JPH039566Y2 - - Google Patents

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JPH039566Y2
JPH039566Y2 JP1985097407U JP9740785U JPH039566Y2 JP H039566 Y2 JPH039566 Y2 JP H039566Y2 JP 1985097407 U JP1985097407 U JP 1985097407U JP 9740785 U JP9740785 U JP 9740785U JP H039566 Y2 JPH039566 Y2 JP H039566Y2
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JP
Japan
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valve
needle valve
rotor
connecting wall
valve seat
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JP1985097407U
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JPS626573U (ja
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は冷凍装置の電動式膨張弁等に用いら
れ、ステツピングモーターの回転をねじ機構によ
り軸方向の動作に転換して弁体を作動させるよう
にした電動式コントロールバルブに関するもので
ある。
従来の技術 従来における此種のコントロールバルブは、実
開昭59−92263号報に示される如くに、ニードル
弁の円錐状周面を弁座に接離させて流路の制御を
行なつている。
考案が解決しようとする問題点 電動式可逆コントロールバルブでは、弁閉時に
差圧に対抗するスプリング力が必要で、このスプ
リングは弁口径が大きくなるに従つて大きくしな
ければならない。
このスプリング力は弁閉時において該スプリン
グの一端を受けているニードル弁の連結壁部分と
の間に回転摩擦を生じ、モータのトルクを減ずる
ように作用する。そこで、駆動のためのコイル力
を大きくする等の対策が必要となり、また回転摩
擦が大きくなるとニードル弁の回転により弁座が
削られ、規定パルス時の流量が変化する等の不都
合を生ずる。そこで、該スプリングと該連結壁と
の間に潤滑材のリングを介在させて回転摩擦を消
去することを意図する。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本考案において
は、弁本体の弁座に接離するニードル弁をステツ
ピングモーターのロータの動作により軸方向に移
動させる電動式コントロールバルブにおいて、一
端が弁座に接離するニードル弁の他端をロータの
連結壁の孔に対して回動可能に止着し、該ニード
ル弁と該連結壁間に該ニードル弁を該弁座方向に
付勢するコイルバネを設け、該コイルバネのバネ
受けを潤滑材のリングを介して該連結壁に衝合さ
せる構成を採用した。
実施例 本発明にかかる電動式コントロールバルブは、
バルブ部Vとステツピングモーター部Mより成
る。バルブ部Vにおいて、弁本体1の一付口1a
と二次口1b間の隔壁2に弁座2aが設けられ、
該弁座2aに対してニードル弁3が接離するもの
で、該ニードル弁3は該二次口1b側において弁
本体1に螺着された雄螺子管4内において軸方向
に摺動自在に支持されている。
弁本体1の上部には雄螺子管4を中心にした状
態において下蓋5が設けられ、該下蓋5上にステ
ツピングモーター部Mにおける密閉型ケース6が
固定される。ケース6の外周部にはコイル7を内
蔵したステータ8が設けられる。ケース6内にお
いてロータ9が上記雄螺子管4により回動自在に
支持して設けられる。ロータ9は支持筒10の外
周部に同じく筒状の永久磁石11を嵌合してから
上縁部10aを該永久磁石11上に拡開して両者
を一体化したものであり、支持筒10の内側下方
に嵌合固定した雌螺子管12を前記雄螺子管4に
螺合して回動且つ軸方向に移動可能に設けられて
いる。永久磁石には周方向においN極とS極が交
互に着磁されている。
支持筒10内の軸方向の中間部には連結壁10
bが形成され、その孔10cにニードル弁3の第
1小径部3aの先端における第2小径部3bが貫
通し、連結壁10bとの間にステンレスの止め金
具13を介在させて端部に形成された筒部3cを
開拡して加締め接続する。
ニードル弁の小径部3aには圧縮コイルバネ1
4が捲装されて段部3dと連結壁10bとの間に
設けられ、連結壁10b側の端部ではバネ受けと
しての2枚の重合されたテフロンリング15とワ
ツシヤーリング16を介して該連結壁10bに衝
合している。
ロータ9の上部において、ケース6に止着した
心棒17に螺旋状案内リング18が捲着され、該
螺旋状案内リング18に対してスライダー19が
回動且つ上下動自在に係合しており、該スライダ
ー19の外端はロータ9に立設した係止杆20に
係合している。
上記構成において、ステータ8のコイル7に通
電するとロータ9が回転し、ロータ9の回転に応
じてスライダー19が螺旋状案内リング18に沿
つて上下動し、その上下端のストツパー18a,
18bに衝合した位置でロータ9の回動並びにニ
ードル弁3の移動を停止する。
ニードル弁3が弁座2aを閉止した際にはコイ
ルバネ14が若干圧締されて密閉状態を保持する
ように構成されている。
この際において、ロータ9とニードル弁3との
連結部分において、バネ受けワツシヤ16とロー
タ9の連結壁10bとの間にテフロン等の潤滑材
によるリング15を介在させているので、ロータ
9の慣性動作から分離してニードル弁3を停止さ
せることができる。
考案の効果 本考案は上記した如くに、弁本体の弁座に接離
するニードル弁をステツピングモーターのロータ
の動作により軸方向に移動させる電動式コントロ
ールバルブにおいて、弁本体に設けた雄螺子管に
ロータを螺合して回動且つ軸方向に移動自在に設
け、該雄螺子管内において軸方向に摺動自在に支
持されていて一端が弁座に接離するニードル弁の
他端を該ロータの連結壁の孔に対して回動可能に
止着し、該ニードル弁と該連結壁間に該ニードル
弁を該弁座方向に付勢するコイルバネを設け、該
コイルバネの端部を重合した2枚のリングを介し
て該連結壁に衝合させて成るものであるから、弁
閉止時において若干圧縮されて差圧に対抗する力
を発生するコイルバネにより密閉性を確保しつつ
バネ受けとして連結壁との間に設けた2枚のリン
グ間で容易に回動を発生させることによりロータ
の慣性動作から分離してニードル弁を停止させる
ことが可能であつてニードル弁が回動して弁座を
削る等の事故を防止でき、他方始動時においても
該2枚のリングの存在によりニードル弁から独立
してロータを回動させることによりそのトルクを
減ずることがないものであり、この際にニードル
弁は雄螺子管により摺動自在に支持されていてそ
の姿勢が安定しているので一端において弁座に対
する一定の当り面を保持し、安定した密閉作用を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例についての断面図、
第2図は要部の断面図である。 1……弁本体、2a……弁座、3……ニードル
弁、9……ロータ、10b……連結壁、4……コ
イルバネ、5……テフロン等のリング、16……
バネ受け。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体の弁座に接離するニードル弁をステツピ
    ングモーターのロータの動作により軸方向に移動
    させる電動式コントロールバルブにおいて、弁本
    体に設けた雄螺子管にロータを螺合して回動且つ
    軸方向に移動自在に設け、該雄螺子管内において
    軸方向に摺動自在に支持されていて一端が弁座に
    接離するニードル弁の他端を該ロータの連結壁の
    孔に対して回動可能に止着し、該ニードル弁と該
    連結壁間に該ニードル弁を該弁座方向に付勢する
    コイルバネを設け、該コイルバネの端部を重合し
    た2枚のリングを介して該連結壁に衝合させて成
    ることを特徴とする電動式コントロールバルブ。
JP1985097407U 1985-06-28 1985-06-28 Expired JPH039566Y2 (ja)

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JP1985097407U JPH039566Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

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JP1985097407U JPH039566Y2 (ja) 1985-06-28 1985-06-28

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JPS626573U JPS626573U (ja) 1987-01-16
JPH039566Y2 true JPH039566Y2 (ja) 1991-03-11

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ID=30964295

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JPS626573U (ja) 1987-01-16

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