JPH0410263B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0410263B2
JPH0410263B2 JP61145836A JP14583686A JPH0410263B2 JP H0410263 B2 JPH0410263 B2 JP H0410263B2 JP 61145836 A JP61145836 A JP 61145836A JP 14583686 A JP14583686 A JP 14583686A JP H0410263 B2 JPH0410263 B2 JP H0410263B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
circuit
working
switching
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61145836A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS632435A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14583686A priority Critical patent/JPS632435A/ja
Publication of JPS632435A publication Critical patent/JPS632435A/ja
Publication of JPH0410263B2 publication Critical patent/JPH0410263B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 マイクロ波デジタル無線通信の無瞬断型回線切
替装置の耐雑音性の改善、切替時間の短縮と併せ
て回路構成の簡易化を図るもので、切替時に現用
予備両回線の送端に入力される同一のPCM信号
のフレーム同期パルスが伝送路の遅延時間差のた
め両回線の受端で生ずるビツト単位の位置差をク
ロツク数で計数するカウンタと、受信データを書
き込むシフトレジスタと読出すセレクタと切替命
令に遅延を付与する遅延回路の簡単な回路を用い
てフエージング時でも安定な回線切替を可能にし
たもの。
〔産業上の利用分野〕
本発明はマイクロ波デジタル無線通信の現用回
線と予備回線を無瞬断で切替える回線切替装置の
改良に関する。
回線切替装置は複数の現用回線の1つが主とし
て装置障害を起こした時に予備回線の装置に切り
替えることを目的としたシステム切替スイツチ
と、フエージング発生時に受信符号誤りの増加し
た現用回線を、符号誤りの少ない予備回線にまた
は、その逆の切替を行う時に、切替時のスイツチ
雑音を少なくするため両回線のデータビツトの同
期をとる同期制御回路から成るが、本発明は後者
の同期制御回路の改良に関するもので、簡単な回
路でフエージング時にも安定に動作する、無瞬断
切替装置を実現することが望まれている。
〔従来の技術〕
第4図に同一出願者により出願されている従来
の回線切替装置をもつ無線システムの構成を示
し、第5図は、第4図の無線システムに使用され
ている従来の受端同期制御盤のデータ切替回路の
ブロツク構成を示す。
第4図において、1はハイブリツドH、2は送
端側システム切替スイツチ、3はバイポーラ・ユ
ニポーラ変換回路B−U、4は送端側符号処理盤
STF、5は送信機TX、6は受信機RX、8はユ
ニポーラ・バイポーラ変換回路U−B、9は受端
側システム切替スイツチ、10は送端データ切替
盤TSW、11はフレーム同期回路FSYN、12
は受端同期制御盤FCON、13は受信分配盤
DISTである。
100は現用回線、101〜10Nは現用回線
であつて、SYS1IN〜SYSnINはシステム1な
いしシステムnに入力するPCM多重信号を、
SYS1OUT〜SYSnOUTはシステム1ないしシ
ステムnから出力されるPCM多重信号を夫々示
している。
第4図において、システム1の入力信号SYS
1INは正常時、現用回線101を経て伝送され
ている。入力SYS1INはハイブリツド1で2分
され、バイポーラ・ユニポーラ変換回路3におい
てバイポーラ信号からユニポーラ信号に変換され
たのち送端側符号処理盤4において現用回線10
1に固有のフレーム同期パルス及びスタツフパル
スが挿入され速度変換される。送端側符号処理盤
4の出力は送信機5で変調信号に変換され電波と
して送出される。送出された電波は受信機6で受
信され、フレーム同期回路11で回線のフレーム
同期がとられる。回線のフレーム同期のとられた
受信データは受端同期制御盤12に入力される。
受端同期制御盤12には先に挿入されたスタツフ
パルスが除かれる速度逆変換回路Dとビツト同期
のためのデータ切替回路RSWがあるが、速度逆
変換回路Dを通つてユニポーラ・バイポーラ変換
回路8においてユニポーラ信号からバイポーラ信
号に変換され、受端側システム切替スイツチ9を
経て出力SYS1OUTとして出力される。
いま現用回線101がフエージングを受けその
受信側で符号誤りの増加が検知されると、受信側
の制御器CONTから逆方向回線(何れも図示せ
ず)を通して送信側に送端並接の切替命令が送ら
れ、予備回線100の送端側同期切替盤TSW1
0に加えられる。
送端データ切替盤TSW10にはシステム1か
らシステムnの各現用回線のB−U回路3の出力
が接続されており、システム1からシステムnの
B−U回路3の出力をサーチしているが、切替命
令を受けると切替命令の出されたシステム1のB
−U回路3の出力を選択して入力し、これを予備
のSTF回路4に出力し、送信機TX5を送出す
る。予備回線100の受信機RX6はこれを受信
し、受信信号はフレーム同期回路FSYN11で回
線のフレーム同期がとられるとともに回線のフレ
ームパルスが除去されたデータとクロツク信号を
予備回線の受信側分配回路DIST13に入力す
る。
受信側分配回路DIST13は予備回線のフレー
ムパルスの除去されたデータとクロツク信号を各
現用回線の受端同期制御盤FCON12に分配す
る。現用回線の受端同期制御盤FCON12にはビ
ツト同期のためのデータ切替回路RSWがあり、
第5図にそのデータ切替回路の1例が示される。
このデータ切替回路RSWでは、DIST13から
予備のデータDATA1とクロツクCLK1の分配
を受け、予備と現用のデータDATA1,DATA
2はnビツトのエラステイツクメモリ23,24
に書込まれ、セレクタ26,27で読出される
が、書込みクロツク、読出クロツクは入力クロツ
クCLK1,CLK2,CLK3を1/n分周する分
周器21,22および25で得られる。セレクタ
26,27からの現用および予備のデータ出力
OUT1,OUT2は、比較回路29で位相比較さ
れ位相差がエラーパルスとして位相判定回路34
へ出力される。このエラーパルスは位相判定回路
34で判定され、その判定出力がエラステイツク
メモリ23に対する書込み位相位置を変更する順
序変更パルスの切替スイツチ33を駆動する。書
込み順序の変更は比較回路29における両エラス
テイツクメモリ23,24の出力位相の比較結果
が一致してエラーパルスが生じなくなる迄行われ
る。エラステイツクメモリ23,24の出力の位
相が一致したあと、制御器CONTからの回線切
替命令により切替スイツチ28はセレクタ26,
27の出力をセレクタ26の出力OUT1側に接
続してOUT1を出力する。セレクタ26の出力
OUT1は次段のU−B回路8と受端のシステム
切替スイツチ9を経て外部にSYS1OUTとして
出力され、現用回線から予備回線への切替が無瞬
断で行われる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このように第4図の回線切替装置によつて無瞬
断で現用回線から予備回線への切替を行うことが
出来るが、然しながら、この従来の無瞬断式回線
切替装置は、送端側では、現用予備の両回線の入
力データビツト間の位相差の生ずるのを避けるた
め、切替命令を受けた現用回線101のB−U回
路3の出力をサーチして選択入力しこれを予備回
線のSTF回路4に出力する送端データ切替盤
TSW10を必要としている。また受端側では、
データビツトの同期のための受端同期制御盤
FCON12の内部にデータ切替回路RSWを有し、
データ切替回路RSWのなかに現用回線と予備回
線の受信データ個々を比較する比較回路29を持
ち、相互の位相差が無くなる迄、エラステイツク
メモリ23,24の書込み順序を変更するパルス
の切替スイツチ33を内部に持つフイードバツク
ループを有し、また、セレクタ26,27の出力
が同期したのち何れかのセレクタ出力を選択する
スイツチ28を内蔵している。
以上のごとく、従来の無瞬断回線切替装置は送
端側、受端側共に回路構成が複雑であるばかりで
なく、フエージングで電界が低下して受信機雑音
が増えると、データ切替回路RSWの比較回路2
9の比較誤りが増加しエラステイツクメモリの書
込み順序変更パルスの切替スイツチ33が仲々静
止せず同期確立が遅れ切替時間が長くなるという
問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の従来例の問題点の原因は、無瞬断切替を
実現するための現用回線と予備回線のデータの位
相差の検出に、雑音で位相の変動し易い高速のデ
ータビツトを直接比較器で比較する方法を採つて
いることにあり、検出した位相差を無くすフイー
ドバツクループに中にエラステイツクメモリの書
込み順序変更のパルス切替スイツチ33を持ち、
同期した両セレクタ出力を切替えるスイツチ28
を持つという回路構成に起因する。そこで、本発
明では高速のデータビツトを個別に比較するので
はなく、低速で雑音に強い入力PCM信号のフレ
ーム同期パルス(PCM搬送端局装置から無線シ
ステムに入力されるPCM多重信号のフレーム同
期パルスで無線回線で挿入除去されるフレームパ
ルスではない)に着目して、このフレーム同期パ
ルスを各回線の受端部で抽出し、抽出した現用回
線のフレームパルスと予備回線のフレームパルス
の2つのパルスのビツト位置差(現用回線と予備
回線の遅延時間の差により生ずる)を遅延ビツト
差計数回路(カウンタ)で計数し、また回線受端
の受信データを1ビツトづつシフトするシフトレ
ジスタに書き込み、前記のカウンタの計数出力に
応じてシフトレジスタの出力を読出すセレクタを
設ける。また、現用予備の両セレクタの切替も前
記のカウンタの計数結果に応じて適当な遅延回路
(τ)を回線切替命令に付与することによつて、
読出しと切替えを同期して行うように構成され
る。以上の考え方に基くビツト同期制御回路を、
第1図に示すように各回線受端部のフレーム同期
回路FSYN11とU−B回路8の間に設けられる
受端同期制御盤FCON12のなかに、フレーム抽
出回路121(FEXT)、シフトレジスタ122、
セレクタ123(SELEC)、遅延ビツト差計数回
路124(D.D)と付属の遅延回路14(τ)の
回路を構成する。
〔作 用〕
第1図は本発明の受端同期制御盤FCON12を
もつ回線切替装置を持つ無線システム全体の原理
ブロツク図である。その主要部の受端同期制御盤
12(FCON)は次のように動作する。
予備回線側は図の上部に、現用回線側は図の下
部に示され必要に応じて予備側に添文字B、現用
側に添文字Aを付す。
フレーム同期回路FSYN11より受端同期制御
盤FCON12に入力された予備、現用の受信信号
(データ、クロツク)は夫々シフトレジスタ
122B,122Aに書き込まれる。また上記の
受信信号(データ)の中から、フレーム抽出回
路FEXT121B,121Aにおいて、PCM入
力信号SYS1INのフレーム同期パルス(以下、
単にフレームパルスと呼ぶ)が抽出される。
いま、回線切替が現用側から予備側へ切替えが
行われるとすると、切替えられる側(予備側)の
遅延ビツト計数回路124Bでは、予備フレーム
抽出回路121Bから抽出された予備フレームパ
ルスの位置を基準として、切替える側(現用側)
のフレーム抽出回路121A(FEXT)から抽出
された現用フレームパルスの位置までの遅延ビツ
ト差を計数する。遅延ビツト差計数回路124B
における計数結果の出力信号はセレクタ1
23Bの制御信号として作用し、シフトレジスタ
122Bの出力を上記の計数結果に同期して出力
する。
また、切替える側(現用側)の遅延ビツト差計
数回路124Aもその計数結果の出力信号により
セレクタ123Aを制御してシフトレジスタ12
2Aの出力を読出す。
切替える側(現用側)の遅延ビツト差計数回路
124Aは、また、遅延ビツト差の計数結果に応
じて付属の遅延回路14(τ)を選択し、切替命
令入力に計数結果に相当した時間遅延を付与す
る。
本発明の受端同期制御盤FCON12を組み込ん
だ回線切替装置を持つ無線通信システム全体の動
作を第1図を用いて簡単に述べる。
ある回線(現用回線101とする)の受端部で
符号誤りの増加が検出されて制御器CONT(図示
せず)から切替命令が出されると、現用回線10
1の送端では送端切替スイツチ2が送端並接命令
により駆動され、予備回線100の送端が現用回
線101のハイブリツド1の出力に接続され、
PCM入力信号SYS1INは、現用回線101と予
備回線100のB−U回路3の入力に2分されて
入力される。2分されて入力した同一のPCMデ
ータ信号SYS1は、現用回線101と予備回線
100を別々に通つて伝送される。現用回線、予
備回線はともに同じ形式の回路からなり、入力信
号はB−U回路3からSTF回路4を経て送信機
5から電波として送信され、受信機6において受
信される。受信機6で受信されたデータ信号は各
回路の受端部のフレーム同期回路11、受端同期
制御盤12、U−B回路8を経て受端の切替スイ
ツチ9に到達するが、受端同期制御盤12が無い
と、現用回線101と予備回線100の伝送遅延
時間が異なるためフレーム同期回路11から出力
される夫々の受信データ信号は異なつた位相のパ
ルス信号として検出され、この異なつた位相の受
信データ信号がU−B回路8を経て切替スイツチ
9に入力される。このため切替スイツチ9で両回
線の受信データ信号が切替えられると所謂ヒツト
ノイズを発生して通信を妨害する。このヒツトノ
イズの原因の両受信データの位相差は、本発明の
受端同期制御盤FCON12の回路によつて、現用
回線のセレクタ123Aからの出力データが、予
備回線セレクタ123Bからの出力データと同位
相になるので、切替えてもヒツトノイズの発生が
避けられる。また切替スイツチ9への切替信号も
切替命令入力に遅延回路14(τ)によつて適
当な時間遅延が与えられて同期するので現用回線
から予備回線への切替時間が短縮される。
また送端側の送端並接動作も切替スイツチ2の
みで行い、予備回線100に従来使用していた送
端データ切替盤TSW10を省略しても支障がな
い。
結局、送端側ではの送端データ切替盤TSW1
0は不要となり、受端側では従来の受端同期制御
盤12のデータ切替回路RSWの切替スイツチ2
8は不要となり、分配盤DISTは簡素化され、送
端、受端ともに回路構成が簡略化される。
また、フエージング時に受信機雑音が増加して
受信データの符号誤りが増えても、受端同期制御
に使用しているフレーム同期パルスが、PCM端
局装置からシステムに入力される同期安定度の良
いPCM多重信号のフレーム同期パルスを抽出し
て使用しているので、辛うじてフレーム同期が保
持される程度の悪い受信状態でも切替が安定に行
えるので従来装置の問題は解決される。
〔実施例〕
第2図は本発明の実施例の回線切替装置の主要
部である受端同期制御盤FCON12のブロツク図
であり、図の上部に予備回線100のFCON12
を、図の下部に現用回線101のFCON12が示
されている。図中の記号、番号で第1図と同じも
のは同一の内容を表す。
新しい記号のQ1はインバータ、Q2はD型フ
リツプフロツプ、Q3はバイナリカウンタ、Q4
はD型ラツチ、Q5はシフトレジスタ、Q6はデ
ータセレクタである。
また、番号は予備のフレーム抽出回路FEXT
121Bから出力される予備側フレーム信号、
は現用のフレーム抽出回路FEXT121Aから出
力される現用側フレーム信号、は受端同期制御
盤12に入力されるクロツク信号CLOCK、は
遅延ビツト差計数回路D.D124を構成するD型
フリツプフロツプQ2からの出力信号であつてカ
ウントスタート信号、はバイナリカウンタ
Q3の計数出力、はD型ラツチQ4の出力
で、セレクタ123のQ6に対する制御信号、
はシフトレジスタ122Q5の出力、は位相補
正されたセレクタ123Q6の出力信号である。
または受端側同期制御盤12のデータ入力信号
DATA、は回線の切替命令入力である。
第3図は本発明の実施例の回線切替装置の動作
説明図で、A図はタイムチヤートでありB図はセ
レクタQ6の真理値表である。A図の左端の番号
は第2図の信号の番号に対応する。また、第3図
は現用回線101からの予備回線100に切替る
場合を示しており、送端のシステム切替スイツチ
2は受端側からの並接命令を受けて既に並列接続
されて現用回線101と同じPCM多重信号SYS
1INが予備回線100にも送られて来て、受端
側においては全く同一の信号で位相のみ異なる信
号を受信している。第2図の受端同期制御盤にお
いて、予備側および現用側の入力データDATA
,−1、クロツク信号CLOCK,−1
は、夫々のフレーム抽出回路FEXT121B,1
21Aにおいて、システム送端に入力された
PCM多重信号SYS1INのフレーム同期パルスを
抽出してその周期に等しい周期のパルスを、予備
フレーム信号、現用フレーム信号として出力
する。第3図A図の,は、予備フレーム信号
が現用フレーム信号に対して5ビツト進んで
いる場合を示している。このフレーム信号,
はともに現用側および予備側の遅延ビツト差計数
回路D.D124B,124Aに入力される。遅延
ビツト差計数回路D.D124はインバータQ1、
D型フリツプフロツプQ2、バイナリカウンタQ
3、D型ラツチQ4から成る。今、予備回線の切
替命令入力が予備側の遅延ビツト差計数回路
D.D124Bに入力し“L”状態から“H”状態
に変ると、バイナリカウンタQ3は入力パルスの
計数を開始し、フリツプフロツプQ2の出力信号
が“H”状態の間だけカウントを行い,,
の様に1クロツク毎にカウントを進めて行く。
そして最終的には現用のフレームパルスにより
Q4のD型ラツチに読み込まれ,,のバイ
ナリデータがQ6のセレクタへ供給される。セレ
クタQ6はこのバイナリデータが2=1、2=
0、2=1であるのでシフトレジスタQ5の出力
から5ビツト遅延した信号を、つまりの出力信
号から第3図Bに示したセレクタQ6の真理値表
により選択出力し、に示した出力信号を得る。
斯くして、予備側の出力データ信号は現用側の
出力データ信号−1と同一の位相となるので、
予備セレクタ123Bの出力と現用セレクタ1
23Aの出力−1は、夫々のU−B回路8を経
て送端の切替スイツチ9においてヒツトレスで切
替られる。また切替スイツチ9の切替動作は、遅
延回路14(τ)により時間同期のとれた切替信
号により動作させることになるので切替時間を短
縮することが出来る。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば、回線切替
のための現用回線と予備回線の受信データの位相
差検出に、同期安定度の良いPCM端局装置から
の入力PCM多重信号のフレーム同期パルス信号
を利用しているので、フレーム同期が辛うじて可
能な程度の悪い受信状態でも無瞬断回線切替を行
うことが出来る効果がある。
また、無線システムの送端部および受端部の回
路構成を簡略化出来るのでシステムの低コスト
化、低消費電力化および小形化に効果があるとと
もに、デイジタル処理の段数を送端、受端で一段
づつ省略することが出来るので切替時間の短縮の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回線切替装置をもつ無線シス
テムの構成を示す原理ブロツク図、第2図は本発
明の実施例の回線切替装置の受端同期制御盤の構
成を示すブロツク図、第3図は本発明の実施例の
回線切替装置の動作説明図、第4図は従来例の回
線切替装置をもつ無線システムのブロツク図、第
5図は従来例の回線切替装置の受端データ切替回
路のブロツク図である。 第1図、第2図、第4図において、1はハイブ
リツド、2は送端切替スイツチ、3はB−U回
路、4は送端側符号処理盤、5は送信機、6は受
信機、8はU−B回路、9は受端切替スイツチ、
11はフレーム同期回路、12は受端同期制御
盤、121はフレーム抽出回路、122はシフト
レジスタ、123はセレクタ、124は遅延ビツ
ト差計数回路、14は遅延回路、100は予備回
線、101は現用回線である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フレーム同期パルスを持つデータを伝送する
    現用回線101と予備回線10とからなる回線の
    受端側において、 現用回線および予備回線の受信データをそれぞ
    れ書込む現用および予備のシフトレジスタ122
    A,122Bと、 現用回線と予備回線の受信データのそれぞれか
    らフレーム同期パルスを抽出する抽出回路121
    A,121Bと、 該抽出回路121A,121Bが抽出した現用
    および予備のフレーム同期パルスの一方が他方に
    遅延しているビツト差を計数する計数回路124
    A,124Bと、 該計数回路124A,124Bの出力により前
    記現用および予備のシフトレジスタ122A,1
    22Bの出力データをそれぞれ読み出す現用およ
    び予備のセレクタ123A,123Bと、 前記計数回路124A,124Bの計数結果に
    応じて回線の切替命令入力に時間遅延を付与する
    遅延回路14とを具え、 前記現用および予備の両セレクタ123A,1
    23Bの出力を入替えて出力することにより現用
    回線と予備回線との相互の切替を行うことを特徴
    とする回線切替装置。
JP14583686A 1986-06-20 1986-06-20 回線切替装置 Granted JPS632435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14583686A JPS632435A (ja) 1986-06-20 1986-06-20 回線切替装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14583686A JPS632435A (ja) 1986-06-20 1986-06-20 回線切替装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS632435A JPS632435A (ja) 1988-01-07
JPH0410263B2 true JPH0410263B2 (ja) 1992-02-24

Family

ID=15394230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14583686A Granted JPS632435A (ja) 1986-06-20 1986-06-20 回線切替装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS632435A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101663201B1 (ko) * 2015-10-21 2016-10-07 권영목 이중관을 이용한 발전소용 열교환장치

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01264427A (ja) * 1988-04-15 1989-10-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 伝送路切替方式
JP2754713B2 (ja) * 1989-04-27 1998-05-20 日本電気株式会社 同期切替装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5799841A (en) * 1980-12-12 1982-06-21 Nec Corp Automatic signal phase matching circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5799841A (en) * 1980-12-12 1982-06-21 Nec Corp Automatic signal phase matching circuit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101663201B1 (ko) * 2015-10-21 2016-10-07 권영목 이중관을 이용한 발전소용 열교환장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS632435A (ja) 1988-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3120994B2 (ja) デジタル交換装置
US6943595B2 (en) Synchronization circuit
EP0261601B1 (en) Channel-system switching system for digital data radio-communication system
US5321727A (en) Signal phasing arrangement in a system for doubling the digital channel
JPH0217736A (ja) シリアルデータ通信装置
JPH0410263B2 (ja)
CN101621371A (zh) 一种时钟设计方法及时钟装置
CN101296063B (zh) 主备倒换装置及方法、单板
JPH06252811A (ja) 受信回路
JPS61127243A (ja) ビツト位相同期回路
JPS6346616B2 (ja)
JP3070546B2 (ja) 警報転送回路
JP3157029B2 (ja) データ受信装置
JPH02262739A (ja) 双方向リンクを介して情報を伝送する方法と、この方法を実施するための装置
JPS60125031A (ja) 回線切替回路
JPH0226135A (ja) 移動無線装置
KR910006000B1 (ko) 고속 데이타-클럭동기프로세서
KR100204062B1 (ko) 저속 데이타 프레임 위상 정렬기
JPH0465937A (ja) 回線切替装置
JP2872036B2 (ja) 速度変換装置
JPS59221045A (ja) デ−タ送受信タイミング制御方式
JPS643103B2 (ja)
JP2693759B2 (ja) 情報通信システム
JP2962383B2 (ja) ダイバーシチ受信装置
JPH07202963A (ja) ホットスタンバイの送信出力のスイッチ切替の制御方法