JPH0312098Y2 - - Google Patents

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JPH0312098Y2
JPH0312098Y2 JP1865985U JP1865985U JPH0312098Y2 JP H0312098 Y2 JPH0312098 Y2 JP H0312098Y2 JP 1865985 U JP1865985 U JP 1865985U JP 1865985 U JP1865985 U JP 1865985U JP H0312098 Y2 JPH0312098 Y2 JP H0312098Y2
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JP
Japan
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flooring material
base plate
ribs
flooring
floor
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JP1865985U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業状の利用分野] 本考案は、オフイスその他の床面に敷設される
床材に関する。
[従来の技術] 第6図に例示したように、従来の床材は、可撓
性の合成樹脂よりなる下地層1の上に各種の柄模
様を施したフイルム層2と表面保護層3とを積層
した長尺の床張材Aそのものによつて構成されて
いた。
そして、上記の床張材Aは床面に接着剤により
直接貼り付けることによつて敷設されていた。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、長尺の床張材を接着剤で床面に貼り
付ける作業は多大な手間と時間を要するばかりで
なく、空気の噛み込みによる中膨れを生じやす
い。また、一旦貼り付けた床張材を剥がし取る作
業が困難で、かつ、剥がし取つた後に汚れが残り
やすく、しかも床張材の一部が摩耗・損傷したに
過ぎない場合でも床張材の全体を取り替えねばな
らないのでメンテナンス性に欠ける。
他方、最近ではオフイスに多種多様のOA機器
が導入され、そのコード類を床張材の下に収納し
たいという要求が強くなつてきた。ところが、床
張材の下にコードを収納させると、コード跡が床
張材の表面に膨出するという好ましくない事態を
生じる。
本考案は以上の問題点を解決するためになされ
たもので、床張材が多角形状の台板に貼り付けら
れてなる床材を提供することによつて、床張材敷
設時の作業性とメンテナンス性を向上させると共
に、OA機器のコード類を床張材の下に体裁よく
収納できるようにすることを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するため、本考案の床材は、
多数の孔が開設された板状の支持部の片面にリブ
が具備され、これらのリブに、上記支持部と床面
との間に隙間を形成するための凹所が設けられて
いると共に、上記支持部又はリブに継足部が設け
られた多角形状のゴム質成形品よりなる台板の上
記支持部に床張材が貼り付けられていることを特
徴としている。
[作用] 上記手段によると、台板がコンパクトな多角形
状に構成され、かつ、該台板がゴム質成形品より
なるから、台板を継ぎ足しながら床面に敷き詰め
るだけで床張材を容易に敷設でき、しかも敷設さ
れた床張材が位置ずれを起こさなくなる。従つて
長尺の床張材を取り扱う必要がなくなると共に、
床張材の敷設に当たつて接着剤による貼り付け作
業が不要になり、従来に比べて作業性が格段に高
まる。また、台板の支持部に開設された多数の孔
はその支持部に床張材を貼り付ける際の空気抜き
として作用するから床張材に中膨れが生じ難くな
る。
また、床張材の敷設後でも、床材を部分的に組
み替えることによつて床張材の部分的な交換を自
由にでき、しかも床材撤去後の床面には接着跡が
残らない。このため、床張材の全体的或いは部分
的な張り替えや模様替えが楽にできるようにな
り、メンテナンス性が高まる。
一方、床面と床材の支持部との間に形成される
隙間を利用してOA機器のコード類を導設すれば
床張材の下にそのコード類が体裁良く収納され
る。
特に、本考案の台板はゴム質成形品によつて構
成されており、その支持部が凹所を有するリブに
よつて支えられるので、支持部が適度のしなりや
弾力性を持ち、そのことから優れた踏圧感が得ら
れ、歩行疲れが少なくなる。
以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
[実施例] 第1図に例示した床材において、その台板10
は方形のゴム質成形品よりなり、板状の支持部1
1には多数の孔12を縦横に並べて開設してい
る。また、支持部11はリブ13を具備してい
る。図示例において、リブ13は、第1図及び第
2図から明らかなように、支持部11の四辺部を
含む片面全体にわたつて格子繋ぎ状に設けられて
おり、その格子を形成する各辺部及び格子の繋ぎ
部分にそれぞれ凹所14が設けられている。これ
らの凹所14のうち、支持部11の四辺部に設け
られているリブ13の凹所14は、他の台板に対
する継足部を兼ねることができる。また、同図か
ら明らかなように、支持部11には床張材Aが貼
り付けられるが、床張材Aを貼り付ける際、多数
の孔12は空気抜きとして作用するから貼り付け
た後の床張材Aに中膨れを生じることはない。
第2図において、20は台板継ぎ足し用のアタ
ツチメントを示す。このアタツチメント20は上
記台板10と同一材質の成形品によつてH形に構
成されており、一対の係合部21,21を備えて
いる。
二枚の台板10,10を継ぎ足すときは、第2
図のように一方の床材における台板10の辺部に
あるリブ13の凹所14aと他方の床材における
台板10の辺部にあるリブ13の凹所14aとを
アタツチメント20に嵌め込み、第3図明示のよ
うにアタツチメント20の係合部21,21を上
記のリブ13,13の裏面に係合させる。これか
ら明らかなように、床面に複数の床材を敷き詰め
るときは、互いに隣接して並べられる床材の台板
10,10同士をアタツチメント20によつて一
箇所又は複数箇所で継ぎ足せばよい。この場合、
床材を30cm四方程度の大きさにしておけばその
取り扱いが容易になる。
第4図は台板10にタイル柄を有する床張材A
が貼り付けられてなる床材を床面に複数敷き詰め
た状態を示している。このようにタイル柄を有す
る床張材Aを使用する場合には、第1図明示のよ
うに台板10の支持部11よりも一回り小さい床
張材Aを該支持部11に貼り付けて支持部11の
四辺部を所定幅だけそのまま残しておくことが望
まれる。こうしておくと、第4図のように台板1
0同士の継ぎ足し部分イに目地材30を装填でき
るので、複数の床張材A…の目地模様ロ…同士が
上記目地材30によつて連続され、床材の継目が
目立たなくなる。
次に、OA機器のコード類を床張材Aの下に収
納するときは、第2図に示した凹所14によつて
形成される床面と支持部11との隙間に上記コー
ド類を導設すればよい。図示例において、上記凹
所14はリブ13の格子を形成する各辺部にそれ
ぞれ設けられているので、コード類はどの方向へ
でも、また、どのようにでも曲げて導設できる。
第5図は上記した継足部の変形例を示してい
る。即ち、一方の床材における台板10のリブ1
3に継足部の一例である突出部23を設けてお
き、この突出部23に他方の床材における台板1
0のリブ13に設けられている凹所14aを嵌め
込んで該突出部23に一体に設けられている係合
片24をリブ13の裏面に係合させるように構成
している。これによつても複数の床材を順次継ぎ
足すことができる。
上記した二つの実施例にあつては継足部がいず
れも台板のリブに設けられているが、本考案にお
ける継足部は支持部に設けてもよい。また、継足
部は図例以外の構成のものでもよい。さらに、台
板の形状は六角形或いはその他の形状であつても
よい。
[考案の効果] 以上から明らかなように、本考案によると、接
着剤を使わずに床張材を作業性よく敷設できるよ
うになり、また、敷設後の床張材の全体的或いは
部分的な張り替えを容易に行えるのでメンテナン
ス性が向上する。さらに、OA機器のコード類を
床張材の下に体裁よく収納できるようになる。
特に本考案の床材においては台板がゴム質成形
品よりなるので、踏圧感に優れ、歩行疲れを最少
限度に抑えられる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例による床材を示す一部破
断斜視図、第2図はアタツチメントによつて継ぎ
足される二枚の台板を示す裏面から見た分解組立
斜視図、第3図はアタツチメントを用いて継ぎ足
した台板の要部を示す裏面図、第4図は本考案の
床材を用いてタイル柄の床張材を敷設した場合を
示す部分平面図、第5図は継足部の変形例を示す
分解組立斜視図、第6図は従来の床材を示す断面
図である。 10…台板、11…支持部、12…孔、13…
リブ、14…凹所、14a…継足部を兼ねる凹
所、23…継足部の変形例である突出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の孔が開設された板状の支持部の片面にリ
    ブが具備され、これらのリブに、上記支持部と床
    面との間に隙間を形成するための凹所が設けられ
    ていると共に、上記支持部又はリブに継足部が設
    けられた多角形状のゴム質成形品よりなる台板の
    上記支持部に床張材が貼り付けられていることを
    特徴とする床材敷設用台板。
JP1865985U 1985-02-12 1985-02-12 Expired JPH0312098Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1865985U JPH0312098Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1865985U JPH0312098Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61136035U JPS61136035U (ja) 1986-08-25
JPH0312098Y2 true JPH0312098Y2 (ja) 1991-03-22

Family

ID=30507502

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JP1865985U Expired JPH0312098Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2575105Y2 (ja) * 1991-10-15 1998-06-25 盟和産業株式会社 床構造体

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Publication number Publication date
JPS61136035U (ja) 1986-08-25

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