JPH037833Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH037833Y2
JPH037833Y2 JP11642088U JP11642088U JPH037833Y2 JP H037833 Y2 JPH037833 Y2 JP H037833Y2 JP 11642088 U JP11642088 U JP 11642088U JP 11642088 U JP11642088 U JP 11642088U JP H037833 Y2 JPH037833 Y2 JP H037833Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
minute
circuit
minute hand
seconds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11642088U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6442492U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11642088U priority Critical patent/JPH037833Y2/ja
Publication of JPS6442492U publication Critical patent/JPS6442492U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH037833Y2 publication Critical patent/JPH037833Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、秒針と分針を別々のモータで駆動す
る電子時計のワンタツチ帰零に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
電子時計、特に水晶発振式の電子時計は、一度
時刻合せを行うと月差±15秒前後という高精度で
動作するため、時刻合せは数ケ月に一度1分以内
の修正をすれば良く、時刻合せの一方法として、
時報に合せてプツシユボタンを押すと秒針が0秒
位置へ復帰してすぐに動き出すいわゆるワンタツ
チ帰零方式が実施されているものがある。従来は
1つのモータで輪列を介して秒針、分針、時針を
駆動していたため、秒針の位置を検出し秒針を0
秒位置へ強制復帰させるだけで分針、時針も自動
的に補正されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
針式表示の電子時計で表示時刻を早送りで切替
えてノーマル時刻以外の時刻を表示する時計、例
えば指針式アラーム時計の様にノーマル時刻とア
ラーム時刻を切替表示する時計が提案され、これ
らのうち秒針を有する場合には、切替えに要する
時間を短くするため、秒針と時分針を別のモータ
で駆動する構造が提案されている。
このような時計では秒針を復帰させただけでは
分針は補正されず、秒針と分針とは指示位置がず
れ、何度か帰零を行うと1分以上時刻がずれて時
計が狂つてしまう。
本考案はかかる欠点を除去し、秒針と分針とが
別のモータで駆動される電子時計においてもワン
タツチ帰零を可能にする構造を提供する。
〔課題を解決するための手段〕
秒針と分針が別のモータで駆動される電子時計
に、秒針位置を記憶する秒主計数回路と分針位置
の補正信号を出力する分針補正回路を設け、秒針
の帰零時に分針補正回路が秒主計数回路の計数内
容の変化に応じて、分針を分刻(分目盛り)上ま
で移動させるための適正な数の分針補正信号を出
力する。
〔作用〕
上記の構造により、帰零操作を行なつて秒針が
0秒を指した時、分針も必ず分刻上に移動するの
で秒針と分針の指示の食い違いが起こらず、秒針
と分針が別々に駆動される電子時計においてもワ
ンタツチ帰零が可能になる。
〔実施例〕
以下図面に従つて説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る腕時計の外観
平面図である。本実施例は、通常は秒針が1秒運
針し、時針と輪列で連結された分針が、20秒に1
回動いてノーマル時刻を表示し、リユーズ1を押
すと秒針が0秒位置へ早送りされてアラームモー
ドであることを表示し、時分針はアラーム時刻へ
早送りで移動する切替表示式の指針式アラーム時
計の例であり、秒針と時分針とは別のモータで駆
動されている。図示してないが時計の裏蓋側に警
報装置が設けられている。使用方法は、リユーズ
1を押す度に表示モードがノーマルモードとアラ
ームモードに切替わり、それぞれのモードでリユ
ーズ1を引き出して左又は右へ回転すると時分針
が正転又は逆転で電磁修正され、ノーマル時刻、
アラーム時刻の修正が出来る。ノーマル時刻修正
状態でプツシユボタン2を押すと、内部電子回路
のカウンタ類がリセツトされる。またアラーム時
刻修正状態でプツシユボタン2を押すと、アラー
ムのセツト、リセツトが可能であり、セツト、リ
セツトの識別は、0秒位置にあつてアラームモー
ドであることを表示している秒針が左右に振動す
ることによりセツト状態を示し、0秒位置で停止
することによりリセツト状態を表示する。更に、
ノーマル時刻の表示状態でプツシユボタン2を押
すと、アラームセツト、リセツトの識別音を発し
てセツト、リセツトのモニターが可能である。最
後に秒帰零の操作は、プツシユボタン2とリユー
ズ1を同時に押すことにより行われる。
第2図は第1図の実施例のシステムを示すブロ
ツク図である。発振回路3で発振した時間基準信
号は分周回路4で分周され、1Hzの秒駆動周波
数、他の回路を動作させるクロツク信号等を発生
している。リユーズ1、プツシユボタン2の操作
によりスイツチ群が開閉され、スイツチ制御回路
5によつてチヤタリングの除去やワンシヨツトパ
ルスの発生等を行つている。制御回路6は分周回
路4及びスイツチ制御回路5からの入力信号によ
りシステム全体の動作を制御する回路であり、通
常の時刻運針時、モード切替時、時刻修正時、秒
帰零時のそれぞれの場合に正逆信号及び必要な数
のパルスを時分駆動回路7及び秒駆動回路8へ出
力し、時分針を駆動する第1のパルスモータ9及
び秒針を駆動する第2のパルスモータ10を駆動
している。時分主計数回路11はノーマル時刻と
アラーム時刻との時刻差を計数記憶する回路で、
20秒運針で12時間分に相当する2160をカウントす
るアツプダウンカウンタより成つており、20秒経
過する度に1カウントアツプし、カウント数が
2160になるとノーマル時刻とアラーム時刻が一致
したことを示すアラーム信号を鳴り駆動回路13
へ出力すると同時に計数値を0にリセツトし、再
度カウントアツプを繰り返す。ノーマル時刻、ア
ラーム時刻の修正時はノーマル時刻とアラーム時
刻の時刻差が拡大するか縮少するかに応じて修正
量に相当する数をアツプもしくはダウンカウント
する。時分補助計数回路12はプリセツト可能な
アツプダウンカウンタであり、モード切替時に使
用するもので、時分主計数回路11に計数されて
いるノーマル時刻とアラーム時刻との時刻差をプ
リセツトし、6時間を分岐点として正転、逆転の
近い方からモード切替えを行うようにアツプもし
くはダウンカウントしながら分針を移動させ、時
分補助計数回路12が2160もしくは0になつたら
切替えが終了する。
秒主計数回路14はアラームモードを表示する
0秒位置からノーマル時刻の秒位置までの数を計
数記憶するアツプダウンカウンタであり、最高60
までカウントし60になると0にリセツトされる。
また秒帰零の際にも使用されるが後に詳述する。
秒補助計数回路15はプリセツト可能なアツプダ
ウンカウンタであり、モード切替え時に使用する
もので、秒主計数回路14に計数されている0秒
とノーマル時刻の秒との差をモード切替え開始時
にプリセツトし、30秒を分岐点として正転、逆転
で近い方から目的の秒位置へ秒針を移動させるよ
うにアツプ又はダウンカウントしながら0になる
まで秒針を送る。
分針補正回路16は、秒帰零時に秒主計数回路
14の計数値に応じて分針を分刻上へ移動させる
補正パルスを発生する回路である。
第3図は第2図のブロツク図のうち、秒主計数
回路および分針補正回路の具体的回路図を示す。
秒主計数回路14は60を計数可能なアツプダウン
カウンタ17より構成されている。ノーマルモー
ド表示時に秒針が0秒位置へ来た時、リユーズ1
を引き出しプツシユボタン2を押してオールリセ
ツト信号φ3を出力し、アツプダウンカウンタ1
7を0にリセツトする。その後リユーズ1を押し
込むと秒針は1秒に1回運針しアツプカウント入
力φ1にパルスが入力され、0秒位置から秒針の
指示位置までの数を計数する。分針補正回路16
のノアゲート18、アンドゲート19,20,2
1,22は、アツプダウンカウンタ17がそれぞ
れ0,30,20,40,60になると出力が“H”とな
つて、秒針がそれぞれの数値の秒位置にあること
を示す。フリツプフロツプ23の出力Q6は、秒
針が30秒を通過すると“H”にセツトされ0秒を
通過すると“L”にリセツトされる帰零時の正
転、逆転を判別する判別信号である。秒帰零時の
動作を説明すると、例えば秒針が25秒にある時、
分針は20秒運針であるため20秒を指示しており、
リユーズ1とプツシユボタン2が同時に押されて
秒帰零操作が行われると、帰零動作信号φ4
“H”となる。判別信号Q6は“L”であり逆転で
秒帰零が開始され、ダウンカウント入力φ2に64
Hzで入力されると同時に秒針が逆転で駆動され
る。アツプダウンカウンタ17が0になり秒針が
0秒位置を指示すると、秒帰零終了信号φ5が出
力されて秒帰零を終了し、その後1Hzの通常送り
となる。一方分針に関しては、アツプダウンカウ
ンタ17がダウンカウント中に20を通過する時、
アンドゲート20が一度“H”となつて分針補正
信号φ6に1パルス出力され、分針を逆転で1つ
送り分針を分刻上に戻す。また秒針が35秒にある
時、秒帰零操作が行われると、判別信号Q6
“H”であり正転で帰零される。分針は20秒を指
示しており、秒針が40秒、60秒になつた時にアン
ドゲート21,22からは1パルスずつ出力され
分針補正信号φ6に2パルス出力し、分針を2ス
テツプ正転させ分刻上に補正する。尚分針の補正
量は時分主計数回路11にも入力して計数値を補
正し、ノーマル時刻とアラーム時刻との時刻差を
補正しておく。
なお実施例では、二つのモータはいずれも正逆
転型であるが、秒針は帰零の際に必ずしも逆転さ
せなくとも正転のみによつてもよい。その場合、
秒針用パルスモータは通常の一方向回転型でよ
く、それに応じた回路を用いればよい。また、分
針補正回路は秒針位置を記憶している秒主計数回
路の内容を検出して分針補正信号を合成したが、
別に1分以内での分針位置を計数記憶するカウン
タを設けてもよい。このカウンタは、分針がn秒
運針の場合、60/n進のものにすれば(例えば20
秒運針なら3進カウンタ)、カウンタの計数値が
分目盛間での分針位置に対応し、所要の分針補正
信号作成の基準になる。
また、秒針の駆動軸と連動する機械的な接点を
持つ秒位置検出回路を設けてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように秒針と分針とが別のモータで駆動
される電子時計において、秒位置検出回路と分針
補正回路とを備えてワンタツチで秒針を0針位置
へ戻すと同時に分針を分刻上に補正することによ
り、簡単にしかも指示値を狂わせることなく秒合
せが可能になり実用効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は腕時計
の外観平面図、第2図はそのシステムを示すブロ
ツク図、第3図は秒主計数回路及び分針補正回路
の回路図である。 1……リユーズ、2……プツシユボタン、3…
…発振回路、4……分周回路、5……スイツチ制
御回路、6……制御回路、7……時分駆動回路、
8……秒駆動回路、9……第1のパルスモータ、
10……第2のパルスモータ、11……時分主計
数回路、12……時分補助計数回路、13……鳴
り駆動回路、14……秒主計数回路、15……秒
補助計数回路、16……分針補正回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 秒針と分針がそれぞれ別のモータで駆動される
    電子時計において、分針はn秒運針(nは60の約
    数)であり、モータはいずれも正逆転可能で通常
    運針時には正転して分針および秒針を正転させる
    とともに秒針の帰零動作時には正転または逆転し
    て分針および秒針を正逆転させるものであり、秒
    主計数回路および分針補正回路を設け、秒主計数
    回路はアツプダウンカウンタを備えて該アツプダ
    ウンカウンタは秒針の正逆転に応じて加減計数す
    ることにより常に秒針位置を0秒位置からの計数
    値として記憶する回路であり、該分針補正回路は
    該秒主計数回路の計数値を検出して秒針の帰零動
    作時に該計数値が30秒未満であれば分針駆動モー
    タの逆転、30秒以上であれば正転を指示する判別
    信号を出力し、さらに該計数値をn秒毎の区分で
    検出して分針をn秒刻みの正転または逆転により
    直近の分目盛りまで移動させるための分針補正信
    号を出力する回路であることを特徴とする電子時
    計。
JP11642088U 1988-09-06 1988-09-06 Expired JPH037833Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11642088U JPH037833Y2 (ja) 1988-09-06 1988-09-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11642088U JPH037833Y2 (ja) 1988-09-06 1988-09-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6442492U JPS6442492U (ja) 1989-03-14
JPH037833Y2 true JPH037833Y2 (ja) 1991-02-26

Family

ID=31358939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11642088U Expired JPH037833Y2 (ja) 1988-09-06 1988-09-06

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH037833Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997045776A1 (fr) * 1996-05-24 1997-12-04 Citizen Watch Co., Ltd. Montre ou pendule electronique analogique

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997045776A1 (fr) * 1996-05-24 1997-12-04 Citizen Watch Co., Ltd. Montre ou pendule electronique analogique

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6442492U (ja) 1989-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6570823B1 (en) Electronic chronograph watch
US4470707A (en) Electronic setting for analog timepiece
JPS6261914B2 (ja)
US4398832A (en) Multifunction timepiece
US4270197A (en) Analog display electronic stopwatch
US4196583A (en) Analogue electronic alarm timepiece
US4470706A (en) Analog type of electronic timepiece
US4358840A (en) Analogue alarm electronic timepiece
JPH037833Y2 (ja)
JPH0237554B2 (ja)
US4192134A (en) Electronic timepiece correction device
US4117663A (en) Electronic watch with time correction system
US4199932A (en) Electronic timepiece with mixed time setting
JPH0682591U (ja) 時 計
JPS5827085A (ja) クロノグラフ機能付指針時計
JP2000131469A (ja) アナログ式電子時計
JPS6030910B2 (ja) アナログ式アラ−ム時計
JPS6212870B2 (ja)
GB2027235A (en) Improvements in or relating to electronic analog timepieces
JPS60171478A (ja) 指針式多機能電子時計
GB2123586A (en) An analog display electronic timepiece
JPS6133149B2 (ja)
JPS6244382Y2 (ja)
JP3107223B2 (ja) 多針多機能時計
JPS5942272B2 (ja) アラ−ム電子時計