JP2557683Y2 - 中継端子を有するスイッチを備えた照明器具及びコンセントへの結線構造 - Google Patents

中継端子を有するスイッチを備えた照明器具及びコンセントへの結線構造

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JP2557683Y2
JP2557683Y2 JP1990072952U JP7295290U JP2557683Y2 JP 2557683 Y2 JP2557683 Y2 JP 2557683Y2 JP 1990072952 U JP1990072952 U JP 1990072952U JP 7295290 U JP7295290 U JP 7295290U JP 2557683 Y2 JP2557683 Y2 JP 2557683Y2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、建築物などに設備されるスイッチを備え
た照明器具及びコンセントへの結線構造に係り、特に照
明器具からスイッチを経由してコンセントに電力を供給
する結線構造に関する。
《従来の技術》 第3図は、照明器具,照明用スイッチ,コンセント間
の結線方法の従来例を示す図である。
同図において、1は照明器具、2は照明器具1のスイ
ッチ、3はコンセントである。
建築物等においては、照明器具1を例えば天井面に配
設した場合は、近傍の壁面にそのスイッチ2を設けるの
が一般的であり、さらにスイッチ2の下方壁面等にコン
セント3を併せて設けることが多い。このような配置に
おける結線方法が第3図に示されている。スイッチ2は
結線においてボックスレスとすることができるもので、
このスイッチ2がいわゆる片切りのスイッチ回路として
介在された照明器具1への配線には、2芯のケーブル4
が採用されている。またコンセント3へ至る配線は、照
明器具1の部分に配設されている電気ボックス9内で結
線されたさらにもう1本の2芯ケーブル6によって行わ
れている。図中、2a,2bはそれぞれスイッチ2の正端子
及び負端子である。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、そうした従来の結線方法では、コンセ
ント3に至るケーブル6は、天井面に配設された電気ボ
ックス9から天井裏および壁内を引き回されてコンセン
ト3に至り結線されることになる。このため、ケーブル
6の敷設に手間がかかり作業が煩雑なことから、施工性
が悪いという問題があった。また、ケーブル6が上述し
たように天井裏および壁内を引き回されるので、その敷
設全長が長くなり、コスト高を招く不都合もあった。
このような配線上のデメリットを解決するために、第
4図に示すように、コンセント3への配線のうち、正
(電圧側)の給電線をスイッチ2の正端子2aから直接コ
ンセント3へ結線し、またケーブルを3芯ケーブル7と
することにより、電気ボックス9とコンセント3間の配
線を取り止めることが考えられる。しかしこの場合に
は、スイッチ2の近傍に負(接地側)の給電線の結線用
電気ボックス10の増設が要求され、この面から施工の煩
雑さやコストアップを招くという問題がある。
この考案は、上記のような背景に鑑みてなされたもの
であり、施工性に優れコスト面で有利な中継端子を有す
るスイッチを備えた照明器具及びコンセントへの結線構
造の提供をその目的とする。
《課題を解決するための手段》 この考案は上記目的を達成するために、交流電源から
延出されたケーブルを照明器具を経由してスイッチを通
ってコンセントまで配線して該照明器具及び該コンセン
トにそれぞれ電力を供給するとともに、該照明器具への
電力供給を該スイッチでON/OFF操作可能にした結線構造
であって、該交流電源から該ケーブルとして延出された
2本の給電線を、該照明器具に設けられた電気ボックス
に接続し、該給電線の一方を共通給電線として該電気ボ
ックスから該スイッチの開閉端子の一方に接続しこれを
経由してさらに該コンセントに接続する一方、該給電線
の他方を該電気ボックスで照明器具側給電線とコンセン
ト側給電線とに分岐し、該照明器具側給電線を該照明器
具を介して該スイッチの他方の該開閉端子に接続すると
ともに、該コンセント側給電線を該電気ボックスから該
スイッチに設けた中継端子に接続しこれを経由してさら
に該コンセントに接続し、該照明器具と該スイッチとの
間に介設される該共通給電線と該照明器具側及び該コン
セント側の該各給電線とを3芯ケーブルで構成するとと
もに、該スイッチと該コンセントとの間に介設される該
共通給電線と該コンセント側給電線とを2芯ケーブルで
構成したことを特徴とする。
《作用》 以上のような結線構造にすれば、交流電源から延出さ
れたケーブルを、照明器具よりそのスイッチを経てコン
セントへと配線して照明器具及びコンセントに対し電力
を供給しつつスイッチにおいて照明器具の電力供給をON
/OFF操作可能に結線するにあたって、照明器具とそのス
イッチとの間及びスイッチとコンセントとの間は2芯ケ
ーブルまたは3芯ケーブルで結線され、それぞれ1本の
ケーブルで一括して構成することができ、コンセントに
対して照明器具からケーブルを直接配線する必要がな
く、照明器具のスイッチから延長して配線することがで
きる。これによって、ケーブルの引回し長さを短縮化で
き、コストダウンや施工の容易化を確保することができ
る。その上、この際、スイッチに中継端子を設けている
ので、電気ボックスを増設する必要はなく、この電気ボ
ックスの増設に伴うコストアップや施工の煩雑さも生じ
ない。
《実施例》 以下、この考案の実施例を添付図面を参照しながら説
明する。
第1図は、本考案に係る中継端子を有するスイッチを
備えた照明器具及びコンセントへの結線構造の好適な一
実施例を示す結線図である。そして、第2図は、本考案
を適用した建築物の室内を示す斜視図である。
本考案は基本的には、正及び負の給電線12a,12bを、
照明器具1よりスイッチ20を経てコンセント3に配線し
て照明器具1及びコンセント3に給電するとともに、照
明器具1への電力供給をスイッチ20でON/OFF操作可能に
した結線構造である。そして、この考案にかかる中継端
子5を有するスイッチ20を備えた照明器具1及びコンセ
ント3への結線構造は、第2図に示すような建築物の室
内等において適用される。すなわち、本実施例では、照
明器具1は建築物室内の天井面に配設されており、その
スイッチ20はドア4近傍の壁面に設けられる。そして、
コンセント3は、スイッチ20の下方壁面に設けられる。
以下に本考案の結線構造について詳しく説明する。ス
イッチ20は、2つの開閉端子として正,負端子20a,20b
を有するいわゆる片切りスイッチの開閉機構と、さらに
その開閉機構とは独立に設けられた中継端子5とを備え
ていて、中継端子付のスイッチをなしている。
そして、正及び負の給電線12a,12bは、まず、照明器
具1に設けられた電気ボックス9に接続され、そのうち
正の給電線12aが共通給電線14として電気ボックス9か
ら延出されてスイッチ20の正端子20aに接続されてい
る。さらに、共通給電線14は、スイッチ20の正端子20a
からコンセント3へと接続されている。一方、負の給電
線12bは、電気ボックス9で照明器具側給電線16とコン
セント側給電線18とにそれぞれ分岐されている。そし
て、照明器具側給電線16が照明器具1を介してスイッチ
20の負端子20bに接続されている一方、コンセント側給
電線18は、電気ボックス9から延出されてスイッチ20の
中継端子5に接続されている。コンセント側給電線18
は、さらにスイッチ20の中継端子5からコンセント3へ
と接続されている。
このような結線構造によって、照明器具1は、その電
源供給がスイッチ20によってON/OFF操作可能になる。ま
た、照明器具1とスイッチ20との間には、共通給電線14
と照明器具側給電線16及びコンセント側給電線18とが結
線されることから、これらを3芯ケーブル7で構成する
ことができる。また、スイッチ20とコンセント3との間
については、共通給電線14とコンセント側給電線18とが
結線されることから、これらを2芯ケーブル8で構成す
ることができる。
これによって、コンセント3に対して照明器具1から
ケーブルを直接配線する必要がなく、照明器具1のスイ
ッチ20から延長させて配線することができる。これによ
って、ケーブルの引き回しについては、壁内を上下に敷
設するだけとなり、従来のように壁内および天井裏と長
く引き回す必要がなく、敷設が容易となり、施工性に優
れる。またケーブル8の引回し長さを短縮できるので、
コスト面で有利となる。また、スイッチ20に中継端子5
を設けているので、電気ボックスを増設する必要はな
く、この電気ボックスの増設に伴うコストアップや施工
の煩雑さも生じない。
《考案の効果》 以上実施例で詳細に説明したように、この考案によれ
ば、スイッチに独立に設けた中継端子で給電経路を中継
することができるので、コンセントに至る給電経路を構
成するケーブルは、中継端子を備えるスイッチまで引き
回して結線すれば良く、2芯ケーブルの引回し長さを短
縮できる。これにより、ケーブルの短縮化によるコスト
ダウンや施工の容易化を確保することができる。さら
に、スイッチに中継端子を設けているので、電気ボック
スを増設する必要はなく、この電気ボックスの増設に伴
うコストアップや施工の煩雑さも生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す結線図、第2図は本考
案の適用を示す斜視図、第3図は従来例を示す結線図、
第4図は考慮された結線方法を示す結線図である。 1…照明器具、3…コンセント 5…中継端子、7…3芯ケーブル 8…2芯ケーブル、9…電気ボックス 12a…正の給電線、12b…負の給電線 14…共通給電線、16…照明器具側給電線 18…コンセント側給電線、20…スイッチ 20a…正端子、20b…負端子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源から延出されたケーブルを照明器
    具を経由してスイッチを通ってコンセントまで配線して
    該照明器具及び該コンセントにそれぞれ電力を供給する
    とともに、該照明器具への電力供給を該スイッチでON/O
    FF操作可能にした結線構造であって、 該交流電源から該ケーブルとして延出された2本の給電
    線を、該照明器具に設けられた電気ボックスに接続し、
    該給電線の一方を共通給電線として該電気ボックスから
    該スイッチの開閉端子の一方に接続しこれを経由してさ
    らに該コンセントに接続する一方、該給電線の他方を該
    電気ボックスで照明器具側給電線とコンセント側給電線
    とに分岐し、該照明器具側給電線を該照明器具を介して
    該スイッチの他方の該開閉端子に接続するとともに、該
    コンセント側給電線を該電気ボックスから該スイッチに
    設けた中継端子に接続しこれを経由してさらに該コンセ
    ントに接続し、該照明器具と該スイッチとの間に介設さ
    れる該共通給電線と該照明器具側及び該コンセント側の
    該各給電線とを3芯ケーブルで構成するとともに、該ス
    イッチと該コンセントとの間に介設される該共通給電線
    と該コンセント側給電線とを2芯ケーブルで構成したこ
    とを特徴とする中継端子を有するスイッチを備えた照明
    器具及びコンセントへの結線構造。
JP1990072952U 1990-07-11 1990-07-11 中継端子を有するスイッチを備えた照明器具及びコンセントへの結線構造 Expired - Lifetime JP2557683Y2 (ja)

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JPH0431280U JPH0431280U (ja) 1992-03-13
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