JPH04104702A - 作業車の油圧回路構造 - Google Patents

作業車の油圧回路構造

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JPH04104702A
JPH04104702A JP22343690A JP22343690A JPH04104702A JP H04104702 A JPH04104702 A JP H04104702A JP 22343690 A JP22343690 A JP 22343690A JP 22343690 A JP22343690 A JP 22343690A JP H04104702 A JPH04104702 A JP H04104702A
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JP
Japan
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oil
hydraulic
pilot
hydraulic cylinder
oil chamber
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Application number
JP22343690A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Nishiguchi
信幸 西口
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、作業装置昇降駆動用の複動型の油圧シリンダ
を備えた作業車の油圧回路構造に関する。
〔従来の技術〕
作業車の1つである農用トラクタにおいては、例えば実
開昭59−150004号公報に開示されているように
、左右一対のリフトアーム(前記公報の(9a)、 (
9b))にてロータリ耕耘装置(作業装置に相当)を昇
降駆動する場合、片方のリフトアームとロータリ耕耘装
置とに亘って複動型の油圧シリンダ(前記公報の(15
)、前述の作業装置昇降駆動用の複動型の油圧シリンダ
に相当)を架設連結しているものがあり、この油圧シリ
ンダを伸縮駆動してロータリ耕耘装置をローリング駆動
している。
この場合、前述の構造では油圧シリンダを所定位置で停
止させている状態において、制御弁(前記公報の(19
))側の油漏れでロータリ耕耘装置が自重で下降して行
かないようにする為に、油圧シリンダの上昇駆動側の油
室(前記公報の(15a乃への第1油路(前記公報の(
20))に、バイロフト操作式の逆止弁を設けている。
そして、ロータリ耕耘装置を下降駆動する場合に、油圧
シリンダの下降駆動側の油室(前記公報の(15b))
に作動油を供給すると、この作動油のパイロット圧によ
り操作部材(前記公報の(28))が逆止弁を強制的に
開操作する。これにより、上昇駆動側の油室から作動油
か抜けて行き、0−タリ耕耘装置が下降して行くのであ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のロータリ耕耘装置に換えて特に大重量のロータリ
耕耘装置や作業装置を連結した場合、油圧シリンダ(前
記公報の(15))により作業装置を下降駆動しようと
して制御弁(前記公報の(19))を操作しても、油圧
シリンダの作動が遅れる場合があった。
これは、油圧シリンダの下降駆動側の油室(前記公報の
(15b))に作動油を供給しても、大重量の作業装置
では自重で下降しようとする作用か大きいので、下降駆
動側の油室内の圧力か十分に上からない。従って、操作
部材(前記公報の(28))を動かすのに必要なパイロ
ット圧も得られないので、逆止弁か直ぐには開操作され
なくなり、油圧シリンダか作動できなくなるからである
本発明は、特に大重量の作業装置を連結した場合に作業
装置を遅れなく下降駆動できるように構成することを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は、作業装置の昇降駆動用の複動型の油圧
シリンダを備えた作業車の油圧回路構造において、次の
ように構成することにある。
つまり、 ■ 前記油圧シリンダにおける上昇駆動側の第1油室へ
の作動油給排用の第1油路に、前記第1油室への作動油
供給を許し第1油室からの排油を止める逆止弁を設ける
と共に、前記油圧シリンダにおける下降駆動側の第2油
室への作動油給排用の第2油路から、パイロット油路を
分岐させ、このパイロット油路からのパイロット圧によ
り前記逆止弁を強制的に開操作する操作部材を備え、且
つ、前記パイロット油路に絞り部を設けてある。
■ 前記油圧シリンダにおける上昇駆動側の第1油室へ
の作動油給排用の第1油路に、前記第1油室への作動油
供給を許し第1油室からの排油を止める逆止弁を設ける
と共に、前記油圧シリンダにおける下降駆動側の第2油
室への作動油給排用の第2油路から、パイロット油路を
分岐させ、このパイロット油路からのパイロット圧によ
り前記逆止弁を強制的に開操作する操作部材を備え、且
つ、前記パイロット油路に、前記操作部材側へのパイロ
ット作動油の供給に抵抗を与えずに操作部材側からのパ
イロット作動油の排出に抵抗を与える絞り機構を設けて
ある。
〔作 用〕 (i)前項■のように構成すると、例えば第1図に示す
ように、第2油路(12)から油圧シリンダ(8)の第
2油室(8b)に作動油を供給する場合、パイロット油
路(14)から操作部材(15)用の油室(16)にも
パイロット圧が供給されて、操作部材(15)が紙面左
方に移動し逆止弁(13)を開く。これにより、油圧シ
リンダ(8)の第1油室(8a)の作動油が第1油路(
11)及び逆止弁(13)を通って抜けて行き、油圧シ
リンダ(8)か下降側に駆動される。
この場合、油室(16)とパイロット油路(14)の間
に絞り部(17)かあるので、油室(16)内の圧力が
非常に低い場合(1日の作業において、初めて油圧シリ
ンダ(8)を下降側に駆動する場合等)には、油室(1
6)内のパイロット圧が十分に上昇して操作部材(15
)が逆止弁(13)を開操作するまで、若干の時間を要
する。しかしながら、油室(16)内のパイロット圧が
一度十分に上昇すると、今度は絞り部(17)の作用に
より油室(16)内のパイロット圧かパイロット油路(
14)側に抜は難くなる。
従って、次に油圧シリンダ(8)を下降側に駆動すべく
第2油路(12)に作動油を供給した場合、油圧シリン
ダ(8)の第2油室(8b)内の圧力が十分に上昇しな
くても(例えば大重量の作業装置を連結した場合)、既
に油室(16)内にある程度の圧力が残っているので油
室(16)内のパイロット圧が直ぐに上昇する。これに
より、操作部材(15)が素早く移動して逆止弁(13
)を開操作し、油圧シリンダ(8)の第1油室(8a)
から作動油が抜けて、油圧シリンダ(8)が遅れなく下
降側に駆動されるのである。
(ii)前項■のように構成すると、例えば第3図に示
すように、油室(16)へパイロット圧が供給される場
合には逆止弁部(18b)を通り抵抗なく供給され、逆
に油室(16)からパイロット圧が抜けようとした場合
には絞り部(18a)により抵抗が働く。
前項■の構成では前述の(i)での説明のように、操作
部材側に最初にパイロット圧を供給する場合に抵抗が働
くか、前項■の構成ではこのような抵抗は生じない。そ
して、パイロット圧を抜は難くすると言う機能も、当然
のことながら備えている。
〔発明の効果〕
以上のように、特に大重量の作業装置でも特に遅れなく
下降駆動できるようになり、応答性のよい作業装置の昇
降機能が得られた。これは、何らかの検出値に基づいて
油圧シリンダにより、作業装置を自動的に昇降駆動する
ような場合、作業装置を遅れなく昇降駆動できることに
なるので、作業装置の作業精度の向上か図れる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は作業車の1つである農用トラクタの後部を示し
ており、ミッションケース(1)の後部の左右に一対の
ロアリンク(2)、上部に1組のトップリンク(3)が
備えられて3点リンク機構か構成されており、この3点
リンク機構にロータリ耕耘装置(4)(作業装置の一例
)か連結されている。ミッションケース(1)の上部に
は、単動型の油圧シリンダ(5)により揺動駆動される
左右一対のリフトアーム(6)か備えられると共に、一
方のリフトアーム(6)とロアリンク(2)とに亘って
ロッド(7)か連結されている。又、他方のリフトアー
ム(6)とロアリンク(2)とに亘って複動型の油圧シ
リンダ(8)か連結されている。
以上の構造により、油圧シリンダ(5)により左右のリ
フトアーム(6)を揺動駆動してロータリ耕耘装置(4
)全体を平行に昇降駆動する。そして、油圧シリンダ(
8)を伸縮駆動してロータリ耕耘装置(4)の片側を昇
降駆動することにより、ロータリ耕耘装置(4)をロー
リング駆動するのである。
次に、ローリング駆動用の油圧シリンダ(8)の油圧回
路について説明する。第1図に示すように、ポンプ(図
外)からの作動油の供給先を変更する制御弁(9)と、
油圧シリンダ(8)の上昇駆動側の第1油室(8a)と
において、両者をつなぐ第1油路(10)、 (11)
に、第1油室(8a)への作動油供給を許し第1油室(
8a)からの排油を止める逆止弁(13)を設けている
油圧シリンダ(8)の下降駆動側の第2油室(8b)と
制御弁(9)とをつなぐ第2油路(12)において、こ
の第2油路(12)からパイロット油路(14)が分岐
されている。そして、逆止弁(13)の弁体(13a)
を紙面左方に押して逆止弁(13)を強制的に開操作可
能な操作部材(15)が設けられており、この操作部材
(15)用の油室(16)とパイロット油路(14)と
か、絞り部(17)により接続されている。
以上の構造により、制御弁(9)を操作して第1油路(
10)に作動油を供給すると、この圧力により逆止弁(
13)の弁体(13a)が紙面左方にスライド操作され
て作動油か第1油路(11)を通り、油圧シリンダ(8
)の第1油室(8a)に供給される。
逆に、油圧シリンダ(8)の第2油室(8b)の作動油
は第2油路(12)を通って抜けて行き、油圧シリンダ
(8)が収縮駆動される。
次に、制御弁(9)を操作して第2油路(12)から油
圧シリンダ(8)の第2油室(8b)に作動油を供給す
る場合、パイロット油路(14)から油室(16)にも
パイロット圧が供給されて、操作部材(15)が紙面左
方に移動し逆止弁(13)の弁体(13a)を押して、
逆止弁(13)を開く。これにより、油圧シリンダ(8
)の第1油室(8a)の作動油が第1油路(11)及び
逆止弁(13)を通って抜けて行き、油圧シリンダ(8
)が伸長駆動される。
この場合、油室(16)とパイロット油路(14)の間
に絞り部(17)があるので、油室(16)内の圧力が
非常に低い場合(1日の作業において、初めて油圧シリ
ンダ(8)を伸張駆動する場合等)には、油室(16)
内のパイロット圧か十分に上昇して操作部材(15)か
逆止弁(13)の弁体(13a)を押すまで、若干の時
間を要する。しかしながら、油室(16)内のパイロッ
ト圧が一度十分に上昇すると、今度は絞り部(17)の
作用により油室(16)内のパイロット圧かパイロット
油路(14)側に抜は難(なる。
従って、次に油圧シリンダ(8)を伸張駆動すべく第2
油路(12)に作動油を供給した場合、油圧シリンダ(
8)の第2油室(8b)内の圧力か十分に上昇しなくて
も(例えば大重量の作業装置を連結した場合)、既に油
室(16)内にある程度の圧力か残っているので油室(
16)内のパイロット圧か直ぐに上昇する。これにより
、操作部材(15)か素早く移動して逆止弁(13)の
弁体(13a)を押し、油圧シリンダ(8)の第1油室
(8a)から作動油が抜けて、油圧シリンダ(8)か遅
れなく伸張駆動されるのである。
〔別実施例〕
第1図の実施例において、絞り部(17)を開度可変操
作自在な絞り弁に置き換えてもよい。
第3図に示すように、絞り部(18a)と逆止弁(18
b)とを組み合わせた絞り機構(18)を、油室(16
)へのパイロット油路(14)に設けてもよい。
これにより、油室(16)へパイロット圧か供給される
場合には逆止弁部(18b)を通り抵抗なく供給され、
逆に油室(16)からパイロット圧か抜けようとした場
合には絞り部(18a)により抵抗か働くのである。
以上の実施例では油圧シリンダ(8)をローリング駆動
用に用いているか、作業装置を単純に昇降駆動する複動
型の油圧シリンダにも本発明は適用できる。
又、油圧シリンダを伸張駆動することにより作業装置を
上昇させ、逆に油圧シリンダを収縮駆動することにより
作業装置を下降させるような作業車にも本発明は適用で
きる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る作業車の油圧回路構造の実施例を示
し、第1図は油圧シリンダに対する油圧回路図、第2図
は農用トラクタ後部の斜視図、第3図は別実施例におけ
る油圧シリンダへの油圧回路図である。 (8)・・・・・・油圧シリンダ、(8a)・・・・・
・油圧シリンダの第1油室、(8b)・・・・・・油圧
シリンダの第2油室、(10)、 (11)・・・・・
・第1油路、(12)・・・・・・第2油路、 (13)・・・・・・逆止弁、 (14)・・・・・・パイロット油路、(15)・・・
・・・操作部材、 (17)・・・・・・絞り部、 (18)・・・・・・ 絞り機構。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.作業装置昇降駆動用の複動型の油圧シリンダ(8)
    を備えた作業車の油圧回路構造であって、 前記油圧シリンダ(8)における上昇駆動側の第1油室
    (8a)への作動油給排用の第1油路(10),(11
    )に、前記第1油室(8a)への作動油供給を許し第1
    油室(8a)からの排油を止める逆止弁(13)を設け
    ると共に、前記油圧シリンダ(8)における下降駆動側
    の第2油室(8b)への作動油給排用の第2油路(12
    )から、パイロット油路(14)を分岐させ、このパイ
    ロット油路(14)からのパイロット圧により前記逆止
    弁(13)を強制的に開操作する操作部材(15)を備
    え、且つ、前記パイロット油路(14)に絞り部(17
    )を設けてある作業車の油圧回路構造。
  2. 2.作業装置昇降駆動用の複動型の油圧シリンダ(8)
    を備えた作業車の油圧回路構造であって、 前記油圧シリンダ(8)における上昇駆動側の第1油室
    (8a)への作動油給排用の第1油路(10),(11
    )に、前記第1油室(8a)への作動油供給を許し第1
    油室(8a)からの排油を止める逆止弁(13)を設け
    ると共に、前記油圧シリンダ(8)における下降駆動側
    の第2油室(8b)への作動油給排用の第2油路(12
    )から、パイロット油路(14)を分岐させ、このパイ
    ロット油路(14)からのパイロット圧により前記逆止
    弁(13)を強制的に開操作する操作部材(15)を備
    え、且つ、前記パイロット油路(14)に、前記操作部
    材(15)側へのパイロット作動油の供給に抵抗を与え
    ずに操作部材(15)側からのパイロット作動油の排出
    に抵抗を与える絞り機構(18)を設けてある作業車の
    油圧回路構造。
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