JP5035632B2 - 遠心分離機 - Google Patents
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Description
図3は、ロータ2の底部2bに配列された、マグネット(識別子)5の識別子配置パターンに係る第1の実施形態を示す。本発明に従って、ロータ2の底部2bにおいて、回転軸を中心とした同一円周上に同種類の磁極(例えば、S極)を有する2個のマグネット5aおよび5bと、異種類の磁極(例えば、N極)を有する少なくとも1個のマグネット5cが配置されている。2個のS極のマグネット5aおよび5bは、互いに所定の角度(中心角)θspdによって離間されて配置され、その角度θspdによって、最高許容回転速度を識別する。一方、1個のN極のマグネット5cは、S極のマグネット5bから所定の角度θidによって離間されており、その角度θidでロータのID(種類)を識別する。なお、ロータのIDは、N極マグネット5cとS極マグネット5aの角度(θid)で識別してもよい。なお、図3において、説明の便宜上、ロータ底部2bの表面に位置するマグネット5の磁極がS極である場合をクロス記号で表示している。このクロス表示によるマグネット5の埋め込み断面は、図4の(a)に示すとおりである。逆に、ロータ底部2bの表面に位置する磁極がN極である場合をドット記号で表示している。ドット表示によるマグネットの埋め込み断面は、図4の(b)に示すとおりである。
上記実施形態において、磁気センサ4は、1個のセンサによってS極検出信号とN極検出信号を出力できるものとしたが、図9に示すように、一方は両極検出信号を検出し、他方はN極検出信号を弁別するもので構成してもよい。
また、図10に示すように、磁気センサ4は、固定部14の同一円周上にS極検出用の磁気センサ4jと、所定の角度θjkで離間されたN極検出用の磁気センサ4kとの2個の磁気センサで構成してもよい。この場合、図11に示すように、磁気センサ4jが検出する磁束密度jと、磁気センサ4kが検出する磁束密度kとは時間差Tjkを生じるが、磁気センサ4jと磁気センサ4k間の物理的な配置角θjk(図10参照)が決まっていれば、マイコン11は時間差Tjk(図11参照)を算出してN極検出信号を補正し、周期Tidを算出してロータ2のIDを判別することができ、上述した実施形態と同様な効果を得ることができる。
さらに、図10に示した磁気センサの配置において、磁気センサ4jが両極検出信号を出力するものであって、磁気センサ4kはN極検出信号を出力するものであってもよい。図12に示すように、マイコン11は、両極検出信号の3つのパルス信号のうち、N極検出信号のパルスの直前のものをマグネット5cによるN極検出信号と特定できるので、パルス間隔の測定値を補正することなく、周期Tidを検出してロータIDを識別することができる。
上記第1の実施形態では、最高許容回転速度を割り付けるマグネット5aおよび5bのなす挟角θspd(図3参照)の外側にN極マグネット5cを配置したが、図13および図14に示すように、N極マグネット5cをS極マグネット5aおよび5bの挟角の内側に配置してもよい。この場合も上記第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
上記第1および第2の実施形態では、マグネット5の使用数を最小限の3個に制限した場合を示したが、図15および図16に示すように、マグネット5の使用数を3個に限らず、4個以上のマグネット5を用いてロータの識別配置パターンを構成してもよい。
上記第1の実施形態乃至第3の実施形態では、3個のマグネット5を同一円周上に配置してロータIDの識別子に係るマグネット5cの極性を、ロータの回転速度に係る他の2個のマグネット5a、5bの極性と区別したが、異極性のマグネットを使用しないで、図17に示すように、3個のマグネット5a、5bおよび5cを同極性の磁極(例えば、S極)として、ロータIDの識別子に係るマグネット5cをマグネット5aおよび5bが配置された、半径R1を有する円周と異なる、半径R2を持つ円周上に配置してもよい。この場合、図18に示すように、各円周上に対向するように、半径R1の円周上に第1の磁気センサ41を配置し、半径R2の円周上に第2の磁気センサ42を配置する。この識別子配置パターンによって、第1の磁気センサ41でマグネット5aと5bを検出し、最大許容回転速度を判別する。また、第2の磁気センサ42でマグネット5cを検出し、第1の磁気センサ41で検出したマグネット5aまたは5bとのなす角度(θid)を算出することによって、ロータIDを特定することができる。これにより、上記第1の実施態様と同様なロータの識別ができる。
3:ロータ室 3a:隔壁部材 3b:ドア
4、4a、4j、4k、41、42:検出センサ(磁気センサ)
5、5a、5b、5c、5d、5e:識別子(マグネット)
5n:マグネットのN極側 6:筐体(フレーム) 7:出力回転軸
8:駆動モータ 9:回転センサ 10:制御装置
11:マイコン 11a:RAM 11b:ROM 11c:CPU
12:パネル操作部 12a:入力部 12b:表示部
13:モータ制御回路 14:センサ固定部 20:ロータ(従来技術)
50、50a、50b:マグネット(従来技術)
Claims (3)
- モータと、前記モータによって回転されるロータと、前記ロータを識別するために該ロータに設けられたマグネットよりなる第1,第2及び第3の識別子と、前記識別子から出力される信号を検出する検出センサと、前記検出センサによる検出信号に基づいて前記ロータの種類及び最高許容回転速度を識別するための制御装置と、を具備する遠心分離機において、
前記識別子のうち、第1及び第2の識別子は、前記ロータの回転軸を中心軸とする該ロータの円周上に所定の第1の角度をなすように互いに離間して配置され、
前記識別子のうち、第3の識別子は、前記ロータの回転軸を中心軸とする該ロータの円周上に、前記第1又は前記第2の識別子に対して所定の第2の角度をなすように配置され、
前記第1及び第2の識別子は、前記検出センサに対向する側の前記マグネットの極性がN極又はS極になるように構成され、前記第3の識別子は、前記検出センサに対向する側の前記マグネットの極性が前記第1及び第2の識別子と逆極性となるように構成され、
前記制御装置は、前記第1の角度から前記ロータの最高許容回転速度を識別し、前記第2の角度から前記ロータの種類を識別することを特徴とする遠心分離機。 - 前記制御装置は、前記第1及び第2の識別子の出力信号を前記検出センサによって検出することにより、前記ロータの運転時の回転速度を計測することを特徴とする請求項1に記載された遠心分離機。
- 前記識別子として第4の識別子を有し、前記第4の識別子は、前記ロータの回転軸を中心軸とする該ロータの円周上に、前記第3の識別子に対して所定の第3の角度をなすように配置され、前記第3及び第4の識別子は、前記検出センサに対向する側の前記マグネットの極性が前記第1及び第2の識別子と逆極性となるように構成され、前記第2及び第3の角度から前記ロータの種類を識別することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された遠心分離機。
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