JPH04103824U - 調理器 - Google Patents

調理器

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JPH04103824U
JPH04103824U JP193891U JP193891U JPH04103824U JP H04103824 U JPH04103824 U JP H04103824U JP 193891 U JP193891 U JP 193891U JP 193891 U JP193891 U JP 193891U JP H04103824 U JPH04103824 U JP H04103824U
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lid
opening
plunger
latch
cooking device
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JP193891U
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次治 薬師寺
清秀 溜池
正人 中谷
隆 田中
恵美子 福田
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シヤープ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の調理器において設けられていた開閉蓋
のロック解除用のオープンボタンを廃し,シンプルな外
観形状とすると共に,極めて簡単な操作にて上記開閉蓋
を開放し得るようにすること。 【構成】 蓋2の自由端側上面を押し込むことにより,
プランジャ13が一旦下方へ移動して該プランジャ13
の係止状態が解除され,上方へ弾性的に移動される。す
ると,金具18の開口18a からラッチ14の爪14a
が抜き去られ,蓋2は金具18と共にプランジャ13に
て押し上げられると共に開放可能な状態となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,例えば炊飯器等の調理器の蓋に適用される開閉機構に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の調理器としては,例えば図6に示すようなものが知られている 。 該調理器では,容器本体1に対して蓋2が開閉可能に軸支されており,該蓋2 の自由端側と上記容器本体1との間には,図7に示すようなロック機構が設けら れている。 即ち,上記蓋2の裏面側には,開口3a が穿設されたラッチ3が治具4にて揺 動自在に軸支されており,該ラッチ3は,スプリング5にて上記治具4を中心に 常時反時計方向へ弾性付勢されている。そして,該ラッチ3は,上記開口3a を 垂下させた状態で位置決めされ,上記蓋2に設けられたオープンボタン6を下方 へ押し込むことにより,上記スプリング5の弾性力に抗して時計方向へ揺動され る。
【0003】 上記容器本体1内にはリング7が配備されており,該リング7の端部に設けら れた爪7a と上記ラッチ3の開口3a とが係合することにより,上記蓋2の閉状 態が保持されている。 そして,上記オープンボタン6を押し込むことにより,上記ラッチ3が治具4 を中心として時計方向へ揺動され,該ラッチ3の開口3a と上記リング7の爪7 a との係合が解除される。すると,上記容器本体1側においてスプリング8にて 常時上方へ向けて弾性付勢されているラッチストッパ9により上記ラッチ3が上 方へ押し上げられ,上記蓋2が開放される。
【0004】 他方,上記蓋2を閉鎖する場合には,該蓋2の自由端側を下方へ押し込むこと により,上記ラッチ3の先端部が上記リング7の爪7a の上部斜面を滑り降り, その後上記ラッチ3が反時計方向へ揺動され,該ラッチ3の開口3a とリング7 の爪7a とが係合される。その結果,上記蓋2の閉状態が保持されることとなる 。 なおこのとき,上記ラッチストッパ9は,ラッチ3の先端部と当接しつつ下方 へ押し下げられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが,上記のような従来構造のロック機構を備えた調理器においては,蓋 2とオープンボタン6との隙間部分に塵や埃等が入り込み,清掃しづらいことか ら,食品衛生上好ましくないという問題点があった。 そこで,本考案が目的とするところは,調理器本体に設けられた開閉蓋から該 開閉蓋のロック解除用のオープンボタンを廃し,きわめて簡単な操作にて上記開 閉蓋を開放し得る機構を備えた調理器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本考案が採用する主たる手段は,その要旨とする ところが,調理器本体に開閉可能に軸支された開閉蓋を閉じて該開閉蓋の自由端 側と上記調理器本体との間に設けられたロック機構により該開閉蓋をロックする ようにした調理器において,上記開閉蓋と上記調理器本体とをロックした状態か ら該開閉蓋の自由端側が上記調理器本体に向けて押されることによりこのロック 状態を解除して上記開閉蓋を開放するロック/解除機構を設けた点に係る調理器 である。
【0007】
【作用】
本考案に係る調理器においては,開閉蓋と調理器本体とはロックされた状態か ら該開閉蓋の自由端側を上記調理器本体に向けて押すことにより,このロック状 態が解除されて上記開閉蓋が開放される。 そして,このようにして開放された開閉蓋は,従来同様,単に閉じるだけでロ ックされる。
【0008】
【実施例】
以下添付図面を参照して,本考案を具体化した実施例につき説明し,本考案の 理解に供する。尚,以下の実施例は,本考案を具体化した一例であって,本考案 の技術的範囲を限定する性格のものではない。
【0009】 ここに,図1は本考案の一実施例に係る調理器の要部側断面図,図2は上記調 理器に適用されるロック/解除機構の正断面図,図3は上記ロック/解除機構の 側面図,図4は上記ロック/解除機構を構成するプランジャの側部に刻設された ガイド溝の構成を示す正面図,図5は上記ロック/解除機構の動作を説明するた めのものであって(A)はロック時(B)は解除時の状態を示す側断面図である 。 この実施例に係る調理器では,図1に示す如く,容器本体1に開閉可能に軸支 された蓋2の自由端側と該容器本体1との間にロック/解除機構10が配備され ている。
【0010】 上記ロック/解除機構10では,図1〜図4に示す如く,ケース11a,11 bを組み合わせてなる容器11内に,プランジャ13が上下方向へ摺動自在に嵌 入されている。上記プランジャ13は,スプリング17にて常時上方へ向けて弾 性付勢されている。 上記プランジャ13には,図5に示すように,該プランジャ13の上下方向へ の動作に伴って上記容器11に案内されて左右方向へ揺動可能なラッチ14が係 合されている。上記ラッチ14の上端部には爪14a が折り曲げ成形にて一体的 に形成されている。
【0011】 そして,上記爪14a は上記蓋2の自由端側下面から垂下された金具18の開 口18a と係合可能であって,該開口18a と係合することにより上記蓋2がロ ック状態となり,該開口18a との係合を解除されることにより,上記蓋2が開 放可能な状態となる。なおこの場合,上記金具18の下端部は上記プランジャ1 3の上端面に当接されて該プランジャ13に伴って移動可能である。 上記ケース11b の側部から上記容器11の内部に向けてレバー15が嵌入さ れており,該レバー15は,バネ16にて常時容器11内部側へ弾性付勢されて いる。 そして,上記レバー15の先端部は,上記プランジャ13の側部に刻設された ガイド溝19内に該ガイド溝19に対して相対的に摺動自在に且つ図3において 左右方向へ揺動可能に嵌入されている。
【0012】 上記ガイド溝19は,図4に示すように,略ハート型で無端状に形成されてお り,4つのガイド部19a 〜19d を有している。 即ち,図4における紙面に対して,ガイド部19b はガイド部19a より深い 段差にて刻設されており,ガイド部19c はガイド部19b よりも更に深い段差 にて刻設されている。上記ガイド部19c は表面側へ立ち上がるような傾斜面に 形成され,ガイド部19d はガイド部19c の終端側よりも深い段差にて刻設さ れている。更に,上記ガイド部19a は,上記ガイド部19d よりも深い段差に て刻設されている。
【0013】 従って,上記プランジャ13が上下方向へ移動することにより,上記レバー1 5の先端部は上記ガイド溝19内において相対的に時計方向へのみ周回移動され ることとなる。このようなレバー15とガイド溝19との関係において,同図中 における破線で示される位置にレバー15の先端部がある場合,上記金具18の 開口18a とラッチ14の爪14a とが係合した上記蓋2のロック状態に対応す る。他方,上記ガイド溝19に対してレバー15の先端部が相対的に2点鎖線で 示される位置にあるとき,上記爪14a と開口18a との係合が解除された上記 蓋2の開放状態に対応する。 本実施例に係る調理器は上記したように構成されている。
【0014】 引き続き,上記調理器における蓋2の動作について説明する。 先ず,上記蓋2が開放状態にあるとき,該蓋2を閉じようとすると,金具18 の下端部がプランジャ13の上面に当接する。そして,上記蓋2の自由端側上面 を押し込むことにより,上記プランジャ13がスプリング17の弾性付勢力に抗 して下方へ移動され,この移動に伴ってラッチ14が金具18に向けて揺動され る。すると,該ラッチ14の爪14a が上記金具18の開口18a に嵌入され, 該爪14a と開口18a とが係合することにより,上記蓋2がロックされる。こ の場合,上記レバー15の先端部は,ガイド溝19におけるガイド部19c ,1 9d 内を相対的に移動して図4において破線で示される位置に到達する。この状 態で,上記レバー15の先端部とガイド部19a の下方側端部と係合することに より,上記蓋2のロック状態が保持される。
【0015】 上記のように蓋2がロックされた状態から,該蓋2の自由端側上面を再度押し 込むことにより,上記レバー15の先端部が上記ガイド溝19のガイド部19a に沿って相対的に移動され,ガイド部19b の上端部に至る。このことにより, 上記蓋2のロック状態が解除される。 すると,上記プランジャ13はスプリング17の弾性付勢力にて上方へ持ち上 げられ,このとき上記レバー15の先端部はガイド部19b に沿って相対的に下 方へ移動される。上記プランジャ13の上方への移動に伴って,上記金具18を 介して蓋2も上方へ持ち上げられると共に,ラッチ14が上記金具18から離間 する方向へ揺動される。その結果,ラッチ14の爪14a と金具18の開口18 a との係合が解除され,上記蓋2を持ち上げて開放し得る状態となる。
【0016】 上記したように本実施例に係る調理器においては,従来の調理器において必要 とされていた蓋のロック解除用のオープンボタンを省略することができ,極めて シンプルな外観形状とすることができる。その結果,当該調理器に対する清掃性 が向上され,食品衛生上極めて好ましい。 そして,本実施例に係る調理器においては,上述の如く単に蓋2の自由端側上 面を押し込むだけで該蓋2のロック状態を解除して開放し得ることから,その操 作性も向上される。 なお,上記実施例においては,本考案に係る技術を炊飯器に適用した場合を例 に説明したが,該ロック/解除機構は,その他オーブンやレンジ等にも適用可能 であることはいうまでもない。
【0017】
【考案の効果】
本考案に係る調理器は上記したように構成されているため,調理器本体に設け られた開閉蓋から該開閉蓋のロック解除用のオープンボタンを廃し,極めてシン プルな構造とすることができる。その結果,清掃性が向上される。 更に,本考案に係る調理器においては,開閉蓋の自由端側上面を押し込むだけ で該蓋のロック状態を解除することができるため,操作性も向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る調理器の要部側断面
図。
【図2】 上記調理器に適用されるロック/解除機構の
正断面図。
【図3】 上記ロック/解除機構の側面図。
【図4】 上記ロック/解除機構を構成するプランジャ
の側部に刻設されたガイド溝の構成を示す正面図。
【図5】 上記ロック/解除機構の動作を説明するため
のものであって(A)はロック時(B)は解除時の状態
を示す側断面図。
【図6】 従来の調理器の外観斜視図。
【図7】 上記従来の調理器における要部側断面図。
【符号の説明】
1…容器本体 2…蓋 10…ロック/解除機構 11…容器 13…プランジャ 14…ラッチ 14a …爪 15…レバー 16…バネ 17…スプリング 18…金具 18a …開口 19…ガイド溝 19a 〜19d …ガイド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 隆 大阪市阿倍野区長池町22番22号シヤープ株 式会社内 (72)考案者 福田 恵美子 大阪市阿倍野区長池町22番22号シヤープ株 式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理器本体に開閉可能に軸支された開閉
    蓋を閉じて該開閉蓋の自由端側と上記調理器本体との間
    に設けられたロック機構により該開閉蓋をロックするよ
    うにした調理器において,上記開閉蓋と上記調理器本体
    とをロックした状態から該開閉蓋の自由端側が上記調理
    器本体に向けて押されることによりこのロック状態を解
    除して上記開閉蓋を開放するロック/解除機構を設けた
    ことを特徴とする調理器。
JP1991001938U 1991-01-25 1991-01-25 調理器 Expired - Lifetime JP2534421Y2 (ja)

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JPH04103824U true JPH04103824U (ja) 1992-09-08
JP2534421Y2 JP2534421Y2 (ja) 1997-04-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007513652A (ja) * 2003-12-04 2007-05-31 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ パッドを収容するための抽出チャンバを有する飲料生成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0345217A (ja) * 1989-07-12 1991-02-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器の蓋

Patent Citations (1)

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