JPH0237340Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0237340Y2 JPH0237340Y2 JP18693485U JP18693485U JPH0237340Y2 JP H0237340 Y2 JPH0237340 Y2 JP H0237340Y2 JP 18693485 U JP18693485 U JP 18693485U JP 18693485 U JP18693485 U JP 18693485U JP H0237340 Y2 JPH0237340 Y2 JP H0237340Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- shaft
- needle
- needle valve
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005405 multipole Effects 0.000 description 1
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ルームエアコンやカーエアコンなど
の冷凍サイクル中に用いられる電子制御膨張弁、
あるいは一般の産業分野でマイコンと組合せて使
用させる比例制御弁として利用される電動弁に関
するものである。
の冷凍サイクル中に用いられる電子制御膨張弁、
あるいは一般の産業分野でマイコンと組合せて使
用させる比例制御弁として利用される電動弁に関
するものである。
従来の構造を第3図により詳細に説明すると、
おねじ4を有する弁軸1は、外周多極着磁された
円筒形の永久磁石から成るモータの回転子5と一
体化して形成され、前記おねじ4は弁本体6に固
定され、且つ、中心にめねじ7を切つた推進軸受
8とはめあわされている。モータの回転子5の外
周は、薄肉円筒状のケース9でおおい、このケー
ス9の外側には、モータの回転子5に対応する位
置にモータの固定コイル10が固定されている。
ケース9の下端は流体の出入口11,12と弁座
2を有する弁本体6にプラズマ溶接等により気密
的に一体化され、ケース9の上端も蓋13により
密封されている。
おねじ4を有する弁軸1は、外周多極着磁された
円筒形の永久磁石から成るモータの回転子5と一
体化して形成され、前記おねじ4は弁本体6に固
定され、且つ、中心にめねじ7を切つた推進軸受
8とはめあわされている。モータの回転子5の外
周は、薄肉円筒状のケース9でおおい、このケー
ス9の外側には、モータの回転子5に対応する位
置にモータの固定コイル10が固定されている。
ケース9の下端は流体の出入口11,12と弁座
2を有する弁本体6にプラズマ溶接等により気密
的に一体化され、ケース9の上端も蓋13により
密封されている。
蓋13の内面中心部には、ねじ効率が高いスト
ツパーボルト17を固定し、このストツパーボル
ト17に中心のめねじをはさんで対称位置に設け
た2個の貫通孔19を有するストツパーナツト1
8をねじ込むと共にその先端に当て板22を固定
し、一方、ロータスリーブ20の中央凹部後方に
固定した2本の回転ピン21を前記ストツパーナ
ツト18の貫通孔19に挿入したものである。
ツパーボルト17を固定し、このストツパーボル
ト17に中心のめねじをはさんで対称位置に設け
た2個の貫通孔19を有するストツパーナツト1
8をねじ込むと共にその先端に当て板22を固定
し、一方、ロータスリーブ20の中央凹部後方に
固定した2本の回転ピン21を前記ストツパーナ
ツト18の貫通孔19に挿入したものである。
そして、前記弁軸1は、その先端部に、針状弁
3とスプリング14を内挿したホルダー15がピ
ン16の圧入により連結固定され、全閉時に針状
弁3と弁座2がスプリング14により接触する様
な構造をとつていた。
3とスプリング14を内挿したホルダー15がピ
ン16の圧入により連結固定され、全閉時に針状
弁3と弁座2がスプリング14により接触する様
な構造をとつていた。
以上のような針状弁3の構造であると、
弁軸1の推進力を増す為に、おねじ4のねじ径
を小さくしたい場合、当然ながらホルダー15の
外径を軸受8のめねじ7の内径より小さくし、こ
の中に入るようにスプリング14の外径も小さく
しなければならなかつた。
を小さくしたい場合、当然ながらホルダー15の
外径を軸受8のめねじ7の内径より小さくし、こ
の中に入るようにスプリング14の外径も小さく
しなければならなかつた。
しかし、スプリング14の力としては、出入口
11,12にかかる圧力差により針状弁3が左右
に動かないだけの強さにする必要があつた。
11,12にかかる圧力差により針状弁3が左右
に動かないだけの強さにする必要があつた。
そこで、スプリング14の選定としては、外径
が小さく圧縮力が強いものを選ばなければならな
いが、スペース上そのようなスプリング14は非
常にむつかしく、むしろ出来ないという問題があ
つた。
が小さく圧縮力が強いものを選ばなければならな
いが、スペース上そのようなスプリング14は非
常にむつかしく、むしろ出来ないという問題があ
つた。
本考案は、ホルダー15はなくし、針状弁3が
自由に回転でき、且つ前進・後退ができるよう
に、針状弁3を弁軸1にかしめ固定すると共に針
状弁のフランジ部23と弁軸1の先端部との間に
スプリング14を設けたもので、スプリングの外
径は軸受8のめねじ7内径よりやや小さいくらい
の、比較的大きいものを選ぶことができる。
自由に回転でき、且つ前進・後退ができるよう
に、針状弁3を弁軸1にかしめ固定すると共に針
状弁のフランジ部23と弁軸1の先端部との間に
スプリング14を設けたもので、スプリングの外
径は軸受8のめねじ7内径よりやや小さいくらい
の、比較的大きいものを選ぶことができる。
以下、実施例を第1〜2図により説明すると、
針状弁3のフランジ部23上方のシヤフトに凹状
のリング溝24を設け、前記シヤフトにスプリン
グ23を外挿した後、弁軸の穴部25にシヤフト
を挿入し、前記凹状のリング溝24に対応する弁
軸の外周を、針状弁3が回転及びリング溝の幅の
範囲内で上下移動ができるようにかしめにより固
定したものである。
針状弁3のフランジ部23上方のシヤフトに凹状
のリング溝24を設け、前記シヤフトにスプリン
グ23を外挿した後、弁軸の穴部25にシヤフト
を挿入し、前記凹状のリング溝24に対応する弁
軸の外周を、針状弁3が回転及びリング溝の幅の
範囲内で上下移動ができるようにかしめにより固
定したものである。
以上のように構成された本考案の閉方向の作動
について述べると、針状弁3が弁座2に着座する
までは、出入口11,12にかかる最大の圧力差
の力より大きい圧縮力を持つたスプリング14を
かしめている為、針状弁3は流体力により動くこ
となく、針状弁3で流量の制御ができる。また針
状弁3が弁座2に着座して全閉になつた後に慣性
により直進する弁軸に対しては、リング溝24の
長さの範囲内でのスプリングの14圧縮により吸
収される。
について述べると、針状弁3が弁座2に着座する
までは、出入口11,12にかかる最大の圧力差
の力より大きい圧縮力を持つたスプリング14を
かしめている為、針状弁3は流体力により動くこ
となく、針状弁3で流量の制御ができる。また針
状弁3が弁座2に着座して全閉になつた後に慣性
により直進する弁軸に対しては、リング溝24の
長さの範囲内でのスプリングの14圧縮により吸
収される。
なお、この際、弁軸1の動きは針状弁のリング
溝の軸方向の許容運動量の範囲に収まるように設
計されている。
溝の軸方向の許容運動量の範囲に収まるように設
計されている。
そして、前記スプリング14の圧縮と共にスト
ツパーナツト18があて板22に当接してモータ
の回転子5が停止し、弁座2への針状弁3のくい
込みを防ぐ。
ツパーナツト18があて板22に当接してモータ
の回転子5が停止し、弁座2への針状弁3のくい
込みを防ぐ。
以上の説明の如く、本考案は、針状弁3を弁軸
1内の穴部25に回転並びに上下動可能にかしめ
ることにより、推進ねじの大きさに左右されない
針状弁軸部の構造が採れ、また従来のホルダーや
ピンといつた部品が省略できるという実用効果の
高い考案である。
1内の穴部25に回転並びに上下動可能にかしめ
ることにより、推進ねじの大きさに左右されない
針状弁軸部の構造が採れ、また従来のホルダーや
ピンといつた部品が省略できるという実用効果の
高い考案である。
第1図は、本考案の電動弁を示す縦断面図、第
2図は、第1図の弁軸及び針状弁軸部の拡大縦断
面図、第3図は、従来の電動弁を示す縦断面図。 1は弁軸、2は弁座、3は針状弁、4はおね
じ、5はモータの回転子、6は弁本体、7はめね
じ、8は推進軸受、9はケース、10はモータの
固定子コイル、11,12は出入口、13は蓋、
14はスプリング、15はホルダー、16はピ
ン、17はストツパーボルト、16はストツパー
ナツト、18はストツパーナツト、19は貫通
穴、20はロータースリーブ、21は回転ピン、
22はあて板、23はフランジ部、24は凹状の
溝、25は穴部。
2図は、第1図の弁軸及び針状弁軸部の拡大縦断
面図、第3図は、従来の電動弁を示す縦断面図。 1は弁軸、2は弁座、3は針状弁、4はおね
じ、5はモータの回転子、6は弁本体、7はめね
じ、8は推進軸受、9はケース、10はモータの
固定子コイル、11,12は出入口、13は蓋、
14はスプリング、15はホルダー、16はピ
ン、17はストツパーボルト、16はストツパー
ナツト、18はストツパーナツト、19は貫通
穴、20はロータースリーブ、21は回転ピン、
22はあて板、23はフランジ部、24は凹状の
溝、25は穴部。
Claims (1)
- モータの固定子10に通電して、その回転を弁
軸1に形成したおねじ4により弁軸1を直進運動
に変換し、全閉時に針状弁3がスプリング14で
弁座2に押圧・接触するようにした電動弁におい
て、モータの回転子5と一体的に形成した弁軸1
の先端部に穴部25を設け、一方、針状弁のフラ
ンジ部23上方のシヤフトには凹状のリング溝2
4を設け、該針状弁のフランジ部23と弁軸1の
先端部との間にスプリング14を介して針状弁3
のシヤフトを前記穴部25に挿入し、前記凹状の
リング溝24に対応する穴部25の外周を、針状
弁3が回転および凹状のリング溝24の範囲内で
上下移動できるようにかしめにより固定したこと
を特徴とする電動弁の針状弁軸部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18693485U JPH0237340Y2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18693485U JPH0237340Y2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6293480U JPS6293480U (ja) | 1987-06-15 |
JPH0237340Y2 true JPH0237340Y2 (ja) | 1990-10-09 |
Family
ID=31136944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18693485U Expired JPH0237340Y2 (ja) | 1985-12-03 | 1985-12-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0237340Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003329157A (ja) * | 2002-05-15 | 2003-11-19 | Saginomiya Seisakusho Inc | 電動弁 |
WO2006064865A1 (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-22 | Kabushiki Kaisha Saginomiya Seisakusho | 電動式コントロールバルブ |
JP2013204613A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Saginomiya Seisakusho Inc | 電動弁 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4611259B2 (ja) * | 2006-08-04 | 2011-01-12 | 三菱電機株式会社 | 電磁弁 |
-
1985
- 1985-12-03 JP JP18693485U patent/JPH0237340Y2/ja not_active Expired
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003329157A (ja) * | 2002-05-15 | 2003-11-19 | Saginomiya Seisakusho Inc | 電動弁 |
WO2006064865A1 (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-22 | Kabushiki Kaisha Saginomiya Seisakusho | 電動式コントロールバルブ |
JPWO2006064865A1 (ja) * | 2004-12-15 | 2008-06-12 | 株式会社鷺宮製作所 | 電動式コントロールバルブ |
JP4541366B2 (ja) * | 2004-12-15 | 2010-09-08 | 株式会社鷺宮製作所 | 電動式コントロールバルブ |
JP2013204613A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Saginomiya Seisakusho Inc | 電動弁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6293480U (ja) | 1987-06-15 |
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