JPS643693Y2 - - Google Patents

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JPS643693Y2
JPS643693Y2 JP1982067012U JP6701282U JPS643693Y2 JP S643693 Y2 JPS643693 Y2 JP S643693Y2 JP 1982067012 U JP1982067012 U JP 1982067012U JP 6701282 U JP6701282 U JP 6701282U JP S643693 Y2 JPS643693 Y2 JP S643693Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
base
locking
seat
support
vehicle body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982067012U
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English (en)
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JPS58168923U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輌用座席の支持装置に係り、より具
体的には、座席の車体側からの離脱を解除自在に
阻止すると共に、座席の車体側への脱着操作を容
易化する装置の提供に関する。
従来、車輌の一例としての農用トラクタにあつ
ては、座席は車体に対し、脱着自在に装着され
て、特に前・後進両用型の農用トラクタでは、座
席が前・後位置に転換自在とされ、しかも、車体
側に基台が設けられ、座席に、基台に前側から嵌
脱自在でかつ前後摺動自在に嵌合する支持台が設
けられ、支持台を基台に対して前後方向複数の位
置でロツク解除自在にロツクするロツク機構が設
けられ、このロツク機構の操作により、座席を前
後調整できるように構成されていた。
然し乍ら、上記従来構成にあつて、ロツク機構
の操作によつて位置調整のために座席を前後に移
動した際、座席が車体側から不意に離脱するとい
う問題があり、その位置調整操作が煩雑であると
共に、危険でもあつた。
本考案は、かかる従来の問題点に鑑み、案出さ
れたもので、従つてその特徴とするところは、車
体側に基台15が設けられ、座席13に、基台1
5に前側から嵌脱自在でかつ前後摺動自在に嵌合
する支持台17が設けられ、座席13が前後調整
自在となるように、支持台17を基台15に対し
て前後方向複数の位置でロツク解除自在にロツク
するロツク機構が設けられた車両用座席の支持装
置において、 基台15若しくは支持台17の一方に、係止部
25が設けられ、他方に、前記ロツク機構による
ロツク位置よりも前側で基台15からの支持台1
7の離脱を阻止するように係止部25に係合する
被係止部27が設けられ、前記係止部25は、被
係止部27が係合する係合位置と該係合が外れる
非係合位置とに移動自在とされ、該係止部25を
前記係合位置に付勢するスプリング部材26が設
けられている点にある。
以下、本考案の実施例を図に従い説明すると、
第1図において、車輌の一例としての農用トラク
タ1は前・後進両用型のものとされ、前部にエン
ジン2が搭載され、その後部にクラツチハウジン
グ、ミツシヨンケース等が連設されて車体3が構
成される。
エンジン2から前方に前車軸フレーム4が突設
され、該フレーム4に前輪5が設けられ、車体3
後部に後輪6が設けられる。エンジン2はボンネ
ツト7で包被され、ボンネツト7後部は車体3か
ら立設された門型フレーム8で縁取りされ、門型
フレーム8後部にバツテリー等を内有する補助ボ
ツクス9が固設される。
補助ボツクス9後方近傍で、車体3上面にはス
テアリングハンドル10が突設され、一方、後輪
6を覆う左右フエンダー11がフロアシート12
で連結され、該フロアシート12が車体3に支持
されると共に、上記ハンドル10に対応してフロ
アシート12上に座席13が設けられる。
該座席13は操縦用のもので、支持装置14を
介してフロアシート12上に設けられ、トラクタ
1の後進時には、ハンドル10が車体3後部に位
置転換されると共に、これに対応して、座席13
も車体3前部、即ち、補助ボツクス9上に支持装
置14を介して位置転換自在に支持される。
第2図乃至第4図において、支持装置14をよ
り具体的に説明すると、フロアシート12上に断
面略U字状で前後方向長手の基台15がモルト2
8を介して着脱自在に設けられ、該基台15の一
側片15aに長手方向所定間隔にて複数の係合切
欠16が形成されている。
一方、座席13下面には、上記基台15の前方
から該基台15に嵌脱自在に嵌合する支持台17
が設けられる。該支持台17は断面略C字状で横
臥姿勢とされ、支持台17の両側片17aは基台
15の両側片15a,15aに前後摺動自在に外
嵌するよう形成されている。また、支持台17の
一側に、第2係合切欠18が形成されると共に、
係止板19が回動自在に枢支され、係止板19は
その回動動作で第2係合切欠18に挿抜自在とさ
れ、係止板19を第2係合切欠18へ弾発挿入さ
せるスプリング部材20が設けられ、かつ、係止
板19に、該係止板19を第2係合切欠18から
離抜させるための操作杆21が設けられる。
然して、支持台17の前後所定位置で、係止板
19を第2係合切欠18と、前記係合切欠16の
いずれかとの両者に挿入すれば、支持台17の前
後移動が阻止されて、基台15上に固定される。
即ち、座席13は、操作杆21のスプリング部材
20に抗する回動操作で前後移動位置調整自在と
され、かつ、スプリング部材20による係止板1
9の両係合切欠16,18への係合で、車体3に
対し固定自在とされる。従つて、係合切欠16、
第2係合切欠18、係止板19、第2係合切欠1
8、スプリング部材20及び操作杆21によつ
て、座席13が前後調整自在となるように、支持
台17を基台15に対して前後方向複数の位置で
ロツク解除自在にロツクするロツク機構が構成さ
れている。
支持台17上面に、枢支軸22を介し帯状の係
止体23が回動自在に枢支され、支持台17に枢
支軸22を中心とする円弧状貫通孔24が形成さ
れ、係止体23の回動端が下方へ折曲されて貫通
孔24に貫挿され、該係止体23の折曲部が係止
部25とされている。また、係止部25を貫通孔
24の一端側に弾発回動させるスプリング部材2
6が設けられる。
基台15上面に前後方向に対し傾斜した被係止
部27が切起形成され、該被係止部27は、基台
15に嵌合した支持台17の係止部25に係合し
て、基台15からの支持台17の離脱を阻止する
構成とされ、その一方、係止部25のスプリング
部材26に抗する回動で上記係合を解除して、基
台15からの支持台17の離脱を可能とするよう
構成されている。即ち、係止部25は、枢支軸2
2廻りの回動により、被係止部27が係合する係
合位置と該係合が外れる非係合位置とに移動自在
とされ、スプリング部材26は係止部25を前記
係合位置に付勢しているのである。
また、支持台17を基台15に嵌合する場合に
は、係止部25が被係止部27の傾斜面27aを
摺動し、スプリング部材26に抗して回動し、係
止部25が傾斜面27aを通過したとき、該係止
部25はスプリング部材26を介して原位置に弾
発回動して復帰し、これによつて、係止部25と
被係止部27とが係合可能とされて、基台15か
らの支持台17の離脱が阻止される。
上記基台15はフロアシート12上に設けられ
ているが、これと同形同大のものを平面上で180゜
転換した他の基台15′が前記した補助ボツクス
9上に設けられており、支持台17を有する座席
13がいずれかの基台15,15′に択一的に取
着される。
尚、以上は図示の例によるが、基台15に係止
部25を、支持台17に被係止部27を夫々設け
てもよい。
本考案によれば、係止部25と被係止部27の
係合で、ロツク機構によるロツク位置よりも前側
で支持台17が基台15から離脱することが阻止
され、従つてロツク機構の操作による座席13の
前後位置調整時等に、座席13が車体3側から不
意に離脱することがない。よつて、この点を考慮
することなく座席13の操作ができるため、この
操作が容易であり、かつ安全であつて有益であ
る。
しかも、単に係止部25の移動操作で、座席1
3を車体3側から取外すことができるため、取外
し操作も容易であり、またロツク機構によるロツ
ク位置よりも前側で支持台17の離脱を阻止する
ので、ロツク機構の操作による座席の前後調整を
妨げるようなこともなく、従つて構成簡単なるこ
とも相俟つて有用性大なる考案である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図はその全体
側面図、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3
図は第2図の−線矢視平面図、第4図は第3
図の−線矢視断面図である。 3……車体、13……座席、15……基台、1
7……支持台、25……係止部、26……スプリ
ング部材、27……被係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体側に基台15が設けられ、座席13に、基
    台15に前側から嵌脱自在でかつ前後摺動自在に
    嵌合する支持台17が設けられ、座席13が前後
    調整自在となるように、支持台17を基台15に
    対して前後方向複数の位置でロツク解除自在にロ
    ツクするロツク機構が設けられた車両用座席の支
    持装置において、 基台15若しくは支持台17の一方に、係止部
    25が設けられ、他方に、前記ロツク機構による
    ロツク位置よりも前側で基台15からの支持台1
    7の離脱を阻止するように係止部25に係合する
    被係止部27が設けられ、前記係止部25は、被
    係止部27が係合する係合位置と該係合が外れる
    非係合位置とに移動自在とされ、該係止部25を
    前記係合位置に付勢するスプリング部材26が設
    けられていることを特徴とする車両用座席の支持
    装置。
JP1982067012U 1982-05-07 1982-05-07 車両用座席の支持装置 Granted JPS58168923U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982067012U JPS58168923U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 車両用座席の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982067012U JPS58168923U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 車両用座席の支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58168923U JPS58168923U (ja) 1983-11-11
JPS643693Y2 true JPS643693Y2 (ja) 1989-02-01

Family

ID=30076853

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982067012U Granted JPS58168923U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 車両用座席の支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58168923U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49110411U (ja) * 1973-01-19 1974-09-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58168923U (ja) 1983-11-11

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