JPH0137716B2 - - Google Patents
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- JPH0137716B2 JPH0137716B2 JP57031835A JP3183582A JPH0137716B2 JP H0137716 B2 JPH0137716 B2 JP H0137716B2 JP 57031835 A JP57031835 A JP 57031835A JP 3183582 A JP3183582 A JP 3183582A JP H0137716 B2 JPH0137716 B2 JP H0137716B2
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- Japan
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- signal
- correction
- circuit
- display
- control member
- Prior art date
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04C—ELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
- G04C3/00—Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
- G04C3/001—Electromechanical switches for setting or display
- G04C3/007—Electromechanical contact-making and breaking devices acting as pulse generators for setting
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
- G04G5/00—Setting, i.e. correcting or changing, the time-indication
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04G—ELECTRONIC TIME-PIECES
- G04G9/00—Visual time or date indication means
- G04G9/0076—Visual time or date indication means in which the time in another time-zone or in another city can be displayed at will
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
この発明は、電子時計に関し、特に時表示の補
正が時間設定ステムのような手動回転制御部材に
よつて行なわれる電子時計に関する。この発明
は、表示部材例えば針がステツプ・モータによつ
て駆動されるアナログ表示時計に特に適用され
る。その理由は、この発明がデジタル表示時計ま
たは擬似アナログ表示時計に適用されても有用で
あり得るが、最も利点があるのがアナログ表示時
計の場合だからである。
正が時間設定ステムのような手動回転制御部材に
よつて行なわれる電子時計に関する。この発明
は、表示部材例えば針がステツプ・モータによつ
て駆動されるアナログ表示時計に特に適用され
る。その理由は、この発明がデジタル表示時計ま
たは擬似アナログ表示時計に適用されても有用で
あり得るが、最も利点があるのがアナログ表示時
計の場合だからである。
従来技術
ステツプ・モータによつて駆動される時針およ
び分針を少なくとも備える電子時計では、時表示
は一般に2つの軸位置を有する時間設定ステムで
機械的に補正される。しばしば、慣用の機械時計
におけるのと同じ仕方で、ステムの引き出された
位置でステムを一方向または他方向に回転させる
と、分および時を同時に補正することが可能であ
る。ステムの押し込まれた位置は、ステムの回転
運動が何等影響しない停止位置である。
び分針を少なくとも備える電子時計では、時表示
は一般に2つの軸位置を有する時間設定ステムで
機械的に補正される。しばしば、慣用の機械時計
におけるのと同じ仕方で、ステムの引き出された
位置でステムを一方向または他方向に回転させる
と、分および時を同時に補正することが可能であ
る。ステムの押し込まれた位置は、ステムの回転
運動が何等影響しない停止位置である。
使用者が時間帯と時間帯の間で動かしている時
の場合におけるように、この型式の若干の時計は
時針の設定を素早く変更することも可能であるよ
うに設計される。或る構成によれば、ステムを押
し込まれた位置に維持しながらステムを一方向ま
たは他方向に回転させることにより補正されるべ
き情報すなわち時および分、或は時のみを選択
し、ステムを引き出し、その後選択した情報を補
正するためにステムを再び回転させるのである
が、ステムの一方向または他方向での回転運動は
針を順方向または逆方向に回転させることを可能
にする。
の場合におけるように、この型式の若干の時計は
時針の設定を素早く変更することも可能であるよ
うに設計される。或る構成によれば、ステムを押
し込まれた位置に維持しながらステムを一方向ま
たは他方向に回転させることにより補正されるべ
き情報すなわち時および分、或は時のみを選択
し、ステムを引き出し、その後選択した情報を補
正するためにステムを再び回転させるのである
が、ステムの一方向または他方向での回転運動は
針を順方向または逆方向に回転させることを可能
にする。
このような補正装置には、大低の場合極めて高
い精度を有し従つて高価である比較的複雑な機構
が必要である。その上、このような機構はかさば
る。
い精度を有し従つて高価である比較的複雑な機構
が必要である。その上、このような機構はかさば
る。
加うるに、デジタル表示時計では押釦による時
間情報の電子的補正が種々の欠点、特に直観的に
は分らない複雑な操作を要する欠点があつたの
で、使用者も最も慣れた時間設定ステムでそのよ
うな制御部材を置き換えることが試みられた。回
転制御ステムを使用する種々の設計が提案され
た。そのような設計の一つによれば、電気機械時
計の場合におけるように、2つの軸位置を有する
制御ステムを使用し、かつ2つの位置における分
および時を同時に補正するために引き出された位
置にあるステムを一方向または他方向に回転させ
るのである。なお、補正速度はステムの回転速度
に依存する。この設計にも欠点がある。事実、時
間設定操作は分表示を見守ることを可能にする速
度で行なわれるが、この場合は時についての補正
が遅い。或は、時間設定操作は速い速度で行なわ
れるが、この場合は補正動作を所望の瞬間に停止
させるために分単位を見守るのが難しい。その
上、時間帯に関する補正が行なわれる時に時間を
ロスする危険がある。
間情報の電子的補正が種々の欠点、特に直観的に
は分らない複雑な操作を要する欠点があつたの
で、使用者も最も慣れた時間設定ステムでそのよ
うな制御部材を置き換えることが試みられた。回
転制御ステムを使用する種々の設計が提案され
た。そのような設計の一つによれば、電気機械時
計の場合におけるように、2つの軸位置を有する
制御ステムを使用し、かつ2つの位置における分
および時を同時に補正するために引き出された位
置にあるステムを一方向または他方向に回転させ
るのである。なお、補正速度はステムの回転速度
に依存する。この設計にも欠点がある。事実、時
間設定操作は分表示を見守ることを可能にする速
度で行なわれるが、この場合は時についての補正
が遅い。或は、時間設定操作は速い速度で行なわ
れるが、この場合は補正動作を所望の瞬間に停止
させるために分単位を見守るのが難しい。その
上、時間帯に関する補正が行なわれる時に時間を
ロスする危険がある。
他の周知のデジタル時計は、竜頭が引き出され
る時に、竜頭の一方向または他方向の回転運動に
応答して時または分についての補正をさせる竜頭
を備える。この方法は種々の理由から上述した設
計と同じ欠点を受ける。補正動作が遅いのは、一
方向のみで行なわれ得るからである。時間をロス
する危険は、竜頭が実際にどの方向に回される
か、特に何時補正動作を始めたかを時計の使用者
が知ることの難しさのためである。
る時に、竜頭の一方向または他方向の回転運動に
応答して時または分についての補正をさせる竜頭
を備える。この方法は種々の理由から上述した設
計と同じ欠点を受ける。補正動作が遅いのは、一
方向のみで行なわれ得るからである。時間をロス
する危険は、竜頭が実際にどの方向に回される
か、特に何時補正動作を始めたかを時計の使用者
が知ることの難しさのためである。
時間設定ステムを低速で或は高速で回転させる
ことによつてそれぞれ時表示、分表示を変更する
こともまた知られており、表示の順方向または逆
方向の移動は回転方向に依存する。そのような設
計は時間をロスすることの危険を取り去らない。
ことによつてそれぞれ時表示、分表示を変更する
こともまた知られており、表示の順方向または逆
方向の移動は回転方向に依存する。そのような設
計は時間をロスすることの危険を取り去らない。
発明の開示
この発明の目的は、時間情報に関する補正が簡
単で直接的な手法で素早く行なわれ、使用者側で
のエラーまたは不正確な運動による時間をロスす
ることの可能性をなくし、かつアナログ表示時計
の場合に機械的補正装置の欠点を除去する電子時
計を提供することである。
単で直接的な手法で素早く行なわれ、使用者側で
のエラーまたは不正確な運動による時間をロスす
ることの可能性をなくし、かつアナログ表示時計
の場合に機械的補正装置の欠点を除去する電子時
計を提供することである。
この目的は、下記の構成のこの発明によつて達
成される。すなわち、この発明に係る電子時計
は、標準周波数信号を発生するためのタイム・ベ
ースと、このタイム・ベースへ接続され低周波の
時間信号を発生するための分周回路と、前記時間
信号に応答して少なくとも時および分を示すこと
のできる時間情報表示手段と、少なくとも2つの
軸位置を占めることのできる手動回転制御部材に
よつて制御され前記表示を補正するための回路と
を備え、前記2つの軸位置のうちの一方は時計が
正常に機能している時に前記制御部材によつて占
められる停止位置であり、他方の軸位置は分表示
および時表示を一緒に補正するための動作位置で
あり、前記補正回路は停止位置にある前記制御部
材の特別な所定運動に応答して時表示だけの補正
を行なうように構成されている。
成される。すなわち、この発明に係る電子時計
は、標準周波数信号を発生するためのタイム・ベ
ースと、このタイム・ベースへ接続され低周波の
時間信号を発生するための分周回路と、前記時間
信号に応答して少なくとも時および分を示すこと
のできる時間情報表示手段と、少なくとも2つの
軸位置を占めることのできる手動回転制御部材に
よつて制御され前記表示を補正するための回路と
を備え、前記2つの軸位置のうちの一方は時計が
正常に機能している時に前記制御部材によつて占
められる停止位置であり、他方の軸位置は分表示
および時表示を一緒に補正するための動作位置で
あり、前記補正回路は停止位置にある前記制御部
材の特別な所定運動に応答して時表示だけの補正
を行なうように構成されている。
時表示の補正を開始するために制御部材へ与え
られなければならない特別な回転運動は、表示さ
れる時間の偶発的な変更を極めてありそうもなさ
するようなものであらねばならない。制御部材の
ためのそのような運動は、所定の期間よりも短い
時間々隔で少なくとも一定の最小角度回転するこ
とから成るのが好ましい。
られなければならない特別な回転運動は、表示さ
れる時間の偶発的な変更を極めてありそうもなさ
するようなものであらねばならない。制御部材の
ためのそのような運動は、所定の期間よりも短い
時間々隔で少なくとも一定の最小角度回転するこ
とから成るのが好ましい。
時計の使用者は、従つて、制御部材の第3の軸
位置(これは、もし設けられるならば、時および
分以外の他の時間情報を変えるために残され得
る。)を全く必要とせずに、時表示のみと分表示
および時表示との両方を、簡単で信頼できる仕方
で補正できる利点を受ける。時間設定ステムに関
して目論まれ得る位置の数は必然的にきびしく制
限されるので、これはこの発明に係る電子時計の
別な利点である。
位置(これは、もし設けられるならば、時および
分以外の他の時間情報を変えるために残され得
る。)を全く必要とせずに、時表示のみと分表示
および時表示との両方を、簡単で信頼できる仕方
で補正できる利点を受ける。時間設定ステムに関
して目論まれ得る位置の数は必然的にきびしく制
限されるので、これはこの発明に係る電子時計の
別な利点である。
電子時計の望ましい実施例では、分表示および
時表示についての補正または時表示だけの補正
は、一方向での制御部材の回転運動に応答して順
方向に行なわれ、また反対方向での制御部材の回
転運動に応答して逆方向に行なわれる。これは、
補正速度を増すことを可能にし、かつ使用者が慣
用の機械時計または電気機械時計で慣れた以外の
操作を行なう必要がない。
時表示についての補正または時表示だけの補正
は、一方向での制御部材の回転運動に応答して順
方向に行なわれ、また反対方向での制御部材の回
転運動に応答して逆方向に行なわれる。これは、
補正速度を増すことを可能にし、かつ使用者が慣
用の機械時計または電気機械時計で慣れた以外の
操作を行なう必要がない。
発明の実施例
第1図はこの発明に係る電子時計の望ましい一
実施例のブロツク図である。この電子時計は、ア
ナログ表示式のものであり、かつ20秒毎に1ステ
ツプ、時計方向に、通常、動く分針と時針を備え
る。両方の針は、両方向すなわち時計方向と反対
方向の両方で表示される時間情報を補正させるた
めの可逆ステツプ・モータによつて駆動される。
実施例のブロツク図である。この電子時計は、ア
ナログ表示式のものであり、かつ20秒毎に1ステ
ツプ、時計方向に、通常、動く分針と時針を備え
る。両方の針は、両方向すなわち時計方向と反対
方向の両方で表示される時間情報を補正させるた
めの可逆ステツプ・モータによつて駆動される。
水晶発振器のようなタイム・ベース1は例えば
32kHzの周波数で高周波信号を発生する。この高
周波信号は分周回路2へ印加される。この分周回
路2は、普通、一連の継続接続されたフリツプフ
ロツプを有し、かつ正常な時間パルスから成る信
号(その周波数は1/20Hzである。)を発生する。
電子時計が正常に動いている時には、この信号が
遅延回路3(その機能は後で明らかになる。)並
びに2個のナンドゲート4および5を通してステ
ツプ・モータを駆動するための回路すなわちモー
タ駆動回路6へ伝送される。このモータ駆動回路
6は、その入力端子へ印加されたパルスすなわち
分周回路2によつて20秒毎に供給された正常なパ
ルス信号または後述するように補正パルス信号に
応答して、駆動パルスを発生するように設計され
る。駆動パルスは適当な持続時間および可逆ステ
ツプモータ7を駆動するのに必要な極性を持つ。
このステツプ・モータ7には分針8bおよび時針
8aが機械的に結合されている。その上、後述す
るようにモータ駆動回路6を適当に制御すること
により、ステツプ・モータ7が正常な方向すなわ
ち時計方向、または反時計方向に回転させられる
ことができる。
32kHzの周波数で高周波信号を発生する。この高
周波信号は分周回路2へ印加される。この分周回
路2は、普通、一連の継続接続されたフリツプフ
ロツプを有し、かつ正常な時間パルスから成る信
号(その周波数は1/20Hzである。)を発生する。
電子時計が正常に動いている時には、この信号が
遅延回路3(その機能は後で明らかになる。)並
びに2個のナンドゲート4および5を通してステ
ツプ・モータを駆動するための回路すなわちモー
タ駆動回路6へ伝送される。このモータ駆動回路
6は、その入力端子へ印加されたパルスすなわち
分周回路2によつて20秒毎に供給された正常なパ
ルス信号または後述するように補正パルス信号に
応答して、駆動パルスを発生するように設計され
る。駆動パルスは適当な持続時間および可逆ステ
ツプモータ7を駆動するのに必要な極性を持つ。
このステツプ・モータ7には分針8bおよび時針
8aが機械的に結合されている。その上、後述す
るようにモータ駆動回路6を適当に制御すること
により、ステツプ・モータ7が正常な方向すなわ
ち時計方向、または反時計方向に回転させられる
ことができる。
電子時計は、2つの軸位置(一方は停止位置で
他方は動作位置である。)を持つ手動の回転制御
ステムも備える。この制御ステムは第1図に示さ
れていない。制御ステムは、その位置の一方また
は他方に回転すると、2つの信号を発生する2個
の機械的スイツチ手段9および10を作動させ
る。2つの信号は各々一連のパルスによつて形成
される。これらのパルスは制御部材の回転速度に
比例する周波数を持ちかつ互に位相がずれてい
る。この位相差の記号は回転運動の方向次第であ
る。これらの2つの信号はサージ抑制回路11,
12を通して補正信号発生回路13へ伝送され
る。
他方は動作位置である。)を持つ手動の回転制御
ステムも備える。この制御ステムは第1図に示さ
れていない。制御ステムは、その位置の一方また
は他方に回転すると、2つの信号を発生する2個
の機械的スイツチ手段9および10を作動させ
る。2つの信号は各々一連のパルスによつて形成
される。これらのパルスは制御部材の回転速度に
比例する周波数を持ちかつ互に位相がずれてい
る。この位相差の記号は回転運動の方向次第であ
る。これらの2つの信号はサージ抑制回路11,
12を通して補正信号発生回路13へ伝送され
る。
制御ステムによつて作動される3番目のスイツ
チ手段14は、軸方向に変位される時に、制御ス
テムの占めた位置を表わす論理信号を発生する。
制御ステムがそれぞれその停止位置にあるか或は
その動作位置にあるかによつて値“0”或は値
“1”となる論理信号は、サージ抑制回路15を
通して補正信号発生回路13およびナンドゲート
17の2つの入力端子のうちの一方へ印加され
る。このナンドゲート17の出力端子はナンドゲ
ートの1つの入力端子へ接続されている。その論
理信号はインバータ16を通してナンドゲート4
の1つの入力端子および他のナンドゲート18の
2つの入力端子のえちの一方へも印加される。こ
のナンドゲート18の出力端子はナンドゲート5
の3番目の入力端子へ接続されている。
チ手段14は、軸方向に変位される時に、制御ス
テムの占めた位置を表わす論理信号を発生する。
制御ステムがそれぞれその停止位置にあるか或は
その動作位置にあるかによつて値“0”或は値
“1”となる論理信号は、サージ抑制回路15を
通して補正信号発生回路13およびナンドゲート
17の2つの入力端子のうちの一方へ印加され
る。このナンドゲート17の出力端子はナンドゲ
ートの1つの入力端子へ接続されている。その論
理信号はインバータ16を通してナンドゲート4
の1つの入力端子および他のナンドゲート18の
2つの入力端子のえちの一方へも印加される。こ
のナンドゲート18の出力端子はナンドゲート5
の3番目の入力端子へ接続されている。
補正信号発生回路13は、スイツチ手段9,1
0および14から受ける信号ならびに分周回路2
の中間段の出力端子に取り出された種々の信号か
ら、2つの補正パルス信号HMCおよびHC並び
に補正方向制御信号CSを発生するように設計さ
れる。
0および14から受ける信号ならびに分周回路2
の中間段の出力端子に取り出された種々の信号か
ら、2つの補正パルス信号HMCおよびHC並び
に補正方向制御信号CSを発生するように設計さ
れる。
分表示かつ同時に時表示を変更させるための第
1の補正パルス信号HMCは、制御ステムのどん
な回転運動にも応答して発生され、かつ一連のパ
ルス(その周波数が制御ステムの回転速度に依存
する。)によつて形成される。これとは対照的に、
時表示のみを補正させるために発生される第2の
補正パルス信号HCは、制御ステムの特別な回転
運動だけに応答して補正信号発生回路13から供
給される。こゝで説明する実施例では、その特別
な方向は所定値よりも小さい時間々隔中或る角度
を通り、もつと正確に云えば2秒以内に2回転で
ある。第2の補正パルス信号HCは一連のパルス
から成り、その周波数はこの実施例では32Hzに選
ばれ、これは分周回路2によつて通常供給される
パルスの周波数よりも相当に高い。もし電子時計
の携帯者が時間帯補正モードを後述する仕方で速
分表示補正モードに変更することの可能性を使用
しないならば、そのような補正パルスの数は完全
に1回転する、すなわち180個のパルスを出すた
めに分針によつて行なわれなければならないステ
ツプの数に等しい。補正パルス信号HMC,HC
は発生される時にそれぞれナンドゲート17,1
8の他方の入力端子へ印加される。
1の補正パルス信号HMCは、制御ステムのどん
な回転運動にも応答して発生され、かつ一連のパ
ルス(その周波数が制御ステムの回転速度に依存
する。)によつて形成される。これとは対照的に、
時表示のみを補正させるために発生される第2の
補正パルス信号HCは、制御ステムの特別な回転
運動だけに応答して補正信号発生回路13から供
給される。こゝで説明する実施例では、その特別
な方向は所定値よりも小さい時間々隔中或る角度
を通り、もつと正確に云えば2秒以内に2回転で
ある。第2の補正パルス信号HCは一連のパルス
から成り、その周波数はこの実施例では32Hzに選
ばれ、これは分周回路2によつて通常供給される
パルスの周波数よりも相当に高い。もし電子時計
の携帯者が時間帯補正モードを後述する仕方で速
分表示補正モードに変更することの可能性を使用
しないならば、そのような補正パルスの数は完全
に1回転する、すなわち180個のパルスを出すた
めに分針によつて行なわれなければならないステ
ツプの数に等しい。補正パルス信号HMC,HC
は発生される時にそれぞれナンドゲート17,1
8の他方の入力端子へ印加される。
電子時計の使用者が時表示を変えるために制御
ステムを一方向または他方向に回転させることに
依存してステツプ・モータ7を時計方向または反
時計方向に回転させるように、補正方向制御信号
CSはモータ駆動回路6を制御することを可能に
する、補正方向制御信号CSは制御ステムが時計
方向にある時以外論理レベル“0”に留り、反時
計方向にある場合には論理レベル“1”になりそ
して補正動作期間中も“1”である。
ステムを一方向または他方向に回転させることに
依存してステツプ・モータ7を時計方向または反
時計方向に回転させるように、補正方向制御信号
CSはモータ駆動回路6を制御することを可能に
する、補正方向制御信号CSは制御ステムが時計
方向にある時以外論理レベル“0”に留り、反時
計方向にある場合には論理レベル“1”になりそ
して補正動作期間中も“1”である。
時表示を補正する時に分針が1回転するのに
かゝる時間は約5.6秒であり、これは無視するこ
とができずかつその間に分周回路2が正常なパル
スを発生することが起り得る。このパルスを阻止
することはロスト・タイムになり望ましいことで
はない。
かゝる時間は約5.6秒であり、これは無視するこ
とができずかつその間に分周回路2が正常なパル
スを発生することが起り得る。このパルスを阻止
することはロスト・タイムになり望ましいことで
はない。
遅延回路3はこの欠点を打破することを可能に
する。時表示補正動作が継続する期間中供給され
得るどの正常なパルスもこの期間の終りまで記憶
しかつその後にそのパルスを出力するために、後
で詳しく説明する遅延回路3が設けられるのであ
る。この遅延回路3は補正信号発生回路13から
第2の補正パルス信号HCの最初と最後のパルス
が出力される瞬間を示す計数時間信号CPTを与
えられる。
する。時表示補正動作が継続する期間中供給され
得るどの正常なパルスもこの期間の終りまで記憶
しかつその後にそのパルスを出力するために、後
で詳しく説明する遅延回路3が設けられるのであ
る。この遅延回路3は補正信号発生回路13から
第2の補正パルス信号HCの最初と最後のパルス
が出力される瞬間を示す計数時間信号CPTを与
えられる。
第1図に示した電子時計の動作モードは下記の
とおりである。正常な動作時には、制御ステムは
停止位置にありそしてスイツチ手段14によつて
発生された信号は論理レベル“0”にある。補正
方向制御信号CSがこの時には論理レベル“0”
にあるので、モータ駆動回路6はステツプ・モー
タ7を正常な方向に回転させそして分針8bは20
秒毎に1ステツプ進む。その上、ナンドゲート1
7はその一方の入力端子が論理レベル“0”にあ
るので制御ステムの偶発的な回転によつて発生さ
れ得るどんな第1の補正パルス信号HMCも阻止
する。他方、ナンドゲート18は開いたまゝであ
るが、第2の補正パルス信号HCが心ならずも発
生される可能性は実際には無い。
とおりである。正常な動作時には、制御ステムは
停止位置にありそしてスイツチ手段14によつて
発生された信号は論理レベル“0”にある。補正
方向制御信号CSがこの時には論理レベル“0”
にあるので、モータ駆動回路6はステツプ・モー
タ7を正常な方向に回転させそして分針8bは20
秒毎に1ステツプ進む。その上、ナンドゲート1
7はその一方の入力端子が論理レベル“0”にあ
るので制御ステムの偶発的な回転によつて発生さ
れ得るどんな第1の補正パルス信号HMCも阻止
する。他方、ナンドゲート18は開いたまゝであ
るが、第2の補正パルス信号HCが心ならずも発
生される可能性は実際には無い。
電子時計の使用者は、分表示および時表示を補
正したい時に、制御ステムをその動作位置(これ
は引き出された位置であることが望ましい。)に
まず動かす。スイツチ手段14によつて発生され
た論理信号はこの時には論理レベル“1”であ
り、その結果ナンドゲート4は閉じられて正常な
パルスをモータ駆動回路6へもはや伝送しない。
ナンドゲート18も閉じられるが、ナンドゲート
17はその一方の入力端子がサージ抑制回路15
を介してスイツチ手段14へ結合されているので
論理レベル“1”になる。使用者は、自分の時計
を時計方向または反時計方向に調節したいかによ
つて制御ステムを一方向または他方向に回転させ
る。制御ステムが回転させられると、スイツチ手
段9および10は周期的に開閉して、使用者が制
御ステムを回している限り補正信号発生回路13
は第1の補正パルス信号HMCを発生する。この
第1の補正パルス信号HMCはナンドゲート17
および5を通してモータ駆動回路6へ伝送され
る。もし制御ステムが時計方向に回転させられる
ならば、補正方向制御信号CSは“0”であり、
ステツプ・モータ7は正常な方向に回転させら
れ、そして表示は使用者によつてセツトされた送
速度で進む。もし制御ステムが反時計方向に回転
させられるならば、補正信号発生回路13は論理
レベル“1”の補正方向制御信号CSを発生し、
その結果ステツプ・モータ7が反対方向に回転さ
せられて表示を反時計方向で変える。もし使用者
が制御ステムを回転させて補正動作を行なうなら
ば、1列以上の時表示補正パルスも現われ得る
が、この第2の補正パルス信号HCがナンドゲー
ト18によつて阻止されることに注目されたい。
正したい時に、制御ステムをその動作位置(これ
は引き出された位置であることが望ましい。)に
まず動かす。スイツチ手段14によつて発生され
た論理信号はこの時には論理レベル“1”であ
り、その結果ナンドゲート4は閉じられて正常な
パルスをモータ駆動回路6へもはや伝送しない。
ナンドゲート18も閉じられるが、ナンドゲート
17はその一方の入力端子がサージ抑制回路15
を介してスイツチ手段14へ結合されているので
論理レベル“1”になる。使用者は、自分の時計
を時計方向または反時計方向に調節したいかによ
つて制御ステムを一方向または他方向に回転させ
る。制御ステムが回転させられると、スイツチ手
段9および10は周期的に開閉して、使用者が制
御ステムを回している限り補正信号発生回路13
は第1の補正パルス信号HMCを発生する。この
第1の補正パルス信号HMCはナンドゲート17
および5を通してモータ駆動回路6へ伝送され
る。もし制御ステムが時計方向に回転させられる
ならば、補正方向制御信号CSは“0”であり、
ステツプ・モータ7は正常な方向に回転させら
れ、そして表示は使用者によつてセツトされた送
速度で進む。もし制御ステムが反時計方向に回転
させられるならば、補正信号発生回路13は論理
レベル“1”の補正方向制御信号CSを発生し、
その結果ステツプ・モータ7が反対方向に回転さ
せられて表示を反時計方向で変える。もし使用者
が制御ステムを回転させて補正動作を行なうなら
ば、1列以上の時表示補正パルスも現われ得る
が、この第2の補正パルス信号HCがナンドゲー
ト18によつて阻止されることに注目されたい。
時表示を変えるために、使用者は停止位置を維
持しながら制御ステムを2秒以内に2回転急いで
回転させる。正常な動作におけるように、ナンド
ゲート4,5および18は信号を伝送できるが、
ナンドゲート17は閉じられる。制御ステムのこ
の特別な回転運動が後でもつて詳しく述べる手段
によつて行なわれたことが検出されるやいなや、
補正信号発生回路13は32Hzの周波数で180個の
パルス(これらのパルスは分針に電子時計のダイ
ヤルを完全に1回転させるのに必要であり、これ
により時針を1ステツプ動かす。)を発生し始め
る。これらのパルスはモータ駆動回路6へ供給さ
れる。最初の補正パルスが供給される前に、計数
時間信号CPTはその論理レベルを変え、従つて
補正動作が継続する期間中どの正常なパルスも遅
延回路3によつて阻止される。180番目のパルス
の終りに計数時間信号CPTはその論理状態を再
び変え、そしてモータ駆動回路6は補正動作中正
常なパルスが分周回路によつて供給された場合に
キヤツチアツプ(catch−up)パルスを遅延回路
3から受ける。
持しながら制御ステムを2秒以内に2回転急いで
回転させる。正常な動作におけるように、ナンド
ゲート4,5および18は信号を伝送できるが、
ナンドゲート17は閉じられる。制御ステムのこ
の特別な回転運動が後でもつて詳しく述べる手段
によつて行なわれたことが検出されるやいなや、
補正信号発生回路13は32Hzの周波数で180個の
パルス(これらのパルスは分針に電子時計のダイ
ヤルを完全に1回転させるのに必要であり、これ
により時針を1ステツプ動かす。)を発生し始め
る。これらのパルスはモータ駆動回路6へ供給さ
れる。最初の補正パルスが供給される前に、計数
時間信号CPTはその論理レベルを変え、従つて
補正動作が継続する期間中どの正常なパルスも遅
延回路3によつて阻止される。180番目のパルス
の終りに計数時間信号CPTはその論理状態を再
び変え、そしてモータ駆動回路6は補正動作中正
常なパルスが分周回路によつて供給された場合に
キヤツチアツプ(catch−up)パルスを遅延回路
3から受ける。
分および時補正モードにおけるように、補正方
向制御信号CSは制御ステムの回転運動の方向次
第で表示の前後運動を制御する。
向制御信号CSは制御ステムの回転運動の方向次
第で表示の前後運動を制御する。
使用者は、所望の時表示を作るのに要した回数
と同じ動作を行なう。しかしながら、補正信号発
生回路13の詳しい説明に関して後で分るよう
に、別な補正動作はたとえ起つても効果が無くか
つ最後の補正パルスが供給される前に終了させら
れる。
と同じ動作を行なう。しかしながら、補正信号発
生回路13の詳しい説明に関して後で分るよう
に、別な補正動作はたとえ起つても効果が無くか
つ最後の補正パルスが供給される前に終了させら
れる。
時表示を変えられるのと同じ手順をまずたどる
ことによりかつ分針が所望の位置に達する時に制
御ステムをその停止位置からその動作位置へ動か
すことにより、分表示の素早い補正を行なうこと
も可能であり、制御ステムの軸運動はナンドゲー
ト18を通る第2の補正パルス信号HCの伝送を
しや断する。必要なら、制御ステムをその動作位
置に回転させることにより、補正動作は低速度で
完了させられることができる。これは絶対に必要
なことではないが、制御ステムの位置を変える時
にナンドゲート18の入力端子へ32Hzのパルスを
供給することをしや断するための手段を設けるも
可能である。このような手段については後で説明
する。
ことによりかつ分針が所望の位置に達する時に制
御ステムをその停止位置からその動作位置へ動か
すことにより、分表示の素早い補正を行なうこと
も可能であり、制御ステムの軸運動はナンドゲー
ト18を通る第2の補正パルス信号HCの伝送を
しや断する。必要なら、制御ステムをその動作位
置に回転させることにより、補正動作は低速度で
完了させられることができる。これは絶対に必要
なことではないが、制御ステムの位置を変える時
にナンドゲート18の入力端子へ32Hzのパルスを
供給することをしや断するための手段を設けるも
可能である。このような手段については後で説明
する。
第2図は、第1図に示したスイツチ手段9,1
0および14を構成するスイツチ機構を示す。
0および14を構成するスイツチ機構を示す。
制御ステム121は、電子時計のケース(図示
しない)中で軸方向に導かれ、かつケースの外側
の端部に竜頭122が設けられる。制御ステム1
21に固着された弾力性要素123にはノツチ1
23aおよび123bが設けられており、これら
のノツチは電子時計のケース中に固着されたピン
124を上手に受けることができる。この構成1
23−124は制御ステム121を2つの安定な
所定の軸位置にセツトさせる。制御ステム121
は、実質的に楕円形で互に約45゜ずれている同一
の2個のカム125および126を支持してい
る。各カム125,126はそれぞれ導電性でし
かも弾力性のあるストリツプ127,128と協
働する。これらのストリツプは、その一端が電子
時計のケースへ電気的に接続された導電部材12
9へ固着され、その他端が電子時計の電源の正端
子へ電気的に接続されたそれぞれ固定接点13
0,131と上手く接触、開離することができ
る。
しない)中で軸方向に導かれ、かつケースの外側
の端部に竜頭122が設けられる。制御ステム1
21に固着された弾力性要素123にはノツチ1
23aおよび123bが設けられており、これら
のノツチは電子時計のケース中に固着されたピン
124を上手に受けることができる。この構成1
23−124は制御ステム121を2つの安定な
所定の軸位置にセツトさせる。制御ステム121
は、実質的に楕円形で互に約45゜ずれている同一
の2個のカム125および126を支持してい
る。各カム125,126はそれぞれ導電性でし
かも弾力性のあるストリツプ127,128と協
働する。これらのストリツプは、その一端が電子
時計のケースへ電気的に接続された導電部材12
9へ固着され、その他端が電子時計の電源の正端
子へ電気的に接続されたそれぞれ固定接点13
0,131と上手く接触、開離することができ
る。
各ストリツプ127,128と各固定接点13
0,131は第1図に示したそれぞれスイツチ手
段9,10に相当する。このような構成は各固定
接点130,131に対して制御ステム121が
1回転する毎に2つのパルスを供給する。スイツ
チ手段9(127,130)によつて発生された
パルスとスイツチ手段10(128,131)に
よつて発生されたパルスとの位相差は、2個のカ
ム125と126のなす角に相当する。
0,131は第1図に示したそれぞれスイツチ手
段9,10に相当する。このような構成は各固定
接点130,131に対して制御ステム121が
1回転する毎に2つのパルスを供給する。スイツ
チ手段9(127,130)によつて発生された
パルスとスイツチ手段10(128,131)に
よつて発生されたパルスとの位相差は、2個のカ
ム125と126のなす角に相当する。
第2図に示したスイツチ機構は、導電性でしか
も弾力性のストリツプ132を更に備える。この
ストリツプ132は、制御ステム121の端に配
置され、その一端が導電部材133(アースとな
るケースへ電気的に接続された)へ固着されてい
る。制御ステム121が押し込まれた軸位置すな
わち停止位置にある時に、その端はストリツプ1
32を固定接点134(電子時計の電源の正端子
へ電気的に接続された)へ押し付ける。他方、制
御ステム121が引き出された位置すなわち動作
位置にある時に、ストリツプ132は固定接点1
34から開離したまゝである。ストリツプ132
と固定接点134は第1図のスイツチ手段14を
形成する。
も弾力性のストリツプ132を更に備える。この
ストリツプ132は、制御ステム121の端に配
置され、その一端が導電部材133(アースとな
るケースへ電気的に接続された)へ固着されてい
る。制御ステム121が押し込まれた軸位置すな
わち停止位置にある時に、その端はストリツプ1
32を固定接点134(電子時計の電源の正端子
へ電気的に接続された)へ押し付ける。他方、制
御ステム121が引き出された位置すなわち動作
位置にある時に、ストリツプ132は固定接点1
34から開離したまゝである。ストリツプ132
と固定接点134は第1図のスイツチ手段14を
形成する。
第3図は、第2図に示したスイツチ機構と関連
付けて設けられる補正信号発生回路13(第1
図)を示す。この補正信号発生回路13は、
HMC発生回路40、弁別回路50、計数回路6
0およびCS回路70を備える。HMC発生回路4
0は、その入力端子40a,40bに第1図のそ
れぞれスイツチ手段9,10から位相はずれ信号
を受け、かつこれに基づいてその出力端子40c
に第1の補正パルス信号HMC(その周波数は制
御ステムの回転運動の速度に比例する。)を発生
する。制御ステムが2秒以内に2回転させられる
時に、弁別回路50は時表示の補正を制御するた
めの信号を発生する。計数回路60は、弁別回路
50によつて発生された制御信号に応答して、時
間帯を補正するのに要する180個のパルスを供給
する。CS発生回路70はモータ駆動回路6へ印
加される補正方向制御信号CSを発生する。
付けて設けられる補正信号発生回路13(第1
図)を示す。この補正信号発生回路13は、
HMC発生回路40、弁別回路50、計数回路6
0およびCS回路70を備える。HMC発生回路4
0は、その入力端子40a,40bに第1図のそ
れぞれスイツチ手段9,10から位相はずれ信号
を受け、かつこれに基づいてその出力端子40c
に第1の補正パルス信号HMC(その周波数は制
御ステムの回転運動の速度に比例する。)を発生
する。制御ステムが2秒以内に2回転させられる
時に、弁別回路50は時表示の補正を制御するた
めの信号を発生する。計数回路60は、弁別回路
50によつて発生された制御信号に応答して、時
間帯を補正するのに要する180個のパルスを供給
する。CS発生回路70はモータ駆動回路6へ印
加される補正方向制御信号CSを発生する。
入力端子40a,40bが第1図のそれぞれサ
ージ抑制回路11,12へ接続されたHMC発生
回路40は2個のD型フリツプフロツプ(FF)
19および20を備える。これらのフリツプフロ
ツプは、その入力端子D1,D2がそれぞれ入力端
子40a,40bへ接続され、分周回路の中間段
から一定の周波数例えば256Hzの同一信号をそれ
ぞれクロツク入力端子Φ1,Φ2に受ける。サージ
抑制回路が各々2個の縦続接続されたD型フリツ
プフロツプによつて周知の態様で形成される時
に、フリツプフロツプ19および20はそれらの
回路の第2番目のフリツプフロツプであり得る。
フリツプフロツプ19の出力端子Q1はノアゲー
ト21の2つの入力端子のうちの一方へ接続さ
れ、その他方の入力端子がインバータ25を介し
てHMC発生回路40へ入力端子40aへ接続さ
れる。この入力端子40aはノアゲート22の2
つの入力端子のうちの一方へも接続され、その他
方の入力端子がフリツプフロツプ19の相補出力
端子1へ接続される。
ージ抑制回路11,12へ接続されたHMC発生
回路40は2個のD型フリツプフロツプ(FF)
19および20を備える。これらのフリツプフロ
ツプは、その入力端子D1,D2がそれぞれ入力端
子40a,40bへ接続され、分周回路の中間段
から一定の周波数例えば256Hzの同一信号をそれ
ぞれクロツク入力端子Φ1,Φ2に受ける。サージ
抑制回路が各々2個の縦続接続されたD型フリツ
プフロツプによつて周知の態様で形成される時
に、フリツプフロツプ19および20はそれらの
回路の第2番目のフリツプフロツプであり得る。
フリツプフロツプ19の出力端子Q1はノアゲー
ト21の2つの入力端子のうちの一方へ接続さ
れ、その他方の入力端子がインバータ25を介し
てHMC発生回路40へ入力端子40aへ接続さ
れる。この入力端子40aはノアゲート22の2
つの入力端子のうちの一方へも接続され、その他
方の入力端子がフリツプフロツプ19の相補出力
端子1へ接続される。
同様に、フリツプフロツプ20の出力端子Q2,
Q2はそれぞれノアゲート23,24の一方の入
力端子へ接続される。ノアゲート23の他方の入
力端子はインバータ26を介して入力端子40b
へ接続されるが、ノアゲート24の他方の入力端
子は入力端子40bへ直接々続される。HMC発
生回路40は8個の2入力アンドゲート27〜3
4も備える。アンドゲート27の各入力端子はそ
れぞれフリツプフロツプ19の出力端子Q1、ノ
アゲート23の出力端子へ接続される。アンドゲ
ート28の各入力端子はそれぞれフリツプフロツ
プ20の出力端子Q2、ノアゲート22の出力端
子へ接続される。アンドゲート29の各入力端子
はそれぞれフリツプフロツプ19の出力端子1、
ノアゲート24の出力端子へ接続される。アンド
ゲート30の各入力端子はフリツプフロツプ20
の出力端子2、ノアゲート21の出力端子へ接
続される。同様に、アンドゲート31,32,3
3,34は出力端子Q1,1,Q2,2およびノ
アゲート21,22,23,24から信号をそれ
ぞれ受ける。アンドゲート27〜30の出力端子
はノアゲート35の4つの入力端子へ接続される
が、アンドゲート31〜34の出力端子はノアゲ
ート36の4つの入力端子へ接続される。ノアゲ
ート35および36の出力端子はナンドゲート3
7の2つの入力端子へ信号を供給し、このナンド
ゲート37の出力端子に第1の補正パルス信号
HMCが現われる。
Q2はそれぞれノアゲート23,24の一方の入
力端子へ接続される。ノアゲート23の他方の入
力端子はインバータ26を介して入力端子40b
へ接続されるが、ノアゲート24の他方の入力端
子は入力端子40bへ直接々続される。HMC発
生回路40は8個の2入力アンドゲート27〜3
4も備える。アンドゲート27の各入力端子はそ
れぞれフリツプフロツプ19の出力端子Q1、ノ
アゲート23の出力端子へ接続される。アンドゲ
ート28の各入力端子はそれぞれフリツプフロツ
プ20の出力端子Q2、ノアゲート22の出力端
子へ接続される。アンドゲート29の各入力端子
はそれぞれフリツプフロツプ19の出力端子1、
ノアゲート24の出力端子へ接続される。アンド
ゲート30の各入力端子はフリツプフロツプ20
の出力端子2、ノアゲート21の出力端子へ接
続される。同様に、アンドゲート31,32,3
3,34は出力端子Q1,1,Q2,2およびノ
アゲート21,22,23,24から信号をそれ
ぞれ受ける。アンドゲート27〜30の出力端子
はノアゲート35の4つの入力端子へ接続される
が、アンドゲート31〜34の出力端子はノアゲ
ート36の4つの入力端子へ接続される。ノアゲ
ート35および36の出力端子はナンドゲート3
7の2つの入力端子へ信号を供給し、このナンド
ゲート37の出力端子に第1の補正パルス信号
HMCが現われる。
HMC発生回路40の動作モードは第4図に示
したパルスで例示される。第4図において、信号
A,Bはそれぞれ入力端子40a,40bに現わ
れかつ第1図のそれぞれのスイツチ手段9,10
によつて発生されたスイツチング・パルスに相当
する。信号I,Jはそれぞれフリツプフロツプ1
9,20の出力端子Q1,Q2から発生されるが、
信号AR,AF,BR,BF,U,Dはそれぞれノ
アゲート21,22,23,24,35,36の
出力端子に現われる。
したパルスで例示される。第4図において、信号
A,Bはそれぞれ入力端子40a,40bに現わ
れかつ第1図のそれぞれのスイツチ手段9,10
によつて発生されたスイツチング・パルスに相当
する。信号I,Jはそれぞれフリツプフロツプ1
9,20の出力端子Q1,Q2から発生されるが、
信号AR,AF,BR,BF,U,Dはそれぞれノ
アゲート21,22,23,24,35,36の
出力端子に現われる。
最初、入力端子40aおよび40b、フリツプ
フロツプ19,20の出力端子Q1,Q2が全部論
理レベル“1”にあるとしよう。ノアゲート21
〜24の出力はこの時論理レベル“0”にあり、
アンドゲート27〜34の出力も論理レベル
“0”にある。ノアゲート35および36の出力
はその結果論理レベル“1”にある。入力端子
D1でのスイツチング・パルスが論理レベル“0”
から“1”へ変ると、出力端子Q1は少し遅れて
論理レベル“1”にされる。それは、入力端子
D1での論理レベルが“0”から“1”へ変つた
のに続いて第1番目のクロツク・パルスの終りに
おいてのみ出力端子Q1での出力がレベル変化す
るためである。他方、信号Aの論理レベルが
“0”から“1”へ変ることによつてノアゲート
21が開かれるが、このノアゲート21はフリツ
プフロツプ19がその状態を変えるために要する
期間中にQ1出力が論理レベル“1”になる時に
再び閉じられる。ノアゲート21の出力が論理レ
ベル“1”にある間、アンドゲート30は開か
れ、そのためにノアゲート35は閉じられる。他
方のアンドゲート34(その1つの入力端子がノ
アゲート21の出力端子に接続されている。)は、
フリツプフロツプ20のQ2出力が論理レベル
“0”のまゝなので、閉じたまゝである。従つて、
ノアゲート36の出力は論理レベル“1”に留
る。よつて、ナンドゲート37の出力端子には1
つのパルスが現われる。
フロツプ19,20の出力端子Q1,Q2が全部論
理レベル“1”にあるとしよう。ノアゲート21
〜24の出力はこの時論理レベル“0”にあり、
アンドゲート27〜34の出力も論理レベル
“0”にある。ノアゲート35および36の出力
はその結果論理レベル“1”にある。入力端子
D1でのスイツチング・パルスが論理レベル“0”
から“1”へ変ると、出力端子Q1は少し遅れて
論理レベル“1”にされる。それは、入力端子
D1での論理レベルが“0”から“1”へ変つた
のに続いて第1番目のクロツク・パルスの終りに
おいてのみ出力端子Q1での出力がレベル変化す
るためである。他方、信号Aの論理レベルが
“0”から“1”へ変ることによつてノアゲート
21が開かれるが、このノアゲート21はフリツ
プフロツプ19がその状態を変えるために要する
期間中にQ1出力が論理レベル“1”になる時に
再び閉じられる。ノアゲート21の出力が論理レ
ベル“1”にある間、アンドゲート30は開か
れ、そのためにノアゲート35は閉じられる。他
方のアンドゲート34(その1つの入力端子がノ
アゲート21の出力端子に接続されている。)は、
フリツプフロツプ20のQ2出力が論理レベル
“0”のまゝなので、閉じたまゝである。従つて、
ノアゲート36の出力は論理レベル“1”に留
る。よつて、ナンドゲート37の出力端子には1
つのパルスが現われる。
同じことは、サージ抑制回路12からのスイツ
チング・パルスがフリツプフロツプ20の入力端
子D2に達する時に、起る。この時に関与するゲ
ートはノアゲート23とアンドゲート27であ
り、フリツプフロツプ20のスイツチング時間に
等しい期間ノアゲート35を閉じる。従つて、2
番目のパルスがナンドゲート37の出力端子に現
われる。
チング・パルスがフリツプフロツプ20の入力端
子D2に達する時に、起る。この時に関与するゲ
ートはノアゲート23とアンドゲート27であ
り、フリツプフロツプ20のスイツチング時間に
等しい期間ノアゲート35を閉じる。従つて、2
番目のパルスがナンドゲート37の出力端子に現
われる。
信号Aの終りに、出力Q1は論理レベル“1”
から“0”になり、そして相補出力1は“0”
から“1”になる。公回、フリツプフロツプのス
イツチング時間の間開かれるのはノアゲート22
であり、これはアンドゲート28を通してノアゲ
ート35を閉じ、その結果新しいパルスがナンド
ゲート37の出力端子に現われる。同様にして、
サージ抑制回路12からの信号Bの終りにノアゲ
ート24およびアンドゲート29のためにパルス
は同一出力端子に現われる。従つて、制御ステム
が一方向に回転すると、一連のパルスがナンドゲ
ート37の出力端子に現われる。これらのパルス
は第1の補正パルス信号HMCを形成しかつノア
ゲート35の出力端子に発生された信号Uの反転
信号である。なお、ノアゲート36の出力は論理
レベル“1”のまゝである。
から“0”になり、そして相補出力1は“0”
から“1”になる。公回、フリツプフロツプのス
イツチング時間の間開かれるのはノアゲート22
であり、これはアンドゲート28を通してノアゲ
ート35を閉じ、その結果新しいパルスがナンド
ゲート37の出力端子に現われる。同様にして、
サージ抑制回路12からの信号Bの終りにノアゲ
ート24およびアンドゲート29のためにパルス
は同一出力端子に現われる。従つて、制御ステム
が一方向に回転すると、一連のパルスがナンドゲ
ート37の出力端子に現われる。これらのパルス
は第1の補正パルス信号HMCを形成しかつノア
ゲート35の出力端子に発生された信号Uの反転
信号である。なお、ノアゲート36の出力は論理
レベル“1”のまゝである。
もし制御ステムが反対方向に回されるならば、
すなわちもし信号Aよりも先に信号Bが印加され
るならばノアゲート36によつて供給される信号
から得られ、その場合にはノアゲート35の出力
が論理レベル“1”のまゝである。
すなわちもし信号Aよりも先に信号Bが印加され
るならばノアゲート36によつて供給される信号
から得られ、その場合にはノアゲート35の出力
が論理レベル“1”のまゝである。
制御ステムの1回転毎に発生された補正パルス
の数は8である。
の数は8である。
第1の補正パルス信号HMCは、2個のカウン
タ51および52(その各々が32の容量を持
つ。)を備えた弁別回路50の入力端子50aへ伝
送される。カウンタ51の入力端子はノアゲート
53の出力端子へ接続される。ノアゲート53の
第1入力端子は弁別回路50の別な入力端子50
bへ接続され、こゝへ分周回路からの8Hz基準信
号が印加される。
タ51および52(その各々が32の容量を持
つ。)を備えた弁別回路50の入力端子50aへ伝
送される。カウンタ51の入力端子はノアゲート
53の出力端子へ接続される。ノアゲート53の
第1入力端子は弁別回路50の別な入力端子50
bへ接続され、こゝへ分周回路からの8Hz基準信
号が印加される。
カウンタ51の出力端子Q5はノアゲート53
の第2入力端子へ接続されると共にインバータ5
4を介してRS型フリツプフロツプ55の入力端
子Rへ接続される。その入力端子Sはインバータ
56を介して入力端子50aへ接続される。フリ
ツプフロツプ55の相補出力端子はカウンタ5
1および52のリセツト入力端子Rへ接続される
と共にノアゲート53の第3入力端子へ接続され
る。インバータ56の出力端子はノアゲート57
の一方の入力端子へ接続され、その出力端子、他
方の入力端子はカウンタ52のそれぞれ入力端
子、出力端子Q5へ接続される。最後に、弁別回
路50はナンドゲート58を備え、その2つの入
力端子の各々はそれぞれフリツプフロツプ55の
出力端子Q、カウンタ52の出力端子Q5へ接続
される。ナンドゲート58の出力端子は弁別回路
50の出力端子50cになる。
の第2入力端子へ接続されると共にインバータ5
4を介してRS型フリツプフロツプ55の入力端
子Rへ接続される。その入力端子Sはインバータ
56を介して入力端子50aへ接続される。フリ
ツプフロツプ55の相補出力端子はカウンタ5
1および52のリセツト入力端子Rへ接続される
と共にノアゲート53の第3入力端子へ接続され
る。インバータ56の出力端子はノアゲート57
の一方の入力端子へ接続され、その出力端子、他
方の入力端子はカウンタ52のそれぞれ入力端
子、出力端子Q5へ接続される。最後に、弁別回
路50はナンドゲート58を備え、その2つの入
力端子の各々はそれぞれフリツプフロツプ55の
出力端子Q、カウンタ52の出力端子Q5へ接続
される。ナンドゲート58の出力端子は弁別回路
50の出力端子50cになる。
時刻を変えたい電子時計の使用者が、制御ステ
ムを回転させる前は、フリツプフロツプ55が停
止状態にある。ナンドゲート58の出力は従つて
論理レベル“1”にある。カウンタ51および5
2は、各々そのリセツト入力端子Rが論理レベル
“1”にあるので、出力が論理レベル“0”にあ
る。ノアゲート53はその第3入力が論理レベル
“1”であるので閉じているが、ノアゲート57
は開いている。
ムを回転させる前は、フリツプフロツプ55が停
止状態にある。ナンドゲート58の出力は従つて
論理レベル“1”にある。カウンタ51および5
2は、各々そのリセツト入力端子Rが論理レベル
“1”にあるので、出力が論理レベル“0”にあ
る。ノアゲート53はその第3入力が論理レベル
“1”であるので閉じているが、ノアゲート57
は開いている。
制御ステムの回転運動の結果として第1の補正
パルス信号HMCの最初の補正パルスが到達する
と、フリツプフロツプ55の状態が切り換えられ
る。すなわちフリツプフロツプ55の出力は論
理レベルが“1”から“0”へ変り、カウンタ5
1および52はリセツトが解かれ、そしてノアゲ
ート53は開かれる。ナンドゲート58の出力は
論理レベル“1”のまゝである。8Hz信号、第1
の補正パルス信号HMCはそれぞれカウンタ5
1,52の入力端子へ伝送される。多数の状況が
生じ得る。もし使用者が2秒以内に制御ステムを
回転させると、カウンタ51のQ5出力も論理レ
ベル“1”になる。その結果、一方ではノアゲー
ト57を閉じるのでカウンタ52の入力端子へは
第1の補正パルス信号HMCが印加されず、かつ
他方ではナンドゲート58の出力を論理レベル
“0”にする。それは、このナンドゲート58の
2つの入力がこの時には共に論理レベル“1”に
あるためである。ナンドゲート58の論理レベル
“0”は、カウンタ51のQ5出力がまた論理レベ
ル“1”になるまで維持される。カウンタ51の
Q5出力が論理レベル“1”になつた瞬間に、ノ
アゲート53は閉じられ、フリツプフロツプ55
はそのリセツト入力が論理レベル“0”になるの
でその出力Q,がそれぞれ論理レベル“0”、
“1”になる。その結果、ナンドゲート58の出
力は再び論理レベル“1”にさらされる。従つ
て、時表示補正制御信号HCCは弁別回路50の
出力端子50cに現われた。フリツプフロツプ5
5がそのリセツト状態に戻ると、カウンタ51お
よび52もリセツトされる。ノアゲート57は従
つて再び開かれるが、ノアゲート53はその第2
入力が論理レベル“0”になるがその第3入力が
論理レベル“1”になるので閉じたまゝである。
パルス信号HMCの最初の補正パルスが到達する
と、フリツプフロツプ55の状態が切り換えられ
る。すなわちフリツプフロツプ55の出力は論
理レベルが“1”から“0”へ変り、カウンタ5
1および52はリセツトが解かれ、そしてノアゲ
ート53は開かれる。ナンドゲート58の出力は
論理レベル“1”のまゝである。8Hz信号、第1
の補正パルス信号HMCはそれぞれカウンタ5
1,52の入力端子へ伝送される。多数の状況が
生じ得る。もし使用者が2秒以内に制御ステムを
回転させると、カウンタ51のQ5出力も論理レ
ベル“1”になる。その結果、一方ではノアゲー
ト57を閉じるのでカウンタ52の入力端子へは
第1の補正パルス信号HMCが印加されず、かつ
他方ではナンドゲート58の出力を論理レベル
“0”にする。それは、このナンドゲート58の
2つの入力がこの時には共に論理レベル“1”に
あるためである。ナンドゲート58の論理レベル
“0”は、カウンタ51のQ5出力がまた論理レベ
ル“1”になるまで維持される。カウンタ51の
Q5出力が論理レベル“1”になつた瞬間に、ノ
アゲート53は閉じられ、フリツプフロツプ55
はそのリセツト入力が論理レベル“0”になるの
でその出力Q,がそれぞれ論理レベル“0”、
“1”になる。その結果、ナンドゲート58の出
力は再び論理レベル“1”にさらされる。従つ
て、時表示補正制御信号HCCは弁別回路50の
出力端子50cに現われた。フリツプフロツプ5
5がそのリセツト状態に戻ると、カウンタ51お
よび52もリセツトされる。ノアゲート57は従
つて再び開かれるが、ノアゲート53はその第2
入力が論理レベル“0”になるがその第3入力が
論理レベル“1”になるので閉じたまゝである。
もし使用者が制御ステムを回転させ続けると、
入力端子50aへ印加される次続のパルスはフリ
ツプフロツプ55の状態を変化させかつカウンタ
51,52およびノアゲート53を解放させる。
もし制御ステムが再び回転させられて2秒以内に
2回転するならば、弁別回路50は同様に作動
し、そして新しい第1の補正パルス信号HMCが
発生されるか或は下記の状況のうちの1つをと
る。
入力端子50aへ印加される次続のパルスはフリ
ツプフロツプ55の状態を変化させかつカウンタ
51,52およびノアゲート53を解放させる。
もし制御ステムが再び回転させられて2秒以内に
2回転するならば、弁別回路50は同様に作動
し、そして新しい第1の補正パルス信号HMCが
発生されるか或は下記の状況のうちの1つをと
る。
もし制御ステムが2秒以上をかけて2回転させ
られるならば、弁別回路50は最初は上述したの
と同じ状態で作動する。しかしながら、例外もあ
つて、この場合にはカウンタ52よりも先に論理
レベル“1”になるのはカウンタ51のQ5出力
であり、これによりノアゲート53が閉じられ、
フリツプフロツプ55の状態が切り換えられ、か
つその結果2個のカウンタがリセツトされる。ノ
アゲート57は開いたままであるが、カウンタ5
1が論理レベル“1”になつた直後の第1の補正
パルス信号HNCの後続パルスはフリツプフロツ
プ55をその動作状態に戻させ、弁別回路50は
受けたパルスを再び計数し始める。この場合にカ
ウンタ52のQ5出力は論理レベル“0”に留る。
その結果、論理レベル“1”に留る出力端子50
cには時表示補正制御信号HCCが現われない。
られるならば、弁別回路50は最初は上述したの
と同じ状態で作動する。しかしながら、例外もあ
つて、この場合にはカウンタ52よりも先に論理
レベル“1”になるのはカウンタ51のQ5出力
であり、これによりノアゲート53が閉じられ、
フリツプフロツプ55の状態が切り換えられ、か
つその結果2個のカウンタがリセツトされる。ノ
アゲート57は開いたままであるが、カウンタ5
1が論理レベル“1”になつた直後の第1の補正
パルス信号HNCの後続パルスはフリツプフロツ
プ55をその動作状態に戻させ、弁別回路50は
受けたパルスを再び計数し始める。この場合にカ
ウンタ52のQ5出力は論理レベル“0”に留る。
その結果、論理レベル“1”に留る出力端子50
cには時表示補正制御信号HCCが現われない。
弁別回路50は、制御ステムが完全に2回転し
ない時も同様に作動する。
ない時も同様に作動する。
同じ結果を得るために、弁別回路50の入力端
子50aをサージ抑制回路11および12(第1
図)の一方もしくは他方の出力端子へ直接々続し
て2Hzの基準信号を使用することも可能であるこ
とに注目されたい。その場合に、カウンタ51お
よび52は、計数容量がわずか8のカウンタと交
換され得る。
子50aをサージ抑制回路11および12(第1
図)の一方もしくは他方の出力端子へ直接々続し
て2Hzの基準信号を使用することも可能であるこ
とに注目されたい。その場合に、カウンタ51お
よび52は、計数容量がわずか8のカウンタと交
換され得る。
弁別回路50の出力端子50cは計数回路60
の入力端子60aへ接続される。計数回路60
は、他の入力端子60bに、分周回路2から到来
する反転された32Hz信号を受ける。計数回路60
はカウンタ61を備え、このカウンタ61はその
容量が256でありかつその入力端子にノアゲート
62を通つた32Hz信号を受けることができる。ノ
アゲート62の一方の入力端子は入力端子60b
へ接続される。カウンタ61の出力端子Q3,Q5,
Q6,Q8はナンドゲート63の4つの入力端子へ
それぞれ接続される。ナンドゲート63の出力端
子はRS型フリツプフロツプ64のリセツト入力
端子R1へ接続される。フリツプフロツプ64は、
その入力端子Sが入力端子60aへ接続され、そ
の出力端子Qがインバータ65を介してノアゲー
ト62の他方の入力端子とカウンタ61のリセツ
ト入力端子Rとへ接続される。
の入力端子60aへ接続される。計数回路60
は、他の入力端子60bに、分周回路2から到来
する反転された32Hz信号を受ける。計数回路60
はカウンタ61を備え、このカウンタ61はその
容量が256でありかつその入力端子にノアゲート
62を通つた32Hz信号を受けることができる。ノ
アゲート62の一方の入力端子は入力端子60b
へ接続される。カウンタ61の出力端子Q3,Q5,
Q6,Q8はナンドゲート63の4つの入力端子へ
それぞれ接続される。ナンドゲート63の出力端
子はRS型フリツプフロツプ64のリセツト入力
端子R1へ接続される。フリツプフロツプ64は、
その入力端子Sが入力端子60aへ接続され、そ
の出力端子Qがインバータ65を介してノアゲー
ト62の他方の入力端子とカウンタ61のリセツ
ト入力端子Rとへ接続される。
入力端子60aが論理レベル“1”に留るかぎ
り、ノアゲート62は閉じたまゝであつてカウン
タは0に保持され、フリツプフロツプのQ出力は
論理レベル“0”にある。S入力が論理レベル
“0”になると、フリツプフロツプ64は切り換
わり、カウンタ61を計数可能にしかつノアゲー
ト62を開く。このノアゲート62は32Hz信号を
反転させてから、計数回路60の出力端子60d
(ノアゲート62の出力端子へ接続されている)
へ伝送する。パルスはカウンタ61で計数され
る。180番目のパルスの終りにQ3出力かその論理
レベルが“1”になり、Q5出力、Q6出力および
Q8出力は既に論理レベル“1”になつている。
ナンドゲート63の論理レベルが“1”から
“0”へ変るとフリツプフロツプ64のQ出力は
論理レベル“0”にさせられ、ノアゲート62は
32Hzのパルスをカウンタ61および出力端子60
dへ伝送するのを止める。
り、ノアゲート62は閉じたまゝであつてカウン
タは0に保持され、フリツプフロツプのQ出力は
論理レベル“0”にある。S入力が論理レベル
“0”になると、フリツプフロツプ64は切り換
わり、カウンタ61を計数可能にしかつノアゲー
ト62を開く。このノアゲート62は32Hz信号を
反転させてから、計数回路60の出力端子60d
(ノアゲート62の出力端子へ接続されている)
へ伝送する。パルスはカウンタ61で計数され
る。180番目のパルスの終りにQ3出力かその論理
レベルが“1”になり、Q5出力、Q6出力および
Q8出力は既に論理レベル“1”になつている。
ナンドゲート63の論理レベルが“1”から
“0”へ変るとフリツプフロツプ64のQ出力は
論理レベル“0”にさせられ、ノアゲート62は
32Hzのパルスをカウンタ61および出力端子60
dへ伝送するのを止める。
第5図は、計数回路60へ印加される反転した
32Hz信号、時表示補正信号HCC、およびこれら
によつて作られる第2の補正パルス信号HCを示
す。矢張り第5図に示されている計数時間信号
CPTは、ノアゲート62の他方の入力端子およ
び第1図の遅延回路3へ印加される信号である。
32Hz信号、時表示補正信号HCC、およびこれら
によつて作られる第2の補正パルス信号HCを示
す。矢張り第5図に示されている計数時間信号
CPTは、ノアゲート62の他方の入力端子およ
び第1図の遅延回路3へ印加される信号である。
32Hzの周波数の180個のパルスが計数される前
にもし新しい時表示補正制御信号HCCが入力端
子60aに現われるならば、この信号は何等影響
することなくフリツプフロツプ64は同じ状態を
とり続けることに注目されたい。もし電子時計の
使用者が補正を継続したいか或は計数回路60が
最後のパルスを供給した後でのみ補正動作を少な
くとも終らせたいならば、制御ステムを2秒以内
に再び回転させる前に使用者は終らされるべき1
時間だけ表示の前後運転を待たなければならない
だろう。
にもし新しい時表示補正制御信号HCCが入力端
子60aに現われるならば、この信号は何等影響
することなくフリツプフロツプ64は同じ状態を
とり続けることに注目されたい。もし電子時計の
使用者が補正を継続したいか或は計数回路60が
最後のパルスを供給した後でのみ補正動作を少な
くとも終らせたいならば、制御ステムを2秒以内
に再び回転させる前に使用者は終らされるべき1
時間だけ表示の前後運転を待たなければならない
だろう。
CS発生回路70はRS型フリツプフロツプ71
を備え、その入力端子S,RはHMC発生回路4
0のそれぞれノアゲート35,36の出力端子へ
接続される。CS発生回路70は3個のナンドゲ
ート72,73および75並びに1個のインバー
タ74も備える。ナンドゲート72は、その第1
入力端子がフリツプフロツプ71の入力端子Qへ
接続され、その第2入力端子がインバータ74を
介して第1図のスイツ手段14と関連したサージ
抑制回路15の出力端子へ接続され、その第3入
力端子が計数回路60のフリツプフロツプ64の
出力端子Qに現われる信号を受ける。この信号は
計数時間信号CPTの反転信号である。ナンドゲ
ート73はその一方の入力端子がフリツプフロツ
プ71の出力端子Qへ接続されかつその他方の入
力端子がサージ抑制回路15へ直結される。ナン
ドゲート72および73の出力端子はナンドゲー
ト75の各入力端子へ接続され、このナンドゲー
ト75の出力端子に補正方向制御信号CSが現わ
れる。フリツプフロツプ71のQ出力は制御ステ
ムが表示の時計方向にあるか最後に時計方向に戻
つたときに論理レベル“0”にありそしてその回
転方向が反時計方向にある時に論理レベル“1”
にあるとすれば、CS発生回路70は殆どいつも
値“0”の補正方向制御信号CSを発生する。し
かしながら、この補正方向制御信号CSの値にも
例外があつて、制御ステムがその動作位置にあり
かつ表示の反時計方向に回転される時、および時
間帯補正動作によつてとられた時間、はつきり云
えば分表示についての素早い補正期間の間は値
“1”である。そしてこの変更は表示の反時計方
向でも行なわれる。
を備え、その入力端子S,RはHMC発生回路4
0のそれぞれノアゲート35,36の出力端子へ
接続される。CS発生回路70は3個のナンドゲ
ート72,73および75並びに1個のインバー
タ74も備える。ナンドゲート72は、その第1
入力端子がフリツプフロツプ71の入力端子Qへ
接続され、その第2入力端子がインバータ74を
介して第1図のスイツ手段14と関連したサージ
抑制回路15の出力端子へ接続され、その第3入
力端子が計数回路60のフリツプフロツプ64の
出力端子Qに現われる信号を受ける。この信号は
計数時間信号CPTの反転信号である。ナンドゲ
ート73はその一方の入力端子がフリツプフロツ
プ71の出力端子Qへ接続されかつその他方の入
力端子がサージ抑制回路15へ直結される。ナン
ドゲート72および73の出力端子はナンドゲー
ト75の各入力端子へ接続され、このナンドゲー
ト75の出力端子に補正方向制御信号CSが現わ
れる。フリツプフロツプ71のQ出力は制御ステ
ムが表示の時計方向にあるか最後に時計方向に戻
つたときに論理レベル“0”にありそしてその回
転方向が反時計方向にある時に論理レベル“1”
にあるとすれば、CS発生回路70は殆どいつも
値“0”の補正方向制御信号CSを発生する。し
かしながら、この補正方向制御信号CSの値にも
例外があつて、制御ステムがその動作位置にあり
かつ表示の反時計方向に回転される時、および時
間帯補正動作によつてとられた時間、はつきり云
えば分表示についての素早い補正期間の間は値
“1”である。そしてこの変更は表示の反時計方
向でも行なわれる。
フリツプフロツプ64中の、ナンドゲート63
へ接続された入力端子R1を有するナンドゲート
には別な入力端子R2があり、この入力端子R2は
CS発生回路70中のインバータ74を介してサ
ージ抑制回路15の出力端子へ接続される。使用
者が上述した仕方で素早い分表示補正動作を行な
う時に、接続部76は計数回路によるモータ駆動
回路への伝送を止めさせるのに役立つ。
へ接続された入力端子R1を有するナンドゲート
には別な入力端子R2があり、この入力端子R2は
CS発生回路70中のインバータ74を介してサ
ージ抑制回路15の出力端子へ接続される。使用
者が上述した仕方で素早い分表示補正動作を行な
う時に、接続部76は計数回路によるモータ駆動
回路への伝送を止めさせるのに役立つ。
モータ駆動回路6に可能な例を、第6図および
第7図について今から説明する。モータ駆動回路
6は、パルス整形回路80、ステツプ・モータ7
の回転方向を制御するための回路すなわち回転方
向制御回路90および給電回路100を備える。
第7図について今から説明する。モータ駆動回路
6は、パルス整形回路80、ステツプ・モータ7
の回転方向を制御するための回路すなわち回転方
向制御回路90および給電回路100を備える。
整形回路80は、その入力端子80aへ印加さ
れた正常なパルスまたは補正パルスに応答して一
定の持続時間のパルス(これはステツプ・モータ
7の駆動を制御するために必要である。)を発生
する機能を持ち、カウンタ81を備える。このカ
ウンタ81は、その計数容量が32であり、その入
力端子がノアゲート82の出力端子へ接続され
る。このノアゲート82は、分周回路(第1図)
の中間段へ接続された方の入力端子に2048Hzの周
期性信号を受け、かつその他方の入力端子がカウ
ンタ81の入力端子Q5へ接続される。カウンタ
81の出力Q1〜Q4は慣用の16出力2進デコーダ
83の4つの入力端子へ供給される。整形回路8
0は2個の7入力ナンドゲート84および85も
備える。デコーダ83の最初の7つの相補出力端
子1〜7はナンドゲート84の入力端子へ接続
されるが、最後の7つの相補出力端子10〜16
はナンドゲート85の入力端子へ接続される。
れた正常なパルスまたは補正パルスに応答して一
定の持続時間のパルス(これはステツプ・モータ
7の駆動を制御するために必要である。)を発生
する機能を持ち、カウンタ81を備える。このカ
ウンタ81は、その計数容量が32であり、その入
力端子がノアゲート82の出力端子へ接続され
る。このノアゲート82は、分周回路(第1図)
の中間段へ接続された方の入力端子に2048Hzの周
期性信号を受け、かつその他方の入力端子がカウ
ンタ81の入力端子Q5へ接続される。カウンタ
81の出力Q1〜Q4は慣用の16出力2進デコーダ
83の4つの入力端子へ供給される。整形回路8
0は2個の7入力ナンドゲート84および85も
備える。デコーダ83の最初の7つの相補出力端
子1〜7はナンドゲート84の入力端子へ接続
されるが、最後の7つの相補出力端子10〜16
はナンドゲート85の入力端子へ接続される。
カウンタ81のリセツト入力端子Rへ接続され
た入力端子80aに現われる各パルスは、カウン
タ81を零にリセツトし、これによりノアゲート
82を開かせる(今まで閉じていた)。そうする
と、2048Hz信号がノアゲート82を通してカウン
タ81の入力端子へ伝送される。カウンタ81の
内容が値16に達すると、そのQ5出力は再び状態
“1”になり、これにより新しいパルスが入力端
子80aに到達するまでノアゲート82を閉じ
る。2048Hz信号がカウンタ81の入力端子へ印加
される期間は約7.8msである。すなわち、これ
は、2048Hz信号の持続時間(0.5msに大体等し
い)の16倍である。カウンタのこのインクリメン
ト時間中、最初は全て状態“1”にあつたデコー
ダ83の1〜16出力は各々状態“0”になり、
0.5ms後にレベル“1”に戻る。ナンドゲート
84,84の出力端子にそれぞれ現われる信号
P1,P2は、従つて入力端子80aへ印加された
信号と同じ周波数で大体3.4msに等しい持続時
間のパルスによつて形成される。入力端子80a
へ印加された信号と一緒に第7図に示された信号
P1とP2は約4.4msだけ位相ずれがあり、信号P1
の方がP2よりも先に現われる。回転方向制御回
路90は4個の2入力ナンドゲート91〜94を
備える。第1ナンドゲート91は信号P1および
補正信号発生回路13からの補正方向制御信号
CSを受け、第2ナンドゲート92は信号P2およ
びインバータ95で反転された補正方向制御信号
CSを受け、第3ナンドゲート93は信号P1およ
び反転された補正方向制御信号CSを受け、そし
て第4ナンドゲート94は信号P2および補正方
向制御信号CSを受ける。回転方向制御回路90
は他に2個のナンドゲート96および97を備
え、ナンドゲート96はその両方の入力端子が第
1ナンドゲート91および第2ナンドゲート92
の出力端子へ接続され、ナンドゲート97はその
両方の入力端子が第3ナンドゲート93および第
4ナンドゲート94の出力端子へ接続される。
た入力端子80aに現われる各パルスは、カウン
タ81を零にリセツトし、これによりノアゲート
82を開かせる(今まで閉じていた)。そうする
と、2048Hz信号がノアゲート82を通してカウン
タ81の入力端子へ伝送される。カウンタ81の
内容が値16に達すると、そのQ5出力は再び状態
“1”になり、これにより新しいパルスが入力端
子80aに到達するまでノアゲート82を閉じ
る。2048Hz信号がカウンタ81の入力端子へ印加
される期間は約7.8msである。すなわち、これ
は、2048Hz信号の持続時間(0.5msに大体等し
い)の16倍である。カウンタのこのインクリメン
ト時間中、最初は全て状態“1”にあつたデコー
ダ83の1〜16出力は各々状態“0”になり、
0.5ms後にレベル“1”に戻る。ナンドゲート
84,84の出力端子にそれぞれ現われる信号
P1,P2は、従つて入力端子80aへ印加された
信号と同じ周波数で大体3.4msに等しい持続時
間のパルスによつて形成される。入力端子80a
へ印加された信号と一緒に第7図に示された信号
P1とP2は約4.4msだけ位相ずれがあり、信号P1
の方がP2よりも先に現われる。回転方向制御回
路90は4個の2入力ナンドゲート91〜94を
備える。第1ナンドゲート91は信号P1および
補正信号発生回路13からの補正方向制御信号
CSを受け、第2ナンドゲート92は信号P2およ
びインバータ95で反転された補正方向制御信号
CSを受け、第3ナンドゲート93は信号P1およ
び反転された補正方向制御信号CSを受け、そし
て第4ナンドゲート94は信号P2および補正方
向制御信号CSを受ける。回転方向制御回路90
は他に2個のナンドゲート96および97を備
え、ナンドゲート96はその両方の入力端子が第
1ナンドゲート91および第2ナンドゲート92
の出力端子へ接続され、ナンドゲート97はその
両方の入力端子が第3ナンドゲート93および第
4ナンドゲート94の出力端子へ接続される。
このような回路の動作モードを詳しく説明する
必要が無いのは、第7図に示したように、補正方
向制御信号CSが論理レベル“0”にある時には
ナンドゲート96,97の出力端子にそれぞれ現
われる制御信号M1,M2が入力信号P1,P2と同じ
であるからである。他方、補正方向制御信号CS
が論理レベル“1”にある時には、ナンドゲート
96の出力端子に現われる3.4msの制御信号M1
は制御信号M2に対して4.4msだけ遅れる。前者
の場合には、ステツプ・モータ7は給電回路10
0を形成する2個のインバータ101および10
2を通つた2つの次々に発生する駆動パルスを受
ける。第1駆動パルスは正で第2駆動パルスは負
であり、これら駆動パルスはステツプ・モータ7
を1ステツプ進ませる。すなわち、ステツプ・モ
ータの分針および時針の時計方向回転に相当する
方向に完全に一回転する。他方、後者の場合に
は、ステツプ・モータ7がまず負パルスを次に正
パルスを受け、これらのパルスは第7図の信号M
によつて示されたように、線形回路80の入力端
子80aへ印加された各パルスに対して、ステツ
プ・モータを表示の反時計方向に回転させる。
必要が無いのは、第7図に示したように、補正方
向制御信号CSが論理レベル“0”にある時には
ナンドゲート96,97の出力端子にそれぞれ現
われる制御信号M1,M2が入力信号P1,P2と同じ
であるからである。他方、補正方向制御信号CS
が論理レベル“1”にある時には、ナンドゲート
96の出力端子に現われる3.4msの制御信号M1
は制御信号M2に対して4.4msだけ遅れる。前者
の場合には、ステツプ・モータ7は給電回路10
0を形成する2個のインバータ101および10
2を通つた2つの次々に発生する駆動パルスを受
ける。第1駆動パルスは正で第2駆動パルスは負
であり、これら駆動パルスはステツプ・モータ7
を1ステツプ進ませる。すなわち、ステツプ・モ
ータの分針および時針の時計方向回転に相当する
方向に完全に一回転する。他方、後者の場合に
は、ステツプ・モータ7がまず負パルスを次に正
パルスを受け、これらのパルスは第7図の信号M
によつて示されたように、線形回路80の入力端
子80aへ印加された各パルスに対して、ステツ
プ・モータを表示の反時計方向に回転させる。
第8図は第1図の遅延回路3に可能な例を示
す。この遅延回路3はRS型フリツプフロツプ1
03を備える。このフリツプフロツプ103の入
力端子Sは、分周回路から供給されてインバータ
104で反転された1/20Hzの正常なパルスから成
る信号を受ける。入力端子Rはナンドゲート10
5の出力端子へ接続され、このナンドゲート10
5はその入力端子に分周回路から32Hzのクロツク
信号および補正信号発生回路からの計数時間信号
CPTを受ける。出力端子QはD型フリツプフロ
ツプ106の入力端子Dに接続され、クロツク入
力端子φが32Hz信号を受ける。相補出力端子は
ノアゲート107の一方の入力端子へ接続され、
他方の入力端子はフリツプフロツプ103の入力
端子Rへ印加される信号を受ける。ノアゲート1
07の出力端子が遅延回路3の出力端子となる。
す。この遅延回路3はRS型フリツプフロツプ1
03を備える。このフリツプフロツプ103の入
力端子Sは、分周回路から供給されてインバータ
104で反転された1/20Hzの正常なパルスから成
る信号を受ける。入力端子Rはナンドゲート10
5の出力端子へ接続され、このナンドゲート10
5はその入力端子に分周回路から32Hzのクロツク
信号および補正信号発生回路からの計数時間信号
CPTを受ける。出力端子QはD型フリツプフロ
ツプ106の入力端子Dに接続され、クロツク入
力端子φが32Hz信号を受ける。相補出力端子は
ノアゲート107の一方の入力端子へ接続され、
他方の入力端子はフリツプフロツプ103の入力
端子Rへ印加される信号を受ける。ノアゲート1
07の出力端子が遅延回路3の出力端子となる。
正常な動作時に、インバータ104へ印加され
る正常なパルスが無いと、フリツプフロツプ3の
入力端子Sは論理レベル“1”にあり、入力端子
Rは論理レベル“1”の計数時間信号CPTを受
けているナンドゲート105で反転された32Hz信
号を受ける。従つて、フリツプフロツプ103は
リセツト状態に留まり、そのQ出力は状態“0”
にある。一方、D型フリツプフロツプの信号は
論理レベル“1”にあり、従つてノアゲート10
7を閉じるので反転された32Hz信号を通さない。
分周回路から供給された正常なパルスが到達する
と、RS型フリツプフロツプ103のS入力は短
期間の間“0”にさせられ、そしてこのフリツプ
フロツプは切り換わる。その結果D出力はレベル
“1”に切り換えられる。D入力がレベル“1”
に切り換つた直後の32Hz信号の立上りで出力は
レベル“0”にさせられ、従つてノアゲート10
7を開く。ナンドゲート105およびノアゲート
107によつて遅延回路107の出力端子へ伝送
される同一パルスは、フリツプフロツプ103を
そのリセツト状態を戻す効果を持つ。クロツク信
号の後続のパルスの立上りでD型フリツプフロツ
プはその初期状態へ戻り、ノアゲート107を再
び閉じる。この動作モードは、順番に、32Hzのク
ロツク信号、計数時間信号CPT、フリツプフロ
ツプ103の入力端子SおよびRへ印加された信
号、フリツプフロツプ103の出力端子Qでの信
号、D型フリツプフロツプの出力端子での信号
並びにノアゲート107の出力端子での信号Nを
示す第9図のタイム・チヤートの右半分に示され
る。
る正常なパルスが無いと、フリツプフロツプ3の
入力端子Sは論理レベル“1”にあり、入力端子
Rは論理レベル“1”の計数時間信号CPTを受
けているナンドゲート105で反転された32Hz信
号を受ける。従つて、フリツプフロツプ103は
リセツト状態に留まり、そのQ出力は状態“0”
にある。一方、D型フリツプフロツプの信号は
論理レベル“1”にあり、従つてノアゲート10
7を閉じるので反転された32Hz信号を通さない。
分周回路から供給された正常なパルスが到達する
と、RS型フリツプフロツプ103のS入力は短
期間の間“0”にさせられ、そしてこのフリツプ
フロツプは切り換わる。その結果D出力はレベル
“1”に切り換えられる。D入力がレベル“1”
に切り換つた直後の32Hz信号の立上りで出力は
レベル“0”にさせられ、従つてノアゲート10
7を開く。ナンドゲート105およびノアゲート
107によつて遅延回路107の出力端子へ伝送
される同一パルスは、フリツプフロツプ103を
そのリセツト状態を戻す効果を持つ。クロツク信
号の後続のパルスの立上りでD型フリツプフロツ
プはその初期状態へ戻り、ノアゲート107を再
び閉じる。この動作モードは、順番に、32Hzのク
ロツク信号、計数時間信号CPT、フリツプフロ
ツプ103の入力端子SおよびRへ印加された信
号、フリツプフロツプ103の出力端子Qでの信
号、D型フリツプフロツプの出力端子での信号
並びにノアゲート107の出力端子での信号Nを
示す第9図のタイム・チヤートの右半分に示され
る。
時表示補正動作が行なわれる時に、計数時間信
号CPTは値“0”をとり、これはナンドゲート
105を閉じさせるので、もはや32Hzは伝送され
ない。これはRS型フリツプフロツプに何等影響
しないので、このフリツプフロツプはリセツト状
態のまゝである。補正期間中正常なパルスがイン
バータ104の入力側に表われない時に、計数時
間信号CPTはその期間の終りに値“1”へ戻り、
そしてクロツク信号は何も起さずにRS型フリツ
プフロツプの入力端子Rへ再び伝送される。これ
とは対照的に、上述した期間中にもし正常なパル
スが発生するならば、そのパルスはRS型フリツ
プフロツプを切り換えさせ、そしてD型フリツプ
フロツプの出力はクロツク信号の後続パルスの
立上りでレベル“0”になる。ノアゲート107
はその時に開かれるが、ナンドゲート105の出
力がレベル“1”のまゝなのでノアゲート107
の出力はレベル“0”に留る。遅延回路3は時補
正期間が終るまでこの状態に維持される。補正期
間が終つた瞬間に計数時間信号CPTは値“1”
に戻る。その変化の直後にナンドゲート105に
よつて伝送される32Hz信号のパルスはRS型フリ
ツプフロツプをその初期状態に戻す。加えて、そ
のパルスはノアゲート107の出力端子に現われ
る。クロツク信号の後続パルスの立上りでD型フ
リツプフロツプの出力は再び“1”になりかつ
ノアゲート107を閉じるので、結局伝送された
パルスは1個だけである。これは第9図のタイ
ム・チヤート中の真中頃に示される。時表示補正
期間中に正常なパルスが現われると、第1図のモ
ータ駆動回路6は、第3図中の計数回路60によ
つて供給された180個のパルスに続いて、遅延回
路3から181番目のパルスを受ける。これは従つ
て時間がロスされるのを避ける。
号CPTは値“0”をとり、これはナンドゲート
105を閉じさせるので、もはや32Hzは伝送され
ない。これはRS型フリツプフロツプに何等影響
しないので、このフリツプフロツプはリセツト状
態のまゝである。補正期間中正常なパルスがイン
バータ104の入力側に表われない時に、計数時
間信号CPTはその期間の終りに値“1”へ戻り、
そしてクロツク信号は何も起さずにRS型フリツ
プフロツプの入力端子Rへ再び伝送される。これ
とは対照的に、上述した期間中にもし正常なパル
スが発生するならば、そのパルスはRS型フリツ
プフロツプを切り換えさせ、そしてD型フリツプ
フロツプの出力はクロツク信号の後続パルスの
立上りでレベル“0”になる。ノアゲート107
はその時に開かれるが、ナンドゲート105の出
力がレベル“1”のまゝなのでノアゲート107
の出力はレベル“0”に留る。遅延回路3は時補
正期間が終るまでこの状態に維持される。補正期
間が終つた瞬間に計数時間信号CPTは値“1”
に戻る。その変化の直後にナンドゲート105に
よつて伝送される32Hz信号のパルスはRS型フリ
ツプフロツプをその初期状態に戻す。加えて、そ
のパルスはノアゲート107の出力端子に現われ
る。クロツク信号の後続パルスの立上りでD型フ
リツプフロツプの出力は再び“1”になりかつ
ノアゲート107を閉じるので、結局伝送された
パルスは1個だけである。これは第9図のタイ
ム・チヤート中の真中頃に示される。時表示補正
期間中に正常なパルスが現われると、第1図のモ
ータ駆動回路6は、第3図中の計数回路60によ
つて供給された180個のパルスに続いて、遅延回
路3から181番目のパルスを受ける。これは従つ
て時間がロスされるのを避ける。
制御ステムの軸変位によつて時表示に関する補
正が分表示の速い補正に変換される時に、遅延回
路3は計数時間信号CPTが値“1”に戻つた後
でパルスを発生するが、このパルスは第1図のナ
ンドゲート4(この時は閉じている。)によつて
阻止されることに注目されたい。
正が分表示の速い補正に変換される時に、遅延回
路3は計数時間信号CPTが値“1”に戻つた後
でパルスを発生するが、このパルスは第1図のナ
ンドゲート4(この時は閉じている。)によつて
阻止されることに注目されたい。
この発明は上述した実施例に制限されないこと
を了解されたい。例えば、制御ステムの回転運動
を電気信号に変換するための、第2図に示したス
イツチ機構は、2つの位相はずれ信号(これらの
信号から回転方向信号並びに分および時表示補正
信号を発生できる。)を発生できる他の装置で置
き換えても良い。上述した種々の回路は別な方法
で形成できる。
を了解されたい。例えば、制御ステムの回転運動
を電気信号に変換するための、第2図に示したス
イツチ機構は、2つの位相はずれ信号(これらの
信号から回転方向信号並びに分および時表示補正
信号を発生できる。)を発生できる他の装置で置
き換えても良い。上述した種々の回路は別な方法
で形成できる。
時表示に関する補正を制御するために行なわれ
るべき特別な運動は、時間制限無しに、制御ステ
ムを一定の角度例えば2回転させることだけを含
み得る。これは偶発的に時間をロスすることの危
険を事実上増大することが全く無い。弁別回路
は、その時には、唯一のカウンタ並びに制御ステ
ムの回転方向に変化がある時および制御ステムが
一定時間固定したまゝである時にそのカウンタを
零にリセツトするための手段を備え得る。
るべき特別な運動は、時間制限無しに、制御ステ
ムを一定の角度例えば2回転させることだけを含
み得る。これは偶発的に時間をロスすることの危
険を事実上増大することが全く無い。弁別回路
は、その時には、唯一のカウンタ並びに制御ステ
ムの回転方向に変化がある時および制御ステムが
一定時間固定したまゝである時にそのカウンタを
零にリセツトするための手段を備え得る。
この発明は、現在最も広く使用されているモー
タである例えばラベツト型の直流モータが設けら
れた時計にも適用される。時表示を単一方向で変
えることは、補正速度が低い欠点を持つが、回路
を簡単化する利点がある。制御ステムの回転運動
によつて制御されるスイツチ機構は2つの位相は
ずれ信号を供給することをもはや不要にし、そし
て制御ステムの回転方向を検出し、補正方向制御
信号を発生しかつモータの回転方向を制御するた
めの手段は除外されることができ、その他の回路
は明らかにその結果として適用される。
タである例えばラベツト型の直流モータが設けら
れた時計にも適用される。時表示を単一方向で変
えることは、補正速度が低い欠点を持つが、回路
を簡単化する利点がある。制御ステムの回転運動
によつて制御されるスイツチ機構は2つの位相は
ずれ信号を供給することをもはや不要にし、そし
て制御ステムの回転方向を検出し、補正方向制御
信号を発生しかつモータの回転方向を制御するた
めの手段は除外されることができ、その他の回路
は明らかにその結果として適用される。
この発明に係る電子時計はデジタル表示型でも
擬似デジタル表示型でも良い。この場合、計数回
路60は、補正制御信号お応答して単一のパルス
を供給する回路例えば単安定回路で置換すること
ができる。ナンドゲート18によつて伝送される
分および時表示補正信号すなわち第1の補正パル
ス信号並びにナンドゲート18によつて伝送され
る時表示補正信号すなわち第2の補正パルス信号
はそれぞれ可逆分カウンタおよび可逆時カウンタ
へ通されることができ、そして簡単化した回路に
よつて発生される補正方向制御信号は2個の可逆
カウンタの計数方向制御入力端子へ印加され得
る。遅延回路3はこの時には除外され、そして分
周回路によつて発生された正常なパルスは第1図
のナンドゲート4を通してモータ駆動回路へ伝送
されず、分カウンタへ伝送される(いずれもその
周波数は1/60Hzである。)か、或は1Hzの周波数
で秒カウンタへ伝送される。しかし、これは時計
がそのような情報を表示するために設計される場
合である。一方向性補正もまたこの型式の時計で
目論まれ得る。
擬似デジタル表示型でも良い。この場合、計数回
路60は、補正制御信号お応答して単一のパルス
を供給する回路例えば単安定回路で置換すること
ができる。ナンドゲート18によつて伝送される
分および時表示補正信号すなわち第1の補正パル
ス信号並びにナンドゲート18によつて伝送され
る時表示補正信号すなわち第2の補正パルス信号
はそれぞれ可逆分カウンタおよび可逆時カウンタ
へ通されることができ、そして簡単化した回路に
よつて発生される補正方向制御信号は2個の可逆
カウンタの計数方向制御入力端子へ印加され得
る。遅延回路3はこの時には除外され、そして分
周回路によつて発生された正常なパルスは第1図
のナンドゲート4を通してモータ駆動回路へ伝送
されず、分カウンタへ伝送される(いずれもその
周波数は1/60Hzである。)か、或は1Hzの周波数
で秒カウンタへ伝送される。しかし、これは時計
がそのような情報を表示するために設計される場
合である。一方向性補正もまたこの型式の時計で
目論まれ得る。
アナログ表示手段とデジタル表示手段の両方が
設けられた時計を作ることも可能である。
設けられた時計を作ることも可能である。
その上、制御ステムは3つ以上の位置を持つこ
とができ、例えば3番目の位置は日付データ表示
を補正するために残して置かれることができる。
とができ、例えば3番目の位置は日付データ表示
を補正するために残して置かれることができる。
第1図はこの発明に係る電子時計の望ましい一
実施例のブロツク図、第2図は手動回転制御部材
の動きを電気信号に変換するためのスイツチ手段
を有するスイツチ機構の斜視図、第3図は第1図
の電子時計お使用された補正信号発生回路を一部
ブロツク図で示す論理回路図、第4および5図は
第3図に示した補正信号発生回路の動作を例示す
るためのタイム・チヤート図、第6図は第1図の
電子時計に使用されたモータ駆動回路を一部ブロ
ツク図で示す論理回路図、第7図は第6図に示し
たモータ駆動回路の動作を例示するためのタイ
ム・チヤート図、第8図は第1図の電子時計に使
用された遅延回路を示す論理回路図、第9図は第
8図に示した遅延回路の動作を例示するためのタ
イム・チヤート図である。 1はタイム・ベース、2は分周回路、3は遅延
回路、4と5と17と18はナンドゲート、6は
モータ駆動回路、7はステツプ・モータ、8aは
時針、8bは分針、13は補正信号発生回路、1
21は制御部材としての制御ステム、40は
HMC発生回路、50は弁別回路、51と52は
カウンタ、60は計数回路、70はCS発生回路。
実施例のブロツク図、第2図は手動回転制御部材
の動きを電気信号に変換するためのスイツチ手段
を有するスイツチ機構の斜視図、第3図は第1図
の電子時計お使用された補正信号発生回路を一部
ブロツク図で示す論理回路図、第4および5図は
第3図に示した補正信号発生回路の動作を例示す
るためのタイム・チヤート図、第6図は第1図の
電子時計に使用されたモータ駆動回路を一部ブロ
ツク図で示す論理回路図、第7図は第6図に示し
たモータ駆動回路の動作を例示するためのタイ
ム・チヤート図、第8図は第1図の電子時計に使
用された遅延回路を示す論理回路図、第9図は第
8図に示した遅延回路の動作を例示するためのタ
イム・チヤート図である。 1はタイム・ベース、2は分周回路、3は遅延
回路、4と5と17と18はナンドゲート、6は
モータ駆動回路、7はステツプ・モータ、8aは
時針、8bは分針、13は補正信号発生回路、1
21は制御部材としての制御ステム、40は
HMC発生回路、50は弁別回路、51と52は
カウンタ、60は計数回路、70はCS発生回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 標準周波数信号を発生するためのタイム・ベ
ースと、このタイム・ベースへ接続され低周波の
時間パルス信号を発生するための分周回路と、前
記時間パルス信号に応答して少なくとも時および
分を示すことのできる時間情報表示手段と、少な
くとも2つの軸位置を占めることのできる手動回
転制御部材によつて制御され前記表示を補正する
ための回路とを備え、前記2つの軸位置のうちの
一方は時計が正常に機能している時に前記制御部
材によつて占められる停止位置であり、他方の軸
位置は分表示および時表示を補正するために一緒
に役立つ動作位置であり、前記補正回路は停止位
置にある前記制御部材の特別な所定回転運動に応
答して時表示だけの補正を行なうように構成され
る電子時計。 2 時表示は、制御部材の特別な回転運動に応答
して1単位だけ変更される特許請求の範囲第1項
記載の電子時計。 3 制御部材の特別な回転運動は、所定の期間よ
りも短い時間々隔で少なくとも一定の最小角度回
転することから成る特許請求の範囲第1項または
第2項記載の電子時計。 4 分表示および時表示の補正並びに時表示のみ
の補正は、制御部材の一方向での回転運動に応答
して順方向に行なわれるが、前記制御部材の反対
方向での回転運動に応答して逆方向に行なわれる
特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか記
載の電子時計。 5 補正回路は、制御部材の回転運動に応答し
て、分表示および時表示を変更させかつ前記制御
部材の回転速度に依存する周波数のパルスによつ
て形成される第1の補正信号を発生するための手
段と、前記第1の補正信号のパルスを計数するた
めのカウンタおよび所定の期間が終る前に或る計
数限界レベルに達する時に時表示の補正を制御す
る信号を発生するための手段を含む弁別回路と、
前記補正制御信号に応答して、時表示を変更させ
かつ所定数のパルスによつて形成される第2の補
正信号を発生できる回路と、それぞれ停止位置、
動作位置での前記制御部材の軸位置に応答し前記
制御部材の占した位置に依存する値の位置信号を
発生するための手段と、前記位置信号によつて制
御されかつ時間パルス信号、前記第1の補正信号
および前記第2の補正信号を受けて表示手段へ選
択的に送るためのゲート回路とを備え、前記第2
の補正信号は前記停止位置での前記制御部材の回
転運動に応答して発生される時に伝送が可能とさ
れ、その時前記第1の補正信号が阻止され、前記
第1の補正信号は前記動作位置での前記制御部材
の回転運動に応答して発生される時に前記表示手
段へ印加されるが、前記時間パルス信号および前
記第2の補正信号が阻止される特許請求の範囲第
3項または第4項記載の電子時計。 6 表示手段は、時を表示する部材および分を表
示する部材を駆動するためのステツプ・モータ
と、時間パルス信号、第1の補正信号および第2
の補正信号を受けるようになつている駆動回路と
を含み、前記第2の補正信号を発生する回路は前
記時間パルス信号の周波数よりも高い周波数のパ
ルス信号を分周回路から受けかつ前記時表示補正
信号に応答し時表示が1単位だけ変更されるため
に前記分表示部材によつて行なわれなければなら
ないステツプの数に等しい数のパルスをゲート回
路へ送るように構成される特許請求の範囲第5項
記載の電子時計。 7 ゲート回路は、制御部材の停止位置から動作
位置への軸運動により、モータ駆動回路への第2
の補正信号のパルスの伝送を阻止するように設計
される特許請求の範囲第6項記載の電子時計。 8 第2の補正信号を発生する回路は、位置信号
を受けると共に、前記位置信号に応答しかつ制御
部材の、停止位置から動作位置への軸運動によ
り、分周回路からの信号のパルスをゲート回路へ
伝送するのを阻止する手段を備える特許請求の範
囲第6項記載の電子時計。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH146381A CH643427B (fr) | 1981-03-05 | 1981-03-05 | Montre electronique. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57158578A JPS57158578A (en) | 1982-09-30 |
JPH0137716B2 true JPH0137716B2 (ja) | 1989-08-09 |
Family
ID=4211061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57031835A Granted JPS57158578A (en) | 1981-03-05 | 1982-03-02 | Electronic watch |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4398831A (ja) |
EP (1) | EP0064023B1 (ja) |
JP (1) | JPS57158578A (ja) |
CH (1) | CH643427B (ja) |
DE (1) | DE3263480D1 (ja) |
HK (1) | HK29488A (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH648723GA3 (ja) * | 1982-09-10 | 1985-04-15 | ||
CH657959GA3 (ja) * | 1984-08-14 | 1986-10-15 | ||
CH657010GA3 (ja) * | 1984-09-06 | 1986-08-15 | ||
CH661835GA3 (ja) * | 1985-09-11 | 1987-08-31 | ||
JPS631992A (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-06 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 世界時計 |
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