JPH0546585Y2 - - Google Patents

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JPH0546585Y2
JPH0546585Y2 JP17944887U JP17944887U JPH0546585Y2 JP H0546585 Y2 JPH0546585 Y2 JP H0546585Y2 JP 17944887 U JP17944887 U JP 17944887U JP 17944887 U JP17944887 U JP 17944887U JP H0546585 Y2 JPH0546585 Y2 JP H0546585Y2
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base
base body
floor
raised floor
slide
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JP17944887U
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  • Floor Finish (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、フリーアクセスフロア用入線ベー
スに関し、事務所等の床面にデータ回線等を配線
するために、二重床式に構成したフリーアクセス
フロアにおいて、壁際に設置された分電盤等の機
器からケーブルを入線する個所に使用する入線ベ
ースに関するものである。
〔背景技術〕
フリーアクセスフロアの一例を、第3図に示し
ており、矩形状をなす天板部の下面に複数の支脚
が設けられたフリーアクセスフロアパネルPを、
既設の床面に敷き詰めて、パネルPの下面の空間
に配線を行うものである。特に図示したフリーア
クセスフロアパネルPは、下面四隅に支脚が形成
されたベースブロツクbが複数個、互いに屈曲自
在に連接されてあり、各ベースブロツクbの連接
部が、床面の不陸に合わせて屈曲することによつ
て、床面の不陸を良好に吸収できるようになつて
いる。
このようなフリーアクセスフロアの構造におい
て、壁際に設置された分電盤U等は、壁際用のフ
ロア材Wの上に載置されており、この分電盤Uか
らフリーアクセスフロアパネルP側へケーブルC
を入線するには、壁際用フロア材Wを一定の幅だ
け欠除しておき、その空間を通してケーブルCを
入線していた。そして、この壁際用フロア材Wの
欠除部を覆うために、第4図に示すような、入線
ベースBが使用されている。
第4図aに示す入線ベースBは、断面コ字形の
金属型材からなり、この入線ベースBを、前記壁
際フロア材Wの欠除部の長さに合わせて切断して
使用していた(図中Lは切断線を示す)。
しかし、上記した金属製入線ベースBの切断加
工を現場で行うには、金属用の切断工具が必要
で、加工に手間がかかるものであつた。また、切
断端面にバリが残つていると、配線の電線を傷つ
けるおそれがあるので、バリ取り加工が必要にな
るとともに、防錆処理等の仕上げ加工も必要で、
大変に面倒なものであつた。
また、入線ベースBとしては、第4図b、また
は第4図cに示すような合成樹脂製のブロツク材
からなるものもあるが、何れも必要な長さに切断
して使用する手間はかかる。しかも、合成樹脂製
のものの場合、充分な強度を持たせるためには、
支脚部分が非常に太くなり、配線用の空間が狭く
なつてしまつて、使用し難い欠点もあつた。
〔考案の目的〕
そこで、この考案は、上記した入線ベースの長
さ調整を容易に行えるとともに、配線用の空間も
充分に確保できるものを提供することを、目的と
している。
〔考案の開示〕
そして、この考案は、既設の床面上に敷設さ
れ、複数のベースブロツクが並設されてなるフリ
ーアクセスフロアへ、壁際に設置された分電盤等
の機器からケーブルを入線する個所に配置される
入線ベースであつて、フリーアクセスフロアを構
成する各ベースブロツクとほぼ同寸法で断面コ字
形の金属板製のベース本体と、同ベース本体の内
側に重ね合わされて同ベース本体内に出入り自在
となつている断面コ字形の金属板製のスライドベ
ースと、スライドベースの上面に載置され、ベー
ス本体上面とスライドベースとの段差を埋めるス
ペーサとを備えることを特徴とするフリーアクセ
スフロア用入線ベースを、その要旨としている。
つぎに、この考案の入線ベースについて、その
一実施例を示す図面を参照しながら、以下に詳し
く説明する。
第1図は、この考案の入線ベース1の斜視図を
示し、金属板製の断面コ字形をなすベース本体2
0に、このベース本体20より一回り小さく、上
記同様に金属板製の、断面コ字形をなすスライド
ベース30が収容されており、スライドベース3
0はベース本体20に対し、第1図にみるように
ベース本体20の内側に重ね合わされてベース本
体20内に出入り自在に取り付けられている。
そして、上記ベース本体20の外形寸法は、施
工場所に使用するフリーアクセスフロアパネルP
を構成する、一単位のベースブロツクbの外形と
ほぼ同じ大きさに形成されている。
40はスペーサであり、合成樹脂の板材等から
なり、ベース本体20から引き出したスライドベ
ース30の上面に載せられるようになつており、
ベース本体20の上面とスライドベース30との
段差を埋めて、同一レベルになるように調整する
ために使用する。
以上に説明した入線ベース1の使用状態を第2
図に示している。施工順序を説明すれば、まず壁
際用フロア材Wの上に載置された分電盤Uから、
床面のフリーアクセスフロアパネルPへ配線する
ために、フロア材Wの一部を欠除しておくのは、
従来と同様である。
そして、壁際用フロア材Wに隣接する個所のフ
リーアクセスフロアパネルPのうち、一つのベー
スブロツクbを取り除き、その空間に、この考案
の入線ベース1のベース本体20を挿入する。そ
して、ベース本体20からスライドベース30を
引き出して、スライドベース30で壁際用フロア
材Wの欠除部を覆い、スライドベース30の先端
が分電盤Uの端部に到達するように調整する。次
に、スライドベース30の引き出し長さに合わせ
て、スペーサ40を切断し、切断したスペーサ4
0をスライドベース30の上面に嵌め込み、ベー
ス本体20や壁際フロア材Wの上面と同一レベル
に合わせる。こうすれば、分電盤Uからフリーア
クセスフロアパネルPまでの入線個所は、入線ベ
ース1で完全に覆われて、施工は完了する。
なお、この考案の入線ベース1は、図示したフ
リーアクセスフロアパネルPのほか、既知の各種
フリーアクセスフロア構造に対しても使用でき、
使用するフリーアクセスフロアの構造に対応し
て、入線ベース1の形状は変更される。また、分
電盤Uのほか、各種の制御盤等の機器類の入線個
所にも使用できる。
〔考案の効果〕
以上に説明した、この考案の入線ベースによれ
ば、ベース本体からのスライドベースの引き出し
長さを調整するだけで、入線個所の長さに対応さ
せることができ、従来のように、金属部材の切断
加工を行う必要がない。また、切断端面のバリ取
りや防錆処理等の後加工も不要になるので、施工
が極めて簡単で能率的となる。さらに、この考案
の入線ベースでは、スライドベースの内側空間が
配線空間となるのであるが、断面コ字形の金属板
製のスライドベースが断面コ字形の金属板製のベ
ース本体の内側に重ね合わされている構成である
ため、スライドベースの内側の空間が広く、この
結果、入線ベースの内部の配線空間は従来と同様
に充分に広くとれ、配線施工には何ら支障ない。
なお、この考案の場合、スペーサの切断調整が必
要であるが、スペーサは荷重を支えるものではな
いので、強度や耐久性は要求されず、合成樹脂板
等、加工容易な材料で製造しておけばよく、施工
は容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す斜視図、第2
図は施工状態の説明図、第3図は従来例の施工状
態を示す説明図、第4図は従来例の斜視図であ
る。 1……入線ベース、20……ベース本体、30
……スライドベース、40……スペーサ、P……
フリーアクセスフロアパネル、b……ベースブロ
ツク、U……分電盤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 既設の床面上に敷設され、複数のベースブロツ
    クが並設されてなるフリーアクセスフロアへ、壁
    際に設置された分電盤等の機器からケーブルを入
    線する個所に配置される入線ベースであつて、フ
    リーアクセスフロアを構成する各ベースブロツク
    とほぼ同寸法で断面コ字形の金属板製のベース本
    体と、同ベース本体の内側に重ね合わされて同ベ
    ース本体内に出入り自在となつている断面コ字形
    の金属板製のスライドベースと、スライドベース
    の上面に載置され、ベース本体上面とスライドベ
    ースとの段差を埋めるスペーサとを備えることを
    特徴とするフリーアクセスフロア用入線ベース。
JP17944887U 1987-11-24 1987-11-24 Expired - Lifetime JPH0546585Y2 (ja)

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JP17944887U JPH0546585Y2 (ja) 1987-11-24 1987-11-24

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JP17944887U JPH0546585Y2 (ja) 1987-11-24 1987-11-24

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JPH0182234U JPH0182234U (ja) 1989-06-01
JPH0546585Y2 true JPH0546585Y2 (ja) 1993-12-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2510158Y2 (ja) * 1990-04-07 1996-09-11 コクヨ株式会社 補助床部材
JP2510159Y2 (ja) * 1990-04-07 1996-09-11 コクヨ株式会社 補助床部材
JP2575226Y2 (ja) * 1992-03-06 1998-06-25 東リ株式会社 床パネル構造

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JPH0182234U (ja) 1989-06-01

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