JP2656809B2 - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JP2656809B2
JP2656809B2 JP63197379A JP19737988A JP2656809B2 JP 2656809 B2 JP2656809 B2 JP 2656809B2 JP 63197379 A JP63197379 A JP 63197379A JP 19737988 A JP19737988 A JP 19737988A JP 2656809 B2 JP2656809 B2 JP 2656809B2
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pickup
power
switch
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disc
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正史 田辺
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ディスクプレーヤに関する。
背景技術 CDと称されるディジタルオーディオディスク、CDVと
称される複合ディスク、LDと称されるビデオディスク等
の情報記録ディスク(以下、単にディスクと称する)を
演奏するディスクプレーヤにおいて、ディスクの記録情
報を読み取るピックアップはディスク半径方向において
移動可能に設けられており、各ディスクの演奏は記録領
域の最内周から行なわれる仕様となっていることから、
演奏開始前やストップモードでは記録領域の最内周近
傍、例えばTOC(Table Of Contents)記録領域の付近を
待機位置としている。この待機位置はピックアップの移
動可能範囲における一方の移動限界位置の近傍となって
いる。
ところで、従来のディスクプレーヤにおいて、ピック
アップを担持して直線移動自在なスライダーのモータ駆
動回路部の構成によっては、電源オン時に駆動回路部に
供給される電力や電源オフ時に残留する電力等の影響に
より、電源オン/オフ時に瞬間的にスライダーが移動し
てしまうことがある。このとき、ピックアップが待機位
置、すなわち移動限界位置の近傍にあると、スライダー
が移動限界位置にまで達し、スライダー駆動機構におけ
るギア等のロックを誘発し、以降ピックアップを駆動で
きなくなる等のトラブルが発生する場合がある。
発明の概要 そこで、本発明は、ストップモードにおける電源オフ
時にピックアップが瞬間的に移動した際のギアのロック
等のトラブルの発生を未然に防止し得るディスクプレー
ヤを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明のディスクプレー
ヤは、情報記録ディスクの記録情報を読み取るピックア
ップと、ピックアップをディスクの半径方向において移
動せしめる移送手段と、少なくとも移送手段に対して選
択的に電源を供給するスイッチ手段と、電源オン又はオ
フ指令に応答してスイッチ手段をオン又はオフ制御する
と共に移送手段の駆動制御をなす制御手段とを備え、ピ
ックアップの移送限界位置の一方側近傍にピックアップ
の待機位置を有するディスクプレーヤであって、電源オ
フ指令が発せられたとき、制御手段は、移送手段を駆動
制御することによってピックアップを待機位置よりも移
動限界位置の他方側の所定位置まで移動させ、しかる後
スイッチ手段のオフ制御をなすことを特徴としている。
実 施 例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
例えばCD(コンパクト・ディスク)プレーヤに適用した
場合を示している。図において、ディスク1はスピンド
ルモータ2によって回転駆動され、その記録情報は光学
式ピックアップ3によって読み取られる。このピックア
ップ3はスライダーモータ4を駆動源とし、第2図に示
すように、直線状のガイドレール5に沿ってディスク1
の半径方向において移動するスライダー6により担持さ
れている。このスライダー6には、ギアの組合わせ等か
らなる減速機構を介してスライダーモータ4の駆動力が
伝達される。なお、第2図においては、この減速機構及
びスライダーモータ4が省略して示されており、また範
囲Xがピックアップ3の移動可能範囲となる。
CDの場合、ピックアップ3の出力信号はEFM(Eight t
o Fourteen Modulation)信号であり、この再生EFM信号
は復調・訂正回路7でEFM復調されかつエラー訂正され
た後、サブコードデコーダ8に供給されると共に、D/A
変換器やデグリッチャー回路等からなる信号処理回路9
で信号処理されて左右のオーディオ出力となる。サブコ
ードデコーダ8では、フレーム単位で挿入されているサ
ブコード情報、すなわち曲のナンバー、インデックス、
曲内の時間及びフレームナンバー、並びにディスク内で
の絶対的な時間及びフレームナンバー等のコード情報の
デコードが行なわれ、デコードされたデータはシステム
コントローラ10に供給される。
システムコントローラ10はマイクロコンピュータによ
って構成され、操作部11からの各種指令やピックアップ
3のディスク内周側の基準位置を検出する位置検出器12
の検出出力に応じてモータ駆動回路13を介してのスライ
ダーモータ4の駆動制御等、各機構部の駆動制御を行な
うと共に、操作部11からの電源オン及びオフ指令に応じ
て内部電源スイッチ14のオン(閉)及びオフ(開)制御
を行なう。内部電源スイッチ14は、モータ駆動回路13や
他の機構部、回路部にシステムの内部電源を選択的に供
給するためのものである。操作部11には、各種の指令を
発するための種々のスイッチの他に、電源オン及びオフ
指令をなす電源ONスイッチSW1及び電源OFFスイッチSW2
が設けられており、これらスイッチSW1、SW2、先の内部
電源スイッチ14及びシステムコントローラ10には外部電
源Vccが直接供給されている。
かかる構成のディスクプレーヤにおいて、ピックアッ
プ3は第2図に二点鎖線で示す最外周位置をホームポジ
ションとしており、電源ONスイッチSW1が押されると、
システムコントローラ10のプロセッサがこれを検知し、
内部電源スイッチ14をオンさせると共に、ピックアップ
3をディスク1の内周方向に移動させるべくモータ駆動
回路13を駆動制御する。ピックアップ3が内周方向に移
動し、内周の基準位置に達すると位置検出器12がこれを
検出し、この検出出力によりプロセッサは、スライダー
モータ4を逆転させるべくモータ駆動回路13を制御し、
続いてピックアップ3を外周方向に一定速度vで一定時
間Tsだけ移動させるべくモータ駆動回路13を駆動制御す
る。これにより、最終的なピックアップ3の停止位置は
ディスク1のTOC記録領域の近傍となり、この位置が演
奏開始前及びストップモードにおける待機位置となる。
この待機位置は第2図に示すピックアップ3の移動可能
範囲Xの一方(内周)側の移動限界位置近傍となる。
次に、システムコントローラ10のプロセッサによって
実行されるストップモードにおける電源オフ時の処理手
順について第3図のフローチャートにしたがって説明す
る。
プロセッサは、メインフローにおいて他の処理を実行
する過程においてステップモードであると判定する(ス
テップS1)、電源OFFスイッチSW2が押されたか否かを判
断し(ステップS2)、押されたと判定すると、ピックア
ップ3をその待機位置からディスク1の外周方向に一定
速度vで移動させるべくモータ駆動回路13を駆動制御し
(ステップS3)、続いで内部カウンタによって一定時間
Tcの計測を開始する(ステップS4)。そして、一定時間
Tcの経過を監視し(ステップS5)、一定時間Tcが経過す
ると、ピックアップ3を停止させるべくモータ駆動回路
13を駆動制御し(ステップS6)、しかる後内部電源スイ
ッチ14をオフせしめる(ステップS7)。
ここで、一定時間Tcは、一定速度vとの関連において
第2図に示すピックアップ3の移動可能範囲Xのほぼ中
間位置となるように選定される。このように、ストップ
モードにおける電源オフ時に、先ずピックアップ3をそ
の待機位置から移動可能範囲Xの中間点付近まで移動さ
せ、しかる後システムに供給される電源を遮断させるべ
く内部電源スイッチ14をオフさせることにより、電源オ
フ時に残留する電力等の影響によってスライダー6が瞬
間的に移動してしまうようなことがあっても、ピックア
ップ3は既に待機位置から退避しているので、スライダ
ー駆動機構におけるギアのロック等のトラブルを未然に
防止できることになる。
なお、上記実施例では、ピックアップ3の退避位置を
移動可能範囲Xのほぼ中間位置としたが、その位置は電
源オフ時に瞬間的にスライダー6が移動する最大距離を
考慮して任意に設定し得る。
また、上記実施例では、プロセッサの時間管理によっ
てピックアップ3の退避位置を決定したが、これに限定
されるものではなく、他の手段、例えばエンコーダなど
をピックアップ3の移動位置検出手段として利用するこ
とも可能である。
またさらに、上記実施例では、CDプレーヤに適用した
場合について説明したが、本発明はCDVプレーヤ、LDプ
レーヤ、さらにはCD、CDV及びLDの演奏が可能ないわゆ
るコンパチブルプレーヤにも適用可能である。
発明の効果 以上説明したように、本発明によるディスクプレーヤ
においては、ストップモードにおける電源オフ時に、先
ずピックアップをその待機位置から移動可能範囲の例え
ば中間点付近まで移動させ、しかる後システムに供給さ
れる電源を遮断させる構成となっているので、電源オフ
時にスライダーが瞬間的に移動するようなことがあって
も、スライダー駆動機構におけるギアのロック等のトラ
ブルを未然に防止できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はCDプレーヤに適用された本発明の一実施例を示
すブロック図、第2図はピックアップの駆動機構の概略
斜視図、第3図はシステムコントローラのプロセッサに
よって実行されるストップモードにおける電源オフ時の
処理手順を示すフローチャートである。 主要部分の符号の説明 1……情報記録ディスク 3……光学式ピックアップ 4……スライダーモータ 7……復調・訂正回路 10……システムコントローラ 12……位置検出器 14……内部電源スイッチ SW1……電源ONスイッチ SW2……電源OFFスイッチ X……ピックアップの移動可能範囲

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録ディスクの記録情報を読み取るピ
    ックアップと、 前記ピックアップを前記ディスクの半径方向において移
    動せしめる移送手段と、 少なくとも前記移送手段に対して選択的に電源を供給す
    るスイッチ手段と、 電源オン又はオフ指令に応答して前記スイッチ手段をオ
    ン又はオフ制御すると共に前記移送手段の駆動制御をな
    す制御手段とを備え、 前記ピックアップの移動限界位置の一方側近傍に前記ピ
    ックアップの待機位置を有するディスクプレーヤであっ
    て、 電源オフ指令が発せられたとき、前記制御手段は、前記
    移送手段を駆動制御することによって前記ピックアップ
    を前記待機位置よりも移動限界位置の他方側の所定位置
    まで移動させ、しかる後前記スイッチ手段のオフ制御を
    なすことを特徴とするディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】前記所定位置は前記ピックアップが前記待
    機位置から一定時間だけ移動せしめられた位置であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のディスクプレーヤ。
  3. 【請求項3】前記所定位置は前記ピックアップの移動位
    置を検出する位置検出手段によって検出されることを特
    徴とする請求項1記載のディスクプレーヤ。
JP63197379A 1988-08-08 1988-08-08 ディスクプレーヤ Expired - Lifetime JP2656809B2 (ja)

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JPS5916330B2 (ja) * 1974-02-08 1984-04-14 日本ビクター株式会社 回転記録媒体を用いる記録再生装置におけるヘツド待避装置

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