JPH0386900A - 新規なトロンビン結合性物質及びその製法 - Google Patents

新規なトロンビン結合性物質及びその製法

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JPH0386900A
JPH0386900A JP1202027A JP20202789A JPH0386900A JP H0386900 A JPH0386900 A JP H0386900A JP 1202027 A JP1202027 A JP 1202027A JP 20202789 A JP20202789 A JP 20202789A JP H0386900 A JPH0386900 A JP H0386900A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規なトロンビン結合性物質、更に詳細には、
血液の凝固に対する抗凝固系並びに線溶系に関与する医
薬品、特に血栓症等の治療剤として有用なトロンビン結
合性物質、及びその製法に関する。
〔従来の技術およびその課題〕
血液凝固系の中で、蛋白分解酵素としてのトロンビンの
果す役割については種々の研究が行われ、凝固系のメカ
ニズムに関してはほぼ解明されている。
近年、生体内において、線溶系及び抗凝固系に作用する
と言われているプロティンCをトロンビンが活性化する
こと及びその機構に捕酢素的に働く因子がウサギ肺組織
抽出物に存在していることが報告されており、このもの
はトロンボモジュリンと命名されている( N、L、 
Bsmonら、J、 Biol。
[:hem、、 257.(2)、 859〜864 
(19B2)]。
また、本発明者の1人である青米らはヒト胎盤より分離
した同様の性質を有する分子量約71.000(非還元
状態)のヒト・トロンボモジュリンを報告した[Thr
ombo、Res、37.353〜364 (1985
))。
更に、 1.Maruyamaらはヒト胎盤より分離し
た分子量約75.000のヒト・トロンボモジュリンと
、上記ウサギ・トロンボモジュリンの活性を比較し、両
者の活性が等しいことを報告している[J、Cl1n。
Invest、、75.987〜991.  (198
5)]。
更に、)1.l5hii らはヒト血漿中及び尿中にト
ロンボモジュリンと同じ活性を有する物質が存在するこ
と、そして血漿中の当該物質の分子量が約63、000
と54.000であることを報告している(J、Cl1
n、Investo、 76 、2178〜2181(
1985)]。
更に、本発明者らはヒト尿中に上記物質とは異なる分子
量の小さい2種のトロンビン結合性物質(非還元状態の
分子量約39.000及び約31.000)を見出し、
特許出願した(特開昭63−146898号)。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、更にヒト・トロンボモジュリンの有利な
取得、単離、精製方法に関し、鋭意研究を行ったところ
、ヒト尿中から上記物質とは異なる2種のトロンビン結
合性物質〈八)及び(口〉を分離することに成功すると
共に、これらが新規物質であることを確認し、さらにこ
のトロンビン結合性物質の工業的に有利な分離採取方法
を提供せんと鋭意研究を行なった結果、ヒト組織由来細
胞の組織培養液中にも尿中に存在するものと同じトロン
ビン結合性物質が存在すること、そしてこの培養液中か
ら簡単な操作で目的物を分離採取できることを見出し、
本発明を完成した。
従って、本発明は新規なヒト由来のトロンビン結合性物
質(^)及び〈B)、−並びにその製法を提供するもの
である。
本発明のトロンビン結合性物質は、トロンビンと結合し
てプロティンCを特異的に活性化し、血液凝固時間を延
長することから、線溶促進剤、抗凝固剤等として有用で
ある。
本発明のトロンビン結合性物質は、(1)ヒト尿をカル
シウムイオンで処理したのち、トロンビン結合性物質の
カルシウムイオンによる構造変化を認識するモノクロー
ナル抗体を用いる免疫吸着カラムクロマトグラフィー、
次いで分子量分画法で分離、精製する方法、または(2
)ヒト組織由来細胞を組織培養し、その培養液から前記
と同様の手段で分離、精製する方法により製造される。
(1)の方法においてヒト尿としては、ヒト新鮮尿又は
濃縮尿が使用されるが、これらはイオン交換クロマトグ
ラフィー、ゲル濾過法、トロンビン−担体結合物を用い
るアフィニティークロマトグラフィー等を適宜組合せて
前処理を行ってもよい。
前処理のイオン交換クロマトグラフィーは、pH8〜1
2に調整した尿を、DRAB−セファデックス^−50
(ファルマシア社!I) 、口BAB−)コバール65
0C,同650M、同650S (東洋曹達社製)、口
AB −セファデックスA−50(ファルマシア社製)
等の樹脂と接触させて目的物を吸着させ、低濃度の塩、
例えば塩化す) IJウムを含有する緩衝液で洗浄した
のち、塩濃度を上げた同様の緩衝液で溶出する方法を採
用するのが好ましい。ゲル濾過は、セファデックスG1
50 (ファルマシア社製)、ウルトロゲルAcA34
 (L K S社製)等の担体を用いて行うことができ
る。アフィニティーカラムクロマトグラフィーにおける
トロンビン−担体結合物としては、トロンビンを、例え
ばジイソプロピルフロロフォスフエイトで不活性化させ
、不溶性担体、例えばアガロースゲル、セファロースゲ
ル、デキストランゲル、ポリビニルゲル等に結合させた
ものを用いるのが好ましい。
カルシウムイオン処理は、免疫吸着カラムクロマトグラ
フィーを行う直前もしくは前処理の何れかの段階におい
て、カルシウム化合物、例えば塩化カルシウム、炭酸カ
ルシウム、水酸化カルシウム等を添加することによって
行われる。一般には2〜10mM濃度になるような量を
添加すると、目的のカルシウム結合部位を有するトロン
ビン結合性物質のみが、カルシウムと結合して構造変化
をきたす。
この構造変化を特異的に認識するモノクローナル抗体は
、例えば前記のヒト胎盤より抽出した分子量的71.0
00のトロンビン結合性物質で免疫したマウス胛臓細胞
とマウス骨髄腫細胞P3−Ag8−Tとを細胞融合し、
抗体を産生ずるハイブリドーマを選択し、更にBDTA
(エチレンジアミン四酢酸)の存在下でトロンビン結合
性物質とは免疫反応を行わないもの、すなわちカルシウ
ムイオンによる構造変化を認識する抗体を産生ずるハイ
ブリドーマを選択し、これより常法によって製造するこ
とができる(特開昭64−45398号)。免疫吸着剤
としでは、このモノクローナル抗体とデキストランゲル
、アガロースゲル、ポリビニルゲル等の不溶性担体とを
結合させたモノクローナル抗体結合担体を利用するのが
好ましい。免疫吸着カラムからの溶出は、例えばBDT
Aを含有する緩衝液で行うことができる。
分子量分画法としては、イオン交換樹脂を用いる高速液
体クロマトグラフィー、電気泳動法等が採用される。高
速液体クロマトグラフィーに用いるイオン交換樹脂とし
ては、アニオン交換樹脂が好ましく、例えばTSにge
l DBAR−5PW、同2Sll、同3SW(東洋曹
達社製) 、Mono Q flR515(7y ルマ
シア社製)などを例示できる。電気泳動法としては通常
の方法、例えばSO3−ポリアクリルアミドゲルを用い
るLaemmliの方法[Nature、 227゜6
80〜685 (1970)3などを採用することがで
きる。
本発明方法(2)において用いられる細胞は、ヒトに由
来する細胞であって、本発明のトロンビン結合性物質を
産生ずる能力を有するものであれば何れでもよい。この
ような細胞としては、例えばヒト胎児の腎臓、肺、小腸
、皮膚、心臓等に由来する細胞、ヒト底入の腎臓、肺、
包皮、胎盤、リンパ球等に由来する細胞が挙げられる。
細胞の組織培養は、通常の動物細胞の培養に用いられる
方法、例えばrTissue Cu1ture Met
hodsand Applications」(P、に
、にruse and M、に、Patters−on
、 Academic Press、 1973)に記
載の方法に準じて行なうことができる。
培養液からの本発明トロンビン結合性物質の分mm製は
、前記(1)の方法を利用することができる。
一般に、動物細胞を組織培養する際に用いられる培地は
カルシウムイオンを含有しているため、産生された培養
液中のトロンビン結合性物質は構造変化をきたしている
が、カルシウムイオンを含有していない培地を使用する
ときは、免疫吸着カラムクロマトグラフィーを行なう前
にカルシウムイオン処理を行なう必要がある。この処理
はカルシウム化合物、例えば塩化カルシウム、炭酸カル
シウム、水酸化カルシウム等を添加することによって行
なわれる。一般には2〜10mM濃度になるような量を
添加すると、目的のカルシウム結合部位を有するトロン
ビン結合性物質のみが、カルシウムと結合して構造変化
をきたす。
このようにして得られるトロンビン結合性物質(^)及
び(B)は次の性質を有する。
(a)分子量 (八)還元状態で90.000〜92.000非還元状
態で55.000〜58.000(B)還元状態で98
.000〜105.000非還元状態で60.000〜
65.000測定法: Laea+mliの方法に準じ
て10%のアクリルアミド−0,8%ビスアクリルアミ
ドを用いるSO3−PAGBで測定した。、t!!準蛋
白として、バイオラッド5DS−PAGBスタンダード
高分子用(日本バイオラッドラボラトリ−社製)を用い
た。
(b)等電点 (A) pH6,0〜6.8 (B) pH5,8〜6.5 測定法: Pharmacia Phast Syst
am [プレート:IBF(3−9))を用い、等電点
電気泳動法により測定した。
(c)アミノ酸組成 スパックスマンらの方法〔^nal、 Chem、、 
30゜1190 (195B)]に従い、ベックマン6
300B型子ミノ酸分析装置(ベックマン社製)を用い
てアミノ酸組成分析を行った結果を第1表に示す。
なお、比較例として下記の文献に記載のトロンビン結合
性物質につき、各文献に記載のデーターより、同じ基準
で計算したものを併記した。
1、 J、Biol、 Chem、、 259.122
46 (1984)■1国際公開公報−0871000
50以下余白 第 表 のち測定した。
(d)糖組成 糖自動分析装置を用いて糖組成分析を行った結果を第2
表に示す。
6)蛋白量はUV法で測定した。
?)2MIJフルオロ酢酸中酢酸中上00時間分解後に
測定した。
8)4M塩酸中、100℃で4時間分解後に測定した。
9)0.IN硫酸中、80℃で1時間分解後に、チオバ
ルビッール酸法で測定した。
(e)親和性 トロンビンに対し強い親和性を有する。
ジイソプロピルフォスフォロートロンビン−アガロース
[J、 Biol、 Chem、、245.3059〜
3065(1970)参照〕を用いるクロマト処理で本
物質(A)及び(B)は何れも100%吸着した。
(f)活性 ■トロンビンと結合してプロティンCを活性化する。
測定法:ヒト胎盤由来トロンボモジュリンまたは本物質
の0.02M)リス−塩酸−0,15M塩化ナトリウム
緩衝液(pH7,5、以下TBSと称する)溶液(5n
g/m1)  10 tiβ、ヒトプロティンCのTB
S溶液(1μM)30μl並びに1%牛血清アルブミン
及び5mM塩化カルシウムを含有するTBS 10μl
を混合し、ヒトトロンビンのTBS溶液(51/mjり
50μfを加えて37℃で30分間反応させた。反応液
にヒ)ATIIIのTBS溶液(50、uglol)1
00 p 1を加え、37℃で10分間反応させた。更
にこの反応液にBoc−Leu−3er−Thr−^r
g−MCM基質のTBS溶液(200μM)200μl
を加えて37℃で10分間反応させた。反応液に20%
酢酸600μlを加えて反応を停止させ、生じたAMC
の濃度を、蛍光光度計を用いて励起波長380 nm、
発光波長460 nmで測定した。この結果を第3表に
示す。
以下余白 第3表 ■血液の凝固時間を延長する。
測定法:ウシトロンビン(持田魁薬製〉の10mM塩化
カルシウム含有TBS溶液(0,,05U/mf)20
0μlに被験物質のTBS溶液(10μg/mA)  
10μlを加え、37℃で30分間反応させた後、ヒト
血漿200μlを加え、直ちにフィブロメーターを用い
て凝固時間を測定した。
この結果を第4表に示す。
以下余白 第4表 (g1安定性 変性剤(ドデシル硫酸す) IJウム、尿素)に対して
安定。
測定法:本物質(八)又は (B) (45μg)を第
5表に示す条件下、37℃、60分処理した。処理後、
TBSで100倍に希釈し、活性を測定した。結果を第
5表に示す。
〔発明の効果〕
本発明のトロンビン結合性物質(A)及び(B)はカル
シウム結合部位が欠損していない高分子量のものである
ので、従来の尿由来の低分子量のトロンビン結合性物質
とは異って、ネイティブに近い薬理効果が期待できる。
更に、本発明によれば、斯かるトロンビン結合性物質を
大量に入手可能なヒト尿又は組織由来細胞を原料とし、
工業的に製造することができる。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて説明する。
実施例1 新鮮床6001を6Nの水酸化ナトリウム水溶液を用い
てp)19.0に調整し、4℃で一夜放置した。
生じた沈澱を除去したのち、予めpHを9.0に調整し
たQAB−セファデックスA−50を81加え、4℃で
2時間攪拌した。ガラスフィルターを用いて樹脂を濾過
し、0.05 M塩化ナトリウム含有0.02M)リス
−塩酸緩衝液(pH7,6) 101で洗浄したのち、
2M塩化ナトリウム含有0.02 Mトリス−塩酸緩衝
液(pH7,6) 20 Itで溶出した。
溶出液に硫酸アンモニウムを80%飽和になるように加
えて4℃で一夜放置した。生じた沈澱を遠心分離法で採
取し、0.05M塩化ナトリウム含有0.02M)リス
−塩酸緩衝液(pH7,6) 10 Itに溶解して、
同緩衝液1001で3回透析した。透析液に塩化カルシ
ウムを5mMになるように加え、ジイソプロピルフォス
フォロートロンビン−アガロースのカラムに付した。0
.05 M塩化ナトリウム及び5+nM塩化カルシウム
を含有する0、 02 M )リス−塩酸緩衝液(pH
7,6) 201で洗浄したのち、0.05M塩化ナト
リウム及び5mMエチレンジアミン四酢酸酢酸有する上
記緩衝液51と1M塩化ナトリウム及び5mMのエチレ
ンジアミン四酢酸を含有する上記緩衝液51の間で濃度
勾配法によって溶出し、100mj2ずつ分取した。活
性部分を集め、0.05M塩化ナトリウム含有上記緩衝
液1001に対して3回透析した。透析液をモノクロー
ナル抗体(TM−A91)とアガロースよりなる免疫吸
着剤(特開昭64−45398号)500mlのカラム
に付し、1M塩化カルシウム含有上記緩衝液3001で
洗浄したのち、3Mチオシアン酸ナトリウム及び5mM
エチレンジアミン四酢酸酢酸有する上記緩衝液51で溶
出した。溶出液を0.05 M塩化ナトリウム含有上記
緩衝液501で3回、次いで脱イオン水1001で透析
したのち凍結乾燥して10mgの粉末を得た。
この粉末10mgを1%ドデシル硫酸ナトリウム、0.
5%グリセロール及び0.01%ブロムフェノールブル
ーを含有する0、 02 M ) IJスス−酸緩衝液
80m1に溶解し、100℃で5分間加熱した。
加熱後10%アクリルアミド−0,8%ビスアクリルア
ミドを用い、Lamm1iの方法(Nature+ 2
27゜680〜685 (1970))に準じてSO3
−PAGBを行い、活性区分を切り出した。得られた2
つの活性区分を各々水洗後、1%ドデシル硫酸ナトリウ
ム含有0.02M)リス−塩酸緩衝液(pH7、5)に
浸し、4℃で一夜静置して目的物を溶出した。溶出液を
濃縮後凍結乾燥すると、(A)が6mg、(b)が2 
mg得られた。
実施例2 新鮮床11を0.05 M塩化ナトリウム含有0.02
Mトリス−塩酸緩衝液(pH7,4) 51に対して3
回透析したのち、塩化カルシウムを5mMになるように
加えて、実施例1と同様の免疫吸着剤1mj!のカラム
に付した。0.05 M塩化ナトリウム、5mM塩化カ
ルシウム及び0.05%Tween 20含有上記緩衝
液100ml、次いで1M塩化ナトリウムおよび5mM
塩化カルシウム含有上記緩衝液100m lで洗浄した
のち、3Mチオシアン酸ナトリウム及び5mMエチレン
ジアミン四酢酸酢酸含有上記緩衝液10mlで溶出した
。溶出液を0.05 M塩化ナトリウム含有上記緩衝液
500mj!に対して4℃で3回透析したのち、凍結乾
燥して5μgの粉末を得た。
以下実施例1の後半と同様にSO3−PAGBを行い、
(A)3μg、(B)1μgを得た。
実施例3 ヒト新鮮床1トンをモノクローナル抗体(T M −^
73)とQAB−セファデックス八−50よりなる免疫
吸着力ラム及びジイソプロピルフォスフォロートロビン
−アガロースカラムで順次精製したのち、ミリボアイマ
ーシブルCX−10で5mAに濃縮した。
濃縮液をウルトロゲルAcへ34のカラム(2,7x 
90cm)に付し、トリス−塩酸緩衝液で溶出した。
2、4 m lずつ分画し、第90〜97両分より本物
質(B)5■、次いで第127〜145両分より本物質
(A)3■が得られた。
実施例4 ヒト成人腎細胞2X10’個を75c+fの平底容器に
接種し、56℃で30分間加熱処理したウシ胎児血清を
10%含有するMBM25mj!を分注した。炭酸ガス
培養装置を用い、37℃、炭酸ガス5%の条件下で細胞
が単層に増殖するまで培養した。増殖をr11認した後
、培養液を除去し、細胞の表面をリン酸緩衝液で充分に
洗浄して、20■/mllのプロテオースペブトンを含
有するMUM培地で更に7日間培養した。
培養上清液に含まれるトロンビン結合性物質をモノクロ
ーナル抗体^−59及びA−73を用いるBLISA法
によって測定した結果は、10 ng/mj!であった
ヒト成人包皮細胞を用いて上記と同様に培養した培養上
清中のトロンビン結合性物質の含量は、40 ng/m
lであった。
実施例5 実施例4と同様にして培養したヒト成人腎細胞の培養液
IIlをモノクローナル抗体^−73を結合したセファ
ロース(2mg IgG/m j!樹脂)1mj!のカ
ラムに通した。IM塩化ナトトリム加0.02M)リス
ー塩酸緩衡液(p)17.4) 20mj!でカラムを
洗浄した後、2Mチオシアン酸ナトリウム及び5−のB
UT^を含む前記緩衝液5mlで溶出し、溶出液を0.
1 M塩化ナトリウム加0.02M)!Jスス−酸緩衝
液に対して透析した。
透析液をウルトロゲル^cA34のカラム (1,7X
90c+m)に通し、0.15M塩化ナトリウム加0.
02Mトリス−塩酸緩衝液(pH7,4)で0.1 m
 l /分の流速で溶出し、2.4miずつ分取した。
フラクションN190〜95を合しくフラクション■〉
、実施例4と同様のBLISA法により測定してトロン
ビン結合性物質4μgの存在を確認した。また、フラク
ションN11125〜135 (フラクション■)にト
ロンビン結合性物質3μgがamされた。
実施例6 実施例5で得られたフラクション■及び■並びに実施例
1〜3の尿中トロンビン結合性物質(A)及び(B)を
Laemmliの方法(Nature、 227.68
0〜685)に従い、5O3−PAGBを行なった。
ゲルをMatsudairaの方法[J、Biol、C
hem、 、 262(21)、 10035〜100
38] ニ従い、PVDF膜1.:転写シタ。
次いでPVDF膜を0.1%牛血清アルブミンを含有す
るTBS溶液中で室温にて2時間反応させた。溶液を捨
て、0.05%Tween20− TBSで充分洗浄し
た後、西洋ワサビペルオキシダーゼで標識したモノクロ
ーナル抗体A−73を含有する0、05%Tween2
0−TBS中、室温で1時間反応させた。溶液を捨て、
0.05%Tween20−TBSで充分洗浄した後、
3−アミノ−9−エチルカルバゾール5 mg及び30
%過酸化水素水25μlを含有する50mM酢酸緩衝液
(pH5,0) 50mlに入れて発色させた。フラク
ション■は尿中トロンビン結合性物質(B)と同じ位置
に発色し、フラクション■は尿中トロンビン結合性物質
(A)と同じ位置に発色した。
以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の性質、 (a)分子量;還元状態で90,000〜92,000
    、非還元状態で55,000〜58,000 (b)等電点;pH6.0〜6.8 (c)親和性;トロンビンに対し強い親和性を有する。 (d)活性;(1)トロンビンと結合してプロテインC
    を活性化する。 (2)血液の凝固時間を延長する。 (e)安定性;変性剤(ドデシル硫酸ナトリウム、尿素
    )に対して安定。 を有するヒト尿由来のトロンビン結合性物質。 2、次の性質、 (a)分子量;還元状態で98,000〜105,00
    0、非還元状態で60,000〜65,000 (b)等電点;pH5.8〜6.5 (c)親和性;トロンビンに対し強い親和性を有する。 (d)活性;(1)トロンビンと結合してプロテインC
    を活性化する。 (2)血液の凝固時間を延長する。 (e)安定性;変性剤(ドデシル硫酸ナトリウム、尿素
    )に対して安定。 を有するヒト尿由来のトロンビン結合性物質。 3、ヒト尿をカルシウムイオンで処理したのち、トロン
    ビン結合性物質のカルシウムイオンによる構造変化を認
    識するモノクローナル抗体を用いる免疫吸着カラムクロ
    マトグラフィー、次いで分子量分画法で分離、精製する
    ことを特徴とする請求項1記載のトロンビン結合性物質
    の製法。 4、ヒト尿をカルシウムイオンで処理したのち、トロン
    ビン結合性物質のカルシウムイオンによる構造変化を認
    識するモノクローナル抗体を用いる免疫吸着カラムクロ
    マトグラフィー、次いで分子量分画法で分離、精製する
    ことを特徴とする請求項2記載のトロンビン結合性物質
    の製法。 5、ヒト組織由来細胞を組織培養し、その培養液から分
    離採取することを特徴とする請求項1記載のトロンビン
    結合性物質の製法。 6、ヒト組織由来細胞を組織培養し、その培養液から分
    離採取することを特徴とする請求項2記載のトロンビン
    結合性物質の製法。 7、分離採取が、カルシウムイオンによるトロンビン結
    合性物質の構造変化を認識するモノクローナル抗体を用
    いる免疫吸着カラムクロマトグラフィー、次いで分子量
    分画法で、培養液を分離、精製することによるものであ
    る請求項5または6記載の製法。
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