JPH069524Y2 - 開閉器用連結母線 - Google Patents

開閉器用連結母線

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JPH069524Y2
JPH069524Y2 JP1990040723U JP4072390U JPH069524Y2 JP H069524 Y2 JPH069524 Y2 JP H069524Y2 JP 1990040723 U JP1990040723 U JP 1990040723U JP 4072390 U JP4072390 U JP 4072390U JP H069524 Y2 JPH069524 Y2 JP H069524Y2
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JP
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switch
opening
flexible cable
bus bar
direct connection
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JP1990040723U
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JPH04107U (ja
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正悟 長谷川
孝夫 熊澤
均 小林
佐智夫 田沢
邦夫 三ツ口
哲也 長谷川
孝 金子
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Nippon Kouatsu Electric Co
Chubu Electric Power Co Inc
Hitachi Cable Ltd
Energy Support Corp
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Nippon Kouatsu Electric Co
Chubu Electric Power Co Inc
Hitachi Cable Ltd
Energy Support Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は開閉器用連結母線に関し、特に、単体開閉器を
連結して多回路開閉器とする開閉器用連結母線に関す
る。
〔従来の技術〕
第3図は3個の単体開閉器10,20,30を連結母線40を使
用して3回路の多回路開閉器とした例であり、U、V、
Wの3相中の1相だけを示す。単体開閉器10,20,30は
ブッシング11と12,21と22、および31と32を有し、ブ
ッシング11,21,31は機器直結部41,42,43を有する連
結用母線40によって接続され、ブッシング12,22,32は
機器直結形終端接続部51,61,71を介してケーブル50,
60,70にそれぞれ接続されている。
以上の構成において、ケーブル50を電源側に接続し、ケ
ーブル60,70を負荷側に接続することにより多回路開閉
機能を有する配電用分岐線路を構成することができる。
ここで、開閉器10を投入した状態で開閉器20,30を投入
あるいは開放することによりケーブル60,70に接続され
た負荷へ選択的に配電を行うことができる。
第4図(a),(b)は第3図で使用した連結母線40を示し、
導体1とモールド絶縁体2より成り、導体1はモールド
絶縁体2に形成された嵌合用開口部3の内部に突出した
プラグ4を有する。ここで、(a)は3回路用、(b)は4回
路用の連結母線を示す。
第5図(a),(b)は第3図で使用した単体開閉器10を示
し、本体には両側に突出したブッシング11,12が設けら
れている。ブッシング11は3相用のブッシング11U,11
V,11Wとして示されており、また、両ブッシング11,
12とも内部に連結母線40のプラグ4と雌雄係合する接触
子(図示せず)を有する。
第4図(a)、(b)の連結母線40と第5図(a),(b)の単体開
閉器10を3個使用することにより第3図に示した多回路
開閉器を構成することができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来の開閉器用連結母線によると、第4図
(a),(b)から明らかなように、回路数によって構造が限
定されるため、実現される回路数に応じた種類の構造の
連結母線を準備しなければならない。このため、コスト
アップになり、また、専用の構造を選択しなければなら
ないため、作業の準備を煩わしくする。また、連結母線
は剛性の大きいブス導体を有するため、開閉器の寸法精
度が低下すると、連結母線との嵌合精度が低下する。一
方、所定の嵌合精度を維持するためには、開閉器の寸法
精度を高くしなければならず、コストアップをもたら
す。
従って、本考案の目的は多回路開閉器の回路数に依存し
ない構造の開閉器用連結母線を提供することである。
本考案の他の目的は開閉器の寸法精度が高くなくても所
定の嵌合精度が得られる開閉器用連結母線を提供するこ
とである。
本考案の更に他の目的はコストダウンが可能な開閉器用
連結母線を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は以上述べた目的を実現するため、各相毎に異な
った長さを有した可撓性ケーブル,可撓性ケーブルの一
端に設けられた直結部,及び可撓性ケーブルの他端に設
けられた連結部を備えた複数の母線部材より構成され、
直結部は開閉器の対応する相のブッシングを受ける開口
部と、この開口部内に位置してブッシング中の導体と接
続されるプラグを有し、連結部は可撓性ケーブルの軸方
向に対して直角方向に伸び、その一端に設けられる開口
部と、この開口部内に位置するプラグを有すると共にそ
の他端に設けられる突出部と、この突出部に位置する接
触子を有し、連結部は各相毎に隣接する連結部間で突出
部を開口部に挿入することによって共通母線を構成し、
直結部を開閉器の対応する相のブッシングに嵌合させた
とき、各相の共通母線は可撓性ケーブルの長さの相違に
よって上下に段積みされるように構成され、母線部材の
1回路分の組み合わせを複数組準備することによって複
数回路の開閉器を接続するようにした開閉器用連結母線
を提供するものである。
〔作用〕
各単体開閉器の各相において、直結部の開口部を開閉器
のブッシングに嵌合させ、開口部のプラグをブッシング
の導体と結合させる。各単体開閉器に直結部が嵌合する
と、それぞれの連結部を隣接する連結部の間の突出部と
開口部によって嵌合させ、各開口部のプラグを各突出部
の接触子と結合させる。これによって上下に段積みされ
た共通母線が各相に構成され、この共通母線を介して各
単体開閉器が並列に接続される。このようにして母線部
材の1回路分の組み合わせを複数組み合わせて連結母線
を構成しているため、組み合わせ数を適宜、変更するこ
とにより多回路開閉器の回路数に柔軟に対応することが
でき、回路数に依存した構造を選択する必要がなくな
る。また、直結部と連結部の間を可撓性ケーブルによっ
て接続しているため、各単体開閉器の寸法精度が低下し
ても可撓性ケーブルの柔軟性によってそれを許容するこ
とができ、所定の嵌合精度を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の開閉器用連結母線を詳細に説明する。
第1図(a),(b)は本考案の一実施例を示し、直結部100
と連結部200が可撓性ケーブル300によって接続されてい
る。直結部100は直結導体(図示せず)とその外周に所
定の形状でモールド成形された絶縁体110によって構成
され、直結導体は先端にプラグ120を有し、絶縁体110は
プラグ120を内部に突出させた開口部130を有する。絶縁
体110の端部には直結部100を開閉器(図示せず)に固定
するフランジ140が設けられており、ボルト150によって
固定される構成を有する。連結部200は剛性の大きいブ
ス導体210とその外周に所定の形状でモールド成形され
た絶縁体220によって構成される。ブス導体210は一端に
プラグ230を有し、他端にプラグ230と雌雄結合する形状
の接触子240を有する。また、絶縁体220は内部にプラグ
230を突出させた開口部250と、この開口部250と嵌合す
る形状の突出部260を有し、開口部250の側の端部と突出
部260の基部には連結用フランジ270,280が設けられて
いる。この直結部100と連結部200は可撓性ケーブル300
によって接続されている。可撓性ケーブル300はケーブ
ル絶縁体310とケーブル導体320(可撓性撚線導体)を有
し、その両端の直結部絶縁体110およびモールド成形部3
40によって直結部100および連結部200と一体にされてい
る。なお、330は直結部絶縁体110端部からケーブル絶縁
体310にかけてかぶせられた熱収縮保護チューブであ
る。
第2図(a),(b)は第1図(a),(b)で示した連結母線の直
結部100を単体開閉器10,20,30のU、V、Wの各相の
ブッシング(図示せず)に直結した状態であり、各相の
理解を容易にするために各引用数字にU、V、Wの符号
を付加した。単体開閉器10,20,30のブッシングに嵌合
された直結部100U,100V,100Wには、各相毎に長さを変え
た可撓性ケーブル300U,300V,300Wを介して連結部200
U,200V,200Wが接続一体化されており、連結部200U,2
00V,200Wは、各相毎に隣接する開口部250と突出部260
を嵌合させた後、フランジ270U,270V,270Wとフランジ
280U,280V,280Wをボルト430U,430V,430Wによって締
結することによって連結される。このようにして連結さ
れた各連結部200U,200V,200Wはその両端において絶縁
蓋410U,410V,410Wおよび絶縁蓋420U,420V,420Wを施
されて電気的および機械的(水密的)に保護される。こ
の結果、単体開閉器10,20,30は並列に接続されたこと
になり、反対側のブッシングを電源側線路、および2つ
の負荷側線路に接続することにより3回路の多回路開閉
器を構成することができる。
以上の実施例では、連結部の導体を剛性の大きいブス導
体としたが、必ずしもそのような導体に限定するもので
はない。また、実施例では、全体の形状がT字状になっ
ているが、これに限定するものではなく、L字状あるい
はその他の形状であっても良い。
〔考案の効果〕
以上説明した通り、本考案の開閉器用連結母線による
と、各相毎に異なった長さを有した可撓性ケーブル,可
撓性ケーブルの一端に設けられた直結部,及び可撓性ケ
ーブルの他端に設けられた連結部を備えた複数の母線部
材より構成され、直結部は開閉器の対応する相のブッシ
ングを受ける開口部と、この開口部内に位置してブッシ
ング中の導体と接続されるプラグを有し、連結部は可撓
性ケーブルの軸方向に対して直角方向に伸び、その一端
に設けられる開口部と、この開口部内に位置するプラグ
を有すると共にその他端に設けられる突出部と、この突
出部に位置する接触子を有し、連結部は各相毎に隣接す
る連結部間で突出部を開口部に挿入することによって共
通母線を構成し、直結部を開閉器の対応する相のブッシ
ングに嵌合させたとき、各相の共通母線は可撓性ケーブ
ルの長さの相違によって上下に段積みされるように構成
され、母線部材の1回路分の組み合わせを複数組準備す
ることによって複数回路の開閉器を接続するようにした
ため、多回路開閉器の回路数に依存した構造を採る必要
がなく、回路数の変化に柔軟に対応することができると
共に、構造の共通化によりコストダウンが図れる。ま
た、開閉器の寸法精度が低下しても所定の嵌合精度を得
ることができ、更にコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b)は本考案の一実施例を示す側面図および
正面図。第2図(a),(b)は本考案を多回路開閉器に適用
した例の正面図および側面図。第3図は多回路開閉器の
回路図。第4図(a),(b)は従来の連結母線を示す説明
図。第5図(a),(b)は単体開閉器を示す正面図および側
面図。 符号の説明 100……直結部 110……直結部絶縁体 120……直結部プラグ 130……直結部開口部 140……直結部フランジ 150……直結部ボルト 200……連結部 210……連結部導体 220……連結部絶縁体 230……連結部プラグ 240……連結部接触子 250……連結部開口部 260……連結部突出部 270,280……連結部フランジ 300……可撓性ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 長谷川 正悟 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社電力技術研究所内 (72)考案者 熊澤 孝夫 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社電力技術研究所内 (72)考案者 小林 均 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)考案者 田沢 佐智夫 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)考案者 三ツ口 邦夫 愛知県犬山市字上小針1番地 エナジーサ ポート株式会社内 (72)考案者 長谷川 哲也 愛知県犬山市字上小針1番地 エナジーサ ポート株式会社内 (72)考案者 金子 孝 愛知県大府市長草町深廻間35番地 日本高 圧電気株式会社技術研究所内 (56)参考文献 実開 昭52−124440(JP,U) 実開 昭56−66111(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各相毎に異なった長さを有した可撓性ケー
    ブル,前記可撓性ケーブルの一端に設けられた直結部,
    及び前記可撓性ケーブルの他端に設けられた連結部を備
    えた複数の母線部材より構成され、 前記直結部は開閉器の対応する相のブッシングを受ける
    開口部と、この開口部内に位置して前記ブッシング中の
    導体と接続されるプラグを有し、 前記連結部は前記可撓性ケーブルの軸方向に対して直角
    方向に伸び、その一端に設けられる開口部と、この開口
    部内に位置するプラグを有すると共にその他端に設けら
    れる突出部と、この突出部に位置する接触子を有し、 前記連結部は各相毎に隣接する連結部間で前記突出部を
    前記開口部に挿入することによって共通母線を構成し、 前記直結部を前記開閉器の対応する相のブッシングに嵌
    合させたとき、前記各相の共通母線は前記可撓性ケーブ
    ルの長さの相違によって上下に段積みされるように構成
    され、 前記母線部材の1回路分の組み合わせを複数組準備する
    ことによって複数回路の開閉器を接続することを特徴と
    する開閉器用連結母線。
JP1990040723U 1990-04-17 1990-04-17 開閉器用連結母線 Expired - Lifetime JPH069524Y2 (ja)

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JPS5666111U (ja) * 1979-10-23 1981-06-02

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