JPH0391416A - 穀類調整装置 - Google Patents

穀類調整装置

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JPH0391416A
JPH0391416A JP23001789A JP23001789A JPH0391416A JP H0391416 A JPH0391416 A JP H0391416A JP 23001789 A JP23001789 A JP 23001789A JP 23001789 A JP23001789 A JP 23001789A JP H0391416 A JPH0391416 A JP H0391416A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、穀類の調整方法に関し、特に脱桴工程の前後
における穀類調整方法と、その調整装置に係る。
「従来の技術」 稲から脱穀された籾を加工し、得られた玄米を精選して
袋詰めにする工程は、従来第7図に示すように威されて
いた。すなわち、まず籾を乾燥したのち、これを籾摺装
置に送り、得られた玄米を選別機能を有する穀類調整装
置に供給して選別し、小穀粒を排除した後精穀を計量し
て袋詰めにするというものであった。
このような処理の仕方においては、穀類調整装置は前工
程の各機械の処理能力に余りこだわらずに選択すること
ができ1機能も単に選別機能のみを右するものが用いら
れていた。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、乾燥工程後の穀類には脱穀時の藁屑その
他多量に塵埃が混在しており、また小穀粒も未選別のま
ま混入している。このため、このような穀類をそのまま
籾摺装置に供給したのでは、籾摺装置の能力が充分に発
揮されず、無駄な動力を消費するという問題点があるの
みならず。
最後の調整工程においても穀類調整装置の能力を阻害し
、塵埃等が充分に除去しきれないという問題点があった
また、このような従来の調整方法では、各工程には緊密
で有機的な連係動作がなされず、各工程が夫々の機器や
装置の能力に依存してばらばらになされていた。
本発明は、このような従来の技術における問題点に着目
してなされたもので、脱桴工程を挟んで複数の機能の異
る調整工程を同時かつ並列に処理する穀類調整装置を介
在させることにより、脱桴工程における籾摺装置の機能
が充分発揮でき、動力に無駄がなく、塵埃等のない良質
の精穀が得られ、しかも各工程が有機的に連係できる穀
類調整方法とこの方法に好適の穀類調整装置を提供する
ことを目的としてし)る。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、 (1)乾燥工程と脱桴工程との間に乾燥後の穀粒を供給
して、小穀粒および塵埃等を除去する第1調整工程と、
脱桴後の穀粒を供給して塵埃および小穀粒等を除去し、
所望等級の精穀に調整する第251整工程とから構成す
るとともに、前記第1調整工程と前記第2調整工程とを
前記脱桴工程に対応して同時かつ並列に処理する穀類調
整装置を介在させたことを特徴とする穀類調整方法。
(2)同一外殻体内に複数の穀類調整部を設けるととも
に、前記各穀類調整部は円筒体に螺旋羽根を巻回して成
る揚穀螺旋体と、この揚穀螺旋体を同心に挿通させると
ともに、多数の小孔を有する調整網体とから成ることを
特徴とする穀類調整装し く3)前記各穀類調整部には夫々前記揚穀螺旋体の基部
近傍に穀粒を供給する穀類供給手段を設けるとともに、
前記各穀類調整部から放出される調整済穀粒を一時貯留
する貯留タンクと、小穀粒を排除する小穀粒排出手段と
を具備した2項記載の穀類調整11 (4〉調整網体の構造を各穀類調整部毎に異ならせて構
成された2項および3項記載の穀類調整装置。
(5)各穀類調整部の中間に、前段の調整部の調整済穀
粒を受けて一時貯留でき、かつ該調整済穀粒を前記前段
の調整部に続く後段の穀類調整部の穀類供給手段に導く
中間供給部を配設するとともに、各穀類調整部毎の前記
貯留タンクならびに前記中間供給部への各穀粒放出口を
夫々自在に開閉できる放出口開閉手段を設けたことを特
徴とする2項乃至4項記載の穀類調整装置。
(6)複数の穀類調整部のうち、少なくとも最初の原殻
が供給される第1段の穀類調整部の揚穀螺旋体の円筒体
を多孔体に構成し、多孔体に處された該円筒体の内部か
ら外方に向って気流を生ずる空気送入手段を配設すると
ともに、外殻体の基部において、すべての穀類調整部か
ら空気を吸引して塵埃を排除する空気吸引手段を設けた
ことを特徴とする2項乃至5項記載の穀類調整装置に存
する。
「作用」 乾燥工程を経た穀類は穀類調整手段である穀類調整装置
の第1段の調整部の穀類供給手段に供給される。このw
41段の調整部は第1調整工程を成すものである。
供給された穀粒は揚穀螺旋体によって上方に送られなが
ら、その揚殻螺旋体の円筒体に設けられた多数の小孔か
ら吹き出る気流によって、穀粒中に混在していた塵埃等
が吹きとばされ1gi整網体を通過して塵埃排除手段に
より外部に排出される。また前記調整網体を通過した小
穀粒は小穀粒排出手段により、体外に排除される。
第1段の穀類調整部において、調整された穀粒は塵埃お
よび小穀粒が除去されたものであって、貯留タンクから
籾摺装置に供給され、脱桴作用を受け、穀粒は再び穀類
調整装置の第2段の供給部に供給される。
第1調整工程を実行する第2段の穀類調整部では、前記
第1の穀類調整部とは異った調整網体が備えられており
1例えば所望粒径に揃えられた精穀が貯留タンクに受け
られる。なお、この第2の穀類調整部においても、塵埃
排除手段の作用が働いているから、脱杼工程やこのts
2のal!!動作中に発生した塵埃等は、完全に除去さ
れ、また小穀粒も除去されて、良質の精殻が得られる。
なお、上記作用中は貯留タンク側の放出口は開放に、中
間供給部側の放出口は夫々の放出口開閉手段によてって
閉鎖しておく。
ml!IgIi整装置ハ、第1!ill工ffと#2j
ll整工程との穀類調整手段を同一の外殻体内に備えて
いるから、乾燥工程や脱桴工程に対応して同時かつ並列
的に連係動作させることができ・る。
穀類調整装置を用いて、例えば第1段の穀類調整部で麦
類の枝梗などを除去し、第2段の穀類調整部では、粒径
別の選別を行いときには、第1段側の貯留タンクの放出
口を閉じ、中間供給部側の放出口を開放しておく、そし
て、第1段の穀類調整部に未調整の麦粒を供給して動作
させれば、第2段側の貯留タンクに芒、枝梗や塵埃等が
除去され、しかも小穀粒も排除されて1粒径の揃った麦
粒が放出されてくる。
「実施例」 本発明に係る穀類調整方法は第1図に示すように、多量
の塵埃の混入している乾燥済みの原穀を、第1および第
2の複数の調整工程を内臓している穀類調整装置10の
第1段の調整部に供給し、鎖部において前記混入塵埃お
よび小穀粒を充分排除したのち、脱桴工程の籾摺装置に
送る。
脱絆された穀粒は再び穀類調整装置lOの今度は第2段
目の穀類調整部に供給され、小穀粒ならびに脱桴作用中
に生じた塵埃等を除去し、計量して袋詰めがなされる。
上記調整方法に用いられる穀類調整装置10を第2図乃
至第6図に基づき、以下説明する。
穀類II!装置lOは第zl!1.第3図に示すよう(
、外殻体11の内部にほぼ同様の構成に虞る第1の穀類
調整部30ならびに第2の穀類調整部70を収納して成
っている。
前記第1および第2の穀類調整部3o、7oは内筒隔壁
13および14によって隔てられており1両内筒隔l!
!13.14の間には前記第1の調整部30によって処
理され、そのまま第2のg1類調整!70に送られる穀
粒を一時貯留する中間供給部15の空間が設けられてい
る。
第1の穀類調整部30は前記内筒隔壁13と外殻体11
に囲まれた筒内に、多数の小孔32を穿設して成る円筒
状の調整網体31と、多数の小孔42を有する円筒体4
4の外周に螺旋羽根45を巻回し、前記調整網体31の
内部に同心に内挿され、調整網体31とは相反方向に回
転する揚殻螺旋体41と、この揚殻螺旋体41の基部に
結合して同時に回転する供給部50の内筒60と、この
内筒60の外周を囲繞し、第25!IC示す供給ホッパ
16からの穀粒を受ける外筒51と、前記揚穀螺旋体4
1の内部に空気を送入する空気送入手段17とから成っ
ている。
供給部50を構成する外筒51は、第4図に示すように
1円筒状の周面至誠に後述する第55!Iのような縦長
の小孔52が穿設され、同じく第5図のように周面内側
縦方向に突設された多数の繊状突起53が設けられてい
る。
さらに内周の円周方向に第4図に示すような。
穀粒を受ける外筒仕切板54が設けられている。
この外筒仕切板54は、次に述べる内筒60の取入れ口
64の下縁部64aにほぼ一致する位置で内筒60外周
に近接して囲繞しており、穀粒はこの外筒仕切板54上
に落下してから内筒60内に取り込まれる。
同じく供給部50を構成する内筒60は、第4図に示す
ように円筒状をなし、#記外筒51と同様の縦長の小孔
62および内面に突出する繊状突起63を有している。
そして、穀粒を掻き入れる#Ia個の取入口64が設け
られ、各取入口64には回転方向に傾斜させた掻込み羽
根65が配設されている。取入口64の下縁部84aは
、上述のように外筒51の外筒仕切板54にほぼ対応す
る位置にあり、掻込羽根65は、外筒仕切板54の上面
を浚うように回転して穀粒を取り込んでいく。
内筒60の上端部近傍には1円周外部方向に外筒51の
上縁端に摺接してこれを覆う、内筒仕切板66が設けら
れている。そして1図示のように、調整網体31の裾部
と係合させる駆動継手67が設けられている。
内筒60は有底に成されており、底板68は第1・図の
ように、減速機付モータ18の第1出力軸18aに結合
されている。
調整網体31は、前記内筒60や外筒51などと同様の
縦長小孔32を有し、内周に同様の繊状突起33が設け
られた調整部34と、?IA部の下部環状部35および
上端部の上部環状部36とから虞っている。
下部環状835には、前記内筒60の駆動継手67と係
合する係合切欠37が設けられ、上部環状部36には外
殻体内部上力に設けられた上部仕切板19の上面に摺接
する張出し部36aが設けられている。なお、前記上部
仕切板19は多孔板材が用いられており、その上方は放
出室19aを形成し、またその下面には、調整網体31
の上端部を回転支持する複数個の支持ローラ23が設け
られている。
揚穀螺旋体41は、前記調整網体31などと同様の縦長
小孔42と、内周面に突設した繊状突起43とを有する
円筒体44に、螺旋羽根45を巻回して成っている。
前記上部端部材47の中心には、中空軸48が突設され
ており、この中空軸48は殻体11の天井板11aに回
転自在に軸支されるとともに、空気送入手段17の送風
管17aと連通している。
揚穀螺旋体41の底部は底板49で密閉され、この底板
49は減速機付モータ18の第2出力軸。
18bに結合され、供給#1150の内筒60とは反対
方向に駆動される。なお、第1と第2の出力軸18a、
18bは同軸に構成され、第2出力軸18bは、第1出
力軸18aの中心部を貫通して外部に突出している。
空気送入手段17は、モータ付の空気送入ファン17b
と前記送風管17aとで構成されている。
さらに、供給部50の外筒51の上縁を覆って多孔を有
する中間仕切板21が設けられており。
この中間仕切板21に落下した小穀粒を外部に導く小穀
粒排出管24が設けられている。
空気吸引手段26は、第1図に示すように、外殻体j 
1の基台部12に設けられ、基台仕切板16に設けられ
た複数の通風孔16aと連通ずる吸引室27と、吸引フ
ァン27aおよび排気ダクト27bとから構成されてい
る。
調整網体31などに穿設された縦長小孔32.42.5
2.82等、および繊状突起33゜43.53.63等
の実際の形状を第5図に示す、なお1図中には調整網体
31の符号を用いており、以後もこの符号で説明するが
、他の部材のものにおいても全く同様である。
図示のように、円筒面に沿って内側にやや高い断面三角
形の縦状突起33が、全長に互って突設されている。そ
して、内面から見て冬山と山の間に縦方向に可成り細長
い小孔32が穿設されている。小孔32の穿孔されてい
る面32aは部分的に扁平な面に成されており、外周か
ら見ると縦溝のある平滑な円筒面を形成している。
#12の穀類調整部70は第1図に示すように。
内筒隔壁14と外殻体11とで囲まれた殻体内部に、上
記第1の穀類調整部30とほぼ同様の構成の機能部材を
収納して威されている。
すなわち1円筒体81の外周に螺旋羽根82を巻回し、
筒頂部には掻出羽根83を備え、底板84は第1の穀類
調整部30と同様の減速機付モータ18の第2出力軸1
8bによって回転する揚殻螺旋体80と、この揚殻螺旋
体80を同心に挿通する調整網体71が備えられている
しかしながら、この第2の穀類調整fi70における揚
穀螺旋体80の前記円筒体81には第1の穀類調整部3
0に右ける揚穀螺旋体41の円筒体44のような小孔4
2が設けられていない、そして、この第2の穀*a整部
7oには、空気送入手段も設けられていない。
また、7JR整網体71は第6図に見るように、下部環
状部74と上部環状部75との間に調整部73が設けら
れ、前記下部環状部74には、第1の穀類調整部30に
おけるとまったく同様の供給部50の内筒60の駆動継
手67と係合する係合切欠76が設けられている。しか
しながら、調整部73の小孔は第1の穀類調整部30の
調整網体31の縦長の小孔32ではなしに、横長小孔7
2が設けられている。
なお、上記のように、供給部50は第1の穀類調整部3
0と同一であるので、符号も同一の符号を用いることと
し、説明は省略する。
上部仕切板20の下部に設けられた支持ローラ23、供
給部50の外筒51の上縁を覆う中間仕切板22、およ
び小穀粒排出管25等も第1の穀類調整部30における
と同様に配設されている。
しかし、この第2の穀類調整部70には、外殻体11の
外部に設けられた供給ホッパ86の他に、中間供給部1
5から穀粒を導く供給管15aが設けられている。
第1の穀類調整$30の上部仕切板19の上方の放出室
19aからは、中間精穀を一時貯留する貯留タンク57
が、また第2の調整fi70では上部仕切板20の上方
の放出室20aからは、精穀を一時貯留する貯留タンク
87が設けられている。特に、貯留タンク87には第1
図のように、穀粒出口87aを適時に開閉する自動シャ
ッタ88が設けられており、体外には自動計量器89が
配設されている。
なお、第1の穀類調整部30側の放出室19aから中間
供給部15への放出部には、体外から随時に鎖部を開閉
できる放出ON開閉段58が設けられている。そして同
様に、前記放出室19aから貯留タンク57への放出口
を開閉する放出口開閉手段も設けられているが、図示な
省略している。
次に作用を説明する。
供給ホッパ56に供給された乾燥後の穀粒は装置10の
第1の穀類調整部30の供給部5oに供給され、揚穀螺
旋体41によって上方に送られながら、遠心力によって
外方に跳ねだされ、調整網体31に衝突する。そして、
原穀に混在していた塵埃ならびに未成熟の小穀粒等は調
整網体31の外部に放出される。この間、供給部5oそ
の他には空気送入手段17、空気吸引手段26が作用し
ているから、前記塵埃は外部に排出され1、小穀粒は中
間仕切板21から小穀粒排出管24を通って外部に排出
される。
このようにして、第1の穀粒調整部3oで処理された中
間の精穀は1通常放出室19aを経て貯留タンク57に
一時貯留され、脱桴処理工程に送られる。この際、放出
口開閉手段58は閉じられ、貯留タンク57側の図示外
の放出口開閉手段が開口されてし)る。
脱桴工程を経た穀粒は、第2の穀類調整部70の供給ホ
ッパ86に供給される。そして、この第2の穀類調整部
70側の供給部50から揚殻螺旋体80によって上方に
揚穀され、調整網体71により、脱桴工程中に前記穀粒
中に混入してきた塵埃を除去する。
しかして、この第2の穀類調整部70では、調整網体7
1の小孔72は横長に成されているから、粒径別の選別
作用を受け、小穀粒は前記第1の穀類調整s30におけ
るよりも厳しく選別されて、調整網体71の外部に跳ね
だされ、中間仕切板22上に落下し、小穀粒排出管25
を通して体外に排除される。これらの作用中にも、塵埃
等は各所から吸引され、排気ダクト27bから排除され
ている。
選別されて残った精殻は放出室20aから貯留タンク8
7に放出され一時貯留される。そして。
所望の設定量に応じて適時に自動シャッタ88が開閉し
、自動計量器89によって計量され1袋詰がなされる。
穀類調整装置lOは上記のように、*類を第1の穀類調
整部30において調整作用を受けさせた後、−旦貯留タ
ンク57を経て、脱枠工程に回すように使用する以外に
1例えば前記WSlの穀類調整部30において、麦粒の
芒や枝梗の除去を行い、芒、枝梗の除去された麦粒を中
間供給部15から直接に第2の穀類調整部70の供給部
50に供給し、粒径側選別を行うように使用することも
できる。この場合には、第1の穀類調整部30の放出室
19aから、貯留タンク57への図示外の放出口開閉手
段を閉鎖しておき、中間供給部lS側の放出口開閉手段
58を開放しておく。
「発明の効果」 本発明に係る穀類調整方法および穀類調整装置によれば
、乾燥工程と脱祥工程との間に乾燥後の穀粒を供給して
、小穀粒および塵埃等を除去する第1調整工程と、脱杼
後の穀粒を供給して塵埃および小穀粒等を除去し、所望
等級の精殻に調整する第2調整工程とから構成するとと
もに、前記第1調整工程と前記第2調整工程とを前記脱
枠工程に対応して同時かつ並列に処理する穀類調整手段
を介在させ、この穀類調整方法に供するため、同一外殻
体内に複数の穀類調整手段を設け、各調整部の調整網体
の構造を各穀類調整部毎に異ならせて構成したから、脱
枠工程における籾摺装置の機能が充分発揮でき、動力に
無駄がなく、塵埃等のない良質の精穀が得られ、しかも
各工程を有機的に連係させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜Me図は本発明の一実施例を示しており、第1
rI!Iは穀類調整方法の作業体系の説明図、第2図は
穀類調整装置の縦断面図、第3図は同じく平面図、第4
図は第1の穀類調整部の主要構成部材を分離して示した
斜視図、第55!Iは同じく要部を拡大して示した斜視
図、第6図は第2の穀類調整部の調整網体の斜視図、第
7図は従来の方法の作業体系の説明図である。 10−・・穀類調整装置   11−・・外殻体17−
・・空気送入手段 24−・・小穀粒排出管(第1の穀類調整部)25−・
・小穀粒排出管(第2の穀類調整IIA)26−・・空
気吸引手段 30−・・第1の穀類調整部 31−・・調整網体 44−・・円筒体 50−・・供給部 56−・・供給ホッパ 58−・・放出口開閉手段 70−・・第2の穀類調整部 72−・・調整網体 81−・・円筒体 86−・・供給ホッパ 89−・・自動計量器 (第1段の調整部) 41−・・揚穀螺旋体 45−・・螺旋羽根 51−・・外筒 57−・・貯留タンク 60−・・内筒 (第2段の調整部) 80−・・揚穀螺旋体 82−・・螺旋羽根 87・・・貯留タンク 第 ! 図 出 出 第4図 第5図 第6図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乾燥工程と脱桴工程との間に乾燥後の穀粒を供給
    して、小穀粒および塵埃等を除去する第1調整工程と、
    脱桴後の穀粒を供給して塵埃および小穀粒等を除去し、
    所望等級の精穀に調整する第2調整工程とから構成する
    とともに、 前記第1調整工程と前記第2調整工程とを前記脱桴工程
    に対応して同時かつ並列に処理する穀類調整装置を介在
    させたことを特徴とする穀類調整方法。
  2. (2)同一外殻体内に複数の穀類調整部を設けるととも
    に、前記各穀類調整部は円筒体に螺旋羽根を巻回して成
    る揚穀螺旋体と、この揚穀螺旋体を同心に挿通させると
    ともに、多数の小孔を有する調整網体とから成ることを
    特徴とする穀類調整装置。
  3. (3)前記各穀類調整部には夫々前記揚穀螺旋体の基部
    近傍に穀粒を供給する穀類供給手段を設けるとともに、
    前記各穀類調整部から放出される調整済穀粒を一時貯留
    する貯留タンクと、小穀粒を排除する小穀粒排出手段と
    を具備した請求項2記載の穀類調整装置。
  4. (4)調整網体の構造を各穀類調整部毎に異ならせて構
    成された請求項2および3記載の穀類調整装置。
  5. (5)各穀類調整部の中間に、前段の調整部の調整済穀
    粒を受けて一時貯留でき、かつ該調整済穀粒を前記前段
    の調整部に続く後段の穀類調整部の穀類供給手段に導く
    中間供給部を配設するとともに、各穀類調整部毎の前記
    貯留タンクならびに前記中間供給部への各穀粒放出口を
    夫々自在に開閉できる放出口開閉手段を設けたことを特
    徴とする請求項2乃至4記載の穀類調整装置。
  6. (6)複数の穀類調整部のうち、少なくとも最初の原穀
    が供給される第1段の穀類調整部の揚穀螺旋体の円筒体
    を多孔体に構成し、多孔体に成された該円筒体の内部か
    ら外方に向って気流を生ずる空気送入手段を配設すると
    ともに、外殻体の基部において、すべての穀類調整部か
    ら空気を吸引して塵埃を排除する空気吸引手段を設けた
    ことを特徴とする請求項2乃至5記載の穀類調整装置。
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