JP2575226Y2 - 床パネル構造 - Google Patents

床パネル構造

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JP2575226Y2
JP2575226Y2 JP1992020845U JP2084592U JP2575226Y2 JP 2575226 Y2 JP2575226 Y2 JP 2575226Y2 JP 1992020845 U JP1992020845 U JP 1992020845U JP 2084592 U JP2084592 U JP 2084592U JP 2575226 Y2 JP2575226 Y2 JP 2575226Y2
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征久 木下
公男 巽
治 吉川
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東リ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願考案は壁際施工が正確かつ容
易な床パネル構造に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来より室内において二重床
を施工する場合、壁際にはボーダー材を設けていた。し
かしながらこのボーダー材はのこぎりで切断しても壁の
形状に応じて正確に切断しずらいものであった。
【0003】
【問題点を解決する手段 】本願は上記問題点を解決し
た考案で、室内中心から周囲にかけて正方形の天板の四
隅に脚部を有する一体成型された合成樹脂小パネル片を
連接した床パネル単位からなる集合体が形成され、該集
合体の小パネル片の1枚分よりも短い周縁部には、複数
列の鉛直な脚と板状体頂部が一体的に形成されたボーダ
ー材が敷設され、該ボーダー材の頂部表面には1〜50
mm間隔の壁と平行な多数の切り込み溝が設けられてお
り、頂部が傾斜した板状体からなるボーダー材が入り口
に設けられたことを特徴とする床パネル構造、をその要
旨とする。
【0004】以下図面に基づいて本願考案を説明する。
図1は本願発明床パネル構造施工状態の断面図であり、
床下地Gに床パネル下敷シート1が敷かれる。
【0005】床パネル下敷シートはポリオレフィン、P
VC等の発泡体または非発泡体のシートで床下地Gの不
陸を調整し、パネルにかかる衝撃を緩和する。
【0006】2は脚部、3は天板であり、天板とその四
隅の脚部はABS樹脂、硬質塩化ビニル(PVC)、ポ
リプロピレン等の合成樹脂により一体に製作された小パ
ネル片4、4’、4”が得られる。
【0007】小パネル片は脚部の高さは20〜150m
mであり、一辺が10〜20cmの正方形であって、こ
れが例えば縦横3列ずつ連接されて床パネル単位Aが得
られる。
【0008】室内中心から壁際にかけて、小パネル片を
連接した床パネル単位の集合体が順次形成され、壁際か
ら、小パネル片1枚分よりも短い間隔の周縁部が残され
た状態で、本願床パネル構造の本体が形成される。
【0009】一方部屋の周囲のうち壁際では壁Wと最も
壁際の小パネル片4’の間の周縁部にボーダー材5が設
置される。ボーダー材5は鉛直な脚6と頂部7からなる
合成樹脂で一体成型された構成である。
【0010】ボーダー材の脚6もまた20〜150mm
高さで小パネル片4’とボーダー材5は同レベルを保
つ。 -3-
【0011】ボーダー材5の頂部7表面には壁と平行に
一定間隔1〜50mmで多数の切れ込み溝8が形成され
ており、施工の都合により、任意の切り込み溝8’で切
り落とすことにより、破線で示されるような断面位置が
得られ、壁面Wに容易に密着させることができる。
【0012】ボーダー材5の頂部7表面には一定間隔1
〜50mmで切れ込み溝8が形成されており、施工の都
合により任意の切り込み溝8’で切り落すことにより、
破線で示されるような断面位置が得られ、壁面Wに容易
に密着させることができる。
【0013】さらに部屋の周囲のうち入口部分では床パ
ネル単位集合体の他端の小パネル片4”に傾斜した板状
体からなる頂部9と鉛直な脚10が一体的に形成された
ボーダー材11が連接されている。ボーダー材の傾斜し
た板状体9の表面にも切り込み溝12が1〜50mm間
隔で平行に形成され、所要部分の溝12’で切断するこ
とにより破線の切断面を得、この結果入口の框13に密
着した状態で施工することができる。なおボーダー材1
1の背の高い方の一端と小パネル片4”もまた同レベル
である。このようにして本願構成の床パネル構造14を
得ることができる。
【0014】床パネル単位Aからなる集合体とボーダー
材5、11によって構成される床パネル構造14はバッ
キング材15とパイル16等の表面材とからなるタイル
カーペット等の床材17で覆われる。
【0015】なお得られた床パネル構造14上に厚さ
0.5〜30mmのビニル床仕上げ材8を貼着してもよ
い。床仕上げ材はビニルタイルでもプラスチックシート
床材でもよい。とくに床仕上げ材がビニルタイル等の場
合、従来は直に床パネル単位上に敷かれると、小パネル
片の目地の筋がビニルタイル上に現れていたが、本願考
案により、そのような問題点は解消した。こうして本願
考案二重床パネル18が得られる。 -4-
【0016】図2は本願考案にかかわるボーダー材斜視
図であり、ボーダー材7は脚6と天板5とが一体的に成
型された合成樹脂によって形成される。
【0017】ボーダー材の頂部5は水平な板状体で、脚
6は頂部に対して垂直方向に形成され、頂部板状体の表
面には前述の適当な間隔で切り込み溝8が設けられ、破
線19−19に示される切り込み溝の位置で切断するこ
とにより、容易かつ正確にボーダー材の壁際施工ができ
る。
【0018】図3はボーダー材の他の実施態様斜視図で
あり、20は頂部、21は鉛直な脚で一体的に形成され
てボーダー材22が得られる。
【0019】頂部を形成する板状体は傾斜しており、こ
のボーダー材は入口等に設置するのに好適である。
【0020】頂部20を構成する板状体の表面にも切り
込み溝23が設けられ、適当な巾、または長さに裁断さ
れ、失敗することなく、正確な壁際施工ができる。なお
切り込み溝23と直角方向に切り込み溝24を設ける
と、さらに切り込み溝23と直角方向の寸法裁断が能率
よく確実に行える。
【0021】
【実施例】床下地にポリエチレン発泡シートを敷設し、
その上に一辺が約16.5cmのABS樹脂からなる正
方形の天板と脚とが一体となった小パネル片を縦横3列
づつ連接した床パネル単位を得た。この床パネル単位の
集合体を互いに一辺を接しながら、室内中心部分から壁
際にかけて、小パネル片1枚分以下の空間の周縁部を残
して敷設した。 -5-
【0022】この床パネル壁際の周縁部にPVC100
重量部にたいし、可塑剤30重量部、炭カル100重量
部含有する組成物を押出成型することにより厚さ3.5
mm、巾約82mmの頂部板状体と、巾3.5mm長さ
約72mmの鉛直な脚が約13mm間隔で一体的に成型
され、かつ頂部表面に巾2mm、深さ約2mmの切り込
み溝が10mm間隔で設けられたボーダー材を得た。こ
のボーダー材を上記床パネル単位集合体の周縁部に壁の
形状に応じて必要な箇所をカッターで裁断し、壁際側の
空間に床パネル単位と連接した。
【0023】一方入口側の床パネル単位集合体の周縁部
の空間には、背の高い方が床パネル単位集合体の末端の
小パネル片と同じ高さで、長さ60cmの頂部板状体が
傾斜しており、しかも頂部は鉛直な脚と一体的に形成さ
れ、頂部には10mm間隔で切り込み溝を設けたボーダ
ー材を嵌合した。上記本願構成の床パネル構造上にはP
VC裏打ち層のタイルカーペットを敷きつめて本願考案
に係わる床仕上面を得た。
【0024】
【発明の効果】市販のカッター等の刃物で容易に切断
でき施工が簡単であった。
【0025】ボーダー材に切り込み溝が設けられてい
るので、この溝に沿って誰でも正確に裁断できた。
【0026】壁際で壁の形状にほとんど正確に対応し
て裁断できた。
【0027】本考案床パネルは施工が簡単で、しかも
小パネル片の跡型が床仕上げ材上に現れず、常に美しい
外観が得られた。 -6-
【0028】さらに不陸を吸収することができ、床パ
ネルの歩行時のガタツキが解消された。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願考案床パネル構造施工状態の断面
図。
【図2】 ボーダー材斜視図。
【図3】 他のボーダー材実施態様斜視図。
【符号の説明】
4、4’、4”は小パネル片、Aは床パネル単位、5は
ボーダー材、6は脚、7は頂部、8、8’は切り込み
溝、11はボーダー材、12、12’は切り込み溝、1
4は床パネル構造、18は本願考案に係わる床パネル、
22はボーダー材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 15/024 606 E04F 15/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内中心から周囲にかけて正方形の天板
    の四隅に脚部を有する一体成型された合成樹脂小パネル
    片を連接した床パネル単位からなる集合体が形成され、
    該集合体の小パネル片の1枚分よりも短い周縁部には、
    複数列の鉛直な脚と板状体頂部が一体的に形成されたボ
    ーダー材が敷設され、該ボーダー材の頂部表面には1〜
    50mm間隔の壁と平行な多数の切り込み溝が設けられ
    ており、頂部が傾斜した板状体からなるボーダー材が入
    口に設けられたことを特徴とする床パネル構造。
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JPH0573147U JPH0573147U (ja) 1993-10-05
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JPH0546585Y2 (ja) * 1987-11-24 1993-12-07
JP3128145U (ja) * 2006-10-13 2006-12-28 日本製箔株式会社 アルミニウム箔コイル

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