JPS6027885A - 多機能アナログ時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

本発明はアラーム機能などの多機能を付加したアナログ
時計に関し、特に同種のカウンタを用いることにより従
来の機械的構成を複雑にせずに簡易な電子回路構成で実
現した多機能アナジグ時計に関する。 従来、デジタル時計や？ｌＩ＆時計で実現しているアラ
ーム機能をアナログ時計にも付加する試みは種々なされ
ている。 これ１で提案されている多くの手法は、目覚し時計では
時刻表示のための指針のほかに、目安針と、指針と連動
する時刻歯車と、目安針と連動する目安歯車とが設けら
れ、これらの歯車の一方に突起が設けられ他方に凹部が
設けられており、目安針で設定した目覚し時刻になると
突起が四部に落ち込み、且つこの落ち込み動作に連動し
て目安スイッチをオンさせるアラーム時刻検出機構を有
し、このアラーム時刻検出機構から検出信号を発生せし
め警報器から警報（アラーム）を発生するようになって
いる・このような構成のアラーム時刻検出機構は部品点
数が　７− 多く、シかも、所望の目覚し時刻に合わせる際に目覚し
時刻設定用ツマミの回転操作により目安歯車および目安
針を廻すために必要な動力伝達機構が複雑になるので〜
組立ての手間が多くなり、コスト高の原因になるととも
に検出精度が高くできないという問題がある。また、目
覚し時計のように筐体内部に比較的充分なスペースがあ
る場合は問題ないが、小型時計や腕時計のようなスペー
スの限られた時計ではアラーム時刻検出機構や動力伝達
機構等の部品の占めるスペースが大きくなってしまい、
小型化ができなかったりデザインの自由度が小さいとい
う問題がある。一方、最近アナログ時計が見直される傾
向にあることから、アラーム機能のはかに従来デジタル
時計で採用されているクロノグラフ機能や別時計（デュ
アルタイム）機能あるいはカレンダー機能がアナログ時
計、特にアナログ式腕時計に簡易な回路で付加できるこ
とが望まれている。 本発明は上記の点にかんがみてなされたもの　８− 一′時刻機能以外にアラーム機能などの他機能を簡易な
アップカウンタで実現したアナログ時計を得ることを目
的とし、時刻用アップカウンタと、指針用アップカウン
タ″′と、アラーム機能などの他機能時刻用アップカウ
ンタとを用いて現在時刻と指針位置と他機能時刻との相
対的時間差ヲカウンタの計数値の差とし、て記憶し、こ
の計数値に基づいて時刻表示、指針の位置制御ならびに
他機能動作を実現するようにした吃のである口 以下、図面に基づいて本発明を説明する。 第１図は本発明によるアナログ時計の一実施例を示すブ
ロック線図であり、図示したｆＲＩＩ′ｉ時針と分針の
２針式で且つ時刻表示機能のほかにアラーム機能を有す
るアナログ時計である。 図において、１は時間基準信号（例えば３２゜７６　ｓ
　Ｈｚ　）を発生する水晶発Ｓ器などの時間基準源で、
時間基準源１から出力する時間基準信号は複数段の分局
器から構成される分周回路２により低い周波数の時間信
号に分周される。 波形成形回路３では、分周回路２の任意の分周段から取
り出された時間信号を必要な波形の波形成形信号に変換
する。これらの波形成形信号としては、時刻表示用の通
常運針制御信号Ｐｙｓ　（１分周期信号）と、１つの機
能（例えば時刻表示機能）からもう１つの機能（例えば
アラーム機能）への移行時に必要とする早送り信号Ｐｙ
２（６４Ｈｚ　）と、１乃至６４　Ｈｚの時刻修正信号
ｐｙｓと、時針および分針を駆動するための正転駆動パ
ルスおよび逆転駆動パルスを作る基準波形信号Ｐｘ　（
６４Ｈｚ　）とがある。 ４Ｆ′ｉリユーズを、１段目またＦｉ２段目引きしたり
押し込んだりすること及び１段目または２段目の引きの
状態で左回転１回毎或いは右回転１回毎にオン、オフさ
れる４つのリューズ式スイッチＳＷＩ〜ＳＷ４と、補助
ボタンの操作でオン、オフされるスイッチＢＷ５とから
成る外部操作スイッチ群で、これらのスイッチのオン、
オフの組合せ信号を人力−とするスイッチ信号作成回路
５により後述第１表に示した１１のモードに対応したス
イッチ信号Ｐ８Ｗが出力される。 ６はこのスイッチ信号ＰＳＷおよび通常運針制御信号Ｐ
ＹＩに基づいて時刻の通常駆動を行なう通常駆動制御回
路で、１分周期の通常運針制御信号Ｐｌを出力する通常
運針制御回路６１と、やはり１分周期の経過時間処理信
号Ｐ２を信号する経過時間回路６２とからなる。 ７はやはりスイッチ信号Ｐ８Ｗおよび早送り信号ＰＹ２
とに基づいて時刻表示機能からアラーム機能への切換え
を制御する切換制御回路で、アラーム機能への移行を制
御するアラーム機能移行信号ＰＲを出力するアラーム機
能移行回路７１と、アラーム機能から時刻機能への復帰
を制御する時刻復帰制御信号Ｐ４を出力する時刻復帰回
路７２とからなる。 ８はスイッチ信号Ｐ８Ｗおよび時刻修正信号ＰＹＩに基
づいて修正制御を行なう修正制御回路で、時刻正転修正
制御信号Ｐｓを出力する時刻正転修正回路８１と、時刻
逆転修正制御信号Ｐ、を出力する時刻逆転修正回路８２
と、アラーム時側止　１１− 転修正制御信号Ｐ７をｔＢ力するアラーム時刻正転修正
回路８３と、アラーム時刻逆転修正制御信号Ｐ８を出力
するアラーム時刻逆転修正回路８４とからなる。９に波
形成形回路３から出力する基準波形信号Ｐｘを用いて通
常駆動制御回路６と切換制御回路７と修正制御回路８の
制御により分針を正転および逆転する駆動パルスな出力
端子ＯＵＴ　１および０ＵＴ２に出力する駆動選定回路
であり、通常駆動制御回路６からの通常運針制御信号Ｐ
１、経過時間処理信号Ｐｔ　％切換制御回路７からのア
ラーム機能移行信号Ｐｌ、時刻正転修正制御信号ｐｓま
７′ｃＦｉアラ一ム時刻正転修正制御信号Ｐ７のいずれ
かが出力されたときは出力端子０ＵＴＩおよび０ＵＴ２
に第２図（イ）に示すような波形の正転駆動パルス

【出
力し、又、時刻復帰制御信号Ｐ４、時刻逆転修正制御信
号Ｐ６、またはアラーム時刻逆転修正制御信号ｐａ゛の
−ずれかが出力されたときには出力端子０ＵＴＩおよび
０１１　Ｔ　２に第２１仲）に示すような波形の逆転駆
動パルスを出力する。第２図（ロ）に示す逆転１２− 駆動パルスの波形が第２図（イ）に示す正転駆動パルス
の波形と異なるのは指針駆動用のパルスモータ１１のロ
ータの静的安定位置が付勢時の磁気的安定位置と異なる
ことに基づくもので、このような駆動パルスの印加方法
はよく知られている。 １０は一対のＭＯ８インバータ等により構成された駆動
回路で、駆動選定回路９からの正転ｆ７’ｃｔ［［ｌｌ
パルスに基づいてパルスモータ１１の電磁コイル１に゛
第２図（イ）および第２図（ロ）に示すごとき極性が交
互に反転する駆動電流ＰＩＴｔ供給する。 パルスモータ１１の回転軸′に゛１形成されたカナと輪
列（図示せず）が噛合され、その一部に分針１２ａと時
針１２ｂとが軸支されている。この実施例では分針１２
ａと時針１２ｂとで指針１２を構成している。 次に本発明において重要な計数演算回路について説明す
る。 計数演算回路１３は時計の各機能において現在時刻と指
針位置とアラーム時刻のそれぞれに対応する相対的位置
を計数演算し常に記憶しておく回路で、計数値が現在時
刻に対応する時刻用アップカウンタ１４と、計数値が指
針時刻に対応する指針用アップカウンタ１５と、計数値
がアラーム時刻に対応するアラーム時測用アップカウン
タ１６と、これら３つのアップカウンタ１４，１５．１
６の入力端に設けられたＯＲ回路１７ａ、１７ｂ、１７
ｃから成る入力制御回路１７と、アップカウンタ１４．
１５．１６の出力を比較し一致したとき後述する一致信
号を出力する一致回路１８とにより構成されている。 ＯＲ回路１７ｇには前述した信号Ｐｉ　ｌｐ寞ｔＰａ　
、　Ｐｓ　、Ｐ−が入力され、ＯＲ回路１７ｂには信号
ＰＩ　、　ＰＩ　、　ｐ◆＋Ｐ？が入力され、ＯＲ回路
１７ｃ＆：ｔ’！信号Ｐ４　ｒ　Ｐｇ　＋　Ｐｙが入力
され、ＯＲ回路１７ａから出力する時刻用人力制御信号
ＰＴは時刻用アップカウンタ１４により計数され、ＯＲ
回路１７ｂから出力する指針用入力制御信号Ｐａ　％　
ＰＧは指針用アップカウンタ】５により計数され、ＯＲ
回路１７’ｃから出力するアラーム時刻用人力制御信号
ＰＡはアラーム時刻用アップカウンタ１６により計数さ
れる。 一致回路１８は２つの比較回路１８ａと１８ｂとにより
構成され、比較回路１８ａＦ′ｉ時刻用アップカウンタ
１４から出力する時刻用計数出力信号ＰＴθと指針用ア
ップカウンタ１５から出力する指針用計数出力信号ＰＢ
ａとを比較し、両者が一致したとき時刻・指針一致信号
ＰＴＩＩを出力する。一方、比較回路１８ｂは指針用計
数出力信号ｐｓθとアラーム時刻用計数出力信号ＰＡ＃
とを比較し、両者が一致したときアラーム時刻・指針一
致信号ＰＡ８を出力する。時刻・指針一致信号Ｐｙｓは
通常駆動制御回路６の通常運針制御回路６１と、切換制
御回路７の時刻復帰回路７２に送られる。またアラーム
時刻・指針一致信号ＰＡｌｌは切換制御回路７のアラー
ム機能移行回路７１に送られると共に、アラーム制御回
路１９に送られ、分周回路２の適宜段から出力される１
５− ４　Ｋ）Ｔ、またＶｉ８　ＩＱ（、の時間信号に基づい
て作られるアラーム信号をスイッチ信号ＰＡＷに応じて
出力させたり、させなかったりする。２ｏｔ／′ｉアラ
一ム制御回路１９からのアラーム信号によりアラームを
発生するブザーである。 次に本発明によるアナログ時計の機能と各機能における
動作を説明する・ 第３Ａ図〜第３５図は本発明によるアナログ時計の各動
作モードにおける時刻用アップカウンタ１４、指針用ア
ップカウンタ１５、アラーム時刻用アップカウンタ１６
の計数値および計数値の変化する状態を指針位置ととも
に略示した吃のである。アナログ時計がとり得る動作モ
ードＭ１からＭｌｌまでの１１モードあり、各モードは
りユースおよび補助ボタンにより操作される外部操作ス
イッチＳＷ１〜８Ｗ５の組合せおよび後述する一致信号
ＰＴＩおよびＰＡｉｌにより次の第１表のように決まり
、各モードにおける信号Ｐ１〜Ｐａの出力状ＩＩＩは第
１表のようになる。第１表中拳は補助Ｃタンにより操作
される１６　− スイッチ８Ｗ５が“Ｌ＃、ＩＩＩＨＩＩのいずれでもよ
いことを示している。 第　］　表 なお、以下の説明でＦｉ説明の便宜上時刻用アップカウ
ンタ１４をＣＴＮ指針用アップカウンタをＣＢ、アラー
ム用アップカウンタをＣムとし、各アップカウンタの計
数値をＣＬ　ｓ　Ｃ＠　、Ｃ＠とする。 Ｍｌ（通常運針）モード（第３Ａ図） このＭｌモードは分針１２ａおよび時針１２ｂが正常に
運針している通常運針モードで、リューズおよび補助ざ
タンのいずれも操作されていない状態である。 従って第１表かられかるようにこのＭ１モードにおいて
外部操作スイッチ８Ｗ１−８Ｗ４Ｆｉすべてオフで、通
常駆動制御回路６の通常運針制御回路６１のみから通常
運針制御信号ＰＩが出力している。 この通常運針制御信号Ｐ１は波形成形回路３から出力さ
れている１分周期の出力ＰＹＩであり、ＯＲ回路１７ａ
および１７ｂを介してそれぞれ時刻用アップカウンタ１
４と指針用アップカウンタ１５に同時に計数されるとと
もに、駆動選定回路９に送られその出力端子０ＵＴＩお
よび０ＵＴ２に第２図（イ）に示すような正転駆動パル
スを出力させる。その結果分針１２ａは駆動回路１０を
介してステップモータ１１により駆動され、１分ごとに
歩進される。 第３Ａ図Ｆｉたとえば現在時刻が２二００．指針が２＝
００、アラーム時刻が５：００のときのＭ１モードにお
けるアップカウンタＣＴ、ＣＢｓＣＡの計数値を示して
いる。 このＭ１モードにおいては、時刻用アップカウンタＣＴ
の計数値Ｃ４と指針用アップカウンタＣ８の計数値Ｃ１
とけ常に一致して増加していくので比較回路１８ａから
は通常運針制御信号Ｐ１ごとに一致信号ＰＴ８が出力し
、通常駆動制御回路６０通常駆動制御回路６１と切換制
御回路７の時刻復帰回路７２とに送られる。 その結果、通常運針制御回路６１からは１分ごとに通常
運針制御信号Ｐ１が出力され、第３Ａ図中矢印で示す如
く１分経過後には計数値ｃｔおよびＣ，ハともに１分ぶ
ん歩進され現在時刻が２：Ｏ１１指針が２：０１と更新
される。 なお、このときアップカウンタＣ，およびＣ１１で計数
される信号は第２図（イ）にＰ８で示す信号である。 １９− 一方このＭ１モードにおいては通常運針制御信号Ｐ、以
外の信号は出力されていないので、アラーム時刻用アッ
プカウンタ１６にはアラーム時計尺力制御信号Ｐムが入
力されないためその計数値Ｃ，は設定時（すなわち、こ
の場合は５：００）のままで変化しない。またこのとき
−数回路１８の比較回路１８ａからの一致信号ＰＴＩＩ
が出力し通常運針制御回路６１と時刻復帰回路７２とに
人力されるが、通常運針制御回路６１は一致信号ＰＴ８
−“Ｈ”が人力されていると通常運針制御信号ＰＹＩを
Ｐｌとし、て出力させ続ける。また、時刻復帰回路７２
ｔｌ一致信号ＰＴ８−“Ｈ”であるとき信号Ｐ４の出力
Ｆｉ禁止され続ける。 このＭ２モードは時刻を修正する前段階の時刻修正待機
モードで、リューズを２段階引いた状態でおる。第１表
かられかるように、このＭ２モードにおいては外部操作
スイッチＳＷ４のみがオンであり、通常駆動制御回路６
、切換制御回路７、修正制御回路８のいずれからも信号
Ｐ。 −加　− 〜Ｐ、が信号していない。従って、アップカウンタＣＴ
％　ｃ、　、Ｃムの計数値は変化せず、従って第３Ｂ図
に示すように、例えば計数値Ｃｔ＝２：０１、Ｃ舊＝２
：０１％ｃ、＝＝５：００とそのままの状態である。 このＭ４モードでは指針は移動せずもとの位置に留まっ
ている。 Ｍ３（時刻正転修正）モード（第３ｃ図）このＭ３モー
ドはＭ２モードに続いて指針を正転させて時刻修正を行
なうモードであり、そのためにリューズを２段目に引い
て手前に回転（左回転）する。第１表かられかるように
このＭ３モードにおいては外部操作スイッチ８Ｗ１およ
び５Ｗ３Ｆｉオフであり、修正制御回路８の時刻正転修
正回路８１からの時刻正転修正制御信号Ｐ１１が出力し
ている。この場合信号ｐｓは波形成形回路３から出力さ
れている時刻修正信号ｐｙｍである。 第３Ｃ図に示したようにたとえば時刻２：ｏｌを時刻３
：００に修正しようとしてリューズを左回転操作すると
、時刻正転修正制御信号ｐｍが０ＲＩＩｌ路１７ａおよ
びｌ？ｂを介してアップカウンタＣＴおよびＣＢに送ら
れ計数値ｃ′ｔおよびＣ。 は同時に歩進的に増加していく。 このときアラーム時刻は変らずそのアップカウンタＣＡ
の計数値Ｃ１はもとの位置に留まっている。 駆動選択回路９からは基準波形信号ｐ、と時刻正転修正
制御信号ＰＭとに基づ−て最小分解能が１分の正転駆動
パルス（第２図（イ）参照）が出力され、指針１２　ａ
　ｓ　１２　ｂ　Ｆｉ速い速度で正転駆動される。指針
がａ：ＯＯの位置に達したときリューズを鳴り一度手前
に回転すると再びＭ２モードに戻り正転修正が完了する
。このときアップカラ２５０丁、Ｃｉ１％Ｃ４の計数値
は第３ｃ図に示すようになり、ｃ’＠　＝　ｃ−ｙ　３
：　Ｑ　Ｑとｃ１＝５＄００とは２時間の時間差に相当
する計数値６０×２モ１２０の差となる。 正転修正操作が完了した時点でリューズを押し込むこと
により通常運針モードＭ１に吃どる。 Ｍ４（時刻逆転修正）モード（第３Ｄ図）このＭ４モー
ドＪ”ｊＭ２モードに続いて指針を逆転させて時刻修正
を行なうモードで、リューズを２段目引きの状態で右回
転する。 第１表かられかるように、このＭ４モードにおいては外
部操作スイッチＳＷＩおよびＳＷ４がオンでその他のス
イッチ８Ｗ２および８Ｗ３はオフであり、修正制御回路
８の時刻逆転修正回路８２のみから時刻逆転修正制御信
号Ｐ、が出力される。この信号Ｐａｄ前記前記上３モー
ド様に時刻修正信号ｐｙｉである。 第３Ｄ図に示したように、たとえば現在時刻３：００を
時刻１：００に逆転修正しようとすると、時刻逆転修正
信号ＰｇがＯＲ回路１７ｃを介して第２図（ロ）に示す
信号ｐｏとしてアップカウンタＣ上のみに送られ、その
結果その計数値Ｃ１が修正時間差すなわち２時間に相当
する６０×２−１２０だけ増加する。このときアップカ
ウンタＣＴおよびＣ１１の計数値には何等変化がない。 駆動選択回路９からは、基準波形信号ｐ、と時２３− 刻逆転修正制御信号Ｐ・とに基づいて最小分解能が１分
の逆転駆動パルス（第２図（ロ）参照）が出力され、駆
動回路１０、ペルスモータ１１、輪列を介して指針１２
ａｓ１２ｂは速い速度で逆転駆動される。指針がｌ：０
０の位置に達したときリューズをもう一回右回転すると
再びＭ２モードに戻り逆転修正が完了し、更にリューズ
を押し込むことにより通常運針モードＭｌに戻る。 このＭ４モードのときのアップカラ２５０丁、Ｃ，％Ｃ
ムの計数値は第３Ｄ図に示すようになり、Ｃ４＝　Ｃ，
とＣ′、とけ４時間の時間差に相当する計数値６０Ｘ４
−２４０の差となる。 ここで注意すべき点は逆転修正の場合、カウンタ０丁お
よびＣ１を回路構成およびその制御が複雑となるアップ
ダウンカウンタを用いてのダウン計数をさせず、回路構
成およびその制御が簡単なアップカラ２５０丁、Ｃ，、
％ＣＡを用いてアップカウンタＣ上の計数値ｃ′、を増
加させることによりアップカラ２５０丁およびＣ廊の計
数値ｃ＞　ｚ　（。 −ム　− に対する前記４時間の時間差を相対的に位置づけする計
数記憶する動作を行うということである。このような処
理によりアップダウンカウンタの代わりにアップカウン
タを用いることだけで逆転修正が可能になる。 しかもいままで計数値Ｃ，に対して相対的に位置づけら
れてψたアラーム時刻５：００ｉｔ、Ｍ４モード完了後
には計数値ｃ′、に対して新たに位置づけられることに
なる。 このＭ５モードはすでに設定しであるアラーム時刻（上
の例では５：００）を知るために通常の時刻表示モード
Ｍ１をアラーム時刻表示モードに切換えるモニタモード
で、リューズを１段目に引いて手前に左回転することに
より実現される。 このＭ５モードにおいては、第１表から明らかの如く外
部操作スイッチＳＷ３のみがオンでその他のスイッチＳ
ＷＩ、８Ｗ２．８Ｗ４はオフであり、切換制御回路７の
アラーム機能移行回路７１からアラーム機能移行制御信
号Ｐｓが出力している。この信号Ｐ３は波形成形回路３
から出力されている６４Ｈ２の移行早送り信号ｐｙｚで
ある。 第３Ｅ図に示したように、たとえば現在時刻１：００の
とき、アラーム時刻を確認したくてこのモードに移行し
たとすると、アラーム機能移行制御信号Ｐ３がＯＲ回路
１７ｂを介して指針用アップカウンタＣ８のみに送られ
、計数値Ｃ，は６４　Ｈｚの早い割合で増加していく。 このとき駆動選択制＃！１９からは基準波形信号Ｐ、と
信号ｐｍとに基づいて第２図ヒ）に示す如く出力端子０
ＵＴＩ、０ＵＴ２から６４Ｈ２の正転駆動パルスが出力
され、駆動回路１０、ペルスモータ１１および輪列を介
して分針１２ａおよび時針１２ｂは早ψ速度で回転する
。 他の２つのアップカウンタ０丁およびＣＡの計数値Ｃｌ
およびｃ、ｔ′ｉそのままである。 アップカウンタＣＩＩの計数値Ｃ１からＣ′、と増加し
てアップカウンタ時刻用アップカウンタＣムの計数値ｃ
１と一致すると、一致回路１８の比較回路１８ｂから“
ｆ（”の一致信号ＰＡ８が出力する。 この一致信号ＰＡ６は切換制御回路のアラーム機能移行
回路７１に送られ、今までこの回路７１から出力してい
たアラーム機能移行制御信号Ｐ。 を停止させる。その結果、アップカウンタＣ８の計数値
ど、がアップカウンタＣムの計数値ｃ、ト一致した時点
すなわち指針がアラーム時刻に達したとき指針の動きが
停止し、このときの指針の停止位置でアラーム時刻５：
００であることを表示する。 一方、一致信号ｐＡｓはアラーム制御回路１９にも送ら
れるが、このＭ５モードにおいては一致信号ＰＡＳおよ
びスイッチＳ、Ｗ５のオンオフ状態にかかわらずＭ５５
モードのスイッチ信号Ｐ８Ｗによりアラーム制呻回路１
９の作動は禁止され、ブザー２０からアラーム音は発せ
られない。 Ｍ６（アラーム時刻正転修正）モード（第３Ｆ図）この
Ｍ６のモードはＭ５モードに続いてアラーム時刻を正転
修正するモードで、リューズを１４一 段目の状態で手前に１同左回転すると指針が正転し始め
る。 使用者は指針が希望のアラーム時刻に達したとき再びリ
ューズをさらに手前に１同左回転すると指針が停止し修
正が完了する。 このＭ６モードにおいては、外部操作スイッチ８Ｗ２お
よびＳＷ３がオンでその他のスイッチＳＷＩ、８Ｗ４は
オフであり、修正制御回路８のアラーム時刻正転修正回
路８３のみからアラーム時刻正転修正制御信号Ｐ１が出
力している。 この信号Ｐ１は波形成形回路３から出力されている時刻
修正信号ｐｙｍである。 第３Ｆ図に示したように、たとえば、現在時刻Ｉ　Ｓ　
００のとき、すでに設定しであるアラーム時刻５：００
からアラーム時刻７：００に正転修正すると、アラーム
時刻正転修正制御信号Ｐ１がＯＲ回路１７ｂおよび１７
ｃを介して指針用アップカウンタＣ，およびアラーム時
刻用ヤアツプカウンタＣムに送られ、両アップカウンタ
Ｃｌ４５Ｃムの計数値は同時に増加していく。このとき
時−四　− 刻用アツブカウンタＣ丁の計数値ＣｔＦｉそのままでお
る。 指針は、駆動選択回路９で信号Ｐ７と基準波形信号ＰＸ
とに基づいて作られた正転駆動パルスにより、駆動回路
１０、ペルスモータ１１および輪列を介して正転する。 指針が新たなアラーム時刻の７：００に到達したときり
ユースをさらに左回転操作すると指針の動きが停止し、
アラーム時刻正転修正制御信号Ｐ７が停止するのでアッ
プカウンタＣＢおよびＣＡの計数値Ｃ′１およびＣ′、
は一致した状態（すなわちＭ５モードと同様のアラーム
時刻モニタモードに戻った状態）で保持される。 このときアップカウンタ０丁の計数値Ｃ１とアップカウ
ンタｃｍおよびＣＡの計数値Ｃ′、＝Ｃ′、との間には
６時間差に相当する６０Ｘ６．＝３６０の差がある。 Ｍ６モードで、アラーム時刻正転修正制御信号Ｐ１が出
力している間はアップカウンタＣＢとＣＡの計数値は常
に等しいので一致回路１８からの−ｉ信号ＰＡ８が出力
されていることおよびスイッチ８Ｗ５のオンオフにかか
わらずスイッチ信号ＰＥＷの条件によってアラーム制御
回路１９の作動が停止され、旧つブザー２０からアラー
ム音は出ないことはＭ５モードの場合と同じである０ Ｍ７（アラーム時刻逆転修正）モード（第３Ｇ図）この
Ｍ７モードは一旦設定しであるアラーム時刻を逆転修正
するモードで、上述したＭ６モードの場合と同様にＭ５
モードに続いてリューズの１段目引きの状態での右回転
操作で指針を新たなアラーム時刻に設定する。 このＭ７モードにおいては、外部操作スイッチ８Ｗ１と
８Ｗ３がオンでその他のスイッチＳＷ２および８Ｗ４Ｆ
′ｉオフであり、修正制御回＠８Ｂのアラーム時刻逆転
修正回路８４のみからアラーム時刻逆転修正制御信号Ｐ
畠が出力している。この信号Ｐ８は時刻修正信号ｐｙｓ
である。 第３Ｇ図に示したように、たとえば現在時刻１；００の
とき、アラーム時刻をすでに設定しである７：００から
２：００に逆転修正すると、アラーム時刻逆転修正制御
信号Ｐ８がＯＲ回路１７ａを介して時刻用アップカウン
タＣＴに送られその計数値Ｃｔを増加していく。 このとき他の２つのアップカウンタＣ８およびＣムの計
数値Ｃ５およびＣ１はそのまま変らない。 指針は、駆動選択回路９で信号ｐ、および基準波形信号
ＰＸに基づいて作られた第２図（ロ）で示すごとく出力
端子０ＵＴＩ、０ＵＴ２から出力される逆転駆動パルス
により駆動回路１０、パルスモータ１１および輪列を介
して逆転駆動され、新たなアラーム時刻の２：００に達
したとき、リューズをさらに１同右回転操作することに
より指針を停止させるとアラーム時刻逆転修正制御信号
Ｐ８が停止するのでアップカウンタＣＴＦｉ計数を停止
し、再びＭ５モードと同様のアラーム時刻モニタモード
に戻る。 このときのアップカウンタ０丁の計数値Ｃ′ｔとアップ
カウンタＣＢおよびＣムの計数値Ｃ，＝　Ｃ，との間に
は１時間差に相当する６０Ｘ１．、．６０（Ｄ　３１− 差がある。 ここでやはり注意すべき点は、逆転修正の場合もＭ４モ
ードのときのアップカウンタＣムの計数値Ｃ，をＣ′、
に増加させるという処理と同様にアップカウンタ０丁の
計数値ＣｔをＣ′ｔに増加させるという処理を行なって
いることであり、このような処理により構成およびその
制御の複雑なアップダウンカウンタを用いずにアップカ
ウンタだけで逆転修正処理が可能になる。 このＭ８モードはアラーム時刻の確認まｆｃは修正が終
わって再び通常時刻表示へ切換えるモードで、たとえば
Ｍ５モードで１段目に引−であるリューズを押し込んで
もとにもどすことにより実現される。 このＭ８モードにおいては第１表かられかるように外部
操作スイッチ８Ｗ１〜８Ｗ４のすべてがオフであり、切
換制御回路７の時刻復帰回路７２から時刻復帰制御信号
Ｐ４が出力している。 ３２− この信号Ｐ４は６４Ｈ２の早送り信号ＰＹ！である。 第３Ｈ図に示したように、たとえば現在時刻１：００の
とき、アラーム時刻２：００から通常時刻１：００に戻
したとすると、時刻復帰制御信号Ｐ４がＯＲ回路１７ａ
および１７ｃを介して時刻用アップカウンタｃＴおよび
アラーム時刻用アップカウンタＣムに送られ両アップカ
ウンタｃＴ％ＣＡの計数値Ｃ４％Ｃ８は同時に増加して
いく。このとき、アップカウンタＣ８の計数値Ｃ。 は変わらない。 指針は、駆動選択回路９で時刻復帰制御信号Ｐ４と基準
波形信号ｐｘとにより作られる第２１仲）で示されるよ
うな出力端子０ＵＴ１．０ＵＴ２から出力される逆転駆
動パルスにより駆動回路１０、ペルスモータ１１および
輪列を介して２：００からｌ；００に早送りで駆動され
る。 その結果アップカウンタｃＴの計数値どｔがアップカウ
ンタＣ８の計数値Ｃ，と一致すると、比較回路１８ａか
ら一致信号ｐＴｓが出力し、時刻復帰回路７２はこの一
致信号ＰＴｌｉにより時刻復帰制御−信号Ｐ４の出力を
停止し再びＭ１モードに戻ることになる。その結果指針
の早送りは停止し、指針は１：００の位置で停止する。 こうして時刻用アップカウンタＣＴの計数値ｃ’ｔと指
針用アップカウンタＣ８の計数値ａ、Ｉｄ一致し、アラ
ーム時利用アップカウンタＣムの計数値Ｃ１はアップカ
ウンタＣＴ％ＣＩＩの計数値どいＣ′。 より１時間分すなわち６０Ｘ１＝６０だけ多くなる。 なお、第１表ではＭｌモードとＭ８モードのスイッチ８
Ｗ１〜８Ｗ４のスイッチ信号ＰＦＩＷの論理条件は同一
であるが、Ｍ１モードでは一致信号ＰＴｉｌが出力され
ており、またＭ８モードでは一致信号ＰＴｉｌが出力さ
れていなψことによって論理的に区別される。 Ｍ９（経過時刻処理）モード（第３Ｉ図）このＭ９モー
ドは上述した時刻やアラーム時刻の切換えまたは修正操
作中に経過する時間を処理するモードで、スイッチＳＷ
５がオフのときの他のモードすなわちＭ１％Ｍ２、Ｍ５
、Ｍ８、Ｍ１０モードと同時に進行する。 従ってこのＭ９モード単独での状態は存在しない。この
Ｍ９モードにおいては、通常駆動制御回路６の経過時間
処理回路６２から経過時間処理信号Ｐ２が出力している
。この信号Ｐ２は波形成形回路３から出力される１分周
期の通常運針制御信号ＰＹＩである。 第３Ｉ図に示したように、たとえば前述したＭ５モード
（通常時刻からアラーム時刻への切換え）を考えてみる
と、Ｍ５モードの進行と同時に経過時間処理信号Ｐ２が
ＯＲ回路１７ａを介して時刻用アップカウンタ０丁にの
み送られ計数される。 従って、アップカウンタｃＴの計数値Ｃｔのみが経過時
間処理信号Ｐ！により１分ごとに増加していき、他の２
つのアップカウンタＣＢおよびＣムの計数値は経過時間
処理信号によっては変化せず、Ｍ　５モードによる信号
Ｐ３によって廿アップカウンタＣＢが計数される。 Ｍ５モードの処理にたとえば２分を要したと３５− すると、アップカウンタＣＴの計数値は２だけ増加する
。 このＭ５モード中のＭ９モードでは指針は、駆動選択回
路９で経過時間処理信号Ｐ２と基準波形信号ＰＫとから
作った第２図（イ）で示す出力端子０ＵＴＩ　、０ＵＴ
２から出力される１分周期の正転駆動パルスにより駆動
回路１０、パルスモーク１１および輪列を介して正転駆
動される。 Ｍｌ　０１Ｍ１　］　（アラーム）モードこのＭＩ　０
１Ｍ１１モードはＭ１モード中で現在時刻がアラーム時
刻に一致したときのモードで、外部操作スイッチ８Ｗ１
〜８Ｗ５がすべてオフのモードＭＩＯと、補助ボタンを
押してスイッチＳＷ５だけオンしているモードＭｌｌと
があり、いずれのモードにおいても通常駆動制御回路６
０通常運針制御回ｖ！Ｉ６１から通常運針制御信号ｐ、
が出力している。 通常運針制御信号ＰＩ　Ｆｉ　１分周期信号でＯＲ回路
１７ａおよび１７ｂを介して時刻用アップカウンタｃＴ
と指針用アップカウンタＣ，に送られ、３６− 計数値ＣＩおよびＣ，を１分ごとに増加していく。 なお、このときＭ１モードかられかるように計数値Ｃｔ
＝Ｃｍとなっている。 指針用アップカウンタＣ，の計数値Ｃ８がアラーム時利
用アップカウンタＣムの計ｔａｌｃ、と一致すると、−
数回路１８の比較回路１８ｂから一致信号ＰＡｓが出力
する。この一致信号Ｐム８はアラーム制御回路１９と切
換制御回路７のアラーム機能移行回路７１とに送られる
。 ＭＩＯモードにおいては、外部操作スイッチＳＷ５はオ
フであるので、アラーム制御回路１９からアラーム信号
が出力しブザー２０からアラーム音が発せられる。 これに対してＭｌｌモードにおいては外部操作スイッチ
８Ｗ５がオンとなっているのでアラーム制御回路１９か
らアラーム信号が出力せず、アラーム音が発せられない
〇 以上、本発明をアラーム機能を有する２針式アナログ腕
時計について説明したが、本発明は本来の通常時刻表示
機能に付加される他の機能、たとえば本実施例のごとき
アラーム機能のほかにストップウォッチ機能や他国の時
刻が切換えて見られるデュアル時刻表示機能あるいはカ
レンダー機能、タイマー機能などを１つまたはそれ以上
付加したアナログ時計につりでも同様に適用でき、その
場合は機能ごとにアップカウンタが設けられる。 また本発明は２針式アナログ時計に限らず秒側を含む３
針式アナログ時計についても適用することができる。こ
の場合３つのアップカウンタには１秒周期の信号が送ら
れ４３２０進カウンタが用いられる。 さらに本発明は腕時計に適用すると効果的であるが、目
覚し時計のような置時計や掛時計などに適用しても同様
な効果が得られる。 さらに本発明は水晶発振器以外の時間基準を有する時計
にも適用できる。 以上説明したように、本発明は時刻用アップカウンタと
、指針用アップカウンタ、アラーム機能のような他機能
時刻用アップカウンタとを用い現在時刻と指針位置と他
機能時刻との相対的時間差をカウンタの計数値の差とし
て記憶し、この計数値に基づいて時刻や指針位置などを
表示するようにしたので、従来の目覚し時計に代表され
るアナログ時計のように時刻検出機構や動力伝達機構の
ような機械的機構やそれを構成する部品ならびにその組
立に要する手間が不要となり確立された電子回路製造技
術により簡単に製造ができる。また電子回路の使用によ
り少ないスペースですむことから高精度のアナログ式腕
時計の多機能化が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による多機能アナログ時計の一実施例の
回路のブロック線図、第２図は第１図に示した実施例の
駆動選択回路の出力波形図であり、（イ）は正転駆動パ
ルスの波形図、（ロ）は逆転駆動パルスの波形図、第３
Ａ図から第３５図は第１図に示した実施例の計時動作の
異なるモードにおけるアップカウンタの計数値を時計の
指針位置とともに示す図である。 ３９− １・・・時間基準源、２・・・分周回路、３・・・波形
成形回路、４・・・外部操作スイッチ、５・・・スイッ
チ信号作成回路、６・・・通常駆動制御回路、７・・・
切換制御回路、８・・・修正制御回路、９・・・駆動選
択回路、１０・・・駆動回路、１１・・・ペルスモータ
、１２・・・指針、１３・・・計数演算回路、１４・・
・時刻用アップカウンタ、１５・・・指針用アップカウ
ンタ、１６・・・アラーム時刻用アップカウンタ、１７
・・・入力制御回路、１８・・・比較回路、１９・・・
アラーム制御回路、２０・・・ブザー 特許出願人　シチズン時計株式会社 代理人　弁理士　鈴　木　弘　男 ４０− ２：００ Ｃｓ ａ

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）時間基準信号を発生する時間基準源と、前記時間
   基準信号を所定の低−周波数の時計信号に分周する分周
   回路と、前記時計信号の波形を所望の波形の波形成形信
   号に変換する波形成形回路と、外部から操作される外部
   操作スイッチと、該外部操作スイッチの操作に基づ−て
   スイッチ信号を出力するスイッチ信号作成回路と、前記
   スイッチ信号と前記波形成形信号とに基づいて時刻の通
   常駆動を行なうための通常駆動制御信号を出力する通常
   駆動制御回路と、前記スイッチ信号と前記波形成形信号
   とに基づいて時刻と他機能時刻との切換えを行なうため
   の切換制御回路と、前記スイッチ信号と前記波形成形信
   号とに基づいて時刻修正信号を出力する修正制御回路と
   、前記分周回路からの複数の出力波形を用いて前記通常
   駆動制御信号と前記切換制御信号と前記修正制御信号の
   制御により前記外部操作スイッチの操作に応じた駆動用
   信号を出力する駆動選定回路と、前記駆動用信号に基づ
   いて指針駆動信号を出力する駆動回路と、前記駆動用信
   号により駆動されるモータと、該モータにより駆動され
   る指針とを備えた多機能アナログ時計において、他機能
   時刻に対する時刻を相対的に計数し記憶する第１のアッ
   プカウンタと、時刻と他機能時刻に対する指針位置を相
   対的に計数し記憶する第２のアップカウンタと、時刻に
   対する他機能時刻を相対的に計数し記憶する第３のアッ
   プカウンタと、前記第１、第２および第３のアップカウ
   ンタへの入力信号を制御するアップカウンタ入力制御回
   路と、前記第１のアップカウンタの出力と前記第２のア
   ップカウンタの出力との一致および前記第２の７ツプカ
   ウンタの出力と前記第３のアップカウンタの出力との一
   致を検出し一致信号を出力する一致回路とにより構成さ
   れ、且つ前記通常駆動信号による通常駆動および前記修
   正制御信号による時刻修正および他機能時刻修正にかか
   わらず前記切換制御信号による時刻と他機能時刻との切
   換時における前記指針を正確に動作させるための計数演
   算回路を有し、前記切換制御回路は前記一致回路からの
   一致信号を人力し且つ前記第１、第２および第３のアッ
   プカウンタの計数動作を選択制御することを特徴とする
   多機能アナログ時計。
2. （２）前記通常駆動制御回路は、前記一致回路が前記第
   １のアップカウンタの出力と前記第２のアップカウンタ
   の出力との一致に基づく一致信号を出力しているとき時
   刻モードにおける通常運針を制御する通常運針制御回路
   と、該一致出力【出力していな−とき多機能時刻モード
   または切換モードにおける通常駆動の経過時間を処理す
   る経過時間処理回路とにより構成された特許請求の範囲
   第１項に記載の多機能アナログ時計。
3. （３）前記修正制御回路は、前記一致回路が前記第１の
   アップカウンタの出力と前記第２のアッメ雰つンタの出
   力との一致に基づく一致信号を出力しているとき時刻の
   正転修正制御を行なう時刻正転修正制御回路と、該一致
   信号を出力しているとき時刻の逆転修正制御を行なう時
   刻逆転修正制御回路と、前記一致回路が前記第２のアッ
   プカウンタの出力と前記第３のアップカウンタの出力と
   の一致に基づく一致信号を出力しているとき他機能時刻
   の正転修正制御を行なう他機能時刻正転修正制御回路と
   、該一致信号を出力しているとき他機能時刻の逆転修正
   制御を行なう他機能時刻逆転修正制御回路とにより構成
   された特許請求の範囲第１項に記載の多機能アナログ時
   計。
4. （４）前記切換制御回路は、時刻から他機能時刻への切
   換え時には前記一致回路が前記第２のアップカウンタの
   出力と前記第３のアップカウンタの出力との一致に基づ
   く一致信号を出力するまで前記第２のアップカウンタを
   計数させ且つ前記指針を正転早送り駆動する他機能移行
   制御信号を出力する他機能移行制御回路と、他機能　３
   − 一刻から時刻への切換え時には前記一致回路が前記第１
   のアップカウンタの出力と前記第２のアップカウンタの
   出力との一致に基づく一致信号を出力するまで前記第１
   のアップカウンタと前記第３のアップカウンタとを計数
   させ且つ前記指針を逆転早送り駆動する時刻復帰制御信
   号を出力する時刻復帰制御回路とにより構成された特許
   請求の範囲第１項に記載の多機能アナログ待針。
5. （５）前記切換制御回路は、時刻から他機能時刻への切
   換え時には前記一致回路が前記第２の了ツブカウンタの
   出力と前記第３のアップカウンタの出力との一致に基づ
   く一致信号を出力するまで前記第２のアップカウンタを
   計数させ且つ前記指針を正転早送り駆動する他機能移行
   制御信号を出力する他機能移行制御回路と、他機能時刻
   から時刻への切換え時には前記一致回路が前記第１のア
   ップカウンタの出力と前記第２のアップカウンタの出力
   との一致に基づく一致信号を出力するまで前記第１のア
   ップカウンタと　４− イ記第３のアップカウンタとを計数させ且つ前記指針を
   逆転早送り駆動する時刻復帰制御信号【出力する時刻復
   帰制御回路とにより構成され、前記通常駆動制御回路は
   、前記一致回路が前記第１のアップカウンタの出力と前
   記第２のアップカウンタの出力との一致に基づく一致信
   号を出力している時刻モードにおいて前記第１のアップ
   カウンタと前記第２のアップカウンタとを計数させ且つ
   通常運針の制御を行なう通常運針制御信号を出力する通
   常運針制御回路と、該一致信号を出力していないとき他
   機能時刻モードまたは切換モードにおいて前記第１のア
   ップカウンタを計数させ且つ通常駆動の経過時間を処理
   する経過時間処理信号を出力する経過時間処理回路とに
   より構成され、前記修正制御回路は、前記一致回路が前
   記第１のアップカウンタの出力と前記第２のアップカウ
   ンタの出力との一致に基づく一致信号を出力していると
   きに行なわれる時刻の正転修正を制御し且つ前記第１の
   アップカウンタと第２のアップカウンタとを計数させる
   制御を行なう時刻正転修正信号を出力する時刻正転修正
   回路と、前記一致信号を出力しているときに行なわれる
   時刻の逆転修正を制御し且つ前記第３のアップカウンタ
   を計数させる制御を行なうとき時刻逆転修正信号を出力
   する時刻逆転修正回路と、前記一致回路が前記第２のア
   ップカウンタの出力と前記第３のアップカウンタの出力
   との一致に基づく一致信号を出力しているときに行なわ
   れる他機能時刻の正転修正を制御し且つ前記第２のアッ
   プカウンタおよび第３のアップカウンタを計数させる制
   御を行なう他機能時刻正転修正信号を出力する他機能時
   刻正転修正回路と、前記一致回路が前記一致信号を出力
   しているとき行なわれる他機能時刻の逆転修正を制御し
   且つ前記第１のアップカウンタを計数させる制御を行な
   う他機能時刻逆転修正信号を出力する他機能時刻逆転修
   正回路とにより構成される特許請求の範囲第１項に記載
   の多機能アナログ時計。