JPH0637536Y2 - 工事用分岐ケーブル - Google Patents

工事用分岐ケーブル

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JPH0637536Y2
JPH0637536Y2 JP1985040185U JP4018585U JPH0637536Y2 JP H0637536 Y2 JPH0637536 Y2 JP H0637536Y2 JP 1985040185 U JP1985040185 U JP 1985040185U JP 4018585 U JP4018585 U JP 4018585U JP H0637536 Y2 JPH0637536 Y2 JP H0637536Y2
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JP
Japan
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branch
cable
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coating
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JP1985040185U
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JPS61156113U (ja
Inventor
宏 鈴木
Original Assignee
鈴電工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建築、土木をはじめ種々の産業分野に於ける
工事現場にあって各種照明、あるいは各種電動式の工事
用具への給電に使用する工事用分岐ケーブルに関するも
のである。
[従来の技術] 従来、この種の工事用分岐ケーブル1′は、第3図に示
す如く、三相交流電源または単相三線式交流電源を供給
する本線ケーブル2′の適宜の分岐点3′より端末に、
電球取り付け用や電動工具を接続するソケット4′を取
り付けた一本又は複数本の単相二線の支線ケーブル5′
を樹枝状あるいは房状に分岐し、前記分岐点3′をビニ
ル樹脂等によって一体に外装被覆して成るものであっ
た。尚、同図中6′はこの工事用分岐ケーブル1′を配
電盤等の電源部に接続するため本線ケーブル2′の一端
に設けられたプラグ、7′は他の工事用分岐ケーブル
(図示せず)を延長接続するため前記本線ケーブル2′
の他端に設けられた中継用のソケットである。
[考案が解決しようとする課題] この種の工事用分岐ケーブルは、本線ケーブルより樹枝
状あるいは房状に分岐した支線ケーブルを有しているこ
とから、配電盤の設置個所が限定されている道路工事現
場やトンネル工事現場あるいは建築工事現場等におい
て、多数の照明や電動の工事用具のための電気の供給を
行う場合、非常に簡便に用いることができる。したがっ
て、この工事用分岐ケーブルは、近年著しく普及しあら
ゆる工事現場に於いて極普通に見受けられるようになっ
ている。
しかし、前述の如き構成に係る従来の工事用分岐ケーブ
ルは、他の工事用分岐ケーブルを延長接続するためのソ
ケットが本線ケーブルの終端にしか設けられていないた
め、例えば地下道の本道から支道に向けて途中からケー
ブルを引き込む必要が生じた場合や、ビルの建設現場で
各部屋で同時に作業を進行させたい場合等に於いては、
一般に単相二線の延長ケーブルを工事用分岐ケーブルの
適宜の支線ケーブルのソケットに接続して使用してい
た。
しかしながら、三相交流電源を供給する本線ケーブルに
前述の如く単相二線の延長ケーブルを接続すると、単相
二線の延長ケーブルの負荷は全て本線ケーブルの単一の
相の負荷となって各相間のバランスを崩し、折角本線ケ
ーブルに於いて各相のバランスをとるため分岐する支線
ケーブルを各相から交互に取り出しておいても全く無意
味となる場合も往々にして生じていた。
また、前記分岐点は一体に形成されているため不要な支
線ケーブルが作業の邪魔になったり、本当に必要な形状
のソケットが足りない等の問題も有った。
[課題を解決するための手段] 本考案は以上の点に鑑み案出されたもので、上述の如き
課題は、ビニル被覆あるいはゴム被覆等の絶縁被覆を施
して成る複数の絶縁被覆電線を一括にビニル外装被覆あ
るいはゴム外装被覆等の外装処理が施され、三相交流電
源または単相三線式交流電源を供給する本線ケーブルの
適宜の中途部を分岐点とし、この分岐点より端末に電球
を取り付けたり電動工具等の電源プラグを接続するため
の適宜の形態のソケットを接続して成る単相二線の支線
ケーブルと、前記本線ケーブルと完全並列に接続され且
つ端末に他の工事用分岐ケーブル等の本線ケーブルを中
継接続できるソケットを取り付けて成る支線ケーブルと
を適宜の数組み合わせて樹枝状あるいは房状に分岐する
とともに、前記分岐点から支線ケーブルの端末部までを
防水被覆し、さらには前記支線ケーブルは分岐点に於い
て本線ケーブルとの着脱機構を備えていることを特徴と
する工事用分岐ケーブルにより解決される。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。
まず第1図に於いて1は本考案による工事用分岐ケーブ
ルで、ビニル被覆あるいはゴム被覆等の絶縁被覆を施し
て成る複数(本実施例では4本)の絶縁被覆電線を一括
にビニル外装被覆あるいはゴム外装被覆等の外装処理を
施され、三相交流電源または単相三線式交流電源を供給
する本線ケーブル2の適宜の中途部を分岐点3とし、こ
の分岐点3より端末に電球を取り付けたり電動工具等の
電源プラグを接続するための適宜の形態のソケット4を
接続して成る単相二線の支線ケーブル5と、前記本線ケ
ーブル2と完全並列に且つ端末に他の工事用分岐ケーブ
ル等の本線ケーブルを中継接続すべくソケット4aを取り
付けて成る支線ケーブル5aとを適宜の数(本実施例では
3本)組み合わせて樹枝状あるいは房状に分岐して、前
記分岐点3と支線ケーブル5及び5aの端末部とを防水被
覆して成るものである。
尚、同図中6はこの工事用分岐ケーブル1を配電盤等の
電源部に接続するため本線ケーブル2の一端に設けられ
たプラグ、7は他の工事用分岐ケーブル(図示せず)を
延長接続するため前記本線ケーブル2の他端に設けられ
たソケット、8はアース用の接続線である。
また、分岐点3は第2図に示す如くにソケット部3aとプ
ラグ部3bとより成るコネクタ構造を有し、同図中3cはソ
ケット部3aとプラグ部3bとを接続した時に防水構造とな
るべく取り付けられたゴムパッキング、3dはプラグ部3b
をソケット部3aに固定する留め金具であり、プラグ部3b
を接続しない場合には図示はしないが適宜の保護防水キ
ャップを用意することによりソケット部3aの防水を維持
することができる。
[考案の効果] 以上詳述の如く本考案により、工事用分岐ケーブルの分
岐点に単相二線の支線ケーブル以外に、本線ケーブルと
完全並列に且つ端末に他の工事用分岐ケーブル等の本線
ケーブルを中継接続できるソケットを取り付けて成る支
線ケーブルとを適宜の数組み合わせて樹枝状あるいは房
状に分岐したことにより、適宜の分岐点から他の工事用
分岐ケーブルを接続延長することができるようになっ
た。そして更に本考案にあっては分岐点から支線ケーブ
ルの端末部までの防水効果を完全に維持することができ
るとともに、前記分岐点に於いて本線ケーブルと支線ケ
ーブルとの分岐点に分離着脱機構を備えたことから、配
線の邪魔となる不要な支線ケーブルを取り外しておくこ
とができ、支線ケーブルが作業の邪魔になることもなく
必要な種類のソケットを備えた支線ケーブルを取り付け
ることができるため配線作業効率の向上化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の工事用分岐ケーブルを示す概略構成
図、第2図は本考案の工事用分岐ケーブルの分岐点の分
離した状態を示す概略構成図、そして第3図は従来の工
事用分岐ケーブルの概略構成図である。 1…工事用分岐ケーブル、2…本線ケーブル、3…分岐
点、4,4a…ソケット、5,5a…支線ケーブル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビニル被覆あるいはゴム被覆等の絶縁被覆
    を施して成る複数の絶縁被覆電線を一括にビニル外装被
    覆あるいはゴム外装被覆等の外装処理が施され、三相交
    流電源または単相三線式交流電源を供給する本線ケーブ
    ルの適宜の中途部を分岐点とし、この分岐点より端末に
    電球を取り付けたり電動工具等の電源プラグを接続する
    ための適宜の形態のソケットを接続して成る単相二線の
    支線ケーブルと、前記本線ケーブルと完全並列に接続さ
    れ且つ端末に他の工事用分岐ケーブル等の本線ケーブル
    を中継接続できるソケットを取り付けて成る支線ケーブ
    ルとを適宜の数組み合わせて樹枝状あるいは房状に分岐
    するとともに、前記分岐点から支線ケーブルの端末部ま
    でを防水被覆し、さらには前記支線ケーブルは分岐点に
    於いて本線ケーブルとの着脱機構を備えていることを特
    徴とする工事用分岐ケーブル。
JP1985040185U 1985-03-20 1985-03-20 工事用分岐ケーブル Expired - Lifetime JPH0637536Y2 (ja)

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JP1985040185U JPH0637536Y2 (ja) 1985-03-20 1985-03-20 工事用分岐ケーブル

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Publication Number Publication Date
JPS61156113U JPS61156113U (ja) 1986-09-27
JPH0637536Y2 true JPH0637536Y2 (ja) 1994-09-28

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ID=30548841

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213599U (ja) * 1975-07-16 1977-01-31
JPS544380U (ja) * 1977-06-13 1979-01-12

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Publication number Publication date
JPS61156113U (ja) 1986-09-27

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