JPH0351573Y2 - - Google Patents

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JPH0351573Y2
JPH0351573Y2 JP266488U JP266488U JPH0351573Y2 JP H0351573 Y2 JPH0351573 Y2 JP H0351573Y2 JP 266488 U JP266488 U JP 266488U JP 266488 U JP266488 U JP 266488U JP H0351573 Y2 JPH0351573 Y2 JP H0351573Y2
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JP
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valve
stopper
rotor
spring receiver
connecting plate
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JP266488U
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JPH01108470U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、冷凍システムの電動式膨張弁等の如
く、冷媒流量の制御に用いられる電動式コントロ
ールバルブに関するものである。
従来の技術 第3図は従来例を示し(特開昭60−196477号)、
電動式コントロールバルブはバルブ部Vとステツ
ピングモーター部Mより成り、バルブ部Vにおい
て、弁本体1の一次口1aと二次口1b間の隔壁
2に弁座2aが設けられ、該弁座2aに対してニ
ードル弁3が接離するもので、該ニードル弁3は
該二次口1b側において弁本体1に螺着された雄
螺子管4内において軸方向に摺動自在に支持され
ている。
弁本体1の上部には雄螺子管4を中心にした状
態において下蓋5が設けられ、該下蓋5上にステ
ツピングモーター部Mにおける密閉型ケース6が
固定される。ケース6の外周部にはコイル7を内
蔵したステータ8が設けられる。ケース6内にお
いてロータ9が上記雄螺子管4により回動自在に
支持して設けられる。ロータ9は支持筒10の外
周部に同じく筒状の永久磁石11を嵌合してから
上縁部10aを該永久磁石11上に拡開して両者
を一体化したものであり、支持筒10の内側下方
に嵌合固定した雌螺子管13を前記雄螺子管4に
螺合して回動且つ軸方向に移動可能に設けられて
いる。
支持筒10内の軸方向の中間部には連結板10
bが形成され、その孔10cにニードル弁3の小
径部3aを挿通した後Eリング等によるストツパ
ー13にて止着している。ニードル弁3の小径部
3aには圧縮コイルバネ14がその段部3bと連
結板10bとの間において捲装されている。
ロータ9の上部において、ケース6に止着した
心棒15に螺旋状案内リング16が捲着され、該
螺旋状案内リング16に対してスライダー17が
回動且つ上下動自在に係合しており、該スライダ
ー17の外端はロータ9に立設した係止杆18に
係合している。
上記構成において、ステータ8のコイル7に通
電するとロータ9が回転し、ロータ9の回転に応
じてスライダー17が螺旋状案内リング16に沿
つて上下動し、その上下端16a,16bに衝合
した位置でロータ9の回動並びにニードル弁3の
移動を停止する。
ニードル弁3が弁座2aを閉止した際にはコイ
ルバネ14が若干圧着されるように構成されてい
る。
この場合において、ロータ9の回転角度とニー
ドル弁3の変位量は第4図に示される関係にあ
り、A点はロータ9がスライダー17を介して螺
旋状案内リング16の下端16bにより弁閉方向
の回転を止められた状態を示し、次にB点はニー
ドル弁3の先端が弁座2aに当接した状態を示
し、更にC点は開弁動作時においてニードル弁3
の先端が弁座2bから離れた状態を示す。
上記構成において、コイルバネ14の端部が常
時連結板10に圧接しており、第4図のA,B,
C点におけるニードル弁3と連結板10とコイル
バネ14の位置関係は、それぞれ第5図A,B,
Cの如くである。
そして、第5図Bの状態からロータ9を回転し
て第5図Cの如くに開弁しようとすると、コイル
バネ14の端部が常時連結板10に圧接してい
て、コイルバネ14の弾力が常時ロータ9に作用
しているので、開弁時において大きなトルクを必
要とした。
考案が解決しようとする課題 本考案は上記した点に着目して為されたもので
あり、弁の開閉時のトルクを減少させることを意
図したものである。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本考案において
は、弁本体の弁座に接離するニードル弁を、螺子
管に支持されたロータの回動により弁座に接離さ
せ、ニードル弁の端部をロータの連結板の孔に貫
通させてその一側部分にストツパーを設けると共
にその他側にバネ受けを移動自在に設け、バネ受
とニードル弁との間に閉弁方向に付勢するコイル
バネを設け、バネ受と該ストツパー間に間隔保持
部材を設けて弁開閉時に該間隔保持部材が該スト
ツパーに当接することにより該バネ受を該連結板
から離隔する構成を採用した。
実施例 第1図は本考案の一実施例を示す全体の断面図
であり、従来例の全体を示す第3図と同一部分は
同一符号を用いて説明を省略する。
本考案では、上記連結板10bとコイルバネ1
4との間にバネ受19を設ける。バネ受19上に
は、連結板10の孔10cを貫通してストツパー
13に衝合する筒状の間隔保持部材19aが設け
られている。間隔保持部材19aはバネ受19と
一体に構成してもよい。
上記構成において、ロータ9がスライダー17
を介して螺旋状案内リング16の下端16bによ
り弁閉方向の回転を止められた状態(第2図A)
においては、連結板10bに対してコイルバネ1
4によりバネ受19が当接して連結板10bとス
トツパー13との間に間隔l0を存しているが、次
にニードル弁3の先端が弁座2aに当接した状態
(第2図B)においては、間隔保持部材19aが
ストツパー13に衝合してバネ受19と連結板1
0bとの間に間隔gを保持する。
従つて、この状態から開弁動作に移行した際
に、コイルバネ14の弾力が連結板10bに作用
していないので、バネ14の弾力と差圧によりニ
ードル弁3に加わる力が同時に作用せず、従来よ
りも小さなトルクでロータ9を起動することがで
き、ニードル弁3と弁座2aとの間に開弁間隔l
を得る状態(第2図C)に至る。
考案の効果 本考案は上記した如くに、弁本体の弁座に接離
するニードル弁を、螺子管に支持されたロータの
回動により弁座に接離させ、ニードル弁の端部を
ロータの連結板の孔に貫通させてその一側部分に
ストツパーを設けると共にその他側にバネ受けを
移動自在に設け、バネ受とニードル弁との間に閉
弁方向に付勢するコイルバネを設け、バネ受と該
ストツパー間に間隔保持部材を設けて弁開閉時に
該間隔保持部材が該ストツパーに当接することに
より該バネ受を該連結板から離隔するようにして
成るものであるから、電動コントロールバルブに
おける弁開閉時のトルクを小さくして安定した動
作を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例についての断面図、
第2図A,B,Cは同上の要部の動作を示す説明
図、第3図は従来例の断面図、第4図は同上のニ
ードル弁とロータの回転角度を示すグラフ、第5
図A,B,Cは従来例の要部の動作を示す説明図
である。 1……弁本体、2a……弁座、3……ニードル
弁、9……ロータ、10b……連結板、13……
ストツパー、14……コイルバネ、19……バネ
受、19a……間隔保持部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体の弁座に接離するニードル弁を、螺子管
    に支持されたロータの回動により弁座に接離さ
    せ、ニードル弁の端部をロータの連結板の孔に貫
    通させてその一側部分にストツパーを設けると共
    にその他側にバネ受けを移動自在に設け、バネ受
    とニードル弁との間に閉弁方向に付勢するコイル
    バネを設け、バネ受と該ストツパー間に間隔保持
    部材を設けて弁開閉時に該間隔保持部材が該スト
    ツパーに当接することにより該バネ受を該連結板
    から離隔することを特徴とする電動式コントロー
    ルバルブ。
JP266488U 1988-01-14 1988-01-14 Expired JPH0351573Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP266488U JPH0351573Y2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP266488U JPH0351573Y2 (ja) 1988-01-14 1988-01-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01108470U JPH01108470U (ja) 1989-07-21
JPH0351573Y2 true JPH0351573Y2 (ja) 1991-11-06

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ID=31203628

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