JPH0526388Y2 - - Google Patents

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JPH0526388Y2
JPH0526388Y2 JP2664386U JP2664386U JPH0526388Y2 JP H0526388 Y2 JPH0526388 Y2 JP H0526388Y2 JP 2664386 U JP2664386 U JP 2664386U JP 2664386 U JP2664386 U JP 2664386U JP H0526388 Y2 JPH0526388 Y2 JP H0526388Y2
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valve
port
needle valve
needle
hole
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は空調装置等の冷凍サイクルにおいて電
動式膨脹弁等として用いられる電動式コントロー
ルバルブに関するものである。
従来の技術 従来における此種のコントロールバルブは、第
3図に示される如くに、ステツピングモーター部
Mによりニードル弁aを回動させながら軸方向に
移動させてバルブ部Vの弁本体bの一次口cと二
次口d間の隔壁eに形成された弁口fを開閉する
ことにより冷媒等の流量を制御するようにしたも
のにおいて、ニードル弁aの中心部に端部から軸
方向に延長して弁本体bの摺動孔gにおいて開口
する均圧孔hが形成されており、これによつて一
次口cと二次口d間における差圧がニードル弁a
に及ぼす力を小さくしている。
ところで、従来においては、均圧孔hの摺動孔
gに対する開口部h′,h′が中心軸を介して対称状
に2個形成されると共に該開口部h′,h′は摺動孔
gとニードル弁a間において設けられた隙間g1′,
g2′に臨んでいるので、両方の隙間g1′,g2′を冷
媒が完全に均等に流れたとすると、ニードル弁a
は摺動孔gの中心に位置するはずである。しかし
ながら、「部品の加工精度のバラツキ」や「裏面
の仕上げの違い」、「形状が完全に対称形でないこ
と」などにより実際の冷媒の流れは乱れており、
不均一である。
この為に冷媒は隙間g1′,g2′を不均一に流れて
ニードル弁aは隙間g1′,g2′の間を振動し、これ
が異音となつて放出されていた。
考案が解決しようとする問題点 本考案は上記した点に着目して為されたもので
あり、特定流通方向時にニードル弁の振動を発生
させないようにしたものである。
問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本考案において
は、弁本体の一次口と二次口間の隔壁に弁口を形
成すると共に該弁口と同一軸線上において該弁本
体に摺動孔を形成し、該弁口を開閉するように該
摺動孔と該弁口を摺動するニードル弁を設け、該
ニードル弁に互いに連通した均圧孔と環状溝を設
け、該均圧孔を該ニードルの端部から軸方向に延
長して形成し、該環状溝を該ニードル弁が該摺動
孔に接する部分に設け、モータにより回動させな
がら該ニードル弁を軸方向に移動させ、該均圧孔
と該環状溝が1個の開口部をもつて連通する構成
を採用した。
実施例 第1図において、Vはバルブ部、Mはステツピ
ングモーター部を示す。
バルブV部において、弁本体1の一次口1aと
二次口1b間の隔壁2に弁口2aが設けられると
共に該弁口2aと同一線上において摺動孔1cが
設けられ、該弁口2aに対してニードル弁3が進
退するもので、該ニードル弁3は該二次口1b側
において弁本体1に螺着された雄螺子管4内にお
いて回動しながら摺動孔1cから弁口2aにかけ
て軸方向に摺動自在に支持されている。
弁本体1の上部には雄螺子管4を中心にした状
態において下蓋5が設けられ、該下該下蓋5上に
ステツピングモーター部Mにおける密閉型ケース
6が固定される。ケース6の外周部にはコイル7
を内蔵したステータ8が設けられる。ケース6内
においてロータ9が上記雄螺子管4により回動自
在に支持して設けられる。ロータ9は支持筒10
の外周部に同じく筒状の永久磁石11を嵌合して
から上縁部10aの該永久磁石11上に拡開して
両者を一体化したものであり、支持筒10の内側
下方に嵌合固定した雌螺子管12を前記雄螺子管
4に螺合して回動且つ軸方向に移動可能に設けら
れている。
支持筒10内の軸方向の中間部には連結壁10
bが形成され、その孔10cにニードル弁3の小
径部3aを挿通した後Eリング13にて止着して
いる。ニードル弁3の小径部3aには圧縮コイル
バネ14がその段部3bと連結壁10bとの間に
おいて捲装されている。
ロータ9の上部において、ケース6に止着した
心棒15に螺旋状案内リング16が捲着され、該
螺旋状案内リング16に対してスライダー17が
回動且つ上下動自在に係合しており、該スライダ
ー17の外端はロータ9に立設した係止杆18に
係合している。ステータ8のコイル7に通電する
とロータ9が回転し、ロータ9の回転に応じてス
ライダー17が螺旋状案内リング16に沿つて上
下動し、その上下端16a,16bに衝合した位
置でロータ9の回動並びにニードル弁3の移動を
停止する。
ニードル弁3は端部において先端を切断した形
状の流量制御用円錐状周面部3cを有し、これに
続いて外径が弁口2aの口径と略一致する直状摺
動部3dを有している。ニードル弁3は弁閉時に
おいて、直状摺動部3dが弁口2a内に深く進入
することにより弁漏れを小さくしている。
ニードル弁3の中心部には端部から軸方向に延
長して弁本体1の摺動孔1c内において開口する
均圧孔3eが形成されており、これによつて一次
口1aと二次口1b間における差圧がニードル弁
2に及ぼす力を小さくしている。
均圧孔3eの摺動孔1cに対する開口部3fは
ニードル弁3の外周面における環状溝3a部分に
おいて1個のみ形成されている。
この場合において、冷媒は開口部3f側の隙間
1c′を流れようとしてニードル弁3を常に開口部
3fと反対側へ押し付け、これによつて冷媒に乱
れがあつてもニードル弁3は隙間1c′を介して振
動することなく、異音が発生しない。
考案の効果 本考案は上記した如くに、弁本体の一次口と二
次口間の隔壁に弁口を形成すると共に該弁口と同
一軸線上において該弁本体に摺動孔を形成し、該
弁口を開閉するように該摺動孔と該弁口を摺動す
るニードル弁を設け、該ニードル弁に互いに連通
した均圧孔と環状溝を設け、該均圧孔を該ニード
ルの端部から軸方向に延長して形成し、該環状溝
を該ニードル弁が該摺動孔に接する部分に設け、
モータにより回動させながら該ニードル弁を軸方
向に移動させ、該均圧孔と該環状溝が1個の開口
部をもつて連通するものであるから、ニードル弁
が常時摺動孔の一側に押し付けられるので冷媒の
流れに乱れがあつても隙間を介して摺動すること
なく、異音を発生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例についての縦断面
図、第2図はニードル弁部分の拡大断面図、第3
図は従来例の縦断面図、第4図は従来例における
ニードル弁部分の拡大断面図である。 V……バルブ部、M……モーター部、1……弁
本体、1a……一次口、1b……二次口、1c…
…摺動孔、1c′……隙間、2a……弁口、3……
ニードル弁、3e……均圧孔、3f……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体の一次口と二次口間の隔壁に弁口を形成
    すると共に該弁口と同一軸線上において該弁本体
    に摺動孔を形成し、該弁口を開閉するように該摺
    動孔と該弁口を摺動するニードル弁を設け、該ニ
    ードル弁に互いに連通した均圧孔と環状溝を設
    け、該均圧孔を該ニードルの端部から軸方向に延
    長して形成し、該環状溝を該ニードル弁が該摺動
    孔に接する部分に設け、モータにより回動させな
    がら該ニードル弁を軸方向に移動させ、該均圧孔
    と該環状溝が1個の開口部をもつて連通すること
    を特徴とする冷凍サイクルにおける電動式コント
    ロールバルブ。
JP2664386U 1986-02-27 1986-02-27 Expired - Lifetime JPH0526388Y2 (ja)

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JPS62140286U JPS62140286U (ja) 1987-09-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001241562A (ja) * 2000-03-01 2001-09-07 Pacific Ind Co Ltd 制御弁
WO2005073604A1 (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Kabushiki Kaisha Saginomiya Seisakusho 複座弁
CN103185157A (zh) * 2011-12-27 2013-07-03 株式会社鹭宫制作所 控制阀

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