JPH0390077A - N―ヒドロキシ―ジベンズ〔b,e〕オキセピン―アルキルアミン類および―アルカン酸アミド類 - Google Patents

N―ヒドロキシ―ジベンズ〔b,e〕オキセピン―アルキルアミン類および―アルカン酸アミド類

Info

Publication number
JPH0390077A
JPH0390077A JP2221430A JP22143090A JPH0390077A JP H0390077 A JPH0390077 A JP H0390077A JP 2221430 A JP2221430 A JP 2221430A JP 22143090 A JP22143090 A JP 22143090A JP H0390077 A JPH0390077 A JP H0390077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
oxepin
compound
dihydro
oxodibenz
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2221430A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0778060B2 (ja
Inventor
Richard C Allen
リチャード・シー・アレン
Grover Cleveland Helsley
グロウバー・クリーブランド・ヘルスレー
Russell Richard Lee Hamer
ラツセル・リチヤード・リー・ハマー
Brian S Freed
ブライアン・エス・フリード
John I White
ジヨン・アイ・ホワイト
Lawrence Leo Martin
ロレンス・リーオウ・マーチン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aventis Pharmaceuticals Inc
Original Assignee
Hoechst Roussel Pharmaceuticals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoechst Roussel Pharmaceuticals Inc filed Critical Hoechst Roussel Pharmaceuticals Inc
Publication of JPH0390077A publication Critical patent/JPH0390077A/ja
Publication of JPH0778060B2 publication Critical patent/JPH0778060B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D495/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D495/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D495/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/335Heterocyclic compounds having oxygen as the only ring hetero atom, e.g. fungichromin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P17/00Drugs for dermatological disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/04Centrally acting analgesics, e.g. opioids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P29/00Non-central analgesic, antipyretic or antiinflammatory agents, e.g. antirheumatic agents; Non-steroidal antiinflammatory drugs [NSAID]
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D313/00Heterocyclic compounds containing rings of more than six members having one oxygen atom as the only ring hetero atom
    • C07D313/02Seven-membered rings
    • C07D313/06Seven-membered rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D313/10Seven-membered rings condensed with carbocyclic rings or ring systems condensed with two six-membered rings
    • C07D313/12[b,e]-condensed

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Rheumatology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Epoxy Compounds (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、式 (式中、Xはそれが結合している炭素原子と共にベンゼ
ンまたはチオフェン環を形威し;WおよびZは独立して
水素、ハロゲン、低級アルキルまたはトリフルオロメチ
ルであり、R1は水素、低級アルキルまたはアシルであ
り;R2は水素、低級アルキル、シクロアルキル、アリ
ール低級アルキルまたはアシルであり:mは0またはl
でありモしてnは0〜12の整数である)で示される化
合物、および適切な場合にはそれらの光学、幾何および
立体異性体およびラセミ混合物に関する。
本発明の好ましい態様は、Xがそれが結合している炭素
原子と共にベンゼンまたはチオフェン環を形成し R1
が水素またはアシルでありそしてR″がアルキル、シク
ロアルキルまたはアシルである化合QlyIの置換分で
ある。
更に、本発明は、式 (式中、W、X、Zおよびnは前述の意味を有する) で示される化合物に関する。
更に、本発明は、式 (式中、W、XSZおよびnは前述の意味を有し、そし
てR3は水素および低級アルキルであり、R−は水素、
ヒドロキシ、低級アルキルおよび低級アルコキシであり
;そしてpは0またはlである) で示される化合物に関する。これらの化合物は化合物I
の合成中間体として有用である。
明細書および特許請求の範囲全体にわたり、所与の化学
式または名称はそれらのすべての光学、幾何および立体
異性体およびラセミ混合物をかかる異性体および混合物
が存在する場合には包含するものとする。
前記諸定義において、“低級”という用語はその記述す
る基が1〜8個の炭素原子を含んでいることを意味する
。“アルキルパという用語は不飽和を含まない直鎖状ま
I;は分枝鎖状炭化水素、例えばメチル、エチル、イソ
プロピル、t−ブチル、ネオペンチル、n−ヘキシルな
どのことであり;゛シクロアルキル″という用語は3〜
8個の炭素原子を有する少なくとも一つの炭素環式環を
有する飽和炭化水素より戊りその自由個結合を炭素環式
環の炭素から有している一価置換分、例えばシクロプロ
ピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル
、シクロヘプチルなどのことであり;“アルコキシ”と
いう用語はエーテル酸素を通して結合したアルキル基よ
り戊りその自由個結合を該エーテル酸素から有している
一価置換分、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、
ブトキシ、ペントキシなどのことであり、そして“ハロ
ゲン”という用語は弗素、塩素、臭素および沃素より成
るハロゲン族の構成員のことである。“アルキレン”と
いう用語はその由来する低級分枝鎖状または非分枝鎖状
アルキル基が価結合をそれらの二つの末端炭素から有し
ている二価ラジカル、例えばメチレン(−CHffi−
)、エチレン(−CHオCH!−)、プロピレン(−C
H*CHzCHz−)、イソプロピレン(CHsCHG
Hz−)などのことである。
本発明の化合物は以下の方法により製造される。置換分
W、X、Z、R1、R2およびR3および整数mおよび
nは特に断らない限り前述の意味を有する。
式 (式中R6はアルキルである) で示される化合物■をN−アルキルヒドロキシルアミン
塩酸塩またはN−シクロアルキルヒドロキシルアミン塩
酸塩、例えばN−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩、N
−エチルヒドロキシルアミン塩酸塩、N−イソプロピル
ヒドロキシルアミン塩酸塩、N−シクロヘキシルヒドロ
キシルアミン塩酸塩などと、強塩基例えばカリウムt−
ブトキシド、ナトリウムメトキシドなどの存在下に標準
的アミノ化反応として反応させて本発明の化合物Iにお
いてm−0でありかっnが0でないもの、すなわち化合
物■ を形成する。
この反応は通常のアミノ化反応条件下に、典型的には極
性無水溶媒、例えばメタノール、エタノール、プロパツ
ールまたはかかる溶媒の適当な混合物中、0°Cで1〜
24時間還流して行われる。Xがベンゼン環の一部であ
る化合物■は典型的には、Martinらの米国特許第
4,526.891号に記載の方法により製造できる。
式 で示される、Xがチオフェン環の一部である本発明の化
合物mは、式 で示される化合物II[aを式 R’SO,HaQ (式中Rsは前述の意味を有し、モしてHa12はハロ
ゲンである) で示されるアルキルスルホニルハライドと反応させるこ
とにより製造される。この反応は標準的条件下、典型的
には極性塩基性溶媒、例えばピリジン中、−10℃〜2
5°Cの温度で1〜24時間行われる。化合物I[[a
は典型的には1JarLin atal、、 J、 M
ed、 Chem、、 27. pp、372〜376
 (1984)に記載の方法により製造できる。
式 で示される本発明のN−アルキルまたはN−シクロアル
キル酸アミ ドは以下の方法により製造 できる。
式 で示される化合物■をハロゲン化剤、 例えばチ オニルクロライ ド、 poca 、などと反応させると 式 (式中HaQはハロゲンである) で示される化合物■が得られる。
この反応は典 型的には適当な触媒、例えばN、N−ジメチルホルムア
ミドの存在下、不活性溶媒、例えばメチレンクロライド
、クロロホルムなどの中、約−10〜20℃の温度で1
〜24時間行われる。化合物■は典型的にはMarti
n at  al、、  J、  Med。
Chem、、  27. pp、372〜376 (1
984)に記載の方法で゛製造される。
化合物■を化合物■、すなわち式 %式% () (式中アルキルおよびシクロアルキルは前述の意味を有
する) で示されるN−アルキルまたはシクロアルキルヒドロキ
シルアミンの塩と、塩基例えばピリジン、4−ジメチル
アミノピリジンなどの存在下に反応させると化合物Vが
得られる。この反応は典型的にはエーテル溶媒、例えば
テトラヒドロフラン、ビス(2−メトキシエチル)エー
テル、ジエチルエーテルなどの中、約−1O〜25’0
の温度で、1〜24時間行われる。化合物■(式中Xは
ベンゼン環の一部分である)は典型的にはMartin
らの米国特許第4.515.946号に記載の方法によ
り製造される。
化合物n(化合轡Iにおいてm−1であるもの)の製造
中間体である式 で示される本発明の化合物■は、化合物ffa。
すなわち式 で示される(ヒドロキシフェニル)アルカン酸エチルエ
ステルを、2−(ハロメチル) 安J[酸メチルエステ
ル、すなわち式 (式中Ha(lはハロゲンである) で示される化合物ubと反応させることにより製造され
る。この反応は典型的には酸受容体、例えば炭酸カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸リチウムなど、および触媒量
の促進剤、すなわちアルカリ金属ハライド、例えば沃化
ナトリウム、沃化カリウムなどの存在下に行われる。こ
の反応は通常の縮合反応条件下、典型的には適当な溶媒
、例えば2−ブタノン、アセトンなどの中、約25℃〜
80℃の温度で1〜48時間還流することにより行われ
る。
化合物■は典型的にはAu1tz et al、、 J
、 Mad。
Chem、、  20. 1499〜1501(197
7)またはMartin etal、、  J、  M
ad、  Chem、、  27.  pp、372〜
376 (1984)に記載の手順を用いて環化されて
式 で示される化合物IIcを形成する。
化合物llIcをハロゲン化剤、例えばチオニルクロラ
イド、POCl23などと反応させると式で示される化
合物Xが得られる。この反応は典型的には適当な触媒、
例えばN、N−ジメチルホルムアミド、および不活性溶
媒、例えばメチレンクロライド、クロロホルムなどの存
在下に約−10〜20℃の温度で還流することにより行
われる。
化合物Xを更にアミド化剤、例えば式 アルキル−NHO)l −H(J    またはシクロ
アルキル−NHOH−HCl で示されるN−アルキルまたはN−シクロアルキルヒド
ロキシルアミンの塩、例えばN−メチルヒドロキシルア
ミン塩酸塩、N−イソプロピルヒドロキシルアミン塩酸
塩、N−エチルヒドロキシルアミン塩酸塩およびN−シ
クロヘキシルヒドロキシルアミン塩酸塩などの無水塩基
性溶媒、例えばピリジン中の溶液と反応させると式 (式中R1は前述の意味を有する) で示される本発明の化合物■が得られる。この反応は通
常のアミド化反応条件下、典型的には無水エーテル溶媒
、例えばテトラヒドロフランなどの中、約0℃〜25°
Cの温度で1〜24時間行われる。
m=oである化合物工は以下の方法により製造すること
ができる。m−0である化合物の合成中間体である化合
物n は、アルコールである化合物x1a 、すなわち式 で示される(ヒドロキシフェニル)アルカノールを2−
(ハロメチル)安息香酸メチルエステル(化合物[b)
と反応させることにより製造される。この反応は典型的
には、酸受容体、例えば炭酸カリウム、炭酸ナトリウム
、炭酸リチウムなど、および触媒量の促進剤、すなわち
アルカリ金属ハライド、例えば沃化カリウム、沃化ナト
リウムなどの存在下に行われる。この反応は通常の縮合
反応条件下、典型的には適当な溶媒、例えば2−ブタノ
ン、アセトンなどの中、約lO℃〜80℃の温度で1〜
48時間行われる。
化合物■を加水分解すると式 で示される化合物X■が得られる。この加水分解は典型
的には塩基例えば水酸化すl−IJウムまたはカリウム
などを用いて適当な低級アルカノール溶媒、例えばメタ
ノール、エタノール、フロパノールなどの中で行われる
。この反応は典型的には約25℃〜80℃の温度で1〜
24時間還流することにより行われる。
典型的には、化合物X■は、Martinらの米国特許
環4.496.580号に記載される如く、フェニル基
の側鎖のヒドロキシ基に干渉しない方法により、トリフ
ルオロ酢酸を用いて不活性溶媒例えばメチレンクロライ
ド中で環化されて式で示される化合物XI[[aを形成
する。
アセチル化された化合物Xn[aを標準的加水分解条件
下に、例えば、水性溶媒中、鉱酸、例えば塩酸、硫酸な
どを用いて約50〜80℃の温度で4〜24時間還流し
て加水分解した後、塩基、例えば重炭酸ナトリウムなど
を用いて標準的塩基性化を行うと式 で示される本発明の化合物XIVが得られる。
化合物X■をアルキルスルホニルハライドと塩基性溶媒
、例えばピリジンなどの中で反応させると化合物■(式
中nはOではない)が形成される。化合物■を次いで前
述の如くN−アルキルヒドロキシルアミン塩酸塩または
N−シクロアルキルヒドロキシルアミン塩酸塩と、強塩
基、例えばカリウムt−ブトキシドなどの存在下に反応
させると本発明の化合物■(式中nは0ではない)が形
成される。
式 で示される本発明の化合物xvは式 で示される化合物X■を還元剤、例えば、リチウム、ト
リーtert−ブトキシーアルミノハイドライドなどと
、エーテル溶媒例えばジグライムなどの中、約−80℃
〜−70℃の温度で1〜2時間反応させて式 で示される中間体X■とすることにより製造される。
アルデヒドである化合物X■をピリジンおよびヒドロキ
シルアミン塩酸塩と反応させると化合物Xvが得られる
。この縮合反応は典型的には無水塩基性溶媒、例えばピ
リジンの中、周囲温度〜約60℃で1〜3時間行われる
。化合物XVIは典型的にはMartinらの米国特許
路4.515,946号に記載の方法により製造される
式 (式中R5は前述の意味を有する) で示される本発明の化合物X■は以下の方法により製造
される。
式 で示される化合物X■を酸化剤、例えばピリジニウムク
ロロクロメートなどと、ハロゲン化溶媒、例えばジクロ
ロメタンなどの中、窒素下に約−20℃〜周囲温度で1
〜5時間反応させると式 で示される化合物X[aが形成される。化合物Xffa
のうちn−0であるものは、n−2であるXI!より、
次いでn−1であるXIIaの酸化を経ることにより製
造でき、あるいはYosh iokaet  al、、
Journal  of  Med、Chem、、21
.pp、633〜639 (1978)に記載の方法に
より製造することができる。
化合物X■をヒドロキシルアミン塩酸塩と反応させると
式 で示される中間体化合物XXが形成される。この反応は
標準的条件下、典型的には塩基性溶媒、例えばピリジン
などの中、周囲温度〜約60℃で1〜5時間行われる。
化合物xXを還元剤、例えば三水素化ホウ素と、極性塩
基性溶媒、例えばピリジン中、約0°C〜周囲温度で1
〜5時間反応させると式で示される本発明の化合物xr
1が得られる。
化合物XIIをアシル化剤、例えばアセチルクロライド
、2−メチルプロピオニルクロライドなどと、塩基性溶
媒、例えばピリジンなどの中で反応させると本発明の化
合物X■が形成される。この反応は典型的には不活性ガ
ス、例えば窒素下に約−25℃〜周囲温度で1/2〜5
時間行われる。
本発明の化合物は、例えば外因性皮膚炎群(例えば日焼
け、光アレルギー性皮膚炎、樟麻疹、接触皮膚炎)、内
因性皮膚炎(例えばアトピー性皮膚炎、脂漏性湿疹、貨
幣状湿疹)、病因不明の皮膚炎群(例えば全身性紅皮症
)炎症性成分によるその他の皮膚病(例えば乾S)など
を包含し得る様々な皮膚病を治療するための局所抗炎症
剤として有用である。
本発明化合物の皮膚科学的活性は以下の方法により確認
された。
雄ウィスター(Wistar)ラット(100−125
9)におけるインドコブラ(naja najaX蛇毒
)ホスホリパーゼA!(P、LAり誘発足浮腫に対する
化合物の反転能を測定した。PLA2 (3単位/10
0μQ dH,0/足)を単独でまたは0.1Mの試験
化合物と共にラット左後肢の足@ (sulplanL
ar)領域に注射した。注射直後および投与後2時間目
に、その足を水銀浴に浸漬しそして定容積(paw d
isplace−ment)をトランスデユーサを介し
てレコーダーに測定した。次にその値をmmHgに変換
した。
(標準:キナクリンEpso−0,1M ;ハイドロコ
ルチゾンED10−0.46M ”)。Giessla
r、 A、J、 et al、。
“Agents and Action 、 Vol、
 10.“Trends ininflammatio
n Re5earch”(1981)、p、195゜ア
ラキドン酸誘導性マウス耳浮腫(AAEE)アラキドン
酸誘導性耳浮腫検定法においては、試験化合物を30/
70  プロピレングリコール/エタノールに溶解しそ
して各群6匹の雌スイスウェブスター(Swiss 1
Ilebster)マウス群の両耳に20μQの容量を
もって適用し、全部で1.0mgの試験化合物が各耳の
内側および外側面にいきわたるようにする。それらマウ
スを使用に先立って1週間の間標準条件下にかごに収容
し食餌および水は自由摂取とした。同じ容量(20μ0
のビヒクルをマウス対照群の各耳に適用する。30分後
、アラキドン酸を各群の各マウスの右耳に4m9/耳の
量をもって適用する。ビヒクルを各群の各マウスの左耳
に20μa/耳の容量をもって適用する。更に1時間後
、それらマウスを層殺しモして各耳から4Il1mプラ
グ(plug)を取り重さを計る。右耳プラグと左耳プ
ラグの差を各動物について測定した。試験化合物の抗炎
症活性は、対照群動物の耳を平均重量変化率(%)に対
する処理群動物の耳プラグ重量の平均変化率(%)とし
て表される(標準:インドメタシン、l1g/耳チー9
0%)。Young、  J、M、 at al、、 
 Invest。
Dermatol、、 80. (1983)、 pp
、48〜52゜TPA誘導性耳浮腫TPAEE) TPA誘導誘導早耳浮腫検定法いては、TPA(12−
〇−テトラデカノイルーフォルボール−13−アセテー
ト)を30/ 70プロピレングリコール/エタノール
に溶解しモして各群6匹の雌スイスウェブスターマウス
群の右耳に20μαの容量をもって適用し、全部で1O
u9のTPAが耳の内側および外側面にいきわたるよう
にする。それらマウスを使用に先立つ1週間の間、標準
条件下にかごに収容し食餌および水は自由摂取とした。
試験化合物をビヒクルに溶解し、そして20μaの容量
をもって右耳(内側および外側面)に適用し、第1表 全部で10μ9の化合物が耳にいきわたるようにする。
約5時間後、動物を層殺しそして直径4mmのプラグを
各耳から取り重さを計る。右耳プラグと左耳プラグの差
を各動物について測定した。
試験化合物の抗炎症活性は対照動物群のプラグ重量の平
均変化率(%)に対する処理群動物の耳プラグ重量の平
均変化率(%)として表される(標準:インドメタシン
:1mg/耳で一86%)。
Young、 J、M、 et al、、 J、 In
vest、 l)ermaLol、。
80 (1983)、 pp、48〜52゜本発明の化
合物の一部についての皮膚科学的フェニル−バラ−キノ
ン誘導性苦悶動作の50%メチル−エチルアミン 本発明化合物は、哺乳動物の痛みを軽減する能力がある
故に鎮痛剤としても有用である。それら化合物の活性は
鎮痛作用の標準検定法であるマウスでの7工ニルーパラ
ーペンゾキノン苦悶動作(writhing)検定法に
より実証される(Proc、 Soc、 Exptl、
 Biol、 Med、、 95T 729(1957
))。
本発明化合物の一部の鎮痛活性を、マウスのが抑制され
る皮下投与用量、すなわちEDs。値として、あるいは
所定用量における苦悶動作低下率(%)として表したも
のを第2表に示す。
第2表 メチル−エチルアミン プロポキシフェン EDao=3−9m9/J29 鎮痛作用は、本発明化合物をかかる治療を要する対象に
対し0.01−100++g/ kg(体重)/日ノ有
効経口、非経口または静脈内用量を投与することにより
得られる。この範囲での好ましい有効用量は約10〜5
cjTRg/kg(体重)7日である。特に好ましい有
効量は約3019/ kg(体重)7日である。しかし
ながら、任意の特定の対象に対し、特定の投薬計画は個
々の必要に応じまた当該化合物の投与を管理または監督
する人の専門的判断に応じ調整されることになろう。更
に、ここに記載された用量は例示にすぎず、いささかも
本発明の範囲または実施を制限するものではない。
有効量の本発明化合物は患者に対し任意の様様な方法に
より、例えばカプセルまたは錠剤として経口的に、軟膏
、溶液またはサーブ剤(salve)として局所的に、
減筒溶液または懸濁液として非経腸的に、また場合によ
っては減筒溶液として静脈内に投与できる。遊離塩基の
最終生成物はそれ自体で有効であるが、安定化、結晶化
の便宜、溶解度増大などのためにそれらの薬学的に許容
し得る酸付加塩として組威し投与してもよい。
本発明の好ましい薬学的に許容し得る塩には無機酸例え
ば塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、燐酸および過塩素酸
などから誘導されるもの、および有機酸例えば酒石酸、
クエン酸、酢酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸およ
びシュウ酸などから誘導されるものが包含される。好ま
しい薬学的に許容し得る塩基付加塩にはアルカリ金属例
えばナトリウムまたはカリウム、アルカリ土類金属例え
ばカルシウムまたはマグネシウムノ塩、または錯塩例え
ばアンモニウムまたは置換アンモニウム塩、例えば七ノ
ー ジーまたはトリアルキルアンモニウム塩まI;はモ
ノ−ジーまたはトリヒドロキシアルキルアンモニウム塩
などが包含される。
本発明の化合物は、例えば不活性希釈剤または可食性担
体と共に経口投与してもよい。それらはゼラチンカプセ
ルに被包してもよく、あるいは錠剤に圧縮してもよい。
経口療法投与のために、本発明化合物を賦形剤と配合し
、錠剤、トローチ、カプセル、エリキシル、懸濁液、シ
ロップ、ウェーハ、チューインガムなどとして用いても
よい。これらの製剤は少なくとも0.5%の本発明化合
物、活性成分を含むべきであるが、個々の形態に応じて
変えてもよく、またユニット重量の4%〜約75%とす
るのが便利であろう。かかる組成物中に存在する化合物
量は適当な用量が得られるようなものとする。本発明に
よる好ましい組成物および製剤は単位経口投与剤形が1
.0〜3001119の本発明化合物を含有するよう調
製される。
錠剤、大薊、カプセル、トローチなどは次のような成分
を含んでいてもよい:結合剤例えばWIOa品性セルロ
ース、トラガカントガムまたはゼラチン:賦形剤例えば
デンプンまたはラクトース、崩壊剤例えばアルギン酸、
プリモゲル(Primogel■)、コーンスターチな
ど:潤滑剤例えばステアリン酸マグネシウムまたはステ
ロチフス(Sterotex■);滑剤例えばコロイド
性二酸化ケイ素;甘味剤例えばスクロースまたはサッカ
リンまたは7レーバ付与剤例えばペパーミント、サリチ
ル酸メチルまたはオレンジフレーバ付与剤を添加しても
よい。単位剤形がカプセルである場合には前記材料のほ
かに液体担体例えば脂肪油を含んでいてもよい。他の単
位剤形は単位剤形の物理的形態を修飾する他の様々な材
料を含んでいてもよい。すなわち、錠剤または大薊を糖
、シェラツク、またはその他の腸溶コーティング剤で被
覆してもよい。シロップは活性化合物のほかにスクロー
スを甘味剤として、まt;ある種の保存剤、色素および
着色剤およびフレーバを含んでいてもよい。これら様々
な組成物の調製に用いられる材料は薬学的に純粋でかつ
使用量において無毒であるべきである。
非経腸療法投与のために本発明の活性化合物を溶液また
は懸濁液に取り込んでもよい。これらの製剤は少なくと
も001%の前述の化合物を含むべきであるが、その重
量の0.5〜約30%の幅で変えてもよい。かかる組成
物中の活性化合物の量は適当な用量が得られるようなも
のとする。本発明による好ましい組成物および製剤は単
位非経腸投与剤形が0.5〜100X119の活性化合
物を含むように調製される。
前記溶液または懸濁液は、次のような成分も含んでいて
よい:減筒希釈剤例えば注射用水、食塩水溶液、固定油
、ポリエチレングリコール、グリセリン、プロピレング
リコールまたはその他の合成溶媒:抗細菌剤例えばベン
ジルアルコールまI;はメチルパラベン;抗酸化剤例え
ばアスコルビン酸または重亜硫酸ナトリウム;キレート
化剤例えばエチレンジアミン四酢酸;緩衝剤例えば酢酸
塩、クエン酸塩または燐酸塩および張度調節剤例えば塩
化ナトリウムまたはデキストロース。非経腸製剤はアン
プル、使い捨てシリンジまたはガラスまたはグラスチッ
ク製多重用量バイアルに被包されていてもよい。
局所投与のために、本発明の活性化合物は溶液、懸濁液
、軟膏、クリーム、ゲル、エアロゾルまたはサーブに取
り込んでもよい。これらの製剤は少なくとも0.1%の
活性化合物を含むべきであるが、その重量の0.05〜
約20%の幅で変えることもできる。かかる組成物中の
活性化合物の量は適当な用量が得られるようなものとす
る。好ましい局所投与製剤は0.1〜10%の活性化合
物を含むべきである。
局所組成物は次のような成分も含んでいてよい:水、固
定油、ポリエチレングリコール、グリセロール、石油ス
テアリン酸、みつろう、他の合成溶媒またはそれらの混
合物;抗細菌剤例えばベンジルアルコールまt;はメチ
ルパラベン;抗酸化剤例えばa−トコ7エロールアセテ
ート;キレート剤例えばエチレンジアミン四酢酸(ED
TA) 、緩衝剤例えば酢酸塩、クエン酸塩または燐酸
塩;乳化剤例えばポリオキシエチレンモノオレエートお
よび着色材料および補助剤例えば酸化第二鉄またはタル
ク。局所製剤は金属、ガラスまたはプラスチック製のチ
ューブ、ビンまたはジャーに収納してもよい。
本発明化合物の例には以下のものが包含される: 2− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(
b、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N
−メチル−エチルアミン; 2− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(
b、a)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N
−メチルアセトアミド; 2− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(
b、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N
−(1−メチルエチル)アセトアミド:2− (6,1
1−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキセ
ピン−2−イル)−N−エチル−N−ヒドロキシアセト
アミド; N−シクロへキシル−2−(6,11−ジヒドロ−11
−オキソジベンズ(b、e)オキセピン−2−イル)−
N−ヒドロキシアセトアミド:2− (6,11−ジヒ
ドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキセピン−2
−イル)−N−エチル−N−ヒドロキシエチルアミン; 2− (6,11−ジヒドe7−11−オキソジベンズ
(b、e)オキセピン−2−イ)−N−ヒドロキシ−N
−(2−メチルエチル)エチルアミン;2− (6,1
1−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキセ
ピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N−メチルプロパ
ンアミド; 4−((2−(メトキシカルボニル)フェニル〕メトキ
シ〕ベンゼンプロピオン酸エチルエステル: 2− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(
b、e)オキセピン−2−イル)−N−エチル−N−ヒ
ドロキシプロパンアミド; 3− (6,1!−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(
b、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N
−メチルプロパンアミド; 3− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(
b、e)オキセピン−2−イル)グロバニルクロライ 
 ド : 3− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(
b、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N
−(1−メチルエチル)プロパンアミド;3− (6,
11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキ
セピン−2−イル)−N−エチル−N−ヒドロキシプロ
パンアミド; 3− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(
b、e)オキセピン−2−イル)−N−シクロヘキシル
−N−ヒドロキシプロパンアミド;2−((4−(3−
ヒドロキシプロピル)フェノキシ〕メチル〕安息香酸; 2((4−(3−ヒドロキシプロピル)フェノキシ〕メ
チル〕安息香酸メチルエステル;3− (6,11−ジ
ヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキセピン−
2−イル)プロビルトリフルオロアセテート; 3− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(
b、e)オキセピン−2−イル)グロバノール;3− 
(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、a
)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N−メチ
ル−1−プロピルアミン; 4−(4,10−ジヒドロ−10−オキソチェノ(3,
2−c)(1)ベンズオキセピン−8−イル)ブタノー
ルメタンスルホネート; 4−(4,to−ジヒドロ−1O−オキソチェノ(3,
2−c) (1)ベンズオキセピン−8−イル)N−ヒ
ドロキシ−N−メチル−1−ブチルアミン; N−(2−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベン
ズ(b、e)オキセピン−2−イル)エチル〕N−ヒド
ロキシアセチルアセトアミド;2− (6,11−ジヒ
ドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキセピン−2
−イル)アセトアルドキシム;および N −(2−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベ
ンズ(b、e)オキセピン−2−イル)メチル〕−N−
ヒドロキシアセトアミド。
以下の実施例は例示のためのものであり、ここIこ開示
された発明を限定するものと解されてはならない 実施例 1 2−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b
、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N−
メチル−エチルアミン フラスコに95%エタノール700mff中の25.0
89のカリウムtart−ブトキシドおよび18.68
9のN−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩を撹拌しなが
ら添加した。その混合物に15.029の微粉砕2− 
(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e
)オキセピン−2−イル)エタノールメタンスルホネー
トを添加しそして撹拌懸濁液を24時間還流した。その
懸濁液を濃縮乾個しそして固体残留物を500+12の
5%重炭酸ナトリウムおよび全部で600m12のメチ
レンクロライドに対し分配した。乾燥(MgSO+)有
機相を濾過し濃縮して油状物を得た。粗生成物(13,
449)を薄層分析(シリカゲル、酢酸エチル)で評価
したところ混合物であることが示されたので、これを分
取式高速液体クロマトグラフィ(HighPerfor
mance Liquid Chromatograp
hy、以下HPLCと記す) (Waters As5
ociates Prep LC/System 50
0s シリカゲル、酢酸エチル)を用いて分離し7.2
49(57%)の純物質を得た。メタノールから再結晶
して2− (6,11−ジヒドロ−11・−オキソジベ
ンズ(b、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキ
シ−N−メチル−エチルアミン、m、p、101〜10
2℃、を得た。
分析(C17817NO3について) 計算値: 72.07%C6,05%H4,94%N実
測値: 71.92%C5,87%H4,89%N実施
例 2 2−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b
、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N−
メチルアセトアミド フラスコにピリジン250m+2中の11.69のN−
メチルヒドロキシルアミン塩酸塩を添加した。その混合
物を撹拌して溶液とし、そのフラスコを水浴で冷却した
。その撹拌溶液に10.09の2−(6,11−ジヒド
ロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキセピン−2−
イル)アセチルクロライドのテトラヒドロ7ラン400
rtrQ中の溶液を数分間かけて流加した。添加完了後
、フラスコを24時間撹拌を続けながら室温と均衡させ
た。その懸濁液を回転蒸発を用いて半分に濃縮しそして
分液漏斗に移した。その混合物を300mffのメチレ
ンクロライドおよび1ot)+Qの10%HCα(水相
のpHはlより低い)に対して分配した。乾燥(MgS
Ot)有機相を枦通しそして回転蒸発を用いて濃縮して
油状物を得た。薄層分析により示された混合物を分取式
HPLCを介して分離して4.769(45,8%)の
純物質を得た。アセトンから再結晶して2−(6,11
−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキセピ
ン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N−メチルアセトア
ミド、m、p、118〜120℃、を得た。
分析(Cr tHlsNo、について)計算値: 68
.68%C5,09%H4,71%N実測値: 68.
77%C5,06%H4,68%N実施例 3 2−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b
、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N−
(1−メチルエチル)アセトアミドフラスコに乾燥ピリ
ジン400ml1中の10.09のN−イソプロピルヒ
ドロキシルアミン塩酸塩を添加した。その混合物を撹拌
して溶液とし、水浴で冷却しそして5.729の2−(
6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e)
オキセピン−2−イル)アセチルクロライドのテトラヒ
ドロフラン200m(2中の溶液で数分間かけて流加処
理した。
その溶液を24時間撹拌しそして室温と均衡させた。得
られた混濁懸濁液を回転蒸発を介して濃縮し得られた油
状物を分液漏斗に移した。生成物を500m12のメチ
レンクロライドおよび水相をpH1より低いところまで
酸性化するのに十分な量(500m+2)の10%HC
Qに対して分配した。乾燥(Na2SO+)有機相を濾
過しそして回転蒸発を用いて濃縮し油状物を得た。薄層
分析により示された混合物をHPLCにより分離して3
.929(40,2%)の純物質を得た。アセトンから
再結晶して2−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジ
ベンズ(b、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロ
キシ−N−(l−メチルエチル)アセトアミド、m、p
、144〜145℃、を得た。
分析(Cr sH+ lNO4について)計算値: 7
0.14%C5,89%H4,30%N実測値: 70
.14%C5,88%H4,24%N実施例 4 2−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b
、e)オキセピン−2−イル)−N−エチル−N−ヒド
ロキシアセトアミド フラスコに乾燥ピリジン300+i中の4.09のN−
エチルヒドロキシルアミン塩酸塩を添加した。
その混合物を撹拌して溶液とし、水浴で冷却しそして5
.729の2− (6,11−ジヒドロ−11−オキソ
ジベンズ(b、e)オキセピン−2−イル)アセチルク
ロライドの乾燥テトラヒドロフラン20゜van中の溶
液で数分間かけて流加処理した。その溶液を24時間撹
拌する一方浴を室温と均衡させた。得られた懸濁液を回
転蒸発を通して濃縮して油状物を得、次いで分液漏斗に
移した。生成物を500+4のメチレンクロライドを水
相をpH1より低く酸性化するのに十分な量(250m
ff)の10%HCQに対して分配した。次いで有機相
を250mffの水で洗浄した。乾燥(Na2SOa)
有機相を濾過し回転蒸発を用いて濃縮し油状物を得た。
薄層分析により示された混合物をHPLCを通して分離
し3.039(49%)の純物質を得た。生成物を薄層
分析により純粋であるこ、とが分っている別のロットの
同様に製造された物質と合わせた。合わせた物質の総量
は4.539であった。アセトンから再結晶して2− 
C6,ll−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e
)オキセピン−2−イル)−N−エチル−N−ヒドロキ
シアセトアミド、m、p、119〜121’o、を得た
分析(CxsH+tNOaについて) 計算値: 69.44%G  5.50%H4,50%
N実測値: 69.63%C5,45%H4,29%N
実施例 5 N−シクロヘキシル−2−(6,11−ジヒドロ−11
−オキソジベンズ(b、e)オキセピン−2−イル)−
N−ヒドロキシアセトアミド フラスコに乾燥ピリジン400mQ中の4.0gのN−
シクロヘキシルヒドロキシルアミンを添加しI;。その
混合物を撹拌して溶液とし、水浴で冷却しそして4.8
69の2− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベ
ンズ(b、e)オキセピン−2−イル)アセチルクロラ
イドの乾燥テトラヒドロ7ラン200mQ中の溶液で数
分間かけて流加処理した。
その溶液を24時間撹拌する一方浴を室温と均衡させた
。得られた溶液を回転蒸発を通して濃縮して油状物を得
、モして500!lIQのメチレンクロライドおよび水
相をpH1より低いところまで酸性化するのに十分な量
(250+g)のlO%HCQに対して分配した。次い
で有機相を250mffの蒸留水で洗浄しt;。乾燥(
Na2SOa)有機相を炉遇しそして回転蒸発を用いて
濃縮し油状物を得た。薄層分析により示された混合物を
分取式HPLCを通して分離して3.149(51%)
の生成物を得′t;。アセトンから再結晶してN−シク
ロヘキシル−2−(6,11−ジヒドロ−11−オキソ
ジベンズ(b、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒド
ロキシアセトアミド、m、p、 130〜131”Ol
を得た。
分析(C2!H23No4について) 計算値: 72.31%C6,34%H3,83%N実
測値: 72.12%C6,15%H3,58%N実施
例 6 2−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b
、e)オキセピン−2−イル)−N−エチル−N−ヒド
ロキシエチルアミン フラスコに無水エタノールSQOmQ中の4.48gの
カリウムtart−ブトキサイドおよび3.95gのN
−エチルヒドロキシルアミン塩酸塩を添加した。
その懸濁液を撹拌しI;ところ塩化カリウムの沈殿が認
められた。その懸濁液に3.32gの微粉砕2− (6
,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オ
キセピン−2−イル)エタノールメタンスルホネートを
添加しそしてそのスラリーを4172時間還流した。そ
の生成物混合物に500+ffの水を添加しそしてその
溶液を回転蒸発を通して濃縮してエタノールを除去した
。得られた懸濁液を分液漏斗に移しそして全部で600
m(1のメチレンクロライドおよび1oooo+12の
水に対して分配した。乾燥(NazSOi)有機相を枦
遇しそして回転蒸発を用いて濃縮して油状物を得た。薄
層分析により示された混合物を分取式HPLCを通して
分離して1.249(42%)の2−(6,11−ジヒ
ドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキセピン−2
−イル)−N−エチル−N−ヒドロキシルエチルアミン
、m−p、86〜88℃、を得た。
分析(C+mH+5NOsについて) 計算値: 72.71%c  6.44%H4,71%
N実測値: 72.45%C6,40%H4,57%N
実施例 7 2−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b
、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N−
(2−メチルエチル)エチルアミンフラスコに無水エタ
ノール15001112中の14.379のカリウムt
ert−ブトキサイドおよび13.089のN−イソプ
ロピルヒドロキシルアミン塩酸塩を添加した。その懸濁
液を撹拌したところ塩化カリウムの沈殿が認められた。
その懸濁液に10.629の微粉砕2− (6,11−
ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキセピン
−2−イル)エタノールメタンスルホネートを添加し、
そしてそのスラリーを24時間還流した。その生成物混
合物に500+*!:1の水を添加し、そしてその溶液
を回転蒸発を通してエタノールを除去した。得られた懸
濁液を分液漏斗に移しそして全部で500mQのメチレ
ンクロライドおよび1000次12の水に対して分配し
た。乾燥(NalSO4)有機相を炉遇しそして回転蒸
発を用いて濃縮して油状物を得た。
薄層分析により示された混合物を分取式HPLCを通し
て分離して3.209(32%)の純物質を得た。
アセトニトリルから再結晶して2− (6,11−ジヒ
ドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキセピン−2
−イル)−N−ヒドロキシ−N−(2−メチルエチル)
エチルアミン、m、p、 121〜124℃、を得た。
分析(C+sH!+N(hについて) 計算値: 73.29%C6,80%H4,50%N実
測値: 73.55%C6,52%H4,87%N実施
例 8 2−(8,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b
、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N−
メチルプロパンアミド フラスコにメチレンクロライド中の数滴のジメチルホル
ムアミドおよび50.09の2− (6,ll−ジヒド
ロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキセピン−2−
イル)プロピオン酸の溶液を添加しそしてその溶液を冷
却した。その冷溶液に13.14rsflのチオニルク
ロライドを数分間かけて温顔した。その溶液をすべての
気体発生が止むまで間欠的にスチーム浴で加温しそして
24時間撹拌しI;。その溶液を油状物が得られるまで
真空濃縮し溶媒およびすべての未反応チオニルクロライ
ドを除いて45.49(84%)の純粋な酸クロライド
を得た。
16.69のN−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩の乾
燥ピリジン400m4中の撹拌溶液を冷却しそして15
.79の2− (6,11−ジヒドロ−11〜オキンジ
ペンズ(b、e)オキセピン−2−イル)プロピオニル
クロライドのテトラヒドロフラン500ma中の溶液で
数分間かけて滴加処理した。その溶液を撹拌し続けなが
ら室温と均衡させた。薄層分析(シリカゲル、酢酸エチ
ル中30%へキサン)は5時間後反応の完了を示した。
ピリジンおよびテトラヒドロ7ランを真空下に除去し、
得られた混合物を全部で70011Qのメチレンクロラ
イドおよび2000鵞QのlO%HCQ (水層のpH
< 1 )に対し分配しt;。有機相を500mffの
水で洗浄した。
乾燥(NazSOi)有機相を真空濃縮して油状物を得
た。薄層分析により示されt;混合物を分取式HPLC
を通して分離して10.589(68%)の生成物、2
−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、
e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N−メ
チルプロパンアミド、を粘稠油状物として得t;。
分析(Cr sH+アNo4について)計算値: 69
.44%C5,50%8 4.50%N実測値: 69
.12%C5,72%H4,06%N実施例 9 4−((2−(メトキシカルボニル)フェニル〕メトキ
シ〕ベンゼンプロピオン酸エチルエステル 不活性雰囲気下にある乾燥フラスコに2−ブタ/ ン6
00TR(を中)97.h(7) 3− (4−ヒドロ
キシフェニル)プロピオン酸、207gの炭酸カリウム
および1.09(触媒量)の沃化ナトリウムを添加した
。その懸濁液をいくつかの真空/N、サイクルを用いて
迅速にパージした。撹拌懸濁液に114.59の2−(
ブロモメチル)安息香酸メチルエステルの2−ブタノン
1000mff中の溶液を30分間かけて流加した。得
られた白色懸濁液を24時間還流し、冷却しそして室温
で1時間撹拌した。
固体法を真空が過により除去しそして漏斗で洗浄した。
その溶液を真空濃縮して油状物を得た。
その油状物を全部で500mQのメチレンクロライドお
よび5001Qの10%NaOH(水層のpH>11)
に対して分配し、そして800mffの水で洗浄した。
乾燥(NatSOa)有機層を真空濃縮して油状物を得
た。薄層分析により示された混合物を分取式HPLCを
通して分離して109.95g(64%)の純粋な4−
((2−(メトキシカルボニル)フェニル〕メトキシ〕
ベンゼンプロピオン酸エチルエステルを油状物として得
た。
分析(C2゜Ltosについて) 計算値:  70.16%C6,47%H実測値:  
70.17%C6,53%N実施例 10 2−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b
、e)オキセピン−2−イル)−N−エチル−N−ヒド
ロキシプロパンアミド フラスコにメチレンクロライド500mn中の数滴のジ
メチルホルムアミドおよび50.09の2−(6,11
−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキセピ
ン−2−イル)プロピオン酸の溶液を添加し、そしてそ
の溶液を冷却した。その冷却溶液に13.14瑣(+の
チオニルクロライドを数分間かけて流加した。その溶液
をすべての気体発生の止むまでスチーム浴で間欠的に加
温し、次いで24時間撹拌した。その溶液を油状物が得
られるまで真空濃縮し溶媒およびすべての未反応チオニ
ルクロライドを除去して45.49(84%)の純粋な
酸クロライドを得た。
10.149のN−エチルヒドロキシルアミン塩酸塩の
3501!II2の乾燥ピリジン中の撹拌溶液を冷却し
、そして8.09の2− (6,11−ジヒドロ−11
−オキソジベンズ(b、e)オキセピン−2−イル)プ
ロピオニルクロライドのテトラヒドロ7ラン400ya
Q中の溶液で数分間かけて流加あ理した。
その溶液を撹拌し続けながら一夜(16時間)室温と均
衡させた。反応を500mQの水でクエンチしそして真
空濃縮して溶媒を除去した。その生成物混合物を全部で
500m(!のメチレンクロライドおよび1000m1
2の10%HCl2 (水層(’)pH<1)+::対
して・分配した。有機相を500++12の水で洗浄し
、乾燥しくNa、So、)そして真空濃縮して油状物を
得た。薄層分析により示された混合物を分取式HPLC
を通して2回分離して2.65g(30%)の2−(6
,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オ
キセピン−2−イル)−N−エチル−N−ヒドロキシプ
ロパンアミドを油状物として得た。
分析(Cr III lNO4について)計算値: 7
0.14%C5,89%H4,30%N実測値: 69
.64%C6,02%H4,11%N実施例 11 3− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(
b、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N
−メチルプロパンアミド 12.58gのN−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩の
乾燥ピリジン300I+Ia中の撹拌溶液を冷却しそし
ていくつかの真空/N、サイクルを用いて脱気し、そし
て9.069の3− (6,11−ジヒドロ−11−オ
キソジベンズ(b、e)オキセピン−2−イル)プロパ
ニルクロライドの乾燥テトラヒドロフラン200+mf
f1中の溶液で数分間かけて流加処理した。
その溶液を一夜室温と均衡させた。反応を200raQ
の水でクエンチし、真空濃縮して溶媒を除去し、そして
全部で201)m12のメチレンクロライドおよび20
011I2の10%塩酸(得られる水相のpHはlより
低かった)に対して分配した。有機相を500−aQの
水で洗浄し、乾燥しくNatSOa)、そして真空濃縮
して油状物を得た。薄層分析により示された混合物をテ
トラヒドロ7ラン中の50%メチレンクロライドで溶出
されるHPLCを通して分離して5.3gの物質を得た
。この物質を溶出液としてアセトニトリルを用いた同様
の条件下に)IPLcを通して再び分離して3.629
(39%)の3− (6,11−ジヒドl:l−11−
オキソジベンズ(b、e)オキセピン−2−イル)−N
−ヒドロキシ−N−メチルプロパンアミドを油状物とし
て得た。
分析(C+ aH+ tNO*について)計算値: 6
9.44%C5,50%H4,50%N実測値: 69
.24%C5,62%8 4.50%N実施例 12 3−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b
、e)オキセピン−2−イル)プロパニルクロライド フラスコに乾燥メチレンクロライド500+Rff中の
数滴のN、N−ジメチルホルムアミドおよび35.25
9の3− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベン
;((b、e)オキセピン−2−イル)プロパン酸を添
加した。その冷却撹拌懸濁液を11.0mgのチオニル
クロライドで数分間かけて流加処理した。その懸濁液を
すべての気体発生の止むまでスチーム浴で間欠的に加温
した。次いで得られた溶液を15分間還流しそして窒素
雰囲気下に一夜室温で放置した。その溶液を真空濃縮し
て油状物を得た。その油状物を500maのメチレンク
ロライドに溶解しそして更に11.Oaαのチオニルク
ロライドで処理した。その溶液を3時間還流しそして再
び真空濃縮して油状物を得た。その油状物に依然として
含まれる有意量の結晶性不純物をヘキサン/エーテル溶
液で磨砕後枦去した。上溝を真空濃縮して得られる油状
物は一夜冷蔵すると固化した。精製固体をシクロヘキサ
ンで3回再結晶して25.03g(67%)の3− (
6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e)
オキセピン−2−イル)プロパニルクロライド、m、p
69〜72℃、を得た。
分析(C+ yH+ 5cQOsにツイテ)計算値: 
 67.89%C4,36%H実測値:  68.05
%c   4.61%N実施例 13 3−(6,11−ジヒドロ−1l−オキソジベンズ(b
、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N−
(1−メチルエチル)プロパンアミド11.589のN
−イソプロピルヒドロキシルアミン塩酸塩の乾燥ピリジ
ン300mff中の撹拌溶液を冷却し、いくつかの真空
/N、サイクルを用いて脱気しそして7.54gの3−
 (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、
e)オキセピン−2−イル)プロパニルクロライドの乾
燥テトラヒドロ7ラン200m(1中の溶液で数分間か
けて流加処理した。
その溶液を一夜室温と均衡させた。反応を200raQ
の水でクエンチし、真空濃縮して溶媒を除去し、そして
全部で300mffのメチレンクロライドと400+a
I2の10%塩酸(得られた水相のpHはlより低かっ
た)に対して分配した。有機相を500mgの水で洗浄
し、乾燥しくNatsoa)そして真空濃縮して油状物
を得た。薄層分析により示された混合物をHPLCを通
して分離して3.789の油状物を得たが、これは室温
で放置すると結晶化した。精製固体をアセトン/シクロ
ヘキサンから再結晶して2.509(29,4%)の3
−(6,11−ジヒドロ−1−オキソ−ジベンズ(b、
e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N−(
1−メチルエチル)プロパンアミド、m、p、117.
5〜l18℃、を得た。
分析(CzoHz+NO4について) 計算値: 70.78%C6,24%H4,13%N実
測値: 70.97%C6,30%H4,14%N実施
例 14 3−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b
 、 e)オキセピン−2−イル)−N−エチル−N−
ヒドロキシプロパンアミド 8 、989のN−エチルヒドロキシルアミン塩酸塩の
乾燥ピリジン300tQ中の撹拌溶液を冷却し、いくつ
かの真空/N、サイクルを用いて脱気し、そして9.0
09の3− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベ
ンズ(b、e)オキセピン−2−イル)プロパニルクロ
ライドの乾燥テトラヒドロ7ラン200ts、Q中の溶
液で数分間かけて温和処理した。その溶液を一夜室温と
均衡させた。反応を20011112の水でクエンチし
、真空濃縮して溶媒を除去し、全部で250aQのメチ
レンクロライドおよび600m4の10%塩酸(得られ
た水相のpHはlより低かった)に対して分配した。有
機相を500m12の水で洗浄し、乾燥しく N a 
! S O4) 、そして真空濃縮して油状物を得た。
その油状物を25%へキサン/酢酸エチルで磨砕して得
られる6、119の固体をヘキサン/酢酸エチルから再
結晶して4.569(46,8%)の3− (6,11
−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキセピ
ン−2−イル)−N−エチル−N−ヒドロキシプロパン
アミド、m、p、120”o、を得た。
分析(C+sH+sNO+について) 計算値: 70.14%C5,89%H4,30%N実
測値: 69.97%G  5.85%H4,27%N
実施例 15 3− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(
b、e)オキセピン−2−イル)−N−シクロヘキシル
−N−ヒドロキシプロパンアミド20.59のN−シク
ロヘキシルヒドロキシルアミン塩酸塩の乾燥ピリジン3
00yr(l中の撹拌溶液を冷却し、いくつかの真空/
Nzサイクルを用いて脱気し、そして13.509の3
− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b
、e)オキセピン−2−イル)プロパニルクロライドの
乾燥テトラヒドロ7ラン300+cQ中の脱気溶液で数
分間かけて温和処理した。得られた溶液を一夜室温と均
衡させた。反応を200m12の水でクエンチし、更に
15分間撹拌し、真空濃縮して溶媒を除去した。
得られた懸濁液を全部で300+I2のメチレンクロラ
イドおよび3001112の10%塩酸(得られた水相
のpHはlより低かった)に対して分配した。有機相を
500mgの水で洗浄し、乾燥しくNatSO4)、そ
して真空濃縮して油状物を得た。その油状物を25%へ
キサン/酢酸エチルで磨砕して得られる無定形固体より
5.269(31%)の3− (6,11−ジヒドロ−
11−オキソジベンズ(b、θ〕オキセピンー2−イル
)−N−シクロヘキシル−N−ヒドロキシプロパンアミ
ド、m−p−146〜147℃、を得た。
分析(C*5HxiNO,について) 計算値: 72.80%C6,64%H3,69%N実
測値: 72.77%C6,65%H3,69%N実施
例 16 2−C(4−(3−ヒドロキシプロピル)フェノキシ〕
メチル〕安息香酸 127.19の水酸化カリウムの95%エタノール50
0mff中の撹拌溶液を59.49の2−((4−(3
−ヒドロキシプロピル)フェノキシ〕メチル〕安息香酸
メチルエステルを少量ずつ用いて数分間かけて処理した
。得られた溶液を撹拌し続けながら一夜還流した。生成
物溶液を900mMの水に注ぎそしてその溶液を約20
01ffの濃塩酸を用いてpH2より低くなるまで酸性
化した。得られた懸濁液を分液漏斗に移しそして全部で
1000m12の・酢酸エチルに対し分配した。最初の
水相を捨てそして有機相を最終水相のpHが中性となる
まで50f)tffの水で数回洗浄した。乾燥(Na、
5O4)有機相を真空濃縮して得られた固体をエタノー
ル/水から再結晶して49.13g(87%)の2−C
C4−(3−ヒドロキシプロピル)フェノキシ〕メチル
〕安息香酸、m、p、139〜140℃、を得た。
分析(C+ tHooaについて) 計算値:  71.31%c   6.34%H実測値
:  71.42%C6,27%H実施例 17 2−((4−(3−ヒドロキシプロピル)フェノキシ〕
メチル〕安息香酸メチルエステル57.99の3−(4
−ヒドロキシフェニル)プ・ロバノール、1579の炭
酸カリウムおよび触媒量の沃化カリウムの2−ブタノン
500mα中の撹拌脱気懸濁液を、87.69の2−(
ブロモメチル)安息香酸メチルエステルの2−ブタノン
500+xff中の溶液で数分間かけて温和処理した。
得られた混合物を24時間還流し、次いで得られた懸濁
液を更に6時間室温で撹拌した。固体を炉別し、そして
生成物溶液を真空濃縮して油状物を得た。
その油状物を全部で500raI2のメチレンクロライ
ドおよび1500mffの10%水性水酸化ナトリウム
に対して分配した。得られた最終水相のpHは12より
高かった。その有機相を500+n(2の水で洗浄し、
乾燥しくNa25Oa) 、そして真空濃縮して油状物
を得た。薄層分析により示された混合物をHPLCを通
して分離した。不十分な最初の分離により得られた混合
物を酢酸エチル中の60%へキサンを溶出液として用い
て分離して68.719(60%)の2− ((4−(
3−ヒドロキシプロピル)フェノキシ〕メチル〕安息香
酸メチルエステルを油状物として得たが、これは室温で
放置すると無定形物質に固化した。m、p、50.5〜
52°C0分析(C+ aHx。04について) 計算値:  71.98%C6,71%H実測値:  
72.04%C6,61%H実施例 18 3− (6,11−ジヒドロ−11−オキンジペンズ(
b、e)オキセピン−2−イル)プロビルトリフルオロ
アセテート 46.719の2−CI:4−(3−ヒドロキシプロピ
ル)フェノキシ〕メチル〕安息香酸の乾燥メチレンクロ
ライド500m+2中の撹拌懸濁液を82.709のト
リフルオロ酢酸無水物で数分間かけて温和処理した。得
られた溶液を4時間還流し、次いで周囲温度に冷却しモ
して200n+uの水で処理した。その二相混合物を2
00mffの10%水性塩酸で酸性化し、分液漏斗に移
しモして水相を捨てた。
その有機相を最終水相のpHが8より高くなるまで20
0mffずつの5%水性重炭酸ナトリウムに対し2回分
配した。有機相を500mQの水で洗浄し、乾燥しくN
a25Oa)、そして真空濃縮して得られた油状物は室
温に放置すると固化した。5.5gの分量のこの物質を
2.2.4− トリメチルペンタン(i−オクタン)か
ら再結晶して3− (6,11−ジヒドロ−11−オキ
ンージベンズ(b、e)オキセピン−2−イル)プロビ
ルトリフルオロアセテート、m、p、40.5〜41.
0℃、を得た。
分析(C+sH+5FsO*について)計算値:  6
2.64%C4,15%H実測値:  62.84%C
4,18%H実施例 19 3−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b
、e)オキセピン−2−イル)プロパツール54.03
9の3− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベン
ズ(b、e)オキセピン−2−イル)プロビルトリフル
オロアセテートのアセトン300raQ中の撹拌脱気溶
液を250+12の10%水性塩酸で数分間かけて処理
した。得られI;溶液を24時間還流し、室温に冷却し
、次いで真空濃縮してアセトンを除去した。その二相混
合物を全部で1000m12のメチレンクロライドおよ
び1500++12の5%水性重炭酸ナトリウムに対し
、最終水相のphiが8より高くなるまで分配した。有
機相を500mffの水で洗浄し、乾燥しくNa、5O
4)、そして真空濃縮して油状物を得た。薄層分析によ
り示された混合物ヲHPLC(シリカゲル、ヘキサン中
の50%酢酸エチルで溶出)を通して分離して35.7
79 (90,2%)の純粋な3− (6,11−ジヒ
ドロ−11−オキソジベンズ(b 、e )オキセピン
−2−イル)プロパツールを油状物として得た。
分析(C+yH+aOsについて) 計算値:  76.10%C6,01%H実測値:  
76.17%c   6.13%N実施例 20 3− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(
b、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N
−メチル−1−7’ロピルアミン32.09の3−(6
,11−ジヒドロ−11−オキソチェノ7: (b、e
)オキセピン−2−イル)プロパツールのシーブ(si
eve)乾燥ピリジン500mff中の脱気撹拌溶液を
41.279のメタンスルホニルクロライドで0℃で数
分間かけて処理した。得られた溶液を一夜室温と均衡さ
せた。得られた溶液を全部で1300III2のメチレ
ンクロライドおよび2750mQの10%水性塩酸に対
して分配した。最終水相のpHは1より低かった。有機
相を950mαの水で洗浄しモして950+ffの飽和
水性塩化ナトリウム溶液で乾燥した。乾燥(Na2SO
,)有機相をMg5O。
で濾過し、そして真空濃縮して粘稠油状物を得た。純粋
生成物の全収率は26.039(63%)の3−(6,
11−ジヒドロ−11−オキソ−ジベンズ〔b、e)オ
キセピン−2−イル)プロパツールメタンスルホネート
であった。
13.069のN−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩の
無水エタノール250m!中の撹拌溶液に17.489
のカリウムtert−ブトキサイドを添加した。
得られた懸濁液に、9.0gの3−(6,11−ジヒド
ロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキセピン−2−
(ル)プロパツールメタンスルホネートを添加した。得
られた生成物懸濁液を24時間還流し、次いで室温に冷
却した。その懸濁液を濾過して塩化カリウムを除き、次
いで母液を200+xQの水で処理しそして真空濃縮し
てエタノールを除去した。得られた混合物を全部で45
0+12のメチレンクロライドおよび250inの水に
対して分配した。有機相を250+m4の飽和塩化ナト
リウム溶液で洗浄し、乾燥しくNa1SO+)、濾過し
、そして真空濃縮して得られた粘稠油状物は核油状物を
10mQの酢酸エチルおよび3滴のへキサンで磨砕しそ
して冷蔵すると固化した。固体の薄層分析により示され
た混合物をHPLC(シリカゲル)を通して分離した。
精製油状物は放置すると固化して4.039(52%)
の3−(6;11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(
b、e)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−N
−メチル−1−プロピルアミン、n+、p、113〜1
14.5℃、を得た。
分析(C+sH+*NOsについて) 計算値: 72.71%C6,44%H4,71%N実
測値: 72.67%C6,36%H4,70%N実施
例 21 4−(4,10=、ジヒドロ−1O−オキソチェノ(3
,2−c) C,l )ベンズオキセピン−8−イル)
ブタノールメタンスルホネート 9.59の4− (4,10−ジヒドロ−10−オキソ
チェノ(3,2−c)(1)ベンズオキセピン−8−イ
ル)ブタノールのシーブ乾燥ピリジン200+aff中
の冷却撹拌溶液を3.809のメタンスルホニルクロラ
イドで滴加処理し、そしてその添加漏斗を数ytrQの
メチレンクロライドですすいだ。その撹拌溶液を浴を適
所に置いて一夜室温と均衡させた。
得られた溶液を750寵αの水に注ぎそして15分間放
置した。固体を炉集しそして42℃で一夜真空乾燥した
。母液を濃縮して得られる付加的固体を最初の収穫物と
合わせそして乾燥して全部で9.099(75%)の粗
製物質を得た。2.09の分量の生成物をヘキサン/酢
酸エチルから再結晶して1.39(49%)の4− (
4,10−ジヒドロ−10−オキソチェノ(3,2−c
)(1)ベンズオキセピン−8−イル)ブタノールメタ
ンスルホネート、m−p−97〜98℃、を得た。
分析(C+rH+5OiSzについて)計算値: 55
.72%C4,95%H17,50%S実測値: 56
.28%C5,03%H17,12%S実施例 22 4− (4,10−ジヒドロ−10−オキソチェノ〔3
,2−c)(1)ベンズオキセピン−8−イル)−N−
ヒドロキシ−N−メチル−1−ブチルアミン4.779
のN−メチルヒドロキシルアミン塩酸塩の無水エタノー
ル100rRQ中の撹拌溶液に6 、389のカリウム
Lart−ブトキサイドを添加した。得られた懸濁液を
6.989の4− (4,10−ジヒドロ−1O−オキ
ソチェノ(3,2−c) (1)ベンズオキセピン−8
−イル)ブタノールメタンスルホネートおよび更に15
0mαの無水エタノールを添加した。
その懸濁液は24時間還流し、次いで室温に冷却した。
その懸濁液を濾過して塩化カリウムを除去し、そしてフ
ィルターケーキを無水エタノールで洗浄した。得られた
溶液を真空濃縮してワックス様固体を得た。その固体を
300mffのメチレンクロライドに溶解しそして20
0mQの水に対して分配した。有機相を200m12の
飽和水性塩化ナトリウムで乾燥し、収集し、再び乾燥し
くNazSO4)、濾過しそして真空濃縮して油状物を
得た。その油状物は放置すると固化し、そしてインプロ
パツールから再結晶して3.099 (51%)の4−
(4,10−ジヒドロ−10−オキソチェノ(3,2−
c) (1)ベンズオキセピン−8−イル)−N−ヒド
ロキシ−N−メチル−1−ブチルアミン、m、p、10
7〜108℃、を得た。
分析(CI?HIINO3Sについて)計算値: 64
.33%C6,03%H4,41%N実測値: 64.
31%C6,04%H4,30%N実施例 23 2− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(
b、e)オキセピン−2−イル)アセトアルドキシム リチウムトリーtert−ブトキシアルミノハイドライ
ド(ジグライム中の0.5M溶液104.6i12)を
1時かけて徐々に滴加しなから2− (6,liジヒド
ロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキセピン−2−
イル)アセチルクロライド(15,009)の乾燥ジグ
ライム150m12中の溶液を窒素下に一78℃で撹拌
した。反応を一78℃で10分間撹拌し、次いで3Il
lαの氷酢酸を徐々に滴加してクエンチした。反応を室
温に加温後、50affのピリジンおよび2当量のヒド
ロキシルアミン塩酸塩(7,27g)を添加しそしてそ
のスラリーを50℃で2時間撹拌した。溶媒を高度真空
を用いて蒸発させそして残留物をクロロホルムおよびI
NHCffにとった。層分離しモして水相をクロロホル
ム抽出した。合わせた有機相を乾燥しくMg5O+)、
枦遇しそして蒸発させた。残留物を7ラツシユクロマト
グラフイ(シリカ; 5 : 2  hex−ELOA
c)により精製しそして酢酸エチル−ヘキサンから再結
晶して2− (6,11−ジヒドロ−11−オキソジベ
ンズ(b、e)オキセピン−2−イル)アセトアルドキ
シムを結晶として得た。m、p、 132〜134℃。
分析(C+sH+5NOsについて) 計算値: 71.90%C4,90%H5,24%N実
測値: 71.75%C4,64%H5,20%N実施
例 24 N −(2−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベ
ンズ(b、e)オキセピン−2−イル)メチル)−N−
ヒドロキシアセチルアセトアミド アセチルクロライド(3;96g)を滴加しなから2−
(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e
)オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシメチルアミ
ン(5,859)、トリエチルアミン(6,96g)お
よび100vrD、の乾燥ジクロロメタンより戊る溶液
を窒素下に0℃で撹拌した。反応を0℃で1時間撹拌し
、次いで100rRQの2NHC12に注いだ。層分離
しモして水相をジクロロメタンで抽出した。合わせた有
機相を乾燥しくNa1SO4)、濾過しそして蒸発させ
た。残留物を7ラフシユクロマトグラフイ (シリカ;
 2 : l  hex−EtOAc)により精製しそ
してエーテル−ヘキサンから再結晶してN−(2−(6
,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オ
キセピン−2−イル)メチル)−N−ヒドロキシアセチ
ルアセトアミドを結晶として得た。m、p、107〜1
09°00分析((+5HtyNOsについて) 計算値: 67.25%G  5.05%H4,13%
N実測値: 67.12%C4,88%H4,09%N
実施例 25 N −’(2−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジ
ベンズ(b、e)オキセピン−2−イル)メチル)−N
−ヒドロキシアセトアミド 水50m4中の7.0当量の水酸化リチウム−水和物(
2,08g)を添加しながら、N −[:2− (6,
11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ(b、e)オキ
セピン−2−イル)メチル)−N−ヒドロキシアセチル
アセトアミド(2,409)のインプロパツールl 2
0mff1中の溶液を周囲温度で撹拌した。反応を1時
間撹拌しそしてインプロパツールを蒸発させた。残留物
を2N110Qおよびエーテルの間に分配した。層分離
しモして水相を付加的エーテルで抽出した。合一した有
機相を乾燥しくNa、SO,)、枦遇しそして蒸発させ
た。残留物をフラッシュクロマトグラフィ(シリカ;2
:1酢酸エチル−ヘキサン)により精製しそして酢酸エ
チル−ヘキサンから再結晶して1.1g(52%)のN
 −(2−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベン
ズ(b、e)オキセピン−2−イル)メチル〕−N−ヒ
ドロキシアセトアミド、m、p、129〜130℃、を
得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Xはそれが結合している炭素原子と共にベンゼ
    ンまたはチオフェン環を形成し;WおよびZは独立して
    水素、ハロゲン、低級アルキルまたはトリフルオロメチ
    ルであり;R^1は水素、低級アルキルまたはアシルで
    あり;R^2は水素、低級アルキル、シクロアルキル、
    アリール低級アルキルまたはアシルであり;mは0また
    は1でありそしてnは0〜12の整数である) で示される化合物およびその薬学的に許容し得る塩。 2)Xがそれが結合している炭素原子と共にベンゼン環
    を形成する請求項1記載の化合物。 3)R^1が水素またはアシルであり、R^2が低級ア
    ルキル、シクロアルキルまたはアシルであり、nが1〜
    3であり、そしてWおよびZがいずれも水素である請求
    項2記載の化合物。 4)2−(6,11−ジヒドロキシ−11−オキソジベ
    ンズ〔b、e〕オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキ
    シ−N−メチル−エチルアミンである請求項1記載の化
    合物。 5)3−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ
    〔b、e〕オキセピン−2−イル)−N−ヒドロキシ−
    N−メチル−プロパンアミドまたはその薬学的に許容し
    得る塩である請求項1記載の化合物。 6)N−シクロヘキシル−2−(6,11−ジヒドロ−
    11−オキソ−ジベンズ〔b、e〕オキセピン−2−イ
    ル)−N−ヒドロキシ−アセトアミドまたはその薬学的
    に許容し得る塩である請求項1記載の化合物。 7)2−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ
    〔b、e〕オキセピン−2−イル)−N−エチル−N−
    ヒドロキシ−プロパンアミドまたはその薬学的に許容し
    得る塩である請求項1記載の化合物。 8)3−(6,11−ジヒドロ−11−オキソジベンズ
    〔b、e〕オキセピン−2−イル)−N−シクロヘキシ
    ル−N−ヒドロキシプロパンアミドまたはその薬理学的
    に許容し得る塩である請求項1記載の化合物。 9)式 I a ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) (式中W、X、Zおよびnは請求項1に記載の意味を有
    する) で示される化合物。 10)式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、W、X、Z、nおよびmは請求項1に記載の意
    味を有し、R^3は水素または低級アルキルであり、R
    ^4は水素、低級アルキルまたは低級アルコキシであり
    、そしてpは0または1である) で示される化合物。 11)活性成分としての請求項1記載の化合物、および
    そのための薬学的に許容し得る担体より成る薬学的組成
    物。 12)鎮痛活性または局所抗炎症活性を有する医薬を調
    製するための請求項1記載の化合物の使用。 13)a)式III ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、W、XおよびZは請求項1に記載の意味を有し
    、nは請求項1に記載の意味を有するが0ではなく、R
    ^5は低級アルキルである) で示される化合物をN−低級アルキルヒドロキシルアミ
    ンまたはN−シクロアルキルヒドロキシルアミンの塩と
    反応させて式 I (式中W、X、Zおよびnは前述の意
    味を有し、mは0であり、R^1は水素でありそしてR
    ^2は低級アルキルまたはシクロアルキルである)で示
    される化合物とし、または b)式VII ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中、W、X、Zおよびnは請求項1に記載の意味を
    有し、そしてHalはハロゲンである) で示される化合物をN−低級アルキルヒドロキシルアミ
    ンまたはN−シクロアルキルヒドロキシルアミンの塩と
    反応させて式 I (式中、W、X、Zおよびnは前述の
    意味を有し、mは1であり、R^1は水素であり、そし
    てR^2は低級アルキルまたはシクロアルキルである)
    で示される化合物とし、 c)所望により、式XX ▲数式、化学式、表等があります▼(XX) (式中、W、X、Zおよびnは請求項1に記載の意味を
    有する) で示される化合物を還元剤と反応させて式 I (式中、
    W、X、Zおよびnは前述の意味を有し、mは0であり
    、R^1は水素であり、そしてR^2は水素である)で
    示される化合物とし、そして d)所望により、式XX I ▲数式、化学式、表等があります▼(XX I ) (式中、W、X、Zおよびnは請求項1記載の意味を有
    する) で示される化合物をアシル化剤と反応させて式 I (式
    中、W、X、Zおよびnは前述の意味を有し、mは0で
    あり、そしてR^1およびR^2はいずれもアシルであ
    る)で示される化合物とする ことより成る請求項1記載の化合物の製造方法。
JP2221430A 1989-08-25 1990-08-24 N―ヒドロキシ―ジベンズ〔b,e〕オキセピン―アルキルアミン類および―アルカン酸アミド類 Expired - Lifetime JPH0778060B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US39860789A 1989-08-25 1989-08-25
US398,607 1989-08-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0390077A true JPH0390077A (ja) 1991-04-16
JPH0778060B2 JPH0778060B2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=23576030

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2221430A Expired - Lifetime JPH0778060B2 (ja) 1989-08-25 1990-08-24 N―ヒドロキシ―ジベンズ〔b,e〕オキセピン―アルキルアミン類および―アルカン酸アミド類

Country Status (17)

Country Link
EP (1) EP0419844B1 (ja)
JP (1) JPH0778060B2 (ja)
KR (1) KR0156537B1 (ja)
AT (1) ATE120741T1 (ja)
AU (2) AU636644B2 (ja)
CA (1) CA2023951C (ja)
DE (1) DE69018352T2 (ja)
DK (1) DK0419844T3 (ja)
ES (1) ES2070962T3 (ja)
FI (1) FI90539C (ja)
IE (1) IE66683B1 (ja)
IL (1) IL95477A (ja)
NO (1) NO174295C (ja)
NZ (1) NZ235025A (ja)
PT (1) PT95100B (ja)
TW (1) TW209861B (ja)
ZA (1) ZA906747B (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5175286A (en) * 1988-09-20 1992-12-29 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. Dibenz[b,e]oxepin derivatives
KR100280865B1 (ko) * 1998-04-03 2001-02-01 이태근 닭및지렁이의순환적활용에의한음식물쓰레기의소멸처리방법
KR19990046663A (ko) * 1999-04-12 1999-07-05 차만수 어즙흡착발효사료제조방법

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5058084A (ja) * 1973-09-06 1975-05-20
JPS5821679A (ja) * 1981-07-31 1983-02-08 メルク エンド カムパニー インコーポレーテツド ジベンツ〔b,e〕オキセピン化合物
JPS5824587A (ja) * 1981-07-23 1983-02-14 ヘキスト−ルセル・フア−マシユウテイカルズ・インコ−ポレイテツド オキソチエノベンゾオキセピンおよびその製法
JPS6310784A (ja) * 1986-03-03 1988-01-18 Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd 抗アレルギー剤

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4477465A (en) * 1983-03-10 1984-10-16 Hoechst-Roussel Pharmaceuticals Inc. Substituted 4,10-dihydro-10-oxothieno benzoxepins
US4981865A (en) 1989-05-26 1991-01-01 Warner-Lambert Co. N-hydroxyamide, N-hydroxythioamide, hydroxyurea, and N-hydroxythiourea derivatives of selected nsaids as antiinflammatory agents

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5058084A (ja) * 1973-09-06 1975-05-20
JPS5824587A (ja) * 1981-07-23 1983-02-14 ヘキスト−ルセル・フア−マシユウテイカルズ・インコ−ポレイテツド オキソチエノベンゾオキセピンおよびその製法
JPS5821679A (ja) * 1981-07-31 1983-02-08 メルク エンド カムパニー インコーポレーテツド ジベンツ〔b,e〕オキセピン化合物
JPS6310784A (ja) * 1986-03-03 1988-01-18 Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd 抗アレルギー剤

Also Published As

Publication number Publication date
PT95100B (pt) 1997-05-28
AU636644B2 (en) 1993-05-06
CA2023951C (en) 2001-04-03
AU6131890A (en) 1991-02-28
NO903727L (no) 1991-02-26
ES2070962T3 (es) 1995-06-16
AU658264B2 (en) 1995-04-06
DE69018352T2 (de) 1995-10-26
KR0156537B1 (ko) 1999-10-01
NO903727D0 (no) 1990-08-24
NO174295B (no) 1994-01-03
IE903093A1 (en) 1991-02-27
ATE120741T1 (de) 1995-04-15
AU3375893A (en) 1993-07-15
CA2023951A1 (en) 1991-02-26
FI904184A0 (fi) 1990-08-23
TW209861B (ja) 1993-07-21
NO174295C (no) 1994-04-13
KR910004593A (ko) 1991-03-29
EP0419844A1 (en) 1991-04-03
FI90539B (fi) 1993-11-15
DK0419844T3 (da) 1995-08-28
FI90539C (fi) 1994-02-25
EP0419844B1 (en) 1995-04-05
JPH0778060B2 (ja) 1995-08-23
IL95477A (en) 1998-03-10
DE69018352D1 (de) 1995-05-11
ZA906747B (en) 1991-06-26
PT95100A (pt) 1991-04-18
NZ235025A (en) 1993-02-25
IL95477A0 (en) 1991-06-30
IE66683B1 (en) 1996-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08512046A (ja) 抗アテローム性動脈硬化症ジアリール化合物
JPS63264442A (ja) リポキシゲナーゼ阻害性化合物
WO2019175396A1 (en) Novel calcium salt polymorphs as anti-inflammatory, immunomodulatory and anti-proliferatory agents
KR900006724B1 (ko) 벤조티아진 디옥사이드 유도체
US3763229A (en) Indan-1-carboxylic acid derivatives
JPH0390077A (ja) N―ヒドロキシ―ジベンズ〔b,e〕オキセピン―アルキルアミン類および―アルカン酸アミド類
US5917057A (en) N-hydroxy-dibenz b,e!oxepinalkylamines, n-hydroxy-dibenz b,e!oxepinalkanoic acid amides and related heterocyclic analogues
EP0505467A1 (en) Pharmacologically active amide carboxylate derivatives
EP0149419A1 (en) Acylindole derivatives and pharmaceutical compositions containing them
JP3042915B2 (ja) 3−(1h−インダゾール−3−イル)−4−ピリジンアミンおよびその製造法
US4515946A (en) 6,11-Dihydro-11-oxo-dibenz-[b,e]oxepin derivatives
US8148421B2 (en) Phenylacetic acid derivative
JPH06340609A (ja) p−アシルアミノフェノキシカルバメートおよびその誘導体
EP0130882B1 (fr) Dérivés de l'acide bicyclo (3.2.1.) octane carboxylique, leur procédé de préparation et leur application thérapeutique
FI92483B (fi) Oksodibentsoksepiinijohdannaiset
EP0430800B1 (fr) Nouvelles benzothiazolinones substituées, leur procédé de préparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent
KR890005204B1 (ko) 벤조티아진 디옥사이드 유도체 및 이의 제조방법
CA1064489A (fr) Procede d'obtention de nouveaux benzene sulfonamides
JPH0121143B2 (ja)
FR2818641A1 (fr) Nouveaux derives de 1,1-dioxo-2h-1,2-benzothiazine 3-carboxamides, leur procede de preparation et les compositions pharmaceutiques que les contiennent
JPH0798824B2 (ja) 免疫調節剤
JPS59164792A (ja) 置換4,10−ジヒドロ−10−オキソチエノベンゾキセピンおよびその中間体
JPH0466585A (ja) チエノトリアゾロチアゼピン誘導体及び中間体