JPH0644272Y2 - 機器直結形ケーブル終端接続部 - Google Patents
機器直結形ケーブル終端接続部Info
- Publication number
- JPH0644272Y2 JPH0644272Y2 JP4072290U JP4072290U JPH0644272Y2 JP H0644272 Y2 JPH0644272 Y2 JP H0644272Y2 JP 4072290 U JP4072290 U JP 4072290U JP 4072290 U JP4072290 U JP 4072290U JP H0644272 Y2 JPH0644272 Y2 JP H0644272Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- cable termination
- type cable
- phase
- direct connection
- Prior art date
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- Cable Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は機器直結形ケーブル終端接続部に関し、特に、
開閉器、変圧器等の電気機器接続されるケーブル終端接
続部の相間距離を短くして電気機器の小型化を図った機
器直結形ケーブル終端接続部に関する。
開閉器、変圧器等の電気機器接続されるケーブル終端接
続部の相間距離を短くして電気機器の小型化を図った機
器直結形ケーブル終端接続部に関する。
従来の機器直結形ケーブル終端接続部として、例えば、
第2図(a)、(b)に示されるものがあり、各相(R
相、S相、T相)のケーブル3の終端にはL形絶縁筒3a
が設けられており、ケーブル3の間は防水チューブ3bで
防水されている。L形絶縁筒3の内部には開口部3cが形
成され、該開口部3c内に開閉器等の電気機器4のブッシ
ング4aが嵌合している。このため、前記開口部3cに配置
されたプラグ3dとブッシング4a内に設けられた接触子4b
とが接続され、ケーブル3と電気機器4とが電気的に接
続されている。L形絶縁筒3aの端部には、方形フランジ
5が設けられ、その四隅には固定用ボルト2が挿通され
ており、方形フランジ5を挿通した固定用ボルト2は電
気機器4と締結してL形絶縁筒3aと電気機器4の固定が
なされている。
第2図(a)、(b)に示されるものがあり、各相(R
相、S相、T相)のケーブル3の終端にはL形絶縁筒3a
が設けられており、ケーブル3の間は防水チューブ3bで
防水されている。L形絶縁筒3の内部には開口部3cが形
成され、該開口部3c内に開閉器等の電気機器4のブッシ
ング4aが嵌合している。このため、前記開口部3cに配置
されたプラグ3dとブッシング4a内に設けられた接触子4b
とが接続され、ケーブル3と電気機器4とが電気的に接
続されている。L形絶縁筒3aの端部には、方形フランジ
5が設けられ、その四隅には固定用ボルト2が挿通され
ており、方形フランジ5を挿通した固定用ボルト2は電
気機器4と締結してL形絶縁筒3aと電気機器4の固定が
なされている。
第3図(a)、(b)はL形絶縁筒3aに円形フランジ6
を設けたものであり、同様に固定用ボルト2を介して電
気機器4に固定することができる。
を設けたものであり、同様に固定用ボルト2を介して電
気機器4に固定することができる。
このような機器直結形ケーブル終端接続部は、方形フラ
ンジ5、あるいは円形フランジ6に対する固定用ボルト
2の着脱により、L形絶縁筒3aの着脱を行うことができ
る。方形、あるいは円形フランジ5、6は固定時に所定
の機械的強度を有するように所定の面積に設計されてお
り、また、固定用ボルト2はそのために所定のボルト間
隔を有するように位置決めされている。
ンジ5、あるいは円形フランジ6に対する固定用ボルト
2の着脱により、L形絶縁筒3aの着脱を行うことができ
る。方形、あるいは円形フランジ5、6は固定時に所定
の機械的強度を有するように所定の面積に設計されてお
り、また、固定用ボルト2はそのために所定のボルト間
隔を有するように位置決めされている。
しかし、従来の機器直結形ケーブル終端接続部による
と、方形、あるいは円形フランジによって各相のケーブ
ル終端接続部を電気機器に固定しているため、前述した
設計によって定まるフランジの幅または外径によってケ
ーブル終端接続部の相間距離が決まってしまい、機械的
強度を所定の値に維持した状態で相間距離を短縮するの
に限界が生じている。そのため、近年需要が強い電気機
器の小型化に追従することができないという不都合を有
する。
と、方形、あるいは円形フランジによって各相のケーブ
ル終端接続部を電気機器に固定しているため、前述した
設計によって定まるフランジの幅または外径によってケ
ーブル終端接続部の相間距離が決まってしまい、機械的
強度を所定の値に維持した状態で相間距離を短縮するの
に限界が生じている。そのため、近年需要が強い電気機
器の小型化に追従することができないという不都合を有
する。
従って、本考案の目的はケーブル終端接続部の相間距離
を最小にすることができ、電気機器の小型化を図ること
ができる機器直結形ケーブル終端接続部を提供すること
である。
を最小にすることができ、電気機器の小型化を図ること
ができる機器直結形ケーブル終端接続部を提供すること
である。
本考案は以上述べた目的を実現するため、ケーブル終端
接続部を固定するフランジを隣接する相間で補強の形状
に形成し、互いに隣接するフランジ領域へ入り組むよう
にして配列させ、この状態で電気機器に固定用ボルトを
介して固定する機器直結形ケーブル終端接続部を提供す
るものである。
接続部を固定するフランジを隣接する相間で補強の形状
に形成し、互いに隣接するフランジ領域へ入り組むよう
にして配列させ、この状態で電気機器に固定用ボルトを
介して固定する機器直結形ケーブル終端接続部を提供す
るものである。
即ち、本考案の機器直結形ケーブル終端接続部は、例え
ば、固定用フランジとして雲形フランジを使用し、隣接
する相のフランジにおいて互いに入り組んで配列する。
この配列により固定用ボルトが隣接する相の雲形フラン
ジの固定用ボルトとともに垂直線上に重なりあって直線
状に配置させることが可能になり、固定用ボルトがとる
スペースが減少し、L形絶縁筒の相互間の距離、即ち、
ケーブル終端接続部の相間距離を短くすることができ
る。このため、接続部のスペースが減少し、電気機器の
小型化が可能となる。
ば、固定用フランジとして雲形フランジを使用し、隣接
する相のフランジにおいて互いに入り組んで配列する。
この配列により固定用ボルトが隣接する相の雲形フラン
ジの固定用ボルトとともに垂直線上に重なりあって直線
状に配置させることが可能になり、固定用ボルトがとる
スペースが減少し、L形絶縁筒の相互間の距離、即ち、
ケーブル終端接続部の相間距離を短くすることができ
る。このため、接続部のスペースが減少し、電気機器の
小型化が可能となる。
以下、本考案の機器直結形ケーブル終端接続部を詳細に
説明する。
説明する。
第1図(a)、(b)は本考案の一実施例を示し、各相
(R相、S相、T相)のケーブル3の終端にはL形絶縁
筒3aが設けられており、L形絶縁筒3aは雲形フランジ1
を有している。L形絶縁筒3aは従来の技術で述べたよう
に、内部に形成された開口部(図示せず)に電気機器4
のブッシング(図示せず)が嵌合していると共に開口部
に配置されたプラグ(図示せず)とブッシング内に設け
られた接触子(図示せず)とが接続されており、ケーブ
ル3と電気機器4とが電気的に接続されている。各相の
雲形フランジ1は隣接する相の雲形フランジ1と接する
部分において互いに入り組むように配列され、電気機器
4に固定用ボルト2を介して固定されている。固定用ボ
ルト2は隣合う雲形フランジ1の固定用ボルト2ととも
に垂直線状に位置している。
(R相、S相、T相)のケーブル3の終端にはL形絶縁
筒3aが設けられており、L形絶縁筒3aは雲形フランジ1
を有している。L形絶縁筒3aは従来の技術で述べたよう
に、内部に形成された開口部(図示せず)に電気機器4
のブッシング(図示せず)が嵌合していると共に開口部
に配置されたプラグ(図示せず)とブッシング内に設け
られた接触子(図示せず)とが接続されており、ケーブ
ル3と電気機器4とが電気的に接続されている。各相の
雲形フランジ1は隣接する相の雲形フランジ1と接する
部分において互いに入り組むように配列され、電気機器
4に固定用ボルト2を介して固定されている。固定用ボ
ルト2は隣合う雲形フランジ1の固定用ボルト2ととも
に垂直線状に位置している。
第1図(a)において、WはR相のケーブル終端接続部
の雲形フランジ1が占めるフランジ領域を示す。このフ
ランジ領域Wには隣接するS相のフランジ1の1部を入
り込ませる領域W0が存在する。図示から明らかなよう
に、フランジ1の上辺および下辺1A、1Bは直線上の斜辺
になっており、左右の側辺1C、1Dは雲形の形状を有す
る。各相の側辺1C、1Dは領域W0において隣接フランジ1
の上辺1Aおよび下辺1Bの上下に位置し、かつ、相互に入
り組んでいる。この構成により、ケーブル3の間隔gが
短縮されたにもかかわらず、雲形フランジ1の固定面積
を所定の面積にすることができ、また、ボルト2の間隔
を所定の距離にすることができる。この結果、ケーブル
終端接続部を十分な機械的強度で電気機器4に固定する
ことができる。
の雲形フランジ1が占めるフランジ領域を示す。このフ
ランジ領域Wには隣接するS相のフランジ1の1部を入
り込ませる領域W0が存在する。図示から明らかなよう
に、フランジ1の上辺および下辺1A、1Bは直線上の斜辺
になっており、左右の側辺1C、1Dは雲形の形状を有す
る。各相の側辺1C、1Dは領域W0において隣接フランジ1
の上辺1Aおよび下辺1Bの上下に位置し、かつ、相互に入
り組んでいる。この構成により、ケーブル3の間隔gが
短縮されたにもかかわらず、雲形フランジ1の固定面積
を所定の面積にすることができ、また、ボルト2の間隔
を所定の距離にすることができる。この結果、ケーブル
終端接続部を十分な機械的強度で電気機器4に固定する
ことができる。
以上の実施例では、フランジ1を雲形としたが、これに
限定することはなく、前述した領域W0を共有する形状で
あれば良い。
限定することはなく、前述した領域W0を共有する形状で
あれば良い。
以上説明した通り、本考案の機器直結形ケーブル終端接
続部によると、各相のフランジを補強の形状にし、隣接
相のフランジの間に共有領域を設けてその領域に隣接相
のフランジの一部を配置したため、ケーブル終端接続部
を電気機器に固定するときに機械的強度を低下させずに
固定することができ、更に電気機器の小型化を図ること
ができる。
続部によると、各相のフランジを補強の形状にし、隣接
相のフランジの間に共有領域を設けてその領域に隣接相
のフランジの一部を配置したため、ケーブル終端接続部
を電気機器に固定するときに機械的強度を低下させずに
固定することができ、更に電気機器の小型化を図ること
ができる。
第1図(a)、(b)は本考案の一実施例を示す説明
図、第2図(a)、(b)は方形のフランジ用を用いた
従来の機器直結形ケーブル終端接続部を示す説明図、第
3図(a)、(b)は円形のフランジを用いた従来の機
器直結形ケーブル終端接続部。 符号の説明 1……雲形フランジ 1A……上辺、1B……下辺 1C、1D……側辺 2……固定用ボルト、3……ケーブル 3a……L形絶縁筒 3b……防水チューブ 3c……開口部、3d……プラグ 4……電気機器 4a……ブッシング 4b……接触子 5……方形フランジ 6……円形フランジ
図、第2図(a)、(b)は方形のフランジ用を用いた
従来の機器直結形ケーブル終端接続部を示す説明図、第
3図(a)、(b)は円形のフランジを用いた従来の機
器直結形ケーブル終端接続部。 符号の説明 1……雲形フランジ 1A……上辺、1B……下辺 1C、1D……側辺 2……固定用ボルト、3……ケーブル 3a……L形絶縁筒 3b……防水チューブ 3c……開口部、3d……プラグ 4……電気機器 4a……ブッシング 4b……接触子 5……方形フランジ 6……円形フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 長谷川 正悟 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社電力技術研究所内 (72)考案者 熊澤 孝夫 愛知県名古屋市緑区大高町字北関山20番地 の1 中部電力株式会社電力技術研究所内 (72)考案者 小林 均 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)考案者 田沢 佐智夫 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 (72)考案者 伊藤 博光 愛知県犬山市字上小針1番地 エナジーサ ポート株式会社内 (72)考案者 金子 孝 愛知県大府市長草町深廻間35番地 日本高 圧電気株式会社技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】各相のケーブル終端接続部に設けられたフ
ランジを開閉器、変圧器等の電気機器に固定用ボルトを
介して固定した機器直結形ケーブル終端接続部におい
て、 前記フランジは、所定の固定面積を提供するように隣接
する相のフランジ領域に入り組む部分と前記隣接する相
のフランジの一部を入り込ませる部分を有し、 前記固定用ボルトは、前記入り組む部分において前記フ
ランジを前記電気機器に固定することを特徴とする機器
直結形ケーブル終端接続部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4072290U JPH0644272Y2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 機器直結形ケーブル終端接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4072290U JPH0644272Y2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 機器直結形ケーブル終端接続部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04138U JPH04138U (ja) | 1992-01-06 |
JPH0644272Y2 true JPH0644272Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31550755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4072290U Expired - Lifetime JPH0644272Y2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | 機器直結形ケーブル終端接続部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644272Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6429972B1 (ja) * | 2017-10-23 | 2018-11-28 | 東伸電機株式会社 | 給電システム |
-
1990
- 1990-04-17 JP JP4072290U patent/JPH0644272Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04138U (ja) | 1992-01-06 |
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