JPH039991A - 非粘結炭の見掛けの流動度推定方法 - Google Patents
非粘結炭の見掛けの流動度推定方法Info
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- JPH039991A JPH039991A JP14350889A JP14350889A JPH039991A JP H039991 A JPH039991 A JP H039991A JP 14350889 A JP14350889 A JP 14350889A JP 14350889 A JP14350889 A JP 14350889A JP H039991 A JPH039991 A JP H039991A
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- Coke Industry (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、高炉に装入される製鉄用コークスを製造する
ための配合炭の配合成分としての、非粘結炭の見掛けの
流動度推定方法に関するものである。
ための配合炭の配合成分としての、非粘結炭の見掛けの
流動度推定方法に関するものである。
[従来技術]
高炉に装入される高強度の製鉄用コークスを製造するた
めには、その原料として、粘結性と石炭化度とが適当な
範囲にある石炭を使用することが必要である。このよう
な石炭は天然には少ないので、通常、性質の異なる十数
種類の石炭を配合して使用する。
めには、その原料として、粘結性と石炭化度とが適当な
範囲にある石炭を使用することが必要である。このよう
な石炭は天然には少ないので、通常、性質の異なる十数
種類の石炭を配合して使用する。
石炭の粘結性は、流動性、膨張性、および粘着性によっ
て定まるが、特に流動性がコークス強度に大きく影響す
る。
て定まるが、特に流動性がコークス強度に大きく影響す
る。
このために、配合炭の最高流動度(MP)を把握するこ
とは、高強度のコークスを製造するための重要な因子で
ある。
とは、高強度のコークスを製造するための重要な因子で
ある。
従来、配合炭の最高流動度は、配合される単味の石炭の
各々の最高流動度の荷重平均値によって推定されていた
。
各々の最高流動度の荷重平均値によって推定されていた
。
[発明が解決しようとする課題]
また特願昭−63−170569号に述べられているよ
うに、配合される石炭の各々の流動度を数式化し、その
対数値の荷重平均によって、配合炭の流動度曲線の対数
値を求め、これに基づいて、配合炭の最高流動度を求め
る方法が提案されている。
うに、配合される石炭の各々の流動度を数式化し、その
対数値の荷重平均によって、配合炭の流動度曲線の対数
値を求め、これに基づいて、配合炭の最高流動度を求め
る方法が提案されている。
しかしながら、従来技術における配合炭の最高流動度の
推定計算においては、配合される石炭の種別は粘結炭で
あり、これが非粘結炭である場合には、流動度が全く無
いので、流動度を実験によって求めることは出来ない1
本発明は、上記の問題点を解決し、配合炭の最高流動度
の推定の根拠となり得る、非粘結炭の見掛けの流動度推
定方法を提案することをその目的とするものである。
推定計算においては、配合される石炭の種別は粘結炭で
あり、これが非粘結炭である場合には、流動度が全く無
いので、流動度を実験によって求めることは出来ない1
本発明は、上記の問題点を解決し、配合炭の最高流動度
の推定の根拠となり得る、非粘結炭の見掛けの流動度推
定方法を提案することをその目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
本発明に係る、非粘結炭の見掛けの流動度推定方法は、
該非粘結炭と粘結炭とを含む配合炭および該粘結炭の流
動度より推定することを特徴とする非粘結炭の見掛けの
流動度推定方法であり、また、前記配合炭および粘結炭
の流動度に基づき、その流動度開始温度、最高流動度温
度、固化温度および流動度から、前記流動度を数式化し
、その対数値の差より、非粘結炭の見掛けの流動度の対
数値を求め、これに基づいて、非粘結炭の見掛けの流動
度を求める非粘結炭の見掛けの流動度推定方法であり、
また、前記配合炭および粘結炭の流動度の対数値を、下
記(1)〜(4)式によって求める前記の方法による配
合炭の見掛けの流動度推定方法である。
該非粘結炭と粘結炭とを含む配合炭および該粘結炭の流
動度より推定することを特徴とする非粘結炭の見掛けの
流動度推定方法であり、また、前記配合炭および粘結炭
の流動度に基づき、その流動度開始温度、最高流動度温
度、固化温度および流動度から、前記流動度を数式化し
、その対数値の差より、非粘結炭の見掛けの流動度の対
数値を求め、これに基づいて、非粘結炭の見掛けの流動
度を求める非粘結炭の見掛けの流動度推定方法であり、
また、前記配合炭および粘結炭の流動度の対数値を、下
記(1)〜(4)式によって求める前記の方法による配
合炭の見掛けの流動度推定方法である。
流動度開始温度(ST)から最高流動度温度<MFT)
までの間の温度における流動度の対数値(y): 最高流動度(MFT)から固化温度(FT)までの間の
温度における流動度の対数値(y):流動度開始温度(
ST)よりも前の温度における固化温度(FT)よりも
後の温度における流動度の対数値(y): 但し、MF:最高流動度、X:温度。
までの間の温度における流動度の対数値(y): 最高流動度(MFT)から固化温度(FT)までの間の
温度における流動度の対数値(y):流動度開始温度(
ST)よりも前の温度における固化温度(FT)よりも
後の温度における流動度の対数値(y): 但し、MF:最高流動度、X:温度。
[作用]
本発明における非粘結炭の見掛けの流動度の推定方法は
、非粘結炭に粘結炭を配合し、この配合炭の流動度を実
験によって求める。次に前記粘結炭の流動度を同じく実
験によって求め、両流動度の対数値を計算する。配合炭
の流動度の対数値がら粘結炭の流動度の対数値を差し引
いて、非粘結炭の見掛けの流動度の対数値を求め、この
値がら見掛けの非粘結炭の流動度を求める。
、非粘結炭に粘結炭を配合し、この配合炭の流動度を実
験によって求める。次に前記粘結炭の流動度を同じく実
験によって求め、両流動度の対数値を計算する。配合炭
の流動度の対数値がら粘結炭の流動度の対数値を差し引
いて、非粘結炭の見掛けの流動度の対数値を求め、この
値がら見掛けの非粘結炭の流動度を求める。
第1図は非粘結炭の見掛けの流動度を推定する方法を示
すグラフである0曲線A、B、C,Dは下記の通りであ
る。横軸は温度、縦軸は流動度である。
すグラフである0曲線A、B、C,Dは下記の通りであ
る。横軸は温度、縦軸は流動度である。
流動度の対数値(y):
A;粘結炭の流動度曲線
B;配合炭の流動度曲線
C;非粘結炭の流動度曲線
D;非粘結炭の見掛けの流動度曲線
A、B、Cは実測値である。しかしCが流動度を示さな
いので、横軸上の直線であり、CとAよりBを計算で推
定することは出来ない、そこでA、Bを測定し、Aと加
えてBとなるような見掛けの流動度曲線りを計算する0
曲線りは配合する石炭Aの種類によっては変わらず、非
粘結炭の銘柄に固有のものである。
いので、横軸上の直線であり、CとAよりBを計算で推
定することは出来ない、そこでA、Bを測定し、Aと加
えてBとなるような見掛けの流動度曲線りを計算する0
曲線りは配合する石炭Aの種類によっては変わらず、非
粘結炭の銘柄に固有のものである。
第2図は最高流動度とコークス強度との関係を示すグラ
フである。横軸は流動度、縦軸はコークス強度(DI+
s)をそれぞれ示す、第2図(a)は従来法、第2図(
b)は本発明法による推定結果を示すものである。従来
法においては、各石炭の最高流動度の値を単に配合比で
配合炭の最高流動度を推定したものである2図示のよう
に従来法においては、流動度における強度のバラツキが
大きい0本発明法によれば、このバラツキは小さくコー
クス強度の管理が容易になる。
フである。横軸は流動度、縦軸はコークス強度(DI+
s)をそれぞれ示す、第2図(a)は従来法、第2図(
b)は本発明法による推定結果を示すものである。従来
法においては、各石炭の最高流動度の値を単に配合比で
配合炭の最高流動度を推定したものである2図示のよう
に従来法においては、流動度における強度のバラツキが
大きい0本発明法によれば、このバラツキは小さくコー
クス強度の管理が容易になる。
[実施例]
第1表は本発明の方法による非粘結炭の見掛けの流動度
の推定結果である。
の推定結果である。
第 1 表
第2表は粘結炭の流動度の測定結果である。
第 2 表
第3表に第1表の石油コークスと第2表の粘結炭とを配
合した配合炭の最高流動度(MF)の実測値と本発明方
法による推定値とを示す。
合した配合炭の最高流動度(MF)の実測値と本発明方
法による推定値とを示す。
第 3 表
第1図
第2表に示すように、配合炭の最高流動度の測定値と推
定値とが良く一致している。
定値とが良く一致している。
[発明の効果コ
以上のように、本発明によれば、非粘結炭の見掛けの流
動度の推定が可能となったので、非粘結炭を配合成分と
する配合炭の流動度、引いては、最高流動度の推定が正
確に行われ、この配合炭を使用する高炉の炉況が安定す
る効果がある。
動度の推定が可能となったので、非粘結炭を配合成分と
する配合炭の流動度、引いては、最高流動度の推定が正
確に行われ、この配合炭を使用する高炉の炉況が安定す
る効果がある。
悪友
第1図は非粘結炭の見掛けの流動度を推定する方法を示
すグラフ図、第2図は最高流動度とコクス強度との関係
を示すグラフ図である。
すグラフ図、第2図は最高流動度とコクス強度との関係
を示すグラフ図である。
Claims (3)
- (1)非粘結炭の見掛けの流動度推定方法において、該
非粘結炭と粘結炭とを含む配合炭および該粘結炭の流動
度より推定することを特徴とする非粘結炭の見掛けの流
動度推定方法。 - (2)配合炭および粘結炭の流動度に基づき、その流動
開始温度、最高流動温度、固化温度および最高流動度か
ら、前記流動度を数式化し、その対数値の差より、非粘
結炭の見掛けの流動度の対数値を求め、これに基づいて
、非粘結炭の見掛けの流動度を求める請求項1記載の非
粘結炭の見掛けの流動度推定方法。 - (3)前記配合炭および粘結炭の流動度の対数値を、下
記(1)〜(4)式によって求める請求項2記載の配合
炭の見掛けの流動度推定方法。 流動度開始温度(ST)から最高流動度温度(MFT)
までの間の温度における流動度の対数値(y): y=log MF×〔1−(x−MFT)^4/(ST
−MFT)^4〕…(1)最高流動度(MFT)から固
化温度(FT)までの間の温度における流動度の対数値
(y):y:log MF×〔1−(x−MFT)^4
/(FT−MFT)^4〕…(2)流動開始温度(ST
)よりも前の温度における流動度の対数値(y): y=log MF×〔1−0.1×(x−MFT)^4
/(ST−MFT)^4〕…(3)固化温度(FT)よ
りも後の温度における流動度の対数値(y): y=log MF×〔1−0.5×(x−MFT)^4
/(FT−MFT)^4〕…(4)但し、MF:最高流
動度、x:温度。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1143508A JPH0832882B2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | 非粘結炭の見掛けの流動度推定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1143508A JPH0832882B2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | 非粘結炭の見掛けの流動度推定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH039991A true JPH039991A (ja) | 1991-01-17 |
JPH0832882B2 JPH0832882B2 (ja) | 1996-03-29 |
Family
ID=15340363
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1143508A Expired - Fee Related JPH0832882B2 (ja) | 1989-06-06 | 1989-06-06 | 非粘結炭の見掛けの流動度推定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0832882B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013053189A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Kansai Coke & Chem Co Ltd | コークス製造用原料の最高流動度の推定方法,コークス製造用原料の配合方法および該配合方法により作製されたコークス製造用原料 |
US10739285B2 (en) | 2015-02-25 | 2020-08-11 | Jfe Steel Corporation | Evaluating method for coal and producing method for coke |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5638386A (en) * | 1979-09-06 | 1981-04-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Method of adjusting mixing proportion of coals for coke production |
JPS62285051A (ja) * | 1986-06-03 | 1987-12-10 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 石炭の流動性測定方法 |
-
1989
- 1989-06-06 JP JP1143508A patent/JPH0832882B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5638386A (en) * | 1979-09-06 | 1981-04-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Method of adjusting mixing proportion of coals for coke production |
JPS62285051A (ja) * | 1986-06-03 | 1987-12-10 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | 石炭の流動性測定方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013053189A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Kansai Coke & Chem Co Ltd | コークス製造用原料の最高流動度の推定方法,コークス製造用原料の配合方法および該配合方法により作製されたコークス製造用原料 |
US10739285B2 (en) | 2015-02-25 | 2020-08-11 | Jfe Steel Corporation | Evaluating method for coal and producing method for coke |
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Publication number | Publication date |
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JPH0832882B2 (ja) | 1996-03-29 |
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