JPS6139723Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6139723Y2
JPS6139723Y2 JP1985070269U JP7026985U JPS6139723Y2 JP S6139723 Y2 JPS6139723 Y2 JP S6139723Y2 JP 1985070269 U JP1985070269 U JP 1985070269U JP 7026985 U JP7026985 U JP 7026985U JP S6139723 Y2 JPS6139723 Y2 JP S6139723Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veneer
thin veneer
stacking
thin
conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985070269U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS615856U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7026985U priority Critical patent/JPS615856U/ja
Publication of JPS615856U publication Critical patent/JPS615856U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6139723Y2 publication Critical patent/JPS6139723Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharge By Other Means (AREA)
  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は薄単板の堆積装置に関するものであ
る。
従来、合板の表板或は裏板等に用いられる薄単
板を所定の堆積位置へ搬送して堆積する方法或は
装置としては、例えば薄単板を吸着コンベアで吸
着しつつ所定の堆積位置の上方へ繊維と直交方向
に搬送し、次いで吸着コンベアの近傍に配設した
圧離バーで薄単板を打落し、自由落下させて堆積
するようにしたものであるが、装置の巨大化のみ
ならず、薄単板を精度良く能率的に堆積したり、
或は複数枚の薄単板を同時に堆積したりする事が
できないことから、例えばレイアツプ装置等への
応用は困難であつた。
そこで本出願人は先に「板状物の堆積方法」
(特開昭51−61957号公報)に開示する如く、2本
の走行する搬送体の各々の内側に突止体を配置し
た前記2本の搬送体上で板状物を搬送し、任意所
定の位置で前記搬送体の走行を停止させることな
く前記板状物の中央部へ上方より加圧体を下降さ
せてたわませることにより前記板状物を前記搬送
体より隔離して該突止体にのみ圧接し、更に前記
加圧体を下降させ続けることにより前記板状物を
下方に落下堆積するようにした堆積方法を提案
し、また突止体を回転可能なロールとする態様も
同時に提案して、簡略な機構による能率的な堆積
を試みた。
しかしながら、斯様な構成によれば、前記公報
の図面からも明らかな如く、加圧体の昇降行程を
大きく(板状物の長さの約半分近く)設定する必
要が生じて、板状物の落下距離が必然的に長くな
り、而も加圧体による一方からの押圧であるか
ら、落下途上に於ける板状物の拘束が極めて不安
定となつて、例えば板状物の左右に於けるたわみ
の差異に伴う空気抵抗の相違等に起因して、落下
途上に於て板状物がずれ易く、結果的に堆積精度
が悪化する傾向となるので、実用上致命的であ
り、また加圧体の昇降行程の増長に伴つて、装置
の大型化・堆積能率の低下等が惹起される不都合
もあつて、レイアツプ装置等への応用が困難であ
つた。
本考案は、極めて簡単な構成で薄単板を精度良
く能率的に堆積し得る薄単板の堆積装置を提供
し、合板工場に於ける薄単板堆積処理工程の合理
化を図らんとするものであつて、具体的には、堆
積位置に配設した昇降自在な単板堆積用の堆積台
と、該堆積台の上方に配設した左右一対の単板搬
送用のコンベアと、該コンベアのほぼ中央部上方
に配設した昇降自在な単板押圧用の押圧体と、前
記コンベアの内側に配設した、各々が内方に向つ
て回転駆動する一対の単板繰出用の回転体とを
夫々具備して成り、而も前記堆積台の単板受取り
位置並びに押圧体の下降位置が、回転体の繰出し
のみによる薄単板両端部の堆積台上への移乗が可
能化する程度のたわみを薄単板に付与するに足り
る特定位置にて、略一定化するよう設定したこと
を特徴とする薄単板の堆積装置である。
斯様な構成で成る堆積装置によれば、堆積台の
単板受取り位置並びに押圧体の下降位置が、前記
特定位置にて略一定化されている故に、薄単板
は、当初押圧体によつて下方へ弓状にたわまさ
れ、次いでその中央部が、押圧体と堆積台(既に
薄単板が堆積されていれば、該薄単板を介して)
とによつて挟持された状態にて、回転体による繰
出しのみによつて、その両端部が順次堆積台上へ
移乗せしられることになり、従来の加圧体による
一方からの押圧とは異つて、堆積途上に於ける薄
単板の拘束が極めて安定化するので、堆積途上に
於て薄単板がずれる虞がなく、精度良い堆積が可
能となり、また押圧体の昇降工程も短くて済むの
で、装置の小型化・堆積能率の向上等の点からし
ても有効である。
以下本考案を図面に例示した実施の一例に基づ
いて詳述すれば次の通りである。
第1図は本考案に係る装置を説明する為の概略
側面説明図であり、第2図はその平面説明図であ
る。
図中、1は後述する堆積台2の上方に配設した
左右一対のコンベアであつて、堆積台2の上方へ
薄単板Sを繊維と直交方向に搬送すべく、電動機
等の駆動源(図示省略)によつて、図示矢印の方
向に継続的に走行せしめるが、必要に応じては、
電磁クラツチブレーキ等の間歇駆動機構を接続
し、薄単板Sが堆積台2の上方へ到達する都度搬
送を停止するよう間歇的に走行せしめて、堆積精
度の一層の向上を図るようにしても差支えない。
2は堆積位置に設置した昇降自在な堆積台であ
つて、その単板受取り位置が、後述する回転体3
の繰出しのみによる薄単板両端部の堆積台上への
移乗が可能化する程度のたわみを薄単板Sに付与
するに足りる特定位置にて、略一定化するよう設
定する。即ち、該堆積台2の上面又は該堆積台2
上に既に堆積された単板の堆積山Saの最上面2
aを検知する高さ検知器8からの高さ検知信号に
基づき、薄単板Sの堆積変化に関連させて順次下
降せしめ、その単板受取り位置が、常に前記特定
位置にて、略一定化するよう設定する。
3はコンベア1の内側に配設した一対の回転体
であつて、後述する押圧体6により下方へ弓状に
たわまされる薄単板Sの両端部に当接して該両端
部を順次下方へ強制的に繰出すべく、電動機等の
駆動源(図示省略)によつて、各々内方(第3図
に於ける矢印aの方向)に回転駆動せしめるが、
薄単板Sの搬送に影響を及ぼさないよう、コンベ
ア1の搬送面よりも若干下方に位置せしめるのが
好ましく、また繰出しが確実に行なわれるよう、
表面に摩擦係数の高いゴム等の摩擦増大材料を被
覆するのが好ましい。
6はコンベア1のほぼ中央部上方に配設した昇
降自在な押圧体であつて、その下降位置が、回転
体3の繰出しのみによる薄単板両端部の堆積台上
への移乗が可能化する程度のたわみを薄単板Sに
付与するに足りる特定位置にて、略一定化するよ
う設定し、言及すれば、堆積台2の上方へ到達し
た薄単板Sを、堆積台2の上面又は該堆積台2上
に既に堆積された単板の堆積山Saに当接する位
置まで、下方へ弓状にたわませ得るよう設定し、
薄単板Sが堆積台2の上方へ到達した事を検知す
る単板検知器5からの単板検知信号に基づき、流
体シリンダ・リンク機構等から成る作動機構7に
よつて、薄単板Sが堆積台2の上方へ到達する都
度間歇的に昇降せしめるが、薄単板Sを損傷する
事なく押圧し得るよう、薄単板Sの繊維と直交方
向の幅と同等以上の長さであるのが好ましい。
例えば前記の如き構成で成る装置に於て、コン
ベア1に連設した搬入コンベア4を介して薄単板
Sを繊維と直交方向に搬入すると、該薄単板S
は、コンベア1によつて堆積台2の上方へ繊維と
直交方向に搬送され、その先端部が単板検知器5
の位置に到達すると、該単板検知器5からの単板
検知信号に基づく作動機構7の作動に伴つて押圧
体6が下降するので、第3図からも明らかなよう
に、堆積台2の上面又は該堆積台2上に既に堆積
された単板の堆積山Saに当接する位置まで、下
方へ弓状にたわまされ、更にその両端部が回転体
3に当接する事により、第4図からも明らかなよ
うに、該両端部は順次下方へ強制的に繰出され、
やがて第5図からも明らかなように、回転体3か
ら離れて、順次堆積台2上(単板の堆積山Sa
上)に堆積される。
以上明らかなように本考案によれば、当初押圧
体によつて薄単板を下方へ弓状にたわませ、次い
で該薄単板の中央部を押圧体と堆積台(既に薄単
板が堆積されていれば、該薄単板を介して)とに
よつて挟持した状態にて、回転体による繰出しの
みにより両端部を順次堆積台上へ移乗し、堆積を
完了するものであるから、従来の加圧体による一
方からの押圧とは異り、堆積途上に於ける薄単板
の拘束が極めて安定化するので、堆積途上に於て
薄単板がずれる虞がなく、精度良い堆積が可能と
なり、また押圧体の昇降工程も短くて済むので、
装置の小型化・堆積能率の向上等の点からしても
有効であり、先述した公報に開示される従来の機
構に於ける実用上の問題点を完全に払低し得たも
のである。
無論、薄単板をコンベアで支持して堆積位置の
上方へ搬送するものであるから、必要に応じて
は、コンベア近傍の適宜位置に薄単板の姿勢を修
正するストツパーを備えて、堆積精度の一層の向
上を図る事も可能であり、或は例えば第6図に例
示する如く、複数段のコンベア1,1aを上下に
備え、下位のコンベア1aの内側に一対の回転体
3を設けて、複数枚の薄単板を同時に堆積するよ
うにする事も可能であつて、合板工場での薄単板
堆積処理工程の合理化に及ぼす本考案の実施効果
は極めて多大である。
尚、単板検知器はリミツトスイツチ・光電管等
で構成し、実施例の如く複数個を用いる場合は、
薄単板の搬送方向と直交状に配設するが、1個で
も差支えなく、また回転体の回転数は、所望堆積
速度に応じて適宜設定すれば差支えない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案を説明する為のものであつて、第
1図は本考案に係る装置を説明する為の概略側面
説明図、第2図は第1図の平面説明図、第3図乃
至第5図は第1図及び第2図に例示した装置の作
動状態を説明する為の正面説明図、第6図は本考
案に係る装置の他の実施例に於ける作動状態を説
明する為の正面説明図である。 1,1a……コンベア、2……堆積台、3……
回転体、5……単板検知器、6……押圧体、7…
…作動機構、8……高さ検知器、S……薄単板、
Sa……単板の堆積山。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 推積位置に配設した昇降自在な単板堆積用の
    堆積台と、該堆積台の上方に配設した左右一対
    の単板搬送用のコンベアと、該コンベアのほぼ
    中央部上方に配設した昇降自在な単板押圧用の
    押圧体と、前記コンベアの内側に配設した、
    各々が内方に向つて回転駆動する一対の単板繰
    出用の回転体とを夫々具備して成り、而も前記
    堆積台の単板受取り位置並びに押圧体の下降位
    置が、回転体の繰出しのみによる薄単板両端部
    の堆積台への移乗が可能化する程度のたわみを
    薄単板に付与するに足りる特定位置にて、略一
    定化するように設定したことを特徴とする薄単
    板の堆積装置。 2 左右一対のコンベアを、上下に複数段設けて
    成る実用新案登録請求の範囲第1項記載の薄単
    板の堆積装置。 3 回転体が、表面に摩擦係数の高いゴム等の摩
    擦増大材料を被覆した回転体である実用新案登
    録請求の範囲第1項又は第2項記載の薄単板の
    堆積装置。 4 押圧体が、薄単板の繊維と直交方向の幅と同
    等以上の長さを有する押圧体である実用新案登
    録請求の範囲第1項又は第2項又は第3項記載
    の薄単板の堆積装置。
JP7026985U 1985-05-13 1985-05-13 薄単板の堆積装置 Granted JPS615856U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7026985U JPS615856U (ja) 1985-05-13 1985-05-13 薄単板の堆積装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7026985U JPS615856U (ja) 1985-05-13 1985-05-13 薄単板の堆積装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS615856U JPS615856U (ja) 1986-01-14
JPS6139723Y2 true JPS6139723Y2 (ja) 1986-11-13

Family

ID=30606698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7026985U Granted JPS615856U (ja) 1985-05-13 1985-05-13 薄単板の堆積装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS615856U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5161957A (en) * 1974-11-27 1976-05-28 Meinan Machinery Works Banjobutsuno taisekihoho

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5161957A (en) * 1974-11-27 1976-05-28 Meinan Machinery Works Banjobutsuno taisekihoho

Also Published As

Publication number Publication date
JPS615856U (ja) 1986-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7361130B2 (en) System for production and subsequent palletizing of tube segments, bags or sacks
JP2530208Y2 (ja) シート状ブランクを容器へ充填する装置
JPS6139723Y2 (ja)
US4736940A (en) Apparatus for aligning an opening of a sack
EP0033799A1 (en) Conveying apparatus for sheet-like articles
JPH0120363Y2 (ja)
JPH0738046U (ja) 板状片の側方位置修正装置
JPS61111230A (ja) 箱の反転集積装置
US6682064B2 (en) Method and apparatus for dismantling a stack of flat objects piece by piece
JPH012741A (ja) プレス加工製品の整列方法
JP3003843U (ja) ワーク一枚どり搬送装置
JPS6123380Y2 (ja)
US4723654A (en) Apparatus for conveying a stack of bags
JPS598201B2 (ja) 合板の自動製造方法及び装置
JP2783119B2 (ja) ワーク取り出し装置
US3989146A (en) Feed and alignment system for panels
JPS6210279Y2 (ja)
JPS6050695B2 (ja) 板状物集積装置
JPH0114138B2 (ja)
JPS5844097Y2 (ja) パネル芯振り装置
JPS6097146A (ja) デイスタツクフイ−ダのシ−ト材搬送方法
JPH0597303A (ja) キヤリア用脱荷搬出装置
JPH0249243Y2 (ja)
JPH038662Y2 (ja)
JPS6229201Y2 (ja)