット L−1,L−2 配線ユニット R−1 配線ユニット S−1,S−2,S−3,S−4 配線ユニット M−1,M−2,M−3,M−4 配線ユニット C−1,C−2,C−3 配線ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 誠 大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号 ナショナル住宅産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅の平面配置上で、その空間の機能等
    により一定の範囲を区切って複数のゾーンを定めるとと
    もにこのゾーン毎に必要な配線機能の種類とその個数を
    予め設定し、この設定された配線機能を充足する配線機
    器および導線を予めまとめた配線ユニットを用い、ゾー
    ン毎に配線を施工することを特徴とする住宅の配線方
    法。
  2. 【請求項2】 ゾーン毎に予め設定する必要な配線機能
    の種類とその個数を変えた複数種の配線ユニットを用意
    し、その中で選択して使用する請求項1記載の住宅の配
    線方法。
  3. 【請求項3】 配線ユニットの中に、予め設定したとこ
    ろのゾーン毎に必要な配線機能の種類とその個数以外
    に、予備の配線機器および導線を併せ設けた請求項1ま
    たは2記載の住宅の配線方法。
JP25825396A 1996-09-30 1996-09-30 住宅の配線方法 Pending JPH10108341A (ja)

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JP25825396A JPH10108341A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 住宅の配線方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008261100A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Sekisui Chem Co Ltd 住宅構造
JP4558906B2 (ja) * 2000-08-28 2010-10-06 ミサワホーム株式会社 可変空間対応配線システムおよび可変空間対応配線システムのスイッチ増設方法

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