JPH0122331Y2 - - Google Patents

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JPH0122331Y2
JPH0122331Y2 JP15152883U JP15152883U JPH0122331Y2 JP H0122331 Y2 JPH0122331 Y2 JP H0122331Y2 JP 15152883 U JP15152883 U JP 15152883U JP 15152883 U JP15152883 U JP 15152883U JP H0122331 Y2 JPH0122331 Y2 JP H0122331Y2
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insulated switchgear
power transmission
gas
lead
gas insulated
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JP15152883U
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JPS6059711U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は交直変換所における電力送電端構造に
係り、特に、ガス絶縁開閉装置の効果的な配置に
関するものである。
〔従来技術〕
長距離の大電力輸送、あるいは、離島への海底
ケーブルによる電力輸送として直流送電が行なわ
れる一方、この直流送電に際して設備の高信頼度
化、交直変換所のスペースの縮少化を図るために
ガス絶縁開閉装置が使用される。
第1図はこの種の送電を行う代表的な交直変換
所における電力変換系統機器の単線結線図で、正
負各1回線の直流送電を行うとき、交流回路と連
繁を図る開閉機器1にはそれぞれ変圧器2を介し
て2台の変換装置3が接続されると共に、その出
力端が断路器を介して直列接続されている。ま
た、これらの変換装置3の一方の出力端、すなわ
ち、正極にはリアクトル4、避雷器5およびフイ
ルタ6を介して正極用のガス絶縁開閉装置7Pが
接続され、他方の出力端、すなわち、負極にはリ
アクトル4、避雷器5およびフイルタ6を介して
負極用のガス絶縁開閉装置7Nが接続されてお
り、さらに、変換装置3の出力端の相互接合点、
すなわち、中性点極には断路器を介して中性点極
用のガス絶縁開閉装置7nが接続されている。
これらのガス絶縁開閉装置はそれぞれ引込ブツ
シング71、線路用避雷器72、電流変成器74、
断路器75および接地開閉器76を備えており、
特に、正極用および負極用のガス絶縁開閉装置7
Pおよび7Nはこの他に電圧変成器73を備えて
いる。
一方これらのガス絶縁開閉装置は変換所内の直
流送電線路と接続しやすい場所に配置されるた
め、フイルタ6とはガス絶縁母線または電力ケー
ブルによつて接続される。
ところで、この第1図から明らかなように、中
性点極用のガス絶縁開閉装置7nは、正極用およ
び負極用のガス絶縁開閉装置7Pおよび7Nの中
央に配置されており、引込ブツシング71を直流
送電線に接続する場合もこの順に互いに離隔させ
て後述する引込架構部の支持碍子に接続されてい
た。このため、引留鉄構が大形化すると同時に設
置面積も拡がり、ガス絶縁機器を採用してスペー
スの縮少化を図る障害になつていた。
〔考案の概要〕
本考案はかかる欠点を除去する目的でなされた
もので、正極用および負極用のガス絶縁開閉装置
を引留鉄柱の並ぶ方向に配設し、中性点極用のガ
ス絶縁開閉装置を鉄柱が並ぶ方向とは直角の方向
で、この鉄柱に並設することによつて引留鉄構の
小形化およびガス絶縁開閉装置を設置するスペー
スの縮少化を図り得る交直変換所における電力送
電端構造を提案するものである。
〔考案の実施例〕
第2図aおよびbはこの考案の実施例を示す平
面図および正面図、同図cおよびdはそのA矢視
側面図およびB矢視側面図である。ここで、引留
鉄構10は鉄柱10aと引込架構部10bとでア
ーチ形をなし、鉄柱10aが並ぶ方向、すなわ
ち、引込架構部10bの長手方向に正極用のガス
絶縁開閉装置7Pおよび負極用のガス絶縁開閉装
置7Nが、相互に絶縁距離Lだけ離され、且つ、
鉄柱10bに対しても同じ距離Lだけ離された位
置に配設されており、中性点極用のガス絶縁開閉
7nは鉄柱10aが並ぶ方向とは直角の方向で、
鉄柱10aに対して絶縁距離lだけ離した位置に
並設されている。
一般に直流送電にあつては、正極および負極は
高電圧であることから、送電線13は互いに絶縁
距離Lだけ離されるため、これに対応してガス絶
縁開閉装置も相互に絶縁距離Lだけ離さなければ
ならず、また、正極用のガス絶縁開閉装置7Pお
よび負極用のガス絶縁開閉装置7Nは鉄柱10a
に対しても絶縁距離Lだけ離さなければならな
い。これに対して中性点極用の架空送電線13お
よびガス絶縁開閉装置7nは接地電位にあり、そ
の絶縁が必要な場合でも30号程度でよいことか
ら、鉄柱10aとは絶縁距離l(l<L)だけ離
せば十分である。
しかして、中性点用のガス絶縁開閉装置7nは
引込架構部10bの真下に限らず、鉄柱10aが
並ぶ方向と直角の方向に、絶縁距離lだけ離して
この鉄柱10aに並設しても必要とする絶縁耐力
が得られることは明らかである。
なお、正極用のガス絶縁開閉装置7Pおよび負
極用のガス絶縁開閉装置7Nの引込ブツシングは
支持碍子11および懸垂碍子12を介して架空送
電線13に接続されるが、中性点極用のガス絶縁
開閉装置7nの引込ブツシングは、引込架構10
bの側方および上方に扇形に配置された支持碍子
11a,11bおよび11cを介してリード線1
4を引込架構10bの上方部位に引き廻して送電
線13に接続されている。
かくして、中性点極用のガス絶縁開閉装置7n
を正極用のガス絶縁開閉装置7Pおよび負極用の
ガス絶縁開閉装置7Nの中央に配置する従来の電
力送電端構造にあつては、鉄柱間隔すなわち引込
鉄構の幅として4×L必要であつたが、第2図の
如き構成を採ることによつて引留鉄構の幅を3×
Lに縮少し得、これによつて引留鉄構の小形化が
可能となり、またガス絶縁開閉装置の据付スペー
スを大幅に縮少することができる。
第3図aおよびbはこの考案の他の実施例を示
す平面図および正面図、同図cおよびdはそのB
矢視側面図およびA矢視側面図で、2回線の電力
変換系の送電端部を示している。
同図において引留鉄構10は3本の鉄柱10a
を有し、中性点極用のガス絶縁開閉装置7nを中
央の鉄柱の側方に配設し、架空送電線13に対し
ては第2図と同様にしてリード線14を引込架構
の上方部位に引き廻して接続している。
これによつて、引留鉄構の小形化と、ガス絶縁
開閉装置の据付スペースを大幅に縮少することが
できる。
〔考案の効果〕
以上の説明によつて明らかな如く、本考案によ
れば、ガス絶縁機器の使用に併せて、引込鉄構の
小形化と、これらを設置するスペースの大幅な縮
少化が可能になるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
第1図は直流送電を行う代表的な交直変換所に
おける電力変換系統機器の結線図、第2図a〜d
は本考案の一実施例の構成を示す平面図、正面図
および側面図、第3図a〜dは他の実施例の構成
を示す平面図、正面図および側面図である。 7P,7N,7n……ガス絶縁開閉装置、10
……引留鉄構、10a……鉄柱、10b……引込
架構部、11,11a〜11c……支持碍子、1
3……架空送電線、14……リード線、71……
引込ブツシング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) それぞれ気中にて架空送電線に接続し得る引
    込ブツシングを有する正極用、負極用および中
    性点極用のガス絶縁開閉装置のうち、正極用お
    よび負極用の前記ガス絶縁開閉装置を引留鉄構
    の鉄柱の並ぶ方向に配設し、中性点極用の前記
    ガス絶縁開閉装置を前記鉄柱が並ぶ方向とは直
    角の方向で、この鉄柱に並設したことを特徴と
    する交直変換所における電力送電端構造。 (2) 前記中性点極用のガス絶縁開閉装置の引込ブ
    ツシングのリード線を、前記引込鉄構の引込架
    構部の上方部位を引き廻して架空送電線に接続
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の交直変換所における電力送電端構
    造。
JP15152883U 1983-09-28 1983-09-28 交直変換所における電力送電端構造 Granted JPS6059711U (ja)

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JP15152883U JPS6059711U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 交直変換所における電力送電端構造

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JP15152883U JPS6059711U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 交直変換所における電力送電端構造

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Publication Number Publication Date
JPS6059711U JPS6059711U (ja) 1985-04-25
JPH0122331Y2 true JPH0122331Y2 (ja) 1989-06-30

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ID=30335755

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JP15152883U Granted JPS6059711U (ja) 1983-09-28 1983-09-28 交直変換所における電力送電端構造

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JPS6059711U (ja) 1985-04-25

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