JPH04102642U - 自主検定機における三方均分器 - Google Patents

自主検定機における三方均分器

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JPH04102642U
JPH04102642U JP1083091U JP1083091U JPH04102642U JP H04102642 U JPH04102642 U JP H04102642U JP 1083091 U JP1083091 U JP 1083091U JP 1083091 U JP1083091 U JP 1083091U JP H04102642 U JPH04102642 U JP H04102642U
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hopper
discharge hopper
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愛次郎 金子
信行 阿部
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金子農機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試料穀物を処理用試料穀物、パック用試料穀
物および溢流試料穀物の3種類に均分する。 【構成】 ホッパー本体108内部の下半分を3等分し
て、左右両側に上部を開放し、底部はシャッタ109、
110により開閉路された処理用排出ホッパー111と
パック用排出ホッパー112を、また中央に溢流用排出
ホッパーを設け、前記ホッパー本体108内の上方位置
には分離案内体114を設けると共に処理用排出ホッパ
ー111およびパック用排出ホッパー112の上部開放
部を規制体115により開閉塞したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、共同乾燥施設において、個人別、荷口人別に持ち込まれた各原料穀 物の持ち分を明確にするため、生産者、個人別、荷口人別ごとの原料穀物につい てそれぞれ検定を行い、穀物の売り渡しの際の生産者売渡し代金の配分ならびに これに付随する諸支払金、施設利用料金の算出基準数字を得るために試料穀物乾 燥機により乾燥された少量の試料穀物を、処理用試料穀物、パック用試料穀物お よび溢流試料穀物の3種類に均分する自主検定機における三方均分器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、共同乾燥施設において、個人別および荷口人別に持ち込まれた各原料穀 物の持ち分を明確にするため、生産者、個人別、荷口人別ごとの原料穀物につい てそれぞれ検定を行い、穀物売り渡しの際の生産者売渡し代金の配分ならびにそ れに付随する諸支払金、施設利用料金の算出数字を得る目的のために、個人別お よび荷口人別に持ち込まれた任意量の穀物の中より少量(例えば1Kg)の穀物 を抽出し、これらの穀物をサンプルボックス1に収容し、テストドライヤ(図示 せず)により一定の水分(例えば14.5%)に乾燥して得られた多数の試料穀 物を搬送ベルト2を介し三方均分器3に供給して3等分し、その中の一つは何等 の処理を施さず器外に排出し、他の試料穀物は比較用原料としてそのまま袋詰め すると共に、他の試料穀物はその重量を計量器4で計量し、次いで籾摺機5、選 別機6を通過させて整粒および屑粒を取出した後、該整粒および屑粒を再び上記 計量器4に供給してその重量を夫々計量し、整粒歩留および屑粒歩留を算出せし め、摺米売り渡しの際の生産者売渡し代金の配分ならびにこれに付随する諸支払 金、施設利用料金の算出基準用のサンプルである試料穀物(原料)、整粒、屑粒 を得るようにした自主検定機は、図5に示されたように本出願前知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従前のこの種、自主検定機に利用されている三方均分器は、本体7 内部に等間隔をおいて2枚の仕切板8、8を立設して本体7内部を3等分すると 共に、2枚の仕切板8、8の先端側は搬送ベルト2の末端上にのぞませてあり、 しかも3等分された各室9a、9b,9cの下端には、それぞれ排出ホッパー1 0、11、12がそれぞれ設けられた構成となっていたものである。
【0004】 しかしながら、上記の如き構成の三方均分器においては、原料の相違あるいは 試料穀物量等の相違によって均等の状態のもとに分離することができない許りか 、試料穀物の器外排出を正確に営ませることができないという問題点を有してし た。
【0005】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、試料穀物の分離手段を堰板方式ではなく溢粒方式と して、搬送されてきた試料穀物を均等量宛正確に3等分せしめて試料穀物の自主 検定作業を能率よく達成させることができる自主検定機における三方均分器を提 供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における自主検定機における三方均分器は 、ホッパー本体内部の下半分を3等分して、左右両側に上部を開放し、底部はシ ャッタにより開閉路された処理用の試料穀物を収容する処理用排出ホッパーとパ ック用の試料穀物を収容するパック用排出ホッパーをそれぞれ設けると共に、前 記処理用排出ホッパーとパック用排出ホッパーとの間は処理用排出ホッパーおよ びパック用排出ホッパーよりそれぞれ溢流した試料穀物を排出する溢流用排出ホ ッパーとしてなるものである。
【0007】 そして、処理用排出ホッパーおよびパック用排出ホッパーの上部開放部は前後 移動する規制体によりそれぞれ開閉塞せしめたものである。
【0008】 また、ホッパー本体内部の上方位置には、ホッパー本体内に供給された試料穀 物を左右の処理用排出ホッパーおよびパック用排出ホッパー内に誘導落入させる 分離案内体を配設してなるものである。
【0009】
【作用】
今、個人別あるいは荷口人別に持ち込まれた任意数の穀物の中より少量(例え ば1Kg)の穀物を抽出し、これらの穀物を試料穀物乾燥機により一定の水分( 例えば14.5%)に乾燥した多数の試料穀物を得る。 このようにして、夫々の試料穀物が得られたならば、上記多数の試料穀物の一 部(例えば540g)を抽出し、これを搬送装置により三方均分器に供給する。 さすれば、前記試料穀物はホッパー本体内の上部位置に配設された分離案内体 により二分され、底部がシャッタにより閉路された左右の処理用排出ホッパーと パック用排出ホッパー内に収容されると共に、処理用排出ホッパーおよびパック 用排出ホッパーより溢流した試料穀物は中央に配設された溢流用排出ホッパー内 に落入してホッパー本体外に排出される。 したがって、上記作動によりホッパー本体内に供給された試料穀物は自動的に 3等分される。 なお、処理用排出ホッパー内に収容された試料穀物はシャッタの開作動により 計量器、籾摺機、選別機を順次経て整粒および屑粒となり、最後に計量器の重量 計測で整粒歩留および屑粒歩留を算出し、諸支払金、施設利用料金の算出用サン プルとしてそれぞれ別個に袋詰めされる。また、パック用排出ホッパー内に収容 された試料穀物はシャッタの開動作に伴ないそのまま検定時における比較原料と して袋詰されるものである。
【0010】 なお、自主検定作業を何等かの原因により中断したい時には、規制板を図4の 実線矢印方向に前進して処理用排出ホッパーおよびパック用排出ホッパーの上部 開放部を閉じれば、ホッパー本体内に供給された試料穀物の総ては中央の溢流用 排出ホッパーを経て外部にそのまま排出される。 また、自主検定作業を再開したい時には、規制板を点線矢印方向に向け引き出 せればよい。
【0011】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1ないし図5において、101は、個人別および荷口人別に持ち込まれた任 意量の穀物の中より少量(例えば1Kg)の穀物を抽出し、これらの穀物をサン プルボックス102に収容し、テストドライヤ(図示せず)により一定の水分( 例えば14.5%)に乾燥して得れた多数の試料穀物を搬送ベルト103を介し 三方均分器104に供給して3等分し、その中の一つは何等の処理を施さず器外 に排出し、他の試料穀物は比較用原料としてそのままパックすると共に、他の試 料穀物はその重量を計量器105で計量し、次いで籾摺機106、選別機107 を通過させて整粒および屑粒を取出した後、該整粒および屑粒を再び上記計量機 105に供給してその重量を夫々計量し、整粒歩留および屑粒歩留を算出せしめ 、穀物売り渡しの際の生産者売渡し代金の配分ならびにこれに付随する諸支払金 、施設利用料金の算出基準用のサンプルである試料穀物(原料)、整粒、屑粒を 得ることができる自主検定機である。 前述した三方均分器104は、上部開放部に搬送ベルト103の搬送末端側を のませたホッパー本体108の下半分を3等分して、左右両側に上部を開放し、 底部はシャッタ109、110により開閉路された処理用の試料穀物を収容する 処理用排出ホッパー111とパック用試料穀物を収容するパック用排出ホッパー 112を、また中央に処理用排出ホッパー111およびパック用排出ホッパー1 12よりそれぞれ溢流した試料穀物をホッパー本体108外にそのまま排出する 溢流用排出ホッパー113を設けて構成されている。 そして、ホッパー本体108内の上方中央位置には、ホッパー本体108内に 供給された試料穀物を2分して左右の処理用排出ホッパー111およびパック用 排出ホッパー112内に誘導落入させるための山形状を呈する分離案内体114 が配設されている。 115は、左右の処理用排出ホッパー111およびパック用排出ホッパー11 2の上部開放部を開閉塞させるための規制体であって、該規制体115は操作杆 118の前後進作動により左右の処理用排出ホッパー111およびパック用排出 ホッパー112の上部開放部を同時に開閉塞するために、互いに内側に向け傾斜 した2枚の閉塞板116、116を連結板117で一体に連結して構成したもの であり、前記操作杆118の一端はホッパー本体108の側部に設けた軸受部1 19に軸架されると共に、他端はホッパー本体108より延出させた支持体12 0に軸架されている。 したがって、ホッパー本体108の一側には規制体115が抜き差し自在に挿 入できる2箇所の傾斜溝が設けられている。 121は、シャッタ109、110を作動させるためのエアーシリンダーであ る。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおりに構成されているので、次に記載する効果を奏する。 ホッパー本体内に供給された試料穀物を分離案内体により強制的に2分して、 それぞれの試料穀物をシャッターにより閉路された処理用排出ホッパーおよびパ ック用排出ホッパー内に収納せしめると共に、余分の試料穀物は中央に設けた溢 流用排出ホッパー内に溢流せしめた後、器外に排出せしめたので、ホッパー本体 内に供給された試料穀物を処理用、パック用および器外排出用の3種となるよう 正確に均分し、適確な自主検定作業を能率的に行わせることができる許りか、必 要に応じて試料穀物の自主検定作業を中断したい時には規制体により処理用排出 ホッパーおよびパック用排出ホッパーの上部開放部を閉塞して試料穀物の総てを 溢流用排出ホッパーを介し器外に排出せしめることができるは勿論のこと、ホッ パー本体内に供給された試料穀物は分離案内体により2分して処理用排出ホッパ ーおよびパック用排出ホッパー内へそれぞれ正確に供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自主検定機の見取図である。
【図2】作用説明図である。
【図3】均分器の一部切欠した縦断正面図である。
【図4】均分器の一部を切欠し、要部を破断した側面図
である。
【図5】従来の自主検定機の見取図である。
【符号の説明】
101 自主検定機 104 三方均分器 108 ホッパー本体 109、110 シャッタ 111 処理用排出ホッパー 112 パック用排出ホッパー 113 溢流用排出ホッパー 114 分離案内体 115 規制体

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパー本体内部の下半分を3等分し
    て、左右両側に上部を開放し、底部はシャッタにより開
    閉路された処理用の試料穀物を収容する処理用排出ホッ
    パーとパック用の試料穀物を収容するパック用排出ホッ
    パーをそれぞれ設けると共に、前記処理用排出ホッパー
    とパック用排出ホッパーとの間は処理用排出ホッパーお
    よびパック用排出ホッパーよりそれぞれ溢流した試料穀
    物を排出する溢流用排出ホッパーとしたことを特徴とす
    る自主検定機における三方均分器。
  2. 【請求項2】 処理用排出ホッパーおよびパック用排出
    ホッパーの上部開放部は前後移動する規制体によりそれ
    ぞれ開閉塞せしめたことを特徴とする請求項1記載の自
    主検定機における三方均分器。
  3. 【請求項3】 ホッパー本体内部の上方位置には、ホッ
    パー本体内に供給された試料穀物を左右の処理用排出ホ
    ッパーおよびパック用排出ホッパー内に誘導落入させる
    分離案内体を配設したことを特徴とする請求項1記載の
    自主検定機における三方均分器。
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