JPH04111841U - 複合床材 - Google Patents

複合床材

Info

Publication number
JPH04111841U
JPH04111841U JP4099591U JP4099591U JPH04111841U JP H04111841 U JPH04111841 U JP H04111841U JP 4099591 U JP4099591 U JP 4099591U JP 4099591 U JP4099591 U JP 4099591U JP H04111841 U JPH04111841 U JP H04111841U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
decorative layer
layer
finishing material
fiber layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4099591U
Other languages
English (en)
Inventor
泰正 高尾
雅之 樋口
Original Assignee
東リ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東リ株式会社 filed Critical 東リ株式会社
Priority to JP4099591U priority Critical patent/JPH04111841U/ja
Publication of JPH04111841U publication Critical patent/JPH04111841U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 小パネル片を連接した上に、床仕上げ材を貼
着してなる二重床において、連接部分の段差を吸収し美
しい床表面を保ち、かつ表裏両面使用可能な床材を提供
すること。 【構成】 四隅の脚部と天板からなる小パネル片を連接
した床パネル単位13Aと、片方が繊維層で、他方が木
質またはプラスチックで、その表面に可撓性を付与する
ための溝を有する化粧層からなりこの両層を両面が表と
して使えるように積層した床仕上げ材4からなる複合床
材。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はOA用機器を載置した部屋に適した複台床材に関し、小パネル片間段 差などを拾わず、美しい床表面を保ち、かつ表裏両面使用可能な(以下リバーシ ブルという)床材に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
近年OA化の推進により多くの二重床が提案されている。例えば小パネル片を 連接して単位の集合体を形成し、該集合体表面に床仕上げ材を貼着した床パネル 等が用いられている。しかし、上記のような構成の二重床では、小パネル片の連 接部分が床仕上げ材表面上に筋になって浮き出て美観上好ましくなかった。
【0003】 また従来より畳とじゅうたんの組合せなどのリバーシブル床材が提案されてい るが、畳は重いのでシバーシブルには不便である。また実開平1−89531号 明細書のように片面が木質化粧材層、片面がじゅうたん等の組合せによる複合床 材では、下地面に不陸のある場合には表面が平滑にならず、施工性が悪かった。
【0004】
【問題を解決するための手段】
本校案は上記問題点を解決した考案で、四隅の脚部と天板を有する小パネル片 を複数個連接した矩形または正方形の床パネル単位と、片方が繊維層で、他方が 木質 またはプラスチックの化粧層で、該化粧層表面には可撓性を付与するため の溝を有し、この繊維層と化粧層は互いに表面を外に向けた状態で、表裏両面使 用可能に積層された床仕上げ材からなり、床パネル単位上に床仕上げ材を貼着し たことを特徴とする複合床材、をその要旨とする。本考案において、溝は化粧層 の半分程度凹部が形成されたものも、全層にわたって切れ込みを入れたものも含 むものとする。
【0005】 以下図面に基づいて説明する。図1は本考案複合床材の床仕上げ材部分の斜視 図である。1は化粧層で、PVC、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレ タン樹脂等のプラスチックまたは木質、もしくはこれらの組み合わせからなり、 可撓性を有する。この化粧層の表面2は、他の床仕上げ材と同様の外観が得られ 、所望によりマーブル模様や印刷模様、異種の素材の組合せ模様が得られる。3 は上記化粧層表面に設けられた溝であり、この溝によりさらに可撓性が付与され る。またこの溝は化粧層表面の単一方向でも縦横の方向に形成されてもよく、ま た図1のように格子状でもまたランダムでもよい。
【0006】 上記化粧層1の反対側には、繊維層5が形成される。繊維層は通常の織布やニ ードルパンチ布でも良いがパイル6の形成された布帛が望ましい。この時パイル 先端側が床仕上げ材4の繊維層側の表面である。このように繊維層と化粧層の表 面は互いに表側に向けられておりリバーシブルである。本考案に使用する床仕上 げ材4は上記のような構成なので、容易に曲げられ、下地の多少の不陸や小パネ ル片の目地状部の段差を吸収することができる。
【0007】 図2は本考案複合床材の床仕上げ材部分を繊維層5を上にしてX−Xで切断し た時の断面図の一部である。1は化粧層、5は繊維層、3は溝、6はパイルであ る。
【0008】 図3は本考案床材の複合床材部分の他の実施態様断面図であり、5は繊維層、 6はパイルであり、パイル先端は床仕上げ材9の一方の表面に相当する。化粧層 の裏面側には、PVC、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂等 のプラスチックまたは木質、もしくはこれらの組み合わせにより化粧層1が形成 されている。化粧層1の表面2は、該床仕上げ材の他方の表面に相当し、マーブ ル模様、印刷模様等適宜の意匠性を有する。
【0009】 繊維層5と化粧層1との間にはベニヤ板、トタン板、ブリキ板、その他鉄、ア ルミ等の薄板金属板、プラスチック板、ゴム板等の望ましくは0.5〜3mmの 薄い可撓性板状体7が介在するのが望ましい。また上記板状体7の真下に寸法安 定性を付与するためのガラス繊維または合成繊維の織布または不織布8を介在さ せ るのが望ましい。このようにして本考案に使用する床仕上げ材9が得られる 。
【0010】 上記床仕上げ材は、全厚が4〜10mmで、大きさは一片30〜60cmのタ イル状である。その溝の間隔は一片2〜30cmが好適である。重量は1.5〜 6.5kgであるのが望ましい。
【0011】 本考案複合床材の床仕上げ材部分はパイル6を裏側にして施工すると、化粧層 1の表面2が床材外観となって現れており、この時外から加わる荷重は板状体7 によって分散され、パイルの特定の箇所に集中せず、床下地上のパイルには比較 的少ない荷重しかかからないので、パイルが極端にへたることはなく、常にパイ ル面が良好な状態を保つことができる。
【0012】 図4は本考案複合床材の施工例の断面図である。10a、10b、10cは床 下地G上の脚部で、11a、11b、11cは天板である。天板と脚部が一体と なった小パネル片12a、12b、12cが得られる。天板と脚部は金属や硬質 PVC、エポキシ、ABS樹脂等で一体成形されてもよく、また脚部と天板とは 分離されてもよい。天板は一辺が望ましくは10〜20cmの矩形または正方形 である。床下地上に天板と脚部からなる小パネル片12a、12b、12cを連 接して矩形または正方形の床パネル単位13Aを形成する。13B、13Cは、 床下地上に敷設形成された他の床パネル単位である。
【0013】 このように構成された小パネル片は完全に切り離されており、これらの片同志 が前後左右に連接されて単位集合体を形成し、これによって、本考案の複合床材 が構成される。
【0014】 事務機器に導く電源コード14は、床下地と脚部とパネル片とにより構成され る空間に自由にとおされる。
【0015】 上記の通り、床パネル単位の表面に前記リバーシブル床仕上げ材4が貼着され 、本考案複合床材15を得る。床仕上げ材は溝3を有し、この溝が小パネル片の 連接部分の段差を吸収することができ、小パネル片表面によく馴染み、表面に下 地の不陸を拾わず、いつまでも美しい床材が得られる。上記床仕上げ材は床パネ ル単位の表面形状と一致した大きさであることが望ましいが床パネル単位の連接 部分に一致して敷設する必要はない。
【0016】
【実施例】
一辺が166mmの正方形の天板の四隅に500mmの高さの脚部が一体成形 されたABS樹脂の小パネル片(東リフレックスタイル)を縦横3列ずつ連接し て床パネル単位を形成し、この床パネル単位表面に床仕上げ材を貼着した。
【0017】 床仕上げ材は、厚さ2mmで500mm×500mmの正方形軟質PVC板の一 面にループカーペット(目付け量800g/m、パイル長5mm)の繊維層を 貼付け、他面には、2mm厚大きさ98mm×98mmの塩ビタイルを縦横5個 ずつ、2mm間隔の切れ込みを設けて繊維層、化粧層とも互いに表面を外側に向 くようリバーシブルに貼着して得られた。得られた床パネル単位を敷設形成して 本考案複合床材の施工を完了した。
【0018】 得られた床パネルからは、床下地、脚部、天板との空間に自由に配線を通すこと ができると共に、小パネル片の天板の段差を吸収して、床仕上げ材の表面を平滑 にすることができた。
【0019】
【考案の効果】 容易に床仕上げ材のリバーシブル施工ができた。 化粧層の溝部分で容易に曲げられることができ、小パネル片の連接された表面 の形状になじんだ。 薄い板状体を介在させることにより、パイルに過大な荷重が集中することがな く、パイルがへたらなかった。 化粧層に様々な素材を使うことができ、またそれらを組み合わせることにより 意匠性が増した。 本考案複合床材において、ガタツキのない、容易に連接できてしかも配線を脚 部間に通すことのでき、床仕上げ材を敷設しても、連接された小パネル間の段差 が生ずることはなく、常に良好な状態で施工できた。 本考案複合床材は、小パネル片を連接して床パネル単位を形成し、その上に床 仕上げ材を貼着する構成で、いずれも取扱やすかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案複合床材の床仕上げ材の斜視図である。
【図2】本考案複合床材の床仕上げ材の繊維層を上にし
た断面図である。
【図3】本考案複合床材の床仕上げ材の他の実施態様断
面図である。
【図4】本考案複合床材を敷設した断面図である。
【符合の簡単な説明】
1 化粧層 3 溝 5 繊維層 7 薄い板状体 8 不織布 4、9 床仕上げ材 12a 小パネル片 13A 床パネル単位 5 複合床材
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04F 15/02 B 7805−2E

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四隅の脚部と天板を有する小パネル片を
    複数個連接した矩形または正方形の床パネル単位と、片
    方が繊維層で、他方が木質 またはプラスチックの化粧
    層で、該化粧層表面には可撓性を付与するための溝を有
    し、この繊維層と化粧層は互いに表面を外に向けた状態
    で、表裏両面使用可能に積層された床仕上げ材からな
    り、床パネル単位上に床仕上げ材を貼着したことを特徴
    とする複合床材。
  2. 【請求項2】 請求項1の繊維層と他方の化粧層間に可
    撓性のある薄い板状体が介在されたことを特徴とする床
    材。
JP4099591U 1991-03-18 1991-03-18 複合床材 Pending JPH04111841U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4099591U JPH04111841U (ja) 1991-03-18 1991-03-18 複合床材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4099591U JPH04111841U (ja) 1991-03-18 1991-03-18 複合床材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04111841U true JPH04111841U (ja) 1992-09-29

Family

ID=31921902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4099591U Pending JPH04111841U (ja) 1991-03-18 1991-03-18 複合床材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04111841U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6282165A (ja) * 1985-10-07 1987-04-15 忠見 佳彦 タイルカ−ペツト

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6282165A (ja) * 1985-10-07 1987-04-15 忠見 佳彦 タイルカ−ペツト

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5606841A (en) Filled interior wall panels
CN108290375A (zh) 用于覆盖表面的制品以及相关的实施和铺设过程
JP2006518820A (ja) フロアボード及びその製造方法
JPH04111841U (ja) 複合床材
KR100741538B1 (ko) 보드 및 패브릭을 이용한 건축물 내장벽체의 시공 방법
JPH0332671Y2 (ja)
JPH042264Y2 (ja)
JPH0530335U (ja) 床仕上材
JP2848424B2 (ja) 組合せ化粧板
JPS6326515Y2 (ja)
JPH0218174Y2 (ja)
JPH0413319Y2 (ja)
CN2401634Y (zh) 菱形复合木地板
JPH0423147Y2 (ja)
JP2543744Y2 (ja) 床 材
CN2167144Y (zh) 木质六边形地板砖
JPH042265Y2 (ja)
JPS6339299Y2 (ja)
JP2558225Y2 (ja) 床パネル
CN2379057Y (zh) 一种平板式拼花竹木地毯
JP2567905Y2 (ja) 床 材
JPH0436346Y2 (ja)
JPH0341554Y2 (ja)
JPH01163356A (ja) 床材
JP2886256B2 (ja) 木質床の施工方法およびそれに使用する沈下防止材