JP2626543B2 - 動力車両の油圧制御装置 - Google Patents
動力車両の油圧制御装置Info
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- JP2626543B2 JP2626543B2 JP6029341A JP2934194A JP2626543B2 JP 2626543 B2 JP2626543 B2 JP 2626543B2 JP 6029341 A JP6029341 A JP 6029341A JP 2934194 A JP2934194 A JP 2934194A JP 2626543 B2 JP2626543 B2 JP 2626543B2
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- valve
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- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタ等の動力車
両の油圧制御装置に関するものである。
両の油圧制御装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、この種の油圧制御装置は、図3に示
されているように作業機昇降用の油圧シリンダ−6fと
油圧ポンプ25fとを結ぶ圧油供給油路28fの途中に
上昇用電磁式比例制御弁29fと、下降用電磁式比例制
御弁30fと、急速下降弁24fとを介装して設け、図
示外の制御部に下降指令が入ったときには下降用電磁式
比例制御弁30fと急速下降弁24fのソレノイドが共
に励磁され、油圧シリンダ−6f内の圧力が所定圧を下
回るときにのみこの急速下降弁24fがタンク26fと
連通する側に切り替わり、油圧シリンダ−6f内に流入
している作動油を油圧タンク26fに排出させてリフト
ア−ムを下降回動させるように構成していた。
されているように作業機昇降用の油圧シリンダ−6fと
油圧ポンプ25fとを結ぶ圧油供給油路28fの途中に
上昇用電磁式比例制御弁29fと、下降用電磁式比例制
御弁30fと、急速下降弁24fとを介装して設け、図
示外の制御部に下降指令が入ったときには下降用電磁式
比例制御弁30fと急速下降弁24fのソレノイドが共
に励磁され、油圧シリンダ−6f内の圧力が所定圧を下
回るときにのみこの急速下降弁24fがタンク26fと
連通する側に切り替わり、油圧シリンダ−6f内に流入
している作動油を油圧タンク26fに排出させてリフト
ア−ムを下降回動させるように構成していた。
【0003】この急速下降弁24fはトラクタ−等のリ
フトア−ムに作業機が連結されていないときであって、
油圧シリンダ−6f内の圧力が低下しているときにリフ
トア−ムの下降側への回動を可能とするために設けられ
たものである。
フトア−ムに作業機が連結されていないときであって、
油圧シリンダ−6f内の圧力が低下しているときにリフ
トア−ムの下降側への回動を可能とするために設けられ
たものである。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】ところで、このよう
な従来装置の場合、通常は下降用電磁式比例制御弁30
fのソレノイド51fを制御しながらホ−ルディングチ
ェック弁50fの背室の作動油を排出させてホ−ルディ
ングチェック弁50fの開度を調節し、作業機の降下速
度を変更するものであって、このような構成では、ホ−
ルディングチェック弁50fや急速下降弁24fといっ
た特殊な弁が要るために、部品点数が多くなる分だけ製
造コストが高くなると共に、弁の構造自体が複雑となる
欠点を有していた。
な従来装置の場合、通常は下降用電磁式比例制御弁30
fのソレノイド51fを制御しながらホ−ルディングチ
ェック弁50fの背室の作動油を排出させてホ−ルディ
ングチェック弁50fの開度を調節し、作業機の降下速
度を変更するものであって、このような構成では、ホ−
ルディングチェック弁50fや急速下降弁24fといっ
た特殊な弁が要るために、部品点数が多くなる分だけ製
造コストが高くなると共に、弁の構造自体が複雑となる
欠点を有していた。
【0005】
【課題を解決するための技術手段】この発明は前記した
問題点に鑑みて提案するものであって、このため、次の
ような技術的手段を講じた。即ち、機体に連結された作
業機を昇降する油圧シリンダ−6と油圧ポンプ25との
間に圧油供給油路28が形成され、前記油圧シリンダ−
6と油圧タンク26との間に前記油圧シリンダ−6から
の排出油を油圧タンク26に排出するための排油路48
が形成され、前記圧油供給油路28中には上昇用電磁式
比例制御弁29が介装され、また、排油路48中には下
降用電磁式比例制御弁30が介装された動力車両の油圧
制御装置において、上昇用電磁式比例制御弁29は上昇
用の第1開閉弁33とパイロット操作型の第1圧力制御
弁32とで構成され、第1圧力制御弁32のソレノイド
32aに通電する電流値に応じて第1開閉弁33の開口
量が調節されるよう構成され、下降用電磁式比例制御弁
30は下降用の第2開閉弁36とパイロット操作型の第
2圧力制御弁37とで構成され、第2圧力制御弁37の
ソレノイド37aに通電する電流値に応じて第2開閉弁
36の開口量が調節されるよう構成されていることを特
徴とする動力車両の油圧制御装置の構成とする。
問題点に鑑みて提案するものであって、このため、次の
ような技術的手段を講じた。即ち、機体に連結された作
業機を昇降する油圧シリンダ−6と油圧ポンプ25との
間に圧油供給油路28が形成され、前記油圧シリンダ−
6と油圧タンク26との間に前記油圧シリンダ−6から
の排出油を油圧タンク26に排出するための排油路48
が形成され、前記圧油供給油路28中には上昇用電磁式
比例制御弁29が介装され、また、排油路48中には下
降用電磁式比例制御弁30が介装された動力車両の油圧
制御装置において、上昇用電磁式比例制御弁29は上昇
用の第1開閉弁33とパイロット操作型の第1圧力制御
弁32とで構成され、第1圧力制御弁32のソレノイド
32aに通電する電流値に応じて第1開閉弁33の開口
量が調節されるよう構成され、下降用電磁式比例制御弁
30は下降用の第2開閉弁36とパイロット操作型の第
2圧力制御弁37とで構成され、第2圧力制御弁37の
ソレノイド37aに通電する電流値に応じて第2開閉弁
36の開口量が調節されるよう構成されていることを特
徴とする動力車両の油圧制御装置の構成とする。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づきこの発明の実施例を説明
する。まず、構成から説明すると、1はトラクタ−で、
機体の前後部に夫々前輪2と後輪3とを備え、エンジン
4の回転動力をミッションケ−ス5内の変速装置(図示
省略)を介して後輪3の推進軸に伝達すべく構成してい
る。
する。まず、構成から説明すると、1はトラクタ−で、
機体の前後部に夫々前輪2と後輪3とを備え、エンジン
4の回転動力をミッションケ−ス5内の変速装置(図示
省略)を介して後輪3の推進軸に伝達すべく構成してい
る。
【0007】ミッションケ−ス5の上部には、作業機昇
降用の単動式油圧シリンダ−6を内装する油圧シリンダ
−ケ−ス7が設けられ、この油圧シリンダ−ケ−ス7の
左右両側部にはリフトア−ム8,8が回動可能に枢着さ
れている。トラクタ−1の機体後下部にはロワ−リンク
9,9が枢着され、このロワ−リンク9,9とリフトア
−ム8,8との間にはリフトロッド11,11が介装連
結されている。 また、機体後上部に連結されたトップ
リンク12と左右一対のロワ−リンク9,9とからなる
3点リンク装置13の後部にはロ−タリ耕耘装置14が
昇降自在に連結されている。
降用の単動式油圧シリンダ−6を内装する油圧シリンダ
−ケ−ス7が設けられ、この油圧シリンダ−ケ−ス7の
左右両側部にはリフトア−ム8,8が回動可能に枢着さ
れている。トラクタ−1の機体後下部にはロワ−リンク
9,9が枢着され、このロワ−リンク9,9とリフトア
−ム8,8との間にはリフトロッド11,11が介装連
結されている。 また、機体後上部に連結されたトップ
リンク12と左右一対のロワ−リンク9,9とからなる
3点リンク装置13の後部にはロ−タリ耕耘装置14が
昇降自在に連結されている。
【0008】次に図2に示す油圧回路を説明する。エン
ジン4の回転動力にて駆動される油圧ポンプ25と前記
油圧シリンダ−6とは圧油供給油路28で接続され、そ
の間に上昇用電磁式比例制御弁29と下降用電磁式比例
制御弁30が介装されている。上昇用電磁式比例制御弁
29は上昇用開閉弁である第1開閉弁33とパイロット
圧操作型の第1圧力制御弁32とで構成されている。3
4は圧力補償弁である。 前記第1開閉弁33は油圧シ
リンダ−6と油圧ポンプ25との接続を遮断する室33
aと、油圧シリンダ−6と油圧ポンプ25とが連通する
室33bとを有し、常態ではスプリング33cの押圧力
により圧油供給油路28を遮断するように構成してい
る。第1圧力制御弁32のソレノイド32aに電流が流
されると第1開閉弁33に背圧が掛り、パイロット圧の
変化に対応してその開度も変化する結果、圧油供給油路
28から油圧シリンダ−6に送り込まれる作動圧油の量
が調節されて上昇速度が変更される。
ジン4の回転動力にて駆動される油圧ポンプ25と前記
油圧シリンダ−6とは圧油供給油路28で接続され、そ
の間に上昇用電磁式比例制御弁29と下降用電磁式比例
制御弁30が介装されている。上昇用電磁式比例制御弁
29は上昇用開閉弁である第1開閉弁33とパイロット
圧操作型の第1圧力制御弁32とで構成されている。3
4は圧力補償弁である。 前記第1開閉弁33は油圧シ
リンダ−6と油圧ポンプ25との接続を遮断する室33
aと、油圧シリンダ−6と油圧ポンプ25とが連通する
室33bとを有し、常態ではスプリング33cの押圧力
により圧油供給油路28を遮断するように構成してい
る。第1圧力制御弁32のソレノイド32aに電流が流
されると第1開閉弁33に背圧が掛り、パイロット圧の
変化に対応してその開度も変化する結果、圧油供給油路
28から油圧シリンダ−6に送り込まれる作動圧油の量
が調節されて上昇速度が変更される。
【0009】圧力補償弁34は第1開閉弁33が作用し
ていないときに油圧ポンプ25からの作動油を油圧タン
ク26に排出させ、第1開閉弁33が上昇側に切り替え
られたときにポンプ側圧力がこの圧力補償弁34に背圧
として作用し、圧油供給油路28中に圧力を封じ込め
る。一方、下降用電磁式比例制御弁30は下降側開閉弁
としての第2開閉弁36と、パイロット操作型の第2圧
力制御弁37とを有し、前記第2開閉弁36は油圧シリ
ンダ−6と油圧タンク26との連通を遮断する室36a
と、連通状態に維持する室36bとを備え、常態におい
ては、スプリング38により油圧シリンダ−6内の作動
油の排出を阻止する側に切り替えられている。
ていないときに油圧ポンプ25からの作動油を油圧タン
ク26に排出させ、第1開閉弁33が上昇側に切り替え
られたときにポンプ側圧力がこの圧力補償弁34に背圧
として作用し、圧油供給油路28中に圧力を封じ込め
る。一方、下降用電磁式比例制御弁30は下降側開閉弁
としての第2開閉弁36と、パイロット操作型の第2圧
力制御弁37とを有し、前記第2開閉弁36は油圧シリ
ンダ−6と油圧タンク26との連通を遮断する室36a
と、連通状態に維持する室36bとを備え、常態におい
ては、スプリング38により油圧シリンダ−6内の作動
油の排出を阻止する側に切り替えられている。
【0010】パイロット操作型の第2圧力制御弁37は
油路40,41により油圧シリンダ−6側のシリンダ−
圧と油圧ポンプ25側のポンプ圧とが共に掛るように構
成している。すなわち、油圧シリンダ−6の排油路48
から分岐した油路40と、圧油供給油路28から分岐し
た油路41が第2圧力制御弁37に掛るように構成して
いる。 また、油路40,41の途中には逆止弁42,
43が介装されている。
油路40,41により油圧シリンダ−6側のシリンダ−
圧と油圧ポンプ25側のポンプ圧とが共に掛るように構
成している。すなわち、油圧シリンダ−6の排油路48
から分岐した油路40と、圧油供給油路28から分岐し
た油路41が第2圧力制御弁37に掛るように構成して
いる。 また、油路40,41の途中には逆止弁42,
43が介装されている。
【0011】第2圧力制御弁37のソレノイド37aに
電流が流されると、背圧が第2開閉弁36に作用し、こ
の第2開閉弁36が室36b側に切り替えられて油圧シ
リンダ−6内の作動油をタンク26内に排出させ、リフ
トア−ム8,8を下降させる。 第2圧力開閉弁37の
ソレノイド37aに流す電流値を変えることによって第
2開閉弁36の開度を調節することができ、油圧シリン
ダ−6からタンク26に排出される作動油の量を調節し
て降下速度を変更する。
電流が流されると、背圧が第2開閉弁36に作用し、こ
の第2開閉弁36が室36b側に切り替えられて油圧シ
リンダ−6内の作動油をタンク26内に排出させ、リフ
トア−ム8,8を下降させる。 第2圧力開閉弁37の
ソレノイド37aに流す電流値を変えることによって第
2開閉弁36の開度を調節することができ、油圧シリン
ダ−6からタンク26に排出される作動油の量を調節し
て降下速度を変更する。
【0012】次に上例の作用を説明する。トラクタ−1
のエンジン4を回転させて油圧ポンプ25を駆動すると
作動圧油は圧油供給油路28を通過してまず、上昇用電
磁式比例制御弁29に至る。図示外の油圧操作レバ−、
昇降スイッチ等により作業機上昇側の信号が制御部に入
力されると第1圧力制御弁32のソレノイド32aが励
磁されてパイロット圧が油路46を介して第1開閉弁3
3に掛り、このため、第1開閉弁33は室33b側に切
り替えられて、油圧シリンダ−6へ圧油が供給され、リ
フトア−ム8,8を上昇させる。 一方、図示外の油圧
操作レバ−、昇降スイッチ等を操作して下降用電磁式比
例制御弁30に下げ側の信号を出力するとパイロット操
作型の第2圧力制御弁37のソレノイド37aが励磁さ
れ、油路45は油路40、41と連通し、これにより、
第2開閉弁36には油圧シリンダ−6側の内圧あるいは
油圧ポンプ25側の圧力が掛り、室36b側に切り替え
られて油圧シリンダ−6内の作動油は油圧タンク26に
回収される。
のエンジン4を回転させて油圧ポンプ25を駆動すると
作動圧油は圧油供給油路28を通過してまず、上昇用電
磁式比例制御弁29に至る。図示外の油圧操作レバ−、
昇降スイッチ等により作業機上昇側の信号が制御部に入
力されると第1圧力制御弁32のソレノイド32aが励
磁されてパイロット圧が油路46を介して第1開閉弁3
3に掛り、このため、第1開閉弁33は室33b側に切
り替えられて、油圧シリンダ−6へ圧油が供給され、リ
フトア−ム8,8を上昇させる。 一方、図示外の油圧
操作レバ−、昇降スイッチ等を操作して下降用電磁式比
例制御弁30に下げ側の信号を出力するとパイロット操
作型の第2圧力制御弁37のソレノイド37aが励磁さ
れ、油路45は油路40、41と連通し、これにより、
第2開閉弁36には油圧シリンダ−6側の内圧あるいは
油圧ポンプ25側の圧力が掛り、室36b側に切り替え
られて油圧シリンダ−6内の作動油は油圧タンク26に
回収される。
【0013】
【発明の効果】この発明は前記の如く、機体に連結され
た作業機を昇降する油圧シリンダ−6と油圧ポンプ25
との間に圧油供給油路28が形成され、前記油圧シリン
ダ−6と油圧タンク26との間に前記油圧シリンダ−6
からの排出油を油圧タンク26に排出するための排油路
48が形成され、前記圧油供給油路28中には上昇用電
磁式比例制御弁29が介装され、また、排油路48中に
は下降用電磁式比例制御弁30が介装された動力車両の
油圧制御装置において、上昇用電磁式比例制御弁29は
上昇用の第1開閉弁33とパイロット操作型の第1圧力
制御弁32とで構成され、第1圧力制御弁32のソレノ
イド32aに通電する電流値に応じて第1開閉弁33の
開口量が調節されるよう構成され、下降用電磁式比例制
御弁30は下降用の第2開閉弁36とパイロット操作型
の第2圧力制御弁37とで構成され、第2圧力制御弁3
7のソレノイド37aに通電する電流値に応じて第2開
閉弁36の開口量が調節されるよう構成されているもの
であるから、油圧シリンダ−6への作動圧油の供給及び
排出を行なう際には、上昇、下降共パイロット操作型の
圧力制御弁32、37のソレノイド32a、37aに通
電するだけでよく、しかも通電する電流値を適宜変更す
ると、それに応じて開閉弁33、36の開口量が調節さ
れることになるので、上昇、下降共、作動油の流量をき
め細かく制御することができ、この結果、トラクタ−に
連結される種々の作業機の昇降制御を良好に行なうこと
ができる。また、従来、必要とした急速降下弁のような
特殊な弁が不要となって装置全体の製造コストを廉価に
することができる。
た作業機を昇降する油圧シリンダ−6と油圧ポンプ25
との間に圧油供給油路28が形成され、前記油圧シリン
ダ−6と油圧タンク26との間に前記油圧シリンダ−6
からの排出油を油圧タンク26に排出するための排油路
48が形成され、前記圧油供給油路28中には上昇用電
磁式比例制御弁29が介装され、また、排油路48中に
は下降用電磁式比例制御弁30が介装された動力車両の
油圧制御装置において、上昇用電磁式比例制御弁29は
上昇用の第1開閉弁33とパイロット操作型の第1圧力
制御弁32とで構成され、第1圧力制御弁32のソレノ
イド32aに通電する電流値に応じて第1開閉弁33の
開口量が調節されるよう構成され、下降用電磁式比例制
御弁30は下降用の第2開閉弁36とパイロット操作型
の第2圧力制御弁37とで構成され、第2圧力制御弁3
7のソレノイド37aに通電する電流値に応じて第2開
閉弁36の開口量が調節されるよう構成されているもの
であるから、油圧シリンダ−6への作動圧油の供給及び
排出を行なう際には、上昇、下降共パイロット操作型の
圧力制御弁32、37のソレノイド32a、37aに通
電するだけでよく、しかも通電する電流値を適宜変更す
ると、それに応じて開閉弁33、36の開口量が調節さ
れることになるので、上昇、下降共、作動油の流量をき
め細かく制御することができ、この結果、トラクタ−に
連結される種々の作業機の昇降制御を良好に行なうこと
ができる。また、従来、必要とした急速降下弁のような
特殊な弁が不要となって装置全体の製造コストを廉価に
することができる。
【図1】トラクタ−の全体側面図である。
【図2】油圧回路図である。
【図3】従来装置の油圧回路図である。
1 トラクタ− 6 油圧シリンダ− 8,8 リフトア−ム 13 3点リンク装置 14 ロ−タリ耕耘装置 25 油圧ポンプ 28 圧油供給油路 29 上昇用電磁式比例制御弁 30 下降用電磁式比例制御弁 32 第1圧力制御弁 33 第1開閉弁 34 圧力補償弁 36 第2開閉弁 37 第2圧力制御弁
Claims (1)
- 【請求項1】機体に連結された作業機を昇降する油圧シ
リンダ−6と油圧ポンプ25との間に圧油供給油路28
が形成され、前記油圧シリンダ−6と油圧タンク26と
の間に前記油圧シリンダ−6からの排出油を油圧タンク
26に排出するための排油路48が形成され、前記圧油
供給油路28中には上昇用電磁式比例制御弁29が介装
され、また、排油路48中には下降用電磁式比例制御弁
30が介装された動力車両の油圧制御装置において、上
昇用電磁式比例制御弁29は上昇用の第1開閉弁33と
パイロット操作型の第1圧力制御弁32とで構成され、
第1圧力制御弁32のソレノイド32aに通電する電流
値に応じて第1開閉弁33の開口量が調節されるよう構
成され、下降用電磁式比例制御弁30は下降用の第2開
閉弁36とパイロット操作型の第2圧力制御弁37とで
構成され、第2圧力制御弁37のソレノイド37aに通
電する電流値に応じて第2開閉弁36の開口量が調節さ
れるよう構成されていることを特徴とする動力車両の油
圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6029341A JP2626543B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 動力車両の油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6029341A JP2626543B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 動力車両の油圧制御装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63075052A Division JP2536035B2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 動力車両の油圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07213108A JPH07213108A (ja) | 1995-08-15 |
JP2626543B2 true JP2626543B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=12273539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6029341A Expired - Lifetime JP2626543B2 (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | 動力車両の油圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2626543B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105150356B (zh) * | 2015-07-31 | 2017-06-20 | 江苏腾宇机械制造有限公司 | 一种压砖机的液压控制系统及其全自动双向加压液压控制方法 |
CN105526199B (zh) * | 2016-02-03 | 2018-04-20 | 徐州徐工挖掘机械有限公司 | 挖掘机驾驶室升降液压系统 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2735558A1 (de) * | 1977-08-06 | 1979-02-15 | Bosch Gmbh Robert | Steuergeraet fuer hydraulische arbeitsgeraete |
JPS54141207A (en) * | 1978-04-14 | 1979-11-02 | Kubota Ltd | Hydraulic lifting and lowering device of farm working device |
JPS55148002A (en) * | 1979-04-30 | 1980-11-18 | Control Concepts | Load sensing valve device by closed loop program |
JPS56122774A (en) * | 1980-02-26 | 1981-09-26 | Oirudoraibu Kogyo Kk | Oil pressure elevator |
JPS5755362A (en) * | 1980-09-22 | 1982-04-02 | Futoshi Oki | Follow-up equipment |
JPS5824642A (ja) * | 1981-08-03 | 1983-02-14 | Nissan Motor Co Ltd | 減速機構 |
JPS5937113B2 (ja) * | 1981-08-07 | 1984-09-07 | 二千武 稲田 | マツサ−ジ装置 |
JPS5862802U (ja) * | 1981-10-20 | 1983-04-27 | ヤンマー農機株式会社 | 作業機昇降装置 |
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JPS5932681A (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-22 | Hitachi Ltd | 直動型往復動ポンプ装置 |
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-
1994
- 1994-02-28 JP JP6029341A patent/JP2626543B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH07213108A (ja) | 1995-08-15 |
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