JPH0828926B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH0828926B2
JPH0828926B2 JP2186321A JP18632190A JPH0828926B2 JP H0828926 B2 JPH0828926 B2 JP H0828926B2 JP 2186321 A JP2186321 A JP 2186321A JP 18632190 A JP18632190 A JP 18632190A JP H0828926 B2 JPH0828926 B2 JP H0828926B2
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JP
Japan
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circuit breaker
insulated switchgear
gas
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circuit
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幸二 中原
健次 笹森
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、充電部が絶縁ガスにより絶縁されたガス
絶縁開閉装置、特に複数回線用のものに関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来のガス絶縁開閉装置の平面図、第4図は
その単線結線図であり、A,B二つの回線を有する場合を
示す。第5図、第6図はそれぞれ第3図のガス絶縁開閉
装置の回線Aおよび回線Bの部分を示す側面図である。
これらの図において、(1)は二つの主母線でそれぞれ
三相分の導体(図示せず)が収納され、また、六フッ化
イオウ(SF6)ガスが絶縁ガスとして封入されている。
(2)は3相2回線分の架空引込ブッシングで、母線
(1)と平行な一直線上に、かつ、ブッシング相互間に
は回路電圧に対応して必要な絶縁距離を保つように配置
されて、それぞれには送電線(図示せず)が引込まれ、
接続されている。(3)は主母線(1)と架空引込ブッ
シング(2)の間に回線毎に設けられた遮断器で、回線
Aに設けられた回線A用遮断器(3A)と回線Bに設けら
れた回線B用遮断器(3B)とから成っている。(4)は
架空引込ブッシング(2)と遮断器(3)とを接続する
つなぎ母線、(5)は主母線(1)と回線A用遮断器
(3A)とを接続する連絡母線である。遮断器(3)は全
て長手方向が主母線(1)と垂直になるように配置さ
れ、架空引込ブッシング(2)、遮断器(3)および主
母線(1)の相互配置関係に応じてつなぎ母線(4)と
連絡母線(5)が適切な形状、長さに設けられている。
(6)は遮断器(3)に備えられた変流器である。遮断
器(3)とは変流器(6)をも含めて称するものとし、
また、その長手方向とは平面的に見て寸法の長い方向を
言うものとする(共に、以下同じ)。更に、以上の他に
断路器(7)などが設けられている。
以上のようにして構成されたガス絶縁開閉装置では設
置に要する、第1図において縦方向の所要寸法、つまり
主母線(1)から架空引込ブッシング(2)までの所要
寸敗L1は遮断器(3)の長手方向の寸法、および、つな
ぎ母線(4)と連絡母線(5)の曲折に要する寸法で決
まる。第1図のような場合はL1は回線A側で決まり、回
線Bにおいてはこれに合せるために長い寸法のつなぎ母
線(4)が設けられている。また、同じく横方向の所要
寸法L2は架空引込ブッシング(2)間の絶縁距離などに
よってほゞ決定される。
なお、近年の技術の進歩により主母線(1)が小形化
されているが、その場合は第1図において主母線(1)
を左方に向かって縮少させ、その分、回線Aの連絡母線
(5)などを左方に向かって伸長させている。従って、
設置に要する面積は殆ど変わらない。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のガス絶縁開閉装置は以上のように構成されてい
るので、主母線から架空引込ブッシングまでの所要寸法
が大きく、そのため、設置に要する面積が大きい。ま
た、主母線が小形化されても所要面積の縮少に殆んど寄
与しないなどの問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、設置所要面積の小さいガス絶縁開閉装置を
得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るガス絶縁開閉装置は、一つの回線用の
遮断器をその長手方向が主母線とほゞ垂直になるように
配置すると共に、他の回線用の遮断器をその長手方向が
主母線とほゞ平行になるように配置したものである。
〔作用〕
この発明に係るガス絶縁開閉装置においては、一つの
回線用の遮断器および他の回線用の遮断器をそれぞれ主
母線とほゞ垂直およびほゞ平行になるように配置したの
で、スペースを有効に利用でき、主母線から架空引込ブ
ッシングまでの所要寸法が小さくなる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図はこの発明の一実施例によるガス絶縁開閉装置の平
面図であり、従来例と同様にA,B二つの回線を有する場
合を示す。第2図は第1図のガス絶縁開閉装置の回線A
の部分を示す側面図である。図において、(1)〜
(7)の個々については従来例と同様であるので説明を
省略する。たゞし、主母線(1)は従来例に比べて小形
化されており、第1図において、左方に向かって縮少し
ている。回路B用遮断器(3B)はその長手方向が主母線
(1)と垂直になるように配置され、一方、回路A用遮
断器(3A)はその長手方向が主母線(1)と平行になる
ように配置されている。そのため、連絡母線(5)の曲
折および回路A用遮断器(3A)に要する、第1図におい
て縦方向の、即ち母線(1)と垂直方向の寸法が小さく
なる。その結果、全体についての上記方向の所要寸法L1
は回路B側で決まることになる。回路B側のつなぎ母線
(4)をその曲折に必要な最小限の長さにして上記方向
の寸法を小さくし、その寸法内のスペースに回路A用遮
断器(3A)などを収めることにより、L1を小さくするこ
とができる。なお、第1図において横方向の所要寸法L2
は従来例と殆んど変わらない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、一つの回線用およ
び他の回線用のそれぞれの遮断器を主母線とほゞ垂直お
よびほゞ平行に配置するように構成したので、スペース
を有効に利用できて、主母線から架空引込ブッシングま
での所要寸法が小さくなり、従って設置所要面積が小さ
くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるガス絶縁開閉装置
の平面図、第2図は第1図のガス絶縁開閉装置の回線A
の部分を示す側面図、第3図は従来のガス絶縁開閉装置
の平面図、第4図はその単線結線図、第5図、第6図は
それぞれ第3図のガス絶縁開閉装置の回線Aおよび回線
Bの部分を示す側面図である。 図において、(1)は主母線、(2)は架空引込ブッシ
ング、(3)は遮断器、(3A)は回線A用遮断器、(3
B)は回線B用遮断器である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主母線、複数回線の送電線を引込む架空引
    込ブッシング、および上記主母線と架空引込ブッシング
    との間に回線毎に設けられた遮断器を備えたものにおい
    て、一つの回線用の上記遮断器および他の回線用の上記
    遮断器を、それらの平面的な長手方向がそれぞれ上記主
    母線とほゞ垂直およびほゞ平行になるように配置したこ
    とを特徴とするガス絶縁開閉装置。
JP2186321A 1990-07-11 1990-07-11 ガス絶縁開閉装置 Expired - Fee Related JPH0828926B2 (ja)

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JP6235323B2 (ja) * 2013-12-03 2017-11-22 株式会社日立製作所 ガス絶縁開閉装置及びその更新方法
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