JPH039149Y2 - - Google Patents

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JPH039149Y2
JPH039149Y2 JP1981134120U JP13412081U JPH039149Y2 JP H039149 Y2 JPH039149 Y2 JP H039149Y2 JP 1981134120 U JP1981134120 U JP 1981134120U JP 13412081 U JP13412081 U JP 13412081U JP H039149 Y2 JPH039149 Y2 JP H039149Y2
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JP
Japan
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rotating arm
pinch roller
reversing spring
reversing
capstan shaft
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JP1981134120U
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、テーププレーヤーにおけるピンチロー
ラーの圧着機構に関する。
従来、第4図で示すように、一端が器枠1に軸
着され、他端にピンチローラー5を有し、かつヘ
ツドプレート2の進退移動に伴つて、ピンチロー
ラー5がキヤプスタン軸4に圧接する第1位置
と、ピンチローラー5がキヤプスタン軸4から離
反する第2位置との間で回動する回動アーム6
と、屈曲部を前記回動アームの軸着部に係合する
と共に、一端を器枠に、他端を前記回動アーム6
の背面に夫々係止して、回動アーム6に常時ピン
チローラー5がキヤプスタン軸4に圧接する弾力
を付与するU字状のスプリングとから成るテープ
プレーヤーにおけるピンチローラーの圧着機構
は、例えば実開昭47−3710号公報において公知で
ある。
考案が解決しようとする課題 ところが上記した従来の構成によれば、スプリ
ング52は、ピンチローラー5がキヤプスタン軸
4に圧接しているプレー状態から、ヘツドプレー
ト2が非プレー方向(C方向)に後退するとき、
その後退する移動量に相当して弾力が増加し、そ
の結果、排出レバーを操作して、ヘツドプレート
を非プレー位置に後退させるときのイジエクト荷
重は大きくなつて、その操作性を著しく損なうと
いう不都合があつた。
課題を解決するための手段 そこで本願は、上記に従来のものの不都合を解
消するために、一端が器枠に回転可能に軸着さ
れ、他端にピンチローラーを有し、かつヘツドプ
レートの進退移動に伴つて、ピンチローラーがキ
ヤプスタン軸に圧接する第1位置と、ピンチロー
ラーがキヤプスタン軸に圧接する第1位置と、ピ
ンチローラーがキヤプスタン軸から離反する第2
位置との間で回動する回動アームと、一端が器枠
に固定され、他端が回動アームの背面に係止され
て、回動アームに常時ピンチローラーがキヤプス
タン軸に圧接する弾力を付与する反転ばねとから
成り、前記回動アームの軸着点と、前記反転ばね
の固定点とを結ぶ直線に対する前記回動アームと
反転ばねとの係止点を、回動アームの第1位置の
状態よりも、その第2位置において接近すよう
に、前記反転ばねと器枠との固定点及び反転ばね
と回動アームの背面との係止点を設定したことを
特徴とするものである。
作 用 しかして、ヘツドプレートがプレー位置に前進
したときは、これに伴つて回動アームも反転ばね
の付勢力により第1位置に回動して、ピンチロー
ラーがキヤプスタン軸に圧接し、この圧接力は、
回動アームと反転ばねとの係止点が、回動アーム
の軸着点と、反転ばねの固定点とを結ぶ直線より
離れている距離に相当する。
次いで、この状態から、排出レバーを操作して
ヘツドプレートを後退させると、これに伴い、回
動アームも前記とは逆方向に回動して第2位置に
至り、ピンチローラーはキヤプスタン軸より離反
する。
この状態では、回動アームと反転ばねとの係止
点が、回動アームの軸着点と、反転ばねの固定点
とを結ぶ直線に近づくので、回動アームに対する
反転ばねの付勢力は減少し、従つて排出レバーの
操作力は軽減される。
実施例 以下図面にもとづいて、本願の実施例を説明す
ると、第1図は要部の平面図、第2図はその側面
図であり、1は器枠、2は器枠1に固定されたガ
イドピン3により案内されて器枠上を摺動するヘ
ツドプレート、2′はヘツドプレートに固定され
た磁気ヘツド、4はキヤプスタン軸、5はピンチ
ローラー、6は一端が器枠1に対して回動自在に
軸着7された回動アーム、10は前記回動アーム
6の背面側に配置された反転ばねで、一端が器枠
1上の固定ピン9に、その他端8が前記回動アー
ム6の背面中央位置に夫々係止され、これによつ
て回動アーム6は常時内方に弾圧付勢される。1
1は前記回動アーム6の背面先端部から延出した
舌片で、これにヘツドプレート2と当接する下向
きの係合ピン12が植設されている。13は器枠
1の側端をL字状に折曲した側板、14はその側
板13上で一定範囲を前後摺動するように案内1
5された排出レバー、16は排出レバー14上に
重ねられて同じように一定範囲で摺動案内された
スライダーであり、排出レバー14の一端の折曲
片17とスライダー16の中間に設けた切起し1
8との間にスライダースプリング19を張架して
ある。排出レバー14の後端部20は側板13上
の軸21で回動自在の軸支された反転レバー22
の一端部23と対向している。この反転レバー2
2の他端部にはピン24が植設され、これが側板
13に摺動自在に案内された反転板26の縦孔2
7と係合している。更に反転板26の他端の折曲
片と反転板の案内軸25′との間にスプリング2
9が張設され反転板26を常時矢印A方向に付勢
している。30は反転板26の一部を延長した舌
片、31は器枠1上に回動自在に軸支32された
エジエクトアームであり、その一端33と前記舌
片30との間に反転バネ34が懸架されている。
エジエクトアーム31の他端35にはローラー3
6が設けてある。37はスライダー16の一部か
ら延長して設けた第1ストツパーで、これがカセ
ツト装着時に回動するエジエクトアーム31の一
端33と衝合してエジエクトアーム31のそれ以
上の回動を阻止している。38は側板に設けた第
2ストツパーで、同様に回動してくるエジエクト
アーム31の一端33と衝合するものである。3
9は排出レバー14からL字状に延長したL字片
で、そこにはヘツドプレート2の駆動ピン軸40
と、排出レバー14の押圧時に衝合してヘツドプ
レート2を図示しない弾性材に抗して第1図矢印
C方向へ移動せしめるカム部41を備えた開口部
が設けてある。尚42はカセツトを牽引する第1
牽引レバー、43は第2牽引レバーで、これらは
連結軸44で回動自在に連結されておりこの連結
軸44は図示しないカセツトホルダーの上部に設
けた案内溝をカセツトの挿脱方向に沿つて摺動す
るものである。45はカセツト引掛部でありカセ
ツト48のリールホールに引掛ることでカセツト
48を移動させるものである。47はカセツトホ
ルダー駆動ピンであつて、第1図の想像線のよう
なカセツト48装填時には、図示しない弾性材で
カセツトのプレイ状態に牽引しているが、排出レ
バー14を押圧すると、その傾斜部49によつて
前記弾性材に抗してカセツトホルダーを押し上
げ、かつ最終的にスライダースプリング19を介
してスライダー16が排出レバー39により牽引
されて押し上げられたカセツトホルダー駆動ピン
47の下へ棚部50を滑入させるその結果カセツ
トホルダーは上昇された位置を保持するものであ
る。
次に上記した構成の作用を説明する。第1図は
カセツトの装填状態を示しており、この状態で
は、エジエクトアーム31が反転バネ34によつ
て矢印D方向へ付勢されており、その一端33が
スライダー16から延出されている第1ストツパ
ー37に衝合してそれ以上の回動を阻止してい
る。またカセツト48は、カセツトホルダー(図
示せず)によつて降下し、従つてヘツドプレート
2は弾性材(図示せず)によつて矢印Cと反対方
向へ付勢されている。いまこの状態からカセツト
を排出すべく排出レバー14を第2図矢印A方向
へ押圧していくと、排出レバー14のカム部41
がヘツドプレート2の駆動ピン40と衝合してヘ
ツドプレート2を第1図矢印C方向へ移動させ、
同時にカセツトホルダーの駆動ピン47を傾斜部
49によつて押し上げていく。また排出レバー1
4の後端部20が反転レバー22の一端23を押
圧し、反転板26を第2図矢印E方向へ摺動させ
る。更に排出レバー14の肩部14′がスライダ
ー16の第1ストツパー37の根元へ衝合して反
転レバー22を回動させる終盤のストロークでわ
ずかに反転レバー22の摺動方向と逆方向即ち排
出レバー14と同一方向へスライダー即ち第1ス
トツパー37を移動させる。以上の一連の動作に
よつて反転バネ34の二つの支点が交叉すること
により、反転バネ34は反転し、第3図に示すよ
うに、エジエクトアーム31は矢印F方向へ回動
し、第2ストツパー38へ衝合するまでローラー
36によつてカセツト48を排出する。
以上の如き排出動作中、ヘツドプレート2が排
出レバー14の押圧に伴う駆動ピン40とカム部
41との係合により第1図矢印C方向へ移動して
いくことになる。
本願は上記した構成において、回動アーム6の
枢着点7と、反転ばね10の固定点9とを結ぶ直
線Hに対する前記回動アーム6と反転ばね10と
の係止点8を、回動アーム6が回動してピンチロ
ーラー5がキヤプスタン軸5に圧接した第1位置
よりも、回動アーム6が前記とは逆に回動してピ
ンチローラー5がキヤプスタン軸5より離反した
第2位置において接近させたことを特徴とするも
のであり、しかして、第1図に示すプレー位置に
おいて係止点8が直線Hより大きく離れており、
この状態における反転ばね10の回動アーム6に
対する付勢力はその離れている距離に相当する。
これに対し、第3図で示すように、ピンチロー
ラー5がキヤプスタン軸4から離反した状態で
は、係合ピン12を介してヘツドプレート2に作
用する反転ばね10の反力は、第1図で示すよう
に、ピンチローラー5がキヤプスタン軸4に圧接
した状態の場合よりも減少し、この反力は、反転
ばね10の固定端9と回動アーム6の回動中心軸
7とを結ぶ線Hに接近するほど零に近づく。
従つて排出レバー14の押圧操作に伴い、それ
に作用する荷重を軽減することになり、その操作
性が良好となる。
考案の効果 本考案は叙上のように構成されるものであるか
ら、テーププレーヤーのカセツトの排出にあたつ
て、その操作性が極めて軽快なものとなると共
に、反転ばねを、回動アームの背面側に配置した
ので、回動アームと反転ばねとが平面的配置とな
つて、高さ寸法が増す惧れもないという利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1乃至3図は本考案の実施例を示し、第1図
は要部の平面図、第2図は側面図、第3図は第1
図の状態からカセツトを排出した直後の平面図、
第4図はピンチローラーの従来の取り付け状態図
である。 図中、1は器枠、2はヘツドプレート、2′は
磁気ヘツド、5はピンチローラー、6は回動アー
ム、7は回動アームの回動中心軸、8は反転ばね
10の可動端、9はその固定軸、10は反転ば
ね、14は排出レバーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が器枠に回転可能に軸着され、他端にピン
    チローラーを有し、かつヘツドプレートの進退移
    動に伴つて、ピンチローラーがキヤプスタン軸に
    圧接する第1位置と、ピンチローラーがキヤプス
    タン軸から離反する第2位置との間で回動する回
    動アームと、一端が器枠に固定され、他端が回動
    アームの背面に係止されて、回動アームに常時ピ
    ンチローラーがキヤプスタン軸に圧接する弾力を
    付与する反転ばねとから成り、前記回動アームの
    軸着点と、前記反転ばねの固定点とを結ぶ直線に
    対する前記回動アームと反転ばねとの係止点を、
    回動アームの第1位置の状態よりも、その第2位
    置において接近するように前記反転ばねと器枠と
    の固定点及び反転ばねと回動アームの背面との係
    止点を設定したことを特徴とするテーププレーヤ
    ーにおけピンチローラー圧着機構。
JP13412081U 1981-09-08 1981-09-08 テ−ププレ−ヤ−におけるピンチロ−ラ−圧着機構 Granted JPS5839764U (ja)

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JP13412081U JPS5839764U (ja) 1981-09-08 1981-09-08 テ−ププレ−ヤ−におけるピンチロ−ラ−圧着機構

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JP13412081U JPS5839764U (ja) 1981-09-08 1981-09-08 テ−ププレ−ヤ−におけるピンチロ−ラ−圧着機構

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JPS5839764U JPS5839764U (ja) 1983-03-15
JPH039149Y2 true JPH039149Y2 (ja) 1991-03-07

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JPS631606U (ja) * 1986-06-19 1988-01-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136311B2 (ja) * 1974-09-10 1976-10-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS473710U (ja) * 1971-01-29 1972-09-06
JPS5529870Y2 (ja) * 1974-09-10 1980-07-16
JPS54137004U (ja) * 1978-03-16 1979-09-22

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JPS5136311B2 (ja) * 1974-09-10 1976-10-07

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