JPH0647074Y2 - 床敷装置 - Google Patents

床敷装置

Info

Publication number
JPH0647074Y2
JPH0647074Y2 JP217089U JP217089U JPH0647074Y2 JP H0647074 Y2 JPH0647074 Y2 JP H0647074Y2 JP 217089 U JP217089 U JP 217089U JP 217089 U JP217089 U JP 217089U JP H0647074 Y2 JPH0647074 Y2 JP H0647074Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bedding
block
floor
carpet
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP217089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0293438U (ja
Inventor
紀久 根本
恭敬 梶原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiwa Industry Co Ltd
Original Assignee
Meiwa Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiwa Industry Co Ltd filed Critical Meiwa Industry Co Ltd
Priority to JP217089U priority Critical patent/JPH0647074Y2/ja
Publication of JPH0293438U publication Critical patent/JPH0293438U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0647074Y2 publication Critical patent/JPH0647074Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一般の住宅、オフィス、又は病院等の建造物
の床面上に敷設される多数の床敷ブロックと、その上面
に取付けられるタイルカーペットとを有する床敷装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
第1図及び第2図はこの種の床敷装置の一例を示す斜視
図であり、その床敷ブロック1は、一辺が例えば50cm程
度の矩形状をなしたカーペット支持部2と、その下面側
から下方に突出する脚部3,3a,3bを備えている。脚部は
カーペット支持部2の少なくとも四隅に設けられるもの
であるが、図に示した床敷ブロックには四隅の脚部3の
他に、これらの間と中央にも脚部3a,3bが付設され、合
計9個の脚部がカーペット支持部2と一体に形成されて
いる。
カーペット支持部2には、その中央部4のまわりに延び
る多数の環状孔5によって多数の環状リブ6が形成さ
れ、これらのリブ6は放射状に延びるリブ7によって一
体化されている。かかる環状孔5とリブ6,7の構成によ
り、床敷ブロック1の軽量化と高剛性化を同時に達成で
きる。床敷ブロック1は、例えばガラス繊維入りのプロ
ピレン樹脂等の硬質合成樹脂により構成されている。
上述の如き床敷ブロック1は第1図、第3図および第4
図に示すように多数用意され、これらがその脚部3,3a,3
bを床面8側にして規則正しく並置され、そのカーペッ
ト支持部2の上面にタイルカーペット9が取付けられ
る。第3図および第4図における20は、室を区画する壁
面である。
タイルカーペット9は例えば塩化ビニル樹脂配合物より
成るバッキング層10と、これに植設されたパイル11より
成る。かかるタイルカーペット9はカーペット支持部2
の上面に単に載置されるか、又は接着剤等によって予め
カーペット支持部2の上面に一体に固着されている。
第3図乃至第5図(a),(b)に示すように、互いに
隣接し合う床敷ブロック1はその脚部同士が接続部材1
4,114を介して互いに連結される。すなわち、各接続部
材14,114には、連結すべき脚部の数と同数の矩形状係合
突起15,115が形成され、これらが互いに隣接する脚部の
底に形成された係合溝16(第2図)に嵌着され、これに
より隣接する各床敷ブロックが互いに接続される。また
各床敷ブロックの中央の脚部3bと、壁面20に隣接する脚
部3aにも、第5図(c)に示すように1つの係合突起21
5を有するスペーサ17(第3図)が取付けられる。
上述のように上面にタイルカーペット9が取付けられた
床敷ブロック1を室の床面8上に敷設することによっ
て、室内を美しく仕上げ、歩行時の感触を高めることが
できる。また各床敷ブロック1の脚部3,3a,3bの間には
第1図に示す如く空隙Sがあるため、床面8上に配線や
配管19を配置したとき、これらを各ブロック1の空隙S
に通すことができ、配線や配管等に邪魔されることな
く、各床敷ブロックを床面8上に支障なく敷設すること
ができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述したところから判るように、床敷ブロックは室内の
床面を全体的に覆うように敷設されるものであるが、室
のサイズや形態によっては、その壁面が第3図に鎖線20
aで示すように位置していることもある。このような場
合には床敷ブロック1とタイルカーペット9を第1図に
鎖線Tで示したところで切断し、その左側の、一部を切
断された床敷ブロック1aとタイルカーペット9aを、第6
図に示すように壁面20aに沿って載置すればよい。この
ようにすれば室内の床面を全体的に床敷ブロックとタイ
ルカーペットで覆うことができる。
ところが一部を切断された床敷ブロック1aはその脚部の
数が少ないため、床面上での安定性が極めて悪い。第6
図の例ではその左側の2列の脚部だけで床敷ブロック1a
が支持されているため、その上から例えば矢印Pで示し
た外力が加わったとき、これが簡単に傾倒してしまう。
本考案は上述の新規な認識に基づきなされたものであ
り、その目的とするところは、一部を切断された床敷ブ
ロックも極めて安定した状態で床面上に載置できる床敷
装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、一部を切断された床
敷ブロックを床面に載置したとき、その支持安定性を高
めるための補助脚を設け、該補助脚が、床敷ブロックの
脚部に嵌着される取付部とカーペット支持部の下面を支
えるサポート部とを有する構成を提案する。
〔作用〕
一部を切断された床敷ブロックは、補助脚によってカー
ペット支持部の下面を支えられ、安定した状態で載置さ
れる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に従って説明するが、その
一般的な構成は第1図乃至第5図を参照して先に説明し
た従来の構成とほとんど変りはない。従来と異なるとこ
ろは、次に説明する補助脚の構成と、後述する縁材と、
第1図に示したように、カーペット支持部上面の中央部
4とこれに対応するバッキング層10の裏面に面ファスナ
ー12,13が固着され、これらが互いに係合することによ
ってタイルカーペット9が床敷ブロック1に着脱自在に
取付けられている点と、各床敷ブロックが床面8上に敷
設された下敷シート18上に配置されている点だけであ
る。すなわち、接続部材14,114とスペーサ17は、緩衝材
としての働きもなすように半硬質樹脂、例えば半硬質塩
化ビニル樹脂等から構成されており、各床敷ブロック1
を床面8上に直に載置してもよいのであるが、第4図に
示すように、1乃至2mm程の厚さの高発泡ポリエチレン
発泡体シート等の下敷シート18を床面8上に敷設し、そ
の上に各床敷ブロック1を載置することによって、緩衝
機能を一層高めることができるのである。勿論、従来と
同じくタイルカーペット9を各床敷ブロックの支持面上
に単に載置し、或いは接着剤等で固着しておいてもよ
い。
従来の床敷装置と同一部分についての説明は省略するこ
とにする。
本考案に係る床敷装置は、第7図に示すように取付部21
と、サポート部22を備えた補助脚23を有し、図に一例と
して示した取付部21は前述の接続部材114やスペーサ17
(第5図(b),(c))に形成された係合突起と同じ
形状の係合突起24によって構成されている。
一方、一部を切断された床敷ブロック1aは第8図に示す
ように室の壁面20aに沿って床面8上に載置される。こ
のとき、第7図にも示す如く壁面20aに最も近い3つの
脚部3a,3b,3aに補助脚23がそれぞれ取付けられる。より
具体的に言えば、これらの脚部の底部に形成された係合
溝16に、各補助脚23の係合突起24がそれぞれ嵌着され
る。このとき、第8図に示すように各補助脚23のサポー
ト部22が、一部を切断された床敷ブロック1aのカーペッ
ト支持部下面を支える。このため床敷ブロック1aは、そ
れ自体の脚部と、補助脚23とによって床面8上に支持さ
れ、その安定性が高められ、床敷ブロック1aの上面から
第8図に矢印Pで示す如く外力が作用しても、該ブロッ
ク1aが傾倒することはない。
床敷ブロックを第9図に示すように、第7図の場合より
も更に短かく切断したときは、第10図に示す如き補助脚
123の係合突起124を、第9図に示す如く床敷ブロック1b
の脚部3a,3b,3aにそれぞれ嵌着し、そのカーペット支持
部2の下面をサポート部22で支えればよい。このときサ
ポート部22の、脚部に対向した側面25と、床敷ブロック
1bの脚部の面26が互いに整合するように、両方の面25,2
6を補完形状に形成しておけば、床敷ブロック1bの支持
安定性をより一層高めることができる。
また第11図に示すように床敷ブロックをさらに短かく切
断した場合には、第12図に示した補助脚223の係合突起2
4をこの床敷ブロック1cの脚部3,3a,3に嵌着し、かつそ
のサポート部22で当該ブロック1cの下面を支えると共
に、補助脚223の他の係合突起224を、第11図に示したよ
うに床敷ブロック1cに隣接する他の床敷ブロック1の脚
部3,3a,3にそれぞれ嵌着して両ブロック1c,1を連結する
こともできる。このように補助脚に、2つの床敷ブロッ
ク1c,1を連結する接続部材としての機能を持たせること
もできる。
上述のように、床敷ブロックを切断する長さによって、
使用する補助脚の形態を別々に製作してもよいが、第12
図に示したように1つのサポート部22と、多数の係合突
起24,124,224を連設した補助脚を製作し、その各係合突
起間に切込み30を形成しておき、必要に応じてこの切込
み30を切断して第7図又は第10図に示した各形態の補助
脚を得るようにしてもよい。切断した不要部分は、接続
部材114やスペーサ17として利用することができる。
なお、補助脚の底面に軟質合成樹脂より成る緩衝部材31
(第8図)を取付け、これらを床面8ないしはその上の
下敷シート8上に載せて床敷ブロックをセットし、該ブ
ロックの緩衝機能を高めるようにすることが有利であ
る。その際、補助脚の方は緩衝部材31よりも剛性の大な
る硬質合成樹脂、例えばプロピレン樹脂にタルク、炭酸
カルシウム、ガラス繊維などの補強充填材が配合された
材料より構成することが望ましい。
また第8図に示すように、壁面20aに隣接する床敷ブロ
ック1aの切断面33を隠すため、該ブロック1aとタイルカ
ーペット9aとの間に挾持される舌片を有する前述の縁材
35を配置すると、全体の美観を一層向上させることがで
きる。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案によれば一部を切断された床敷ブロ
ックを床面に載置したときも、補助脚によってその支持
安定性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は床敷装置の斜視図、第2図は床敷ブロックの裏
面側を示す斜視図、第3図は床敷装置の部分断面平面
図、第4図はその正面図、第5図(a),(b),
(c)は各床敷ブロックを連結する接続部材と、スペー
サを示す斜視図であって、第1図乃至第5図は従来の床
敷装置と本考案に係る床敷装置の一般的な構成の説明に
供する図であり、第6図は一部を切断した床敷ブロック
を載置したときの従来の不具合を説明する正面図、第7
図は本考案に係る補助脚と、一部を切断した床敷ブロッ
クの斜視図であって、床敷ブロックの環状溝等を省略し
て示した図、第8図は第7図に示した床敷ブロックを補
助脚で支持した状態を示す正面図、第9図はより短かく
切断した床敷ブロックと、これを支持する補助脚の正面
図、第10図は第9図に示した補助脚の斜視図、第11図は
なお一層短かく切断した床敷ブロックと、これを支持す
る補助脚の正面図、第12図は第11図に示した補助脚の斜
視図である。 1,1a,1b,1c…床敷ブロック 2…カーペット支持部 3,3a,3b…脚部 8…床面、9,9a…タイルカーペット 21…取付部、22…サポート部 23,123,223…補助脚

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーペット支持部の少なくとも四隅に下方
    に突出する脚部を備え、該脚部を床面側にして並置され
    る複数の床敷ブロックと、前記カーペット支持部の上面
    に取付けられるタイルカーペットと、一部を切断された
    床敷ブロックを床面に載置したとき、その支持安定性を
    高めるための補助脚とを具備し、該補助脚が、床敷ブロ
    ックの脚部に嵌着される取付部とカーペット支持部の下
    面を支えるサポート部とを有していることを特徴とする
    床敷装置。
JP217089U 1989-01-13 1989-01-13 床敷装置 Expired - Lifetime JPH0647074Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP217089U JPH0647074Y2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 床敷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP217089U JPH0647074Y2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 床敷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0293438U JPH0293438U (ja) 1990-07-25
JPH0647074Y2 true JPH0647074Y2 (ja) 1994-11-30

Family

ID=31202709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP217089U Expired - Lifetime JPH0647074Y2 (ja) 1989-01-13 1989-01-13 床敷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0647074Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4707494B2 (ja) * 2005-08-05 2011-06-22 未来工業株式会社 床パネルの補強脚

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0293438U (ja) 1990-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1014846B1 (en) Floor mat
AU651558B2 (en) Modular carpet tile mat construction and process of making same
WO2004066793A1 (en) Floor covering having a removable decorative inlay
EP0256189B1 (en) Tray-floors
JP3169539B2 (ja) 床化粧材およびこの床化粧材の敷設構造
JPH0647074Y2 (ja) 床敷装置
US20060003141A1 (en) Floor covering having a removable decorative inlay
JPH0218175Y2 (ja)
JPH0771107A (ja) 建物のテラスの舗床に用いられるプラスチック材料パネル
CA2320802C (en) Modular flooring systems and methods
JPH042264Y2 (ja)
JPH08260680A (ja) 床化粧材
JP3260113B2 (ja) 床用枠材及びこれを用いた複合床
JPH069231Y2 (ja) 床材連結二重床
GB2189820A (en) Brick or tile laying spacer aid
JPH0413319Y2 (ja)
JP2002129735A (ja) 床化粧材用敷設枠
JPS6326515Y2 (ja)
JPH0712535Y2 (ja) 床構造
JPH0312098Y2 (ja)
JPH042265Y2 (ja)
JP2575275B2 (ja) 床材敷設構造および方法
JPH0633675B2 (ja) 配線床構造体
JPS60253655A (ja) 床下地パネル
JPH0631027Y2 (ja) 床下敷き材

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term