JPH0389312A - 電子写真装置の光走査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、レーザを用いたプリンタ・ファクシミリ・
複写機など、電子写真プロセスを用いて用紙に記録を行
う電子写真装置に適用し得る。詳しくは、そのような電
子写真装置において、光源からの光を回転多面鏡で偏向
して感光体上を光走査する光走査装置に関する。

炎朱亘藍亙 従来、この種の光走査装置では、回転多面鏡で反射した
光を長尺なシリンドリカルレンズを通してから感光体表
面に当てるようにし、回転多面鏡の面倒れを補正する。

そして、そのシリンドリカルレンズは、確実に固定し、
たとえば走査方向と直角な方向にも移動不能としていた
。

が　　しようとする ところが、回転多面鏡で偏向走査するから、該長尺シリ
ンドリカルレンズに対し、走査方向中央部ではほぼ垂直
に入射するが、周辺部ではある角度（走査角）をもって
入射する。他方、走査方向と直角な方向（副走査方向）
にも、光源の出射角変化やミラーの倒れやレンズの取付
高さ誤差などから、シリンドリカルレンズに対する入射
位置誤差ΔＺを生じ、第５図に示すように光１はレンズ
２のレンズ法線３に対して角度θをもって入射すること
になる。そして、この角度θにより、前記した走査方向
の入射角度とが相俟って、走査角で結像点がｅだけずれ
、走査線がわん曲するという現象がおきていた。

第６（！Ｉには、レンズ光軸４に対して光入射角度θを
１０度ずらせた条件の下で、各入射位置誤差ΔＺごとに
それぞれ走査線の軌跡を表す。

特に近年、書込みの高密度化にともない直線性が重視さ
れ、またカラー化にともない各色要素間での色ずれの防
止が重視され、上述した走査線のわん曲は無視できなく
なった。

そこで、この発明の目的は、電子写真装置の光走査装置
において、そのような問題を解決し、走査線のわん曲を
小さくして良好な画像を得ることにある。

を　　するための そのため、この発明は、たとえば以下の図示実施例に示
すとおり、光源３０からの光りを回転多面鏡３６で偏向
し、その回転多面９３６の面倒れ補正用のシリンドリカ
ルレンズ３８を通して後。

感光体１５上を光走査する電子写真装置の光走査装置１
７において、前記シリンドリカルレンズ３８を走査方向
と直角な方向に移動調整自在とすることを特徴とする。

北−一部 そして、シリンドリカルレンズ３８を走査方向と直角な
方向に移動調整し、走査線のわん曲を小さくする。

ｚ−」に鰹 以下１図面を参照しつつ、この発明の詳細な説明する。

第４図は、電子写真装置の一例として示すレーザプリン
タで、その内部機構の全体概略構成を示す１図中符号工
０は、装置本体である。装置本体１０の図中右側には、
給紙カセット１１を着脱自在に取り付ける。給紙カセッ
ト１１内には、用紙１２を積載して収納する。用紙１２
は、給紙コロ１３で矢印Ａ方向に送り出し、ガイド板等
で案内して搬送し、先端を一対のレジストローラ対１４
・１４間に押し当ててそこでいったん停止する。そして
、所定のタイミングで像担持体であるドラム状の感光体
工５へ向けて送り出す。

感光体１５は、図示省略する駆動装置によって駆動し、
図中時計方向に回転する。その際、帯電チャージャ１６
によって表面を一様に帯電し、次いでその表面にこの発
明による光走査装置！！１７からのレーザ光りを照射し
てそこに静電潜像・を形成する。しかる後、現像装置１
８位置を通るとき、該現像装置１８でトナーを付着して
その静電潜像を可視像化する。可視像は、上記のとおり
所定のタイミングで感光体１５へ向けて送り出された用
紙１２に、転写チャージャ１９によって転写する。

像転写後の用紙工２は、定着装置２０へと搬送してそこ
で熱と圧力を加えて定着して後、用紙搬送路２１を通し
て矢印Ｂ方向の排紙部２２へと順次排出する。

他方、可視像転写後の感光体１５は、クリーニング装置
！２３のクリーニングブレード２４で残留トナーを除去
し、その後さらに除電ブラシ２５で除電する。感光体１
５から除去されたトナーは、回収ローラ２６によって回
収タンク２７内に送りそこに回収する。

ところで、この発明による光走査装置ｉ１７は、詳しく
は第３図に示すごとく構成する。１！Ｉ中符号３０は、
たとえば半導体レーザなどの光源である。

光源３０から発したレーザ光りは、コリメートレンズ３
１で平行光束として後、アパーチャ３２で整形する。そ
して、第ニジリントリカルレンズ３３を経て第１ミラー
３４で反射し、結像レンズ３５を通して回転多面鏡３６
へと入れる０回転多面鏡３６は１図中矢示方向に回転し
、送られてきたレーザ光りを偏向して感光体１５上を光
走査する。

つまり、送られてきたレーザ光りを回転多面鏡３６で反
射して後、再び第２ミラー３７で反射し。

回転多面鏡の面倒れ補正用の長尺な第２シリンドリカル
レンズ３８を通し、感光体１５上で結像する０回転多面
鏡３６で反射したレーザ光りの一部は、別の第３ミラー
３９で反射して後、第３シリンドリカルレンズ４０を経
て、光ファイバー４１で連絡する図示しない同期検知装
置に入れる。

ところで、この種の光走査装置１７において。

第６図に示すと同じ条件の下、横軸に入射位置誤差ΔＺ
、縦軸に結像点のずれｅをとり、グラフにすると、第２
図に示すごとくとなる。この第２図から判るように、入
射位置誤差ΔＺがαのとき。

ずれｅが極小となる。言い替えると、第２シリンドリカ
ルレンズ３８の位置を走査方向と直角な方向に移動し、
入射位置誤差Δ２がαとなるように調整すれば、走査線
のずれ量ｅを極小にすることができることとなる。

そこで、この発明による光走査装置１７では、第工図に
示すように、第２シリンドリカルレンズ３８を走査方向
（図中矢示方向）と直角な方向に移動調整自在に支持す
る。図中符号４５で示すものは、光学ハウジングである
。光学ハウジング４５内には、ホルダ４６で保持して上
述した第２シリンドリカルレンズ３８を挿入する。そし
て、ホルダ４６と光学ハウジング４５との間に板ばね４
７を入れ、また光学ハウジング４５に取り付ける調整ね
じ４８でホルダ４６を移動してその板ばね４７を圧縮す
る。これにより、調整ねじ４８を回すことにより、第２
シリンドリカルレンズ３８を走査方向と直角な方向に移
動し、光路ずれを補正することができる。

進」Ｂ乞笠迷− したがって、この発明によれば、シリンドリカルレンズ
を走査方向と直角な方向に移動調整し、走査線のわん曲
を小さくするから、良好な画像を得ることができる。そ
して、近年の書込みの高密度化やカラー化に対応するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図はこの発明の一実施例である光走査
装置を説明するもので、第工図はそのシリンドリカルレ
ンズの移動調整機構図、第２図はその入射位置誤差ΔＺ
と結像点のずれｅとの関係グラフ、第３図は該光走査装
置の光学系の斜視図、第４図はその光走査装置を備える
レーザプリンタの内部機構の全体概略構成図である。第
５図は、入射位置誤差ΔＺと結像点のずれｅとの関係説
明図である。第６図は、レンズ光軸に対して光入射角度
θを１０度ずらせた条件の下で、各入射位置誤差ΔＺご
とにそれぞれ走査線の軌跡を表す図である。 １５・・・・・・・・・感光体、１７・・・・・・・・
・光走査装置、３０・・・・・・・・・光源、３６・・
・・・・・・・回転多面鏡、３８・・・・・・・・・シ
リンドリカルレンズ。 特 許 出 願 人 株 式 第３図 第４１！１ 第５図 Ｚ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　光源からの光を回転多面鏡で偏向し、その回転多面鏡
   の面倒れ補正用のシリンドリカルレンズを通して後、感
   光体上を光走査する電子写真装置の光走査装置において
   、前記シリンドリカルレンズを走査方向と直角な方向に
   移動調整自在としてなる、電子写真装置の光走査装置。