JPH04102656U - ロータの最大安全速度決定システム、ロータ上の最大安全速度コーデイング要素の読取りシステムおよび遠心機システム - Google Patents

ロータの最大安全速度決定システム、ロータ上の最大安全速度コーデイング要素の読取りシステムおよび遠心機システム

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JPH04102656U
JPH04102656U JP1991111559U JP11155991U JPH04102656U JP H04102656 U JPH04102656 U JP H04102656U JP 1991111559 U JP1991111559 U JP 1991111559U JP 11155991 U JP11155991 U JP 11155991U JP H04102656 U JPH04102656 U JP H04102656U
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ウエイ−ウイング チエン デイヴイド
キン−ウエイ ドング デイヴイド
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    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B13/00Control arrangements specially designed for centrifuges; Programme control of centrifuges
    • B04B13/003Rotor identification systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S388/924Centrifugal device, e.g. governor

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い最大速度定格の特別なロータに適応させ
るべく新しい高速度遠心機に使用するために設計され、
また、従来のロータのロータ確認情報に適合する回転計
およびロータの改良された方法システムを提供するこ
と。 【構成】 少なくとも2つの速度範囲でロータを用いて
操作可能である遠心機ロータの過速度保護システムであ
る。一組のコーディング要素がロータ上に設けられ、ロ
ータの実際の最大安全速度範囲を示すべくコード化され
ている。低速度範囲での運転用に設計された従来の遠心
機において可能な最大速度でロータが運転されるように
低速度範囲の最大速度に対応するコード化された他の組
のコーディング要素が設けられている。コーディング要
素のための検出回路が、コードに対応するセンサ出力の
ピークの平均値に依存する検出しきい値を自動的に調整
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、遠心機、より詳細には遠心機ロータの実際の速度を監視しかつ遠心 機ロータの定格最大安全速度を確認するための改良されたシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
遠心機の回転操作の正確な制御が求められる場合、遠心機の運転により一連の 特有の設計基準が提示される。成分分離を行ないまた実験的検量を行なうための 基本的手段として遠心分離を利用する種々の生物学的および化学的実験研究のた めに、遠心機に組み込まれなければならない運転特性上の多性能要求が出されて いる。同時に安全装置に目が向けられなければならない。
【0003】 遠心機ロータは、生物学的研究の必要上求められる遠心領域を発生させるため 、非常に高い回転速度まで駆動される。ロータの高回転速度は、運転の間に運動 エネルギの過酷な増大を引き起こし、もし開放されれば(回転中に前記ロータが 複数のピースの状態になるときのように)、前記遠心機の破壊に導き、また、周 囲のものおよび人間のオペレータを傷付けあるいはこれらに損害を与える。遠心 機ロータは、該ロータがその安全運転のために設計された速度を越えて回転され れるときに高遠心機領域下で過度の変形作用を受ければ、故障する。
【0004】 多種類の分離を行なうことができるようにするため、多種類のおよび種々の寸 法のロータを用いての運転ができるように多数の遠心機が設計された。前記ロー タは遠心機モータおよび駆動シャフトと共同して相互に交換可能に使用すること ができ、各ロータは材料の異なる重量および強度と、個々のロータが運転される べきでない異なる最大安全速度を有する。ロータの故障が災害を生じさせること があるため、操作者の注意深さに依存しなければならないということなしに、遠 心機がロータの最大安全速度を決定できることは重要である。
【0005】 ロータの速度の正確な制御は、また、遠心機がロータの実際の速度を示す信号 を発生するための正確な回転計を備えることを重要なものにする。
【0006】 したがって、多用途の遠心分離システムが、ある程度、(1)最大安全ロータ 速度が各ロータについて確認され、また、(2)遠心分離中のロータの運転が監 視されかつ制御されること、を必要とすることが明らかである。その結果、ある 遠心機はこれらの目的を達成するために検出回路を備える。1つのこのようなシ ステムが米国特許第4,551,715 号明細書に開示されている。この開示明細書には 、ロータの確認およびロータの最大安全速度の決定の方法が示されており、この 方法は、必要なロータの確認および最大安全速度情報並びに実際のロータ速度を 与えるための磁気コーディング要素からの変化する磁束の検出に依存する。図1 Aおよび図1Bを参照すると、一組の磁気コーディング要素、すなわち永久磁石 14がロータ10のベース12に円形の配列状態で埋め込まれている。磁石14 の磁気配置の順列はロータモデルに特有であり、ロータモデルの明確な確認をも たらす。変換器16は、永久磁石14の磁気配置を検出するために用いられるホ ール効果センサである。磁石は、また、遠心器に用いるために設計された相互に 交換可能のロータの各モデルのベースに埋め込まれる。
【0007】 具体的には、6つの磁石14が円上に等間隔に配置され、それぞれが、ホール 効果センサ16による検出のためにロータ10のベース12から外方へN極性の 磁場およびS極性の磁場のいずれか一方を向くように配置されている。センサ1 6は永久磁石14が前記固定のセンサを通過し、前記センサに電圧を誘導すると き、変化する磁気抵抗を検出する。N極およびS極に対応する陽極性および陰極 性の一連のくっきりと規定された電圧パルスが、それぞれ、センサ16により発 生され、検出回路(図示せず)で増幅される。前記パルスは使用ロータのモデル を表わす。ロータの各モデルのための最大定格速度を確認する情報リスティング が中央演算処理装置(図示せず)に蓄積される。一旦、ロータが前記パルスに基 いて確認されると、前記中央演算処理装置がそのメモリに蓄えられた最大速度定 格情報を読み出す。次に、前記遠心機の最大許容運転速度が前記ロータの定格速 度を超過しないように設定される。このように、前記米国特許明細書は、N極性 およびS極性の磁石14の組合せと、これらの磁石が前記ホール効果センサ16 を通過する順序とに従う単一の変換器に基いて、ロータを確認することができる 実施例を開示する。
【0008】 実際のロータの速度は、また、前記電圧パルスの計数から決定することできる 。超過速度の保護のため、前記中央演算処理装置を用いて実際のロータ速度と、 ロータの最大速度定格とを比較する。また、前記中央演算処理装置は、所望の加 速度および速度に関して操作者のキーボードにおいて何がプログラムされたかを 認識している。前記中央演算処理装置は、高速度がプログラムされている場合で さえも、ロータがその与えられた定格を越えて実際に運転されることを阻止する ように働く。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
前記米国特許明細書に説明されているように、6つの磁石の列に関するコード 体系の使用により、前記検出回路による11の異種のロータの区別が可能である 。換言すれば、前記コード体系は、それぞれが異なる最大安全速度を有する11 種類のロータが、開示されたロータ確認方式を含む個々の遠心機に使用されるこ とを可能にする。新世代の超遠心機の出現に伴ない、高速度運転用に特別なロー タが設計された。新しい超遠心機は、前記11の低速度ロータの速度定格に加え て、高速度定格のロータを受け入れることができる結果となった。したがって、 多数の選択されたロータとともに作動する新世代の超遠心機におけるロータ確認 のシステムを設計することが望ましい。また、従来の遠心機およびロータに適合 するシステムを設計することが望ましい。
【0010】 本考案は、新しい高速度遠心機における使用のために設計され高い最大速度定 格の特別なロータに適応し、また、従来のロータに見られる存在するロータ確認 情報に適合する、回転計およびロータの改良された方法およびシステムに向けら れている。前記従来のロータは新しい高速度遠心機に適合し、また、新しい高速 ロータは前記従来の遠心機に適合する。
【0011】
【課題を解決するための手段、考案の作用および効果】
本考案は、高速度ロータに設けられ該ロータの軸線から異なる半径方向距離に あるロータ速度コードを検出するために遠心機内の少なくとも2つのセンサを使 用する。ある半径方向距離における速度コードは、前述した従来のロータのため の最大速度定格に対応する。異なる半径方向距離における第2の速度コードは、 ロータの実際の最大速度定格に関する情報を提供するために使用される。2つの センサを有する新しい遠心機で新しいロータが運転されるとき、前記センサの一 方が前記ロータの実際の速度定格を検出し、また、他方のセンサは実際のロータ 速度を検出する。新しいロータを1つのセンサのみを有する従来の遠心機に配置 すると、最大速度は第1の速度コードにより与えられた最大速度定格を超過しな いように設定される。したがって、2つの速度コードを有するロータは、1つの センサを有する従来の遠心機と、2つのセンサを有する新しい高速度遠心機とに 用いることができる。さらに、1つの速度コードのみを有する従来のロータは、 新しい遠心機の第1の速度コードに対応するセンサによって検出される。
【0012】 本考案の他の側面において、前記コードの検出のためのしきい値が前記センサ の出力の大きさに従って自動的に調節される。これは、検出回路の検出ダイナミ ックレンジ、精度および信頼性を向上させる。
【0013】
【実施例】
図2を参照すると、回転中のロータ20から検出された磁気パルスにより与え られた情報が駆動モータ22を制御し、超過回転速度にならないように保護する ために用いられる機構が概略的に示されている。モータ22は個々に選択された ロータ20が固定されるスピンドルシャフト24を有する。ロータ20の下面が 、埋め込まれた複数の磁石28,30を備える平坦な円形の面により図3に示さ れている。前記磁石の形状は後に詳述する。2つのホール効果センサ(以下、単 に「センサ」という。)32,34が前記磁石と機能的に関連するようにロータ 20の下方に配置されている。モータ22により駆動されると、磁石28,30 が回転してセンサ32,34を通り過ぎる。
【0014】 ホール効果装置の作用はこの分野では公知である。その作用を簡単に述べるこ とで十分である。センサはこれがさらされている磁場の向きに影響を受けやすく 、その出力はS極性の磁石をN極性の磁石と区別するために利用することができ る。前記センサは、検出された磁場に応答して電圧信号を出力する。より詳細に は、前記センサの出力電圧は、N極性の磁石が前記センサの近傍を通過するとき に前記出力電圧の公称値に関して増大し(正になり)、また、S極性の磁石が前 記センサの近傍を通過するときには前記出力電圧の公称値に関して減少する(負 になる)。その結果、前記センサの出力信号が一連の正および負のパルスで構成 され、前記パルスの連続は前記センサのそばを通る前記磁石の磁気配置の連続に 依存する。
【0015】 前記パルスは時間に依存するため、前記パルスは前記ロータの実際の回転速度 を決定するために用いることができる。一例を示すと、センサ34による一連の 6つのパルスの出力は前記ロータの1回転を表わす。前記パルスのこのタイミン グを所与のものとすれば、プロセッサ・コントローラ40により、回転速度が容 易に決定される。後に詳述するように、磁石28,30は、個々のロータのため の最大安全速度定格に対応するように、特定の方向に配列される。センサ32, 34の出力は個々のロータとその最大安全速度定格とを確認するために用いるこ とができる。
【0016】 センサ32,34の出力信号はプロセッサ・コントローラ40に入力され、プ ロセッサ・コントローラ40は前記信号をロータ20とその最大安全速度定格と を確認しまたロータ20の実際の速度を決定するために用い、前記実際の速度は ロータ20の最大速度定格を越えないようにロータ20の速度を調整すべくモー タ22を制御するために用いられる。プロセッサ・コントローラ40の電気回路 は前記米国特許第4,551,715 号明細書に開示のそれを修正している。この米国特 許明細書に記載のシステムは1つのセンサからの信号を用いるが、それは、本発 明の所望の作用を所与のものとすれば、2つのセンサのシステムに容易に修正す ることができる。修正はさらに可能である。例えば、米国特許第4,700,117 号明 細書を参照されたい。
【0017】 従来の検出回路に加えて、本考案は、前記磁気パルスのしきい値の設定を調節 する改良された検出回路を提案する。特に従来の回路では、対応のセンサの出力 電圧パルスが予め設定したしきい値レベルの限界を越えるとき、前記磁気パルス は存在するように検出される。本考案にあっては、前記しきい値レベルは、固定 関係において、前記パルスの検出された大きさの平均値に変化する。図4を参照 すると、本考案のパルス検出回路の機能ブロック線図が示されている。センサ3 2,34の出力電圧パルスは増幅器50により増幅される。増幅器50の出力は 、各パルスのピークを検出するピーク検出器52により監視される。パルスのピ ークが検出されると、パルス検出しきい値が機能ブロック58で設定される。よ り正確には、典型的に抵抗容量回路網を含む検出回路における固有の時間遅れの ため、いくつかのパルスのピークがしきい値設定の決定のために本質的に平均化 される。前記しきい値は、ユーザーにより、パルスの平均ピークレベルの予め定 められた割合に設定される。この割合は、所望の検出ダイナミックレンジ、パル スの期待増幅および前記増幅器のゲインを十分に考慮して選択される。一旦前記 しきい値が設定されると、増幅器50からの増幅信号がコンパレータ60で前記 しきい値と比較される。前記パルスは前記しきい値を超過する信号として検出さ れる。前記しきい値はパルス変化の平均ピーク値として変更される。
【0018】 暗騒音を遮蔽するための固定されたDCオフセットを適用するため、DCオフセッ ト54が設けられている。前記DCオフセットの効果は、前記ロータが完全に停止 するときにコンパレータ60からの出力を確保することである。前記DCオフセッ トがなければ、回路内の暗騒音は、前記しきい値が0に近い値に設定されるよう にし、その結果、コンパレータ60への入力中のノイズの存在下においてコンパ レータ60による検出パルスの誤った読み(したがって、前記ロータがいまだ回 転中であるという誤った指示)を招来させる。
【0019】 前記検出回路は前記しきい値の設定を制御することによりさらに広いダイナミ ックレンジ以上のパルスを検出する。前記したところから、従来の回路では、パ ルスの大きさが予め設定されたしきい値より小さければ前記パルスをのがす。前 記パルスの大きさはいくつかの理由のために変化する。例えば、前記センサのパ ルスの大きさがロータの速度の増大に伴なって減少することが見出された。他の 理由は、前記ロータの回転中、前記モータのスピンドルが曲がり、このため、前 記磁石と前記センサとの間の距離が変化し、前記パルスの大きさ(距離の増大に 伴なって著しく減少する。)に影響があるということである。また、ロータの異 なるモデルが互いに交換可能であるように設計されるが、ロータのベース上の磁 石と前記センサとの間の間隔にわずかであるが重要な変化がある。さらに、前記 磁石の製造上の変動のため、異なるロータについて前記磁石の磁界の強さが同じ であるとは限らない。
【0020】 次に、前記ロータのベース上の磁石の形状と、コード体系とを説明する。図3 を参照すると、本考案に従って形成された磁石28,30を有するロータ20の 底面が示されている。前記磁石はロータ20のベース26と同一平面にあるよう に埋め込まれている。これらの磁石28,30は、それぞれ、ロータのベース2 6に対して概して直角をなすNS極を有する。図示の便宜のため、N極には陰影 を施し、S極にはハッチングを施した。磁石28,30は、前記ロータの軸線に 中心をおく2つの同心円に配置されている。各円上において、前記磁石は等角度 の間隔をおかれている。好ましくは、磁石の2つの円は、図3に示すように、互 い違いに配置する。これは、前記磁石が同じ軸線に沿って配置されるときの前記 2つの円上の隣接する磁石間の干渉を回避するためである。前記ロータが回転す るとき、磁石の各円は各センサ32,34の近くを通過する。各円の磁石の総数 は、所望のコード変化の個々の数と前記ロータのベースの幾何図形的配列とに応 じて、6より大きいかまたは小さい。
【0021】 前記米国特許第4,551,715 号に関して議論したように、N極およびS極の磁石 と、N極からS極への各変化とを確認することができる回路を使用すると、6つ の磁石の円で得られるロータ速度コードの最大数は11である。前記11の可能 なコードは、全てのN極および全てのS極のいずれか一方が前記センサーに相対 している2つの配置を含む。本考案においては、しかし、このような2つの配置 の使用は勧められない。
【0022】 本考案のコード体系の説明の都合のため、従来の遠心機のための最大速度定格 を100,000 rpm とする。一連の従来のロータは、このような遠心機において100, 000 rpm までの種々の最大安全速度で運転するように設計されていた。前述した ように、これまで、一連のロータを確認すべく1つの磁石の円が用いられた。新 しい世代の遠心機(以下、「新遠心機」という。)が、現在、100,000 rpm 以上 で運転できるように設計されている。したがって、本考案の磁石の第2の円は、 前記新遠心機で使用すべく設計されたロータにおける特別な速度定格情報を記号 化する。特に、磁石30の内側の円は、前記従来の遠心機の最大許容速度すなわ ち100,000 rpm に対応して形成されている。磁石30の半径方向距離は従来のロ ータ10(図1A)の磁石14と同じである。磁石28の外側の円はロータ20 の実際の最大安全速度定格に対応して形成されている。
【0023】 このロータ20が、2つのセンサ32,34が装置された新遠心機の運転下に おかれると、外側のセンサ32が磁石の第2の円が存在することを検出し、使用 中のロータが従来のロータでないことを指示する。その後、前記軸線に最も近い センサ34が、磁石30からの磁気パルスのタイミングによって表わされるよう に、ロータ20が回転している速度を検出する。センサ32はロータ20の実際 の速度定格コードを検出する。
【0024】 100,000 rpm またはそれ以下の速度で回転するように設計された従来のロータ が前記新遠心機に用いられるとき、磁石すなわち図1Aにおける磁石14の1つ の円のみがあるため、センサ32による信号の検出はない。前記遠心機は、内側 のセンサ34から受け取るロータ速度コードに従って最大許容速度を設定する。 他方、100,000 rpm 以上を定格と定められたロータ20は前記新遠心機に用いら れ、両センサ32,34は信号を受け取り、また、前記遠心機は外側のセンサ3 2により受け取られたロータ速度コードに従う最大許容速度を設定する。
【0025】 今、ロータ20が従来の遠心機に使用されている状態を考える。ロータ20が 、100,000 rpm まで作動しまた1つのセンサ16(図1A参照)が装置された従 来の遠心機において運転下におかれると、センサ16が磁石30の内側の円から ロータ速度コード(100,000 rpm )と、実際の回転速度とを読み取る。従来の遠 心機は1つのセンサ16(図1A)のみを有し、また、ロータ20の磁石30の 内側の円によって表わされた前記ロータ速度コードが100,000 rpm であるため、 前記従来の遠心機はロータ20がせいぜい100,000 rpm まで回転することを許す 。前記従来の遠心機における従来のロータの運転は、前記ロータ上にコード化さ れた実際の最大速度定格に依存する。
【0026】 前記遠心機の制御については、前記新遠心機および従来の遠心機におけるロー タの動作に関する図5および図6に要約されている。
【0027】 概略的には、新しい2つのセンサのシステムを用いて、全ての低速度(100,00 0 rpm 以下)の一連のロータが、性能の低下なしに、従来の遠心機および新遠心 機の双方に使用可能である。同様に、全ての高速度(100,000 rpm 以上)の一連 のロータが、ロータの実際の最大許容速度(新遠心機で運転されるとき)および 遠心機の定格と定める最大速度(すなわち100,000 rpm )(従来の遠心機で運転 されるとき)のいずれか一方において、従来の遠心機および新遠心機の双方に使 用可能である。したがって、前記ロータは、前記ロータまたは遠心機が耐えるこ とができ、これにより、可能の最大遠心機領域を得る最高速度での運転が可能で ある。
【0028】 本考案を前記ロータ上の磁石の2つの円を参照して説明したが、前記センサお よび磁石の半径方向距離および磁石の円の対応数に関するセンサの数の少なくと も一方を変えることにより、異なる速度の遠心機での使用に適合するロータの使 用のために無制限の数のロータ速度コードを表わすことができる。
【0029】 前記した実施例は磁気コーディング要素を用いるが、本考案の実施はこのよう な要素を用いての使用に限定されない。本考案は、例えば、光学的に読み取り可 能のコーディング要素と、光学検出機とを用いて実施することができる。この例 では、コーディング列はコーディング要素を有する円形のトラックを含み、前記 コーディング要素は、これらの反射率が前記コーディング要素間に位置する前記 トラックの一部分の反射率より大きいかまたは小さいかに基いて1または2つの タイプに区別される。ほこりやひっかき傷によって影響を受けるこのような列の 出力の傾向のため、このような実施例は本考案の好ましい実施例ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気速度検出およびロータ確認要素を有する従
来の遠心機のロータであってAはその断面図、Bはその
底面図である。
【図2】本考案の1実施例に従うロータ確認および速度
検出を含む遠心機システムの概要図である。
【図3】本考案の1実施例に従う磁気コード配列を有す
るロータの底面図である。
【図4】本考案の1実施例に従うパルス検出回路の機能
ブロック図である。
【図5】本考案に従う遠心機における最大安全速度設定
制御を示すフローチャートである。
【図6】従来の遠心機における最大安全速度設定制御を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
20 ロータ 26 ベース 28,30 磁石 32,34 センサ
フロントページの続き (72)考案者 デイヴイド キン−ウエイ ドング アメリカ合衆国 95136 カリフオルニア 州 サンホセ メグ ドライヴ 4231

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠心機のロータの最大安全速度を決定す
    るためのシステムであって、前記ロータに取り付けら前
    記ロータの実際の最大安全速度を表わす第1の組のコー
    ディング要素と、前記ロータに取り付けられ他の遠心機
    での運転のための最大安全速度に対応する第2の組のコ
    ーディング要素と、前記ロータの実際の速度と前記ロー
    タの最大安全速度とを決定するための前記コーディング
    要素に反応する検出手段とを含む、ロータの最大安全速
    度決定システム。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は前記ロータの最大安全速
    度を決定するための前記第1の組のコーディング要素に
    反応する第1の手段と、前記ロータの実際の速度を決定
    するための前記第2の組のコーディング要素に反応する
    第2の手段とを含む、請求項(1)に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の組のコーディング
    要素は前記ロータの軸線の周りに第1および第2の同心
    円に配列されている、請求項(2)に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の組のコーディング
    要素は、それぞれ、前記ロータに取り付けられた円形配
    列の磁石を含み、各列の磁石のNS極が各最大安全速度
    の指示コードを規定する、請求項(3)に記載のシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の組のコーディング
    要素は前記ロータが回転するときに前記検出手段を通過
    し、前記検出手段は前記コーディング要素が前記検出手
    段を通過する毎に信号パルスを発生する手段を含み、前
    記パルスの値がしきい値を超過するときに前記パルスの
    存在が決定される、請求項(4)に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記検出手段は前記パルスの大きさに関
    して前記しきい値を自動的に設定するための手段を含
    む、請求項(5)に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記しきい値は前記パルスの大きさの予
    め定められた一部に設定される、請求項(6)に記載の
    システム。
  8. 【請求項8】 前記検出手段は、前記第1の組のコーデ
    ィング要素が前記遠心機の運転下におかれるロータに存
    在するか否かを決定するための手段を含み、前記ロータ
    は少なくとも前記第2の組のコーディング要素を有し、
    また、前記ロータの前記最大安全速度を決定するための
    手段が前記第1の組のコーディング要素が存在しないと
    きに前記第2の組のコーディング要素を使用する、請求
    項(1)に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 遠心機のロータ上の最大安全速度コーデ
    ィング要素を読取るためのシステムであって、信号パル
    スを発生するための前記コーディング要素に反応する手
    段と、パルスが該パルスの値がしきい値を超過するとき
    に存在することを検出するための手段とを含み、前記検
    出手段が前記パルスの大きさに関して前記しきい値を自
    動的に設定するための手段を含む、ロータ上の最大安全
    速度コーディング要素の読取りシステム。
  10. 【請求項10】 前記しきい値は前記パルスの大きさの
    予め定められた一部に設定される、請求項(9)に記載
    のシステム。
  11. 【請求項11】 第1のロータであって該ロータの最大
    安全速度を表わすコードを規定する1組のコーディング
    要素を有する、第1の速度の範囲内で運転される第1の
    ロータと、第2の速度の範囲内で運転され前記第1の速
    度範囲の最大速度が前記第2の速度範囲の最大速度より
    小さい第2のロータであって前記第1のロータの速度範
    囲の最大速度を表わすコードを規定する第1の組のコー
    ディング要素と、前記第2のロータの実際の最大安全速
    度を表わすコードを規定する第2の組のコーディング要
    素とを有する第2のロータと、前記第1および第2のロ
    ータが相互に交換可能に運転される第1の遠心機であっ
    て前記第1または第2のロータの最大許容運転速度を決
    定するための前記コーディング要素に反応する手段を有
    し、該反応手段が、前記第2の組のコーディング要素が
    存在するか否かを決定することによって前記第1および
    第2のロータを区別する手段を含む第1の遠心機とを含
    む、遠心機システム。
  12. 【請求項12】 前記区別手段は、前記第2の組のコー
    ディング要素が前記ロータ上に存在するか否かを検出す
    る手段と、前記第1のロータ上の前記コードから、前記
    第2の組が存在しないときに前記ロータの最大許容運転
    速度を決定するための手段とを含む、請求項(11)に
    記載のシステム。
  13. 【請求項13】 さらに、前記第1および第2のロータ
    が相互に交換可能に運転される第2の遠心機であって各
    コードで表わされるときに一方のロータの最大許容運転
    速度を決定するために前記第1のロータ上の前記組のコ
    ード手段および前記第2のロータ上の前記第1の組のコ
    ーディング要素に反応する手段を含む第2の遠心機を含
    む、請求項(11)に記載のシステム。
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