JPH10155224A - 電気配線方法及びそれに用いるケーブル付回路ボックス - Google Patents

電気配線方法及びそれに用いるケーブル付回路ボックス

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JPH10155224A
JPH10155224A JP32334896A JP32334896A JPH10155224A JP H10155224 A JPH10155224 A JP H10155224A JP 32334896 A JP32334896 A JP 32334896A JP 32334896 A JP32334896 A JP 32334896A JP H10155224 A JPH10155224 A JP H10155224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit box
cable
circuit
box
cables
Prior art date
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Pending
Application number
JP32334896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoko Sato
陽子 佐藤
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
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  • Electric Cable Installation (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建造物の屋内に電気配線する方法であって、
現場作業が簡便ですみ増設や変更の自由度の高い電気配
線方法を提供する。 【解決手段】 本発明の電気配線方法は、建造物1内で
電気器具間に電気配線を行う方法である。まず、あらか
じめ計画されている電気回路及び予備回路、並びに、電
気器具(コンセント7、照明灯11等)までのケーブル
9、13等を有するケーブル付回路ボックス21を準備
する。このケーブル付回路ボックス21を建造物1内に
設置し、同ボックス21から出ているケーブルを電気器
具まで配線する。そして、ケーブル付回路ボックス21
と配電盤間を結線する。建造物の増設工事においては、
増設工事分のケーブル付回路ボックス43を設置し、こ
れに既設ケーブル付回路ボックス21から電源線19を
配線する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅やオフィスビ
ルなどの建造物の屋内に電気配線する方法及びそれに用
いるケーブル付回路ボックスに関する。特には、現場作
業が簡便ですみ、増設や変更の自由度の高い電気配線方
法及びそれに用いるケーブル付回路ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】建造物の屋内には、コンセントや照明、
スイッチ等を結ぶ電気配線がめぐらされている。この電
気配線は、以前は、電気工事者が配線図を見ながら、1
本毎に配線していた。しかし、建造物の規格化・プレハ
ブ化が進み、配線をできるだけ工場内で事前に準備して
おき、現場工事の手間をできるだけ少なくする方向に進
んできた。
【0003】そのようなプレハブ化された屋内電気配線
用器材として、ユニットケーブル及びジョイントボック
スと呼ばれているものがある。ユニットケーブルは、あ
らかじめ工場において必要な電気配線回路を結線し、接
続部をモールド絶縁した屋内用プレハブケーブルであ
る。配電盤から電気器具(スイッチ、コンセント、照明
など)までのケーブルは、工場で必要長さに合わせて結
線されている。
【0004】ジョイントボックスは、住宅を各部位別の
配線ゾーンに分け、それぞれに適した配線回路をあらか
じめ組み込んだボックスを利用した配線システムであ
る。ジョイントボックスを取り付けた後、現場でケーブ
ルを切り配線と結線を行う様式である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の屋内電気配線用の器材には次のような問題点があ
った。すなわち、ユニットケーブルは、各電気容量が決
められており、また回路部分に触れることができないた
め、電気設備の増設や移動などのリフォームに対応でき
ない。また、ジョイントボックスは、現場で「ケーブル
の長さを測る」「ジョイントボックスに結線する」とい
う作業が増えるため、施工時間がかかる。また、結線を
自分で考えて行うため、間違いが生じやすい。
【0006】本発明は、住宅やオフィスビルなどの建造
物の屋内に電気配線する方法であって、現場作業が簡便
ですみ増設や変更の自由度の高い電気配線方法、及び、
それに用いるケーブル付回路ボックスを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の電気配線方法は、 建造物内で電気器具間
に電気配線を行う方法であって; あらかじめ計画され
ている電気回路及び予備回路並びに電気器具までのケー
ブルを有するケーブル付回路ボックスを準備し、ケーブ
ル付回路ボックスを建造物内に設置し、 ケーブル付回
路ボックスから出ているケーブルを電気器具まで配線
し、 ケーブル付回路ボックスと配電盤間を結線するこ
とを特徴とする。
【0008】また、本発明のケーブル付回路ボックス
は、建造物内で電気器具間に電気配線を行うのに用いる
ケーブル付回路ボックスであって; 建造物で計画され
ている電気回路及び予備回路が回路ボックス内にあらか
じめ組み込まれているとともに、回路ボックスから各電
気器具端末までの必要長さ分のケーブルがあらかじめ結
線されていることを特徴とする。
【0009】すなわち、電気回路及び電気器具までのケ
ーブルは、あらかじめ工場内で製造しておき、工事現場
では、回路ボックスを設置して、ケーブルを決められた
配線経路に引くだけである。そのため、現場工事を省力
化できる。
【0010】また、本発明においては、上記ケーブル付
回路ボックスに、他のケーブル付回路ボックスへの電源
線を接続する端子を設けておき、建造物の増設工事にお
いては、増設工事分のケーブル付回路ボックスを設置
し、該ケーブル付回路ボックスに既設ケーブル付回路ボ
ックスから電源線を配線することもできる。この場合、
増設回路ボックスまで配電盤から配線する必要がなく、
最寄の既設回路ボックスから電源線を引けばよいので、
配線経路が短くなり、工事がやりやすくなる。
【0011】以下、図面を参照しつつより詳しく説明す
る。図1は、本発明の1実施例に係る電気配線方法によ
り配線した住宅の電気配線図である。この住宅1の左側
の部屋3は既設の部屋であり、右側の部屋5は増設した
部屋である。
【0012】部屋3内には、電気配線を要する器具とし
て、コンセント7及び17が壁際に設置されている。ま
た、天井に照明灯11が設置されており、この照明灯1
1を入切するスイッチ27が壁面に設置されている。
【0013】そして、これらの器具には、回路ボックス
21から配線がなされている。すなわち、コンセント7
へはケーブル9が、コンセント17へはケーブル15が
接続されている。また、照明灯11へはケーブル13
が、スイッチ27へはケーブル25が接続されている。
さらに、回路ボックス21には、図示されていない配電
盤からの電源線23が接続されている。
【0014】回路ボックス21は、住宅をいくつかの部
分に分け、各部位毎に必要とされる電気器具用の回路を
組んだボックスである。さらに、増設用の予備回路を設
けたり、回路の変更ができるように構成されている。ま
た、回路ボックス21に接続されている各ケーブル9、
13、15、25は、各電気器具までの必要長さ分のケ
ーブルを、あらかじめ工場内で結線してある。
【0015】一方、増設部屋5内には、電気配線を要す
る器具として、コンセント31及び39が壁際に設置さ
れている。また、天井に照明灯35が設置されており、
この照明灯35を入切するスイッチ47が壁面に設置さ
れている。
【0016】そして、これらの器具には、回路ボックス
43から配線がなされている。すなわち、コンセント3
1へはケーブル33が、コンセント39へはケーブル4
1が接続されている。また、照明灯35へはケーブル3
7が、スイッチ47へはケーブル45が接続されてい
る。
【0017】さらに、回路ボックス43へは、既設の回
路ボックス21から電源線19が接続されている。電源
線19は、Fケーブルの結線により回路ボックス同士を
つないだものであり、このように回路ボックスを継ぎ足
していくことにより、簡単に増設が可能である。
【0018】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は以下の効果を発揮する。 工場化生産率が高いため、現場作業が早く簡単に行
うことができて、品質が保証される。現場での作業は、
「ボックスの天井等への取り付け」、「ボックスから出
ているケーブルの配線」、「配電盤、各電気端末との結
線」のみで終了する。 ボックス同士の結線が可能であるため、リフォーム
時の電気設備変更や増設にも、リフォーム前にあるボッ
クスから結線し、新たなボックスを取り付けることによ
り対応できる。配電盤から配線する必要が無くなるの
で、配線経路が短くなり、工事がやりやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る電気配線方法により配
線した住宅の電気配線図である。
【符号の説明】
1 住宅 3 既設部屋 5 増設部屋 7、17、31、39 コンセント 9、13、15、25、33、37、41、45 ケー
ブル 11、35 照明灯 19 新設電源線 21 既設回路ボックス 23 既設電源線 43
増設回路ボックス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物内で電気器具間に電気配線を行う
    方法であって;あらかじめ計画されている電気回路及び
    予備回路並びに電気器具までのケーブルを有するケーブ
    ル付回路ボックスを準備し、 ケーブル付回路ボックスを建造物内に設置し、 ケーブル付回路ボックスから出ているケーブルを電気器
    具まで配線し、 ケーブル付回路ボックスと配電盤間を結線することを特
    徴とする電気配線方法。
  2. 【請求項2】 上記ケーブル付回路ボックスに、他のケ
    ーブル付回路ボックスへの電源線を接続する端子を設け
    ておき、建造物の増設工事においては、増設工事分のケ
    ーブル付回路ボックスを設置し、該ケーブル付回路ボッ
    クスに既設ケーブル付回路ボックスから電源線を配線す
    る請求項1記載の電気配線方法。
  3. 【請求項3】 建造物内で電気器具間に電気配線を行う
    のに用いるケーブル付回路ボックスであって;建造物で
    計画されている電気回路及び予備回路が回路ボックス内
    にあらかじめ組み込まれているとともに、回路ボックス
    から各電気器具端末までの必要長さ分のケーブルがあら
    かじめ結線されていることを特徴とするケーブル付回路
    ボックス。
  4. 【請求項4】 さらに、他のケーブル付回路ボックスへ
    の電源線結線用の端末を有する請求項3記載のケーブル
    付回路ボックス。
JP32334896A 1996-11-20 1996-11-20 電気配線方法及びそれに用いるケーブル付回路ボックス Pending JPH10155224A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108365592A (zh) * 2018-04-02 2018-08-03 中国电建集团福建省电力勘测设计院有限公司 用于拼舱型预制舱的电缆转换箱及其接线方法
CN110492380A (zh) * 2019-08-08 2019-11-22 白涛 照明电路的扩容方法

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