JPH0218174Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0218174Y2 JPH0218174Y2 JP1982053883U JP5388382U JPH0218174Y2 JP H0218174 Y2 JPH0218174 Y2 JP H0218174Y2 JP 1982053883 U JP1982053883 U JP 1982053883U JP 5388382 U JP5388382 U JP 5388382U JP H0218174 Y2 JPH0218174 Y2 JP H0218174Y2
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- JP
- Japan
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- floor
- panel
- legs
- floor panel
- small panel
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- Expired
Links
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は床パネル、特に事務用機器を設置した
部屋に適した床パネルに関する。
部屋に適した床パネルに関する。
従来の技術
近年オフイスオートメーシヨン化により多くの
事務用機器が室内に設置されているが、これらの
機器は電源コードを床上に這わしているので、美
観上好ましくなく、またつまづくおそれもあつ
た。このため床下内にコード等を収納できるよう
に、方形状のベース部材の四隅に昇降調節ボルト
を垂設して成る床パネルは例えば実開昭51−
150624号において公知である。
事務用機器が室内に設置されているが、これらの
機器は電源コードを床上に這わしているので、美
観上好ましくなく、またつまづくおそれもあつ
た。このため床下内にコード等を収納できるよう
に、方形状のベース部材の四隅に昇降調節ボルト
を垂設して成る床パネルは例えば実開昭51−
150624号において公知である。
考案が解決しようとする問題点
ところが、この構成によれば、昇降調節ボルト
を備えた構成であるので、製作が面倒であると共
に、高価となり、かつ、床レベルを、ガタの有し
ない状態に調節する作業も、極めて煩雑である等
の欠陥があつた。
を備えた構成であるので、製作が面倒であると共
に、高価となり、かつ、床レベルを、ガタの有し
ない状態に調節する作業も、極めて煩雑である等
の欠陥があつた。
問題点を解決するための手段
そこで本願は、合成樹脂がクリープ現象(自重
によつて変形してなじむ現象)を有することを利
用して、従来単位体として構成されている床パネ
ルを複数に分割し、その分割した小パネル片を合
成樹脂製として、その四隅に脚部を一体に設け、
このように構成された小パネル片を連設して、元
の単位体である床パネルに構成するものであり、
具体的には四隅に脚部を一体に有する切離された
矩形または正方形の合成樹脂から成る小パネル片
を連接して単位の集合体を形成し、該集合体表面
にタイルカーペツト等の弾性を有する床仕上げ材
を貼着するものである。
によつて変形してなじむ現象)を有することを利
用して、従来単位体として構成されている床パネ
ルを複数に分割し、その分割した小パネル片を合
成樹脂製として、その四隅に脚部を一体に設け、
このように構成された小パネル片を連設して、元
の単位体である床パネルに構成するものであり、
具体的には四隅に脚部を一体に有する切離された
矩形または正方形の合成樹脂から成る小パネル片
を連接して単位の集合体を形成し、該集合体表面
にタイルカーペツト等の弾性を有する床仕上げ材
を貼着するものである。
作 用
しかして、本願床パネルを、従来と同様にコン
クリート等の床下地面に、これと床パネルとの間
に電源コード等が収納できるように敷設するもの
であり、その敷設状態において、各小パネル片の
脚部は、クリープ現象によつて、夫々床下地面に
当接するので、小パネル片の相互間において、床
下地面の不陸は吸収され、かつ、床仕上げ材も、
その弾性によつて集合体の表面に沿うので、床レ
ベルの調整は自動的に達成される。
クリート等の床下地面に、これと床パネルとの間
に電源コード等が収納できるように敷設するもの
であり、その敷設状態において、各小パネル片の
脚部は、クリープ現象によつて、夫々床下地面に
当接するので、小パネル片の相互間において、床
下地面の不陸は吸収され、かつ、床仕上げ材も、
その弾性によつて集合体の表面に沿うので、床レ
ベルの調整は自動的に達成される。
実施例
以下図面に基づいて本考案を説明する。第1図
は本考案床パネル裏面部分拡大図であり、1は小
パネル片、2は脚部である。小パネル片1と脚部
2とはABS樹脂・硬質塩化ビニル樹脂(PVC)・
ポリプロピレン等の合成樹脂により一体に作成さ
れる。前記小パネル片1は一辺が10〜20cmの矩形
または正方形を呈し、その四隅に横断面4分円状
の脚部2が設けられている。このように構成され
た小パネル片1は完全に切離されており、これら
の辺同志が前後左右に連設3されて単位集合体4
を形成し、これによつて、本考案の床パネル基体
が構成される。第2図は本考案の床パネルの裏面
図であり、その一辺が40〜60cmの矩形または正方
形であつて、破線aとa′間に空間A、破線bと
b′間に空間Bが得られこの部分に電源コード等が
収納される。なおコード収納に支障のないように
小パネル片内に補強脚を加えてもよい。第3図は
本考案の床パネルの側面図で、床パネルには電源
コード8を引出すための孔が予め乃至は施工時に
あけられる。事務機器7に導く電源コード8は、
床下地と脚部2とパネル片1とにより構成される
空間に自由に通される。小パネル片1および脚部
2にテーパーがつけられて脚先が幾分細められて
いると、それが変形しやすく床下地の不陸に対す
る吸収が良くなる。なお小パネル片1は単位集合
体4の表面5に床仕上げ材6を貼着することによ
り相互に連結され、この床仕上げ材6はタイル・
カーペツトの他PVC発泡弾性床材が適用される。
第4図は本考案の床パネルの脚部の側面図であ
り、第4図に示されるように脚部2の先端に軟質
PVC・アタクチツクポリプロピレン・ゴム等の
軟質材層9を設けることにより床下地と脚部の密
着性はさらに良くなる。
は本考案床パネル裏面部分拡大図であり、1は小
パネル片、2は脚部である。小パネル片1と脚部
2とはABS樹脂・硬質塩化ビニル樹脂(PVC)・
ポリプロピレン等の合成樹脂により一体に作成さ
れる。前記小パネル片1は一辺が10〜20cmの矩形
または正方形を呈し、その四隅に横断面4分円状
の脚部2が設けられている。このように構成され
た小パネル片1は完全に切離されており、これら
の辺同志が前後左右に連設3されて単位集合体4
を形成し、これによつて、本考案の床パネル基体
が構成される。第2図は本考案の床パネルの裏面
図であり、その一辺が40〜60cmの矩形または正方
形であつて、破線aとa′間に空間A、破線bと
b′間に空間Bが得られこの部分に電源コード等が
収納される。なおコード収納に支障のないように
小パネル片内に補強脚を加えてもよい。第3図は
本考案の床パネルの側面図で、床パネルには電源
コード8を引出すための孔が予め乃至は施工時に
あけられる。事務機器7に導く電源コード8は、
床下地と脚部2とパネル片1とにより構成される
空間に自由に通される。小パネル片1および脚部
2にテーパーがつけられて脚先が幾分細められて
いると、それが変形しやすく床下地の不陸に対す
る吸収が良くなる。なお小パネル片1は単位集合
体4の表面5に床仕上げ材6を貼着することによ
り相互に連結され、この床仕上げ材6はタイル・
カーペツトの他PVC発泡弾性床材が適用される。
第4図は本考案の床パネルの脚部の側面図であ
り、第4図に示されるように脚部2の先端に軟質
PVC・アタクチツクポリプロピレン・ゴム等の
軟質材層9を設けることにより床下地と脚部の密
着性はさらに良くなる。
効 果
本願は叙上のように構成されるものであるか
ら、コード類が床下に収納されて美観上体裁がよ
く、また小パネル片は、分離されているので、単
位集合体の大きさに不抱小パネル片を共通に使用
できて、製作に便利であるほか、小パネル片と脚
部との一体成型が可能であり、高価な高さ調節手
段を要しないので、安価に得られ、かつ、敷設作
業も容易であり、また小パネル片の脚部が、夫々
床下地面に当接して、その平面によくなじんで、
不陸を充分に吸収することができると共に、単位
集合体に多くの脚部を有するので、床強度も高く
得られるなどの利点を有する。
ら、コード類が床下に収納されて美観上体裁がよ
く、また小パネル片は、分離されているので、単
位集合体の大きさに不抱小パネル片を共通に使用
できて、製作に便利であるほか、小パネル片と脚
部との一体成型が可能であり、高価な高さ調節手
段を要しないので、安価に得られ、かつ、敷設作
業も容易であり、また小パネル片の脚部が、夫々
床下地面に当接して、その平面によくなじんで、
不陸を充分に吸収することができると共に、単位
集合体に多くの脚部を有するので、床強度も高く
得られるなどの利点を有する。
第1図は本考案床パネル裏面部分拡大図、第2
図は床パネル裏面全図、第3図は床パネル施工側
面図、第4図は本考案床パネルの脚部である。 1は小パネル片、2は脚部、3は連接部、9は
軟質材層である。
図は床パネル裏面全図、第3図は床パネル施工側
面図、第4図は本考案床パネルの脚部である。 1は小パネル片、2は脚部、3は連接部、9は
軟質材層である。
Claims (1)
- 四隅に脚部を一体に有する切離された矩形また
は正方形の合成樹脂から成る小パネル片を連接し
て単位の集合体を形成し、該集合体表面にタイル
カーペツト等の弾性を有する床仕上げ材を貼着し
たことを特徴とする床パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5388382U JPS58156929U (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | 床パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5388382U JPS58156929U (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | 床パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58156929U JPS58156929U (ja) | 1983-10-20 |
JPH0218174Y2 true JPH0218174Y2 (ja) | 1990-05-22 |
Family
ID=30064525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5388382U Granted JPS58156929U (ja) | 1982-04-14 | 1982-04-14 | 床パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58156929U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0420912Y2 (ja) * | 1986-09-20 | 1992-05-13 | ||
JPH0540188Y2 (ja) * | 1987-09-28 | 1993-10-13 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51150624U (ja) * | 1975-05-27 | 1976-12-02 | ||
JPS6239254Y2 (ja) * | 1981-05-27 | 1987-10-06 |
-
1982
- 1982-04-14 JP JP5388382U patent/JPS58156929U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58156929U (ja) | 1983-10-20 |
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