JPH039433B2 - - Google Patents

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JPH039433B2
JPH039433B2 JP60193298A JP19329885A JPH039433B2 JP H039433 B2 JPH039433 B2 JP H039433B2 JP 60193298 A JP60193298 A JP 60193298A JP 19329885 A JP19329885 A JP 19329885A JP H039433 B2 JPH039433 B2 JP H039433B2
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JP
Japan
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correction
pulse
pulses
time
output
Prior art date
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Expired
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JP60193298A
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JPS6166983A (ja
Inventor
Buson Rune
Maisutaa Pieeruuandore
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Ebauchesfabrik ETA AG
Original Assignee
Ebauchesfabrik ETA AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Ebauchesfabrik ETA AG filed Critical Ebauchesfabrik ETA AG
Publication of JPS6166983A publication Critical patent/JPS6166983A/ja
Publication of JPH039433B2 publication Critical patent/JPH039433B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C9/00Electrically-actuated devices for setting the time-indicating means
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G5/00Setting, i.e. correcting or changing, the time-indication
    • G04G5/02Setting, i.e. correcting or changing, the time-indication by temporarily changing the number of pulses per unit time, e.g. quick-feed method
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G9/00Visual time or date indication means
    • G04G9/0076Visual time or date indication means in which the time in another time-zone or in another city can be displayed at will

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、時表示手段と、分表示手段と、手動
操作で表示手段の表示を修正する修正手段とを備
えている電子時計に関する。さらに詳細には修正
手段によつて分表示をステツプごとに修正できる
とともに時間帯修正をも行なえるものに関する。
本発明において時間帯修正とは、1時間、2時間
など1時間を1単位として時間ごとの修正をする
ことを意味する。すなわち時差修正などで使用す
る修正である。
(従来の技術) そのような電子時計はすでに知られている。最
新式の電子式アナログ時計においても修正手段
は、機械的時計の竜頭付軸を思わせる軸を有して
いる。それらの時計のあるものは時刻修正におい
て通常のステツプごとの修正のほかに時間帯修正
を行なえるものがある。米国特許第4398831号明
細書には、竜頭を正常な位置に保つた状態で回す
ことによつて修正すべき情報、すなわち、時刻修
正を選択し、その後竜頭を引き出して回すことに
よつてその選択された修正を実行するようになつ
ている。軸の回転方向によつて、修正すべき情報
を選択するとともに、修正時には遅らせるか進め
るかを選択する。上記公知例には時刻修正時に軸
を速く回転させることによつて時間帯を修正し、
遅く回転させることによつて分針をステツプ修正
することが示されている。
この方法は1本の軸で時間帯修正と通常の時刻
の修正とを行なうことができるので好ましい。し
かしながら、この方法では時間帯修正の際に、修
正したのち時刻がずれることがある旨記載されて
いる。これは当然考えられることである。
修正する場合、まず軸を正常な位置において回
転させて修正種類を選択し、その後竜頭を引き出
して回転させる。時間帯を選択した場合は急速に
回転させなければならない。この急速回転によつ
て分針は急速に1回転して止まるようになつてい
る。しかしながら、遅い回転の場合分針のステツ
プ修正が自動的になされるので、時間帯修正のと
き竜頭の回転を最初から十分に速く回さないで、
後に速く回して分針を1回転させても先のゆつく
り回したことによるステツプ修正による誤差が生
じる。
このような問題を解決するために前記米国特許
明細書には時間帯修正は軸の正常位置において行
ない、ステツプ修正は竜頭で軸を引き出して行な
うことが示唆されている。しかし、この方法は修
正する情報の選択の位置で時間帯修正を行ない、
ステツプ修正は引き出して行なうことを使用者が
記憶していなければならないので不合理である。
そのうえ、情報の選択を遅い回転で行ない、時間
帯の修正を速い回転で行なうことになると、情報
の選択時に速く回転して時間帯の修正が予期しな
いときに行なわれるということを避けることがで
きない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記した従来装置の欠点を防止し、時
間帯修正を常に正確を行なうことができる電子時
計を提供することを目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は修正パルスで、その数だけ分針が移動
するようにし、その修正パルスをカントするカウ
ンタを設け、このカウンタを例えば針を進めると
きアツプ、遅くするときダウンするアツプダウン
カウンタとし、時間帯修正を選択したときはカウ
ント数が、零から上下いずれかの方向に容量値、
例えば60に達したときに出力を出し、修正パルス
の発生を停止するとともに、そのカウント数だけ
どちらかに分針を移動させて一気に修正するよう
にしてある。そのとき本発明では、このカウンタ
にはゆつくり軸を回転させた場合でもその回転方
向に応じてカウントさせ、その後の速い回転の時
間帯修正のときのカウントをゆつくり回したとき
の回転方向と急速回転とが同一方向の場合はその
ままカウントを継続させ、逆方向の場合は逆方向
にカウントして零を経過したあと容量値までをカ
ウントするようにしたことが特徴である。
(作用) 使用者が時間帯修正を行なう場合には、まず従
来同様竜頭を正常位置で回して時刻修正を選択す
る。今時間帯修正で1時間進めるものとし、操作
としては軸を右に急回転させるものとする。それ
にもかかわらず使用者は最初ゆつくり回転させ
て、あとで急速に回したとする。方向は同一だつ
たとする。
上記のように本発明はゆつくり回転させた場合
でもカウンタはカウントし、その後に急速に回し
たときはそれまでカウントした数にさらに加算す
るようにカウントする。従来例同様軸をゆつくり
回したときには分針は回したときに発生したパル
ス数に多じて進んでいる。したがつて、その針が
進んだ分がカウンタで相殺されることになり正確
に時間修正ができる。
最初進めるべきところをうつかり遅れる方向に
回した場合はアツプダウンカウンタはその逆方向
への回転でダウンされ、その後の急速回転でアツ
プし始める。一旦零に戻り、その後60になつて始
めて停止する。したがつて、最初逆に回した分が
加算された数だけカウントして停止する。最初ゆ
つくり逆回したときには分針も逆方向に移動して
いるので、この場合も相殺されて正確に時間帯修
正を行なうことができる。
(実施例) 以下図面を参照して本発明を詳しく説明する。
先に説明したように、本発明の時計は少なくとも
時指示器と分指示器とを有する。明確にするため
にそれらの指示器は時針、分針とする。時針は機
械的なタイマーによる分針に連結される。この時
計は竜頭付軸も有する。この軸は軸線方向で2つ
の位置に安定させることができる。押し込まれた
正常位置においては修正したい情報を選択でき
る。時間帯修正を含む時刻修正などであり、さら
にタイマー機能、ストツプウオツチ機能などを選
択できるようにしてもよい。どの情報が選択され
たかを表示する液晶などの表示器を別途設けてあ
る。
時刻表示を修正したい場合には、それを選択し
たあとで竜頭を引き出してゆつくり回すことによ
つて分針をステツプごとに進めたり、遅らせたり
することができるとともに、急速に回転させるこ
とによつて1時間を進めたり、遅らせたり自動的
に修正することができる。上記のように分針は竜
頭をゆつくり回すことでステツプごとに修正され
る。この場合、針の進みは軸を回す人が自由に調
節することができる。これに対して時間帯修正の
場合は、分針は軸を引き出したときの位置まで急
速に自動的に正確に1回転して停止する。その回
す向きによつて進んだり、遅れたりするのはステ
ツプごとの修正と同じである。
先に説明したように、軸を時間帯修正を行なう
前にゆつくり回転させてステツプ修正を行なつて
も正確に時間帯修正を行なうことができるように
なつている。
そのための回路例が第1図である。この実施例
の回路は先行技術からもわかるように、例えば
32KHzのような高い周波数信号を発生する水晶発
信器のような時間基準1と、継接続された一連の
フリツプフロツプで構成され、秒カウンタ3に正
常な時間パルスを供給する分周期2とを備えてい
る。この分周期2の秒カウンタ3への出力は1Hz
である。秒カウンタ3はその出力端子に分パルス
を発生する。その分パルスはオアゲート4と整形
回路5を介して分針6を1分刻みで歩進させる。
分針はステツピングモータで駆動される。このス
テツピングモータは2つの向きに回転でき、それ
らの回転方向は整形回路5の線8上の信号によ
る。この時計が正常に動作しているときは、その
信号は値「1」をとり、分針は時計回りに回転す
る。
この時計は手動で回転させることのできる竜頭
が付いた回転調節軸(第1図には示されていな
い)も有している。この軸は軸線方向で2箇所の
安定な位置を有している。1つの位置は正常位置
(休止位置)であり、他の1つの位置は操作位置
である。図の端子A,B,Cには図示しないスイ
ツチで前記軸を回転することによつていずれかに
信号が加えられる。これらの端子A,Bのスイツ
チは2種類の信号を発生する。各信号は軸の回転
速度に応じた一連のパルスで構成され互いに位相
が異なる。その位相の符合は軸を回す向きによ
る。軸を引き出したときに動作する端子Cに接続
された第3のスイツチによつて軸の位置を表わす
論理信号を発生する。前記米国特許第4398831号
明細書に詳細に上記スイツチに関することが記載
されている。その情報は制御回路9に伝えられ
る。この制御回路9は本発明の構成部分でないこ
と、および前記文献に詳細に説明されているの
で、ここでは詳しい説明は省略する。
以下の説明のため、制御回路9の動作の概略を
説明する。
1 軸が押し込まれている正常位置から引き出さ
れると零リセツトパルスとして知られているパ
ルスを出力端子IR(リセツト)に生じさせる。
2 引き出された軸がゆつくり回されると(A,
Bのスイツチの相互作用により100msの間に
4個より少ないパルスが発生されると)出力端
子HMCに分離された修正のためのパルスが現
れる。
この操作中に出力端子MCに論理信号「1」
を発生する。上記修正パルスは分針のステツプ
ごとの修正を行なう。
3 引き出された位置にある軸が速く回されると
(A,Bのスイツチの相互作用により例えば100
msの間に4個より多いパルスが発生される
と)、出力端子HMCに高周波信号の修正パル
ス(分周器2からのたとえば64Hz)が現われ
る。この操作中に制御回路9はその出力端子
FCに論理信号「1」を発生する。その信号は
時間帯修正を表す。
4 分針を時計回りに動かすために軸を回すと、
制御回路9はその出力端子SCに論理「1」(ア
ツプ)を発生する。軸を逆に回すと端子SCに
論理「0」(ダウン)を発生する。分針が移動
する速さとは無関係に修正パルスが発生する。
分針の移動方向は修正方向である。
5 制御回路9はSTOP端子を有している。この
端子に修正阻止パルスが入力すると制御回路9
は出力端子HMCに発生していた高周波の修正
パルスの発生を停止する。
制御回路9の出力端子HMC(速さ)はオアゲ
ート4を介して時計の表示器にリンクし、出力端
子SC(方向)は線8によつて整形回路5にリンク
している。すなわち、1本の軸の竜頭の操作で分
針をステツプごとに修正したり、時間帯修正をし
たり、また、その修正の方向を選択することがで
きる。
本発明では、時間帯修正を行なうとき、修正手
段を操作して時間帯修正の前に生じる予期しない
ステツプ修正を自動的にキヤンセルする手段を有
している。すなわち、本実施例によれば竜頭を速
く回せば、竜頭を引き出したときの時刻からの時
間帯修正が行なわれる。したがつて、望ましくな
いステツプ修正は無視され、正しく時間帯修正が
行なわれる。
第1図において上記はアツプダウンカウンタ1
0及びこのカウンタに接続されカウンタとともに
補償手段を構成する回路11によつて行なわれて
いる。
アツプダウンカウンタ10は周知のものであつ
て、その入力端子Clに与えられた端子HMCから
の修正パルスをカウントする。入力端子Rにパル
スが与えられると零リセツトされ、入力端子U/
Dに「1」が与えられるとカウントアツプし、
「0」が入力されているとカウントダウンする。
本実施例で用いられるカウンタの容量は60に限ら
れる。すなわち、アツプ又はダウンいずれでも零
から端子Clに60個のパルスが入力されるとオーバ
ーフロー又はアンダーフローして出力パルス12
を発生する。カウンタ10が入力端子Clにアツプ
方向にいくつか、例えば5個のパルスを受け、そ
の後ダウン方向に例えば10個のパルスを入力端子
Clに受けたような場合に一旦零になる。そして、
このカウンタ10は零になるときに借りパルスと
呼ばれる出力パルス12を出す。上下方向にかか
わらず出る。オーバーフローしたときのパルスと
借りパルスとは区別することはできない。
カウンタに接続されている回路11は2つの
RSフリツプフロツプ14,15を有する。フリ
ツプフロツプ14は、入力端子S1にセツトパル
スが与えられると出力Q1に「1」出力を生じ、
出力1に「0」出力を生じる。フリツプフロツ
プ15も同様に動作する。入力端子S1,S2に
リセツトパルスが与えられると出力端子Q1,Q
2に「0」出力が、出力端子1,2に「1」
出力が生じる。このRSフリツプフロツプはマス
タ/スレーブ型である。すなわち入力R1,R2
へ与えられた制御パルスの縁部でのみ零リセツト
される種類のフリツプフロツプであることに注視
すべきである。後に説明するように本実施例では
上記オーバー又はアンダーフローのときの出力パ
ルスと借りパルスとをこの特徴で識別している。
このフリツプフロツプ14,15のリセツト端
子R1,R2へは、カウンタ10の出力端子30
又は制御回路9のリセツト端子IRからのパルス
がオアゲート16を介して与えられる。各セツト
入力端子S1,S2はアンドゲート17,18に
よつてそれぞれ制御される。これらのアンドゲー
トは端子HMCの修正パルスと、修正方向を表わ
す信号SCと、分表示器のステツプごとの修正を
表わす信号MCとを入力するように接続されてい
る。信号SCはアンドゲート17へはそのまま、
アンドゲート18へはインバータ22で反転させ
て入力させている。フリツプフロツプ14,15
の各出力端子1,2にアンドゲート19,2
0がそれぞれ接続される。このアンドゲート1
9,20の出力端子はオアゲート21の入力端子
へ接続され、このオアゲートの出力端子には修正
停止パルス13が現われる。このパルス13は制
御回路の停止入力端子STOPに与えられる。各ア
ンドゲート19,20の他の入力端子には修正の
向きを表す信号SCと、時間帯修正を表す信号FC
と、カウンタ10の出力パルス12とが入力させ
られる。信号SCはアンドゲート19へはそのま
ま、アンドゲート20へは反転して与えられる。
以下で時間帯修正の例についての動作を説明す
る。冬時間から夏時間への切替えには時計を1時
間だけ進める、すなわち分針を1回転させること
が必要である。軸を正常位置で回転させて時刻修
正を選択したのち、軸を引き出す。この操作で発
生したパルスIRがカウンタ10の入力端子Rへ
与えられてカウンタ10を零リセツトする。同時
にフリツプフロツプ14,15のリセツト端子へ
パルスを与えてこれらをリセツトする。
竜頭を時間帯修正のために速く回転させる。す
ると制御回路9の出力端子HMCに64Hzのパルス
が現れる。修正の向きはSCが「1」の方向であ
り、64Hzパルスはカウンタ10のカウントを順方
向に増加させる。それと同時に64Hzのパルスがオ
アゲート4を介して整形回路8に与えられ、信号
SCにより分針6が順方向に進む。パルスのカウ
ント中は、アンドゲート17,18のステツプ修
正を表す信号MCは「0」であるので、このアン
ドゲートの出力は「0」である。したがつて、こ
の時点でフリツプフロツプの出力状態は変らな
い。すなわち端子1,2は「1」である。ア
ンドゲート20の下側の2つの入力端子へ与えら
れる信号SCとFCとは「1」である。
したがつて、カウント中はアンドゲート20の
下3つの入力は「1」である。カウンタ10でカ
ウントされたパルスが60になるとパルス12が生
じ、これがアンドゲート20の最後の入力に加え
られる。したがつて、アンドゲート20はオアゲ
ート13を介して修正停止パルス13を出力して
制御回路9をリセツトして端子HMCからのパル
スを停止させる。したがつて、分針6はちようど
60、すなわち1回転して、時針7を1時間だけ進
ませて停止する。
夏時間から冬時間への切替えに際しては、竜頭
で軸を引き出したのち、前とは逆方向に急速に回
転させる。前と同様に動作するが、こんどは信号
SCは「0」である。したがつて、カウンタ10
はカウントダウンし、60回カウントして出力パル
ス12を出力する。このときアンドゲート19の
下3つの入力は「1」になつているので、この出
力パルス12によつて前記と同様分針6を逆回り
に1回転させたところで停止させる。
上記修正だけであれば回路11は不要である。
カウンタ10の出力パルス12を直接端子STOP
に送ればよいからである。しかし竜頭を急激に回
すとき最初ゆつくり回すことがあり、また回す方
向を間違えてあわてて逆に回す場合もある。この
ようなとき上記のようにパルス12を直接端子
STOPに送つたのでは正確に1時間修正すること
ができない。本実施例はこのような場合でも針の
余分な動きをキヤンセルして正確に1時間の修正
を行なうことができるようになつている。以下そ
の動作について説明する。
(a) 同じ向きの修正 いま1時間だけ進ませようとしたのが4時45
分であつたとする。時刻修正を選択して竜頭を
引き出す。時間帯修正のため急激に竜頭を回そ
うとするが、最初ゆつくり回してしまい、自動
的にステツプ修正となつて5分だけ分針が進ん
でしまつたとする。第2a図に示すように分針
6は6′の50分の位置になる。その後急激に竜
頭を回して時間帯修正を行なう。従来の例だと
5時50分に修正される。すなわち、正常な時刻
から5分ずれる。
竜頭を引き出すことによつてまずリセツトパ
ルスIRが発生し、カウンタ10は零リセツト
されるのは前述の通りである。またフリツプフ
ロツプ14,15の出力1,2は「1」と
なる。
竜頭をゆつくりと回すと信号MCが「1」、
進める方向へ回したので信号SCも「1」。した
がつて端子HMCに分離されたパルスが生じて
カウンタ10へカウントされる。5だけカウン
トされたのち急速に竜頭が回転されるので、そ
の後は端子MHCからは64Hzのパルスがカウン
タ10に加えられ、カウントした5にさらにそ
れが加算される。軸の急速回転によつて信号
MCが「0」になり、信号FCが「1」となる。
フリツプフロツプの出力状態も変らない。した
がつて、カウンタが60に達すると出力パルス1
2が出力され、アンドゲート20がオンとなつ
て修正停止パルス13が出力され、端子STOP
に入力されて端子HMCからのパルスが停止す
る。端子HMCからの速いパルスで分針6は
6′の位置から結局55だけ進むことになり、正
しく5時45分の位置で停止する。このときのパ
ルスの状態を示したのが第3a図であり、全体
として修正パルス数が60個のときに停止される
ことを示している。すなわち、時間帯修正する
とき最初に誤つて竜頭をゆつくり回してもその
分が考慮されて正確な修正を行なうことができ
る。
(b) 異なる向きの修正 前記(a)は誤つてゆつくり回した方向が進めよ
うとする方向と同一であつた。しかし、誤つて
逆方向に竜頭を回してしまう場合もある。第2
b図に示すように1時間進めようとしたとき
に、5分だけ今度は逆方向に竜頭を回して、そ
れから急いで進める方向に急速に回したものと
する。最初の逆方向へのゆつくりした回転によ
つてカウンタ10はダウン方向に5だけカウン
トされる。その後の急速な竜頭の回転によつて
64Hzのパルスがカウンタ10に加えられる。そ
のとき信号SCは「0」から「1」へと変つて
いるので、カウンタ10ではアツプ方向に加算
される。したがつて−5からカウントを始めた
ことになり5だけカウントしたときにカウント
数が一旦零になつて借りパルス12が出力され
る。信号SCは「1」になつているのでアンド
ゲート19がオンになることはなくアンドゲー
ト20だけが動作する。ところで、最初に逆方
向に竜頭を回したときには信号SCが「0」、信
号MCが「1」であり、ここに端子HMCから
パルスが加えられるのでアンドゲート18の出
力が「1」となつていてフリツプフロツプ15
はセツトされている。したがつてその出力端子
Q2は「0」である。したがつてアンドゲート
20の1つの入力が「0」である。そこに借り
パルス12が発生してアンドゲート20の入力
に加えられてもこのアンドゲート20の出力が
「1」となることはない。借りパルス12の立
下がりの縁でフリツプフロツプ15はオアゲー
ト16を介してリセツトされ、その出力2を
「1」とするが、その前にパルス12が消滅し
ているのでアンドゲート20はオンとなること
はない。その後カウンタが60をカウントすると
オーバーフローして再び出力パルス12を出力
する。今度はフリツプフロツプ18の出力2
が「1」となつているので修正停止パルス13
が生じて前述のように修正を停止する(第3b
図)。
したがつて、第2b図に示すように最初に逆
方向に移動させた5分をキヤンセルして正しく
1時間修正を行なうことができる。
なお修正が終ればいうまでもなく竜頭はもと
の位置に戻される。また、この修正の間も時間
パルスはオアゲート4から与えられ続けている
ので、常に正しい時刻を指示し続ける。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように本発明によれば、時
間帯修正を行なうとき最初に誤つてゆつくり動か
してステツプ修正をさせても、自動的にそれをキ
ヤンセルして常に正しい時間帯修正を行なうこと
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の時計の実施例の電子装置のブ
ロツク図、第2a図は時間帯修正のとき分針のス
テツプ修正が同じ方向に行なわれたときの分針の
移動コースを示す図、第2b図は同様に分針を逆
方向に移動させてから時間帯修正を行なつたとき
の分針の移動コースを示す図、第3a図は時間帯
修正が第2a図によつて行なわれたときの第1図
の各部のパルス波形を示す波形図、第3b図は第
2図bに示す修正を小行なつたときの第1図の各
部のパルス波形を示す波形図である。 10:アツプ/ダウンカウンタ、11:回路、
14,15:フリツプフロツプ、16,21:オ
アゲート、17,18,19,20:アンドゲー
ト、12:出力パルス、13:修正停止パルス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 時表示手段と、分表示手段と、手動操作の修
    正手段と、補償手段とを備え、 前記修正手段は、双方向に回転できる竜頭を備
    えた軸を有し、その竜頭をゆつくり回転させる第
    1操作によつて前記分表示手段をステツプごとに
    修正させる修正パルスを発生させ、かつ、前記竜
    頭を速く回転させる第2操作によつて時間帯修正
    を行なうことができる速い繰返しの修正パルスを
    発生させるものであつて、 前記補償手段は、時及び分表示手段の時間帯修
    正をするに必要なステツプ数に対応する容量を有
    し、前記修正パルスをカウントしてそのパルス数
    が前記容量に達してオーバー又はアンダーフロー
    したときに出力パルスを発生するアツプダウンカ
    ウンタと、前記出力パルスを受信して前記修正パ
    ルスの出力を停止させる修正阻止信号を供給して
    修正操作を停止させる回路とを有し、この回路
    は、前記時間帯修正時に第2操作の前に行なつた
    第1操作の回転方向が第2操作と同一方向の場合
    に、第1操作での修正パルス数と第2操作での修
    正パルス数とを加算して前記カウンタにカウント
    させてそれが容量値に達したとき前記修正阻止信
    号を出力し、かつ、第1操作の回転方向が第2操
    作の回転方向と逆方向の際には第1操作での修正
    パルスをカウントしたのちにさらに第2操作での
    修正パルスをカウントし、その第2操作での修正
    パルスがカウンタの容量に達したときに前記修正
    阻止信号を出力する構成である ことを特徴とする電子時計。
JP60193298A 1984-09-05 1985-09-03 電子時計 Granted JPS6166983A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH4251/84-1 1984-09-05
CH425184A CH657010GA3 (ja) 1984-09-06 1984-09-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6166983A JPS6166983A (ja) 1986-04-05
JPH039433B2 true JPH039433B2 (ja) 1991-02-08

Family

ID=4272623

Family Applications (1)

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DE3564352D1 (en) 1988-09-15
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HK83193A (en) 1993-08-20
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US4620797A (en) 1986-11-04

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