JPH039144Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH039144Y2
JPH039144Y2 JP11686283U JP11686283U JPH039144Y2 JP H039144 Y2 JPH039144 Y2 JP H039144Y2 JP 11686283 U JP11686283 U JP 11686283U JP 11686283 U JP11686283 U JP 11686283U JP H039144 Y2 JPH039144 Y2 JP H039144Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
motor
control
circuit
reel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11686283U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6023948U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11686283U priority Critical patent/JPS6023948U/ja
Publication of JPS6023948U publication Critical patent/JPS6023948U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH039144Y2 publication Critical patent/JPH039144Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープレコーダのモード切換装置に関
する。
従来より、カセツトテープレコーダのモード切
換装置として例えば第1図、第2図に示すように
構成したものが知られている。図中符号1は基準
電圧発生回路で、エジエクト、早送り、巻戻し等
のモード信号が入力されると、このモード信号に
対応した基準電圧を発生する。2は位置検知ボリ
ユームで、カム付ギア5の回転位置に対応した電
圧を発生する。3は比較回路で、基準信号発生回
路1からの基準電圧と位置検知ボリユーム2から
の電圧を入力し、これら電圧を比較してカム付ギ
ア5を回転駆動する制御モータ4に電圧を出力す
る。6はアシスト用レバーで、カム付ギア5によ
り駆動されてテープレコーダ機構部7の動作を制
御する。
符号8はテープレコーダの制御回路でダイオー
ドD、抵抗Rを介してモータ駆動回路9に接続さ
れている。又、抵抗Rには並列にコンデンサCが
接続され、接地されている。RMはリール軸駆動
用モータである。又、制御回路8とモータ駆動回
路9は上記以外にモータの正逆転制御並びに録
音・再生時のモータの減速制御のための信号線が
接続されている。
基準電圧発生回路1にモード信号が入力される
と、それに対応した基準電圧が発生し、これが比
較回路3の一方の入力端に入力される。比較回路
3の他方の入力端には位置検知ボリユーム2から
電圧が入力されていて、該電圧とモード信号に対
応した基準電圧とが同一となるように比較回路3
から制御モータ4に電圧を送る。これにより、カ
ム付ギア5が回転されてアシスト用レバー6の位
置が決められ、該アシスト用レバー6によつてテ
ープレコーダ機構部7が指令したモードに切換え
られる。
また、図2において、制御回路8がモータON
信号(Hレベル)を出力するとRCの時定数によ
り、モータ駆動回路9のモータON入力が一定時
間後Hレベルになり、リールモータRMをモータ
駆動回路9が駆動する。また、制御回路8がモー
タOFF信号(Lレベル)を出力するとコンデン
サCにより一定時間後Lレベルになり、リールモ
ータRMが停止する。
従来の装置は以上のように構成されているの
で、メカニズムのアシスト動作とリールモータ
RMのONするタイミングが互いに独立している
ため、ピンチローラがキヤプスタンに圧接するタ
イミングとリールモータRMが回り始めるタイミ
ングが、メカニズムのばらつきや、負荷の変動に
よりずれを生じ、これによつてテープ巻き込み等
の事故を発生する原因となつていた。
本考案は、上記欠点を除去するために成され、
従来のメカモード検知手段に、ピンチローラが圧
接する位置の情報を含めることにより、ピンチロ
ーラの圧接とリールモータの回り始めるタイミン
グを一致させ、テープに損傷を与えないテープレ
コーダを提供することを目的としている。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
第3図はカセツトテープレコーダのモード切換
装置の一例を示すブロツク図である。図中符号1
0は制御回路(マイクロコンピユータ)、11は
ドライバ、12は制御モータ、14はカム付ギ
ア、15は複数のモードに対応した位置検知信号
を発生する信号発生回路である。制御モータ1
2、カム付ギア14、信号発生回路15はコント
ロールギアボツクス43に装備されている。
34はテープレコーダ機構部であつて、後述す
るようにカム付ギア14により制御されるカセツ
トボツクス、ピンチローラ、ヘツドベース、ブレ
ーキ、制御回路10で制御されるリールモータ用
ドライバ44により駆動されるリール軸を回転す
るためのリールモータ45等が含まれる。
信号発生回路15は、第4図a,bに示すよう
にカム付ギア14により連動して回転させられる
軸16を具備し、その出力端子B0〜B3からは
カム付ギア14の回転位置に対応したデイジタル
信号(第5図参照)を制御回路10に送出する。
例えば、カム付ギア14がエジエクト位置にある
ときには、出力端子B0〜B3から“1100”なる
デイジタル信号が送出され、また停止位置にある
ときには“1010”なるデイジタル信号が送出され
る。
制御回路10はモード信号と信号発生回路15
からのデイジタル信号とを比較演算してドライバ
11に制御モータ制御信号を出力する。ドライバ
11は、この制御モータ制御信号により制御モー
タ12を駆動する。制御モータ12の回転はセカ
ンドギア17を介してカム付ギア14に伝達さ
れ、該カム付ギア14はこれにより所定のモード
位置に回転する。
また、制御回路10は信号発生回路15からの
信号により、ピンチローラが圧接されているかど
うか即ち録音・再生状態かどうかを検知し、これ
によつてリールモータ用ドライバ44に対しリー
ルモータ45を駆動するための信号を出力し、リ
ールモータ用ドライバ44はリールモータ45を
駆動又は停止させる。
第6図は上述の制御回路10を詳細に示すブロ
ツク図である。同図によると、モード選択部とな
る操作キー20からキー入力21にモード信号が
入力されると、信号変換が行われてアシストコン
トロール22からモード信号に対応した信号が演
算比較器23に送出される。演算比較器23は論
理演算手段を具備し、信号発生回路15からのデ
イジタル信号が入力コード変換器24により変換
されて入力されていて、アシストコントロール2
2から信号が入力されると、上記論理演算手段に
よりこれら信号を比較演算してモータ回転方向決
定器25に指令を与える。モータ回転方向決定器
25は演算比較器23からの信号を入力してドラ
イバ11に制御モータ制御信号(回転方向支持信
号)を送出する。この動作は、信号発生回路15
からの信号がアシストコントロール22からの信
号と一致するまで続けられる。そして、これら信
号が一致すると、演算比較器23から電気回路制
御部26に信号が送出され、電気回路制御部26
はこれにより表示器27、アンプ28及びリール
モータ用ドライバ44を制御し、表示器27は例
えば早送り、巻戻し、録音、再生等を表示し、ま
たアンプ28は例えば録音、再生動作する。ま
た、リールモータ用ドライバ44は早送り、巻戻
し時にはリールモータ45に高電圧を、録音、再
生時には低電圧を印加して、回転駆動する。
なお、上述のカム付ギア14にはカム部14
a,14bが設けられていて、これらカム部14
a,14bによりテープレコーダ機構部34のア
シスト用のレバー30〜33が操作される。
第7図はテープレコーダ機構部34を詳細に示
している。同図によると、ベース板35上には、
リールモータ45に駆動される一対のリール台3
6,36とリール台ブレーキ37とキヤプスタン
軸38とピンチローラ39とが装備されている。
また、ベース板35上には、ヘツドベース駆動板
40とピンチ駆動板41とが第7図に示す矢印
A,B方向に移動可能に装備されている。
レバー30はエジエクト用で、カセツト演奏位
置と装填位置の間を移動するカセツトボツクス
(ベース板35)のロツク解除を行なう。また、
レバー31はピンチ駆動用で、これを第7図に示
す矢印B方向に移動することによりレバー31a
がピンチ31bを支点とし回動して、ピンチ駆動
板41を同図に示す矢印A方向に移動させる。こ
れにより、ピンチローラ39がピン39aを支点
とし回動してキヤプスタン軸38に当接する。ま
たレバー32はブレーキ用で、これを第7図に示
す矢印B方向に移動することによりレバー32a
がピン32bを支点として回動し、リール台ブレ
ーキ37をリール台36,36から外す。レバー
32が第7図に示す位置にあるときには、リール
台ブレーキ37はリール台36,36に当接し、
該リール台36,36の回転を制御する。また、
レバー33はヘツドベースアシスト用で、これを
第7図に示す矢印B方向に移動することによりヘ
ツドベースアシスト用伝達カム42を介してヘツ
ドベース駆動板40を同図に示す約印A方向に移
動させる。これにより、ヘツドベース駆動板40
上に固定された図示しないヘツドがテープに当接
する。
次に上記実施例の作用を説明する。
例えば、テープレコーダ機構部34が停止状態
のとき、演算比較器23には信号発生回路15か
らデイジタル信号“1010”が入力コード変換器2
4を介して入力されている。そして、この状態に
おいて操作キー20により録音モードをキー入力
21に入力すると、信号変換が行なわれてアシス
トコントロール22から録音モードに対応した信
号が演算比較器23に送出される。演算比較器2
3では論理演算手段によりこれら信号を比較演算
して、モータ回転方向決定器25に指令を出し、
該モータ回転方向決定器25からドライバ11に
例えば制御モータ12を時計方向に回転するよう
に制御信号が送出される。ドライバ11はこの制
御信号により制御モータ12を駆動する。これに
より、カム付ギア14が回転すると共に、この回
転に連動して軸16を回転し、信号発生回路15
からカム付ギア14の回転位置に対応したデイジ
タル信号が演算比較器23に順次送出される。そ
して、カム付ギア14が録音位置まで回転してく
ると、信号発生回路15からのデイジタル信号
(“1010”)とアシストコントロール22からのモ
ード信号とが一致する。すると、演算比較器23
からモータ回転方向決定器25に指令を出し、該
モータ回転方向決定器25からドライバ11に制
御モータ12を停止させるべく制御信号が送出さ
れる。これにより、カム付ギア14は録音モード
位置で停止し、またカム部14a,14bにより
レバー31,33が第7図に示す矢印B方向に移
動させられて、ピンチローラ39がテープをキヤ
プスタン軸38に圧接させると共に、ヘツドベー
ス駆動板40上のヘツドがテープに当接して、テ
ープレコーダ機構部34が録音モードに切換えら
れる。また、リールモータ用ドライバ44には制
御信号が送出され、リールモータ45は低電圧が
印加され、回転をする。また、電気回路制御部2
6によりアンプ28が録音動作に切換えられる。
上記実施例では、カム付ギア14の回転位置を
検知するのに、信号発生回路15を使用した場合
を示したが、これに限定されず、例えば第8図に
示すように各レバー30〜33に対応してそれぞ
れマイクロスイツチ46を設け、該レバー30〜
33によりマイクロスイツチ46をON・OFFす
ることにより4ビツトのデイジタル信号を得、こ
のデイジタル信号によりカム付ギア14の回転位
置を検知するようにしてもよい。
以上のように、本考案によれば、制御回路がピ
ンチローラの圧接タイミングを検知可能に構成し
たので、ピンチローラの圧接とリールモータの駆
動、停止のタイミングを正確に合わせることが可
能になり、テープの走行、停止をより理想的に行
なうことができる。また、カム付ギアが何らかの
理由でピンチローラ圧接位置まで動かなかつた時
には、リールモータが回転することを防止するこ
とができる。逆に、録音・再生状態から停止位置
へモードが変換した時に、アシストが行なわれ
ず、ピンチローラが圧接したままであつても、リ
ールモータは停止し、テープを巻き込むことを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のモード切換装置のブロツク図、
第2図は従来のリールモータ制御回路のブロツク
図、第3図は本考案の一実施例を示すブロツク
図、第4図aは信号発生回路15の正面図、同図
bは同側面図、第5図は信号発生回路15の出力
ダイヤグラム、第6図は制御装置のブロツク図、
第7図はテープレコーダ機構部の平面図、第8図
は信号発生回路の他の実施例を示す略解図であ
る。 [12……制御モータ、14……カム付ギア、
30〜33……レバー]モード切換操作部、20
……操作キー、10……制御回路、15……信号
発生回路、34……テープレコーダ機構部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数のモードに応じてピンチローラをそれぞれ
    のモード位置へ移動するための制御モータと、 前記複数のモードを入力するための操作キーと 前記複数のモードに応じて制御される前記制御
    モータの回転に連動し、該回転位置に対応した信
    号を発生する信号発生回路と、 該信号発生回路からの出力信号に基づいてピン
    チローラがキヤプスタンに圧接しているか否かを
    検知する検知回路と、 該検知回路からの入力信号と前記操作キーから
    の入力信号とを比較、演算し、該比較、演算結果
    に基づいて前記制御モータ及びリールモータを回
    転せしめる制御回路とを備え、前記リールモータ
    の回転、停止と前記ピンチローラの圧接との時間
    ずれを無くしたことを特徴とするカセツトテープ
    レコーダのモード切換装置。
JP11686283U 1983-07-27 1983-07-27 カセツトテ−プレコ−ダのモ−ド切換装置 Granted JPS6023948U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11686283U JPS6023948U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 カセツトテ−プレコ−ダのモ−ド切換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11686283U JPS6023948U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 カセツトテ−プレコ−ダのモ−ド切換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6023948U JPS6023948U (ja) 1985-02-19
JPH039144Y2 true JPH039144Y2 (ja) 1991-03-07

Family

ID=30269230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11686283U Granted JPS6023948U (ja) 1983-07-27 1983-07-27 カセツトテ−プレコ−ダのモ−ド切換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6023948U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6023948U (ja) 1985-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH039144Y2 (ja)
US5138504A (en) Tape transport control apparatus for switching from high speed reel drive to low speed capstan drive without stopping the tape
JPH0248992Y2 (ja)
JPH0673206B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS6232355Y2 (ja)
JP2529240B2 (ja) 磁気記録再生装置
US5159252A (en) Apparatus and method for expanding and controlling the multifunction mechaposition
JPH0240603Y2 (ja)
JP3072523B2 (ja) 記録または再生装置
KR0117875Y1 (ko) 로딩 모터를 이용한 모드 제어 장치
JPS6045486B2 (ja) テ−プレコ−ダのテ−プ弛み取り装置
JP2523829B2 (ja) テ―プ駆動装置
JP2942066B2 (ja) 記録媒体駆動装置
JPH05198058A (ja) 磁気記録再生装置
JPS6037701Y2 (ja) たるみ取り装置
JP2909912B2 (ja) 記録再生装置
JPS6226825Y2 (ja)
JPH0514339Y2 (ja)
JP2656809B2 (ja) ディスクプレーヤ
JPS61110357A (ja) 記録再生装置
KR0157543B1 (ko) 자기기록/재생장치의 모드제어방법
JPS6063752A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0329799Y2 (ja)
JPH0346152A (ja) 磁気テープ記録再生装置
JPS63279453A (ja) テ−ププレ−ヤのモ−タ制御装置