JPS59111084A - アラ−ム付電子時計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は指針を用いたアナログ表示機構で時刻を表示す
るアナログ時計にアラーム機能を付加したアラーム付電
子時計に関する。

アラームの付いた腕時計は近年広く普及し、液晶表示装
置で数時により時刻を表示するデジタル水晶時計と、ア
ナログ表示機構で指針により時刻を表示するアナログ水
晶時計と液晶表示の両方の表示を有する複合表示水晶時
計が主流となっており・アナログ水晶時計では多機能化
が困難でそれほど普及していない。従来は、中心に基本
時刻表示針の他にアラーム目安針をもう一本設け、アラ
ーム表示を行なったものや、文字板外周へアラーム目安
表示用の内転ベゼルを具備したものが考えられていたが
、前者は針部が厚くなる、後者は機械部分が複雑になる
。又、丸型モデルしかできない、更に双方共機械的な接
点を用いているため、基本時計の精度に比ベアラーム目
安精度が悪く、信頼性も低い等種々の欠点があった。

本発明は従来のアラーム付アナログ時計の欠点を改良し
、目安精度を向上し、構造を簡単にし、しかもウォッチ
サイズの小型化も容易にでき、デザインの良い信頼性の
高い高性能アラーム付アナログ時計を提供するものであ
る。

本発明では、時間標準源２分周回路、及び、第１、第２
の外部操作部材、駆動回路、電気−機械変換器９輪列、
指針から構成された電子時計において、第１の駆動回路
、電気−機械変換器１輪列で構成される基本時刻表示部
と、これとは別に、計時カウンター、−数構出回路、ア
ラーλセント計数回路、第２の駆動回路、電気−機械変
換器。

輪列からなるアラームセット時刻表示部、及びアラーム
鳴鍾装置を設け、外部操作部材によりスイッチが入力さ
れ、第２の電気−機械変換器が作動し、アラームセット
時刻表示部が電磁修正され、アラームセント計数回路が
電磁パルスを計数し、−数構出回路が計時カウンターと
、アラームセット計数回路の内容を比較し、一致してい
ることを検出すると、−数構出回路出力が出力され鳴備
前を出力するように構成されている０ 次に、図面により本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明のアラーム付アナログ水晶時計の平面図
を示し、１は外装ケース、２は文字板、６は時針、４は
分針・５は秒針、６はアラーム目安針・９は第１の外部
操作部材であるリューズスイッチ、７は第２の外部操作
部材であるクリックスイッチを示す。

第２図は第１図に示す本発明のアラーム付アナログ水晶
時計のブロック図で、小型水晶振動子、発振回路等より
なり、基準信号を発生する時間標準源１１、所望の周波
数へ分周する分周回路１２、基準信号により駆動波形を
出力する駆動回路１３、ステップモーター等の電気エネ
ルギーを機械エネルギーに変換し、回転力を生み出す第
１の電気−機械変換器１４、回転運動を減速して指針に
伝達する第１の輪列１５、基本時刻表示部１６があり、
基本時刻表示部１６は第１の輪列１５と連動して動く秒
針５、分針４、時針３から構成される。計時カウンタ１
８は分周回路１２よりの基準信号を、５分で１パルスと
して計数する１２時間制のカウンターであり、記憶入力
された時点から現在時刻までを計時している。電磁ブザ
ー、電磁スピーカー、圧電ブザー等よりなるアラーム鳴
鍾装置１９は一致検出出力により＠備前を出力する。ク
リックスイッチ７はアラーム鳴鍾装置１９のＯＮ・ＯＦ
Ｆスイッチであり、Ｓ７２７２位置ＯＮ状態をセットし
・Ｓ７．位置ではＯＦＦ状態をセットする。さらにＳ７
□位置からＳ７□位置にすることにより、アラーム鳴鍾
を止められる。又、Ｓ７゜位置から３７．、。位置にブ
ツシュすることにより、計時カウンター１８及びアラー
ムセット計数回路２１の記憶内容をリセットさせる役目
もある。アラームセット計数回路２１は、リューズスイ
ッチ９の３９２９２位置作からの信号をアラームセント
用の出力として計数する回路で、１ノ＜）レスを５分と
して計数する１２時間制のカウンターである０第２の駆
動回路２２はリューズスイッチ９の８９２位置の操作か
らのアラームセット用の出力を人力し、第２電気−機械
変換器２６を駆動する駆動パルスを出力する。第２の電
気−機械変換器２３が作動すると第２の輪列２４が減速
し、アラームセント時刻表示部のアラーム目安針６を回
転する。

−数構出回路１７は計時カウンタ１８の内容とアラーム
セント計数回路２１の内容を比較し、一致した場合に一
致検出出力を出力する。ＩＪ、−ズスイノチ９は・８９
．の第１段目の位置に於いてはフリーの状態で、Ｓ９２
の第２段目の位置に於いてはアラーム時刻セラ）、Ｓ９
３の位置に於いては、Ｓ９２の位置から８９．の位置に
引き出した時点で分周回路１２をリセットし・第１の電
気−機械変換器１４と独立して、つづみ車、小鉄車を用
いた周知の針回し機構（図示せず）により第１の輪列１
５を回転し、基本時刻表示１６を機械的に修正する。

第３図は第２図ブロック図に於ける各部の出力波形図で
、（ａ）図はアラームセント計数回路２１の計数波形を
示し、（ｂ）図は計時カウンタ１８の計時波形を示し、
（ｃ）図は一致検出回路１７の一致検出出力波形を示し
、（ｄ）図は、アラーム鳴鍾装置１９の４０９６）ｊｚ
の断続音の鳴備前波形をそれぞれ示している。

次に操作について説明する。通常状態ではＩＪ。

−ズスイノチ９が３９．の位置にあり、７リーの状態で
ある。次にり−−ズスイソチ９を一段引出した状態Ｓ９
２の位置でアラーム時刻修正状態となり、右又は左に回
転するとアラームセント計数回路２１に信号が入力され
、第２の電気−機械変換器２６が回転し、アラーム目安
針６が電磁修正される。第２の電気−機械変換器２３は
正転・逆転可能なモーターであり、アラーム目安針６を
正逆回転させることができる。アラームセットを一番最
初に行なう場合、たとえば、時計購入時あるいは電源投
入時等には計時カウンター１８とアラームセント計数回
路２１の計数記憶内容が任意の状態に入り込んでいる可
能性があるため、−但双方の記憶内容をリセットをして
、基本時刻に同期させる必要がある。

この操作はりユーズスイッチ９を８９□の位置で基本時
刻、たとえば１０時１０分にアラーム目安針を合わせ、
クリックスイッチ７を８７□の位置からＳ７ｏの位置ヘ
プノシーすることにより行なわれ、この時点より計時カ
ウンター１８が動き出し、基本時刻と連動して回路内で
現在時刻の指針位置に対応した時間計測が行なわれる。

このあとリューズスイッチ９を８９２の位置のまま希望
するアラームセット時刻、たとえば１時６０分にアラー
ム目安針６を合わせ、リューズスイッチ９をＳ９２の位
置から５９．の第１段目の位置に戻し、クリックスイッ
チ７をＳ７．の位置からｓ７□の位置に引き出してアラ
ーム鳴鍾ＯＮ状態にすればアラームセントが完了する。

この時アラーム目安針６は５分毎の１ステツプ運針とな
っているため、１０時１０分から１時６０分までの３時
間２０分、２００分間に相当する４ｏステツプの運針が
なされ、７フ一ムセツト計数回路１６には４ｏパルスの
内容が記憶される。又、計時カウンター１８も５分毎の
計時を行ない、２００分間に相当する４０パルスを計時
する。−数構出回路１７はアラームセット計数回路２１
の４０／″ルスの内容と、計時カウンタの５分毎に１，
２．ろ、・・・・。

５９．４０と変化する内容を比較し、一致したことを検
出し第６図（ｃ）のように−数構出出方を出方し・アラ
ーム鳴鍾装置１９が第３図（ｄ）のような断続鳴備前を
出力する。計時カウンター１８は１２時間制のカウンタ
ーであり、１２時間分（１２×６０÷５−１４４　）の
１４４パルスを計時するとＯとなり、又再スタートする
。従って更に１２時間後の１時３０分になると又、−数
構出回路１７が一致検出出力を出方しアラーム鳴鍾装置
１９が鳴備前を発生する。２回目からアラームセントを
する場合はりユーズスイッチ９を８９２の位置で、アラ
ームセットしたい時刻にアラーム目安針乙の修正を行な
うだけで良く、クリックスイッチ７を８７８位置ヘプソ
シュする基本時刻合せ操作の必要はない。この時アラー
ムセット計数回路２１は、最初に基本時刻と同期をとっ
た位置からの入力パルス数に対して、加算及び減算カウ
ントして記憶され、基本時刻及び計時カウンター１８と
の同期はとれている。

次に、基本時刻を修正する場合はり一〜ズスイッチ９を
Ｓ９ｓの位置に引き出し、回転させ、周知の鼻輪列構造
により指針修正が行なわれる０このとき、指針位置は回
路とは独立して機械的に修正されるため、計時カウンタ
ー１８の記憶内容と、基本時刻との同期がくるってくる
。従って、電源投入時と同様に、基本時刻修正後に、計
時カウンター１８とアラームセット計数回路２１の記憶
内容をリセット操作を行ない再度アラームセットを行な
う必要がある。しかし、常にユーザーがその操作方法を
覚えていれば問題はない−が、アラーム再セントを忘れ
た場合は、あらかじめセットされている時刻に鳴備前が
発生しない。このため本考案ではリューズスイッチ９を
８９．の３段目位置に引き出した状態か、もしくは、基
本時刻修正後に、リューズスイッチ９を８９２の２段目
位置か、又はＳ９．の１段目位置の状態に戻すとアラー
ム目安針６が通常と異なった動作で作動し出す。たとえ
ば、０位置へ復帰して停止する、又はＩＨ２で連続運針
状態、又は指針を数秒毎の間欠送り状態、又はある速度
で指針を１回転もしくは何回か回転させて止める等の状
態となり、同時にアラームセント計数回路２１及び計時
カウンター１８の記憶内容をリセットさせる。

この異常動作により、ユーザーへアラームセント操作の
警告を与え、ユーザーがこれに気づいてアラーム時刻修
正を行なうＯアラーム目安針６が連続運針状態となって
いる場合は、アラームセット出力信号によりアラーム目
安針乙の異常動作が止まり、その後はアラームセント出
力信号たよりアラーム目安針６が制御されアラーム再セ
ットができる。

本考案の実施例では、午前・午後の区別のない１２時間
制について述べたが、午前・午後の区別のある２４時間
制でも本発明は実施でき・計時カウンタ１８及びアラー
ムセット計数回路２１を、２４時間制にしておけば良い
。更に本考案の実施例では５分毎のセットであったが、
アラーム目安針乙の動きを１分毎とし、計時カウンター
１８及びアラームセット計数回路２１の計数を１パルス
５分を１分毎とすれば、１分毎のセットか可能である。

又、本考案の実施例では、基本時刻表示１６が機械的に
修正される例で述べたが、アラーム目安針６と同様に電
磁修正される方式でも本考案は実施でき、この場合は基
本時刻修正信号を計時カウンター１８にも入力し、計時
カウンター１８の記憶内容を加算又は減算することによ
り、最初に計時カウンター１８と、アラームセント計数
回路２１と基本時刻との同期をとれば基本時刻修正のた
びに、アラームセクトの再修正という操作も必要なくな
る′０又、通常状態から、クリックスイッチ７をＳ７ｏ
のＯ段目位置へ２秒以上連続プツシ−すると鳴備前が発
生し、サウンドモニターに使用できる。更に、アラーム
時刻が来き鳴備前が鳴っている間にクリックスイッチ７
を８７２の２段目位置から８７．の１段目位置へ押し込
むと、鳴備前を途中で止めることが出来る。

又、アラームセット時に基本時刻表示の秒針位置が０位
置に来た時にす、−ズ９をＳ９２の２段目位置からＳ９
．の１段目位置ヘブッシーしてやるとＤ秒位置で正確な
アラーム時刻がセントできる０ 又、アラームセットは、ある速度以上でリューズスイッ
チ９を回転すると早送りパルスが出てアラーム目安針６
の早修正を行なうことができる０以上のように、時間標
準源１分周回路、駆動回路、電気−機械変換器２輪列、
指針、外部操作部材から構成された電子時計に於いて、
基本時刻。

アラームセット時刻共用の時間標準源２分周回路と、基
本時刻修正、アラームセット時刻修正用の第１の外部操
作部材と・アラーム鳴鍾ＯＮ　−０ＦＦセント用の第２
の外部操作部材と、基本時刻修正係として、第１の電気
−機械変換器１輪列、指針、アラームセント時刻表示系
として、第２の電気−機械変換器９輪列、指針、計時カ
ウンター、アラームセント計数回路と、一致検出回路及
び、アラーム鳴鍾装置を設け、外部操作部材により、ス
イッチが入力され、第２の電気−機械変換器が作動し、
アラームセット時刻表示が電磁修正され、アラームセン
ト計数回路が電磁パルスを計数し、一致検出回路が計時
カウンタとアラームセント計数回路との内容を比較し、
一致していることを検出すると、−数構出出力が出力さ
れ、アラーム鳴鍾装置が鳴備前を発生する構造をとって
いるため、アナログ時計のアラーム目安精度が飛躍的に
向上し、信頼性も高く実用上の効果も大きい時計が提供
できる。

又・基本時刻修正後、アラーム目安針が通常と異なった
動作の運針をすることにより、ユーザーにアラームセッ
トを再度行なわせるよう警告を与え、ユーザーが自然に
アラームセントを行なうため、アラーム時刻が誤まって
セットされる事がない。

【図面の簡単な説明】

第１図一本発明のアラーム付アナログ時計の正面図 第２図−第１図のアラーム付アナログ時計のブロツク図 第３図（ａ）〜（ｄ）−第２図の回路より出力する回路
波形図 ６・・アラーム目安針　　　７・・クリックスイッチ９
・・リューズスイッチ １１・・・時間標準源　　　１２−分周回路１３・第１
の駆動回路 １４・・・第１の電気−機械変換器 １５・・・第１の輪列　　　１６・・基本時刻表示１７
・・−数構出回路　　１８・・・計時カウンター１９・
アラーム鳴鍾装置 ２１・・パアラームセント計数回路 ２２・・・第２の駆動回路 ２３・・・第２の電気−機械変換器 ２４・・・第２の輪列 以　　上 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 時間標準源２分周回路、駆動回路、電気−機械変換器５
   輪列、指針、外部操作部材から構成された電子時計に於
   いて、基本時刻、アラームセント時刻共用の時間標準源
   １分周回路と、基本時刻修正、アラームセット時刻修正
   用の第１の外部操作部材と、アラーム＠鍾ＯＮ　、ＯＦ
   Ｆセント用の第２の外部操作部材と、基本時刻表示系と
   して、第１の電気−機械変換器、輪列、指針と、アラー
   ムセント時刻表示系として、第２の電気−機械変換器、
   輪列、指針と、計時カウンター、アラームセット計数回
   路と、−数構出回路及び、アラーム鳴鐘装置を具備した
   ことを特徴とするアラーム付電子時計。