JPH04100741A - 自動車用内装装置 - Google Patents
自動車用内装装置Info
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- JPH04100741A JPH04100741A JP21966690A JP21966690A JPH04100741A JP H04100741 A JPH04100741 A JP H04100741A JP 21966690 A JP21966690 A JP 21966690A JP 21966690 A JP21966690 A JP 21966690A JP H04100741 A JPH04100741 A JP H04100741A
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- finisher
- grip
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Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
・本発明は、自動車用内装装置、特にドアやサイドパネ
ルに支持されたアームレスト兼用グリップの構造に関す
る。
ルに支持されたアームレスト兼用グリップの構造に関す
る。
〔従来技術及び本発明が解決しようとする課題〕従来の
かかる自動車用内装装置として、例えばトヨタ自動車−
が昭和62年5月に発行したE−EE90系、E−AE
9’l、92系、Q−CE90系新型車解説書の7−6
7頁によると各種のドアが開示されている。
かかる自動車用内装装置として、例えばトヨタ自動車−
が昭和62年5月に発行したE−EE90系、E−AE
9’l、92系、Q−CE90系新型車解説書の7−6
7頁によると各種のドアが開示されている。
しかしながら、かかる従来技術によれば、例えば「成形
フルトリム」の説明に開示されたドアによれば、ウィン
ドレギュレータハンドルの代わりに小さなパワーウィン
ドスイッチが設けられた為に、ドアフィニッシャと一体
のアームレスト兼用グリップの前後長さが大きいものの
、ドアフィニッシャの成形条件上アームレストに形成さ
れるグリップが小さいものになり、通常人の手がやっと
入る程度であり改善が望まれている。
フルトリム」の説明に開示されたドアによれば、ウィン
ドレギュレータハンドルの代わりに小さなパワーウィン
ドスイッチが設けられた為に、ドアフィニッシャと一体
のアームレスト兼用グリップの前後長さが大きいものの
、ドアフィニッシャの成形条件上アームレストに形成さ
れるグリップが小さいものになり、通常人の手がやっと
入る程度であり改善が望まれている。
また、かかる構造、即ち成形フルトリムにあっては、自
動車の走行振動などで、乗員が身体を支えるべ(グリッ
プを握った時にその荷重に耐え得るように成形フルトリ
ムの裏側に鉄板などの芯材を配設して補強しなければな
らず、製造原価高騰の原因になるばかりか、重いものに
なり、低燃費の原因になる恐れがある。
動車の走行振動などで、乗員が身体を支えるべ(グリッ
プを握った時にその荷重に耐え得るように成形フルトリ
ムの裏側に鉄板などの芯材を配設して補強しなければな
らず、製造原価高騰の原因になるばかりか、重いものに
なり、低燃費の原因になる恐れがある。
かかる課題は、上記したようなドアに限定されるもので
は無く、2ドア車のドアの後部に配設される所謂リアシ
ート側部の車体についても云えることであり、要は自動
車が走行することにより路面の凸凹を車体振動として拾
う時に乗員を支持する一手段としてのグリップであり且
つアームレスト兼用のものであれば、かかる課題を呈す
るのである。
は無く、2ドア車のドアの後部に配設される所謂リアシ
ート側部の車体についても云えることであり、要は自動
車が走行することにより路面の凸凹を車体振動として拾
う時に乗員を支持する一手段としてのグリップであり且
つアームレスト兼用のものであれば、かかる課題を呈す
るのである。
そこで、本発明によれば、グリップを大きくできるよう
にすると共にフィニッシャ自体を軽量化した自動車用内
装装置を提供することを目的としたものである。
にすると共にフィニッシャ自体を軽量化した自動車用内
装装置を提供することを目的としたものである。
本発明は、かかる目的を達成する為に、自動車用内装装
置としては、車体の車室内側に配設されたフィニッシャ
と、該フィニッシャの突出部に形成した上下貫通孔に上
下より夫々挿入して該突出部に支持され且つ上下に握持
可能なる貫通孔が形成されたグリップとよりなり、 該グリップは、前記突出部の上下貫通孔の下方より挿入
すると共に前記車体に支持される第1部材と、前記突出
部の上下貫通孔の上方より挿入すると共に前記第1部材
に嵌合可能なる第2部材とよりなり、 該第1部材は、前記フィニッシャの突出部に形成した上
下貫通孔の下側の縁部を覆うように形成されたフランジ
部を有する第1筒状本体と、該第1筒状本体の底部に形
成され且つ前記車体に支持される第1締結部材の挿入用
の中空状の第1ボスとが一体に形成され、 前記第2部材は、前記フィニッシャの突出部に形成した
上下貫通孔の上側の縁部を覆うように形成されたフラン
ジ部を有する第2筒状本体と、該第2筒状本体の下縁部
より突出され且つ前記第1筒状本体の第1ボスの外周に
係合される係合部と、該係合部が形成された底部の反対
側の第2筒状本体の面に前記第1筒状本体に向けて突出
され、前記突出部に係止されたブラケットを締結する第
2締結部材の雌ねじ部となる第2ボスが突出形成され、 前記第1部材と第2部材とが前記第1ボスと係合部との
係合により仮止め可能なると共に、第1部材のフランジ
によりブラケットを覆うようにしたことを特徴とするも
のである。
置としては、車体の車室内側に配設されたフィニッシャ
と、該フィニッシャの突出部に形成した上下貫通孔に上
下より夫々挿入して該突出部に支持され且つ上下に握持
可能なる貫通孔が形成されたグリップとよりなり、 該グリップは、前記突出部の上下貫通孔の下方より挿入
すると共に前記車体に支持される第1部材と、前記突出
部の上下貫通孔の上方より挿入すると共に前記第1部材
に嵌合可能なる第2部材とよりなり、 該第1部材は、前記フィニッシャの突出部に形成した上
下貫通孔の下側の縁部を覆うように形成されたフランジ
部を有する第1筒状本体と、該第1筒状本体の底部に形
成され且つ前記車体に支持される第1締結部材の挿入用
の中空状の第1ボスとが一体に形成され、 前記第2部材は、前記フィニッシャの突出部に形成した
上下貫通孔の上側の縁部を覆うように形成されたフラン
ジ部を有する第2筒状本体と、該第2筒状本体の下縁部
より突出され且つ前記第1筒状本体の第1ボスの外周に
係合される係合部と、該係合部が形成された底部の反対
側の第2筒状本体の面に前記第1筒状本体に向けて突出
され、前記突出部に係止されたブラケットを締結する第
2締結部材の雌ねじ部となる第2ボスが突出形成され、 前記第1部材と第2部材とが前記第1ボスと係合部との
係合により仮止め可能なると共に、第1部材のフランジ
によりブラケットを覆うようにしたことを特徴とするも
のである。
本発明はかかる構成よりなるから、グリップを大きくで
き、更にグリップに加わる荷重を直接車体が受ける構造
にしたことによりフィニッシャ自体を補強しなくても良
くなり、その分軽量化出来、更にグリップの取り付は作
業性を著しく向上することが出来る。
き、更にグリップに加わる荷重を直接車体が受ける構造
にしたことによりフィニッシャ自体を補強しなくても良
くなり、その分軽量化出来、更にグリップの取り付は作
業性を著しく向上することが出来る。
第1図乃至第10図を用いて、本発明の一実施例につい
て構造を説明する。
て構造を説明する。
図中符号1は本発明の一実施例に係る自動車用内装装置
で、車体、例えばドア2のインナパネル3の車室内PR
側に配設されたフィニッシャ4と、該フィニッシャ4の
突出部たるアームレスト5に形成した上下貫通孔6に上
下より夫々挿入して該アームレスト5に支持され且つ上
下に握持可能なる貫通孔7が形成されたABS樹脂材よ
りなるグリップ8とよりなる。符号12はウィンドレギ
ュレータである。
で、車体、例えばドア2のインナパネル3の車室内PR
側に配設されたフィニッシャ4と、該フィニッシャ4の
突出部たるアームレスト5に形成した上下貫通孔6に上
下より夫々挿入して該アームレスト5に支持され且つ上
下に握持可能なる貫通孔7が形成されたABS樹脂材よ
りなるグリップ8とよりなる。符号12はウィンドレギ
ュレータである。
該フィニッシャ4は、第1図に示すように鉄板や木質系
樹脂を圧縮して形成した材料よりなる芯材9と、該芯材
9の表面を覆う布材よりなる表皮10とよりなり、該表
皮lOの端末部を芯材9の凹部11内にきめこみされて
いる。
樹脂を圧縮して形成した材料よりなる芯材9と、該芯材
9の表面を覆う布材よりなる表皮10とよりなり、該表
皮lOの端末部を芯材9の凹部11内にきめこみされて
いる。
該グリップ8は、前記アームレスト5の上下貫通孔6の
下方より挿入すると共に前記ドア2のインナパネル3に
支持される第1部材20と、前記アームレスト5の上下
貫通孔6の上方より挿入すると共に前記第1部材20に
嵌合可能なる第2部材40とよりの三部品で構成される
。
下方より挿入すると共に前記ドア2のインナパネル3に
支持される第1部材20と、前記アームレスト5の上下
貫通孔6の上方より挿入すると共に前記第1部材20に
嵌合可能なる第2部材40とよりの三部品で構成される
。
該第1部材20は、前記フィニッシャ4のアームレスト
5に形成した上下貫通孔6の下側の縁部6a、5bを覆
うように形成されたフランジ部21を全周に有する第1
筒状本体22と、該第1筒状本体22の底部22aに形
成され第1ボス25とが一体に形成されている。該第1
ボス25は、前記ドア2のインナパネル3に支持される
第1締結部材23の頭23aの挿入可能な径を有する中
空部24を有する有底状に形成されると共に該第1ボス
25の底部25aに前記第1締結部材23の挿入可能な
孔25bが形成され、該第1ボス25の底部25aの外
面側、即ちインナパネル3側より外周たる外径小径部2
5cが突出している。符号26は、前記インナパネル3
に係合されたスクリュウグロメットであり、前記第1締
結部材23が螺合される。前記第1ボス25の両側には
第7図に示すように、第1筒状本体22を射出成形する
際の成形型を利用して係合孔27が形成され、該保合孔
27には締結後の前記第1締結部材23の頭23aを覆
うキャップ28の脚部28aが係止される。
5に形成した上下貫通孔6の下側の縁部6a、5bを覆
うように形成されたフランジ部21を全周に有する第1
筒状本体22と、該第1筒状本体22の底部22aに形
成され第1ボス25とが一体に形成されている。該第1
ボス25は、前記ドア2のインナパネル3に支持される
第1締結部材23の頭23aの挿入可能な径を有する中
空部24を有する有底状に形成されると共に該第1ボス
25の底部25aに前記第1締結部材23の挿入可能な
孔25bが形成され、該第1ボス25の底部25aの外
面側、即ちインナパネル3側より外周たる外径小径部2
5cが突出している。符号26は、前記インナパネル3
に係合されたスクリュウグロメットであり、前記第1締
結部材23が螺合される。前記第1ボス25の両側には
第7図に示すように、第1筒状本体22を射出成形する
際の成形型を利用して係合孔27が形成され、該保合孔
27には締結後の前記第1締結部材23の頭23aを覆
うキャップ28の脚部28aが係止される。
尚、該キャンプ28の表面は前記第1筒状本体22の底
部22aと同一面状をなす。
部22aと同一面状をなす。
また、第1図に示す符号29は、前記第1筒状本体22
の底部22aに対して反対側、即ち車室内PR側に形成
された固持部である。該固持部29は、第2図に示すよ
うに、乗員の握持部Gに相当する部分と非握持部UGに
相当する部分とで形状が異なる。乗員の握持部Gに相当
する部分は、第1図に示すように、第2締結部材30の
頭30aに手が触れないように前記フランジ部21の内
側面側に回り込んだ第1上縁部31により確実に第2締
結部材30の頭30aを覆う。乗員の非握持部UGに相
当する部分は、第2図に示すように、第2締結部材30
の頭30aに手が触れにくいように、一般面31aに対
して凹部31bが形成され、該凹部31bの中央に前記
第2締結部材30の挿入可能な孔32が形成されている
。符号34は、前記第1上縁部31より上方に突設され
たリブである。
の底部22aに対して反対側、即ち車室内PR側に形成
された固持部である。該固持部29は、第2図に示すよ
うに、乗員の握持部Gに相当する部分と非握持部UGに
相当する部分とで形状が異なる。乗員の握持部Gに相当
する部分は、第1図に示すように、第2締結部材30の
頭30aに手が触れないように前記フランジ部21の内
側面側に回り込んだ第1上縁部31により確実に第2締
結部材30の頭30aを覆う。乗員の非握持部UGに相
当する部分は、第2図に示すように、第2締結部材30
の頭30aに手が触れにくいように、一般面31aに対
して凹部31bが形成され、該凹部31bの中央に前記
第2締結部材30の挿入可能な孔32が形成されている
。符号34は、前記第1上縁部31より上方に突設され
たリブである。
前記第2部材40は、前記フィニッシャ4のアームレス
ト5に形成した上下貫通孔6の上側の縁部6c、6dを
覆うように形成されたフランジ部41を全周に有する第
2筒状本体42と、該第2筒状零体42の下縁部42a
より前後に離間して下方に突出され且つ前記第1部材2
0のボス25の外径小径部25Cに係合される孔43a
を有する係合部43と、該係合部43が形成された前記
下縁部42aの反対側の第2筒状零体42の下縁部42
bの面に前記第1筒状零体22の第1上縁部31に係合
するよう複数下方に突出形成された第1爪44と、前記
係合部43 、43間に配設され前記第1上縁部31の
対向した第2上縁部33に係合するよう複数下方に突出
形成された第2爪46と、前記フランジ部41の前記第
1筒状零体22に向けて突出され、前記突出部たるアー
ムレスト5に係止されたブラケット47を締結する第2
締結部材30の雌ねじとなる第2ボス45とよりなる。
ト5に形成した上下貫通孔6の上側の縁部6c、6dを
覆うように形成されたフランジ部41を全周に有する第
2筒状本体42と、該第2筒状零体42の下縁部42a
より前後に離間して下方に突出され且つ前記第1部材2
0のボス25の外径小径部25Cに係合される孔43a
を有する係合部43と、該係合部43が形成された前記
下縁部42aの反対側の第2筒状零体42の下縁部42
bの面に前記第1筒状零体22の第1上縁部31に係合
するよう複数下方に突出形成された第1爪44と、前記
係合部43 、43間に配設され前記第1上縁部31の
対向した第2上縁部33に係合するよう複数下方に突出
形成された第2爪46と、前記フランジ部41の前記第
1筒状零体22に向けて突出され、前記突出部たるアー
ムレスト5に係止されたブラケット47を締結する第2
締結部材30の雌ねじとなる第2ボス45とよりなる。
従って、前記第1部材20と第2部材40とは、アーム
レスト5に固持される前に、前記第1ボス25の外径小
径部25cと係合部43の孔43aとを係合させた後、
第1爪44と第1上縁部31とを係合させることにより
、両部材20 、40の弾性により仮止めが可能である
。
レスト5に固持される前に、前記第1ボス25の外径小
径部25cと係合部43の孔43aとを係合させた後、
第1爪44と第1上縁部31とを係合させることにより
、両部材20 、40の弾性により仮止めが可能である
。
かかる構成よりなるから、次に組立順序を説明する。
まず、アームレスト5の上下貫通孔6にグリップ8の第
2部材40を挿入する。次に該第2部材40の第2ボス
45に第2締結部材30によりアームレスト5に係止し
たブラケット47を固持する。次に第2部材40の係合
部43の孔43aに第1部材20のボス25の外径小径
部25cを係合して第1部材20を第1図ムこ矢印で示
すように上方に回転する。第1上縁部31と下縁部42
bとが当接する位置で、第1.2爪44 、46は第1
.2上縁部31 、33を内側、即ち貫通孔7側に若干
撓ませることで、第1.2部材2040が係合する。こ
こで、作業者は第1部材20から手を離しても、第1部
材20は第2部材40に係合されているので、第1部材
20は落ちない。この状態で、第1締結部材23を第1
ボス25に螺合させることで、第1,2部材20 、4
0が一体になり且つインナパネル3に確実に固持される
。
2部材40を挿入する。次に該第2部材40の第2ボス
45に第2締結部材30によりアームレスト5に係止し
たブラケット47を固持する。次に第2部材40の係合
部43の孔43aに第1部材20のボス25の外径小径
部25cを係合して第1部材20を第1図ムこ矢印で示
すように上方に回転する。第1上縁部31と下縁部42
bとが当接する位置で、第1.2爪44 、46は第1
.2上縁部31 、33を内側、即ち貫通孔7側に若干
撓ませることで、第1.2部材2040が係合する。こ
こで、作業者は第1部材20から手を離しても、第1部
材20は第2部材40に係合されているので、第1部材
20は落ちない。この状態で、第1締結部材23を第1
ボス25に螺合させることで、第1,2部材20 、4
0が一体になり且つインナパネル3に確実に固持される
。
尚、符号50は、第1,2部材20 、40の前後側面
の合わせ部である。
の合わせ部である。
そこで、第9図及び第1O図に示すようにウィンドレギ
ュレータ12を手60で回転させると、手60の一部の
軌跡62がグリップ8の貫通孔7に入り込むことにより
、手60とグリップ8との干渉が避けられる。しかも、
このグリップ8の貫通孔7に上方から手60を入れて全
体を掴むと該手60により加わった力が全てインナパネ
ル3を介して車体に伝達されるので、グリップ8そのも
のの変形を防くことが出来るばかりか、フィニッシャ4
を補強しないで良いことになる。又、グリップ8に手6
0を握持させても握持部Gに第2締結部材30が露出し
ていないので、全く触れることがない。
ュレータ12を手60で回転させると、手60の一部の
軌跡62がグリップ8の貫通孔7に入り込むことにより
、手60とグリップ8との干渉が避けられる。しかも、
このグリップ8の貫通孔7に上方から手60を入れて全
体を掴むと該手60により加わった力が全てインナパネ
ル3を介して車体に伝達されるので、グリップ8そのも
のの変形を防くことが出来るばかりか、フィニッシャ4
を補強しないで良いことになる。又、グリップ8に手6
0を握持させても握持部Gに第2締結部材30が露出し
ていないので、全く触れることがない。
以上のように、本発明によれば、自動車用内装装置とし
ては、車体の車室内側に配設されたフィニッシャと、該
フィニッシャの突出部に形成した上下貫通孔に上下より
夫々挿入して該突出部に支持され且つ上下に握持可能な
る貫通孔が形成されたグリップとよりなり、 該グリップは、前記突出部の上下貫通孔の下方より挿入
すると共に前記車体に支持される第1部材と、前記突出
部の上下貫通孔の上方より挿入すると共に前記第1部材
に嵌合可能なる第2部材とよりなり、 該第1部材は、前記フィニッシャの突出部に形成した上
下貫通孔の下側の縁部を覆うように形成されたフランジ
部を有する第1筒状本体と、該第1筒状本体の底部に形
成され且つ前記車体に支持される第1締結部材の挿入用
の中空状の第1ボスとが一体に形成され、 前記第2部材は、前記フィニッシャの突出部に形成した
上下貫通孔の上側の縁部を覆うように形成されたフラン
ジ部を有する第2筒状本体と、該第2筒状本体の下縁部
より突出され且つ前記第1筒状本体の第1ボスの外周に
係合される係合部と、該係合部が形成された底部の反対
側の第2筒状本体の面に前記第1筒状本体に向けて突出
され、前記突出部に係止されたブラケットを締結する第
2締結部材の雌ねじ部となる第2ボスが突出形成され、 前記第1部材と第2部材とが前記第1ボスと係合部との
保合により仮止め可能なると共に、第1部材のフランジ
によりブラケットを覆うようにしたことを特徴とするも
のであるから、グリップを大きくできるようにすると共
にフィニッシャ自体を軽量化することが出来締結具に手
が全く触れることのないグリップを提供できるという著
しい実益的効果を有する。
ては、車体の車室内側に配設されたフィニッシャと、該
フィニッシャの突出部に形成した上下貫通孔に上下より
夫々挿入して該突出部に支持され且つ上下に握持可能な
る貫通孔が形成されたグリップとよりなり、 該グリップは、前記突出部の上下貫通孔の下方より挿入
すると共に前記車体に支持される第1部材と、前記突出
部の上下貫通孔の上方より挿入すると共に前記第1部材
に嵌合可能なる第2部材とよりなり、 該第1部材は、前記フィニッシャの突出部に形成した上
下貫通孔の下側の縁部を覆うように形成されたフランジ
部を有する第1筒状本体と、該第1筒状本体の底部に形
成され且つ前記車体に支持される第1締結部材の挿入用
の中空状の第1ボスとが一体に形成され、 前記第2部材は、前記フィニッシャの突出部に形成した
上下貫通孔の上側の縁部を覆うように形成されたフラン
ジ部を有する第2筒状本体と、該第2筒状本体の下縁部
より突出され且つ前記第1筒状本体の第1ボスの外周に
係合される係合部と、該係合部が形成された底部の反対
側の第2筒状本体の面に前記第1筒状本体に向けて突出
され、前記突出部に係止されたブラケットを締結する第
2締結部材の雌ねじ部となる第2ボスが突出形成され、 前記第1部材と第2部材とが前記第1ボスと係合部との
保合により仮止め可能なると共に、第1部材のフランジ
によりブラケットを覆うようにしたことを特徴とするも
のであるから、グリップを大きくできるようにすると共
にフィニッシャ自体を軽量化することが出来締結具に手
が全く触れることのないグリップを提供できるという著
しい実益的効果を有する。
第1図乃至第10図は本発明の一実施例に係る図面で、
第1図は第3図の5A−3A線に係る本発明の要部断面
図、第2図は第3図の5B−3B線に係る断面図、第3
図は自動車用内装装置の斜視図、第4図は第1図のグリ
ップ8周りの分解斜視図、第5図はグリップ8だけの単
体斜視図、第6図は第5図のsc−scgに係る断面図
、第7図は第6図の矢視Aに係る裏面図、第8図は第1
図の5D−3D線に係る断面図、第9図は第3図の5E
−5E線に係る断面図、第10図は第3図のF部分の正
面説明図である。 1・・・・・・自動車用内装装置、2・・・・・・車体
たるドア、PR・・・・・・車室内、4・・・・・・フ
ィニッシャ、5・・・・・・突出部たるアームレスト、
6・・・・・・上下貫通孔、6a6b、6c、6d・・
・・・・縁部、7・・・・・・貫通孔、8・・・・・・
グリップ、20・・・・・・第1部材、21 、41・
・・・・・フランジ部、22・・・・・・第1筒状本体
、22a・・・・・・第1筒状本体の底部、23・・・
・・・第1締結部材、25・・・・・・第1ボス、40
・・・・・・第2部材、42・・・・・・第2筒状本体
、45・・・・・・第2ボス、47・・・・・・ブラケ
ット。 i
第1図は第3図の5A−3A線に係る本発明の要部断面
図、第2図は第3図の5B−3B線に係る断面図、第3
図は自動車用内装装置の斜視図、第4図は第1図のグリ
ップ8周りの分解斜視図、第5図はグリップ8だけの単
体斜視図、第6図は第5図のsc−scgに係る断面図
、第7図は第6図の矢視Aに係る裏面図、第8図は第1
図の5D−3D線に係る断面図、第9図は第3図の5E
−5E線に係る断面図、第10図は第3図のF部分の正
面説明図である。 1・・・・・・自動車用内装装置、2・・・・・・車体
たるドア、PR・・・・・・車室内、4・・・・・・フ
ィニッシャ、5・・・・・・突出部たるアームレスト、
6・・・・・・上下貫通孔、6a6b、6c、6d・・
・・・・縁部、7・・・・・・貫通孔、8・・・・・・
グリップ、20・・・・・・第1部材、21 、41・
・・・・・フランジ部、22・・・・・・第1筒状本体
、22a・・・・・・第1筒状本体の底部、23・・・
・・・第1締結部材、25・・・・・・第1ボス、40
・・・・・・第2部材、42・・・・・・第2筒状本体
、45・・・・・・第2ボス、47・・・・・・ブラケ
ット。 i
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 車体の車室内側に配設されたフイニッシャと、該フイニ
ッシャの突出部に形成した上下貫通孔に上下より夫々挿
入して該突出部に支持され且つ上下に握持可能なる貫通
孔が形成されたグリップとよりなり、 該グリップは、前記突出部の上下貫通孔の下方より挿入
すると共に前記車体に支持される第1部材と、前記突出
部の上下貫通孔の上方より挿入すると共に前記第1部材
に嵌合可能なる第2部材とよりなり、 該第1部材は、前記フイニッシャの突出部に形成した上
下貫通孔の下側の縁部を覆うように形成されたフランジ
部を有する第1筒状本体と、該第1筒状本体の底部に形
成され且つ前記車体に支持される第1締結部材の挿入用
の中空状の第1ボスとが一体に形成され、 前記第2部材は、前記フイニッシャの突出部に形成した
上下貫通孔の上側の縁部を覆うように形成されたフラン
ジ部を有する第2筒状本体と、該第2筒状本体の下縁部
より突出され且つ前記第1筒状本体の第1ボスの外周に
係合される係合部と、該係合部が形成された底部の反対
側の第2筒状本体の面に前記第1筒状本体に向けて突出
され、前記突出部に係止されたブラケットを締結する第
2締結部材の雌ねじ部となる第2ボスが突出形成され、 前記第1部材と第2部材とが前記第1ボスと係合部との
係合により仮止め可能なると共に、第1部材のフランジ
によりブラケットを覆うようにしたことを特徴とする自
動車用内装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21966690A JP2611516B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 自動車用内装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21966690A JP2611516B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 自動車用内装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04100741A true JPH04100741A (ja) | 1992-04-02 |
JP2611516B2 JP2611516B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=16739079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21966690A Expired - Lifetime JP2611516B2 (ja) | 1990-08-20 | 1990-08-20 | 自動車用内装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2611516B2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-20 JP JP21966690A patent/JP2611516B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2611516B2 (ja) | 1997-05-21 |
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