JPH05150054A - 指針表示電子時計 - Google Patents

指針表示電子時計

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JPH05150054A
JPH05150054A JP13123692A JP13123692A JPH05150054A JP H05150054 A JPH05150054 A JP H05150054A JP 13123692 A JP13123692 A JP 13123692A JP 13123692 A JP13123692 A JP 13123692A JP H05150054 A JPH05150054 A JP H05150054A
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pointer
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Tatsuo Moriya
達雄 守屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モード表示と計測時間表示が同時にでき、小
型で薄型化を可能にした多機能指針表示電子時計を提供
することを目的としている。 【構成】 モード選択をする機能選択手段とモード表示
用の指示表示手段を独立したステップモータで運針す
る。 【効果】モード表示が容易な小型、薄型化の多機能電子
時計を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多機能指針表示電子時計
のモードの表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ステップモータの小型化が急速に
進み、複数の指針をそれぞれ独立したステップモータに
より駆動することによって、各指針の指示位置を短時間
内に大きく変化することが可能となり、デジタル時計に
匹敵した多機能の指針表示時計がウォッチサイズで商品
化されつつある。
【0003】しかし、指針表示電子時計を多機能化する
にあたっては、現在どの機能の状態(モード)にあるの
かを明示する手段が問題となる。
【0004】デジタル時計に於いては、インジケータ用
セグメントを点滅させる等の方法により、現在のモード
を容易に明示できるが、指針表示電子時計に於いては、
新たに何らかのモード表示手段を設ける必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の指針表
示電子時計では、液晶パネル等の表示素子を用いてモー
ド表示を行なう方法が考えられるが、この方法に於いて
は、ウォッチサイズを実現する際に薄型化を考慮する
と、液晶パネル等の表示素子の下に輪列・ステップモー
タ等の部品を配置できないため、平面サイズが大きくな
ってしまうという欠点を有している。又、この方法に於
いては、液晶パネル等の表示素子と文字板との異和感の
ためにデザイン的に劣るという欠点も有している。
【0006】そこで本発明はかかる欠点を除去したもの
で、その目的は、小型・薄型化が可能でデザイン的にも
優れた、モード表示手段を備えた多機能指針表示電子時
計を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の指針表示電子時計
は、複数の機能を有する指針表示電子時計において、機
能指定信号の入力によりモードを選択する機能選択手
段、前記機能選択手段の出力に基づき選択されたモード
を独立のステップモーターで運針するモード表示用の指
示手段により構成したことを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下実施例に基づいて本発明を詳しく説明す
る。
【0009】図1は本発明を応用したクロノグラフ機能
付指針表示電子時計の外観図である。
【0010】本実施例のクロノグラフ機能付指針表示電
子時計は、時刻表示用時・分・秒針5の他に、クロノグ
ラフ用の1/20秒針6、秒針7、分針8を具備し、時
刻とクロノグラフ計測時間を同時に表示することが可能
である。又、1/20秒桁の表示部9がSTOP部とS
PLIT部とにわかれ、クロノグラフ針6、7、8が停
止した場合、1/20秒桁の計測時間を表示するととも
に、STOPモードであるのかSPLITモードである
のかを表示することが可能である。
【0011】本実施例のクロノグラフ機能付指針表示電
子時計の操作方法・機能は以下の通りである。
【0012】外部操作部材4はリューズで1段目、2段
目、3段目の3状態を有し、1段目ではクロノグラフ作
動状態となり、2段目では各クロノグラフ針の指示位置
修正状態となり、3段目では時刻表示用の時、分、秒針
5の運針が周知の電気的及びメカ的に停止されるととも
に、周知の時、分針の針合わせ機構にメカ的に連結され
る。
【0013】外部操作部材1はリュウズ4が1段目のと
きはクロノグラフのスタート及びストップを指令するス
タートストップスイッチとなり、リュウズ4が2段目の
ときはクロノグラフ1/20秒針6の0位置修正スイッ
チとなる。
【0014】外部操作部材2は、リュウズ4が1段目の
ときはクロノグラフのスタートからの経過時間(スプリ
ットタイム)の表示を指令するスプリットスイッチとな
り、リュウズ4が2段目のときはクロノグラフ分針8の
0位置修正スイッチとなる。
【0015】外部操作部材3は、リュウズ4が1段目の
ときは各クロノグラフ針の0位置への復帰を指令するリ
セットスイッチとなり、リュウズ4が2段目のときはク
ロノグラフ秒針7の0位置修正スイッチとなる。
【0016】リュウズ4が1段目にあるときに、スター
トストップスイッチ1を操作すると、クロノグラフがス
タートし、クロノグラフ秒針7が毎秒運針、クロノグラ
フ分針8が毎分運針を開始する。この状態に於いてスプ
リットスイッチ2を操作すると、クロノグラフ秒針7と
クロノグラフ分針8が運針を停止し、クロノグラフ1/
20秒針6が表示部9のうちのSPLIT部のスプリッ
トタイム位置まで16Hz で早送りされ、スプリットタ
イムを読み取ることができる。この状態に於いて、再び
スプリットスイッチ2を操作すると、クロノグラフ秒針
7とクロノグラフ分針8は計測時間に追いつくまで16
Hz で早送りされその後は再び毎秒運針及び毎分運針を
し、クロノグラフ1/20秒針6はスプリットタイム位
置から0位置まで16Hz で早送りされ、再びスプリッ
トスイッチ2かスタートストップスイッチ1が操作され
るまでは0位置に待機している。尚図1に於いて表示部
9に2箇所0があるが、クロノグラフ1/20秒針6の
0位置は表示部9の12時位置である。この状態に於い
て再びスタートストップスイッチ1を操作すると、クロ
ノグラフ秒針7及びクロノグラフ分針8が運針を停止
し、クロノグラフ1/20秒針6が表示部9のうちのS
TOP部のストップタイム位置まで16Hz で早送りさ
れ、ストップタイムを読み取ることができる。図1はこ
の状態を示しており、図に於いてストップタイム は5
分34秒65である。この状態に於いて、リセットスイ
ッチ3を操作すると、各クロノグラフ針は0位置まで1
6Hz で早送りされリセット状態になる。
【0017】電池交換等でクロノグラフ針の0位置がく
るったときには、リュウズ4を2段目にすると各クロノ
グラフ針の0位置修正状態となる。この状態に於いて、
外部操作部材1(クロノグラフ1/20秒針0位置修正
スイッチ)を1プッシュするとクロノグラフ1/20秒
針6が1ステップ運針されるとともに内部のクロノグラ
フ1/20秒針6の指示位置を記憶している1/20秒
針位置カウンターがリセットされるため、外部操作部材
1が何回かプッシュされて、クロノグラフ1/20秒針
6が0位置を指示したときには1/20秒針位置カウン
ターの内容も0になり、機械的指示位置と回路内容が一
致する。同様に、外部操作部材2を操作することにより
クロノグラフ分針8の0位置を、外部操作部材3を操作
することによりクロノグラフ秒針7の0位置を変更する
ことができる。
【0018】以上で図1に示した本実施例によるクロノ
グラフ機能付指針表示電子時計の操作方法、機能につい
ての説明を終わり、次に以上の機能を実現するための構
成について、図2のブロック図を用いて説明する。
【0019】図2に於いて、発振回路10、分周回路1
1、分周回路12、分周回路13、駆動パルス成形回路
14、ステップモータ15、輪列16、チャタリング防
止回路17は、水晶振動子を時間基準源ちするクォーツ
式アナログ時計を例に周知であるので簡単に説明する。
発振回路10は水晶振動子を源振として32768HZ
の発振をする。分周回路11は32768HZ の発振信
号を順次分周して128HZ 信号φ128 を出力する。分
周回路12は128HZ 信号φ128 を順次分周して16
HZ 信号φ16を出力する。分周回路13は16HZ 信号
φ16を順次分周して1HZ 信号φ1 を出力し、R端子に
入力する信号SEが”High”になるとリセットされ
る。駆動パルス成形回路14は1HZ 信号φ1 に対応し
たステップモータ駆動パルスPMを出力し、ステップモ
ータ15を1秒に1回駆動する。ステップモータ15
は、コイル、ステータ、2極ロータより構成されてい
る。チャタリング防止回路17は、各スイッチの入力信
号からチャタリング波形をとり除くものであり、端子
A,B,C,D,Eがマイナスにプルダウンされている
ためチャタリング防止回路から出力される信号SA,S
B,SC,SD,SEは通常は”Low”で各スイッチ
が閉じた時にだけ”High”となる(信号SAは外部
操作部材1が操作された時、信号SBは外部操作部材2
が操作されたとき、信号SCは外部操作部材3が操作さ
れたとき、信号SDはリュウズ4が2段目にあるとき
に、信号SEはリュウズ4が3段目にあるときにそれぞ
れ”High”となる)。
【0020】スイッチ制御回路18は図3の様に構成さ
れている。図3に於いて、50,51,52,53はD
タイプのラッチでCP端子に入力するCLOCK入力の
立ち上がっている期間はM出力にはDM入力がそのまま
現われ、CLOCK入力の立ち下がりでM出力はその時
点のDM入力を保持する。また54,55,56,5
7,58,59,60,61,62,63,64,65
はANDゲート、66はORゲート、67はインバー
タ、70はNORゲートである。又68,69はDタイ
プのフリップフロップでD入力に加えられた入力レベル
はCP端子に入力するCLOCKの立ち下がりでQおよ
びバーQに伝達される。尚、入力端子I9〜I13には図
2のチャタリング防止回路17より出力される信号S
A,SB,SC,SD,SEがそれぞれ入力し、入力端
子I14には図2の分周回路11で形成される”Hig
h”と”Low”の比が7:1の128Hz 信号バーφ
128'が入力する。出力端子O3 からはクロノグラフのス
タート及びストップを指令するスタートストップ信号S
tが出力され、出力端子O4 からはスプリットタイムの
表示を指令するスプリット信号Spが出力され、出力端
子O5 からはクロノグラフ針の0位置への復帰を指令す
るリセット信号Reが出力され、出力端子O6 からはク
ロノグラフ1/20秒6の0位置の修正を指令する信号
Se1/20が出力され、出力端子O7 からはクロノグ
ラフ秒針7の0位置の修正を指令する信号Sesec が出
力され、出力端子O8 からはクロノグラフ分針8の0位
置の修正を指令する信号Sesecが出力される。
【0021】信号SA’はラッチ50とANDゲート5
4により信号SAを立ち上がりで微分した信号である。
信号SAは図2のチャタリング防止回路17により信号
バーφ128'の立ち下がりに同期されているため、AND
ゲート54から出力される信号SA’はパルス幅0.9
8msec の微分信号となる。同様に信号SB’はラッチ
51とANDゲート55により信号SBを立ち上がりで
微分した信号であり、信号SC’はラッチ52とAND
ゲート56により信号SCを立ち上がりで微分した信号
である。又、信号SD’はスタートストップ信号St
が”Low”のときに限り信号SDを立ち上がりで微分
した信号である。
【0022】スタートストップ信号Stが”Low”の
ときに限り信号SDを立ち上がりで微分した信号であ
る。
【0023】スタートストップ信号St及びスプリット
信号Spの論理状態は、NORゲート70より出力され
る信号バー(SD+SE)が”Low”のときには変化
しない。又、スプリット信号Spの論理状態は、AND
ゲート65によりスタートストップ信号Stが”Lo
w”のときにはサイクリックに変化しない。又、リセッ
ト信号Reは信号SD’が出力されたときか、信号バー
(SD+SE)が”High”のときに信号SC’が出
力されたときに”High”となる。従って、クロノグ
ラフの作動中に時刻用時・分針の針合わせをしようとし
て、図1のリューズ4が1段目から2段目、3段目と引
きだされてもクロノグラフは作動を続け、クロノグラフ
がストップ状態のときにリューズ4が2段目に引きださ
れるとクロノグラフはリセットされる。
【0024】各クロノグラフ針の0位置の修正を指令す
る信号Se1/20.Sesec .Semin はANDゲー
ト61により信号SDが”High”でスタートストッ
プ信号Stが”Low”のときでなければ出力されな
い。
【0025】以上でスイッチ制御回路18の説明を終わ
る。
【0026】ANDゲート19は、スイッチ制御回路1
8より出力されるスタートストップ信号Stが”Hig
h”のときにだけ分周回路18より出力される128H
z 信号φ128 を通過させるスイッチの働きをしている。
【0027】20Hz 信号成形回路20は、ANDゲー
ト19を通過した128Hz 信号φ128 からクロノグラ
フの時間計測の基準となる20Hz 信号φ20を形成す
る。
【0028】21,22,23,24,25,26,2
7,28,29,30,31,6は、クロノグラフの1
/20秒の桁を表示するための構成要素であり、1/2
0秒針位置カウンターB24、一致検出回路25、1/
20秒針制御回路27はI4にスピリットモード信号入
力により、モードの表示を選択する機能選択手段を兼ね
ている。
【0029】1/20秒計測カウンター21は、20H
z 信号φ20をカウントする20進カウンターで、スイッ
チ制御回路18より出力され入力端子I5 に入力するリ
セット信号Reが”High”になるとリセットされ
る。
【0030】ラッチ回路22は、スイッチ制御回路18
より出力され入力端子I4 に入力するスプリット信号S
p”Low”の期間は1/20秒計測カウンター21の
内容をそのまま通過させ、スプリット信号Spの立ち上
がりでその時点の1/20秒計測カウンター21の内容
わ保持する。
【0031】1/20秒針位置カウンターA23と1/
20秒針位置カウンターB24は、クロノグラフ1/2
0秒針6の指示位置を記憶するためのカウンターで、1
/20秒針制御回路27より出力される1/20秒針駆
動信号φM1/20をカウントしスイッチ制御回路18
より出力され入力端子I6 に入力するクロノグラフ1/
20秒針の0位置の修正を指令する1/20秒針0位置
修正信号Se1/20によりリセットされる。1/20
秒針位置カウンターA23は、1/20秒計測カウンタ
ー21と全く同様に構成される20進カウンターであ
る。1/20秒針位置カウンターB24は、図3のフリ
ップフロップ69に対応する2進カウンターである。
【0032】一致検出回路25は、ラッチ回路22と1
/20秒針位置カウンターA23との内容、及び、図3
のフリップフロップ69と1/20秒針位置カウンター
B24との内容を比較し、それぞれの内容がともに一致
したときには”High”となり他のときには”Lo
w”となる一致信号Ye1/20を出力する。
【0033】1/20秒針零位置検出回路26は、クロ
ノグラフ1/20秒針6が0位置を指示したか否かを検
出するもので、1/20秒針位置カウンターA23と1
/20秒針位置カウンターB24がともに0になったと
きに”High”となり他のときは”Low”となる0
位置信号0 1/20を出力する。
【0034】1/20秒針制御回路27は、スイッチ制
御回路18より出力されるスタートストップ信号st、
及びスプリット信号Sp、及び一致検出回路25より出
力される一致信号Ye1/20、及び1/20秒針零位
置検出回路26より出力される0位置信号0 1/20
の論理状態によって、分周回路12より出力される16
Hz 信号φ16を1/20秒針駆動信号φM1/20とし
て通過させたりさせなかったりする。本実施例に於いて
は、スタートストップ信号Stが”Low”又はスプリ
ット信号Spが”High”で一致信号Ye1/20
が”Low”のときと、スタートストップ信号St”H
igh”かつスプリット信号Spが”Low”かつ0位
置信号0 1/20が”Low”のときに、1/20秒
針駆動信号φM1/20として16Hz 信号φ16が出力
される。従って、クロノグラフ1/20秒針6は、通常
は0位置に待機しストップ及びスプリット状態にのみラ
ッチ回路22の内容を図1の表示部9のSTOP部又は
SPLIT部に表示する。
【0035】28はORゲートである。
【0036】駆動パルス成形回路29は、1/20秒針
駆動信号φM1/20又は1/20秒針0位置修正信号
Se1/20に対応したステップモータ駆動パルスPM
1/20を出力し、ステップモータ30を駆動する。
【0037】輪列31は、ステップモータ30に連動
し、クロノグラフ1/20秒針6が40ステップで1周
するように構成されている。
【0038】32,33,34,35,36,37,3
8,39,40,7はクロノグラフの秒の桁を表示する
ための構成要素である。
【0039】秒計測カウンター32は、1/20秒計測
カウンター21より出力される1Hz 信号φsecをカウ
ントする60進カウンターで、スイッチ制御回路18よ
り出力される。リセット信号Reが”High”になる
とリセットされる。
【0040】ラッチ回路33は、スイッチ制御回路より
出力されるスプリット信号Spが”Low”の期間は秒
計測カウンター32の内容をそのまま通過させ、スプリ
ット信号Spの立ち上がりでその時点の秒計測カウンタ
ー32の内容を保持する。
【0041】秒針位置カウンター34は、クロノグラフ
秒針7の指示位置を記憶するための60進カウンター
で、秒針制御回路36より出力される秒針駆動信号φM
sec をカウントし、スイッチ制御回路18より出力され
る秒針0位置修正信号Sesecによりリセットされる。
【0042】一致検出回路35は、ラッチ回路33と秒
針位置カウンター34との内容を比較し、内容が一致し
たときには”High”となり他のときは”Low”と
なる一致信号Yesec を出力する。
【0043】秒針制御回路36は、一致検出回路35よ
り出力される一致信号Yesec が”Low”のときに、
秒針駆動信号φMsec として16Hz 信号φ16を出力す
る。従って、クロノグラフ秒針7は、クロノグラフの通
常計測時には、1Hz 信号φsec が秒計測カウンター3
2に入力するたびにラッチ回路33と秒針位置カウンタ
ー34の一致がはずれるため1秒ステップで運針し、ス
プリット及びストップ時には停止し、スプリット解除時
及びリセット時にはラッチ回路33と秒針位置カウンタ
ー34の内容が一致するまで16Hz で運針する。
【0044】37はORゲートである。
【0045】駆動パルス成形回路38は、秒針駆動信号
φMsec 又は秒針0位置修正信号Sesec に対応したス
テップモータ駆動パルスPMsec を出力し、ステップモ
ータ39を駆動する。
【0046】輪列40は、ステップモータ39に連動し
クロノグラフ秒針7が60ステップで1周するように構
成されている。
【0047】41,42,43,44,45,46,4
7,48,49,8はクロノグラフの分の桁を表示する
ための構成要素であり、それぞれの構成要素は秒の桁を
表示するための構成要素と同様に構成されているため説
明は省略する。
【0048】以上、図2の様に構成すると、図1の1/
20秒針6が、ストップモードでは表示部9のSTOP
部にストップタイムを表示し、スプリットモードでは表
示部9のSPLIT部にスプリットタイムを表示するク
ロノグラフ機能付指針表示電子時計が可能となる。
【0049】以上で本実施例の説明を終わる。
【0050】尚、本実施例に於いては、図1の1/20
秒針6がモード表示と計測時間の表示を同時に行なうよ
うに構成したが、独立のステップモータによって駆動さ
れるモード表示専用の指針を設けても良い。この場合に
は、図2の一致検出回路25を計測時間表示関係とモー
ド表示関係に分離し、1/20秒針位置カウンターB2
4をモード表示針位置カウンターとし、該モード表示針
位置カウンターはモード表示針を駆動する信号をカウン
トするようにし、モード表示針を駆動する信号は一致検
出回路により図3のフリップフロップ69とモード表示
針位置カウンターの内容が一致していないと判断された
ときのみに出力されるようにすれば良い。
【0051】本発明は、液晶パネル等の表示素子を用い
ることなく指針によりモード表示が可能である。従っ
て、文字板の下に任意にステップモータ、輪列等の部品
を配置することができるため小型、薄型化が可能とな
り、又、表示素子を用いたときのような文字板と表示素
子との異和感がなくなるためデザイン的にも優れ、又、
モード表示されることにより操作が容易な多機能指針表
示電子時計を実現でき、実用上の効果は極めて大きい。
【0052】尚、実施例ではクロノグラフのストップモ
ード及びスプリットモードについてだけ述べているが、
例えば、通常時刻用の時・分・秒針の他に、それぞれ独
立のステップモータによって運針される多機能用の時
針、分針、秒針を設け、該多機能用の時針、分針、秒針
によりアラームの設定時刻、タイマーの残存時間、クロ
ノグラフの計測時間、デュアルタイム等を切り替えて表
示する場合にも本発明は優れた効果を有するものであ
る。この場合には、例えば、図4に示した様なモード表
示部と、独立のステップモータによって運針されるモー
ド表示用の指針と、各モードを形成するためのカウンタ
ーと、該モード形成カウンターと同様に構成されモード
表示用の指針の指示位置を記憶するモード表示針指示位
置記憶カウンターと、モード形成カウンターと指示位置
記憶カウンターとの一致検出回路を設け、一致検出回路
により両カウンターの内容が一致していないと判断され
たときに、モード表示用の指針を運針するようにすれば
良い。
【0053】
【発明の効果】本発明は機能選択手段と、モード表示用
の指示手段を独立したステップモータで運針することに
より、モード表示と計測時間の表示が同時にでき、モー
ド表示の操作が容易な、小型・薄型化の多機能表示時計
を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を応用したクロノグラフ機能付指針表
示電子時計の概観図。
【図2】 実施例のブロック図。
【図3】 図2のスイッチ制御回路18の具体的構成例
を示す図。
【図4】 本発明を応用した多機能指針表示電子時計の
モード表示部を示す図。
【符号の説明】 6・・・クロノグラフ1/20秒針兼モード表示針 9・・・クロノグラフの1/20秒針桁の表示部兼モー
ド表示部 21・・・1/20秒計測カウンター 22・・・ラッチ回路 23・・・1/20秒針位置カウンターA 24・・・1/20秒針位置カウンターB(モード表示
針位置カウンター) 25・・・一致検出回路 26・・・1/20秒針零位置検出回路 27・・・1/20秒針制御回路 69・・・スプリット信号Spを出力するフリップフロ
ップ(モード形成カウンター)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能を有する指針表示電子時計に
    おいて、 機能指定信号の入力によりモードを選択する機能選択手
    段、前記機能選択手段の出力に基づき選択されたモード
    を独立のステップモーターで運針するモード表示用の指
    示手段により構成したことを特徴とする指針表示電子時
    計。
JP4131236A 1992-05-25 1992-05-25 指針表示電子時計 Expired - Lifetime JPH0782094B2 (ja)

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JPH05150054A true JPH05150054A (ja) 1993-06-18
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Cited By (1)

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