JPH04101632U - ワゴン - Google Patents

ワゴン

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JPH04101632U
JPH04101632U JP986891U JP986891U JPH04101632U JP H04101632 U JPH04101632 U JP H04101632U JP 986891 U JP986891 U JP 986891U JP 986891 U JP986891 U JP 986891U JP H04101632 U JPH04101632 U JP H04101632U
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JP
Japan
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wagon
stopper
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wheels
pin
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JP986891U
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JPH0710578Y2 (ja
Inventor
清 知久
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株式会社稲葉製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワゴンと床との間の隙間が狭くても、車輪の
ロック又はその解除操作を簡易に行えるようにする。 【構成】 ワゴン1底部の車軸6に設けてある車輪3に
は係止部7aを形成しており、この車輪のロック又はそ
の解除をするためのストッパ機構4として、操作部8
と、伝達部9とストッパ部23を備えた規制部10とを
設けている。操作部10は底部にピン11を揺動中心と
して取付け、伝達部9は操作部の揺動により長手方向に
所定ストローク移動可能であり、この移動により規制部
も移動し、ストッパ部は車輪の係止部に係合又は離脱可
能となる。係合離脱の動作により、車輪のロック又は解
除が行われる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ストッパ機構を備えたワゴンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の事務用ワゴンは本体が箱形であって、1個又複数個の引出しを備え、底 部にストッパ機構付きのキャスタを取り付けており、このキャスタによってワゴ ンを適当な場所、例えば机の天板の下部に移動させて、キャビネットとして利用 している。移動後は、ストッパ機構を操作して、キャスタを止めて、ワゴンが移 動しないようにロックしていた。ストッパ機構としては、キャスタのカバーにピ ンを中心として揺動可能のストッパレバーを取り付けて、このストッパレバー先 端で、キャスタを止めるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来例によると、床とワゴンとの隙間が非常に狭い場合、例えば25〜26m mの場合には、隙間にはストッパレバーのつまみが揺動できるに十分な空間がな いので、上記ストッパ機構を採用することができない。そしてキャスタは水平方 向に360度回転自在であるので、地震時に高層建物では揺れが大きいので、キ ャスタが水平方向に360度回転して、ワゴンが移動してしまう欠点があった。
【0004】 この考案の目的は、ワゴンと床との間の隙間が狭くても、車輪を簡易な操作で 固定又はその解除ができるようにすると共に、地震時にワゴンが容易に移動しな いようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るワゴンは、ワゴンの底部に車輪とストッパ機構とを設けている ものである。車輪は係止部を形成すると共に上記底部に取り付けられている車軸 の両端部に設けられている。上記ストッパ機構は、上記底部の端部にピンを中心 として揺動可能に取り付けられている操作部と、この操作部と一端で連結してお りかつ操作部の操作により長手方向に所定ストロークだけ移動可能の伝達部と、 この伝達部の他端部にピンを介して連結し、端部にストッパ部を備えている規制 部とからなる。上記ストッパ部は係止部に係合、離脱可能である。
【0006】
【作用】
車輪は係止部を形成すると共に上記底部に取り付けられている車軸に設けられ ており、上記ストッパ機構は、上記底部に可能に取り付けられている操作部をピ ンを中心として揺動することにより、伝達部は長手方向に所定ストローク移動し 、この移動に伴なって規制部が移動し、ストッパ部は係止部に係合又は離脱し、 係合又は離脱により車輪は回転可能又は回転不能となり、回転不能の場合には車 輪は車軸と一体となってワゴンの移動が阻止される。
【0007】
【実施例】
この考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0008】 ワゴン1の底部には車輪2、3とストッパ機構4とを設けている。引出し5側 (図1右側)の前の車輪2は、底部中央に設けられており、後の車輪3は底部両 側部に設けられている。車輪3は、車軸6の両端に回転自在に取り付けられてい る。車輪3には軸受を中心として内歯歯車状の内カバー体7を設けてある。内カ バー体7の内周部に歯部7aを全周に形成してある。
【0009】 ストッパ機構4は操作部8、伝達部9及び規制部10から構成されている。操 作部8は長板状に形成され、中間部はワゴン1の底部の端部側に位置しているピ ン11によってワゴン1の底部に設けてあるプレート取付けカバー12に揺動可 能に取り付けられている。
【0010】 操作部8は一端部がつまみ8aであり、つまみは引出し5の下方に位置し、ワ ゴン1の前方より操作可能となっている。操作部8の他端部は伝達部9の一部を 形成している伝達作動部13に連結されている。伝達作動部13は板状に形成さ れ、一端がピン14を介して操作部8と揺動可能に連結され、他端がピン15を 介して伝達部9の一端部に揺動可能に連結されている。
【0011】 伝達部9は長板状に形成されており、一端の伝達作動部13側は押え板16に より長手方向に所定ストロークd(図2)だけ移動可能に保持されている。伝達 部9には当板17を取り付けてあり、この当板と押え板16との間にばね18を 掛止めてある。ばね18は、常に伝達部9に対して伝達作動部13側にばね力を 与えている。伝達部9の他端(図1左端)には、これと直交する方向に配置され た板状の規制部10をピンである段付きボルト19を揺動中心として連結してい る。
【0012】 規制部10の両端部は、ワゴン1の底部に取り付けられている車軸6の両端部 に設けてある受部20にボルト21で保持されている。ボルト21の端部は支持 板22に止めらている。規制部10の両端部のボルト21の通る孔10a(図2 )は、規制部の幅方向に長い長孔状に形成されており、このために規制部は幅方 向に移動可能である。規制部10の端部にL状のストッパ部23を突出している 。ストッパ部23は車輪3の歯部7aに離脱可能に係合している。
【0013】 次にワゴン1の移動固定操作について説明する。 図1の実線に示す状態では、ストッパ部23は車輪3の歯部7aに係合してい るので、車輪はロックされ回転不能となっており、このためワゴン1は移動でき ない固定状態にある。
【0014】 ついで、操作部8を図2の矢印方向にピン11を中心として揺動させると、鎖 線に示すように伝達作動部13はピン15を中心として反時計方向に揺動すると 共にピン15は所定ストロークだけ左方に移動するため、伝達部9はばね18の ばね力に抗して同じストロークdだけ左方に移動する。
【0015】 この結果、規制部10はピン19を中心としてわずか揺動しながら、図2鎖線 に示すように左方に移動するために、ストッパ部23は車輪3の歯部7aから離 れ、ロックが解除されるので、車輪は回転可能となる。そこで、ワゴン1を所定 位置まで移動する。
【0016】 ワゴン1を固定するには、操作部8を図2に示す実線位置に戻せばよい。
【0017】 上例において、ストッパ部23を歯部7aに係止させたが、車輪3の内側面に 係止孔を形成して、この係止孔にストッパ部を挿入するようにしてもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案によれば、ワゴン外側から操作できる操作部と、 この操作部に長手方向に移動可能の伝達部と、伝達部に連動しかつストッパ部を 備えた規制部と、車軸に設けかつ上記ストッパ部と係合離脱可能の係止部を備え た車輪とを具備しているので、ワゴンの底部と床との隙間が狭くても、車輪のロ ック又はその解除を簡易に確実に行えて、地震時にワゴンが容易に移動するのを 防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワゴンの下部の一部を示す断面図である。
【図2】ワゴンの底部の一部を示す底面図である。
【図3】図1左側からみた伝達部、規制部、車軸、車輪
及び受部のそれぞれの関係を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ワゴン 3 車輪 4 ストッパ機構 6 車軸 7a 係止部(歯部) 8 操作部 9 伝達部 10 規制部 11 ピン 13 伝達作動部 18 ばね 19 ピン 20 受部 23 ストッパ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワゴンの底部に車輪とストッパ機構とを
    設けてあり、上記車輪は係止部を形成すると共に上記底
    部に取付けられている車軸に設けられており、上記スト
    ッパ機構は、上記底部の端部にピンを中心として揺動可
    能に取り付けられている操作部と、この操作部と一端で
    連結しておりかつ操作部の操作により長手方向に移動可
    能の伝達部と、この伝達部の他端部にピンを介して連結
    し、端部にストッパ部を備えている規制部とからなり、
    上記ストッパ部は係止部に係合可能であることを特徴と
    するワゴン。
JP1991009868U 1991-02-04 1991-02-04 ワゴン Expired - Lifetime JPH0710578Y2 (ja)

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JP1991009868U JPH0710578Y2 (ja) 1991-02-04 1991-02-04 ワゴン

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Publication Number Publication Date
JPH04101632U true JPH04101632U (ja) 1992-09-02
JPH0710578Y2 JPH0710578Y2 (ja) 1995-03-15

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ID=31742688

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JP1991009868U Expired - Lifetime JPH0710578Y2 (ja) 1991-02-04 1991-02-04 ワゴン

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JP (1) JPH0710578Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61104111U (ja) * 1984-12-12 1986-07-02
JPH026604U (ja) * 1988-06-28 1990-01-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61104111U (ja) * 1984-12-12 1986-07-02
JPH026604U (ja) * 1988-06-28 1990-01-17

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JPH0710578Y2 (ja) 1995-03-15

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