JPH04101165U - カードリーダライタ - Google Patents
カードリーダライタInfo
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- JPH04101165U JPH04101165U JP991391U JP991391U JPH04101165U JP H04101165 U JPH04101165 U JP H04101165U JP 991391 U JP991391 U JP 991391U JP 991391 U JP991391 U JP 991391U JP H04101165 U JPH04101165 U JP H04101165U
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Landscapes
- Conveying Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】磁気カードに対しリードライトしている時に、
搬送動作に外乱が加わらないようにする。 【構成】カード搬送路に沿って、カード挿入口1A寄り
に磁気カードリードライト領域S、その奥側にICカー
ドリードライト領域Tを区分して設ける。各領域には第
1の駆動ローラ11及び第2の駆動ローラ12をそれぞ
れ設ける。第1の駆動ローラは磁気カードリードライト
に際しカードを搬送するもの、第2の駆動ローラはIC
カードリードライトに際しカードを搬送するものであ
る。ICカードリードライト領域には、第2の駆動ロー
ラのカード搬送動作に連動してカード側接点とリーダラ
イタ側接点を接触させる機構を設ける。そして、第2の
駆動ローラは、磁気データリードライト終了時のカード
先端位置より奥に配置する。
搬送動作に外乱が加わらないようにする。 【構成】カード搬送路に沿って、カード挿入口1A寄り
に磁気カードリードライト領域S、その奥側にICカー
ドリードライト領域Tを区分して設ける。各領域には第
1の駆動ローラ11及び第2の駆動ローラ12をそれぞ
れ設ける。第1の駆動ローラは磁気カードリードライト
に際しカードを搬送するもの、第2の駆動ローラはIC
カードリードライトに際しカードを搬送するものであ
る。ICカードリードライト領域には、第2の駆動ロー
ラのカード搬送動作に連動してカード側接点とリーダラ
イタ側接点を接触させる機構を設ける。そして、第2の
駆動ローラは、磁気データリードライト終了時のカード
先端位置より奥に配置する。
Description
【0001】
本考案は、磁気カードとICカードの兼用リーダライタに関する。
【0002】
従来、特開昭64ー76379号公報に、この種の磁気カードとICカードの
兼用リーダライタが記載されている。このカードリーダライタは、カード挿入口
よりカードを挿入すると、内部でICカード及び磁気カードに対するデータの読
み書きが行われるようになっている。
【0003】
ところで、この種のカードリーダライタにおいて、ICカードの接点接触機構
として特開昭64ー21591号公報に示されるような、カード搬送力を利用し
て接点を接触させる形式のものを用いる場合、次のような問題が生じるおそれが
ある。
すなわち、磁気カードに対してリードライトする場合はカードを搬送しながら
行うので、その間、接点接触機構の負荷による外乱が搬送系に加わると、磁気カ
ードとリーダライタとの間で交信不良が生じる可能性がある。
【0004】
本考案は、上記事情を考慮し、磁気カードリードライト時の搬送動作に外乱が
加わらないようにし、交信不良を起こすおそれのないカードリーダライタを提供
することを目的とする。
【0005】
本考案に係る磁気カードとICカードの兼用リーダライタは、
(a)カード挿入口の奥に,該挿入口から奥へ向かってカードを搬送する搬送
路が設けられ、
(b)この搬送路のカード挿入口寄りには、磁気カードに対するリードライト
領域が、またその奥側には、ICカードに対するリードライト領域がそれぞれ区
分して設けられ、
(c)上記ICカードリードライト領域には、カード搬送力を利用してリーダ
ライタ側接点とカード側接点を接触させる接点接触機構が設けられ、
(d)また、上記カード挿入口の直後には、磁気カードに対してリードライト
する際にカードを搬送する第1の駆動ローラが配置され、
(e)この第1の駆動ローラより奥側には、第1の駆動ローラから受け継いで
カードをICカードのリードライト位置まで搬送する第2の駆動ローラが配置さ
れ、
(f)しかもこの第2の駆動ローラが、磁気カードに対するリードライト終了
時のカード先端位置より奥側に配置されていることを特徴としている。
なお、この明細書において用いる「リードライト」なる言葉は、カードに対し
て行う読み出し、書き込みの両方の処理またはいずれか一方の処理を全て包含す
るものとする。
【0006】
本考案のリーダライタにおいて、カード挿入口からカードを挿入すると、第1
の駆動ローラがカードを奥へ搬送する。そして、その搬送動作に伴って磁気カー
ドリードライト領域において、磁気カードに対するリードライトが行われる。そ
のリードライトの際、カードの先端は第2の駆動ローラに達していない。したが
って、磁気データリードライト時の搬送動作に、第2の駆動ローラによる外乱、
つまり第2の駆動ローラの搬送動作に連動する接点接触機構による外乱が加わる
ことがない。
【0007】
また、カードがICカードの場合は、カードは第2の駆動ローラに受け継がれ
てさらに奥のICカードリードライト領域に搬送される。そして、その搬送動作
に接点接触機構が連動することによりカード側接点とリーダライタ側接点が接触
し、ICカードに対するリードライトが行われる。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明する。
図1、図2は実施例のカードリーダライタの全体構成を示す。これらの図にお
いて、1は前面にカード挿入口1Aを有するケーシング、2はカード挿入口1A
から挿入されたカードKを搬送する搬送路(カード滑り面)である。搬送路2の
カード挿入口1A寄りには、磁気カードに対するリードライト領域S、またそれ
より奥側にはICカードに対するリードライト領域Tが、それぞれ区分して設け
られている。
【0009】
搬送路2には、カード挿入口1A寄りの前側駆動ローラ(第1の駆動ローラ)
11と後側駆動ローラ(第2の駆動ローラ)12とが、所定の間隔(カードKの
全長より少し短い間隔)をおいて配設されており、前側駆動ローラ11は磁気カ
ードに対するリードライト領域S内に位置し、後側駆動ローラ12はICカード
に対するリードライト領域T内に位置している。
【0010】
各駆動ローラ11、12の下側には、それぞれカードKを駆動ローラ11、1
2に押し付けるための従動ローラ13、14が配設されている。そして、モータ
15及び伝動ベルト16で両駆動ローラ11、12を回転させることにより、カ
ードKを、駆動ローラ11(12)と従動ローラ13(14)との間に挟んで水
平な状態のまま、カード挿入口1Aから奥へ向かって、また奥から挿入口1Aへ
向かって搬送することができるようになっている。
【0011】
磁気カードに対するリードライト領域Sには、磁気ヘッド17が設けられてい
る。磁気ヘッド17は、磁気ヘッド取付ブラケット18に取り付けられている。
このブラケット18は、図4の(a)に示すように、溝18aを有した断面コ字
状の角形ブロックに形成され、カードKの側縁部がこの溝18aを通過すること
ができるようになっている。
【0012】
このブラケット18の長方形状の後壁面には、図4の(b)に示すようにネジ
通し孔19が対角線方向に2つ形成されており、このネジ通し孔19に通したネ
ジ(図2に符号20で示す)により、同ブラケット18の後壁面には逆T字状の
取付板21が固定されている。この取付板21は、左右両端がブラケット18の
側方にはみ出しており、それら左右にはみ出した部分にはネジ孔21aが形成さ
れている。そして、取付板21は、このネジ孔21aにねじ込んだネジ(図2に
符号22で示す)によりハウジング1の側壁に固定されている。
【0013】
なお、上記ブラケット18と取付板21の関係は、取付板21を基準とした場
合、ブラケット18を上下逆にしても取り付けられるようになっている。図4の
(c)、(d)はブラケット18を上下逆に取り付けた場合を示している。この
ようにすることにより、磁気ヘッド17の位置を、対象とするカードに応じて、
上または下に選択的に設定することができる。
【0014】
また、このカードリーダライタにおいては、後述するように後側駆動ローラ1
2でICカードを搬送しているとき、その搬送動作に連動してカード側接点にリ
ーダライタ側接点を接触させる接点接触機構30が採用されている。このため、
後側駆動ローラ12の取付位置が図3に示すように定められている。
【0015】
すなわち、後側駆動ローラ12でカードを搬送し始めると、接点接触機構30
の作動負荷が加わるため、搬送速度が不安定になることがある。このため、後側
駆動ローラ12は、磁気カードに対するリードライト終了時のカード先端位置よ
り奥側に配置されているのである。具体的に言うと、図3の(b)に示すように
磁気カードKの磁気ストライプDには、データの書き込み範囲DXがある。した
がって、その書き込み範囲DXが磁気ヘッド17を通過した時点で、初めてカー
ドKの先端が後側駆動ローラ12に達するよう、後側駆動ローラ12の位置が決
められているのである。
【0016】
また、図1に示すように、後側駆動ローラ12の側方には、搬送路2に沿って
一対の互いに平行な案内ロッド31、31が配設されている。これら案内ロッド
31、31は、カード挿入口1A側からケーシング1の奥側に行くほど搬送路2
に接近するよう傾斜しており、両端が、ケーシング1内に設けられた固定棚に固
定されている。そして、これら案内ロッド31、31には、カードKの接点に接
触する接触子32を底面に有したホルダ33がスライド自在に支持されている。
【0017】
このホルダ33は、リターンスプリング34によりカード挿入口1A方向に付
勢されている。また、このホルダ33のカード挿入口1Aと反対側の側部下面に
は、ケーシング1の奥に向かって搬送されるカードKの前端が係合する係合片3
3aが突設されている。したがって、この係合片33aに、奥へ搬送されるカー
ドKの前端が係合することにより、ホルダ33はカードKと共に奥に移動する。
そして、移動するに従って案内ロッド31、31の作用により、ホルダ33は、
カードKの表面に徐々に接近し、カードKが終端に達する時点でホルダ33の下
面の接触子32がカードKの表面の接点に接触するようになっている。この実施
例では、案内ロッド31、ホルダ33、リターンスプリング34により接点接触
機構30が構成されている。
【0018】
なお、このリーダライタにおいては、搬送路2を含むハウジング1が全て導電
樹脂で構成されており、図1に示すようにハウジング1を固定するネジ40を介
して、ハウジング1全体がアースされている。また、ハウジング1の内部には、
カード挿入口1Aの直後に位置させてカード挿入検知用のセンサ41が配置され
、また搬送路2の終端に位置させて搬送完了検知用のセンサ42が配置されてい
る。
【0019】
次に作用を説明する。なお、ここではICカードに磁気ストライプが形成され
たカードを処理する場合を例にとって説明する。
カードKを、ハウジング1の前面のカード挿入口1Aから挿入すると、センサ
41がカードKの挿入を検知し、搬送路2上の駆動ローラ11、12が回転を開
始して、カードKをケーシング1の内部に搬送する。そして、カードKがリード
ライト領域Sを通過する際に、磁気ヘッド17でカードKに対する磁気データの
読み書き処理を行う。この場合、磁気データの読み書き処理を行っているときに
は、前側駆動ローラ11のみでカードKを搬送しており、カードKの先端は後側
駆動ローラ12に達していない。このため、搬送速度が安定し交信不良を生じる
ことがない。
【0020】
次に、カードKはリードライト領域Sを通過した後、後側駆動ローラ12によ
りさらに奥へ搬送される。そして、搬送されるに従い、カードKの先端がホルダ
33の係合片33aに当たり、それによってホルダ33がカードKと共にケーシ
ング1の奥に移動する。この際、ホルダ33は搬送路2に対して傾斜した案内ロ
ッド31に案内されて、搬送路2上のカードKの表面に徐々に接近する。そして
、カードKが終端に到達した時点では、ホルダ33に装備した接触子32がカー
ドKの表面の接点に接触する。
【0021】
この状態で、ICカードに対する読み出し書き込み処理を行う。そして、処理
が終了したら、駆動ローラ11、12を逆転させてカードKを反対方向に移送し
、挿入口1Aから排出する。この動作に伴い、ホルダ33はリターンスプリング
34の作用で初期位置に戻る。以上の処理動作の際、カードKは搬送路2上を滑
り移動するが、搬送路2自体が導電樹脂で構成されかつアースされているので、
カードKに生じた静電気が除去される。
【0022】
なお、上記実施例では、ICカードに磁気ストライプが形成されたカードを処
理する場合を説明したが、本考案のカードリーダライタは、磁気データのみを保
持する磁気カード、あるいは磁気ストライプのないICカードに対しても処理可
能であるのは勿論である。
【0023】
以上説明したように、本考案のカードリーダライタは、磁気データのリードラ
イト中に搬送動作への外乱が作用しないようにしたので、搬送速度が安定し確実
な交信が可能となる。
【図1】本考案の一実施例の側断面図である。
【図2】同実施例の平面図である。
【図3】同実施例の搬送系の説明図である。
【図4】磁気ヘッド取付ブラケットの説明図である。
K カード
S 磁気カードに対するリードライト領域
T ICカードに対するリードライト領域
1A カード挿入口
2 搬送路
11 第1の駆動ローラ
12 第2の駆動ローラ
30 接点接触機構
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気カードとICカードの兼用リーダラ
イタにおいて、(a)カード挿入口の奥に,該挿入口か
ら奥へ向かってカードを搬送する搬送路が設けられ、
(b)この搬送路のカード挿入口寄りには、磁気カード
に対するリードライト領域が、またその奥側には、IC
カードに対するリードライト領域がそれぞれ区分して設
けられ、(c)上記ICカードリードライト領域には、
カード搬送力を利用してリーダライタ側接点とカード側
接点を接触させる接点接触機構が設けられ、(d)ま
た、上記カード挿入口の直後には、磁気カードに対して
リードライトする際にカードを搬送する第1の駆動ロー
ラが配置され、(e)この第1の駆動ローラより奥側に
は、第1の駆動ローラから受け継いでカードをICカー
ドのリードライト位置まで搬送する第2の駆動ローラが
配置され、(f)しかもこの第2の駆動ローラは、磁気
カードに対するリードライト終了時のカード先端位置よ
り奥側に配置されていることを特徴とするカードリーダ
ライタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP991391U JPH04101165U (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | カードリーダライタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP991391U JPH04101165U (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | カードリーダライタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101165U true JPH04101165U (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=31742767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP991391U Pending JPH04101165U (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | カードリーダライタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04101165U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62179084A (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-06 | Tokyo Tatsuno Co Ltd | 板状記憶媒体の読取り・書込み装置 |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP991391U patent/JPH04101165U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62179084A (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-06 | Tokyo Tatsuno Co Ltd | 板状記憶媒体の読取り・書込み装置 |
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