JPH038662Y2 - - Google Patents

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JPH038662Y2
JPH038662Y2 JP7912386U JP7912386U JPH038662Y2 JP H038662 Y2 JPH038662 Y2 JP H038662Y2 JP 7912386 U JP7912386 U JP 7912386U JP 7912386 U JP7912386 U JP 7912386U JP H038662 Y2 JPH038662 Y2 JP H038662Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、パレツトの平行な状態で積層支持さ
れたリードフレーム等の薄板状物品をそのパレツ
トから順次取り出し、又はパレツトに積層支持さ
せる薄板状物品の積卸装置に関する。
「従来の技術」 従来一般に、この種の積卸装置は薄板状物品を
把持するクランパを備えており、上記クランパに
よつて把持した薄板状物品をパレツトから取出
し、又はパレツトに供給するようにしている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、薄板状物品をクランパで把持す
るようにした従来の積卸装置においては、パレツ
トに積層支持する薄板状物品の間隔を小さくする
とクランパが隣接する薄板状物品に干渉するよう
になることから、その間隔をクランパの大きさに
対応した間隔以上に小さくすることができず、薄
板状物品の積層密度を増大させることが困難であ
つた。また、クランパで把持した際に薄板状物品
が損傷されることもあつた。
「問題点を解決するための手段」 上述した事情に鑑み、本考案においては、積卸
装置を、所定の間隔で形成した係合部にそれぞれ
薄板状物品を着脱可能に係合させて複数の薄板状
物品を平行に積層支持するパレツトと、このパレ
ツトに係合支持された複数の薄板状物品群におい
て最外側に位置される薄板状物品の側面の開放側
に配置される可動枠と、この可動枠に設けられ、
上記開放側から薄板状物品の側面と底面とを支持
する断面L字形の係合部材と、上記可動枠に設け
られ、上記開放側から上記係合部材が支持した薄
板状物品の側面を吸着保持する吸着手段と、上記
可動枠を移動させて、上記係合部材および吸着手
段で吸着保持した薄板状物品を上記パレツトの係
合部に係合する係合位置とそれから離隔した離隔
位置とに移動させる第1搬送手段と、上記可動枠
とパレツトとを上記係合部の間隔分ずつ相対的に
薄板状物品の積層方向に移動させる第2搬送手段
とから構成したものである。
「作用」 上述した構成によれば、パレツトから薄板状物
品を取り出す際およびパレツトに薄板状物品を供
給する際には、係合部材と吸着部材とによつて開
放側から薄板状物品の側面と底面とが支持される
ので、クランパを用いる場合に比較してパレツト
上に積層支持する薄板状物品相互の間隔を小さく
することができ、したがつて薄板状物品の積層密
度を高めることができるとともに、クランパで薄
板状物品を把持する場合に比較して、薄板状物品
の損傷を少なくすることができる。
「実施例」 以下、本考案に係る薄板状物品の積卸装置1
を、パレツトから薄板状物品を取り出す装置とし
て用いた場合の実施例について説明する。第1
図、第2図において、長方形状のパレツト2はそ
の両側に長手方向に沿う2本の平行な支持部2a
を備えており、各支持部2aにそれと直交させて
スリツト状の係合部2bを所定間隔毎に多数形成
している。そして各係合部2bにそれぞれ金属製
のリードフレーム等の薄板状物品3を着脱可能に
係合させることにより、パレツト2上に多数の薄
板状物品3を相互に平行に積層支持している。
図示実施例では、上記パレツト2はスライダ4
上に着脱自在に取付けてあり、上記スライダ4は
これに螺合させて図示しないモータに連動させた
ねじ軸5の回転により間欠的に前進されて、上記
パレツト2をその長手方向に上記薄板状物品3の
間隔分ずつ、すなわち各係合部2bの間隔分ずつ
貫欠的に前進移動させることができるようになつ
ている。
上記パレツト2に係合支持された多数の薄板状
物品群のうち、最前列に位置される薄板状物品3
の前面側すなわち開放側には可動枠6を昇降自在
に配設してあり、この可動枠6にパレツト2の進
行方向に沿つて進退動自在にブラケツト7を取付
けるとともに、このブラケツト7を可動枠6に取
付けたエアシリンダ8で作動させることができる
ようにしている。
そして上記ブラケツト7に、上記パレツト2に
積層支持された最前列の薄板状物品3の開放側の
側面および底面を支持する係合部材9を取付けて
いる。この係合部材9はその本体部分9aを平板
状に形成するとともに、その本体部分9aの底部
所定箇所にパレツト2の進行方向後方側に向けて
突出部9bを突出形成することにより断面L字形
としてあり、上記エアシリンダ8により係合部材
9を最前列の薄板状物品3に向けて突出させた際
に、上記突出部9bで薄板状物品3の底面を、ま
た平板状の本体部分9aで薄板状物品3の前方側
側面をそれぞれ支持することができるようにして
いる。
上記エアシリンダ8に連結したブラケツト7に
は、さらにこのエアシリンダ8と同一方向に往復
作動するエアシリンダ10を取付けてあり、この
エアシリンダ10にブラケツト11を介して一対
のマグネツト12を連動させている。この一対の
マグネット12は、係合部材9に穿設した貫通孔
9c内にそれぞれ摺動自在に嵌合させてあり、上
記エアシリンダ10を作動させてマグネット12
を右行端位置に前進させた際には、係合部材9の
右端面とマグネット12の右端面とが実質的に同
一平面となるようにして、係合部材9によつて支
持された薄板状物品3の側面を上記マグネット1
2で吸着保持できるようにしている。
次に、上記一対のエアシリンダ8,10や係合
部材9、さらにマグネット12等を支持する可動
枠6は、鉛直方向に向けて配設固定したフレーム
15に昇降自在に取付けてあり、そのフレーム1
5に設けたエアシリンダ16によつて可動枠6下
降端位置に位置させた際に、上記係合部材9とマ
グネット12とで薄板状物品3を吸着保持できる
ようにしている。
これに対し、上記可動枠6の上昇端位置には、
上昇端位置に位置した係合部材9の右端面と対向
する位置に板状のガイド部材17を配置してい
る。このガイド部材17は、フレーム18上に設
けたエアシリンダ19の先端に連結されて水平方
向に往復動され、第1図の想像線で示すように、
係合部材9が右行端位置に位置されたまま上昇端
位置まで上昇された際に、上記エアシリンダ19
により係合部材9に向けて突出されるようになつ
ている。
そしてガイド部材17が係合部材9に向けて突
出された際には、薄板状物品3の両側面を所要の
間隙をもつて係合部材9とガイド部材17とで支
持し、その状態において薄板状物品3が係合部材
9とガイド部材17とに沿つて移動するのを案内
できるようにしている。
さらに、上記係合部材9とガイド部材17との
間に位置された薄板状物品3の一側部には、第3
図に示すように、ゴム等の摩擦の大きい材質から
製造した一対の係合ローラ20を回転自在に配設
するとともに、上記薄板状物品3の他側部に、そ
の薄板状物品3を係合部材9とガイド部材17に
沿つて一対の係合ローラ20間に押出すエアシリ
ンダ21を配設している。
以上の構成において、複数の薄板状物品3を積
層支持したパレツト2がスライダ4上に取付けら
れると、ねじ軸5の回転により最前列の薄板状物
品3が所定の係合位置Aまで前進移動されて停止
される。すると、下降端位置に位置された可動枠
6の各エアシリンダ8,10が作動され、左行端
位置に位置していた係合部材9とマグネット12
とを上記係合位置Aに位置している最前列の薄板
状物品3に向けて右行させ、前述したように係合
部材9とマグネット12とによつて薄板状物品3
を吸着保持する。
この際、上記係合部材9とマグネット12は、
最前列の薄板状物品3の側面と底面とをその開放
側から吸着支持するので、従来のクランパで薄板
状物品3を把持する場合のように、隣接する薄板
状物品3の間隙が狭くても上記係合部材9やマグ
ネット12が後続の薄板状物品3に干渉すること
がなく、したがつてパレツト2上への薄板状物品
3の充填密度を増大させることができる。また上
記係合部材9とマグネット12とによつて薄板状
物品3を吸着保持する際には、クランパのように
薄板状物品3を把持する必要がないので、薄板状
物品3を破損させることがない。
次に、上記係合部材9とマグネット12とが薄
板状物品3を吸着保持すると、エアシリンダ16
が作動されて可動枠6を上昇させるので、パレツ
ト2の係合部2bから最前列の薄板状物品3が取
り出され、その薄板状物品3は上記係合位置Aか
ら上方に離隔した離隔位置Bまで上昇されて停止
される。そして薄板状物品3が離隔位置Bまで上
昇されると、後進端位置に位置していたガイド部
材17がエアシリンダ19の作動によつて前進端
まで移動され、これによつて薄板状物品3の両側
面をガイド部材17と係合部材9とで支持するよ
うになる。
この状態となると、薄板状物品3を吸着してい
たマグネット12がエアシリンダ10により後進
端まで後退されるので、薄板状物品3のマグネッ
ト12による吸着が解放され、次にエアシリンダ
21が作動されて上記薄板状物品3を係合部材9
とガイド部材17の間から一対の係合ローラ20
間に押出すようになる。すると、係合ローラ20
の矢印方向の回転により、薄板状物品3は係合ロ
ーラ20の摩擦力によつて係合部材9とガイド部
材17の間から引出され、第3図の矢印X方向に
向けて搬送される。
上記係合部材9とガイド部材17の間から薄板
状物品3が引出されると、係合部材9およびガイ
ド部材17はそれぞれ元の後退位置に復帰され、
これと同時に可動枠6が元の下降端位置に降下さ
れる。これまでには、上記パレツト2はスライダ
4によつて薄板状物品3の間隔分だけ前進され、
新たに最前列となつた薄板状物品3が上記係合位
置Aに供給されているので、以後同様な作動が繰
返えされてパレツト2上から順次薄板状物品3が
取出される。
なお、上記実施例においては薄板状物品3を吸
着保持するためにマグネット12を使用している
が、薄板状物品3の構造によつてはマグネット1
2の代わりに負圧を利用した吸着手段を用いても
本実施例と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記実施例では、可動枠6を移動させ
て、上記係合部材9およびマグネット12で吸着
保持した薄板状物品3を上記パレツト2の係合部
2bに係合する係合位置Aとそれから離隔した離
隔位置Bとに移動させる第1搬送手段としてエア
シリンダ16を用い、また上記パレツト2を上記
係合部2bの間隔分ずつ相対的に薄板状物品3の
積層方向に移動させる第2搬送手段としてスライ
ダ4とねじ軸5とを用いているが、それら第1搬
送手段と第2搬送手段としてそれぞれ適宜な構成
のものを用いることができ、また必要に応じては
パレツト2を固定して上記可動枠6を上記係合部
2bの間隔分ずつ相対的に薄板状物品3の積層方
向に移動させることができ、その場合には上記第
1搬送手段と第2搬送手段とを一体的に構成して
もよい。
さらに、上記実施例では薄板状物品の積卸装置
をパレツトから薄板状物品を取り出す装置として
説明したが、上述した作動を逆にすればパレツト
に薄板状物品を載置させる供給装置として使用す
ることができることは明らかである。
「考案の効果」 以上のように、本考案によれば、パレツトから
薄板状物品を取り出し又はパレツトに薄板状物品
を供給する際に、パレツトに積層支持させる薄板
状物品の相互の間隔を小さくしてパレツトへの薄
板状物品の積層密度を増大させることができ、し
かも薄板状物品の損傷を少なくすることができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は第1図の要部の右側面図、第3図は第1図の
要部の平面図である。 1……積卸装置、2……パレツト、3……薄板
状物品、4……スライダ(第2搬送手段)、5…
…ねじ軸、6……可動枠、9……係合部材、12
……マグネット(吸着手段)、8,10……エア
シリンダ、16……エアシリンダ(第1搬送手
段)、A……係合位置、B……離隔位置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定の間隔で形成した係合部にそれぞれ薄板状
    物品を着脱可能に係合させて複数の薄板状物品を
    平行に積層支持するパレツトと、 このパレツトに係合支持された複数の薄板状物
    品群において最外側に位置される薄板状物品の側
    面の開放側に配置される可動枠と、 この可動枠に設けられ、上記開放側から薄板状
    物品の側面と底面とを支持する断面L字形の係合
    部材と、 上記可動枠に設けられ、上記開放側から上記係
    合部材が支持した薄板状物品の側面を吸着保持す
    る吸着手段と、 上記可動枠を移動させて、上記係合部材および
    吸着手段で吸着保持した薄板状物品を上記パレツ
    トの係合部に係合する係合位置とそれから離隔し
    た離隔位置とに移動させる第1搬送手段と、 上記可動枠とパレツトとを上記係合部の間隔分
    ずつ相対的に薄板状物品の積層方向に移動させる
    第2搬送手段とを備えることを特徴とする薄板状
    物品の積卸装置。
JP7912386U 1986-05-26 1986-05-26 Expired JPH038662Y2 (ja)

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JP7912386U JPH038662Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26

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JPS62191737U JPS62191737U (ja) 1987-12-05
JPH038662Y2 true JPH038662Y2 (ja) 1991-03-04

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