JPH0423147Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0423147Y2 JPH0423147Y2 JP9676886U JP9676886U JPH0423147Y2 JP H0423147 Y2 JPH0423147 Y2 JP H0423147Y2 JP 9676886 U JP9676886 U JP 9676886U JP 9676886 U JP9676886 U JP 9676886U JP H0423147 Y2 JPH0423147 Y2 JP H0423147Y2
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- Japan
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- length
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- Expired
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- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 4
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本願は、コンクリートなどにより仕上げられた
床盤との間に電話コード、通信ケーブル、電力線
などを配置するに必要な空間部を有するように、
前記床盤上に床部材を敷設して構成する床構造に
関する。
床盤との間に電話コード、通信ケーブル、電力線
などを配置するに必要な空間部を有するように、
前記床盤上に床部材を敷設して構成する床構造に
関する。
従来の技術及びその問題点
従来、コンクリートなどにより仕上げられた床
盤との間に、電話コード、通信ケーブル、電力線
などを配置するに必要な空間部を有するように、
前記床盤上に合成樹脂製の床部材を敷設して構成
する床構造は公知であり、これに用いる床部材
は、一般に、横と縦の長さが等しい正方形状の床
板の下面に、その一方向に沿つて延びる複数の脚
部辺を、平行状に垂設すると共に、各脚部片の複
数個所に、横方向で連通する下向きの切欠部を隔
設し、かつ、床板の上面に毛足の方向を同一にし
たカーペツトを接着して成る1種類のものであつ
た。
盤との間に、電話コード、通信ケーブル、電力線
などを配置するに必要な空間部を有するように、
前記床盤上に合成樹脂製の床部材を敷設して構成
する床構造は公知であり、これに用いる床部材
は、一般に、横と縦の長さが等しい正方形状の床
板の下面に、その一方向に沿つて延びる複数の脚
部辺を、平行状に垂設すると共に、各脚部片の複
数個所に、横方向で連通する下向きの切欠部を隔
設し、かつ、床板の上面に毛足の方向を同一にし
たカーペツトを接着して成る1種類のものであつ
た。
ところで、この種の床部材は、一般に脚部片の
延びる方向で合成樹脂による押し出し成形によつ
て連結加工したのち、押出し方向と直交する方向
で切断することにより正方形状の床板から成る床
部材が量産され、またカーペツトは一般に、連続
して走行しているシートの表面に例えば静電植毛
などにより植毛作業が行われる関係上、シートの
走行方向と逆方向に毛足の方向が做う傾向があ
り、そのため床盤上に床部材を敷設する場合に、
毛足の方向が一定となるように敷設するときは、
カーペツトにより形成される床面に方向性が生じ
て見る方向により異なる雰囲気を与える惧れがあ
るので、一般に床部材を敷設する場合に、床部材
相互間で毛足の方向が90°異なるように敷設され
るが、このようにして正方形状の床部材を床盤上
に多数敷設した状態において、床面上に加わる荷
重などにより、経時的に脚部片が多少とも傾いた
場合、4個の床部材の集合によつて形成される十
字状の接合線が偏位して、不揃いの状態となり、
体裁を著しく損なうこと、また一般に脚部片の相
互間で形成される配線スペースに対し、切欠部に
よつて形成される配線スペースは構造上並びに強
度上の関係から比較的小さいので、配線作業を行
う場合、配線スペースの大きい脚部片の相互間で
作業をするのが有利であるが、床部材は、その隣
接相互間で、カーペツトの毛足の方向が90°異な
るように敷設される関係上、脚部片の向きも隣接
相互間で異なつて大きさの異なる配線スペースが
交互に連続することになるので、配線コードの作
業に不便をきたすなどの不都合があつた。
延びる方向で合成樹脂による押し出し成形によつ
て連結加工したのち、押出し方向と直交する方向
で切断することにより正方形状の床板から成る床
部材が量産され、またカーペツトは一般に、連続
して走行しているシートの表面に例えば静電植毛
などにより植毛作業が行われる関係上、シートの
走行方向と逆方向に毛足の方向が做う傾向があ
り、そのため床盤上に床部材を敷設する場合に、
毛足の方向が一定となるように敷設するときは、
カーペツトにより形成される床面に方向性が生じ
て見る方向により異なる雰囲気を与える惧れがあ
るので、一般に床部材を敷設する場合に、床部材
相互間で毛足の方向が90°異なるように敷設され
るが、このようにして正方形状の床部材を床盤上
に多数敷設した状態において、床面上に加わる荷
重などにより、経時的に脚部片が多少とも傾いた
場合、4個の床部材の集合によつて形成される十
字状の接合線が偏位して、不揃いの状態となり、
体裁を著しく損なうこと、また一般に脚部片の相
互間で形成される配線スペースに対し、切欠部に
よつて形成される配線スペースは構造上並びに強
度上の関係から比較的小さいので、配線作業を行
う場合、配線スペースの大きい脚部片の相互間で
作業をするのが有利であるが、床部材は、その隣
接相互間で、カーペツトの毛足の方向が90°異な
るように敷設される関係上、脚部片の向きも隣接
相互間で異なつて大きさの異なる配線スペースが
交互に連続することになるので、配線コードの作
業に不便をきたすなどの不都合があつた。
考案の目的、実施例及び作用
そこで本願は、正方形状を呈する単位床部材
と、この単位床部材の整数倍の長さに延長すると
共に、単位毎に毛足の方向が90度異なるようにカ
ーペツトを接着した複合床部材とを隣接相互間で
毛足の方向が90度異なるように、かつ、脚部片が
一方向に整列するように床盤上に敷設することに
より、従来の不都合を改良したもので、実施例を
以下図面について詳述すると、Aは例えば縦、横
が夫々50cmの長さをもつ正方形状の単位床部材で
あり、Bは例えば縦50cmで横100cmの長さを、さ
らにC,C′は縦50cmで横150cmの長さを夫々もつ
長方形状の複合床部材であり、これら各床部材
A,B,C及びC′は、長さの相違を有する以外基
本的構成を同一にするものである。即ち、床板1
の下面に根元部を太く形成した複数の脚部片が
2,2…が短手方向で並列するように垂設すると
共に、前記床板1の上面にカーペツト3を接着し
て成り、前記各脚部片の下面には、滑止片4が設
けられ、かつ、長手向の所要位置に、下向きの切
欠部5と、下面から上方に延びるスリツト6が
夫々設けてある。
と、この単位床部材の整数倍の長さに延長すると
共に、単位毎に毛足の方向が90度異なるようにカ
ーペツトを接着した複合床部材とを隣接相互間で
毛足の方向が90度異なるように、かつ、脚部片が
一方向に整列するように床盤上に敷設することに
より、従来の不都合を改良したもので、実施例を
以下図面について詳述すると、Aは例えば縦、横
が夫々50cmの長さをもつ正方形状の単位床部材で
あり、Bは例えば縦50cmで横100cmの長さを、さ
らにC,C′は縦50cmで横150cmの長さを夫々もつ
長方形状の複合床部材であり、これら各床部材
A,B,C及びC′は、長さの相違を有する以外基
本的構成を同一にするものである。即ち、床板1
の下面に根元部を太く形成した複数の脚部片が
2,2…が短手方向で並列するように垂設すると
共に、前記床板1の上面にカーペツト3を接着し
て成り、前記各脚部片の下面には、滑止片4が設
けられ、かつ、長手向の所要位置に、下向きの切
欠部5と、下面から上方に延びるスリツト6が
夫々設けてある。
そして、これら各床部材は、床板1と脚部片と
が硬質合成樹脂の押し出し成型によつて一体に作
成される。
が硬質合成樹脂の押し出し成型によつて一体に作
成される。
なお第1図における点線は、カーペツト3の毛
足の方向を示している。第4図イは、床部材A,
C及びC′を用い、同図ロは床部材A及びBを用い
て、夫々床部材相互の接合線がT字状を呈するよ
うに、かつ、カーペツト3の毛足の方向(矢印方
向)が隣接相互間で異なるように、さらに脚部片
2の伸長方向が一方向に整列するように、床盤上
に敷設して成る場合を示している。
足の方向を示している。第4図イは、床部材A,
C及びC′を用い、同図ロは床部材A及びBを用い
て、夫々床部材相互の接合線がT字状を呈するよ
うに、かつ、カーペツト3の毛足の方向(矢印方
向)が隣接相互間で異なるように、さらに脚部片
2の伸長方向が一方向に整列するように、床盤上
に敷設して成る場合を示している。
上記において、特に、床板の一方の辺の長さ
を、他方の辺の長の偶数倍とするときは、床板の
両端位置の毛足が異方向となるので、床板の一方
の辺の長さを、他方の辺の長さの奇数倍とする場
合に比し、床部材の種類が少なくなる利点を有す
る。
を、他方の辺の長の偶数倍とするときは、床板の
両端位置の毛足が異方向となるので、床板の一方
の辺の長さを、他方の辺の長さの奇数倍とする場
合に比し、床部材の種類が少なくなる利点を有す
る。
考案の効果
本願は叙上のように、脚部片の方向が連続する
ように床部材を敷設することができるので、配線
のために大きいスペースが利用できて配線作業に
極めて便利であると共に、十字状の接合部の形成
される割合も少ないので、床部材の不揃感は著し
く減じられて、体裁を殆ど損なう惧れはなく、し
かも同一広さの床盤に対する床部材の敷設枚数が
少なくなるので、それ丈敷設作業及び調整作業も
容易となるなどの利点を有する。
ように床部材を敷設することができるので、配線
のために大きいスペースが利用できて配線作業に
極めて便利であると共に、十字状の接合部の形成
される割合も少ないので、床部材の不揃感は著し
く減じられて、体裁を殆ど損なう惧れはなく、し
かも同一広さの床盤に対する床部材の敷設枚数が
少なくなるので、それ丈敷設作業及び調整作業も
容易となるなどの利点を有する。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は各
種床部材の平面図、第2図は床部材の一部省略し
た正面図、第3図は同側面図、第4図は床部材の
敷設状態を示す平面図である。 図中、A,B,C,C′は床部材、1は床板、2
は脚部片、3は表装板、5は切欠部である。
種床部材の平面図、第2図は床部材の一部省略し
た正面図、第3図は同側面図、第4図は床部材の
敷設状態を示す平面図である。 図中、A,B,C,C′は床部材、1は床板、2
は脚部片、3は表装板、5は切欠部である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上面にカーペツトを接着した床板の下面に複
数の脚部片を平行状に垂設した多数の床部材を
床盤上に敷設してなる床構造において、縦、横
の長さが等しい大きさの単位床部材と、その単
位床部材の整数倍の長さに延長すると共に、単
位毎に毛足の方向が90度異なるようにカーペツ
トを接着した複合床部材とを隣接相互間で毛足
の方向が90度異なるように、かつ、脚部片が一
方向に整列するように床盤上に敷設したことを
特徴とする床構造。 (2) 床板の一方の辺の長さを、他方の辺の長の偶
数倍とした実用新案登録請求の範囲第1項記載
の床構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9676886U JPH0423147Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9676886U JPH0423147Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS633746U JPS633746U (ja) | 1988-01-11 |
JPH0423147Y2 true JPH0423147Y2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=30962902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9676886U Expired JPH0423147Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0423147Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP9676886U patent/JPH0423147Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS633746U (ja) | 1988-01-11 |
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